JPH07298266A - 復号化方法及び復号化装置 - Google Patents

復号化方法及び復号化装置

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JPH07298266A
JPH07298266A JP8679094A JP8679094A JPH07298266A JP H07298266 A JPH07298266 A JP H07298266A JP 8679094 A JP8679094 A JP 8679094A JP 8679094 A JP8679094 A JP 8679094A JP H07298266 A JPH07298266 A JP H07298266A
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JP8679094A
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Haruo Togashi
治夫 富樫
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フレーム内において圧縮符号化した画像デー
タ(フレーム内画像データ)及びフレーム間において圧
縮符号化した画像データ(フレーム間画像データ)を出
力する複数の符号化装置からの画像データの中から、所
望の画像データを選択して出力する復号化方法及び復号
化装置であって、所望のチャンネルを指定するチャンネ
ル指定データが選択制御回路7に供給された場合、フレ
ーム間/フレーム内判別回路6において、その指定され
たチャンネルの現在の画像データがフレーム内画像デー
タであると判別されるタイミングで、上記選択制御回路
7がチャンネルを切り換えるように選択回路5を選択制
御する。 【効果】 チャンネル切り換え直後のフレーム間画像デ
ータが、異なるチャンネルのフレーム内画像データに基
づいて復号化され、不正確な復号化が行われる不都合を
防止して正確な再生画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部から供給される複
数チャンネルの、画像間において圧縮符号化した画像デ
ータ及び画像内において圧縮符号化した画像データの中
から、所望のチャンネルの画像データを選択し復号化し
て出力する復号化方法及び復号化装置に関し、特に、チ
ャンネルの選択切り換え直後に生ずる画像の乱れ等を防
止した復号化方法及び復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、伝送する画像データを圧縮符号化
して出力する符号化装置が知られている。この符号化装
置は、例えば前フレームの画像データと現在フレームの
画像データとの差分を検出し、この差分をいわゆるディ
スクリート・コサイン・変換処理(DCT処理)し量子
化処理するとともに、所定の単位毎に可変長符号化処理
してフレーム間圧縮符号化した画像データを形成して出
力する。また、上記フレーム間圧縮符号化した画像デー
タを復号化するためには、元となる画像データが必要な
ため、例えば15フレームに1回、現在の画像データ
を、前フレームの画像データとの差分をとることなく、
そのままDCT処理,量子化処理するとともに可変長符
号化処理してフレーム内圧縮符号化した画像データを形
成して出力する。
【0003】このような圧縮符号化処理は、画像データ
の記録或いは伝送に頻繁に用いられる技術であり、デー
タ量の削減及び伝送量の削減等を図ることができる。
【0004】ここで、このように画像データを圧縮符号
化して出力する複数の符号化装置から複数のチャンネル
として伝送される複数の画像データの中から、所望の画
像データのみを選択して復号化する、図6に示すような
復号化装置が知られている。
【0005】この図6に示す従来の復号化装置は、例え
ば図7(a)〜(d)に示すようなチャンネル1〜チャ
ンネルNの圧縮符号化された画像データが、該各チャン
ネルに対応して設けられた複数の入力端子51〜入力端
子54を介して選択回路55に供給される。
【0006】上記選択回路55は、入力端子56を介し
て供給されるチャンネル指定データに応じたチャンネル
を選択するように、選択制御回路57により選択制御さ
れるようになっている。例えば、現在、図7(c)に示
す“チャンネル3”が選択されており、時刻t10に、
上記入力端子56を介して“チャンネル1”の選択を指
定するチャンネル指定データが上記選択制御回路57に
供給された場合、該選択制御回路57は、即座に上記
“チャンネル1”の画像データを選択するように上記選
択回路55を選択制御する。
【0007】これにより、それまで上記選択回路55か
ら出力されていた“チャンネル3”の画像データは、上
記時刻t10を境に“チャンネル1”の画像データに切
り換わることとなる。この選択回路55により選択され
た画像データは、可変長復号化回路60に供給される。
【0008】上記可変長復号化回路60は、上記画像デ
ータに可変長復号化処理を施し、これを復号器58に供
給する。上記復号器58は、上記可変長復号化処理の施
された画像データに逆量子化処理,逆DCT処理を施す
ことにより、該画像データを復号化し、これを出力画像
データとして出力端子59を介して、例えば図示しない
データ処理回路に供給する。上記データ処理回路は、上
記復号化された画像データに所定のプロセス処理を施
し、これを例えばモニタ装置に供給する。
【0009】これにより、上記選択回路55により複数
のチャンネルの中から選択された所望のチャンネルの画
像データに応じた再生画像を、上記モニタ装置に表示す
ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、フレーム間において圧縮符号化された画像データを
復号化するためには、フレーム内において圧縮符号化さ
れた元となる画像データを必要とするが、従来の復号化
装置は、チャンネル指定データが供給されると、上記選
択制御回路57が、即座にチャンネルを切り換えるよう
に上記選択回路55を選択制御するようになっていた。
【0011】このため、上述のように、例えば“チャン
ネル3”から“チャンネル1”にチャンネルの切り換え
を行い、図7(a)の時刻t10に示すように、該切り
換えられたチャンネルの画像データが、上記フレーム間
において圧縮符号化された画像データから出力される
と、このフレーム間において圧縮符号化された画像デー
タは、前に選択されていたチャンネル(この場合、チャ
ンネル3)のフレーム内圧縮符号化された画像データに
基づいて復号化されることとなるため、全く関係の無い
画像データに基づいて復号化されることとなり、次に
“チャンネル1”のフレーム内において圧縮符号化され
た画像データが供給される時刻t11までの間は、不正
確な画像データの復号化となり、再生画像の乱れ等を生
ずる問題があった。
【0012】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、チャンネルの切り換えがなされても正確な復
号化処理を行うことができ、再生画像の乱れ等を防止す
ることができるような復号化方法及び復号化装置の提供
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る復号化方法
は、外部から供給される複数チャンネルの、画像間にお
いて圧縮符号化した画像データ及び画像内において圧縮
符号化した画像データの中から、所望のチャンネルの画
像データを選択し復号化して出力する復号化方法であ
り、まず、所望のチャンネルが選択指定されたときに、
該選択指定されたチャンネルの現在の画像データが、画
像間において圧縮符号化した画像データであるか、画像
内において圧縮符号化した画像データであるかを判別す
る。
【0014】そして、上記選択指定されたチャンネルの
現在の画像データが、画像間において圧縮符号化した画
像データであると判別されたときは、該現在の画像デー
タが画像内において圧縮符号化した画像データであると
判別されるまで、現在選択中のチャンネルの画像データ
を選択し続けて復号化して出力し、上記選択指定された
チャンネルの現在の画像データが、画像内において圧縮
符号化した画像データであると判別されたときに、該選
択指定されたチャンネルの画像データを選択し復号化し
て出力する。
【0015】次に、本発明に係る復号化装置は、外部か
ら供給される複数チャンネルの、画像間において圧縮符
号化した画像データ及び画像内において圧縮符号化した
画像データの中から、所望のチャンネルの画像データを
選択手段で選択し復号化して出力する復号化装置であっ
て、上記各チャンネルの現在の画像データが、画像間に
おいて圧縮符号化した画像データであるか、画像内にお
いて圧縮符号化した画像データであるかを判別し、この
判別出力を出力する画像間/画像内判別手段を有する。
【0016】また、所望のチャンネルが選択指定される
と、その選択指定されたチャンネルの現在の画像データ
が、画像内において圧縮符号化された画像データである
ことを示す上記判別出力が供給されるまで、現在選択中
のチャンネルの画像データを選択し続けるように上記選
択手段を制御し、画像内において圧縮符号化された画像
データであることを示す上記判別出力が供給されたとき
に、上記選択指定されたチャンネルの画像データを選択
するように上記選択手段を選択制御する選択制御手段を
有する。
【0017】
【作用】本発明に係る復号化装置は、外部から供給され
る複数チャンネルの、画像間において圧縮符号化した画
像データ(画像間データ)及び画像内において圧縮符号
化した画像データ(画像内データ)の中から、所望のチ
ャンネルの画像データを選択手段で選択し復号化して出
力する復号化装置であって、本発明に係る復号化方法が
適用されている。
【0018】この復号化装置は、画像間/画像内判別手
段が、上記各チャンネルの現在の画像データが、画像間
データであるか、画像内データであるかを判別し、この
判別出力を選択制御手段に供給する。
【0019】上記選択制御手段は、所望のチャンネルが
選択指定されると、その選択指定されたチャンネルの現
在の画像データが、画像内データであることを示す上記
判別出力が供給されるまで、現在選択中のチャンネルの
画像データを選択し続けるように上記選択手段を制御
し、画像内データであることを示す上記判別出力が供給
されたときに、上記選択指定されたチャンネルの画像デ
ータを選択するように上記選択手段を選択制御する。
【0020】上記画像間データを正確に復号化するため
には、元となる画像内データが必要であり、上記チャン
ネルの切り換えを即座に行うと、切り換え後に画像間デ
ータが出力された場合は、異なるチャンネルの画像内デ
ータに基づいて復号化されるため、不正確な復号化しか
行うことができないが、上述のように、チャンネルの切
り換えが指定されても、そのときの画像データが画像間
データである場合は切り換えを行わず、画像内データが
供給されたときにはじめてチャンネルの切り換えを行う
ことにより、上記チャンネルの切り換え後の画像間デー
タによる不正確な復号化を防止して、上記画像内データ
から正確な復号化を行うことができ、再生画像の乱れ等
を防止することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る復号化方法及び復号化装
置の好ましい実施例について図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0022】本発明に係る復号化方法は、本発明に係る
復号化装置に適用されており、この本発明の実施例に係
る復号化装置は、図1に示すように、フレーム間におい
て圧縮符号化した画像データ(フレーム間画像データ)
及びフレーム内において圧縮符号化した画像データ(フ
レーム内画像データ)を出力する複数の符号化装置から
の複数チャンネルの画像データが供給される、該複数チ
ャンネル分設けられた第1〜第Nの可変長復号化器1〜
4と、上記第1〜第Nの可変長復号化器1〜4により可
変長復号化された画像データの中から所望のチャンネル
の画像データを選択する選択回路5とを有している。
【0023】また、上記各可変長復号化器1〜4からの
各チャンネルの画像データが、フレーム間画像データで
あるか,フレーム内画像データであるかを各チャンネル
毎に判別するフレーム間/フレーム内判別回路6と、上
記フレーム間/フレーム内判別回路6からの判別出力に
基づいて、指定されたチャンネルの画像データを選択す
るように上記選択回路5を選択制御する選択制御回路7
と、上記選択回路5からの画像データを復号化する復号
器9とを有している。
【0024】上記フレーム間画像データ及びフレーム内
画像データを形成する符号化装置は、図3に示すような
構成を有しており、上記フレーム内画像データ及びフレ
ーム間画像データを形成して出力するようになってい
る。
【0025】すなわち、上記フレーム内画像データを形
成する場合、入力端子20を介して供給された画像デー
タが減算器21を介して、後に説明するフレーム間の差
分がとられることなくそのままディスクリート・コサイ
ン・変換回路(DCT回路)22に供給される。上記D
CT回路22は、上記画像データを周波数軸上に変換し
てDCT係数を形成し、これを量子化回路23に供給す
る。上記量子化回路23は、圧縮率に応じて量子化係数
を可変して上記DCT係数を量子化し、これを可変長符
号化回路24に供給する。上記可変長符号化回路24
は、上記量子化された画像データを所定単位毎に可変長
符号化処理することにより、フレーム内で圧縮符号化さ
れた上記フレーム内画像データを形成し、これを出力端
子25を介して出力する。
【0026】このフレーム内画像データは、例えば15
フレームに1回形成され出力される。
【0027】一方、フレーム間画像データを形成する場
合、上記減算器21に、以下に説明するように形成され
た前フレームの画像データ(或いは、後フレームの画像
データ)が供給される。上記減算器21は、現在フレー
ムの画像データと、前フレームの画像データとの差分を
検出する。この差分データは、上記DCT回路22,量
子化回路23及び可変長符号化回路24によりフレーム
間の差分を示す上記フレーム間画像データとされ出力さ
れる。
【0028】この場合、上記量子化回路23は、量子化
した上記DCT回路22からの差分データを逆量子化回
路26に供給する。上記逆量子化回路26は、上記量子
化回路23で用いられた量子化係数とは逆の逆量子化係
数により上記差分データを逆量子化し、これを逆DCT
回路27に供給する。上記逆DCT回路27は、上記逆
量子化された差分データに逆DCT処理を施し、これを
加算器28に供給する。
【0029】上記加算器28には、以下に説明する動き
補償回路29(フレームメモリ)により動き補償処理さ
れた前フレームの画像データが供給されている。上記加
算器28は、上記前フレームの画像データと、上記逆D
CT処理された差分データとを加算処理することによ
り、前フレームの画像データを形成し、これを動き補償
回路29及び動き検出回路30に供給する。
【0030】上記動き検出回路30は、上記加算器28
からの前フレームの画像データと現在フレームの画像デ
ータとを、例えば所定のブロック単位で比較して動きベ
クトルを検出し、これを上記動き補償回路29に供給す
る。上記動き補償回路29は、上記動き検出回路30か
らの動きベクトルに応じて上記前フレームの画像データ
に動き補償処理を施し、これを上記加算器28及び減算
器21に供給する。
【0031】これにより、上述のように上記減算器21
において、前フレームの画像データと現在フレームの画
像データとの差分が検出され、上記フレーム間画像デー
タが形成される。このフレーム間画像データは、上記差
分を示すものであるため、上記フレーム内画像データに
基づいて復号化される。
【0032】本実施例に係る復号化装置は、このように
フレーム間画像データ及びフレーム内画像データを形成
して出力する複数の符号化装置からの複数チャンネルの
画像データから所望のチャンネルの画像データを選択し
て復号化するようになっており、上記各チャンネルの画
像データは、それぞれ図1に示す入力端子11〜14を
介して第1〜第Nの可変長復号化器1〜4に供給され
る。
【0033】以下に説明するフレーム間/フレーム内判
別回路6において、その画像データがフレーム内画像デ
ータであるかフレーム間画像データであるかを判別する
ためには、上記各チャンネルの画像データが可変長復号
化処理されている必要がある。このため、上記各可変長
復号化器1〜4は、上記各チャンネルの画像データに可
変長復号化処理を施し、これらをそれぞれ選択回路5及
びフレーム間/フレーム内判別回路6に供給する。
【0034】上記フレーム間/フレーム内判別回路6
は、上記可変長復号化処理された画像データに基づい
て、そのチャンネルの現在の画像データがフレーム内画
像データであるかフレーム間画像データであるかを判別
し、この判別出力を選択制御回路7に供給する。
【0035】上記選択制御回路7には、入力端子8を介
して所望のチャンネルを選択するためのチャンネル指定
データが供給されるようになっており、図2のフローチ
ャートに示すように動作する。
【0036】すなわち、この図2に示すフローチャート
は、当該復号化装置のメイン電源がオンされ、各チャン
ネルの画像データが供給されることによりスタートとな
りステップS1に進む。
【0037】上記ステップS1では、上記選択制御回路
7が、上記入力端子8を介して上記チャンネル指定デー
タが供給されたか否かを判別し、NOの場合は、該チャ
ンネル指定データが供給されるまで、現在選択している
チャンネルを選択するように上記選択回路5を選択制御
し、YESの場合はステップS2に進む。
【0038】上記ステップS2では、上記入力端子8を
介してチャンネル指定データが供給されたため、上記選
択制御回路7が、上記フレーム間/フレーム内判別回路
6からの判別出力に基づいて、その指定されたチャンネ
ルの現在の画像データがフレーム内画像データであるか
フレーム間画像データであるかを判別する。そして、N
Oの場合は、現在の画像データがフレーム内画像データ
であると判別されるまで、現在選択中のチャンネルを選
択し続けるように上記選択回路5を選択制御し、YES
の場合はステップS3に進む。
【0039】上記ステップS3では、上記選択制御回路
7が、現在の画像データがフレーム内画像データである
と判別されたため、このタイミングで、指定されたチャ
ンネルの画像データを選択するように上記選択回路5を
選択制御し、上記ステップS1に戻る。
【0040】このステップS1〜ステップS3のルーチ
ンは、当該復号化装置のメイン電源がオフされるまで繰
り返し実行される。
【0041】具体的には、上記選択回路5に、図4
(a)〜(d)に示すような各チャンネルの画像データ
が供給されており、現在、該選択回路5において、同図
(c)に示す“チャンネル3”が選択されているとす
る。そして、図4に示す時刻t1のタイミングで、上記
入力端子8を介して“チャンネル1”の選択を指定する
チャンネル指定データが上記選択制御回路7に供給され
たとすると、該選択制御回路7は、上記フレーム間/フ
レーム内判別回路6からの判別出力に基づいて、上記
“チャンネル1”の現在の画像データがフレーム内画像
データであるかフレーム間画像データであるかを検出す
る。
【0042】図4(a)の時刻t1に示すように、上記
チャンネル指定データが供給されたときの“チャンネル
1”の画像データは、フレーム間画像データであるた
め、上記選択制御回路7は、次にフレーム内画像データ
が供給される同図(a)に示す時刻t2までチャンネル
の切り換えを行わない。そして、上記フレーム内画像デ
ータが供給される上記時刻t2のタイミングで、上記
“チャンネル1”を選択するように上記選択回路5を選
択制御する。これにより、図4(e)の時刻t2以降に
示すように、チャンネル切り換え後に上記選択回路5か
ら出力される画像データをフレーム内画像データとする
ことができる。
【0043】上記フレーム間画像データを正確に復号化
するためには、元となるフレーム内画像データが必要で
あり、チャンネルの切り換えが指定されて即座にチャン
ネルの切り換えを行うと、切り換え後にフレーム間画像
データが出力された場合は、異なるチャンネルのフレー
ム内画像データに基づいて該フレーム間画像データが復
号化されることとなり、不正確な復号化しか行うことが
できない。
【0044】しかし、本実施例に係る復号化装置のよう
に、チャンネルの切り換えが指定されても、そのときの
画像データがフレーム間画像データである場合は即座に
切り換えを行わず、フレーム内画像データが供給された
ときにはじめてチャンネルの切り換えを行うことによ
り、上記チャンネルの切り換え後のフレーム間画像デー
タによる不正確な復号化を防止して、上記フレーム内画
像データから正確な復号化を行うことができ、再生画像
の乱れ等を防止することができる。
【0045】このように、上記選択回路5で選択された
チャンネルの画像データは、復号器9に供給される。上
記復号器9は、図5に示すような構成を有しており、上
記画像データは、入力端子41を介して逆量子化回路4
2に供給される。上記逆量子化回路42は、その画像デ
ータが量子化された量子化係数に対応する逆量子化係数
を用いて上記画像データを逆量子化処理し、これを逆D
CT回路43に供給する。上記逆DCT回路43は、上
記逆量子化処理の施された画像データに逆DCT処理を
施し、これを加算器44に供給する。上記加算器44に
は、動き補償回路45からの動き補償された前フレーム
の画像データが供給されている。上記加算器44は、上
記動き補償された前フレームの画像データと、上記逆D
CT回路43から供給される現在の画像データとを加算
処理し、これを出力画像データとして出力端子10を介
して外部に出力する。
【0046】上記出力端子10を介して出力される画像
データは、例えば図示しないプロセス処理回路に供給さ
れ、所定のプロセス処理が施されてモニタ装置等に供給
される。これにより、上記選択されたチャンネルの画像
データに応じた再生画像を上記モニタ装置に表示するこ
とができる。
【0047】なお、上述の実施例の説明では、上記フレ
ーム内画像データは、15フレームに1回の割合で形成
されることとしたが、これは、例えば10フレームに1
回或いは20フレームに1回の割合で形成される等のよ
うに適宣変更してもよい。
【0048】また、本発明に係る復号化方法及び復号化
装置は、フレーム間及びフレーム内で圧縮符号化された
画像データを復号化することとしたが、これは、フィー
ルド間及びフィールド内で圧縮符号化された画像データ
を復号化するようにしてもよく、その他、本発明に係る
技術的思想を逸脱しない範囲であれば種々の変更が可能
であることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る復号化方法及び復号化装置
は、チャンネルの切り換えが指定されても、そのときの
画像データが画像間において圧縮符号化された画像デー
タである場合は切り換えを行わず、次に画像内において
圧縮符号化された画像データが供給されたタイミングで
チャンネルの切り換えを行うように選択手段を選択制御
することにより、上記チャンネルの切り換え後の画像間
において圧縮符号化された画像データによる不正確な復
号化を防止して、上記画像内において圧縮符号化された
画像データから、新たに選択されたチャンネルの画像デ
ータの復号化を行うことができる。
【0050】このため、正確な復号化を行うことがで
き、上記チャンネル切り換え直後の再生画像の乱れ等を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る復号化方法が適用された本発明に
係る復号化装置の実施例のブロック図である。
【図2】上記実施例に係る復号化装置のチャンネル切り
換え動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】画像データのフレーム内及びフレーム間の圧縮
符号化を行う符号化装置のブロック図である。
【図4】上記実施例に係る復号化装置のチャンネル切り
換え動作を説明するためのタイムチャートである。
【図5】上記実施例に係る復号化装置に設けられている
復号器のブロック図である。
【図6】従来の復号化装置のブロック図である。
【図7】従来の復号化装置の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1〜4 第1〜第Nの可変長復号化器 5 選択回路 6 フレーム間/フレーム内判別回路 7 選択制御回路 8 チャンネル指定データの入力端子 9 復号器 10 復号化された画像データの出力端子 11〜14 各チャンネルの画像データの入力端子 41 選択された画像データの入力端子 42 逆量子化器 43 逆DCT回路 44 加算器 45 動き補償回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/36 8842−5J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される複数チャンネルの、
    画像間において圧縮符号化した画像データ及び画像内に
    おいて圧縮符号化した画像データの中から、所望のチャ
    ンネルの画像データを選択し復号化して出力する復号化
    方法であって、 所望のチャンネルが選択指定されたときに、該選択指定
    されたチャンネルの現在の画像データが、画像間におい
    て圧縮符号化した画像データであるか、画像内において
    圧縮符号化した画像データであるかを判別し、 上記選択指定されたチャンネルの現在の画像データが、
    画像間において圧縮符号化した画像データであると判別
    されたときは、該現在の画像データが画像内において圧
    縮符号化した画像データであると判別されるまで、現在
    選択中のチャンネルの画像データを選択し続けて復号化
    して出力し、 上記選択指定されたチャンネルの現在の画像データが、
    画像内において圧縮符号化した画像データであると判別
    されたときに、該選択指定されたチャンネルの画像デー
    タを選択し復号化して出力することを特徴とする復号化
    方法。
  2. 【請求項2】 外部から供給される複数チャンネルの、
    画像間において圧縮符号化した画像データ及び画像内に
    おいて圧縮符号化した画像データの中から、所望のチャ
    ンネルの画像データを選択手段で選択し復号化して出力
    する復号化装置であって、 上記各チャンネルの現在の画像データが、画像間におい
    て圧縮符号化した画像データであるか、画像内において
    圧縮符号化した画像データであるかを判別し、この判別
    出力を出力する画像間/画像内判別手段と、 所望のチャンネルが選択指定されると、その選択指定さ
    れたチャンネルの現在の画像データが、画像内において
    圧縮符号化された画像データであることを示す上記判別
    出力が供給されるまで、現在選択中のチャンネルの画像
    データを選択し続けるように上記選択手段を制御し、画
    像内において圧縮符号化された画像データであることを
    示す上記判別出力が供給されたときに、上記選択指定さ
    れたチャンネルの画像データを選択するように上記選択
    手段を選択制御する選択制御手段とを有することを特徴
    とする復号化装置。
JP8679094A 1994-04-25 1994-04-25 復号化方法及び復号化装置 Pending JPH07298266A (ja)

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JP8679094A JPH07298266A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 復号化方法及び復号化装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8149469B2 (en) 2007-08-03 2012-04-03 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and image reading method
JP2012231478A (ja) * 2004-12-13 2012-11-22 Ipg Electronics 503 Ltd ストリーミングデータ配信

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JP2012231478A (ja) * 2004-12-13 2012-11-22 Ipg Electronics 503 Ltd ストリーミングデータ配信
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