JPH07298379A - 監視装置及び監視システム - Google Patents

監視装置及び監視システム

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JPH07298379A
JPH07298379A JP6086098A JP8609894A JPH07298379A JP H07298379 A JPH07298379 A JP H07298379A JP 6086098 A JP6086098 A JP 6086098A JP 8609894 A JP8609894 A JP 8609894A JP H07298379 A JPH07298379 A JP H07298379A
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monitoring
central processing
processing unit
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Keizo Akiyama
桂三 秋山
Eitaro Ishii
英太郎 石井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば、冗長系を構成しているシステムにお
いて、冗長構成されていない構成部分(一重化構成部
分)がシステムに含まれている場合に、この一重化構成
部分に障害が起きた場合であってもシステム動作を停止
させず、何等かの方法で動作を継続させる。 【構成】 中央処理装置P1からデータ制御装置DC1
に対してアクセスした場合に、データ制御装置DC1が
正常に応答を返送しているか否かをシステム監視装置S
K1の監視回路K3が監視する。そして、データ制御装
置DC1が正常に応答を返送しない場合は、代わってシ
ステム監視装置SK1の疑似応答器G3から応答信号を
中央処理装置P1に出力することで、システム動作を停
止させず、障害割込み処理も起こさせないようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は監視装置及び監視シス
テムに関し、例えば、冗長系システムに適用して好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、障害に対する信頼性の高いシステ
ムが要請されている。このため、近年の装置は例えば、
2重冗長系で構成されている。例えば、電子交換システ
ムや情報処理システム(例えば、プロセッサシステム)
などにおいてもこのような2重冗長系で構成されてい
る。
【0003】例えば、プロセッサシステムにおいて、各
モジュールからの応答信号確認において各構成モジュー
ルの障害監視を行い、割込み動作で障害処理を実施する
形態をとる場合、一重化装置に障害が発生した場合、シ
ステムの動作に重大な問題を生じることとなっていた。
【0004】例えば、障害処理として、例えば、IPL
(Initial ProgramLoad)を起動す
ることで、障害前までのデータが消されたり、最初から
処理を起動させるなどを行うので、処理を再開させるま
でに時間がかかることもあった。
【0005】また、例えば、0系プロセッサと1系プロ
セッサと両方を監視する監視装置とが備えられているシ
ステムは、通常は0系プロセッサが動作して、使用され
ているときに、0系プロセッサが障害を起こした場合
は、1系のプロセッサを使用して動作を行うことができ
る。
【0006】そして、監視装置が障害を起こした場合
は、0系プロセッサや1系プロセッサを監視することが
できず、システム監視ができなくなり、システム機能を
果たすことができないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような問題か
ら、例えば、冗長系を構成しているシステムにおいて、
冗長構成されていない構成部分(一重化構成部分)がシ
ステムに含まれている場合に、この一重化構成部分に障
害が起きた場合であってもシステム動作を停止させず、
何等かの方法で動作を継続させることができる仕組みの
提供が要請されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)そこで、この発明の監視装置は、自監視装置の通
信対象と、この通信対象と他の通信装置との間の通信状
況を監視する監視手段と、この監視手段の監視結果に基
づき通信対象に対して、他の通信装置に代わって応答す
る応答手段とを備えたものである。尚、この通信対象と
は、回路、装置、回線網、システムなどなどが考えられ
る (2)また、この発明の監視システムは、同じ通信対象
に対して、複数の通信装置が接続されているシステムで
あって、各通信装置は、上記通信対象と、他の通信装置
との間の通信状況を監視する監視手段と、この監視手段
の監視結果に基づき上記通信対象に対して、他の通信装
置に代わって応答する応答手段とを備えるものである。
【0009】
【作用】この発明の上述の(1)の構成によれば、通信
対象と、他の通信対象との間の通信状況を監視してい
て、例えば、異常(応答しない状況など)が検出される
と、監視装置が他の通信装置に代わって応答することが
できる。これによって、システム動作を停止させる心配
が少なくなる。
【0010】また、上述の(2)の構成によれば、通信
対象に複数の通信装置が接続されている場合に、ある通
信装置が、通信対象と他の通信装置との間の通信状況を
監視していて、例えば、異常(応答しない状況など)が
検出されると、ある通信装置が他の通信装置に代わって
応答することができる。これによって、システム動作を
停止させる心配が少なくなる。
【0011】
【実施例】次にこの発明の好適な実施例を図面を用いて
説明する。 『第1実施例』:第1実施例はこの発明を2重冗長系の
電子交換システムに適用した場合のものである。図1は
この2重冗長系の電子交換システムの構成図である。こ
の図1において、2重冗長系の電子交換システムは、0
系共通バスB1に、中央処理装置P1と、主記憶装置M
1と、入出力制御装置IO1と、時分割交換スイッチS
W1と、データ制御装置DC1の0系側と、システム監
視装置SK1の0系側とが接続されている。そして、入
出力制御装置IO1には、入出力装置IO3が接続され
ている。この入出力装置IO3はパーソナルコンピュー
タなどである。
【0012】更に、1系共通バスB2には、中央処理装
置P2と、主記憶装置M2と、入出力制御装置IO2
と、時分割交換スイッチSW2と、データ制御装置DC
1の1系側と、システム監視装置SK1の1系側とが接
続されている。
【0013】そして、データ制御装置DC1は0系側と
1系側との間の『制御情報(例えば、運用データ)の転
送』を行うものである。この制御情報の転送を行うの
は、0系側が障害を起こした場合に、0系側に代わって
1系側で動作を継続させるためには、0系側で処理を行
っている段階で、1系側に運用データなどを与えておく
ことで、0系側から1系側の動作に切り替えた場合に、
継続して運用を行うようにさせるためである。
【0014】(データ制御装置DC1): そして、
この実施例で特徴的な構成である図1のデータ制御装置
20は、0系共通バスB1に接続されている、監視回路
K1と疑似応答器G1とレジスタR1と、1系共通バス
B2に接続されている監視回路K2と、疑似応答器G2
と、レジスタR2と、0系共通バスB1と1系共通バス
B2とに接続されているデータ制御器DC1aとから構
成されている。
【0015】((0系)): そして、データ制御装
置DC1の0系共通バスB1に接続されている、監視回
路K1と疑似応答器G1とレジスタR1とは、中央処理
装置P1がシステム監視装置SK1に対してアクセスし
た場合に応答しているか否かを監視するものである。そ
して、データ制御装置DC1の監視回路K1は中央処理
装置P1からシステム監視装置SK1に対するアクセス
に対して、システム監視装置SK1が応答信号a1を返
送しているか否かを検出するものである。
【0016】そして、疑似応答器G1はこの応答信号a
1を返送していない(障害と検出されている)ことが監
視回路K1から通知されると、システム監視装置SK1
に代わって応答信号a1*を返送するものである。そし
て、レジスタR1は、このデータ制御装置DC1の疑似
応答器G1が応答信号を中央処理装置P1に返したこと
を履歴(障害情報)として格納(障害ビットに設定)す
るものである。
【0017】((1系)): そして、データ制御装
置DC1の1系共通バスB2に接続されている、監視回
路K2と、疑似応答器G2と、レジスタR2とは、中央
処理装置P2がシステム監視装置SK1に対してアクセ
スした場合に応答しているか否かを監視するものであ
る。そして、データ制御装置DC1の監視回路K2は中
央処理装置P2からシステム監視装置SK1に対するア
クセスに対して、システム監視装置SK1が応答信号a
2を返送しているか否かを検出するものである。
【0018】そして、疑似応答器G2はこの応答信号a
2を返送していない(障害と検出されている)ことが監
視回路K2から通知されると、システム監視装置SK1
に代わって応答信号a2*を返送するものである。そし
て、レジスタR2は、このデータ制御装置DC1の疑似
応答器G2が応答信号を中央処理装置P2に返したこと
を履歴(障害情報)として格納(障害ビットに設定)す
るものである。
【0019】((データ制御器DC1a))): そ
して、データ制御装置DC1のデータ制御器DC1a
は、中央処理装置P1からの制御情報を中央処理装置P
2に与え、逆に中央処理装置P2からの制御情報も中央
処理装置P1に与えるものである。
【0020】(システム監視装置SK1): そし
て、この実施例で特徴的な構成である図1のシステム監
視装置SK1は、0系共通バスB1に接続されている、
監視回路K3と疑似応答器G3とレジスタR3と、1系
共通バスB2に接続されている監視回路K4と、疑似応
答器G4と、レジスタR4と、0系共通バスB1と1系
共通バスB2とに接続されている制御回路C1とから構
成されている。
【0021】((0系)): そして、システム監視
装置SK1の0系共通バスB1に接続されている、監視
回路K3と疑似応答器G3とレジスタR3とは、中央処
理装置P1がデータ制御装置DCに対してアクセスした
場合に応答しているか否かを監視するものである。そし
て、システム監視装置SK1の監視回路K3は、中央処
理装置P1からデータ制御装置DC1に対するアクセス
に対して、データ制御装置DC1が応答信号a3を返送
しているか否かを検出するものである。
【0022】そして、疑似応答器G3は、この応答信号
a3を返送していない(障害と検出されている)ことが
監視回路K3から通知されると、データ制御装置DC1
に代わって応答信号a3*を返送するものである。そし
て、レジスタR3は、このシステム監視装置SK1の疑
似応答器G3が応答信号を中央処理装置P1に返したこ
とを履歴(障害情報)として格納(障害ビットに設定)
するものである。
【0023】((1系)): そして、システム監視
装置SK1の1系共通バスB2に接続されている、監視
回路K4と、疑似応答器G4と、レジスタR4とは、中
央処理装置P2がデータ制御装置DC1に対してアクセ
スした場合に応答しているか否かを監視するものであ
る。そして、システム監視装置SK1の監視回路K4は
中央処理装置P2からデータ制御装置DC1に対するア
クセスに対して、データ制御装置DC1が応答信号a4
を返送しているか否かを検出するものである。
【0024】そして、疑似応答器G4はこの応答信号a
4を返送していない(障害と検出されている)ことが監
視回路K4から通知されると、データ制御装置DC1に
代わって応答信号a4*を返送するものである。そし
て、レジスタR4は、このシステム監視装置SK1の疑
似応答器G4が応答信号を中央処理装置P2に返したこ
とを履歴(障害情報)として格納(障害ビットに設定)
するものである。
【0025】((制御回路C1)): そして、シス
テム監視装置SK1の制御回路C1は、0系共通バスB
1に接続されている中央処理装置P1や、主記憶装置M
1や、入出力制御装置IO1や、時分割交換スイッチS
W1などの障害の有無などの監視と状態管理を行ってい
る。更に、1系共通バスB2に接続されている中央処理
装置P2や、主記憶装置M2や、入出力制御装置IO2
や、時分割交換スイッチSW2などの障害の有無などの
監視と状態管理を行っているものである。
【0026】(入出力装置): そして、0系の入出
力装置IO3は、0系に障害が起きた場合などに、シス
テム監視装置SK1からの命令によって障害情報を出力
することができるものとする。同様に1系の入出力装置
IO4も、1系に障害が起きた場合などに、システム監
視装置SK1からの命令によって障害情報を出力するこ
とができるものとする。
【0027】(時分割交換スイッチ): そして、図
1の0系の時分割交換スイッチSW1は、入線からの信
号を中央処理装置P1からの制御によって出線から信号
を出力し得るようにスイッチングするものである。同様
に1系の時分割交換スイッチSW2も、入線からの信号
を中央処理装置P2からの制御によって出線から信号を
出力し得るようにスイッチングするものである。
【0028】(第1実施例の動作): 図1の2重冗
長系の電子交換システムの動作を説明する。
【0029】((データ制御装置DC1が障害を起こし
ている場合の動作)): この図1において、0系の
中央処理装置P1がデータ制御装置DC1に対してアク
セスした場合に、何等かの原因(障害)でこのアクセス
に対して応答信号a3が返送されていないことをシステ
ム監視装置SK1の監視回路K3が検出すると、この返
送されない時間が所定時間(T1)以上になると、自動
的にシステム監視装置SK1の疑似応答器G3はデータ
制御装置DC1に代わって応答信号a3*を中央処理装
置P1に返送する。
【0030】尚、この所定時間(T1)は、システムの
タイムアウトエラーを発生しない程度の時間とすること
が好ましい。
【0031】そして、中央処理装置P1は、定期的にシ
ステム監視装置SK1のレジスタR3に格納(設定)さ
れている情報を確認し、データ制御装置DC1の障害
を、障害処理(例えば、IPLによる処理や、割込み動
作)を伴わずに検出することができる。これによって、
システムの動作が停止されることはない。
【0032】((システム監視装置SK1が障害を起こ
している場合の動作)): 図1において、また、1
系の中央処理装置P2がシステム監視装置SK1に対し
てアクセスした場合に、何等かの原因(障害)でこのア
クセスに対して応答信号a2が返送されていないことを
データ制御装置DC1の監視回路K2が検出すると、こ
の返送されない時間が所定時間(T1)以上になると、
自動的にデータ制御装置DC1の疑似応答器G2はシス
テム監視装置SK1に代わって応答信号a2*を中央処
理装置P2に対して返送する。
【0033】そして、中央処理装置P2は、定期的にデ
ータ制御装置DC1のレジスタR2に格納(設定)され
ている情報を確認し、システム監視装置SK1の障害
を、障害処理(例えば、IPLによる処理や、割込み動
作)を伴わずに検出することができる。これによって、
システムの動作が停止されることはない。
【0034】(第1実施例の効果): 以上の第1実
施例の2重冗長系の電子交換システムによれば、データ
制御装置DC1やシステム監視装置SK1などの一重化
装置に障害が発生しても0系の中央処理装置P1又は1
系の中央処理装置P2に障害割込み動作をさせることな
く、障害を検出させることができ、しかもIPLなどに
よる再開処理を起動させずに、障害が起きている一重化
装置を論理的に0系又は1系から切り離すことができ
る。そして、この過程でシステム動作を停止させること
がないので、電子交換システムの信頼性を従来に比べ非
常に改善することができる。
【0035】また、上述のレジスタR1〜R4に障害情
報が格納されていることで、中央処理装置P1又は1系
の中央処理装置P2はこの情報を読み取って、システム
動作を継続させることができる。
【0036】『第2実施例』:第2実施例は、この発明
を2重冗長系の電子交換システムに適用した場合のもの
である。図2はこの2重冗長系の電子交換システムの構
成図である。この図2において、第1実施例の2重冗長
系の電子交換システムと同じ構成部分は、説明を省略
し、特徴的に異なる部分を中心に説明する。
【0037】『第1実施例と特徴的に異なることは、一
重化装置の例えばデータ制御装置DC2が障害と判定さ
れると、このデータ制御装置DC2を0系共通バスB1
及び1系共通バスB2から電気的に切り離すことができ
るように構成していることである。そして、データ制御
装置DC2を交換してシステムに電気的に組み込む場合
にも自動的に再組み込むことができるように構成してい
ることである。』 『更に、第1実施例と特徴的に異なることは、一重化装
置の例えば、システム監視装置SK2が障害と判定され
ると、このシステム監視装置SK2を0系共通バスB1
及び1系共通バスB2から電気的に切り離すことができ
るように構成していることである。そして、システム監
視装置SK2を交換してシステムに電気的に組み込む場
合にも、自動的に電気的な再組込みができるように構成
していることである。』 (アイソレーション回路): そこで、図2におい
て、具体的には、上述の構成を実現するために、((デ
ータ制御装置DC2))に、0系用のアイソレーション
回路A1と、1系用のアイソレーション回路A2とを備
えている。そして、この0系用のアイソレーション回路
A1は、外部からの制御信号(例えば、マニュアル信
号、例えば、論理『1』)によって、0系共通バスB1
とデータ制御装置DC2の0系側との間が電気的に切り
離されるようにされている。また、制御信号として論理
『0』を与えることで再び電気的な接続を行うこともで
きるものである。
【0038】また、上述の構成を実現するために、デー
タ制御装置DC2の1系用のアイソレーション回路A2
は、外部からの制御信号(例えば、マニュアル信号、例
えば、論理『1』)によって、1系共通バスB1とデー
タ制御装置DC2の1系側との間が電気的に切り離され
るようにされている。また、制御信号として論理『0』
を与えることで再び電気的な接続を行うこともできるも
のである。
【0039】更に、((システム監視装置SK2))に
も、データ制御装置DC2と同じように、0系用のアイ
ソレーション回路A3と、1系用のアイソレーション回
路A4とを備えている。そして、この0系用のアイソレ
ーション回路A3は、外部からの制御信号(例えば、マ
ニュアル信号、例えば、論理『1』)によって、0系共
通バスB1とシステム監視装置SK1の0系側との間が
電気的に切り離されるようにされている。また、制御信
号として論理『0』を与えることで再び電気的な接続を
行うこともできるものである。
【0040】また、上述の構成を実現するために、シス
テム監視装置SK2の1系用のアイソレーション回路A
4は、外部からの制御信号(例えば、マニュアル信号、
例えば、論理『1』)によって、1系共通バスB1とシ
ステム監視装置SK2の1系側との間が電気的に切り離
されるようにされている。また、制御信号として論理
『0』を与えることで再び電気的な接続を行うこともで
きるものである。
【0041】以上のようなアイソレーション回路をデー
タ制御装置DC2やシステム監視装置SK2に備えるこ
とで、0系共通バスB1及び1系共通バスに影響を与え
ずに、電気的に切り離すことができ、更に、システムの
運用を停止させることなく再びシステムに組み込むこと
も可能にすることができる。
【0042】(第2実施例の動作): 図2の2重冗
長系の電子交換システムの動作について、第1実施例と
異なる部分を中心として説明する。そして、データ制御
装置DC2やシステム監視装置SK2で障害が発生する
場合に、0系の中央処理装置P1又は1系の中央処理装
置P2で割込み動作を伴わずに障害検出できることは上
述の第1実施例と同じである。
【0043】((データ制御装置DC2が障害を起こし
ている場合の動作)): そこで、この図2におい
て、0系の中央処理装置P1がデータ制御装置DC2に
対してアクセスした場合に、何等かの原因(障害)でこ
のアクセスに対して応答信号a3が返送されていないこ
とをシステム監視装置SK2の監視回路K7が検出する
と、この返送されない時間が所定時間(T1)以上にな
ると、自動的にシステム監視装置SK2の疑似応答器G
7はデータ制御装置DC2に代わって応答信号a3*を
中央処理装置P1に返送する。
【0044】そして、中央処理装置P1は、定期的にシ
ステム監視装置SK2のレジスタR7に格納(設定)さ
れている情報を確認し、データ制御装置DC2の障害
を、障害処理(例えば、IPLによる処理や、割込み動
作)を伴わずに検出することができる。これによって、
システムの動作が停止されることはない。
【0045】そして、このデータ制御装置DC2が障害
であることは、入出力制御装置IO1を通じて入出力装
置IO3から障害情報として例えば、メッセージ出力さ
れる。このメッセージ出力を保守者が確認すると、この
データ制御装置DC2を0系共通バスB1及び1系共通
バスB2から電気的に切り離すために制御信号(例え
ば、論理『1』)をアイソレーション回路A1、A2に
与える。これによって、データ制御装置DC2はバスに
影響を与えずに、切り離され、そして、交換を行うこと
が可能となる。
【0046】この切り離しが行われても、中央処理装置
P1は、定期的にシステム監視装置SK2のレジスタR
7に格納(設定)されている情報を確認しているので、
障害処理を伴わずにシステム動作を継続することができ
る。
【0047】次に、データ制御装置DC2が交換されて
システムに再び物理的に組み込まれると、制御信号(例
えば、論理『0』)をアイソレーション回路A1、A2
に与える。これによって、データ制御装置DC2は、0
系共通バスB1及び1系共通バスB2に影響を与えずに
電気的に接続される。
【0048】そして、0系の中央処理装置P1からデー
タ制御装置DC2に対してアクセス要求が与えられる
と、応答信号a3を返送する。この応答信号a3によっ
て0系の中央処理装置P1は以後、何等影響を受けずに
正常にデータ制御装置DC2に対してアクセスを行うこ
とができる。
【0049】((システム監視装置SK2が障害を起こ
している場合の動作)): 図2において、また、1
系の中央処理装置P2がシステム監視装置SK2に対し
てアクセスした場合に、何等かの原因(障害)でこのア
クセスに対して応答信号a2が返送されていないことを
データ制御装置DC2の監視回路K6が検出すると、こ
の返送されない時間が所定時間(T1)以上になると、
自動的にデータ制御装置DC2の疑似応答器G6はシス
テム監視装置SK2に代わって応答信号a2*を中央処
理装置P2に対して返送する。
【0050】そして、中央処理装置P2は、定期的にデ
ータ制御装置DC2のレジスタR6に格納(設定)され
ている情報を確認し、システム監視装置SK2の障害
を、障害処理(例えば、IPLによる処理や、割込み動
作)を伴わずに検出することができる。これによって、
システムの動作が停止されることはない。
【0051】そして、このシステム監視装置SK2が障
害であることは、入出力制御装置IO2を通じて入出力
装置IO4から障害情報として例えば、メッセージ出力
される。このメッセージ出力を保守者が確認すると、こ
のシステム監視装置SK2を0系共通バスB1及び1系
共通バスB2から電気的に切り離すために制御信号(例
えば、論理『1』)をアイソレーション回路A3、A4
に与える。これによって、システム監視装置SK2はバ
スに影響を与えずに、切り離され、そして、交換を行う
ことが可能となる。
【0052】この切り離しが行われても、中央処理装置
P2は、定期的にデータ制御装置DC2のレジスタR6
に格納(設定)されている情報を確認しているので、障
害処理を伴わずにシステム動作を継続することができ
る。
【0053】次に、システム監視装置SK2が交換され
てシステムに再び物理的に組み込まれると、制御信号
(例えば、論理『0』)をアイソレーション回路A3、
A4に与える。これによって、システム監視装置SK2
は、0系共通バスB1及び1系共通バスB2に影響を与
えずに電気的に接続される。
【0054】そして、1系の中央処理装置P2からシス
テム監視装置SK2に対してアクセス要求が与えられる
と、応答信号a2を返送する。この応答信号a2によっ
て1系の中央処理装置P2は以後、何等影響を受けずに
正常にシステム監視装置SK2に対してアクセスを行う
ことができる。
【0055】(第2実施例の効果): 以上の第2実
施例の2重冗長系の電子交換システムによれば、データ
制御装置DC2やシステム監視装置SK2などの一重化
装置に障害が発生しても0系の中央処理装置P1又は1
系の中央処理装置P2に障害割込み動作をさせることな
く、障害を検出させることができ、しかもIPLなどに
よる再開処理を起動させずに、制御信号を与えることで
障害が起きている一重化装置を0系バス又は1系バスに
影響を与えずに電気的に切り離すことができる。そし
て、この過程でシステム動作を停止させることがないの
で、電子交換システムの信頼性を従来に比べ非常に改善
することができる。
【0056】更に、制御信号をアイソレーション回路に
与えることで、交換後のデータ制御装置DC2又はシス
テム監視装置SK2をバスに影響を与えずに、自動的に
接続して中央処理装置P1又はP2などと信号の授受を
再開させることができる。
【0057】また、上述のレジスタR5〜R8に障害情
報が格納されていることで、中央処理装置P1又は1系
の中央処理装置P2はこの情報を読み取って、システム
動作を継続させることができる。
【0058】(他の実施例): (1)尚、以上の実
施例においては、0系と1系の間に一重化装置として、
データ制御装置DC1(DC2)とシステム監視装置S
K1(SK2)とが並列に接続されていたが、例えば、
一つの一重化装置として、データ制御装置DC1だけが
接続されている場合には、次のような構成で実現するこ
ともできる。例えば、図1において、中央処理装置P1
からデータ制御装置DC1にアクセス信号が与えられる
と通常はデータ制御器DC1aに応答させ、もしも、故
障などで応答できない状況が発生するか否かを監視回路
K1に監視させ、データ制御器DC1aが応答できない
と判断すると、疑似応答器G1が代わって中央処理装置
P1に対して応答するように構成することでも、障害割
込み処理を発生させることなくシステム動作を継続する
ことができる。
【0059】(2)また、上述の実施例では、電子交換
システムへの適用を説明したが、図1、図2の構成にお
いて、時分割交換スイッチSW1〜SW4を備えなけれ
ば、通常の2重冗長系の情報処理システムとして適用す
ることもできる。
【0060】(3)更に、0系、1系に伝送装置を備え
ることで、2重冗長系の伝送システムとして実現するこ
ともできる。
【0061】(4)更にまた、この発明は冗長系システ
ムへの適用だけでなく、ある通信装置Aが冗長構成され
ていない通信対象と通信を行っている他の通信装置Bと
の間の通信状況を監視して、この通信装置Bが応答でき
ないような場合に、代わってこれを監視している装置A
が代わって応答する場合にも適用できる。この場合にも
装置Aは通信対象に対して擬似応答を返すことでシステ
ム動作を停止させないようにすることができ、信頼性を
向上させることができる。
【0062】更に、上記複数の通信装置に上述の監視機
能と、応答機能を備えることで、互いに監視・応答を行
うことで、システムの信頼性を非常に向上させることが
できる。
【0063】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明の監視装置によ
れば、自装置の通信対象と、この通信対象と他の通信装
置との間の通信状況を監視する監視手段と、この監視手
段の監視結果に基づき通信対象に対して、他の通信装置
に代わって応答する応答手段とを備えたことで、通信対
象は動作停止を起こさず、何等かの動作を継続させるこ
とができる。従って、信頼性を向上させることができ
る。
【0064】また、この発明の監視システムによれば、
同じ通信対象に対して、複数の通信装置が接続されてい
るシステムであって、各通信装置に、通信対象と、他の
通信装置との間の通信状況を監視する監視手段と、この
監視手段の監視結果に基づき上記通信対象に対して、他
の通信装置に代わって応答する応答手段とを備えたこと
で、システム動作を停止させず、何等かの動作を継続さ
せることができる。従って、システムの信頼性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の2重冗長系の電子交換
システムの構成図である。
【図2】この発明の第2実施例の2重冗長系の電子交換
システムの構成図である。
【符号の説明】
B1…0系共通バス、B2…1系共通バス、DC1…デ
ータ制御装置、G1〜G4…疑似応答器、IO1、IO
2…入出力制御装置、K1〜K4…監視回路、M1、M
2…主記憶装置、P1、P2…中央処理装置、R1〜R
4…レジスタ、SK1…システム監視装置、SW1、S
W2…時分割交換スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 13/00 351 N 7368−5B 15/16 460 B H04L 12/24 12/26 29/14 H04M 3/22 B H04Q 3/545 9371−5K H04L 13/00 313

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置の通信対象と、この通信対象と他
    の通信装置との間の通信状況を監視する監視手段と、 この監視手段の監視結果に基づき通信対象に対して、他
    の通信装置に代わって応答する応答手段とを備えたこと
    を特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 上記通信対象は、冗長系システムである
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 【請求項3】 同じ通信対象に対して、複数の通信装置
    が接続されているシステムであって、 各通信装置は、 上記通信対象と、他の通信装置との間の通信状況を監視
    する監視手段と、 この監視手段の監視結果に基づき上記通信対象に対し
    て、他の通信装置に代わって応答する応答手段とを備え
    たことを特徴とする監視システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010186365A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Nec Corp マルチノードコンピュータシステム及びノード間接続装置
JP2014175690A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Mitsubishi Electric Corp 無線装置

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