JPH07298071A - カラーファクシミリ装置 - Google Patents
カラーファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH07298071A JPH07298071A JP6092491A JP9249194A JPH07298071A JP H07298071 A JPH07298071 A JP H07298071A JP 6092491 A JP6092491 A JP 6092491A JP 9249194 A JP9249194 A JP 9249194A JP H07298071 A JPH07298071 A JP H07298071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression
- color
- facsimile apparatus
- color image
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像データの圧縮方法を選択できるカラーフ
ァクシミリ装置を提供する。 【構成】 希望する圧縮タイプと、装置が有する現在の
圧縮タイプとが同じであれば、オペレータはスタートキ
ーを入力する。しかし、それらが異なれば（ステップＳ
２０３での判断がｎｏ）、ステップＳ２０４において、
オペレータは、表示された圧縮タイプの中から所望の圧
縮タイプを選択して、スタートキーのキー入力をする。
ステップＳ２０６では、選択及び指定された圧縮タイプ
に従って、スキャナ装置にて読み取った画像を圧縮し、
それをハードディスクに蓄積する。
ァクシミリ装置を提供する。 【構成】 希望する圧縮タイプと、装置が有する現在の
圧縮タイプとが同じであれば、オペレータはスタートキ
ーを入力する。しかし、それらが異なれば（ステップＳ
２０３での判断がｎｏ）、ステップＳ２０４において、
オペレータは、表示された圧縮タイプの中から所望の圧
縮タイプを選択して、スタートキーのキー入力をする。
ステップＳ２０６では、選択及び指定された圧縮タイプ
に従って、スキャナ装置にて読み取った画像を圧縮し、
それをハードディスクに蓄積する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像を圧縮する
カラーファクシミリ装置に関するものである。
カラーファクシミリ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、カラーファクシミリ装置で
は、カラー画像の圧縮方法として、いわゆるＪＢＩＧ
（Joint Bi-level Image Experts Group），ＪＰＥＧ
（Joint Photographic Experts Group）等が使用されて
いる。
は、カラー画像の圧縮方法として、いわゆるＪＢＩＧ
（Joint Bi-level Image Experts Group），ＪＰＥＧ
（Joint Photographic Experts Group）等が使用されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカラーファクシミリ装置では、ユーザがＪＰＥＧ，
ＪＢＩＧ等の圧縮方法を容易に選択できず、例えば、受
信側ファクシミリ装置の出力装置が２値対応であるのに
もかかわらず、ＪＰＥＧの圧縮方式で画像蓄積を行なう
等、非効率的な処理が行なわれている。
来のカラーファクシミリ装置では、ユーザがＪＰＥＧ，
ＪＢＩＧ等の圧縮方法を容易に選択できず、例えば、受
信側ファクシミリ装置の出力装置が２値対応であるのに
もかかわらず、ＪＰＥＧの圧縮方式で画像蓄積を行なう
等、非効率的な処理が行なわれている。
【０００４】また、入力画像をハードディスク等の蓄積
装置に一時的に保存した後、送信する方式をとるカラー
ファクシミリ装置では、圧縮方法によっては、ハードデ
ィスクの記憶残量が少ないために送信ができない等の不
都合が生じる。本発明は、上記の課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、オペレータが画像デ
ータの圧縮方法を選択できるカラーファクシミリ装置を
提供することである。
装置に一時的に保存した後、送信する方式をとるカラー
ファクシミリ装置では、圧縮方法によっては、ハードデ
ィスクの記憶残量が少ないために送信ができない等の不
都合が生じる。本発明は、上記の課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、オペレータが画像デ
ータの圧縮方法を選択できるカラーファクシミリ装置を
提供することである。
【０００５】また、本発明の他の目的は、ハードディス
クや回線スピード等の環境状況により圧縮方法が自動選
択されるカラーファクシミリ装置を提供することであ
る。本発明のさらなる目的は、カラー画像の圧縮に関す
る情報をもとに圧縮タイプを指定する圧縮動作と、カラ
ーファクシミリ装置の環境状況に従って設定された圧縮
条件に基づく圧縮タイプを選択する圧縮動作のいずれか
を選択できるカラーファクシミリ装置を提供することで
ある。
クや回線スピード等の環境状況により圧縮方法が自動選
択されるカラーファクシミリ装置を提供することであ
る。本発明のさらなる目的は、カラー画像の圧縮に関す
る情報をもとに圧縮タイプを指定する圧縮動作と、カラ
ーファクシミリ装置の環境状況に従って設定された圧縮
条件に基づく圧縮タイプを選択する圧縮動作のいずれか
を選択できるカラーファクシミリ装置を提供することで
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記の目的を達成するため、請求項１に記載の
発明は、入力したカラー画像を、通信回線を介して相手
側装置に送信するカラーファクシミリ装置において、前
記カラー画像の圧縮に関する情報を通知する手段と、前
記通知をもとに前記カラー画像の圧縮タイプを指定する
手段と、前記圧縮タイプに従って前記カラー画像を圧縮
する手段とを備える。
発明は、入力したカラー画像を、通信回線を介して相手
側装置に送信するカラーファクシミリ装置において、前
記カラー画像の圧縮に関する情報を通知する手段と、前
記通知をもとに前記カラー画像の圧縮タイプを指定する
手段と、前記圧縮タイプに従って前記カラー画像を圧縮
する手段とを備える。
【０００７】以上の構成において、所定の圧縮方法への
対応しかなされていないファクシミリ装置に画像を送信
するようなときに、その圧縮方法から他の圧縮方法へ変
換しなければならないという非効率的な処理を省き、画
像送信処理を高速化するよう機能する。また、請求項３
に記載の発明は、入力したカラー画像を、通信回線を介
して相手側装置に出力するカラーファクシミリ装置にお
いて、当該カラーファクシミリ装置の所定の環境状況を
認識する手段と、前記環境状況をもとに前記カラー画像
の圧縮条件を設定する手段と、前記設定をもとに前記カ
ラー画像の圧縮タイプを選択する手段と、前記圧縮タイ
プに従って前記カラー画像を圧縮する手段とを備える。
対応しかなされていないファクシミリ装置に画像を送信
するようなときに、その圧縮方法から他の圧縮方法へ変
換しなければならないという非効率的な処理を省き、画
像送信処理を高速化するよう機能する。また、請求項３
に記載の発明は、入力したカラー画像を、通信回線を介
して相手側装置に出力するカラーファクシミリ装置にお
いて、当該カラーファクシミリ装置の所定の環境状況を
認識する手段と、前記環境状況をもとに前記カラー画像
の圧縮条件を設定する手段と、前記設定をもとに前記カ
ラー画像の圧縮タイプを選択する手段と、前記圧縮タイ
プに従って前記カラー画像を圧縮する手段とを備える。
【０００８】以上の構成において、カラー画像の蓄積段
階におけるハードディスク容量の不足や回線スピードの
不適合による送信処理の中止といった不都合な状況の発
生を回避し、通信トラヒックを軽減するよう機能する。
さらに、請求項８に記載の発明は、入力したカラー画像
を、通信回線を介して相手側装置に送信するカラーファ
クシミリ装置において、前記カラー画像の圧縮に関する
情報をもとに、該カラー画像の圧縮タイプを指定する指
定手段と、当該カラーファクシミリ装置の所定の環境状
況に従って設定された、前記カラー画像の圧縮条件をも
とに、該カラー画像の圧縮タイプを選択する選択手段
と、前記指定手段にて指定された圧縮タイプに従う第１
の圧縮動作、あるいは、前記選択手段にて選択された圧
縮タイプに従う第２の圧縮動作のいずれかを選択する手
段とを備える。
階におけるハードディスク容量の不足や回線スピードの
不適合による送信処理の中止といった不都合な状況の発
生を回避し、通信トラヒックを軽減するよう機能する。
さらに、請求項８に記載の発明は、入力したカラー画像
を、通信回線を介して相手側装置に送信するカラーファ
クシミリ装置において、前記カラー画像の圧縮に関する
情報をもとに、該カラー画像の圧縮タイプを指定する指
定手段と、当該カラーファクシミリ装置の所定の環境状
況に従って設定された、前記カラー画像の圧縮条件をも
とに、該カラー画像の圧縮タイプを選択する選択手段
と、前記指定手段にて指定された圧縮タイプに従う第１
の圧縮動作、あるいは、前記選択手段にて選択された圧
縮タイプに従う第２の圧縮動作のいずれかを選択する手
段とを備える。
【０００９】この構成をとることで、より確実な圧縮方
法の選択が可能となる。
法の選択が可能となる。
【００１０】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。 ［第１実施例］図１は、本発明の第１の実施例に係るカ
ラーファクシミリ装置（Ｇ４対応）の構成を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、符号１０１は、本ファ
クシミリ装置全体を司るＣＰＵ制御回路であり、制御プ
ログラム及びその実行に必要な各種定数が書き込まれて
いるＲＯＭ１０１ａ、及びプログラムの実行に必要な変
数や制御フラグ等を読み書きするＲＡＭ１０１ｂを有し
ている。
適な実施例を詳細に説明する。 ［第１実施例］図１は、本発明の第１の実施例に係るカ
ラーファクシミリ装置（Ｇ４対応）の構成を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、符号１０１は、本ファ
クシミリ装置全体を司るＣＰＵ制御回路であり、制御プ
ログラム及びその実行に必要な各種定数が書き込まれて
いるＲＯＭ１０１ａ、及びプログラムの実行に必要な変
数や制御フラグ等を読み書きするＲＡＭ１０１ｂを有し
ている。
【００１１】また、本ファクシミリ装置は、画像転送を
行なうＤＭＡ制御回路１０２、送信原稿を一時的に蓄積
する画像メモリ１０３、公衆回線１０５とのインターフ
ェイスを司る通信制御部１０４、画像データに所定の変
換を施す画像処理部１０６、各種Ｉ／Ｏデバイスのイン
ターフェイスとして機能するＩ／Ｏ制御部１０７を有す
る。
行なうＤＭＡ制御回路１０２、送信原稿を一時的に蓄積
する画像メモリ１０３、公衆回線１０５とのインターフ
ェイスを司る通信制御部１０４、画像データに所定の変
換を施す画像処理部１０６、各種Ｉ／Ｏデバイスのイン
ターフェイスとして機能するＩ／Ｏ制御部１０７を有す
る。
【００１２】さらに、各種入力を行なうキー入力装置１
０８、各種表示を行なう表示装置１０９、原稿を読みと
るカラースキャナ装置１１０、画像を出力するカラープ
リンタ装置１１１を有している。そして、上記のキー入
力装置１０８、表示装置１０９、スキャナ装置１１０、
及びプリンタ装置１１１は、Ｉ／Ｏ制御部１０７を介し
てシステムバス１１８とインターフェイスされる。
０８、各種表示を行なう表示装置１０９、原稿を読みと
るカラースキャナ装置１１０、画像を出力するカラープ
リンタ装置１１１を有している。そして、上記のキー入
力装置１０８、表示装置１０９、スキャナ装置１１０、
及びプリンタ装置１１１は、Ｉ／Ｏ制御部１０７を介し
てシステムバス１１８とインターフェイスされる。
【００１３】また、本実施例に係るファクシミリ装置に
は、画像データを蓄積するハードディスク（ＨＤ）１１
３、ハードディスク１１３をインターフェイスするハー
ドディスクインターフェイス１１４、画像の符号化や復
号化等を行なう画像符号化復号化回路１１２、画像の密
度変換を行なう密度変換回路１１５、大量の画像データ
を扱うための画像データ転送用バスとして機能する画像
バス１１７が設けられている。
は、画像データを蓄積するハードディスク（ＨＤ）１１
３、ハードディスク１１３をインターフェイスするハー
ドディスクインターフェイス１１４、画像の符号化や復
号化等を行なう画像符号化復号化回路１１２、画像の密
度変換を行なう密度変換回路１１５、大量の画像データ
を扱うための画像データ転送用バスとして機能する画像
バス１１７が設けられている。
【００１４】以下、本実施例における画像圧縮の選択方
法について説明する。図２は、本実施例に係るファクシ
ミリ装置における画像圧縮方法の選択手順を示すフロー
チャートである。なお、ここでは、カラーファクシミリ
装置での処理について説明するが、このカラーファクシ
ミリ装置は、カラー画像以外にもモノクロ画像の送信も
可能であり、また、ＭＲ，ＭＭＲ等による圧縮も可能で
あるものとする。
法について説明する。図２は、本実施例に係るファクシ
ミリ装置における画像圧縮方法の選択手順を示すフロー
チャートである。なお、ここでは、カラーファクシミリ
装置での処理について説明するが、このカラーファクシ
ミリ装置は、カラー画像以外にもモノクロ画像の送信も
可能であり、また、ＭＲ，ＭＭＲ等による圧縮も可能で
あるものとする。
【００１５】図２のステップＳ２０１では、ユーザによ
るダイヤル入力が行なわれる。すなわち、ユーザがスキ
ャナ装置１１０に原稿画像をセットし、送信相手先の電
話番号を入力する。すると、ステップＳ２０２におい
て、オペレータに対して、蓄積する画像の圧縮タイプの
指示を促す画面を、表示装置１０９に表示する。ステッ
プＳ２０３では、オペレータは、希望する圧縮タイプ
と、図３に示すようなオペレーション画面に表示される
「現在の圧縮タイプ」（符号３１にて示される）とが同
じかどうかを判断する。そして、それらが同じであれ
ば、オペレータは、ステップＳ２０５で、キー入力装置
１０８からスタートキー（不図示）を入力する。
るダイヤル入力が行なわれる。すなわち、ユーザがスキ
ャナ装置１１０に原稿画像をセットし、送信相手先の電
話番号を入力する。すると、ステップＳ２０２におい
て、オペレータに対して、蓄積する画像の圧縮タイプの
指示を促す画面を、表示装置１０９に表示する。ステッ
プＳ２０３では、オペレータは、希望する圧縮タイプ
と、図３に示すようなオペレーション画面に表示される
「現在の圧縮タイプ」（符号３１にて示される）とが同
じかどうかを判断する。そして、それらが同じであれ
ば、オペレータは、ステップＳ２０５で、キー入力装置
１０８からスタートキー（不図示）を入力する。
【００１６】しかし、「現在の圧縮タイプ」が、オペレ
ータの希望する圧縮タイプと異なれば（ステップＳ２０
３での判断がｎｏ）、ステップＳ２０４において、オペ
レータは、表示３２の中から所望の圧縮タイプを選択す
る。そして、ステップＳ２０５でスタートキーのキー入
力をする。ステップＳ２０６では、ステップＳ２０４で
選択及び指定された圧縮タイプに従って、スキャナ装置
１１０にて読み取った画像を圧縮し、それをハードディ
スク１１３に蓄積する。そして、ステップＳ２０７にお
いて、この蓄積された画像の圧縮タイプを通信ネゴシエ
ーションのパラメータにセットし、送信を行なう。これ
により、画像圧縮の選択処理、及び送信処理を終了す
る。
ータの希望する圧縮タイプと異なれば（ステップＳ２０
３での判断がｎｏ）、ステップＳ２０４において、オペ
レータは、表示３２の中から所望の圧縮タイプを選択す
る。そして、ステップＳ２０５でスタートキーのキー入
力をする。ステップＳ２０６では、ステップＳ２０４で
選択及び指定された圧縮タイプに従って、スキャナ装置
１１０にて読み取った画像を圧縮し、それをハードディ
スク１１３に蓄積する。そして、ステップＳ２０７にお
いて、この蓄積された画像の圧縮タイプを通信ネゴシエ
ーションのパラメータにセットし、送信を行なう。これ
により、画像圧縮の選択処理、及び送信処理を終了す
る。
【００１７】以上説明したように、本実施例によれば、
オペレータがカラー画像を送信する場合、カラー画像の
圧縮方法に関する情報をオペレーション画面に表示し、
オペレータが圧縮方法を選択できるようにすることで、
例えば、ＪＢＩＧ対応しかなされていないファクシミリ
装置に画像を送信するようなときに、ＪＢＩＧとは異な
る圧縮方法からＪＢＩＧへ変換しなければならないとい
う非効率的な処理を省くことができ、画像送信処理を高
速化できる。 ［第２実施例］以下、本発明に係る第２の実施例につい
て説明する。なお、本実施例に係るカラーファクシミリ
装置は、図１に示す、上記第１実施例に係るカラーファ
クシミリ装置の構成と同じであるため、ここでは、その
図示及び説明を省略する。
オペレータがカラー画像を送信する場合、カラー画像の
圧縮方法に関する情報をオペレーション画面に表示し、
オペレータが圧縮方法を選択できるようにすることで、
例えば、ＪＢＩＧ対応しかなされていないファクシミリ
装置に画像を送信するようなときに、ＪＢＩＧとは異な
る圧縮方法からＪＢＩＧへ変換しなければならないとい
う非効率的な処理を省くことができ、画像送信処理を高
速化できる。 ［第２実施例］以下、本発明に係る第２の実施例につい
て説明する。なお、本実施例に係るカラーファクシミリ
装置は、図１に示す、上記第１実施例に係るカラーファ
クシミリ装置の構成と同じであるため、ここでは、その
図示及び説明を省略する。
【００１８】本実施例に係るカラーファクシミリ装置で
は、送信画像の圧縮条件をオペレータが指定し、オペレ
ータが送信操作を行なうと、カラーファクシミリ装置
は、指定された圧縮条件に従って圧縮方法を選択し、画
像の蓄積を行なう。図４は、本実施例に係るファクシミ
リ装置における圧縮方法の選択手順を示すフローチャー
トである。同図に示すステップＳ５００では、まず、オ
ペレータが送信処理を開始するにあたり、圧縮条件の設
定を行なう。送信画像の圧縮条件の項目としては、 １）ハードディスクの残量が、？メガバイト以下のとき ２）回線スピードの設定が、？ｋｂｐｓ以下のとき がある。ここでは、上記のような条件を設定でき、オペ
レータは、図５に示すように、‘？’の箇所に適切な数
字を設定する。
は、送信画像の圧縮条件をオペレータが指定し、オペレ
ータが送信操作を行なうと、カラーファクシミリ装置
は、指定された圧縮条件に従って圧縮方法を選択し、画
像の蓄積を行なう。図４は、本実施例に係るファクシミ
リ装置における圧縮方法の選択手順を示すフローチャー
トである。同図に示すステップＳ５００では、まず、オ
ペレータが送信処理を開始するにあたり、圧縮条件の設
定を行なう。送信画像の圧縮条件の項目としては、 １）ハードディスクの残量が、？メガバイト以下のとき ２）回線スピードの設定が、？ｋｂｐｓ以下のとき がある。ここでは、上記のような条件を設定でき、オペ
レータは、図５に示すように、‘？’の箇所に適切な数
字を設定する。
【００１９】ステップＳ５０１では、送信画像の蓄積処
理を行ない、続くステップＳ５０２において、図５に示
す設定条件に従って、ハードディスク１１３の残量をチ
ェックする。そして、残量が２メガバイトより多けれ
ば、処理をステップＳ５０３へ進め、そこで、公衆回線
１０５の回線スピードの判断を行なう。この回線スピー
ドが６４００ｋｂｐｓ以下でなければ、ステップＳ５０
４へ進んでＪＰＥＧ圧縮を行ない、ハードディスク１１
３に圧縮された画像が蓄積される。
理を行ない、続くステップＳ５０２において、図５に示
す設定条件に従って、ハードディスク１１３の残量をチ
ェックする。そして、残量が２メガバイトより多けれ
ば、処理をステップＳ５０３へ進め、そこで、公衆回線
１０５の回線スピードの判断を行なう。この回線スピー
ドが６４００ｋｂｐｓ以下でなければ、ステップＳ５０
４へ進んでＪＰＥＧ圧縮を行ない、ハードディスク１１
３に圧縮された画像が蓄積される。
【００２０】上記の蓄積後、ステップＳ５０６におい
て、蓄積された画像の圧縮タイプを通信ネゴシエーショ
ンのパラメータにセットして送信を行ない、本送信処理
を終了する。しかし、ステップＳ５０２において、ハー
ドディスク１１３の残量が２メガバイト以下であると判
定されたり、ステップＳ５０３において、回線スピード
が６４００ｋｂｐｓ以下であると判断されれば、ステッ
プＳ５０５に進み、そこでＪＢＩＧ圧縮を行なってハー
ドディスクに圧縮された画像を蓄積する。
て、蓄積された画像の圧縮タイプを通信ネゴシエーショ
ンのパラメータにセットして送信を行ない、本送信処理
を終了する。しかし、ステップＳ５０２において、ハー
ドディスク１１３の残量が２メガバイト以下であると判
定されたり、ステップＳ５０３において、回線スピード
が６４００ｋｂｐｓ以下であると判断されれば、ステッ
プＳ５０５に進み、そこでＪＢＩＧ圧縮を行なってハー
ドディスクに圧縮された画像を蓄積する。
【００２１】画像の蓄積後、ステップＳ５０６におい
て、蓄積された画像の圧縮タイプを通信ネゴシエーショ
ンのパラメータにセットして送信を行ない、本送信処理
を終了する。以上説明したように、本実施例によれば、
カラー画像送信の際、画像蓄積の段階においてハードデ
ィスクや回線スピード等の状態により圧縮方法を選択す
ることにより、蓄積段階におけるハードディスク容量の
不足や回線スピードの不適合による送信処理の中止とい
った不都合な状況の発生を回避でき、また、通信トラヒ
ックを軽減できる。 〈変形例〉上記第１実施例及び第２実施例の変形例とし
て、カラー画像の圧縮方法に関する情報をオペレーショ
ン画面に表示し、オペレータが圧縮方法を選択できる機
能、あるいは、送信画像の圧縮条件をオペレータが指定
し、オペレータが送信操作を行なうと、カラーファクシ
ミリ装置が、指定された圧縮条件に従って圧縮方法を選
択する機能のいずれかを任意に選べるようにしてもよ
い。
て、蓄積された画像の圧縮タイプを通信ネゴシエーショ
ンのパラメータにセットして送信を行ない、本送信処理
を終了する。以上説明したように、本実施例によれば、
カラー画像送信の際、画像蓄積の段階においてハードデ
ィスクや回線スピード等の状態により圧縮方法を選択す
ることにより、蓄積段階におけるハードディスク容量の
不足や回線スピードの不適合による送信処理の中止とい
った不都合な状況の発生を回避でき、また、通信トラヒ
ックを軽減できる。 〈変形例〉上記第１実施例及び第２実施例の変形例とし
て、カラー画像の圧縮方法に関する情報をオペレーショ
ン画面に表示し、オペレータが圧縮方法を選択できる機
能、あるいは、送信画像の圧縮条件をオペレータが指定
し、オペレータが送信操作を行なうと、カラーファクシ
ミリ装置が、指定された圧縮条件に従って圧縮方法を選
択する機能のいずれかを任意に選べるようにしてもよ
い。
【００２２】例えば、ファクシミリ装置において圧縮処
理動作の選択を行なうと、図６に示すようなオペレーシ
ョン画面が表示され、ユーザは、「ユーザが圧縮タイプ
を選択する」か、あるいは、「システムがユーザの指定
した条件に従って選択する」かを選ぶ。このような選択
が行なわれ、オペレータが送信オペレーションを開始す
ると、図２に示す第１実施例に係る処理手順による送信
処理、あるいは、図４に示す第２実施例に係る処理手順
による送信処理のいずれかが決定され、画像蓄積が開始
される。
理動作の選択を行なうと、図６に示すようなオペレーシ
ョン画面が表示され、ユーザは、「ユーザが圧縮タイプ
を選択する」か、あるいは、「システムがユーザの指定
した条件に従って選択する」かを選ぶ。このような選択
が行なわれ、オペレータが送信オペレーションを開始す
ると、図２に示す第１実施例に係る処理手順による送信
処理、あるいは、図４に示す第２実施例に係る処理手順
による送信処理のいずれかが決定され、画像蓄積が開始
される。
【００２３】また、複数のカラー画像の圧縮方法に優先
順位を決めておき、その順位指定に従って圧縮方法を選
択するようにしてもよい。本変形例によるカラーファク
シミリ装置では、ユーザにとって、どのような圧縮方法
が選択されているのかが分からないという不明瞭な状況
の発生が回避でき、より確実な圧縮方法の選択が可能と
なる。
順位を決めておき、その順位指定に従って圧縮方法を選
択するようにしてもよい。本変形例によるカラーファク
シミリ装置では、ユーザにとって、どのような圧縮方法
が選択されているのかが分からないという不明瞭な状況
の発生が回避でき、より確実な圧縮方法の選択が可能と
なる。
【００２４】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、１つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。
るシステムに適用しても、１つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明によれば、所定の圧縮方法への対応しかなされてい
ないファクシミリ装置に画像を送信するようなときに、
その圧縮方法から他の圧縮方法へ変換しなければならな
いという非効率的な処理を省くことができ、また、画像
送信処理を高速化できる。
発明によれば、所定の圧縮方法への対応しかなされてい
ないファクシミリ装置に画像を送信するようなときに、
その圧縮方法から他の圧縮方法へ変換しなければならな
いという非効率的な処理を省くことができ、また、画像
送信処理を高速化できる。
【００２６】また、請求項３に記載の発明によれば、カ
ラー画像の蓄積段階における当該カラーファクシミリ装
置の環境状況への不適合による送信処理の中止といった
不都合な状況の発生を回避し、通信トラヒックを軽減で
きる。さらに、請求項８に記載の発明によれば、より確
実な圧縮方法の選択が可能となる。
ラー画像の蓄積段階における当該カラーファクシミリ装
置の環境状況への不適合による送信処理の中止といった
不都合な状況の発生を回避し、通信トラヒックを軽減で
きる。さらに、請求項８に記載の発明によれば、より確
実な圧縮方法の選択が可能となる。
【図１】本発明の第１の実施例に係るカラーファクシミ
リ装置の構成を示すブロック図である。
リ装置の構成を示すブロック図である。
【図２】第１実施例に係るファクシミリ装置における画
像圧縮方法の選択手順を示すフローチャートである。
像圧縮方法の選択手順を示すフローチャートである。
【図３】第１実施例に係る圧縮タイプ選択の画面表示を
示す図である。
示す図である。
【図４】第２実施例に係るファクシミリ装置における圧
縮方法の選択手順を示すフローチャートである。
縮方法の選択手順を示すフローチャートである。
【図５】第２実施例に係る圧縮条件の設定画面を示す図
である。
である。
【図６】変形例に係る圧縮方法の選択画面を示す図であ
る。
る。
【符号の説明】 １０１ ＣＰＵ制御回路 １０１ａ ＲＯＭ １０１ｂ ＲＡＭ １０２ ＤＭＡ制御回路 １０３ 画像メモリ １０４ 通信制御部 １０５ 公衆回線 １０６ 画像処理部 １０７ Ｉ／Ｏ制御部 １０８ キー入力装置 １０９ 表示装置 １１０ スキャナ装置 １１１ プリンタ装置 １１２ 画像符号化復号化回路 １１３ ハードディスク １１４ ハードディスクインターフェイス １１５ 密度変換回路 １１７ 画像バス １１８ システムバス
Claims (8)
- 【請求項１】 入力したカラー画像を、通信回線を介し
て相手側装置に送信するカラーファクシミリ装置におい
て、 前記カラー画像の圧縮に関する情報を通知する手段と、 前記通知をもとに前記カラー画像の圧縮タイプを指定す
る手段と、 前記圧縮タイプに従って前記カラー画像を圧縮する手段
とを備えることを特徴とするカラーファクシミリ装置。 - 【請求項２】 前記情報は可視表示されることを特徴と
する請求項１に記載のカラーファクシミリ装置。 - 【請求項３】 入力したカラー画像を、通信回線を介し
て相手側装置に出力するカラーファクシミリ装置におい
て、 当該カラーファクシミリ装置の所定の環境状況を認識す
る手段と、 前記環境状況をもとに前記カラー画像の圧縮条件を設定
する手段と、 前記設定をもとに前記カラー画像の圧縮タイプを選択す
る手段と、 前記圧縮タイプに従って前記カラー画像を圧縮する手段
とを備えることを特徴とするカラーファクシミリ装置。 - 【請求項４】 さらに、前記圧縮条件を可視表示する手
段を備えることを特徴とする請求項３に記載のカラーフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項５】 前記所定の環境状況には、当該カラーフ
ァクシミリ装置が前記カラー画像を格納するためのメモ
リ容量、前記通信回線の通信速度が含まれることを特徴
とする請求項３に記載のカラーファクシミリ装置。 - 【請求項６】 前記圧縮タイプには、該圧縮タイプの選
択に関する優先順位が付されていることを特徴とする請
求項３に記載のカラーファクシミリ装置。 - 【請求項７】 前記圧縮タイプには、ＪＢＩＧ，ＪＰＥ
Ｇ，ＭＲ（モディファイドリード），ＭＭＲ（モディフ
ァイドモディファイドリード）が含まれることを特徴と
する請求項１あるいは請求項３のいずれかに記載のカラ
ーファクシミリ装置。 - 【請求項８】 入力したカラー画像を、通信回線を介し
て相手側装置に送信するカラーファクシミリ装置におい
て、 前記カラー画像の圧縮に関する情報をもとに、該カラー
画像の圧縮タイプを指定する指定手段と、 当該カラーファクシミリ装置の所定の環境状況に従って
設定された、前記カラー画像の圧縮条件をもとに、該カ
ラー画像の圧縮タイプを選択する選択手段と、 前記指定手段にて指定された圧縮タイプに従う第１の圧
縮動作、あるいは、前記選択手段にて選択された圧縮タ
イプに従う第２の圧縮動作のいずれかを選択する手段と
を備えることを特徴とするカラーファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6092491A JPH07298071A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | カラーファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6092491A JPH07298071A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | カラーファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07298071A true JPH07298071A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14055776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6092491A Pending JPH07298071A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | カラーファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07298071A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003046734A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-14 | Canon Inc | 画像読取方法、プログラム、記録媒体 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6092491A patent/JPH07298071A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003046734A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-14 | Canon Inc | 画像読取方法、プログラム、記録媒体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6483609B1 (en) | Image processing system, image processing method, image transmitting system, and image transmitting method | |
| JP4086393B2 (ja) | 通信システム、通信装置及びそれらの制御方法 | |
| JPH1098606A (ja) | 通信端末装置及びコンピュータ装置 | |
| US6278529B1 (en) | Color communication apparatus and method thereof and storage medium for storing said method | |
| JPH07298071A (ja) | カラーファクシミリ装置 | |
| JP3734082B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理装置の画像データの格納方法 | |
| JP4042542B2 (ja) | 画像読取符号化装置 | |
| JP3184255B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JP2693543B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JP2604267B2 (ja) | 画像データ処理装置 | |
| JP2655502B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JP2713894B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JP2001144936A (ja) | 情報通信方法及び装置 | |
| JP3591232B2 (ja) | 電子メール機能付通信端末装置 | |
| JP4015337B2 (ja) | 画像通信装置およびその制御方法 | |
| JPH077589A (ja) | ファクシミリ装置の伝送制御方法 | |
| JPH1051616A (ja) | データ通信装置 | |
| JPH0564018A (ja) | フアクシミリ装置 | |
| JPH1141395A (ja) | ファクシミリ装置の制御方法 | |
| JP2002314788A (ja) | 広告送信機能付き通信端末装置 | |
| JPH0646223A (ja) | カラーフアクシミリ装置 | |
| JPH0622109A (ja) | ファクシミリ装置およびファクシミリ情報サービス方式 | |
| JPH0354967A (ja) | フアクシミリ装置 | |
| JPH09181873A (ja) | ファクシミリシステム | |
| JPH10290316A (ja) | ファクシミリ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031125 |