JPH07298464A - Dv線引留具 - Google Patents

Dv線引留具

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JPH07298464A
JPH07298464A JP6114648A JP11464894A JPH07298464A JP H07298464 A JPH07298464 A JP H07298464A JP 6114648 A JP6114648 A JP 6114648A JP 11464894 A JP11464894 A JP 11464894A JP H07298464 A JPH07298464 A JP H07298464A
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wire winding
electric wire
fixed shaft
winding shaft
wire
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Kenichi Washino
賢一 鷲野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DV線を簡単かつ確実に支持させるように固
定軸部側の電線巻回軸部を外方へ突出させる。 【構成】 基体1の上下面のそれぞれ対称位置に複数の
電線巻回軸部2,2′,3,3′,4,4′を突設し
て、これらの電線巻回軸部にはそれぞれ一対毎に反対向
きに庇部5,5′,6,6′,7,7′を設けると共
に、基体1の一側にねじ山8を周設した固定軸部9を突
設して、このねじ山8と隣接する電線巻回軸部2,2′
の庇部5,5′を前記固定軸部9側に突出させ、固定軸
部9のねじ山8に螺合する締付ナット11の外径を上下
の電線巻回軸部2,2′の庇部5,5′内面間に一部侵
入して螺合する直径寸法としたDV線引留具において、
固定軸部9の直径を基体1より太径に形成すると共に、
該固定軸部9のねじ山8と隣接する部分で基体1を巾広
としてこの巾広とした基体1の外側より電線巻回軸部
2,2′を突出させてこの電線巻回軸部2,2′を他の
電線巻回軸部3,3′,4,4′より外方に突出させて
形成したことを特徴とするDV線引留具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DV線を簡単かつ確実
に支持させるDV線引留具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のDV線引留具は、図6に
示すように、基体101の上下面のそれぞれ対称位置に
複数の電線巻回軸部102,102′,103,10
3′,104,104′を突設して、この電線巻回軸部
にはそれぞれ一対毎に互いに反対向きに庇部105,1
05′,106,106′,107,107′を設ける
と共に、基体101の一側にねじ山108を周設した固
定軸部109を突設して、このねじ山108と隣接する
電線巻回軸部102,102′の庇部105,105′
を前記固定軸部側に突出させ、固定軸部109のねじ山
108に螺合する締付ナット111の外径を上下の電線
巻回軸部102,102′の庇部105,105′内面
間に一部侵入する直径寸法としたものが、実公昭59−
43784号公報により知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
DV線引留具は、電線を巻回して締付ナットで締め付け
固定させる固定軸部109の基端が、基部101と同じ
径で小径に形成されているために、使用時の荷重に対す
る強度が十分でなく、また、電線を引き留めた場合は固
定軸部109に隣接する電線巻回軸部102,102′
に巻回された電線が他の電線巻回軸部103,10
3′,104,104′に千鳥状の直線に巻回されてい
るため電線巻回軸部102,102′の電線個所に引張
力が加わり締付ナット111が緩み電線が離脱したりし
て、電線を確実に引き留めることができない等の欠点が
あった。そこで本発明は、固定軸部を太径に形成するこ
とによって全体の強度を増すと共に固定軸部に隣接する
基体の巾を広くしてそこから電線巻回軸部を突出するこ
とによって引き留める電線の締付基端部を外方へ屈曲さ
せるようにして基体中心の電線巻回軸部に巻回した電線
に引張力が加わるようにして、電線の締め付け部の保持
力を強化して電線を安定して固定することができるよう
にすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係わるDV線引留具は、固定軸部の直径を
基体より太径に形成すると共に、該固定軸部のねじ山と
隣接する部分で基体を巾広としてこの巾広とした基体の
外側より電線巻回軸部を突出させてこの電線巻回軸部を
他の電線巻回軸部より外方に突出させて形成している。
【0005】
【作用】固定軸部の直径を基体より太径に形成すること
で該固定軸部の強度が増大される。しかも、固定軸部の
直径が太径に形成されると共にこの固定軸部に近接する
電線巻回軸部が他の電線巻回軸部より外方に突出してい
ることで巻回させる電線が外側に屈曲された状態で締付
けナットにより締め付けられるため基体の中央の電線巻
回軸部の電線に引張力がかかり締付ナットにより直接締
め付けられる電線には余り引張力がかからなくなり、確
実に締付られて締付ナットが緩むことなくDV線引留具
に電線が固定される。。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1は引留具の基体であり、該基体1には
上下にそれぞれ対称に位置するように複数対の電線巻回
軸部2,2′,3,3′,4,4′を一体に突設すると
共に、これらの各電線巻回軸部にはそれぞれ一対毎に互
いに反対向きに庇部5,5′,6,6′,7,7′を設
ける。そして、基体1の一側にねじ山8を周設した固定
軸部9を突設して、このねじ山8と隣接する電線巻回軸
部2,2′の庇部5,5′を固定軸部9側に突出10,
10′させる。
【0007】そして、前記固定軸部9の直径を基体1よ
り太径に形成すると共に該固定軸部9のねじ山に隣接す
る基体1部分の巾も広くして、この巾広とした広巾基体
部1′から電線巻回軸部2,2′を他の電線巻回軸部
3,3′,4,4′より外方へ突出させて形成する。1
1は固定軸部9のねじ山8に螺合する締付ナットで、こ
の締付ナット11はねじ山8に螺合して電線巻回軸部
2,2′の庇部5,5′の突出10,10′した間隙の
内面に締付ナット11の一端が侵入し得る直径寸法と
し、庇部5,5′の突出10,10′間と締付ナット1
1の締付面で囲まれた電線挟持部12,12′を固定軸
部9の上下に設ける。また、締付ナット11の締付面に
は円周方向へ一定間隔で波形の起伏面13を連接してい
る。
【0008】次にこのように構成した本発明に係わるD
V線引留具の使用について説明する。固定軸部9に設け
た切欠溝14に係合した支持金具15の先端を図3及び
図4に示すように腕木16に固着した環杆17に係止さ
せた状態で、基体1の電線巻回軸部2,2′,3,3′
及び4,4′に千鳥状に電線18を巻き付けると共に、
電線巻回軸部2,2′の位置でその電線18を電線挟持
部12,12′に巻き付けて締付ナット11を締め付け
ると、締付ナット11の締付面に設けた波形の起伏面1
3の窪み部分で電線18を挟持するため、電線18の締
め付け時に電線18の滑りを防止して固定することがで
きる。
【0009】このようにして引き留められた電線18は
これを側面から見ると図3に示すように縦波形状に蛇行
して屈曲すると共に、平面から見ると図4に示すように
電線巻回軸部2,2′で互いに外方へ屈曲され、そのま
ま外方へ広がった状態で締付ナット11で締め付けられ
ているので、電線18の引張力は電線巻回軸部3,3′
の電線にかかり、固定軸部9に隣接する電線巻回軸部
2,2には余り引張力がかからないので、締付ナット1
1が緩むことなく、確実に電線18を引き留める。
【0010】しかも、電線挟持部12,12′に巻き付
けられる電線18は、電線挟持部12,12′の中心に
位置する固定軸部9が太径に形成されていることで固定
軸部19によく馴染んで巻き付き、電線挟持部12,1
2′にうまく収まって保持される。そして、固定軸部9
が太径に形成されていることで強度が増大し、安定度を
増すことができる。
【0011】図5に示したものは基体1の両端に対称状
に巾広の広巾基体部1′,1′を形成して、電線巻回軸
部2,2′及び4,4′を電線巻回軸部3,3′より外
方に突出させて千鳥状に形成した実施例である。この実
施例では巻き付けられた電線18は図3及び図4の状態
よりも、平面的な蛇行が加わってさらに複雑に屈曲され
るから、基体1の中央の電線巻回軸部3,3′に電線1
8が保持され前記実施例より一段と強固に引き留められ
る。
【0012】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わるDV
線引留具は、複数の電線巻回軸部に千鳥状に巻き付けら
れ、最終の電線巻回軸部に巻き付けられた電線を、固定
軸部に螺合した締付ナットで締め付けて固定させる固定
軸部を太径に形成したことで、使用時に絶えず荷重を受
ける固定軸部の強度を増加することができて、安定性を
増す。また、このように固定軸部を太径に形成したこと
で巻回する電線の馴染みがよくなり、電線の保持力を増
大することができる。さらに、固定軸部側の電線巻回軸
部を他の電線巻回軸部より外方に突出させて形成したこ
とで、巻回した電線が外方へ屈曲して蛇行し基体の中間
の電線巻回軸部に引張力がかかるため、電線は各電線巻
回軸部に強固に引き留めることができると共に締付ナッ
トにかかる引張力が減少されるため使用時に締付ナット
が緩んで電線が脱落する等の事故が全く解消されるとい
った利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるDV線引留具の斜視図。
【図2】図1の正面図。
【図3】使用状態の斜視図。
【図4】同上正面図。
【図5】他の実施例の正面図。
【図6】従来例の正面図。
【符号の説明】
1 基体 1′ 広巾基体部 2,2′,3,3′,4,4′ 電線巻回軸部 5,5′,6,6′,7,7′ 庇部 8 ねじ山 9 固定軸部 10,10′ 突出 11 締付ナット 12,12′ 電線挟持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体の上下面のそれぞれ対称位置に複数
    の電線巻回軸部を突設して、これらの電線巻回軸部には
    それぞれ一対毎に反対向きに庇部を設けると共に、基体
    の一側にねじ山を周設した固定軸部を突設して、このね
    じ山と隣接する電線巻回軸部の庇部を前記固定軸部側に
    突出させ、固定軸部のねじ山に螺合する締付ナットの外
    径を上下の電線巻回軸部の庇部内面間に一部侵入して螺
    合する直径寸法としたDV線引留具において、 固定軸部の直径を基体より太径に形成すると共に、該固
    定軸部のねじ山と隣接する基体部分を巾広としてこの巾
    広とした基体の外側より電線巻回軸部を突出させてこの
    電線巻回軸部を他の電線巻回軸部より外方に突出させて
    形成したことを特徴とするDV線引留具。
  2. 【請求項2】 基体の上下面のそれぞれ対称位置に複数
    の電線巻回軸部を突設して、これらの電線巻回軸部には
    それぞれ一対毎に反対向きに庇部を設けると共に、基体
    の一側にねじ山を周設した固定軸部を突設して、このね
    じ山と隣接する電線巻回軸部の庇部を前記固定軸部側に
    突出させ、固定軸部のねじ山に螺合する締付ナットの外
    径を上下の電線巻回軸部の庇部内面間に一部侵入して螺
    合する直径寸法としたDV線引留具において、 固定軸部の直径を基体より太径に形成すると共に、該固
    定軸部のねじ山と隣接する部分及び後端部分で基体を巾
    広として、この巾広とした基体の外側より電線巻回軸部
    を突出させて、この電線巻回軸部を中間の電線巻回軸部
    より外方に突出させて形成したことを特徴とするDV線
    引留具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012044777A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Kanefuji Sangyo Kk ケーブル引留め具

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