JPH07299904A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH07299904A
JPH07299904A JP9527994A JP9527994A JPH07299904A JP H07299904 A JPH07299904 A JP H07299904A JP 9527994 A JP9527994 A JP 9527994A JP 9527994 A JP9527994 A JP 9527994A JP H07299904 A JPH07299904 A JP H07299904A
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JP
Japan
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ink
voltage
pressurizing chamber
ink pressurizing
electrode
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Withdrawn
Application number
JP9527994A
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English (en)
Inventor
Koichi Ando
紘一 安藤
Mitsuru Kishimoto
充 岸本
Noboru Oishi
登 大石
Masahiko Shimosugi
優彦 下杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】実装密度を低くすることなく、安価で信頼性の
高いインクジェットヘッドを提供する。 【構成】圧電体21に形成された複数のインク加圧室2
2a〜22hと、該インク加圧室22a〜22hの壁面
に形成された共通の電極25a〜25hと、各インク加
圧室22a〜22h間に形成され、交互に逆方向に分極
された壁23a〜23hと、印字データに対応させて選
択された電極25dに電圧を印加する電圧印加手段とを
有する。この場合、前記電極25dに電圧を印加する方
向は壁23c、23dの分極方向と一致させられるの
で、壁23c、23dを分極するために形成された電極
25dを、電圧を印加するためのものとしてそのまま使
用することができる。したがって、作業を簡素化するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットヘッドとしては、
サーマルジェット方式のものが提供されている。該サー
マルジェット方式のインクジェットヘッドは、インク加
圧室内に配設された発熱体を通電することによって気泡
を発生させ、該気泡の圧力によってオリフィスからイン
ク滴を噴出させて印刷を行うようになっている(特公昭
61−59914号公報参照)。
【0003】ところが、サーマルジェット方式のインク
ジェットヘッドにおいては、発熱体によってインクを繰
り返し加熱するようになっているので、インクが劣化し
て印刷品位が低下してしまう。また、気泡の圧力を利用
してオリフィスからインク滴を噴出させるようにしてい
るので、オリフィスに目詰まりが発生したり、インク流
路中に気泡が進入したりすると、印刷を行うのが困難に
なってしまう。さらに、熱応力によってインクジェット
ヘッドの構成部品にクラックが発生することがあり、イ
ンクジェットヘッドの耐久性が低い。
【0004】そこで、圧電方式のインクジェットヘッド
が提供されている。この場合、圧電体によってインク加
圧室を形成し、該インク加圧室の壁面に電極を配設する
ようになっている。そして、該電極に電圧を印加して壁
面を剪断(せんだん)モードにより変形させることによ
ってインク加圧室内のインクを加圧し、オリフィスから
インク滴を噴出させて印刷を行うようになっている(特
開昭63−252750号公報参照)。
【0005】図2は従来のインクジェットヘッドの要部
断面図である。図に示すように、圧電体11に複数の細
長いインク加圧室12を形成し、各インク加圧室12間
の壁13が矢印で示すように分極される。そして、該壁
13の両面の上方半分の部分に電極15、16を形成
し、該電極15、16に電圧を印加することによって、
壁13を破線で示すような剪断モードによって変形させ
る。その結果、インク加圧室12の容積が変化し、イン
ク加圧室12内のインクが加圧され、オリフィス18か
らインク滴が噴出させられる。なお、20は各インク加
圧室12の上に配設され、インク加圧室12を密封する
天板である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインクジェットヘッドにおいては、各電極15、1
6を各壁13の両面の上方半分の部分に、しかも、互い
に電気的に遮断して形成する必要があるので、各電極1
5、16を配設するための作業が困難であり、インクジ
ェットヘッドのコストが高くなってしまう。また、分極
方向と電圧印加方向とが異なるので、インクジェットヘ
ッドを製造する場合、まず、各壁13を分極するための
分極電極を形成して分極処理を施した後、分極電極を除
去し、次に、電圧を印加するための各電極15、16を
形成しなければならず、作業が煩わしくなってしまう。
【0007】また、前記壁13は隣接する2個のインク
加圧室12に共通するので、あるインク加圧室12の容
積を変化させてインクを加圧したときに、隣接するイン
ク加圧室12に壁13の変形による影響を与えてしま
い、インク滴が不要に噴射されてしまうことがある。そ
こで、インク加圧室12を一つおきに使用することが考
えられるが、その分オリフィス18の実装密度が低下し
てしまう。
【0008】本発明は、前記従来のインクジェットヘッ
ドの問題点を解決して、実装密度を低くすることなく、
安価で信頼性の高いインクジェットヘッドを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のイ
ンクジェットヘッドにおいては、圧電体に形成された複
数のインク加圧室と、該インク加圧室の壁面に形成され
た共通の電極と、各インク加圧室間に形成され、交互に
逆方向に分極された壁と、印字データに対応させて選択
された電極に電圧を印加する電圧印加手段とを有する。
【0010】本発明の他のインクジェットヘッドにおい
ては、前記電圧印加手段は、前記電極に対して、プラス
の電圧の印加、接地、マイナスの電圧の印加を選択的に
行う。本発明の他のインクジェットヘッドにおいては、
2枚以上の偶数の圧電体を積層し、各圧電体間に電極を
配設することによって形成された複数の積層圧電体と、
各積層圧電体を支持し、各積層圧電体間にインク加圧室
を形成する支持部材と、印字データに対応させて選択さ
れた電極に電圧を印加する電圧印加手段とを有する。
【0011】そして、印加された電圧は、前記積層圧電
体における駆動インク加圧室側に位置する圧電体だけを
変形させるようになっている。
【0012】
【作用】本発明によれば、前記のようにインクジェット
ヘッドは、圧電体に形成された複数のインク加圧室と、
該インク加圧室の壁面に形成された共通の電極と、各イ
ンク加圧室間に形成され、交互に逆方向に分極された壁
と、印字データに対応させて選択された電極に電圧を印
加する電圧印加手段とを有する。
【0013】この場合、前記電極に電圧を印加する方向
は壁の分極方向と一致させられる。そして、電極電圧を
印加すると、壁が膨張してインク加圧室の容積が小さく
なり、インク加圧室内のインクが加圧され、オリフィス
からインク滴が噴出させられる。本発明の他のインクジ
ェットヘッドにおいては、前記電圧印加手段は、前記電
極に対して、プラスの電圧の印加、接地、マイナスの電
圧の印加を選択的に行う。
【0014】この場合、マイナスの電圧が印加された電
極に対応する圧電体が収縮する。本発明の他のインクジ
ェットヘッドにおいては、2枚以上の偶数の圧電体を積
層し、各圧電体間に電極を配設することによって形成さ
れた複数の積層圧電体と、各積層圧電体を支持し、各積
層圧電体間にインク加圧室を形成する支持部材と、印字
データに対応させて選択された電極に電圧を印加する電
圧印加手段とを有する。
【0015】そして、印加された電圧は、前記積層圧電
体における駆動インク加圧室側に位置する圧電体だけを
変形させるようになっている。この場合、反対側の圧電
体は膨張せず、剛体として働く。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おけるインクジェットヘッドの要部断面図、図3は本発
明の第1の実施例におけるインク加圧室の圧力を示す図
である。なお、図3において、横軸にインク加圧室22
c〜22eの位置を、縦軸にインク加圧室22c〜22
eの圧力を採ってある。
【0017】図に示すように、圧電体21に複数の幅の
狭い溝を形成して各溝をインク加圧室22a、22b、
22c、…とし、各インク加圧室22a、22b、22
c、…間に櫛(くし)歯状の壁23a、23b、23
c、…を形成するとともに、各インク加圧室22a、2
2b、22c、…の壁面全体にインク加圧室22a、2
2b、22c、…内における共通の電極25a、25
b、25c、…を形成する。そして、前記壁23a、2
3b、23c、…は、矢印で示すように幅方向に、か
つ、交互に逆方向に分極される。前記電極25a、25
b、25c、…に電圧を印加すると、壁23a、23
b、23c、…は破線で示すような厚みモードによって
変形する。そして、各インク加圧室22a、22b、2
2c、…は図示しない共通のインク室に接続され、該イ
ンク室からインクが供給される。
【0018】また、各インク加圧室22a、22b、2
2c、…はオリフィス18a、18b、18c、…を有
し、該オリフィス18a、18b、18c、…からイン
ク滴が噴出される。なお、30は各インク加圧室22
a、22b、22c、…の上に配設され、インク加圧室
22a、22b、22c、…を密封する天板である。と
ころで、前記電極25a、25b、25c、…に電圧を
印加する方向は壁23a、23b、23c、…の分極方
向と一致させられ、インクを加圧しようとするインク加
圧室(以下「駆動インク加圧室」という。)の電極にプ
ラスの電圧を印加し、該駆動インク加圧室に隣接する2
個のインク加圧室の電極を接地する。
【0019】そして、例えば、図1に示すように、電極
25dにプラスの電圧を印加し、電極25c、25eを
接地すると、壁23c、23dが膨張してインク加圧室
22dの容積が小さくなり、インク加圧室22d内のイ
ンクが加圧され、オリフィス18dからインク滴が噴出
させられる。なお、各電極25a、25b、25c、…
へのプラスの電圧の印加及び接地は、図示しないプリン
タ制御部に配設された2方向スイッチ等によって印字デ
ータに対応させて切り換えられる。また、電極25a、
25b、25c、…への電圧の印加は、互いに隣接する
2個の電極ごとの組合わせによる電極群、例えば、電極
25a、25b、25e、25f、…の電極群と、電極
25c、25d、25g、25h、…の電極群とに分け
て制御される。
【0020】本実施例においては、前記電極25a、2
5b、25c、…に電圧を印加する方向は壁23の分極
方向と一致させられるので、前記電極25a、25b、
25c、…によって壁23a、23b、23c、…を分
極することができる。すなわち、壁23a、23b、2
3c、…を分極するために形成された電極25a、25
b、25c、…を、電圧を印加するためのものとしてそ
のまま使用することができるので、作業を簡素化するこ
とができる。
【0021】また、前記電極25a、25b、25c、
…は、前述したように、各インク加圧室22a、22
b、22c、…の壁面全体に形成することができるの
で、電極25a、25b、25c、…の形成加工が容易
になり、インクジェットヘッドのコストを低くすること
ができる。なお、図3に示すようにインク加圧室22d
の圧力がPになるときに、インク加圧室22c、22e
の圧力はP/2になるが、インク加圧室22c、22
e、オリフィス18c、18e等におけるインクの粘性
抵抗によってオリフィス18c、18eからインク滴は
噴出しない。
【0022】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の第2の実施例におけるインクジェ
ットヘッドの要部断面図、図5は本発明の第2の実施例
におけるインク加圧室の圧力を示す図である。なお、図
5において、横軸にインク加圧室22b〜22fの位置
を、縦軸にインク加圧室22b〜22fの圧力を採って
ある。
【0023】図に示すように、圧電体21に複数の細長
いインク加圧室22a、22b、22c、…を形成する
とともに、各インク加圧室22a、22b、22c、…
の壁面全体に電極25a、25b、25c、…を形成す
る。そして、各インク加圧室22a、22b、22c、
…間の壁23a、23b、23c、…が矢印で示すよう
に幅方向に、かつ、隣接する壁23a、23b、23
c、…が交互に逆方向に分極される。また、前記電極2
5a、25b、25c、…に電圧を印加すると、壁23
a、23b、23c、…は破線で示すような厚みモード
によって変形する。そして、各インク加圧室22a、2
2b、22c、…は図示しない共通のインク室に接続さ
れ、該インク室からインクが供給される。
【0024】また、各インク加圧室22a、22b、2
2c、…はオリフィス18a、18b、18c、…を有
し、該オリフィス18a、18b、18c、…からイン
ク滴が噴出される。なお、30は各インク加圧室22
a、22b、22c、…の上に配設され、インク加圧室
22a、22b、22c、…を密封する天板である。と
ころで、前記電極25a、25b、25c、…に電圧を
印加する方向は壁23a、23b、23c、…の分極方
向と一致させられ、駆動インク加圧室の電極にプラスの
電圧を印加し、該駆動インク加圧室に隣接する2個のイ
ンク加圧室の電極を接地し、2個のインク加圧室に更に
隣接する2個のインク加圧室の電極にマイナスの電圧を
印加する。該マイナスの電圧は、前記駆動インク加圧室
の電極に印加されるプラスの電圧より絶対値が小さく、
例えば半分にされる。
【0025】そして、例えば、図4に示すように、電極
25dにプラスの電圧を印加し、電極25c、25eを
接地し、電極25b、25fにマイナスの電圧を印加す
ると、壁23c、23dが膨張し、壁23b、23eが
収縮し、その結果、インク加圧室22dの容積が小さく
なり、インク加圧室22d内のインクが加圧され、オリ
フィス18dからインク滴が噴出させられる。この時、
インク加圧室22c、22eの容積も小さくなるが、壁
23b、23eが収縮するので、インク加圧室22c、
22eにおける圧力の上昇が抑制される。したがって、
オリフィス18c、18eからインク滴が噴出させられ
ることはない。
【0026】そして、図5に示すように、インク加圧室
22dの圧力がPになるときに、インク加圧室22c、
22eの圧力はP/4になり、オリフィス18c、18
eからインク滴は噴出しない。また、インク加圧室22
b、22fの圧力は−P/4になる。なお、各電極25
a、25b、25c、…へのプラスの電圧の印加、接
地、及びマイナスの電圧の印加は、図示しないプリンタ
制御部に配設された3方向スイッチ等によって印字デー
タに対応させて切り換えられる。
【0027】本実施例においては、前記電極25a、2
5b、25c、…に電圧を印加する方向は壁23a、2
3b、23c、…の分極方向と一致させられるので、前
記電極25a、25b、25c、…によって壁23a、
23b、23c、…を分極することができる。すなわ
ち、壁23a、23b、23c、…を分極するために形
成された電極25a、25b、25c、…を、電圧を印
加するためのものとしてそのまま使用することができる
ので、作業を簡素化することができる。
【0028】また、前記電極25a、25b、25c、
…は、前述したように、各インク加圧室22a、22
b、22c、…の壁面全体に形成することができるの
で、電極25a、25b、25c、…の形成加工が容易
になり、オリフィス18a、18b、18c、…の実装
密度を高くすることができるだけでなく、インクジェッ
トヘッドのコストを低くすることができる。
【0029】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図6は本発明の第3の実施例におけるインクジェ
ットヘッドの要部断面図である。この場合、2枚の薄板
状の圧電体31a、31b間に圧電体間電極32aを形
成し、かつ、外側にインク加圧室電極32b、32cを
形成して積層圧電体33を構成する。そして、該積層圧
電体33を所定の間隔を置いて複数個配設し、支持部材
としてのベース36、天板37及びオリフィス板38を
前記積層圧電体33に接合するとともに積層圧電体33
を支持するようにしている。その結果、各積層圧電体3
3間にインク加圧室34が形成される。なお、オリフィ
ス板38には、各インク加圧室34に対応させてオリフ
ィス39が形成される。
【0030】また、前記圧電体間電極32a及びインク
加圧室電極32b、32cは、いずれもスクリーン印刷
等によって形成され、各積層圧電体33は一体成形され
る。そして、前記積層圧電体33は矢印で示すように分
極される。すなわち、各積層圧電体33の圧電体間電極
32aからインク加圧室34に臨むインク加圧室電極3
2b、32cに向けて分極される。
【0031】そして、駆動インク加圧室を挟む2個の積
層圧電体の各圧電体間電極にプラスの電圧を印加し、前
記駆動インク加圧室に臨むインク加圧室電極を接地する
と、前記駆動インク加圧室側の圧電体が膨張してインク
加圧室の容積が小さくなり、インク加圧室内のインクが
加圧され、オリフィスからインク滴が噴出させられる。
【0032】本実施例においては、例えば、図に示すよ
うに、前記圧電体間電極32aにプラスの電圧を印加
し、前記インク加圧室(駆動インク加圧室)34に臨む
インク加圧室電極32b、32cを接地したときに、図
の破線で示すように前記インク加圧室34側の圧電体3
1a、31bは膨張するが、反対側のインク加圧室34
の圧電体31a、31bは膨張せず、剛体として働く。
したがって、反対側のインク加圧室34のオリフィス3
9からインク滴が不要に噴出されることはない。
【0033】さらに、積層圧電体33の形状が単純であ
るので、インクジェットヘッドのコストを低くすること
ができる。また、駆動インク加圧室に臨むインク加圧室
電極32b、32cを接地するようになっているので、
インクジェットヘッドの図示しないケーシングと駆動イ
ンク加圧室内のインクとが同じ電位になる。したがっ
て、インクに電流が流れることがないので、インクの劣
化を抑制することができる。
【0034】ところで、本実施例においては、前記圧電
体31a、31bの剛性を高くする必要があるので、圧
電体31a、31bの厚さdが大きくされ、0.03〜
0.16〔mm〕程度に設定される。したがって、イン
クジェットヘッドが大型化するだけでなく、駆動インク
加圧室において十分な圧力を発生させるために、圧電体
間電極32aに印加される電圧を高くする必要がある。
【0035】そこで、前記圧電体間電極32aに印加さ
れる電圧を高くすることなく、駆動インク加圧室におい
て十分な圧力を発生させることができるようにした第4
の実施例について説明する。図7は本発明の第4の実施
例におけるインクジェットヘッドの要部断面図である。
【0036】この場合、複数枚、例えば、4枚の薄板状
の各圧電体41a〜41d間に圧電体間電極42a〜4
2cを形成し、かつ、外側にインク加圧室電極42d、
42eを形成して積層圧電体43を構成する。そして、
該積層圧電体43を所定の間隔を置いて複数個配設し、
図示しないベース、天板、オリフィス板等を接合して各
積層圧電体43間に図示しないインク加圧室を形成する
ようにしている。なお、前記オリフィス板には、各イン
ク加圧室に対応させて図示しないオリフィスが形成され
る。
【0037】そして、前記積層圧電体43は矢印で示す
ように分極される。すなわち、各積層圧電体43の圧電
体間電極42a、42cから圧電体間電極42bに向け
て、また、圧電体間電極42a、42cからインク加圧
室に臨むインク加圧室電極42d、42eに向けて分極
される。前記構成の積層圧電体43において、例えば、
圧電体間電極42cにプラスの電圧を印加し、インク加
圧室電極42b、42eを接地すると、図の破線で示す
ように前記インク加圧室側の圧電体41dが膨張する。
【0038】このように、積層圧電体43は複数の圧電
体41a〜41dから成るので、剛性が高くなる。そし
て、インクジェットヘッドを小型化することができ、圧
電体間電極42bに印加される電圧を低くことができ
る。次に、本発明の第5の実施例について説明する。図
8は本発明の第5の実施例におけるインクジェットヘッ
ドの要部断面図である。
【0039】この場合、圧電体45には、幅の広い溝と
幅の狭い溝とが交互に形成され、幅の広い溝によってイ
ンク加圧室46が、幅の狭い溝によって電極部47が形
成される。そして、前記インク加圧室46の壁面全体に
電極48が、電極部47に電極49が、例えばディッピ
ングによって一度に形成される。なお、電極部47とイ
ンク加圧室46との間の壁51は、電極部47からイン
ク加圧室46に向けて分極される。
【0040】本実施例においては、圧電体45を一体構
造にすることができるので、複数の圧電体を形成加工す
る必要がなく、インクジェットヘッドのコストを低くす
ることができる。次に、本発明の第6の実施例について
説明する。図9は本発明の第6の実施例における積層圧
電体を示す図、図10は本発明の第6の実施例における
インクジェットヘッドの要部断面図、図11は本発明の
第6の実施例における電源端子パターンを示す図であ
る。
【0041】この場合、図9に示すように、厚さの大き
い1枚の圧電体55aの両側に厚さの小さい2枚の圧電
体55b、55cを配設し、該圧電体55b、55cの
更に両側に厚さの小さい2枚の圧電体55d、55eを
配設する。そして、圧電体55a、55b間、圧電体5
5a、55c間、圧電体55b、55d間、圧電体55
c、55e間、及び前記圧電体55d、55eの外側
に、それぞれ圧電体間電極56a〜56fが形成され、
積層圧電体57が構成される。
【0042】なお、厚さの小さい圧電体55b〜55e
は、厚さの大きい1枚の圧電体55aの両側に2枚以上
の偶数枚ずつ配設される。また、各圧電体55a〜55
eは、圧電体間電極56bから圧電体間電極56a、5
6dに向けて、圧電体間電極56cから圧電体間電極5
6a、56eに向けて、さらに、圧電体間電極56fか
ら圧電体間電極56d及び隣接する積層圧電体57に向
けて分極される。
【0043】次に、図10に示すように、厚さの大きい
1枚の圧電体55aにインク加圧室58を形成し、圧電
体間電極56b、56dにプラスの電圧を印加し、圧電
体間電極56c、56eを接地する。このようにして、
インク加圧室58内のインクを加圧することができる。
本実施例においては、圧電体間電極56a〜56fの形
成が容易であり、インクジェットヘッドのコストを低く
することができるだけでなく、インク加圧室58に圧電
体間電極56a〜56fが露出しないので、圧電体間電
極56a〜56fがインクによって浸食されることもな
い。
【0044】そして、図11に示すように、積層圧電体
57の底面には、圧電体間電極56b、56dに電圧を
印加するための電圧印加手段としての電源電圧パターン
61を、圧電体間電極56c、56eを接地するための
アースパターン62を形成することができる。なお、前
記アースパターン62と圧電体間電極56b、56dと
が短絡することがないように、両者が重なる部分に焼結
処理が施される。また、図11において、L1はアース
電極長、L2は電源電極長である。
【0045】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。図12は本発明の第7の実施例におけるインクジ
ェットヘッドの要部断面図である。この場合、ほぼ90
度の鋭角部P1又は半円状の湾曲部が応力発生制限面と
して各インク加圧室63の底部に形成される。したがっ
て、壁64が変形する際に根元部P2において発生させ
られる応力を抑制し、電極65の耐久性を向上させるこ
とができる。
【0046】次に、本発明の第8の実施例について説明
する。図13は本発明の第8の実施例における積層圧電
体を示す図、図14は本発明の第8の実施例におけるイ
ンクジェットヘッドの要部断面図である。この場合、図
13に示すように、2種類以上の厚さを有する圧電体6
6a〜66gを圧電体間電極67a〜67fを挟んで交
互に積層して積層圧電体68を形成し、圧電体間電極6
7c、67dにプラスの電圧を印加し、圧電体間電極6
7a、67b、67e、67fを接地して、前記圧電体
66a、66c、66e、66gを矢印に示すように分
極する。
【0047】次に、図14に示すように、前記積層圧電
体68の下方に支持部材としてのベース69が接合され
る。該ベース69の積層圧電体68と対向する面には、
厚さが大きい圧電体66b、66d(図13)、66f
の1個おきのピッチで、すなわち、圧電体66b、66
fに対応する部分に凸部69aが形成される。続いて、
厚さが大きい圧電体66dが切断され、前記積層圧電体
68の上方に支持部材としての天板70が接合される。
該天板70の積層圧電体68と対向する面には、前記凸
部69aと対応させて凸部70aが形成される。このよ
うにして、インク加圧室71を形成することができる。
【0048】本実施例においては、圧電体66b、66
fは剛体であるだけでなく、凸部69a、70aによっ
て把持され押さえられるので、圧電体66c、66eの
膨張をほぼ100〔%〕インク加圧室71内のインクの
圧縮のために使用することができる。また、インク加圧
室71に連接する圧電体間電極67c、67dが、圧電
体66dを切断した後の残留部分72、73によって覆
われるので、圧電体間電極67c、67dがインクによ
って浸食されることがない。
【0049】次に、本発明の第9の実施例について説明
する。図15は本発明の第9の実施例におけるインクジ
ェットヘッドの要部断面図である。本実施例は第8の実
施例の変形例であり、前記積層圧電体68の下方にベー
ス69が接合され、該ベース69の積層圧電体68と対
向する面の圧電体66b、66fに対応する部分に凸部
69aが、インク加圧室71に対応する部分に凸部69
bが形成される。
【0050】本実施例においては、圧電体66d(図1
3)を前記凸部69bより広い幅で切断することによっ
て、インク加圧室71が形成される。この時、前記凸部
69bによる反力を受けるので、圧電体66dの切断に
伴い積層圧電体68が破損するのを防止することがで
き、歩留りを良くすることができる。次に、本発明の第
10の実施例について説明する。
【0051】図16は本発明の第10の実施例における
インクジェットヘッドの要部断面図である。この場合、
同じ厚さの圧電体78a〜78kを有し、圧電体78
a、78b間、圧電体78b、78c間、圧電体78
e、78f間、圧電体78f、78g間、圧電体78
i、78j間及び圧電体78j、78k間に電極79a
〜79fが形成される。
【0052】そして、圧電体78c〜78e、78g〜
78i、78kは分極されない。また、圧電体78c、
78d間、圧電体78d、78e間、圧電体78g、7
8h間及び圧電体78h、78i間に電極は形成され
ず、焼結処理を施すことによって積層圧電体を形成する
ことができる。したがって、インクジェットヘッドのコ
ストを低くすることができる。
【0053】次に、本発明の第11の実施例について説
明する。図17は本発明の第11の実施例におけるイン
クジェットヘッドの要部断面図である。この場合、第8
の実施例と同様に、厚さの大きい圧電体86b、86f
及び厚さの小さい圧電体86c、86eによって積層圧
電体87が形成される。そして、該積層圧電体87とベ
ース81とを接合した後に、図示しない圧電体を切断し
てインク加圧室88を形成するとともに、厚さの小さい
圧電体86c、86eのベース81と対向する面をエッ
チング等によって切り欠き、凹部89を形成する。
【0054】本実施例においては、第8の実施例のよう
に、ベース69及び天板70(図14)に凸部69a、
70aを形成する必要がない。したがって、積層圧電体
87とベース81との位置合せが不要になり、インクジ
ェットヘッドのコストを低くすることができる。次に、
本発明の第12の実施例について説明する。
【0055】図18は本発明の第12の実施例における
インクジェットヘッドの要部断面図である。この場合、
圧電体90に複数のインク加圧室91が形成され、各イ
ンク加圧室91内に薄肉のパイプ92が配設される。該
パイプ92は、ステンレス等の耐腐食性の高い金属、セ
ラミック等によって形成される。そして、該パイプ92
内にインク93が収容される。したがって、電極95と
インク93とが直接接触することがないので、電極95
が腐食したり圧電体90が浸食されたりすることがな
く、インクジェットヘッドの耐久性を向上させることが
できる。なお、パイプ92の厚さは0.01〜0.1
〔mm〕程度にする。また、94は前記パイプ92の端
部に形成されたオリフィスである。
【0056】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ればインクジェットヘッドは、圧電体に形成された複数
のインク加圧室と、該インク加圧室の壁面に形成された
共通の電極と、各インク加圧室間に形成され、交互に逆
方向に分極された壁と、印字データに対応させて選択さ
れた電極に電圧を印加する電圧印加手段とを有する。
【0058】この場合、前記電極に電圧を印加する方向
は壁の分極方向と一致させられるので、壁を分極するた
めに形成された電極を、電圧を印加するためのものとし
てそのまま使用することができる。したがって、作業を
簡素化することができる。また、前記電極をインク加圧
室の壁面全体に形成することができるので、電極の形成
加工が容易になり、インクジェットヘッドのコストを低
くすることができる。
【0059】本発明の他のインクジェットヘッドにおい
ては、前記電圧印加手段は、前記電極に対して、プラス
の電圧の印加、接地及びマイナスの電圧の印加を選択的
に行う。この場合、マイナスの電圧が印加された電極に
対応する圧電体が収縮する。したがって、隣接するイン
ク加圧室のオリフィスからインク滴が噴出するのを防止
することができる。
【0060】本発明の他のインクジェットヘッドにおい
ては、2枚以上の偶数の圧電体を積層し、各圧電体間に
電極を配設することによって形成された複数の積層圧電
体と、各積層圧電体を支持し、各積層圧電体間にインク
加圧室を形成する支持部材と、印字データに対応させて
選択された電極に電圧を印加する電圧印加手段とを有す
る。
【0061】そして、印加された電圧は、前記積層圧電
体における駆動インク加圧室側に位置する圧電体だけを
変形させるようになっている。この場合、反対側の圧電
体は膨張せず、剛体として働く。したがって、隣接する
インク加圧室のオリフィスからインク滴が噴出するのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるインクジェット
ヘッドの要部断面図である。
【図2】従来のインクジェットヘッドの要部断面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例におけるインク加圧室の
圧力を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるインクジェット
ヘッドの要部断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例におけるインク加圧室の
圧力を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例におけるインクジェット
ヘッドの要部断面図である。
【図7】本発明の第4の実施例におけるインクジェット
ヘッドの要部断面図である。
【図8】本発明の第5の実施例におけるインクジェット
ヘッドの要部断面図である。
【図9】本発明の第6の実施例における積層圧電体を示
す図である。
【図10】本発明の第6の実施例におけるインクジェッ
トヘッドの要部断面図である。
【図11】本発明の第6の実施例における電源端子パタ
ーンを示す図である。
【図12】本発明の第7の実施例におけるインクジェッ
トヘッドの要部断面図である。
【図13】本発明の第8の実施例における積層圧電体を
示す図である。
【図14】本発明の第8の実施例におけるインクジェッ
トヘッドの要部断面図である。
【図15】本発明の第9の実施例におけるインクジェッ
トヘッドの要部断面図である。
【図16】本発明の第10の実施例におけるインクジェ
ットヘッドの要部断面図である。
【図17】本発明の第11の実施例におけるインクジェ
ットヘッドの要部断面図である。
【図18】本発明の第12の実施例におけるインクジェ
ットヘッドの要部断面図である。
【符号の説明】
21、31a、31b、41a〜41d、45、55a
〜55e、66a〜66g、78a〜78k、86b、
86c、86e、86f 圧電体 22a〜22h、34、46、58、63、71、8
1、88、91 インク加圧室 23a〜23h、51、64 壁 25a〜25h、48、49、65、79a〜79f
電極 32a〜32c、42a〜42e、56a〜56f、6
7a〜67f 圧電体間電極 33、43、57、68、87 積層圧電体 47 溝 61 電源電圧パターン 92 パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下杉 優彦 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)圧電体に形成された複数のインク
    加圧室と、(b)該インク加圧室の壁面に形成された共
    通の電極と、(c)各インク加圧室間に形成され、交互
    に逆方向に分極された壁と、(d)印字データに対応さ
    せて選択された電極に電圧を印加する電圧印加手段とを
    有することを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 前記電圧印加手段は、前記電極に対し
    て、プラスの電圧の印加、接地及びマイナスの電圧の印
    加を選択的に行う請求項1に記載のインクジェットヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 (a)圧電体に形成された複数のインク
    加圧室と、(b)該インク加圧室間に複数の幅の狭い溝
    によって形成された電極と、(c)前記インク加圧室の
    壁面に形成された共通の電極と、(d)インク加圧室及
    び幅の狭い溝によって形成され、交互に逆方向に分極さ
    れた壁と、(e)印字データに対応させて選択された電
    極に電圧を印加する電圧印加手段とを有することを特徴
    とするインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 前記インク加圧室の底部に応力発生制限
    面が形成された請求項1から3までのいずれか1項に記
    載のインクジェットヘッド。
  5. 【請求項5】 (a)2枚以上の偶数の圧電体を積層
    し、各圧電体間に電極を配設することによって形成され
    た複数の積層圧電体と、(b)各積層圧電体を支持し、
    各積層圧電体間にインク加圧室を形成する支持部材と、
    (c)印字データに対応させて選択された電極に電圧を
    印加する電圧印加手段とを有するとともに、(d)印加
    された電圧は、前記積層圧電体における駆動インク加圧
    室側に位置する圧電体だけを変形させることを特徴とす
    るインクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 (a)厚さの異なる圧電体を積層し、各
    圧電体間に電極を配設することによって形成された積層
    圧電体と、(b)該積層圧電体を支持する支持部材と、
    (c)印字データに対応させて選択された電極に電圧を
    印加する電圧印加手段とを有するとともに、(d)厚さ
    の大きな圧電体にインク加圧室が形成されたことを特徴
    とするインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 前記インク加圧室は、厚さの大きな圧電
    体を切断することによって形成された請求項6に記載の
    インクジェットヘッド。
  8. 【請求項8】 厚さの大きな圧電体のうち、インク加圧
    室が形成されないものは、前記支持部材に形成された凸
    部によって把持された請求項7に記載のインクジェット
    ヘッド。
  9. 【請求項9】 (a)複数の圧電体を積層し、一部の圧
    電体間に電極を配設することによって形成された積層圧
    電体と、(b)該積層圧電体を支持する支持部材と、
    (c)印字データに対応させて選択された電極に電圧を
    印加する電圧印加手段とを有するとともに、(d)電極
    が配設されない複数の圧電体にインク加圧室が形成され
    ることを特徴とするインクジェットヘッド。
  10. 【請求項10】 (a)複数の圧電体を積層し、各圧電
    体間に電極を配設することによって形成された積層圧電
    体と、(b)該積層圧電体を支持する支持部材と、
    (c)印字データに対応させて選択された電極に電圧を
    印加する電圧印加手段とを有するとともに、(d)前記
    積層圧電体における前記支持部材と対向する面の一部が
    切り欠かれ、切り欠かれた部分を切断することによって
    インク加圧室が形成されたことを特徴とするインクジェ
    ットヘッド。
  11. 【請求項11】 前記電圧印加手段は、インク加圧室側
    に位置する電極を接地する請求項5又は7から10まで
    のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
  12. 【請求項12】 前記インク加圧室内に、電極とインク
    とが直接接触するのを防止するパイプが配設される請求
    項1から11までのいずれか1項に記載のインクジェッ
    トヘッド。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1013428A3 (en) * 1998-12-25 2000-12-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ink-jet recording head
US6929353B2 (en) 2000-02-18 2005-08-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Ink-jet recording head and method of manufacturing the same

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