JPS62283582A - カ−ボンブラシの製造法 - Google Patents

カ−ボンブラシの製造法

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JPS62283582A
JPS62283582A JP12749986A JP12749986A JPS62283582A JP S62283582 A JPS62283582 A JP S62283582A JP 12749986 A JP12749986 A JP 12749986A JP 12749986 A JP12749986 A JP 12749986A JP S62283582 A JPS62283582 A JP S62283582A
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JP
Japan
Prior art keywords
brush
lead wire
carbon brush
pressure
carbon
Prior art date
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Pending
Application number
JP12749986A
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English (en)
Inventor
木名瀬 紘一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は電気機械用カーボンブラシの製造方法に関する
ものである。
(従来の技術) カーボンブラシは整流子または集電環にある規定の圧力
で押付けられ2通電されながら摺接するが、整流子また
は集電環からの振動、ブラシ保持器のばね振動2通電K
Aる発熱等によってリード線取付部の電気抵抗の上昇、
リード線抜けまたはリード線取付部からのブラシ本体の
欠損等の不具合が生ずることがある。
この対策として、リード線をプラン本体く強固に固定す
るためブラシ本体のリード線取付部にフェノール系、エ
ポキシ系等の樹脂を含浸し、硬化させてブラシ本体の材
料強度を向上させ、該樹脂含浸した部分にリード線を銅
バイブまたは銅粉を用いて固定したカーボンブラシが使
用されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来のカーボンブラシにおけるリード線取付部に含
浸する樹脂は絶縁性のため、プラン本体の電気抵抗が上
昇し、この高抵抗部分にリード線を取付けるので、リー
ド線取付部の電気抵抗(リード線取付は抵抗)が上昇し
9発熱量が大きくなる問題があった。一般にブラシ本体
はかさ密度が1.2〜1.7g/cc程度で多孔質であ
り、樹脂の含浸は樹脂を溶剤で希釈して真空含浸法又は
浸漬法により行なうので、ブラシ本体には前記樹脂が浸
透し易く、リード線取付部だけに所定量の樹脂を含浸す
ることは難しい。即ちブラシ本体の摺動部分にまで樹脂
が含浸されて密度が大きくなって整脂の含浸量が少なや
壬含浸の効果がないという問題を生ずる。
本発明は樹脂含浸によらず、ブラシ本体のリード線取付
部の密度が摺動部の密度より大きくなるように成形して
、リード線取付抵抗の顕著な増大。
リード線抜け、ブラシ本体の欠損等の問題を生じないカ
ーボンブラシの製造法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ブラシ成形粉を粉末プレスで成形後焼成し、
必要に応じて黒鉛化し1次いで切削加工し、リード線を
取付けるカーボンブラシの製造法において、上記成形に
際し、無加圧時に複数の下パンチの上面に加圧方向に段
差を形成後、ダイス内にブラシ成形粉を充填し9次いで
加圧して下パンチ上面の前記段差がなくなるようにして
成形し。
成形体に密度差を生せしめるカーボンブラシの製造法に
関する。
本発明を図面によシ説明する。第1図は本発明によって
製造されたカーボンブラシで、aが摺動部(a部)、b
がリード線取付部(b部)である。
a部は電気機械に適合したカーボンブラシとしての材料
特性を有する部分で、整流子又は集電環と摺接して下端
から摩耗し、整流性能を重視するものほど多孔質に作ら
れ1強度も小さい。b部は前述したリード線取付抵抗増
加等の不具合が生じないように、一般的Ka部に比較し
て大きな圧力で成形され高密度、高強度とされる。リー
ド線を取付けるには充分過ぎる強度を有するブラシ材の
場合には、逆にb部の成形圧力を小さくしてもよい。
第2図及び第3図は本発明の詳細な説明する図で、1は
メカニカルプレス又は油圧プレスに装着された夕゛イス
である。第2図においてダイス1内の下パンチ右4の下
面と下パンチ下6との間にコイルばね5を挟在させ、下
パンチ左3の上面及び下パンチ右4の上面に段差を設け
、その上にブラシ成形粉7を充填する。2は上パンチで
ある。
段差の高さ及びプレス圧力は第1図のa部及びb部のか
さ密度及び強度を考慮して適宜選定する。
上バンチ2を矢印方向に下降させ加圧圧縮を完了し九の
が第3図である。第4図は上バンチ2が下降するストロ
ークとプレス圧力との関係を示すグラフである。ストロ
ークがOの点で圧縮を開始し。
几距離の時点でプレス圧力はUとなり、コイルばね5が
撓みを開始し、S距離及びV圧力のときコイルばね5が
密着し、下パンチ左3と下パンチ右4との上面の段差が
なくなる。更に上パンチを下降させT距離で設定圧力W
とし加圧圧縮を完了する。以後成形体を取出し、焼成、
必要に応じて黒鉛化し、更に切削加工し、リード線を取
付けてカーボンブラシとされる。
段差を形成するために第2図及び第3図ではコイルばね
を使用したが、板はね、ばね以外の弾性体を使用しても
よい。下パンチ右4とコイルげね5の組合せの代シに圧
縮可能な一体の下パンチ右としてもよい。成形粉は一般
に用いられる刀−ボンブラシ用の成形粉でよく1粒度等
も特に制限はない。焼成以降の工程は公知の方法による
(作用) 上記の構成とすることによシ、ブラシ本体の摺動部(第
4図の7a即ち第1図のa部)及びIJ−ド線取付部(
第4図の7b即ち第1図のb部)の成形圧力を通常の成
形方法で容易に相違させ、b部の密度及び強度をa部よ
り犬ぎり、シかも所望の値にすることができる。
(実施例) 次に本発明の詳細な説明する。
実施例 平均粒径8Qnmのランプブラック(自家製)40重量
部、平均粒径30μmの石炭系ピッチコークス粉8重量
部、タールピッチ(JIS  K2439一般用中ピッ
チ、軟化点80℃)30重量部及びコールタール(IJ
S K 243Qffl製タ一ル1号)22重量部を双
腕型捏和機に入れ。
210℃で4時間混練し混練物を平均粒径80μmに粉
砕してブラシ成形粉とした。第2図のダイス1の断面寸
法を50X60mu+、下パンチ左3と下パンチ右4の
段差を4 mu+になるようにセットし。
前記ブラシ成形粉を充填し、第1図a部の成形圧力を0
.6 ton/cm”として厚さ30加の成形体を得た
。このときb部の成形圧力は1.2 ton/、、2と
なる。この成形体を窒素ガス雰囲気において1100℃
で焼成した後、電気炉で2800℃で黒鉛化処理を行な
ってブラシ材とした。
比較例 実施例と同じブラシ成形粉を段差を設けない粉末プレス
のダイス内に充填し+  0.9 ton/cm2の成
形圧力で実施例と同じ大きさく成形し、実施例と同じ条
件で焼成及び黒鉛化を行なった後フェノール樹脂フェス
(日立化成工業製、VP−11N)を5重量%含浸し、
硬化させてブラシ材とした。
実施例及び比較例で得られたブラシ材の物理特性を第1
表に示す。第1表から実施例のブラシ材のb部はa部及
び比較例のブラシ材に較べて高密度、低電気比抵抗及び
高強度であることがわかる。
第1表 実施例及び比較例のブラシ材を20tX40WXsoI
!(■)に切削加工してブラシ本体とし。
次いでリード線(日立線材製軟銅撚線、1)、08an
φX100本×7本)を銅管加締によシ取付けてカーボ
ンブラシとし、衝撃試験を実施した。まずリード線取付
抵抗の初期値を測定し4次いで外周に0.3−の段を1
個所膜けた径300onnの鉄製段付リングの上記外周
に沿って装着した車両電動機用ブラシ保持器に上記カー
ボンブラシを取付け。
Z 4 kgのブラシ加圧ばね荷重をかけてカーボンブ
ラシを段付リングに接触させ1段付リングを毎分1.0
00回転で回転させ、30時間運転後のリード線取付抵
抗及びブラシ本体のリード線取付部付近が欠損する時間
を調査した。その結果を8g2表に示す。
第2表 第2表からリード線取付抵抗は30時間衝撃運転をする
と比較例のものは1,5倍に増大するが実施例のものは
変化がなく、又比較例のものは43時間運転で欠損した
が、実施例のものは70時間運転でも欠損が発生してい
ないことが示される。
(発明の効果) 本発明によれば樹脂含浸によらず、ブラシ本体のリード
線取付部を高密度、高強度にできるので。
使用中のリード線取付抵抗の増大、リード線抜け。
ブラシ本体の欠損等のないカーボンブラシが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって製造されたカーボンブラシの斜
視図、第2図及び第3図は本発明の実施例になるブラシ
本体の成形法を示す縦断面及び第4図は上パンチのスト
ロークとプレス圧力の関係を示すグラフである。 符号の説明 1・・・ダイス      2・・・上バンチ3・・・
下ハンチ左    4・・・下パンチ右5・・・コイル
ばね    6・・・下パンチ下7・・・ブラシ成形粉 I′1N\

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ブラシ成形粉を粉末プレスで成形後焼成し、必要に
    応じて黒鉛化し、次いで切削加工し、リード線を取付け
    るカーボンブラシの製造法において、上記成形に際し、
    無加圧時に複数の下パンチの上面に加圧方向に段差を形
    成後、ダイス内にブラシ成形粉を充填し、次いで加圧し
    て下パンチ上面の前記段差がなくなるようにして成形し
    、成形体に密度差を生ぜしめることを特徴とするカーボ
    ンブラシの製造法。
JP12749986A 1986-06-02 1986-06-02 カ−ボンブラシの製造法 Pending JPS62283582A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2690791A1 (fr) * 1992-05-04 1993-11-05 Lorraine Carbone Balai pour moteur électrique à sensibilité aux vibrations atténuée.
JP2006007718A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Kyocera Corp インクジェット記録ヘッド及びインクジェットプリンタ

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