JPH07299055A - 回転型x線撮影装置 - Google Patents

回転型x線撮影装置

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JPH07299055A
JPH07299055A JP6114769A JP11476994A JPH07299055A JP H07299055 A JPH07299055 A JP H07299055A JP 6114769 A JP6114769 A JP 6114769A JP 11476994 A JP11476994 A JP 11476994A JP H07299055 A JPH07299055 A JP H07299055A
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rotation
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Takeshi Ozaki
毅 尾崎
Kazuyoshi Nishino
和義 西野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 何回か回転させて種々の角度方向からの画像
信号を得る場合に、それらの回転においてつねに正確に
対応した角度方向からの画像信号が得られるようにす
る。 【構成】 C型アーム24を回転駆動する回転駆動装置
25から角度信号を得て、フレーム同期信号発生装置3
1から発生させられるフレーム同期信号をその角度信号
に同期させ、そのように同期させられたフレーム同期信
号を、X線テレビカメラ23の撮像同期信号とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転型X線撮影装置
に関し、とくに画像信号をデジタル化した上で造影剤の
ある状態の画像とない状態の画像との間のサブトラクシ
ョンを行なう場合や同一角度方向からの画像を何枚か合
成する場合など同一角度方向の画像を用いて画像処理す
るのに好適な回転型X線撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、X線管と、X線イメージイン
テンシファイアおよびX線テレビカメラを組み合わせた
撮像系とを、C型アームなどと呼ばれる1つの保持機構
に保持させ、この保持機構の全体を被検体の回りに回転
させることにより被検体の周囲の各角度方向からの画像
を撮影する回転型X線撮影装置が知られている。
【0003】このような回転型X線撮影装置を用いてD
SA(デジタルサブトラクションアンギオグラフィ)に
よる血管造影撮影を行なう場合、まず、造影剤注入前に
被検体の周囲に上記保持機構の全体を回転させながら、
一定の回転角度ごとあるいは一定の時間ごとに、角度情
報とともに各方向からのX線透過像を記録し、これが終
了した後最初の角度位置に復帰させた上で造影剤を注入
し、同じ条件で回転させながら画像の記録を行なう。そ
して画像信号をデジタル化した上で、造影剤注入後の各
画像に対して、注入前の画像のうち回転角度が最も近い
もの、あるいは回転角度の近い数枚を補間した画像をサ
ブトラクションし、造影剤によって表わされた血管のみ
の画像を抽出する。
【0004】また、このような造影剤のある状態の画像
とない状態の画像との間のサブトラクションを行なうの
ではなく、造影剤は用いずに上記の保持機構の全体を被
検体の回りに数回回転させて各角度方向からの画像を得
て、それらのうちから同一角度方向の画像を何枚か取り
出し、それらの間で画像信号を合成することによりノイ
ズリダクション等のフィルタ操作することも行なわれて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回転型X線撮影装置では、X線管と撮像系とを被検体の
回りに数回回転させて各角度方向からの画像を得る場合
に、同一角度方向からの画像を得ることが難しいという
問題がある。すなわち、X線管と撮像系とを保持する保
持機構およびこれを回転させる機構の機械的なぶれは避
けられないし、また、その回転と撮像系の画像フレーム
同期信号とがシンクロナイズしていないので、画像フレ
ーム間隔時間だけ角度方向がずれるからである。そのた
め、デジタルサブトラクション画像にアーティファクト
が生じたり、ノイズリダクション等のフィルタ操作が行
なえないという問題を引き起こす。
【0006】この発明は上記に鑑み、どの回転において
もつねに同じ角度方向からの画像信号を得ることができ
るように改善し、同じ角度方向からの画像の重ね合わせ
やサブトラクション操作を行なう際に不都合が生じない
ようにした、回転型X線撮影装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による回転型X線撮影装置においては、被
検体に向けてX線を照射するX線照射手段と、被検体を
透過したX線が入射させられてX線透過像の画像信号を
得るX線撮像手段と、これらX線照射手段とX線撮像手
段とを一体に回転させる手段と、該回転の角度に応じた
角度信号を得る手段と、該角度信号に同期したフレーム
同期信号を発生し、該フレーム同期信号を上記のX線撮
像手段に与えて撮像フレームをこれに同期させるフレー
ム同期信号発生手段とが備えられることが特徴となって
いる。
【0008】フレーム同期信号発生手段は、位相可変型
の発振器と、該発振器の出力位相と角度信号の位相とを
比較し、その差がなくなるように上記発振器の位相を調
整する調整信号を発生する調整信号発生器とから構成す
ることができる。
【0009】
【作用】たとえばX線照射手段とX線撮像手段とが90
゜回転するのに約3秒かかると仮定すると、角度信号は
その回転の角度の1゜ごとに1つのパルスを発生する。
すると、その回転中に、概略、1秒当たり30個のパル
スが発生することになる。しかし、回転むらなどがある
ので、パルス間隔は厳密には1/30秒とはならず、1
/30秒を前後することになる。他方、X線撮像手段の
撮像フレームが1/30秒であるとすると、フレーム同
期信号発生手段は1/30秒ごとにフレーム同期信号を
発生するのであるが、この1/30秒間隔のフレーム同
期信号が上記の角度信号に同期するよう位相(タイミン
グ)変化させられる。つまり、この例ではフレーム同期
信号は角度信号に応じて位相調整されることにより、つ
ねにフレーム同期信号が1゜の角度に対応するようされ
る。そのため、得られたX線画像信号は必ず1゜ごとの
角度方向から得たものとなるので、これらを重ね合わせ
たり、あるいはサブトラクションしたりするときに、そ
れらの画像の間の角度方向のずれが生じることはない
(実際には、角度信号とフレーム同期信号とを安定に同
期させるため、角度信号としてもっと細かい角度ごとに
パルスを発生させ、これと発振器の位相とを同期させ
て、フレーム同期信号よりも周波数の高い信号をつく
り、この周波数の高い信号を分周してフレーム同期信号
とすることが望ましい)。
【0010】フレーム同期信号発生手段を、位相可変型
の発振器と、該発振器の出力位相と角度信号の位相とを
比較し、その差がなくなるように上記発振器の位相を調
整する調整信号を発生する調整信号発生器とから構成す
るようにすれば、これはいわゆるPLL(フェイズロッ
クループ)回路であり、容易に実現できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1において被検
体10がベッドの天板に横たえられており、この被検体
10を挟むようにX線管21、およびX線イメージイン
テンシファイア22とX線テレビカメラ23とを組み合
わせたX線撮像系が対向配置される。これらX線管21
とX線撮像系とはC型アーム24の両端に保持されてお
り、このC型アーム24は回転駆動装置25によって保
持され、かつこれによってC型アームの円弧方向(矢印
で示す)に回転駆動されるようになっている。この回転
駆動装置25は、検査室の床面に設置されたスタンド2
6により保持されている。
【0012】上記の回転駆動装置25は、回転角度を表
わす角度信号を生じる。この角度信号はその一定の回転
角度ごとに生じるパルスからなる。たとえば、機械式の
ポテンショメータや光学式のロータリーエンコーダが内
蔵されていて、1゜ごとに1個のパルスが発生するよう
にされる。この角度信号はフレーム同期信号発生装置3
1と、画像処理装置41とに送られる。
【0013】フレーム同期信号発生装置31は、X線テ
レビカメラ23の垂直同期信号を発生する発振器32
と、調整信号発生器33とを備えている。発振器32は
1/30秒ごとに垂直同期信号を発生しているが、その
位相が外部からの調整信号によって調整されるようにな
っている。つまり、外部信号によって垂直同期信号の発
生間隔が早められたり、遅らされる。この発振器32の
出力が調整信号発生器33において、上記のように回転
駆動装置25から送られた角度信号と比較される。すな
わち、調整信号発生器33において、時系列的に送られ
る角度信号からつぎに送られてくるであろうパルスまで
の時間を予測し、これと、発振器32においてつぎに発
生するパルスとのタイミングが合うように、パルス発生
位相を調整する調整信号を発生する。このようなフィー
ドバックループにより発振器32の出力パルスは正確に
回転の1゜ごとの角度に同期した信号となる。
【0014】なお、このようなパルス発振位相を外部信
号に同期させる回路は、いわゆるPLL回路を用いれば
容易に構成できる。
【0015】このようなフレーム同期信号発生装置31
からのパルスはフレーム同期信号としてX線テレビカメ
ラ23に送られる。そのため、X線テレビカメラ23で
の撮像フレームが、正確に回転角度の1゜ごとに対応す
ることになる。X線テレビカメラ23から得られた画像
信号は画像処理装置41に送られて記録され、あるいは
画像処理される。この画像処理装置41には回転駆動装
置25からの角度信号も送られてきているので、その角
度信号により表わされる角度情報を画像信号とともに記
録し、後に参照することができる。
【0016】そこで、C型アーム24を基準位置から回
転させながら行なう撮影を2回あるいは3回以上繰り返
しても、各回ごとに必ず角度位置の絶対位置が同じ状態
での画像信号が得られるため、各回転を通じて正確に同
じ角度方向から撮影した画像を得ることができる。その
ため、造影剤注入前後でまったく同じ角度方向からの画
像を得てそれらの間のサブトラクション処理を行ない、
造影剤によって表わされた血管像を抽出し、角度ずれに
よるアーティファクトのないサブトラクション画像を画
像モニタ装置42で表示することができる。また、造影
剤を注入しないで複数回の回転を行ない、各回転を通じ
て同じ角度方向から撮影した画像を重ね合わせて画像合
成し、ノイズ減少させるフィルタ操作を行なう場合に
も、その角度方向が正確に同じになっている画像が得ら
れるため、問題が生じない。
【0017】なお、上記では回転角度の1゜ごとに1パ
ルスの角度信号が発生されるものとして説明したが、こ
の角度間隔は一つの例示にすぎず、一般にはΔθの角度
間隔ごとに1パルスの角度信号を発生させるようにすれ
ばよい。そして、この角度間隔Δθを1゜の十分の1ま
たは数十分の1とし、発振器32はフレーム同期信号と
して必要な周波数の10倍または数十倍の周波数とし、
これらの信号の間で同期をとり、その後、分周器を用い
て分周することにより、フレーム同期信号として必要な
周波数にまで下げてくるという構成をとることが、実際
上、角度信号とフレーム同期信号とを安定に同期させる
上で望ましい。さらに、上記の実施例では角度信号を回
転駆動装置25から得ているが、回転駆動装置25とは
別にC型アーム24の回転角度を検出する角度センサを
設けて、これから角度信号を出力させるようにしてもよ
い。この角度センサとしては、光電式のものや機械式の
ポテンショメータなどを用いることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の回転型
X線撮影装置によれば、複数回回転させて種々の角度方
向からのX線透過像を得る場合に、どの回転においても
つねに同じ角度方向からの画像信号を得ることができ、
同じ角度方向からの画像の重ね合わせやサブトラクショ
ン操作を行なう際にそれらの角度方向が微妙にずれるこ
とによる不都合が生じないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の模式的なブロック図。
【符号の説明】
10 被検体 21 X線管 22 X線イメージインテンシファイア 23 X線テレビカメラ 24 C型アーム 25 回転駆動装置 26 スタンド 31 フレーム同期信号発生装置 32 発振器 33 調整信号発生器 41 画像処理装置 42 画像モニタ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に向けてX線を照射するX線照射
    手段と、被検体を透過したX線が入射させられてX線透
    過像の画像信号を得るX線撮像手段と、これらX線照射
    手段とX線撮像手段とを一体に回転させる手段と、該回
    転の角度に応じた角度信号を得る手段と、該角度信号に
    同期したフレーム同期信号を発生し、該フレーム同期信
    号を上記のX線撮像手段に与えて撮像フレームをこれに
    同期させるフレーム同期信号発生手段とを有することを
    特徴とする回転型X線撮影装置。
JP11476994A 1994-04-30 1994-04-30 回転型x線撮影装置 Expired - Fee Related JP3413955B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006230843A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Hitachi Medical Corp X線回転撮影装置
CN102934999A (zh) * 2011-08-17 2013-02-20 南京普爱射线影像设备有限公司 医用c形臂三维成像同步控制装置

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