JPH0729964U - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0729964U
JPH0729964U JP5986193U JP5986193U JPH0729964U JP H0729964 U JPH0729964 U JP H0729964U JP 5986193 U JP5986193 U JP 5986193U JP 5986193 U JP5986193 U JP 5986193U JP H0729964 U JPH0729964 U JP H0729964U
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Application number
JP5986193U
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English (en)
Inventor
▲隆▼ 池田
英昭 山下
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Meiko Co Ltd
Original Assignee
Meiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの被写体から同時に所定角度異なる複数
の撮像を得る。 【構成】 結像レンズ21を介して入射される被写体の
像10をハーフミラー31によって、透過像11と反射
像12に分化し、この透過像11と反射像12を、結像
位置で、かつ、互いに直交する角度に配設された2つの
CCDラインセンサ32,33で同時に撮像することに
よって、被写体10又は撮像装置の回転作業を不要にす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被写体の像を複数の像に分化し、被写体の像と所定角度異なる上記 複数の像を撮像する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の撮像装置では、被写体の像を結像レンズを通して1次元センサ であるCCDラインセンサに結像させていた。この撮像装置では、結合レンズと CCDラインセンサは、1対1に対応しており、1方向(1次元)の撮像をおこ なっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記撮像装置では、被写体の像と直交する方向の撮像を行なう場合 、上記被写体を90度回転させるか、或いは上記撮像装置自体を90度回転させ て、必要な撮像を行なわなければならず、撮像作業が煩雑になるという問題点が あった。
【0004】 また、円等の被写体に対し、その中心を求める場合、撮像装置に、例えば撮像 素子を2次元に配列(面配列)した走査出力センサを使用したカメラ(以下、「 2次元カメラ」という。)を用いると、各撮像素子から得られた映像信号(撮像 情報)を演算処理して中心座標を算出するが、この場合、一画面の読み出し時間 T1は、 T1=(DH ×DV)/fCLK …(1) ただし、fCLK:読み出し周波数 DH :水平総ドット数 DV:垂直総ライン数 で表わすことができる。しかし、円の中心座標を算出するためには、直交する 2軸を撮像するだけで算出できるので、上記2次元カメラから得た撮像情報の大 半が不要になるという問題点があった。
【0005】 本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、1つの被写体から同時に所定角 度異なる複数の撮像を得ることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案では、被写体の像を結像させる結像素子であ る結像レンズと、前記被写体の像を複数の像、例えば2つの像に分化する分化手 段であるハーフミラーと、前記被写体の像の結像位置で、かつ、互いに所定角度 異なる角度に1次元に配設されて、複数の像、例えば互いに直交する2つの像を それぞれ撮像する複数の撮像素子であるCCDラインセンサとを備えた撮像装置 が提供される。
【0007】
【作用】
分化手段によって、被写体の像の分化を行ない、互いに直交した像、すなわち 被写体の縦軸方向の1次元の像と横軸方向の1次元の像を複数のCCDラインセ ンサで同時に撮像する。 従って、被写体又は撮像装置の回転作業が不要となって、機械的機構の単純化 、省力化が図られる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図1及び図3の図面に基づき説明する。 図1は、本考案に係る撮像装置の概略構成を示す構成図である。図において、 撮像装置は、レンズ部20と、カメラ部30とから構成されている。 レンズ部20は、被写体10の像を結像させる結像レンズ21を有しており、 また、カメラ部30は、レンズ部20からの被写体10の像を透過像11と反射 像12に2分化するハーフミラー31と、透過像11の撮像を行なうCCDライ ンセンサ32と、反射像12の撮像を行なうCCDラインセンサ33と、上記C CDラインセンサ32,33を駆動させるドライバー34,35とから構成され ている。
【0009】 上記ハーフミラー31は、入射する被写体10の像をY軸方向に結像させる透 過像11と、被写体10のX軸方向に結像させる反射像12とに2分化して、透 過像11をCCDラインセンサ32に、また、反射像12をCCDラインセンサ 33に出力している。 上記CCDラインセンサ32,33は、1次元に配列されて、上記透過像11 及び反射像12の1ライン分の撮像に応じた映像信号を処理回路40に出力して おり、上記処理回路40は、これら入力する映像信号に応じて演算処理を行ない 、被写体10の中心座標を算出している。
【0010】 すなわち、本実施例の撮像装置は、1次元センサであるCCDラインセンサを 2つ互いに直交させて配設し、被写体の中心座標を求める上で必要最小限の2軸 (Y軸、X軸)の撮像情報のみを読み取り、上記撮像情報(映像信号)を処理回 路40に出力して、ここで高速な演算処理を可能にしている。 また、各CCDラインセンサ32,33は、それぞれ独立しているため、処理 回路40による並列処理が可能であり、撮像装置は、1走査分の読み出し時間で 、X,Y2軸の撮像情報を得ることができる。ここで、1走査分の読み出し時間 をT2とすると、 T2=DH /fCLK …(2) となり、式(1)及び(2)で、fCLK及びDHが同一とした場合、T2/T1は、 T2/T1=DH /(DH ×DV) =1/DV …(3) が成り立ち、本実施例では、従来例に比べて、1/DV時間で撮像情報の読み出 しが可能になる。
【0011】 従って、本実施例の撮像装置では、ハーフミラーを用いて、被写体の像の2分 化を行ない、互いに直交する方向の像、すなわち被写体の縦軸方向の像と横軸方 向の像を2つの1次元センサで同時に撮像するので、被写体又は撮像装置の回転 作業が不要となって、機械的機構の単純化、省力化を図ることができる。 また、本実施例の撮像装置では、図2,図3に示した円や正方形等の被写体の 中心座標を算出する場合、2つの1次元センサを用いて、必要最小限の2軸の撮 像情報(x1からx2,y1からy2)のみを読み取り、処理回路で高速な演算処理 が可能になる。すなわち、処理回路は、((x1+x2)/2,(y1+y2)/2 )から被写体の中心座標を求めることができる。さらに、本実施例の各1次元セ ンサは独立しているので、処理回路によるデータの並列処理が可能であり、この ため1走査分の読み出し時間で、上記被写体の縦軸方向及び横軸方向の2軸の撮 像情報を得ることができ、読み出し時間の短縮化が図られる。
【0012】 ここで、例えば従来の2次元カメラの画素数を1000ドット×1000ライ ン、読み出し周波数を約10MHZとし、本実施例の撮像装置の画素数を100 0ドット×1ライン、読み出し周波数を従来例と同様の約10MHZとすると、 上記2次元カメラにおける1画面の読み出し時間T1は、(1)式から T1=(1000ドット×1000ライン)/10MHZ =100ms すなわち、T1は、約100msとなる。また、本実施例の撮像装置における1 画面の読み出し時間T2は、縦軸方向及び横軸方向の2軸の撮像情報を同時に得 た場合、(2)式から T2=(1000ドット×1ライン)/10MHZ =0.1ms すなわち、T2は、約0.1msとなる。従って、本実施例の撮像装置では、従 来の2次元カメラを使用した場合と比べると、(3)式から1/1000時間で読 み出しが可能となる。
【0013】 また、従来例に挙げた1000ドット×1000ラインの2次元センサは、非 常に特殊で高価なものであるが、本実施例に挙げた1000ドット×1ラインの 1次元センサは、非常に安価に入手でき、5000ドット以上の1次元センサも 多数を販売されているので、分解能を低下させることなく、安価でより広視野の 1次元センサを用いた撮像装置の製造が可能となる。
【0014】 なお、本実施例では、被写体の像を2つに分化する場合について説明したが、 本考案はこれに限らず、例えば複数のハーフミラーと1次元センサを用いて、1 つの被写体から同時に所定角度異なる3ライン以上の撮像を得ることも可能であ る。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、被写体の像を結像させる結像素子と、前記 被写体の像を複数の像に分化する分化手段と、前記被写体の像の結像位置で、か つ、互いに所定角度異なる角度に1次元に配設されて、前記複数の像をそれぞれ 撮像する複数の撮像素子とを備えたので、1つの被写体から同時に所定角度異な る複数ラインの撮像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る撮像装置の概略構成を示す構成図
である。
【図2】被写体が円の場合の中心座標の求め方を説明す
る図である。
【図3】被写体が正方形の場合の中心座標の求め方を説
明する図である。
【符号の説明】
10 被写体 20 レンズ部 21 結像レンズ 30 カメラ部 31 ハーフミラー 32,33 CCDラインセンサ 34,35 ドライバー 40 処理回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の像を結像させる結像素子と、 前記被写体の像を複数の像に分化する分化手段と、 前記被写体の像の結像位置で、かつ、互いに所定角度異
    なる角度に1次元に配設されて、前記複数の像をそれぞ
    れ撮像する複数の撮像素子とを備えたことを特徴とする
    撮像装置。
JP5986193U 1993-11-08 1993-11-08 撮像装置 Pending JPH0729964U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5986193U JPH0729964U (ja) 1993-11-08 1993-11-08 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5986193U JPH0729964U (ja) 1993-11-08 1993-11-08 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0729964U true JPH0729964U (ja) 1995-06-02

Family

ID=13125389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5986193U Pending JPH0729964U (ja) 1993-11-08 1993-11-08 撮像装置

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JP (1) JPH0729964U (ja)

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