JPH07298561A - 振動に対する感受性の低い電気モータ用ブラシおよびその製造方法 - Google Patents

振動に対する感受性の低い電気モータ用ブラシおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH07298561A
JPH07298561A JP5101420A JP10142093A JPH07298561A JP H07298561 A JPH07298561 A JP H07298561A JP 5101420 A JP5101420 A JP 5101420A JP 10142093 A JP10142093 A JP 10142093A JP H07298561 A JPH07298561 A JP H07298561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
conductor
density
powder
cover portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5101420A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean-Bernard Deboves
ジヤン−ベルナール・ドウボーブ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mersen SA
Original Assignee
Carbone Lorraine SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Carbone Lorraine SA filed Critical Carbone Lorraine SA
Publication of JPH07298561A publication Critical patent/JPH07298561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/36Connections of cable or wire to brush
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/18Contacts for co-operation with commutator or slip-ring, e.g. contact brush
    • H01R39/20Contacts for co-operation with commutator or slip-ring, e.g. contact brush characterised by the material thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/12Manufacture of brushes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】経済的且つ振動に対して良好な耐性を有する電
気モータ用ブラシとその製造方法とを提供する。 【構成】ブラシ6の形成と導電体2の機械的固着とを同
時に可能にするように導電体2の一方の端部を含む導電
粉末を圧縮することにより得られ、ブラシが振動を受け
る際の機械的固着力を改良するように、覆われている導
電体2の端部と接触する圧縮された粉末の少なくとも一
部の密度が圧縮された粉末の平均密度より高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気モータのブラシの
分野に関する。一般にこれらのブラシは、整流子ブレー
ドと、カバー部分に固着されたワイヤ、ケーブルまたは
ブレードの形態の導電体との電気接触を提供するように
企図された導電材料のカバー部分を含んでいる。
【0002】多くの状況において電気モータは、モータ
自身の作動から生じるか、または例えばこのモータが車
両または自身がさまざまな振動を受ける機械に隣接して
置かれる場合に、モータの周囲環境から発生し得る振動
を受ける。
【0003】モータの正常な操作に高周波および強度の
振動が伴う場合に、ブレードがカバー部分から外れてし
まい、最悪の結果を生むモータの停止を起こす可能性が
あることがわかっている。
【0004】このことは特に、導電粉末をただ圧縮する
ことにより得られる単純なデザインの最も経済的なブラ
シの場合に見られ、該ブラシのブレードは導電粉末の圧
縮の間にブレードを単に該粉末で覆うことによりカバー
部分に固着される。
【0005】一方、一般にいくつかの製造段階を含み、
従って例えばそのブレードがカバー部分にろう付けされ
ているような、前述の場合よりさらに費用がかかるより
精密な設計のブラシは、強振動に対しても充分に耐性が
ある。
【0006】
【従来の技術】上記の問題を解決する、即ち経済的且つ
強振動に耐性を有するブラシを得るべく、既にいくつか
の試みがなされてきた。
【0007】例えば、独特許第2322713号はこの
問題を解決するためのさまざまな解決法を提案してい
る。
【0008】提案されている一つの解決法によれば、接
続点に弾性ハウジングが設けられ、該ハウジングは弾性
部分からなっている。
【0009】もう一つの解決法によると、接続の近辺で
追加質量がブレードに付加されている。
【0010】もう一つの解決法は塑性物質をブレードに
注入することを含んでいる。
【0011】最後にこの特許は、接続用にブラシの表面
が近づくにつれ広がるハウジングを提案している。
【0012】本出願人は、これらの解決法のあるもの
が、特に塑性部分の付加を含むものにおいては振動に対
する接続の耐性を改善しはしたが、塑性部分の付加は、
余分な製造コストがかかることは言うに及ばず、かなり
多くの場合耐熱問題を引き起こす可能性があることを発
見した。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題に対する解
決法として、本出願人は経済的であると共に、従来技術
による経済的なブラシより振動に対してさらに良好な耐
性を示すブラシを開発することを求めてきた。
【0014】経済的なブラシという用語は、ブラシの
「ブレードおよびカバー部分」の接続が、この接続を強
化または修正するための追加操作をせずに、粉末を圧縮
してカバー部分を形成することにより作られるブラシを
指している。
【0015】本発明はそのようなブラシを得るための方
法に関する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電気モ
ータ用ブラシは、導電材料のカバー部分と、一方の端部
が該カバー部分に侵入して該部分に埋まっているワイ
ヤ、ケーブルまたはブレードの形態の導電体とを含んで
おり、該ブラシは、カバー部分の形成と、導電体および
カバー部分の機械的固着および電気的接続とを同時に可
能にするように導電体の一方の端部を含む導電粉末を圧
縮することにより得られ、埋まっている端部の周りに超
圧縮領域を形成してブラシが振動を受ける際の機械的固
着力を改良するように、カバー部分に埋まっている端部
と接触する導電材料の少なくとも一部の密度が導電材料
の平均密度より高いことを特徴としている。
【0017】実際、本出願人により実行された調査は、
「密度」要素の重要な役割を示したが、この役割は明瞭
には理解されていない。実際、振動現象の分野は非常に
複雑なので、ブレード端部を被覆する材料の局所的な密
度の増加と、かなりの振動を受けるブラシのブレードお
よびカバー部分の間の結合力の改善との間の関係は予測
され得なかった。
【0018】
【実施例】本出願人は、カバー部分に埋まっている端部
と接触する全ての導電材料の密度が導電材料の平均密度
より高いのが好ましいことを発見した。
【0019】驚くべきことには、ブラシが振動を受ける
際の導電体とカバー部分との機械的固着に関する非常に
確実な効果が比較的低い局所的超圧縮によってさえ示さ
れることがわかった。超圧縮領域の高い密度は平均密度
より少なくとも5%高いだけでよかった。
【0020】一般に平均密度より高い密度を有する導電
材料は、前述の端部を取り囲み、従って超圧縮材料の被
覆を形成する。従って、外部に開口するこの被覆は自身
の外表面を有している。外表面は、少なくともその一部
が、導電体が横切るカバー部分のフェイス(図中では7
で示されているフェイス)の平面内にあるか、または該
平面からずれている。従って図1d、図6b、図7b、
図9bによるブラシは、その外表面が導電体が横切るカ
バー部分のフェイスに対して内側に引っ込んでいる超圧
縮材料の被覆を有している。
【0021】本発明による図4bのブラシは、その外表
面が導電体が横切るカバー部分のフェイスの平面内にあ
る。
【0022】一方、本発明による図3bのブラシは、そ
の外表面が導電体が横切るカバー部分のフェイスより外
側に延びている超圧縮材料の被覆を有している。しか
し、これら最後の二つの実施例(図3bおよび図4b)
は、本発明の単に可能であるだけで、好ましいというの
ではない実施例である。外表面は、底部から導電体が出
ている空洞を形成するように平面に対して引っ込んでい
るのが好ましい。
【0023】超圧縮被覆の外表面はまた自身の幾何学的
形状を特徴としている。外表面は図1d、図3b、図4
b、図7b、図9bのブラシの場合には導電体が横切る
平面を形成している。外表面は一般的にはファンネル形
状であると共に、ブラシの外部が近づくにつれて次第に
導電体から遠ざかる表面を形成し得る。この場合、図5
bに概略的に示されているように、被覆の外表面および
導電体の表面は接線接続しているのが好ましく、外表面
はカバー部分のフェイスに対して空洞を形成している。
【0024】本出願人は、超圧縮被覆を形成する好適な
方法がブラシの平面に関して対称である二つの空洞を有
するブラシを形成することを含み、導電体が図6bおよ
び図9bに示されているような二つの空洞の一つの底部
から出ていることを発見した。
【0025】本発明によれば、圧縮によるカバー部分の
形成に役立つ導電粉末は、黒鉛粉末、金属粉末または黒
鉛粉末と金属粉末との混合物から選択される。黒鉛粉末
と50から80重量パーセントの金属粉末との混合物を
使用するのが好ましく、該混合物における超圧縮領域を
構成する材料の密度は、カバー部分の材料の平均密度よ
り少なくとも7%高い。
【0026】本発明によるブラシを製造するにはいくつ
かの方法がある。
【0027】本発明の第1の実施例によると、粉末1は
少なくとも二つの圧縮手段4、5を備えた型枠3に導入
され、圧縮手段の一つに接続された導電体2の端部2e
は粉末1中に導入され、次いで実質的に平均密度より低
い密度を有する導電材料1aを得るために、第1の圧縮
手段4により全部が圧縮され、最終的に、前述のより高
い密度に等しい密度を有する材料1bによって導電体を
少なくとも部分的に被覆するように、導電体と接触する
この導電材料の少なくとも一部を第2の圧縮手段5によ
って圧縮する。
【0028】いくつかの変形例に従って、この方法が図
1aから図1c、図3a、図4a、図5a、図6a、図
7a、図8aに示されている。
【0029】図3a、図3b、図4a、図4b、図5
a、図5bは、 − 図3aの手段で得られた図3bのブラシ6におい
て、密度の高い材料1bの被覆が端部2eが横切るブラ
シ6のフェイスを構成する基準平面7から外側に延びて
いる、 − 図4aの手段で得られた図4bのブラシ6におい
て、密度の高い材料1bの被覆が端部2eが横切るブラ
シ6のフェイスを構成する基準平面7の領域内にある、 − 図5aの手段で得られた図5bのブラシ6におい
て、密度の高い材料1bの被覆が端部2eに接線接続さ
れている実質的にファンネル形状の表面によって外側が
限定されている という、材料1bの被覆の形状と、端部2eが横切るブ
ラシ6のフェイス7に関するこの被覆の相対位置とが顕
著である三つの場合を示している。
【0030】図11aおよび図11bに概略的に示され
ている本発明の第2の実施例によると、導電体2を支持
する下方パンチ9と上方パンチ10である二つの可動パ
ンチを備えた静止押型8が使用されており、各々のパン
チは、パンチが寄せられるときに導電体2の端部2eを
完全に被覆する超圧縮領域1bを得るように、対面する
隆起部分11を備えている。ブラシは二つの対称空洞ま
たは凹みを含んでおり、これら二つの凹みの中の一つの
底部から出ている導電体がこのようにして得られる。
【0031】 図9aから図9dにおいてスケール2でさまざまな角度
から示されている本発明によるブラシを作成した。
【0032】銅と鉛との混合物を含有する69%の金属
粉末を含み、残りが黒鉛粉末である混合物を形成した。
図11aおよび図11bに概略的に示されている方法に
従って、該混合物を押型8と隆起部分11を備えた下方
パンチ9で形成されたチャンバ内に置き、さらにこれも
導電体2の端部が通過する隆起部分11を備えた上方パ
ンチ10で該混合物を圧縮した。
【0033】導電体2の端部2e用の被覆を形成する超
圧縮領域を有する本発明によるブラシをこのようにして
得た。外面的には、このブラシは二つの対称的な凹みを
有しており、導電体はそれらの中の一つの底部から出て
いる。
【0034】非超圧縮部分1aは密度4を有しており、
超圧縮領域1bは4.32から4.4の範囲の密度、即
ち非超圧縮材料1aの密度より8から10%高い密度を
有していた。超圧縮部分および非超圧縮部分のそれぞれ
の体積から見て、超圧縮部分は全体の小部分(一般的に
5から20体積パーセント)のみを表し、カバー部分の
平均密度は4.06である。
【0035】比較例 従来技術による比較例においては、超圧縮が無く、圧縮
押型が隆起部分を有していないこと以外は、すべて本発
明による例と同一である。得られたブラシは図10aか
ら図10dに示されているもの(スケール2)である。
このブラシは本発明により製作されたものと同様な外形
寸法と、均一な密度4とを有している。 比較結果 二つのブラシは振動ベンチ上でテストされ、導電体の端
部とカバー部分との機械的固着にははっきり改善が見ら
れた。振動を受けるブラシの寿命は、本発明によるブラ
シでは大いに増大しており、モータに通常見られる振動
数においては少なくとも二倍になっている。
【0036】使用 本発明によるブラシは、出発モータブラシ、さらに特定
的にはフラットな整流子を有する出発モータブラシとし
て使用され、フラットな整流子出発モータは、導電体の
振動を励起する意味で比較的著しく振動する。従って本
発明により、従来技術によって比較的高価なブラシが必
要とされたような場合に経済的なブラシの使用が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aは、導電体2の端部2eを覆うと共に、
全ての導電粉末を実質的に高密度化するための第1の圧
縮手段4と、導電体の端部2の周りに、第1の圧縮手段
4により前もって高密度化された導電粉末を局所的に高
密度化させる第2の圧縮手段5との二つの圧縮手段を備
えた導電粉末1で充填された型枠3の縦断面を概略的に
示す図である。図1bは、ほぼ均一な密度を有する材料
1aの形成に導く第1の圧縮手段4が起動され、この密
度d1が最終ブラシの平均密度dfより実質的に低いこ
とを除けば、図1aと同様な図である。図1cは、導電
体2の端部2eを取り囲む材料1bの被覆を形成するよ
うに第2の圧縮手段5が起動され、材料1bがd1より
高い密度d2を有することを除けば、図1bと同様な図
である。図1dは、ブラシの形状を示すように企図され
ていると共に、長方形の断面を有するブラシを示す図で
ある。図1eは、ブラシの形状を示すように企図されて
いると共に、台形断面(導電体2の端部2eの固着領域
以外では)を有するブラシを示す図である。
【図2】のこ引き後に五つのブラシの形成に導くブロッ
クを得るように、単一の第1の圧縮手段4と五つの第2
の圧縮手段5を備えた型枠3の前面縦断面を概略的に示
す図である。
【図3】図3aは、図1bと同様な図である。図3b
は、図3aに示された対応手段によって得られたブラシ
6の断面を示す図である。
【図4】図4aは、図1bと同様な図である。図4b
は、図4aに示された対応手段によって得られたブラシ
6の断面を示す図である。
【図5】図5aは、図1bと同様な図である。図5b
は、図5aに示された対応手段によって得られたブラシ
6の断面を示す図である。
【図6】図6aは、図6bのブラシ6を得る手段を示す
図である。図6bは、同一な軸に沿って対面する二つの
第2の圧縮手段5および5aの使用により非常に高密度
の材料の被覆1cに対して対称的なブラシ6の図であ
る。
【図7】図7aは、図7bのブラシ6を得るための手段
を示す図である。本発明のこの実施態様によれば、第1
の圧縮手段4と第2の圧縮手段5とは平行ではあるが対
向している。図7bは、図7aで得られるブラシ6の図
である。
【図8】図8aは、図8bに示されている四つのブラシ
のブロックを得るためのもう一つの手段を示す図であ
る。この図において、第1の圧縮手段4と第2の圧縮手
段5とは平行且つ同一方向にある。図8bは、図8aで
得られる四つのブラシのブロックの図である。
【図9】図9aは、適用例に従って得られた本発明によ
る台形断面を有するブラシ(スケール2の)を示すある
角度からの図である。図9bは、適用例に従って得られ
た本発明による台形断面を有するブラシ(スケール2
の)を示すある角度からの図である。図9cは、適用例
に従って得られた本発明による台形断面を有するブラシ
(スケール2の)を示すある角度からの図である。図9
dは、適用例に従って得られた本発明による台形断面を
有するブラシ(スケール2の)を示すある角度からの図
である。
【図10】図10aは、図9aのブラシと同様な外形寸
法を有する従来技術によるブラシをある角度から見た図
である(比較例)。図10bは、図9bのブラシと同様
な外形寸法を有する従来技術によるブラシをある角度か
ら見た図である(比較例)。図10cは、図9cのブラ
シと同様な外形寸法を有する従来技術によるブラシをあ
る角度から見た図である(比較例)。図10dは、図9
dのブラシと同様な外形寸法を有する従来技術によるブ
ラシをある角度から見た図である(比較例)。
【図11】図11aは、図9aから図9dのものと同様
な図11cによるブラシの本発明による製造方法を概略
的に示す図である。図11bは、図9aから図9dのも
のと同様な図11cによるブラシの本発明による製造方
法を概略的に示す図である。図11cは、図9aから図
9dのものと同様なブラシの本発明による製造方法を概
略的に示す図である。
【符号の説明】
1 粉末 2 導電体 6 ブラシ 7 フェイス 8 静止押型 9 上方パンチ 10 下方パンチ 11 隆起部分

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電材料のカバー部分と、その一方の端
    部が前記カバー部分に侵入して該部分に埋まっているワ
    イヤ、ケーブルまたはブレードの形態の導電体とを含ん
    でおり、前記カバー部分の形成と、前記導電体および前
    記カバー部分の機械的固着および電気的接続とを同時に
    可能にするように前記導電体の一方の端部を含む導電粉
    末を圧縮することにより得られる電気モータ用ブラシで
    あって、前記埋まっている端部の周りに超圧縮領域を形
    成して前記ブラシが振動を受ける際の機械的固着力を改
    良するように、前記カバー部分に埋まっている前記端部
    と接触する前記導電材料の少なくとも一部の密度が前記
    導電材料の平均密度より高いことを特徴とするブラシ。
  2. 【請求項2】 前記カバー部分に埋まっている前記端部
    と接触する前記導電材料の全ての密度が、前記導電材料
    の平均密度より高い請求項1に記載のブラシ。
  3. 【請求項3】 前記高い密度が前記平均密度より少なく
    とも5%高い請求項1または2に記載のブラシ。
  4. 【請求項4】 前記端部を取り囲む平均密度より高い密
    度を有する前記導電材料が、その固有外表面が前記導電
    体が横切る前記カバー部分のフェイスの平面内にある
    か、または前記平面からずれている請求項1から3のい
    ずれか一項に記載のブラシ。
  5. 【請求項5】 好ましくは前記外表面が、その底部から
    前記導電体が出ている空洞を形成するように前記平面に
    対してずれている請求項4に記載のブラシ。
  6. 【請求項6】 前記材料の被覆の前記外表面が前記導電
    体が横切る平面を形成する請求項4または5に記載のブ
    ラシ。
  7. 【請求項7】 前記外表面がブラシの外部が近づくにつ
    れて次第に前記導電体から離れる、一般にファンネル形
    状の表面を形成する請求項4または5に記載のブラシ。
  8. 【請求項8】 前記外表面および前記導電体の表面が接
    線接合している請求項7に記載のブラシ。
  9. 【請求項9】 前記カバー部分が、平面に関して対称で
    あると共に、前記平面に関して対称である二つの前記空
    洞を含んでおり、前記導電体が二つの空洞の中の一つの
    底部から出ている請求項5に記載のブラシ。
  10. 【請求項10】 前記導電粉末が、黒鉛粉末、金属粉末
    または黒鉛粉末と金属粉末との混合物から選択される請
    求項1から9のいずれか一項に記載のブラシ。
  11. 【請求項11】 前記導電粉末が、黒鉛粉末と50から
    80重量パーセントの金属粉末との混合物であり、超圧
    縮領域を構成する材料の密度が、カバー部分の材料の平
    均密度より少なくとも7%高い請求項10に記載のブラ
    シ。
  12. 【請求項12】 前記粉末が、少なくとも二つの圧縮手
    段を備えた型枠内に導入され、圧縮手段の中の一つに接
    続された導電体の前記端部が前記粉末中に導入され、次
    いで実質的に平均密度より低い密度を有する導電材料を
    得るべく、第1の圧縮手段により全部が圧縮され、最終
    的に、前記高い密度に等しい密度を有する材料によって
    前記導電体を少なくとも部分的に被覆するように、前記
    導電体と接触する前記導電材料の少なくとも一部が第2
    の圧縮手段によって圧縮される請求項1から11のいず
    れか一項に記載のブラシの製造方法。
  13. 【請求項13】 導電体を支持する下方パンチと上方パ
    ンチである二つの可動パンチを備えた静止押型が使用さ
    れており、各々のパンチは、二つのパンチが寄せられる
    ときに導電体の端部を完全に被覆する超圧縮領域を得る
    ように、対面する隆起部分を備えている請求項1から1
    1のいずれか一項に記載のブラシの製造方法。
JP5101420A 1992-05-04 1993-04-27 振動に対する感受性の低い電気モータ用ブラシおよびその製造方法 Pending JPH07298561A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR929205886A FR2690791B1 (fr) 1992-05-04 1992-05-04 Balai pour moteur electrique a sensibilite aux vibrations attenuee.
FR9205886 1992-05-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07298561A true JPH07298561A (ja) 1995-11-10

Family

ID=9429797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5101420A Pending JPH07298561A (ja) 1992-05-04 1993-04-27 振動に対する感受性の低い電気モータ用ブラシおよびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5365136A (ja)
JP (1) JPH07298561A (ja)
DE (2) DE9306573U1 (ja)
FR (1) FR2690791B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022103711A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 クアーズテック株式会社 電機用摺動ブラシ及びその製造方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2709611B1 (fr) * 1993-09-02 1995-11-10 Lorraine Carbone Procédé de fabrication de balais multicouches et balais obtenus par le procédé.
FR2714542B1 (fr) * 1993-12-23 1996-02-02 Carbone Ag Dispositif de fabrication économique de balais à anisotropie prédéterminée et procédé correspondant.
DE9414957U1 (de) * 1994-05-25 1995-09-28 Lemke, Norbert, 82194 Gröbenzell Trokar-Bilderzeugungsvorrichtung
JP3929746B2 (ja) * 2001-10-25 2007-06-13 トライス株式会社 金属黒鉛質ブラシ
JP4512318B2 (ja) * 2003-02-04 2010-07-28 日立化成工業株式会社 積層ブラシ
DE102006000496A1 (de) * 2006-09-29 2008-04-03 Hilti Ag Kohlebürste mit Verschleissschutzmitteln

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US938604A (en) * 1907-04-22 1909-11-02 Diehl Mfg Co Brush for dynamo-electric machines.
GB556465A (en) * 1942-03-02 1943-10-06 Morgan Crucible Co Improvements in or relating to electric current collecting brushes or the like
US2375818A (en) * 1943-04-15 1945-05-15 Melville F Peters Commutator brush
US2631252A (en) * 1950-03-30 1953-03-10 Speer Carbon Company Connection for carbon brushes
US2855630A (en) * 1950-11-25 1958-10-14 Speer Carbon Company Manufacture of molded-in shunt electrical contact members
US2654038A (en) * 1950-11-25 1953-09-29 Speer Carbon Company Molded-in shunt electrical contact member
US2866112A (en) * 1955-11-17 1958-12-23 Union Carbide Corp Brush cap connection
US3076908A (en) * 1960-02-10 1963-02-05 Owens Illinois Glass Co Carbon to metal bonded assembly and method of making same
GB985597A (en) * 1963-04-10 1965-03-10 Lucas Industries Ltd Method of connecting a conductor to a commutator brush
US3666688A (en) * 1968-11-27 1972-05-30 Airco Inc Tamping material
DE2322713A1 (de) * 1973-05-05 1974-11-21 Carbone Ag Verbindung eines anschlussleiters mit einer kohlebuerste und vorrichtung zur herstellung einer derartigen verbindung
US4075524A (en) * 1976-07-01 1978-02-21 Airco, Inc. Brush shunt connection
US4579611A (en) * 1983-12-19 1986-04-01 Union Carbide Corporation Graphite tamped brush connection and method of making same
JPS62283582A (ja) * 1986-06-02 1987-12-09 日立化成工業株式会社 カ−ボンブラシの製造法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022103711A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 クアーズテック株式会社 電機用摺動ブラシ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE4314329C2 (de) 1995-07-13
FR2690791A1 (fr) 1993-11-05
DE9306573U1 (de) 1993-06-24
FR2690791B1 (fr) 1994-06-17
DE4314329A1 (de) 1993-11-11
US5365136A (en) 1994-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4398785A (en) Electrical connector and method of making same
US4358319A (en) Method for manufacturing commutator
US5472662A (en) Method for manufacturing a stator for an ultrasonic motor
JPH07298561A (ja) 振動に対する感受性の低い電気モータ用ブラシおよびその製造方法
US4495130A (en) Method of molding an electrical connector
US4156863A (en) Conical beam transducer array
KR0128378B1 (ko) 정류자
CN1158670A (zh) 旋转开关
US4791532A (en) Capacitor anode and method
JP2007119860A (ja) モータ用コアの金型
JP2000503266A (ja) 無線通信機用のシールド効果を備えたケース部の製造方法
EP1174245A1 (en) Method for attaching a resonator part and a resonator
EP1230053B1 (en) Method of producing an armature segment of an electrical machine
JPH11187622A (ja) モータ用整流子及びその製造方法
JP2000150282A (ja) チップ状コイル用コア及びその製造方法
JPS58175947A (ja) 回転電機用刷子ホルダー装置とその製造方法
JPH05236707A (ja) モールド整流子及びその製造方法
SU951510A1 (ru) Щеточный узел дл электрических машин
JP3736743B2 (ja) ブラシ製造方法
JP3212156B2 (ja) 回転電機用整流子およびその製造方法
JPS63230972A (ja) 密閉形電動圧縮機
JPS58108801A (ja) 同軸型誘電体共振器
JPS58108802A (ja) 誘電体装架形同軸共振器
JPS6138591B2 (ja)
JPH09314481A (ja) 電動工具