JPH07299743A - 工具の締付装置 - Google Patents
工具の締付装置Info
- Publication number
- JPH07299743A JPH07299743A JP9648594A JP9648594A JPH07299743A JP H07299743 A JPH07299743 A JP H07299743A JP 9648594 A JP9648594 A JP 9648594A JP 9648594 A JP9648594 A JP 9648594A JP H07299743 A JPH07299743 A JP H07299743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- clamp
- tool
- clamp member
- tightening device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手締めだけで十分な締付けができるととも
に、部品点数の減少を図ることができるようにする。 【構成】 回転軸1には内クランプ部材2が固定されて
いる。回転軸1のねじ部1aにはクランプナット3が脱
着可能に螺合されている。クランプナット3にはグリッ
プ4が螺着されている。クランプナット3の外周にはス
トッパリング5によって抜け落ち防止された外クランプ
部材6が軸方向に移動可能に設けられている。この外ク
ランプ部材6とグリップ4とが当接する当接面にはoリ
ング7が介在されている。グリップ4にはテーパ面4a
が形成されており、クランプナット3に形成されたテー
パ面3bと対向している。この両テーパ面4a,3bと
外クランプ部材6とに当接されたスチールボール8が複
数個設けられている。
に、部品点数の減少を図ることができるようにする。 【構成】 回転軸1には内クランプ部材2が固定されて
いる。回転軸1のねじ部1aにはクランプナット3が脱
着可能に螺合されている。クランプナット3にはグリッ
プ4が螺着されている。クランプナット3の外周にはス
トッパリング5によって抜け落ち防止された外クランプ
部材6が軸方向に移動可能に設けられている。この外ク
ランプ部材6とグリップ4とが当接する当接面にはoリ
ング7が介在されている。グリップ4にはテーパ面4a
が形成されており、クランプナット3に形成されたテー
パ面3bと対向している。この両テーパ面4a,3bと
外クランプ部材6とに当接されたスチールボール8が複
数個設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工具の締付装置に係
り、特にグラインダの砥石等の円板状工具を補助工具な
しに着脱しうる締付装置に関する。
り、特にグラインダの砥石等の円板状工具を補助工具な
しに着脱しうる締付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、グラインダのような工具を回転
させて工作を施すといった加工装置が広く知られてい
る。かかる装置においては、回転工具は着脱装置によっ
て取付けられている。
させて工作を施すといった加工装置が広く知られてい
る。かかる装置においては、回転工具は着脱装置によっ
て取付けられている。
【0003】図11は従来の着脱装置の断面図、図12
は図11中XII−XII矢視断面図である(特表平2
−502359号)。図中符号101はリング部材であ
り、このリング部材101には3本のラジアルピン10
2,102,102が内方に突出するように埋設されて
いる。また、リング部材101の内部には間隙104を
有して支持体103,103,103が設けられてい
る。この間隙104内の適所にはストッパ105が設け
られており、ストッパ105とラジアルピン102との
間にコイルばね106が設けられている。また、ラジア
ルピン102とストッパ105との反対側には球107
が回動可能に配設されている。さらに、リング部材10
1の内側には球107が係合可能な切欠き101aが形
成されている。また、支持体103の内径部にはスピン
ドル109に螺合可能なクランプナット108が挿入さ
れている。さらに、図12に示すようにこのクランプナ
ット108の本体部108aにはスライド部材110が
スライド可能に貫挿されている。このスライド部材11
0は回転工具111に当接され、歯車軸112の内フラ
ンジ部113との間で回転工具111を挟持している。
は図11中XII−XII矢視断面図である(特表平2
−502359号)。図中符号101はリング部材であ
り、このリング部材101には3本のラジアルピン10
2,102,102が内方に突出するように埋設されて
いる。また、リング部材101の内部には間隙104を
有して支持体103,103,103が設けられてい
る。この間隙104内の適所にはストッパ105が設け
られており、ストッパ105とラジアルピン102との
間にコイルばね106が設けられている。また、ラジア
ルピン102とストッパ105との反対側には球107
が回動可能に配設されている。さらに、リング部材10
1の内側には球107が係合可能な切欠き101aが形
成されている。また、支持体103の内径部にはスピン
ドル109に螺合可能なクランプナット108が挿入さ
れている。さらに、図12に示すようにこのクランプナ
ット108の本体部108aにはスライド部材110が
スライド可能に貫挿されている。このスライド部材11
0は回転工具111に当接され、歯車軸112の内フラ
ンジ部113との間で回転工具111を挟持している。
【0004】このように構成された着脱装置において、
この着脱装置をスピンドル109に装着する際の作用に
ついて以下に説明する。まず、クランプナット108の
本体部108aをスピンドル109に係合させ、リング
部材101を回動させることにより、クランプナット1
08を螺進させる。そして、図12に示すようにスライ
ド部材110が回転工具111に当接した位置で止ま
り、仮締めがなされる。次に、モータ(図示せず)を作
動させ、スピンドル109を回転させると、このスピン
ドル109はクランプナット108を締込む方向に回転
するので、増締めがなされ、回転工具111の取付が完
了する。
この着脱装置をスピンドル109に装着する際の作用に
ついて以下に説明する。まず、クランプナット108の
本体部108aをスピンドル109に係合させ、リング
部材101を回動させることにより、クランプナット1
08を螺進させる。そして、図12に示すようにスライ
ド部材110が回転工具111に当接した位置で止ま
り、仮締めがなされる。次に、モータ(図示せず)を作
動させ、スピンドル109を回転させると、このスピン
ドル109はクランプナット108を締込む方向に回転
するので、増締めがなされ、回転工具111の取付が完
了する。
【0005】しかしながら、上述のような構成では、回
転工具を取付ける際には、球はリング部材の内側の切欠
きに位置しているので、手締めだけでは締付けることが
できず、モータによる増締めが必要となる。また、支持
体を介してスライド部材およびクランプナットを押圧す
るため部品点数が多くなり、加工が煩雑となる。
転工具を取付ける際には、球はリング部材の内側の切欠
きに位置しているので、手締めだけでは締付けることが
できず、モータによる増締めが必要となる。また、支持
体を介してスライド部材およびクランプナットを押圧す
るため部品点数が多くなり、加工が煩雑となる。
【0006】そこで、近年、図13に示すように着脱装
置が提案されている(実願平3−16893号)。図中
符号201は歯車軸であり、この歯車軸201の端部に
はスピンドル202が取付けられている。また、歯車軸
201の端部には内フランジ部201aが回止めされて
設けられている。そして、この内フランジ部201aに
は回転工具203の一面側が当接され、さらにこの回転
工具203の他面側に緊締体204が当接されている。
図中符号205はクランプナットであり、このクランプ
ナット205はねじ部205aを有する本体部205b
と、この本体部205bの端部に形成されたフランジ部
205cとで構成されている。また、このフランジ部2
05cの図13中右側にはテーパ面部205dが形成さ
れている。また、本体部205bの外周面にはスライド
可能なリング状の工具押圧部材206が貫挿されてお
り、本体部205bの外周面に形成された周溝205e
に係合するCリング207によって、工具押圧部材20
6が本体部205bから脱落するのを防止している。さ
らに、上記工具押圧部材206の上記テーパ面部205
dと対向する側(図13中左側)にはテーパ面部206
aが形成されている。また、クランプナット205のテ
ーパ面部205dと工具押圧部材206のテーパ面部2
06aとの間には2個の球体208が設けられており
(図14)、回転操作体をなすリング部材209によっ
て脱落しないように保持されている。このリング部材2
09はクランプナット205のフランジ部205cと工
具押圧部材206との外周部にまたがって、Oリング2
10,211を介して設けられている。また、リング部
材209の内周部には、図14に示すように、3つのス
トッパ9a,9a,9aが向心方向に突設されており、
相隣接するストッパ9a,9a間には、球体208と、
この球体208をストッパ209aに押圧するばね21
2とが設けられている。また、上記リング部材209の
内周面209bは、相隣接するストッパ209a間にお
いて、内径の大きさが変化するような弧形状をていして
いる。そして、球体208がばね212によって押圧さ
れ、ストッパ209aに当接する位置(図14中時計方
向端部)で、径の大きさが最大となるように構成されて
いる。
置が提案されている(実願平3−16893号)。図中
符号201は歯車軸であり、この歯車軸201の端部に
はスピンドル202が取付けられている。また、歯車軸
201の端部には内フランジ部201aが回止めされて
設けられている。そして、この内フランジ部201aに
は回転工具203の一面側が当接され、さらにこの回転
工具203の他面側に緊締体204が当接されている。
図中符号205はクランプナットであり、このクランプ
ナット205はねじ部205aを有する本体部205b
と、この本体部205bの端部に形成されたフランジ部
205cとで構成されている。また、このフランジ部2
05cの図13中右側にはテーパ面部205dが形成さ
れている。また、本体部205bの外周面にはスライド
可能なリング状の工具押圧部材206が貫挿されてお
り、本体部205bの外周面に形成された周溝205e
に係合するCリング207によって、工具押圧部材20
6が本体部205bから脱落するのを防止している。さ
らに、上記工具押圧部材206の上記テーパ面部205
dと対向する側(図13中左側)にはテーパ面部206
aが形成されている。また、クランプナット205のテ
ーパ面部205dと工具押圧部材206のテーパ面部2
06aとの間には2個の球体208が設けられており
(図14)、回転操作体をなすリング部材209によっ
て脱落しないように保持されている。このリング部材2
09はクランプナット205のフランジ部205cと工
具押圧部材206との外周部にまたがって、Oリング2
10,211を介して設けられている。また、リング部
材209の内周部には、図14に示すように、3つのス
トッパ9a,9a,9aが向心方向に突設されており、
相隣接するストッパ9a,9a間には、球体208と、
この球体208をストッパ209aに押圧するばね21
2とが設けられている。また、上記リング部材209の
内周面209bは、相隣接するストッパ209a間にお
いて、内径の大きさが変化するような弧形状をていして
いる。そして、球体208がばね212によって押圧さ
れ、ストッパ209aに当接する位置(図14中時計方
向端部)で、径の大きさが最大となるように構成されて
いる。
【0007】しかし、クランプナット205のねじ部2
05aをスピンドル202に螺合させ、工具押圧部材2
06が回転工具203に当接するまで図13中右方に、
緊締体204を進入させる。この進入動作中、球体20
8は図14に示すように、ストッパ209aはばね21
2によって押圧されている。そして、工具押圧部材20
6が回転工具203に当接すると、クランプナット20
5の螺進は完了する。このとき、球体208はクランプ
ナット205のフランジ部205cのテーパ面部5dと
工具押圧部材206のテーパ面部6aとによって挟持さ
れた状態となる。この状態で、さらにリング部材209
をばね212の付勢力に抗して、図14中時計方向に回
動させる。このとき、球体8はフランジ部205cと工
具押圧部材206のテーパ面部205d,206aとで
挟持されているため、球体208はリング部材209と
は協働せず、リング部材209のみが回動する。する
と、このリング部材209の内周面209bの内径の変
化に伴ない球体208は向心方向に移動することとな
る。さらに、この向心方向の移動に伴ない、工具押圧部
材206はクランプナット205のフランジ部205c
と離間する方向(図13中右方向)に移動し、工具押圧
部材206と内フランジ201aとの隙間が狭まること
により回転工具203は強力に押圧され、回転工具20
3の固定が完了する。
05aをスピンドル202に螺合させ、工具押圧部材2
06が回転工具203に当接するまで図13中右方に、
緊締体204を進入させる。この進入動作中、球体20
8は図14に示すように、ストッパ209aはばね21
2によって押圧されている。そして、工具押圧部材20
6が回転工具203に当接すると、クランプナット20
5の螺進は完了する。このとき、球体208はクランプ
ナット205のフランジ部205cのテーパ面部5dと
工具押圧部材206のテーパ面部6aとによって挟持さ
れた状態となる。この状態で、さらにリング部材209
をばね212の付勢力に抗して、図14中時計方向に回
動させる。このとき、球体8はフランジ部205cと工
具押圧部材206のテーパ面部205d,206aとで
挟持されているため、球体208はリング部材209と
は協働せず、リング部材209のみが回動する。する
と、このリング部材209の内周面209bの内径の変
化に伴ない球体208は向心方向に移動することとな
る。さらに、この向心方向の移動に伴ない、工具押圧部
材206はクランプナット205のフランジ部205c
と離間する方向(図13中右方向)に移動し、工具押圧
部材206と内フランジ201aとの隙間が狭まること
により回転工具203は強力に押圧され、回転工具20
3の固定が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成では、球体は完全な転がり運動ではなく、しかも
球体の数が限定されているために、締付力が弱く、十分
な増締めを行なうことができない。また、増締めの際の
リング部材の回転角度が小さいために、強い力が必要で
あり、手締めでは十分な締付けができないといった問題
点がある。
な構成では、球体は完全な転がり運動ではなく、しかも
球体の数が限定されているために、締付力が弱く、十分
な増締めを行なうことができない。また、増締めの際の
リング部材の回転角度が小さいために、強い力が必要で
あり、手締めでは十分な締付けができないといった問題
点がある。
【0009】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、手締めだけで十分な締付けができると
ともに、部品点数の減少を図ることができる工具の着脱
装置を提供することを目的とする。
れたものであり、手締めだけで十分な締付けができると
ともに、部品点数の減少を図ることができる工具の着脱
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、工具を回転さ
せる回転軸に設けられた第一クランプ部材と、上記回転
軸に螺合される螺合部材と、この螺合部材に対して軸方
向に移動可能に設けられた第二クランプ部材と、この第
二クランプ部材または上記螺合部材に対して螺着された
グリップと、上記第二クランプ部材と上記螺合部材と上
記グリップとの間に介在されるとともに、上記グリップ
の上記第二クランプ部材または上記螺合部材に対する螺
進により上記第二クランプ部材を上記工具側に押圧する
押圧部材とを備え、上記第二クランプ部材の移動量は、
上記グリップの螺進による移動量よりも小さいこと;押
圧部材は転動体で構成され、上記第二クランプ部材と上
記螺合部材との上記転動体が当接する当接面の少なくと
も一方にはテーパ面部が形成されていること;押圧部材
は、螺合部材に揺動可能に設けられたクランプブロック
により構成され、このクランプブロックの揺動中心から
グリップの当接部までの距離は、揺動中心から第二クラ
ンプ部材の当接部までの距離よりも長く設定されている
こと;螺合部材には環状の環状溝と、この環状溝と外部
とを連通する孔とが形成され、上記孔にはピストンが軸
方向に移動可能に設けられ、このピストンの一端側はグ
リップに当接され、上記環状溝には油が封入されて押圧
部材が構成されていること;第二クランプ部材には、ピ
ストンの他端が挿入可能な凹部が形成されていること;
グリップのピストン当接部の形状が調節可能であるこ
と;グリップと螺合部材との間には弾性部材が介在さ
れ、この弾性部材は上記グリップを初期位置に位置せし
める方向に付勢することを特徴とする。
せる回転軸に設けられた第一クランプ部材と、上記回転
軸に螺合される螺合部材と、この螺合部材に対して軸方
向に移動可能に設けられた第二クランプ部材と、この第
二クランプ部材または上記螺合部材に対して螺着された
グリップと、上記第二クランプ部材と上記螺合部材と上
記グリップとの間に介在されるとともに、上記グリップ
の上記第二クランプ部材または上記螺合部材に対する螺
進により上記第二クランプ部材を上記工具側に押圧する
押圧部材とを備え、上記第二クランプ部材の移動量は、
上記グリップの螺進による移動量よりも小さいこと;押
圧部材は転動体で構成され、上記第二クランプ部材と上
記螺合部材との上記転動体が当接する当接面の少なくと
も一方にはテーパ面部が形成されていること;押圧部材
は、螺合部材に揺動可能に設けられたクランプブロック
により構成され、このクランプブロックの揺動中心から
グリップの当接部までの距離は、揺動中心から第二クラ
ンプ部材の当接部までの距離よりも長く設定されている
こと;螺合部材には環状の環状溝と、この環状溝と外部
とを連通する孔とが形成され、上記孔にはピストンが軸
方向に移動可能に設けられ、このピストンの一端側はグ
リップに当接され、上記環状溝には油が封入されて押圧
部材が構成されていること;第二クランプ部材には、ピ
ストンの他端が挿入可能な凹部が形成されていること;
グリップのピストン当接部の形状が調節可能であるこ
と;グリップと螺合部材との間には弾性部材が介在さ
れ、この弾性部材は上記グリップを初期位置に位置せし
める方向に付勢することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の工具の締付装置においては、回
転軸に螺合部材を螺合させる。そして、螺合部材が回転
軸に対して螺進し、第一クランプ部材と第二クランプ部
材とで工具をクランプすることができる。さらに、グリ
ップを第二クランプ部材または螺合部材に対して回動さ
せることにより、グリップが軸方向に移動し、これによ
り押圧部材を介して第二クランプ部材が工具側に押圧さ
れ、第一クランプ部材と第二クランプ部材とで工具を挟
持固定することができる。このとき、第二クランプ部材
の移動量はグリップの螺進による移動量よりも小さいの
で、僅かな力で、第二クランプ部材を大きく移動させる
ことができ、より確実に増締めを行なうことができる。
転軸に螺合部材を螺合させる。そして、螺合部材が回転
軸に対して螺進し、第一クランプ部材と第二クランプ部
材とで工具をクランプすることができる。さらに、グリ
ップを第二クランプ部材または螺合部材に対して回動さ
せることにより、グリップが軸方向に移動し、これによ
り押圧部材を介して第二クランプ部材が工具側に押圧さ
れ、第一クランプ部材と第二クランプ部材とで工具を挟
持固定することができる。このとき、第二クランプ部材
の移動量はグリップの螺進による移動量よりも小さいの
で、僅かな力で、第二クランプ部材を大きく移動させる
ことができ、より確実に増締めを行なうことができる。
【0012】請求項2記載の工具の締付装置において
は、押圧部材である駆動体の増締め時に、転がりながら
テーパ面に沿って回転中心方向に移動するため、摩擦力
が軽減され、グリップ回動の操作性が向上し、増締め力
が高まる。
は、押圧部材である駆動体の増締め時に、転がりながら
テーパ面に沿って回転中心方向に移動するため、摩擦力
が軽減され、グリップ回動の操作性が向上し、増締め力
が高まる。
【0013】請求項3記載の工具の締付装置において
は、グリップが軸方向に移動すると、クランプブロック
がテコの原理によって、グリップがクランプブロックを
押す力が増す。そのため、増締め力が強化される。
は、グリップが軸方向に移動すると、クランプブロック
がテコの原理によって、グリップがクランプブロックを
押す力が増す。そのため、増締め力が強化される。
【0014】請求項4記載の工具の締付装置において
は、グリップが軸方向に移動すると、ピストンも移動す
る。このピストンの移動により、、凹凸部の油が環状溝
内に流入し、さらに、油に圧力がかかることにより、第
二クランプ部材が移動し、工具の増締めがなされる。
は、グリップが軸方向に移動すると、ピストンも移動す
る。このピストンの移動により、、凹凸部の油が環状溝
内に流入し、さらに、油に圧力がかかることにより、第
二クランプ部材が移動し、工具の増締めがなされる。
【0015】請求項5記載の工具の締付装置において
は、第二クランプ部材には、ピストンの他端が挿入可能
な凹部が形成されている。請求項6記載の工具の締付装
置においては、ピストン当接部の形状を調節することに
より、ピストンの位置と油量とを調節することができ、
増締め力の調節ができる。
は、第二クランプ部材には、ピストンの他端が挿入可能
な凹部が形成されている。請求項6記載の工具の締付装
置においては、ピストン当接部の形状を調節することに
より、ピストンの位置と油量とを調節することができ、
増締め力の調節ができる。
【0016】請求項7記載の工具の締付装置において
は、弾性部材によってグリップが初期位置に位置せしめ
られるように保持されているので、着脱装置を外した際
に、グリップを常時初期位置に保持される。
は、弾性部材によってグリップが初期位置に位置せしめ
られるように保持されているので、着脱装置を外した際
に、グリップを常時初期位置に保持される。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明における工具の締付装
置の断面図である。図中符号1は回転軸であり、この回
転軸1には内クランプ部材2が回転軸1に対して回動を
規制されて挿入されている。また、回転軸1のねじ部1
aにはクランプナット3が脱着可能に螺合されている。
このクランプナット3の外周に形成されたねじ部3aに
はグリップ4が螺着されている。一方、クランプナット
3の外周にはストッパリング5によって抜け落ち防止さ
れた外クランプ部材6が軸方向(図1中左右方向)に移
動可能に設けられている。この外クランプ部材6とグリ
ップ4とが当接する当接面にはoリング7が介在されて
いる。このoリング7は、グリップ4を回転させた際、
ある一定の大きさの力まではグリップ4と外クランプ部
材6が一体的に回転するが、ある一定の大きさ以上の力
でグリップ4を回転させた場合には、グリップ4のみが
回転するような摩擦力を付与する摩擦材料、例えばゴム
等の弾性材料で構成されている。また、グリップ4には
テーパ面4aが形成されており、クランプナット3に形
成されたテーパ面3bと対向している。そして、この両
テーパ面4a,3bと外クランプ部材6とに当接された
スチールボール8,8,…が複数個設けられている(図
2)。
について説明する。図1は本発明における工具の締付装
置の断面図である。図中符号1は回転軸であり、この回
転軸1には内クランプ部材2が回転軸1に対して回動を
規制されて挿入されている。また、回転軸1のねじ部1
aにはクランプナット3が脱着可能に螺合されている。
このクランプナット3の外周に形成されたねじ部3aに
はグリップ4が螺着されている。一方、クランプナット
3の外周にはストッパリング5によって抜け落ち防止さ
れた外クランプ部材6が軸方向(図1中左右方向)に移
動可能に設けられている。この外クランプ部材6とグリ
ップ4とが当接する当接面にはoリング7が介在されて
いる。このoリング7は、グリップ4を回転させた際、
ある一定の大きさの力まではグリップ4と外クランプ部
材6が一体的に回転するが、ある一定の大きさ以上の力
でグリップ4を回転させた場合には、グリップ4のみが
回転するような摩擦力を付与する摩擦材料、例えばゴム
等の弾性材料で構成されている。また、グリップ4には
テーパ面4aが形成されており、クランプナット3に形
成されたテーパ面3bと対向している。そして、この両
テーパ面4a,3bと外クランプ部材6とに当接された
スチールボール8,8,…が複数個設けられている(図
2)。
【0018】このように構成された工具の締付装置の作
用について説明する。回転軸1のねじ部1aに工具であ
る砥石9を挿入し、さらに、その外側(図1中左側)よ
りクランプナット3をねじ部1aに螺合させる。このと
き、作業者はグリップ4を回転させることとなる。この
とき、外クランプ部材6とグリップ4の当接面にoリン
グ7を介在しているため、外クランプ部材6とグリップ
4とは一体的に回動する。そして、内クランプ部材2と
外クランプ部材6とで砥石9を挟持する。これにより、
砥石9の仮クランプがなされる。さらに、oリング7の
摩擦力よりも大きな力でグリップ4を回転させることに
より、グリップ4のみが回転し、ねじ部3aを介して、
クランプナット3に対してグリップ4が図1中右方に移
動する。このとき、外クランプ部材6は砥石9とクラン
プされているため、砥石9との摩擦力により、外クラン
プ部材6の回転は規制されている。この移動により、テ
ーパ面4aを介して、スチールボール8が図中右方に移
動し、スチールボール8は外クランプ部材6を押圧す
る。そして、外クランプ部材6もまた右方に移動し、砥
石9のクランプをより強固に行なうことができ、増締め
することができる。特に、スチールボール8がテーパ面
4a,3bに押圧されて移動するために、スチールボー
ル8の移動量、すなわち外クランプ部材6の移動量は、
グリップ4の移動量よりも小くなり、さほど大きな力を
必要とせず、増締めすることができる(図1中2点鎖
線)。また、スチールボール8が転がり自在に介在され
ているため、摩擦力が軽減され、グリップの回動を円滑
に行なうことができる。
用について説明する。回転軸1のねじ部1aに工具であ
る砥石9を挿入し、さらに、その外側(図1中左側)よ
りクランプナット3をねじ部1aに螺合させる。このと
き、作業者はグリップ4を回転させることとなる。この
とき、外クランプ部材6とグリップ4の当接面にoリン
グ7を介在しているため、外クランプ部材6とグリップ
4とは一体的に回動する。そして、内クランプ部材2と
外クランプ部材6とで砥石9を挟持する。これにより、
砥石9の仮クランプがなされる。さらに、oリング7の
摩擦力よりも大きな力でグリップ4を回転させることに
より、グリップ4のみが回転し、ねじ部3aを介して、
クランプナット3に対してグリップ4が図1中右方に移
動する。このとき、外クランプ部材6は砥石9とクラン
プされているため、砥石9との摩擦力により、外クラン
プ部材6の回転は規制されている。この移動により、テ
ーパ面4aを介して、スチールボール8が図中右方に移
動し、スチールボール8は外クランプ部材6を押圧す
る。そして、外クランプ部材6もまた右方に移動し、砥
石9のクランプをより強固に行なうことができ、増締め
することができる。特に、スチールボール8がテーパ面
4a,3bに押圧されて移動するために、スチールボー
ル8の移動量、すなわち外クランプ部材6の移動量は、
グリップ4の移動量よりも小くなり、さほど大きな力を
必要とせず、増締めすることができる(図1中2点鎖
線)。また、スチールボール8が転がり自在に介在され
ているため、摩擦力が軽減され、グリップの回動を円滑
に行なうことができる。
【0019】図3は本発明における第二実施例の工具の
締付装置の断面図である。なお、上述第一実施例と同一
部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。ま
た、図中2点鎖線は増締め後の状態を示す。
締付装置の断面図である。なお、上述第一実施例と同一
部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。ま
た、図中2点鎖線は増締め後の状態を示す。
【0020】すなわち、本実施例は、上述第一実施例が
スチールボール8を使用していたが、このスチールボー
ル8の代わりに、ローラ11を使用するようにしたもの
であ。このローラ11を使用することにより、単位圧力
をスチールボール8を使用した点接触の時に比べて小さ
くすることができるので、増締め時にクランプナット
3、グリップ4、外クランプ部材6等に傷が付くのを防
止することができる。
スチールボール8を使用していたが、このスチールボー
ル8の代わりに、ローラ11を使用するようにしたもの
であ。このローラ11を使用することにより、単位圧力
をスチールボール8を使用した点接触の時に比べて小さ
くすることができるので、増締め時にクランプナット
3、グリップ4、外クランプ部材6等に傷が付くのを防
止することができる。
【0021】図4は本発明における第三実施例の工具の
締付装置の断面図である。本実施例は丸鋸刃の取付機構
についてであり、回転軸21には内クランプ部材22が
回転軸21に対して回動を規制されて挿入されている。
また、回転軸21にはねじ孔21aが形成され、このね
じ孔21aにはクランプボルト23が螺合されている。
このクランプボルト23の外周にはねじ部23aが形成
され、このねじ部23aにグリップ24が螺着されてい
る。このグリップ24の図4中右端外周には突起部24
aが形成され、この突起部24aに引掛かることにより
抜け落ちが防止された外クランプ部材25が軸方向(図
中左右方向)に移動可能に設けられている。また、グリ
ップ24にはテーパ面24bが形成されており、クラン
プボルト23に形成されたテーパ面23bと対向してい
る。そして、テーパ面24b,23bと外クランプ部材
25とに当接されたスチールボール26,26,…が複
数個設けられている。さらに、外クランプ部材25とク
ランプボルト23との間には、oリング27が介在され
ている。このoリング27は上述第一実施例のoリング
7(図1参照)と同様の作用を奏るべく摩擦材料で構成
されている。
締付装置の断面図である。本実施例は丸鋸刃の取付機構
についてであり、回転軸21には内クランプ部材22が
回転軸21に対して回動を規制されて挿入されている。
また、回転軸21にはねじ孔21aが形成され、このね
じ孔21aにはクランプボルト23が螺合されている。
このクランプボルト23の外周にはねじ部23aが形成
され、このねじ部23aにグリップ24が螺着されてい
る。このグリップ24の図4中右端外周には突起部24
aが形成され、この突起部24aに引掛かることにより
抜け落ちが防止された外クランプ部材25が軸方向(図
中左右方向)に移動可能に設けられている。また、グリ
ップ24にはテーパ面24bが形成されており、クラン
プボルト23に形成されたテーパ面23bと対向してい
る。そして、テーパ面24b,23bと外クランプ部材
25とに当接されたスチールボール26,26,…が複
数個設けられている。さらに、外クランプ部材25とク
ランプボルト23との間には、oリング27が介在され
ている。このoリング27は上述第一実施例のoリング
7(図1参照)と同様の作用を奏るべく摩擦材料で構成
されている。
【0022】このように構成された工具の締付装置の作
用について説明する。回転軸21に工具である丸鋸刃2
8を挿入し、さらに、その外側(図4中左側)よりクラ
ンプボルト23を螺合させる。このとき、作業者はグリ
ップ24を回転させることとなるが、oリング27によ
って、グリップ24とクランプボルト23とが一体に回
転する。そして、内クランプ部材22と外クランプ部材
25とで丸鋸刃28を挟持する。これにより、丸鋸刃2
8の仮クランプがなされる。さらに、oリング27の摩
擦力よりも大きな力でグリップ24を回転させることに
より、グリップ24のみが回転し、ねじ部23aを介し
てクランプボルト23に対してグリップ24が図4中右
方に移動する。この移動により、テーパ面24bを介し
て、スチールボール26が図中右方に移動し、外クラン
プ部材25もまた右方に移動し、丸鋸刃28のクランプ
をより強固に行なうことができ、増締めすることができ
る(図4中2点鎖線)。特に、本実施例においては、上
述実施例がクランプナット3を使用したのに対して、ク
ランプボルト23を使用したことにより、着脱装置全体
構造の小型化を図ることができ、丸鋸刃28の着脱装置
としても使用することができる。
用について説明する。回転軸21に工具である丸鋸刃2
8を挿入し、さらに、その外側(図4中左側)よりクラ
ンプボルト23を螺合させる。このとき、作業者はグリ
ップ24を回転させることとなるが、oリング27によ
って、グリップ24とクランプボルト23とが一体に回
転する。そして、内クランプ部材22と外クランプ部材
25とで丸鋸刃28を挟持する。これにより、丸鋸刃2
8の仮クランプがなされる。さらに、oリング27の摩
擦力よりも大きな力でグリップ24を回転させることに
より、グリップ24のみが回転し、ねじ部23aを介し
てクランプボルト23に対してグリップ24が図4中右
方に移動する。この移動により、テーパ面24bを介し
て、スチールボール26が図中右方に移動し、外クラン
プ部材25もまた右方に移動し、丸鋸刃28のクランプ
をより強固に行なうことができ、増締めすることができ
る(図4中2点鎖線)。特に、本実施例においては、上
述実施例がクランプナット3を使用したのに対して、ク
ランプボルト23を使用したことにより、着脱装置全体
構造の小型化を図ることができ、丸鋸刃28の着脱装置
としても使用することができる。
【0023】図5は本発明における第四実施例の工具の
締付装置の断面図である。図中符号31は回転軸であ
り、この回転軸31には内クランプ部材32が回転軸3
1に対して回動を規制されて挿入されている。また、回
転軸31のねじ部31aにはクランプナット33が脱着
可能に螺合されている。このクランプナット33の外周
にはoリング34を介してグリップ35が設けられてい
る。このoリング34は、グリップ35を回転させた
際、ある一定の大きさの力まではグリップ35とクラン
プナット33とが一体的に回転するが、ある一定の大き
さ以上の力でグリップ35を回転させた場合には、グリ
ップ35のみが回転するような摩擦力を付与する摩擦材
料、例えばゴム等の弾性材料で構成されている。一方、
グリップ35のねじ部35aには外クランプ部材36が
螺着されている。また、グリップ35にはテーパ面35
bが形成されており、クランプナット33に形成された
テーパ面33aと対向している。そして、この両テーパ
面35b,33aと外クランプ部材36とに当接された
スチールボール37,37,…が複数個設けられてい
る。
締付装置の断面図である。図中符号31は回転軸であ
り、この回転軸31には内クランプ部材32が回転軸3
1に対して回動を規制されて挿入されている。また、回
転軸31のねじ部31aにはクランプナット33が脱着
可能に螺合されている。このクランプナット33の外周
にはoリング34を介してグリップ35が設けられてい
る。このoリング34は、グリップ35を回転させた
際、ある一定の大きさの力まではグリップ35とクラン
プナット33とが一体的に回転するが、ある一定の大き
さ以上の力でグリップ35を回転させた場合には、グリ
ップ35のみが回転するような摩擦力を付与する摩擦材
料、例えばゴム等の弾性材料で構成されている。一方、
グリップ35のねじ部35aには外クランプ部材36が
螺着されている。また、グリップ35にはテーパ面35
bが形成されており、クランプナット33に形成された
テーパ面33aと対向している。そして、この両テーパ
面35b,33aと外クランプ部材36とに当接された
スチールボール37,37,…が複数個設けられてい
る。
【0024】このように構成された工具の締付装置の作
用について説明する。回転軸31のねじ部31aに工具
である砥石38を挿入し、さらに、その外側(図5中左
側)よりクランプナット33を螺合させる。このとき、
作業者はグリップ35を回転するが、oリング34によ
って、グリップ35とクランプナット33とは一体的に
回転しうる。そして、内クランプ部材32と外クランプ
部材36とで砥石38を挟持する。これにより、砥石3
8の仮クランプがなされる。さらに、oリング34の摩
擦力よりも大きな力でグリップ35を回転させることに
より、グリップ35のみが回転する。このとき、外クラ
ンプ部材36は砥石38とクランプされているため、砥
石38との摩擦力により、外クランプ部材36の回転は
規制されている。このため、グリップ35は回転に伴な
い、図5中右方に移動する。この移動により、テーパ面
35bを介して、スチールボール37が図中右方に移動
し、外クランプ部材36もまた右方に移動し、砥石38
のクランプをより強固に行なうことができ、増締めする
ことができる。
用について説明する。回転軸31のねじ部31aに工具
である砥石38を挿入し、さらに、その外側(図5中左
側)よりクランプナット33を螺合させる。このとき、
作業者はグリップ35を回転するが、oリング34によ
って、グリップ35とクランプナット33とは一体的に
回転しうる。そして、内クランプ部材32と外クランプ
部材36とで砥石38を挟持する。これにより、砥石3
8の仮クランプがなされる。さらに、oリング34の摩
擦力よりも大きな力でグリップ35を回転させることに
より、グリップ35のみが回転する。このとき、外クラ
ンプ部材36は砥石38とクランプされているため、砥
石38との摩擦力により、外クランプ部材36の回転は
規制されている。このため、グリップ35は回転に伴な
い、図5中右方に移動する。この移動により、テーパ面
35bを介して、スチールボール37が図中右方に移動
し、外クランプ部材36もまた右方に移動し、砥石38
のクランプをより強固に行なうことができ、増締めする
ことができる。
【0025】図6は本発明における第五実施例の工具の
締付装置の断面図である。なお、上述第四実施例(図
5)と同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略
する。すなわち、本実施例は上述第四実施例(図5)が
スチールボール37を使用しているのに対し、クランプ
ナット33の周状に3個のクランプブロック41,4
1,41(図7)を、クランプナット33に揺動可能に
設けたものである。そして、図6において、このクラン
プブロック41の揺動中心oからグリップ35の当接部
までの距離は揺動中心oから外クランプ部材36の当接
部までの距離よりも長く設定されており、テコの原理に
よりグリップ35がクランプブロック41を押圧する力
よりも大きな力でクランプブロック41が外クランプ部
材36を押圧するように構成されている。
締付装置の断面図である。なお、上述第四実施例(図
5)と同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略
する。すなわち、本実施例は上述第四実施例(図5)が
スチールボール37を使用しているのに対し、クランプ
ナット33の周状に3個のクランプブロック41,4
1,41(図7)を、クランプナット33に揺動可能に
設けたものである。そして、図6において、このクラン
プブロック41の揺動中心oからグリップ35の当接部
までの距離は揺動中心oから外クランプ部材36の当接
部までの距離よりも長く設定されており、テコの原理に
よりグリップ35がクランプブロック41を押圧する力
よりも大きな力でクランプブロック41が外クランプ部
材36を押圧するように構成されている。
【0026】しかして、増締めの際、グリップ35を回
転させ、このグリップ35を図6中右方に移動させるこ
とにより、クランプブロック41がクランプナット33
に対して揺動する。すると、外クランプ部材36が図6
中右方に押圧されることとなり、砥石38のクランプを
テコの原理を利用したことにより、より強固に行なうこ
とができ、増締めすることができる(図6中2点鎖
線)。
転させ、このグリップ35を図6中右方に移動させるこ
とにより、クランプブロック41がクランプナット33
に対して揺動する。すると、外クランプ部材36が図6
中右方に押圧されることとなり、砥石38のクランプを
テコの原理を利用したことにより、より強固に行なうこ
とができ、増締めすることができる(図6中2点鎖
線)。
【0027】図8は本発明における第六実施例の工具の
締付装置の断面図である。図中符号51は回転軸であ
り、この回転軸51には内クランプ部材52が回転軸5
1に対して回動を規制されて挿入されている。この回転
軸51のねじ部51aにはクランプナット53が脱着可
能に螺合されている。このクランプナット53には図9
に示すように2個の孔53a,53aが貫通され、この
孔53a内には、図8においてピストン54がoリング
55を介して軸方向に移動可能に封入されている。一
方、クランプナット53の右側面部には環状溝53bが
形成され、この環状溝53b内に外クランプ部材56が
2つのoリング57,58を介して軸方向に移動可能に
封入されている。この外クランプ部材56はクランプナ
ット53に形成された突起部53cによって抜け落ちが
防止されている。そして、この外クランプ部材56のピ
ストン54と対向する箇所には、このピストン54が進
入可能な凹部56aが形成されている。この凹部56a
内には油59等の液体が封入されている。クランプナッ
ト53の外周にはねじ部53dが形成され、このねじ部
53dにグリップ60のねじ部60aが螺着されてい
る。また、このグリップ60にはピストン54の図8中
左端面が当接されている。さらに、クランプナット53
はゴムノック61が2箇所に嵌挿されており(図9参
照)、このゴムノック61の端面はグリップ60に当接
している。このゴムノック61は、グリップ60を回転
させた際、ある一定の大きさの力まではグリップ60と
クランプナット53とが一体的に回転するが、ある一定
の大きさ以上の力でグリップ60を回転させた場合に
は、グリップ60のみが回転しうるような摩擦力を付与
するように構成されている。
締付装置の断面図である。図中符号51は回転軸であ
り、この回転軸51には内クランプ部材52が回転軸5
1に対して回動を規制されて挿入されている。この回転
軸51のねじ部51aにはクランプナット53が脱着可
能に螺合されている。このクランプナット53には図9
に示すように2個の孔53a,53aが貫通され、この
孔53a内には、図8においてピストン54がoリング
55を介して軸方向に移動可能に封入されている。一
方、クランプナット53の右側面部には環状溝53bが
形成され、この環状溝53b内に外クランプ部材56が
2つのoリング57,58を介して軸方向に移動可能に
封入されている。この外クランプ部材56はクランプナ
ット53に形成された突起部53cによって抜け落ちが
防止されている。そして、この外クランプ部材56のピ
ストン54と対向する箇所には、このピストン54が進
入可能な凹部56aが形成されている。この凹部56a
内には油59等の液体が封入されている。クランプナッ
ト53の外周にはねじ部53dが形成され、このねじ部
53dにグリップ60のねじ部60aが螺着されてい
る。また、このグリップ60にはピストン54の図8中
左端面が当接されている。さらに、クランプナット53
はゴムノック61が2箇所に嵌挿されており(図9参
照)、このゴムノック61の端面はグリップ60に当接
している。このゴムノック61は、グリップ60を回転
させた際、ある一定の大きさの力まではグリップ60と
クランプナット53とが一体的に回転するが、ある一定
の大きさ以上の力でグリップ60を回転させた場合に
は、グリップ60のみが回転しうるような摩擦力を付与
するように構成されている。
【0028】このように構成された工具の締付装置の作
用について説明する。回転軸51のねじ部51aに工具
である砥石62を挿入し、さらに、その外側(図8中左
側)よりクランプナット53を螺合させる。このとき、
作業者はグリップ60を回転させることとなるが、この
グリップ60の回転力はゴムノック61を介してクラン
プナット53に伝達される。このため、グリップ60と
クランプナット52とは一体的に回動することとなる。
そして、内クランプ部材52と外クランプ部材56とで
砥石62を挟持する。これにより、砥石62の仮クラン
プがなされる。さらに、ゴムノック61の摩擦力よりも
大きな力で、グリップ60を回転させることにより、グ
リップ60のみが回転し、クランプナット53に対して
グリップ60が図8中右方に移動する。このグリップ6
0の移動により、ピストン54もまた、クランプナット
53に対して図中右方に移動する。このため、外クラン
プ部材56の凹部56a内に封入された油59は圧縮さ
れ、内部圧力が増大するため、油59は環状溝53bに
流出し、外クランプ部材56を図中右方に移動させる力
が作用し、砥石62のクランプをより強固に行なうこと
ができ、増締めすることができる。特に本実施例におい
ては、
用について説明する。回転軸51のねじ部51aに工具
である砥石62を挿入し、さらに、その外側(図8中左
側)よりクランプナット53を螺合させる。このとき、
作業者はグリップ60を回転させることとなるが、この
グリップ60の回転力はゴムノック61を介してクラン
プナット53に伝達される。このため、グリップ60と
クランプナット52とは一体的に回動することとなる。
そして、内クランプ部材52と外クランプ部材56とで
砥石62を挟持する。これにより、砥石62の仮クラン
プがなされる。さらに、ゴムノック61の摩擦力よりも
大きな力で、グリップ60を回転させることにより、グ
リップ60のみが回転し、クランプナット53に対して
グリップ60が図8中右方に移動する。このグリップ6
0の移動により、ピストン54もまた、クランプナット
53に対して図中右方に移動する。このため、外クラン
プ部材56の凹部56a内に封入された油59は圧縮さ
れ、内部圧力が増大するため、油59は環状溝53bに
流出し、外クランプ部材56を図中右方に移動させる力
が作用し、砥石62のクランプをより強固に行なうこと
ができ、増締めすることができる。特に本実施例におい
ては、
【0029】
【数1】 の式で示され、押圧力を大きくすることができる。ま
た、押圧力の調整はグリップのピストン当たり部の形状
を調節する等によりピストン54の位置を調節するか、
若しくはピストン54の個数、あるいは油量を調節する
等により容易に実施することができる。ピストン54を
クランプナット53と外クランプ部材56を連通して介
在せしめているため、ピストン54はクランプナット5
3と外クランプ部材56の回り止めとしての機能を果た
すことができる。
た、押圧力の調整はグリップのピストン当たり部の形状
を調節する等によりピストン54の位置を調節するか、
若しくはピストン54の個数、あるいは油量を調節する
等により容易に実施することができる。ピストン54を
クランプナット53と外クランプ部材56を連通して介
在せしめているため、ピストン54はクランプナット5
3と外クランプ部材56の回り止めとしての機能を果た
すことができる。
【0030】なお、上述した第一乃至第六実施例におい
ては、oリングによる摩擦力あるいはねじ部の螺合力等
により取外す際にはグリップと外クランプ部材とが一体
に回転してしまうため、グリップが外クランプ部材に対
して初期位置に容易に戻らないおそれがある。そのた
め、図10に示すように、グリップ71とクランプナッ
ト72との間に円錐状のコイルばね73を介在せしめ、
コイルばね73の一端はグリップ71に、他端はクラン
プナット72に固着されており、このコイルばね73は
常時クランプナット72を緩める方向に付勢している。
これにより、締付装置を取り外した際には、コイルばね
73の付勢力により常時グリップ71を容易に初期位置
に位置することができる。なお、図10中2点鎖線は増
締め後の状態を示す。
ては、oリングによる摩擦力あるいはねじ部の螺合力等
により取外す際にはグリップと外クランプ部材とが一体
に回転してしまうため、グリップが外クランプ部材に対
して初期位置に容易に戻らないおそれがある。そのた
め、図10に示すように、グリップ71とクランプナッ
ト72との間に円錐状のコイルばね73を介在せしめ、
コイルばね73の一端はグリップ71に、他端はクラン
プナット72に固着されており、このコイルばね73は
常時クランプナット72を緩める方向に付勢している。
これにより、締付装置を取り外した際には、コイルばね
73の付勢力により常時グリップ71を容易に初期位置
に位置することができる。なお、図10中2点鎖線は増
締め後の状態を示す。
【0031】また、上述した第一乃至第六実施例は、仮
クランプと増締めをクリップの操作のみで行なっている
が、仮クランプをクランプナットを回動させ、増締めを
グリップの回動で行なうこともできる。この場合、回り
止めであるoリング、ゴムノック等の摩擦部材は必要と
しない。グリップ71を常時図中左方に付勢している。
これにより着脱装置を取り外した際には、常に、グリッ
プ71は初期位置に位置せしめられる。
クランプと増締めをクリップの操作のみで行なっている
が、仮クランプをクランプナットを回動させ、増締めを
グリップの回動で行なうこともできる。この場合、回り
止めであるoリング、ゴムノック等の摩擦部材は必要と
しない。グリップ71を常時図中左方に付勢している。
これにより着脱装置を取り外した際には、常に、グリッ
プ71は初期位置に位置せしめられる。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
り、モータによる増締めを必要とせず、手動で装着作業
を行なうことができる。また、部品点数の減少を図るこ
とができる。さらに、増締めの際の第二クランプ部材の
移動量をグリップの螺進による移動量よりも小さくなる
ように構成したことにより、グリップの移動量は大きく
なるが、小さな力で確実に増締めすることができる。ま
た、ねじ込み式にしたため、より小さな力で増締めする
ことができる。また、弾性部材を設けたことにより、工
具の装着が行なわれていない状態では、グリップを常時
初期位置に保持することができる等の効果を奏する。
り、モータによる増締めを必要とせず、手動で装着作業
を行なうことができる。また、部品点数の減少を図るこ
とができる。さらに、増締めの際の第二クランプ部材の
移動量をグリップの螺進による移動量よりも小さくなる
ように構成したことにより、グリップの移動量は大きく
なるが、小さな力で確実に増締めすることができる。ま
た、ねじ込み式にしたため、より小さな力で増締めする
ことができる。また、弾性部材を設けたことにより、工
具の装着が行なわれていない状態では、グリップを常時
初期位置に保持することができる等の効果を奏する。
【図1】本考案における工具の締付装置の正面断面図で
ある。
ある。
【図2】本考案における工具の締付装置の側面断面図で
ある。
ある。
【図3】本考案における工具の締付装置の第二実施例の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図4】本考案における工具の締付装置の第三実施例の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図5】本考案における工具の締付装置の第四実施例の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図6】本考案における工具の締付装置の第五実施例の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図7】本考案における工具の締付装置の第五実施例の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図8】本考案における工具の締付装置の第六実施例の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図9】本考案における工具の締付装置の第六実施例の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図10】本考案における工具の締付装置の他の実施例
を示す正面断面図である。
を示す正面断面図である。
【図11】従来の工具の締付装置の断面図である。
【図12】従来の工具の締付装置の断面図である。
【図13】従来の工具の締付装置の断面図である。
【図14】従来の工具の締付装置の断面図である。
1…回転軸 2…内クランプ部材(第一クランプ部材) 3…クランプナット(螺合部材) 4…グリップ 6…外クランプ部材(第二クランプ部材) 8…スチールボール(押圧部材) 9…砥石(工具) 11…ローラ(押圧部材) 21…回転軸 22…内クランプ部材(第一クランプ部材) 23…クランプボルト(螺合部材) 24…グリップ 25…外クランプ部材(第二クランプ部材) 26…スチールボール(押圧部材) 28…丸鋸刃(工具) 31…回転軸 32…内クランプ部材(第一クランプ部材) 33…クランプナット(螺合部材) 34…oリング(摩擦部材) 35…グリップ 36…外クランプ部材(第二クランプ部材) 37…スチールボール(押圧部材) 38…砥石(工具) 41…クランプブロック(押圧部材) 51…回転軸 52…内クランプ部材(第一クランプ部材) 53…クランプナット(螺合部材) 54…ピストン(押圧部材) 56…外クランプ部材(第二クランプ部材) 59…油(押圧部材) 60…グリップ 62…砥石(工具) 73…コイルばね(弾性部材)
Claims (7)
- 【請求項1】 工具を回転させる回転軸に設けられた第
一クランプ部材と、上記回転軸に螺合される螺合部材
と、この螺合部材に対して軸方向に移動可能に設けられ
た第二クランプ部材と、この第二クランプ部材または上
記螺合部材に対して螺着されたグリップと、上記第二ク
ランプ部材と上記螺合部材と上記グリップとの間に介在
されるとともに、上記グリップの上記第二クランプ部材
または上記螺合部材に対する螺進により上記第二クラン
プ部材を上記工具側に押圧する押圧部材とを備え、上記
第二クランプ部材の移動量は、上記グリップの螺進によ
る移動量よりも小さいことを特徴とする工具の締付装
置。 - 【請求項2】 押圧部材は転動体で構成され、上記第二
クランプ部材と上記螺合部材との上記転動体が当接する
当接面の少なくとも一方にはテーパ面部が形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の工具の締付装置。 - 【請求項3】 押圧部材は、螺合部材に揺動可能に設け
られたクランプブロックにより構成され、このクランプ
ブロックの揺動中心からグリップの当接部までの距離
は、揺動中心から第二クランプ部材の当接部までの距離
よりも長く設定されていることを特徴とする請求項1記
載の工具の締付装置。 - 【請求項4】 螺合部材には環状の環状溝と、この環状
溝と外部とを連通する孔とが形成され、上記孔にはピス
トンが軸方向に移動可能に設けられ、このピストンの一
端側はグリップに当接され、上記環状溝には油が封入さ
れて押圧部材が構成されていることを特徴とする請求項
1記載の工具の締付装置。 - 【請求項5】 第二クランプ部材には、ピストンの他端
が挿入可能な凹部が形成されていることを特徴とする請
求項4記載の工具の締付装置。 - 【請求項6】 グリップのピストン当接部の形状が調節
可能であることを特徴とする請求項4記載の工具の締付
装置。 - 【請求項7】 グリップと螺合部材との間には弾性部材
が介在され、この弾性部材は上記グリップを初期位置に
位置せしめる方向に付勢することを特徴とする請求項1
に記載の工具の締付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9648594A JPH07299743A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 工具の締付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9648594A JPH07299743A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 工具の締付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07299743A true JPH07299743A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14166375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9648594A Pending JPH07299743A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 工具の締付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07299743A (ja) |
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-
1994
- 1994-05-10 JP JP9648594A patent/JPH07299743A/ja active Pending
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