JPH07297465A - 絶縁ピン留め層を備えた巨大磁気抵抗センサ - Google Patents

絶縁ピン留め層を備えた巨大磁気抵抗センサ

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JPH07297465A
JPH07297465A JP7112492A JP11249295A JPH07297465A JP H07297465 A JPH07297465 A JP H07297465A JP 7112492 A JP7112492 A JP 7112492A JP 11249295 A JP11249295 A JP 11249295A JP H07297465 A JPH07297465 A JP H07297465A
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ferromagnetic
sensor system
magnetoresistive sensor
magnetic
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Thomas C Anthony
トーマス・シー・アンソニー
James A Brug
ジェームス・エー・ブルッグ
Shufeng Zhang
シュフェン・ザン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • H01F10/3268Exchange coupling of magnetic film pairs via a very thin non-magnetic spacer, e.g. by exchange with conduction electrons of the spacer the exchange coupling being asymmetric, e.g. by use of additional pinning, by using antiferromagnetic or ferromagnetic coupling interface, i.e. so-called spin-valve [SV] structure, e.g. NiFe/Cu/NiFe/FeMn
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】磁気抵抗の大きい磁気抵抗センサを提供する。 【構成】基板(102)上に絶縁ピン留め層(104)
を設けさらに第一、第二、第三の磁性層(106、11
0、114)を非磁性層(106、112)と交互につ
みあげる。上部表面を成すピン留め層(116)は導電
性あるいは絶縁性である。スピン・バルブ(118、1
20)が形成される。両端に電極をつけて磁気抵抗素子
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、磁気抵抗セン
サに関するものであり、とりわけ、巨大磁気抵抗効果に
基づく磁気抵抗センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】巨大磁気抵抗効果に基づく磁気抵抗セン
サに関して、さまざまな装置が発明されている。巨大磁
気抵抗効果に関する一般的な説明については、「Mag
netic Field Sensor with F
erromagnetic Thin Layers
Having Magnetically Anti−
Parallel Polarized Compon
ents」と題する、Grunbergに対する米国特
許第4,949,039号において見いだすことが可能
である。スピン・バルブ効果として知られる巨大磁気抵
抗効果の様相の1つに関する一般的な論考については、
両方とも、「Magnetoresistive Se
ndor Based on The Spin Va
lve Effect」と題する、両方とも、Dien
y他に対する米国特許第5,159,513号及び第
5,206,590号において見いだすことが可能であ
る。
【0003】もう1つのより最近の参考資料である、
「Dual Spin ValveMagnetore
sistive Sensor」と題する米国特許第
5,287,238号には、Baumgart他に与え
られたもので、一方がもう一方のミラー・イメージをな
すように、2つのスピン・バルブ・センサを互いに結合
した、磁気抵抗センサの教示がある。開示の磁気抵抗
は、約6パーセント未満である。
【0004】依然として、磁気抵抗の大きい磁気抵抗セ
ンサが必要とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、10
パーセントを超える磁気抵抗を得ることが可能な、磁気
抵抗センサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の望ましい実施例に
よれば、磁気抵抗センサ・システムにおけるセンサは、
基板と、基板上の絶縁ピン留め層と、絶縁ピン留め層上
の第1の強磁性層と、第1の強磁性層上の第1の非磁性
層と、第1の非磁性層上の第2の強磁性層と、第2の強
磁性層上の第2の非磁性層と、第2の非磁性層上の第3
の強磁性層と、第3の強磁性層上の第2のピン留め層か
ら構成される。各ピン留め層によって、その隣接する強
磁性層の磁化方向がほぼピン留めされる。この実施例の
場合、第2のピン留め層は、導電ピン留め層である。
【0007】第2の実施例の場合、第2のピン留め層
も、絶縁ピン留め層である。
【0008】第3の実施例の場合、第1と第2の実施例
よりも多くの強磁性層が設けられる。第3の実施例で
は、少なくとも1つの絶縁ピン留め層を備え、各強磁性
層は、少なくとも1つの非磁性層によって別の強磁性層
から隔てられる。
【0009】各絶縁ピン留め層は、酸化ニッケル、酸化
コバルト、酸化ニッケル・酸化コバルト合金(NiOx
CoO1-x)、及び、アルファ相酸化第二鉄を含むグル
ープから選択された材料による1つ以上の層から形成さ
れ、各導電ピン留め層は、マンガン鉄、マンガン・ニッ
ケル、マンガン・ニッケル・鉄、及び、強磁性層の少な
くとも1つの飽和保磁力を大幅に上回る飽和保磁力を備
えた材料を含むグループから選択された材料によって形
成される。
【0010】発明者は発明が理論によって束縛されるこ
とを望むものではないが、本発明の有利な結果の少なく
とも一部が、1つ以上の絶縁ピン留め層を設けることに
よって得られるものと思われる。絶縁ピン留め層を用い
ることによって、ピン留め層に流れる電流の分流に起因
する信号損失が排除される。
【0011】本発明の他の態様及び利点については、添
付の図面に関連づけて検討すれば、本発明を例示した下
記の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0012】
【実施例】図1には、本発明によるセンサ100の第1
の望ましい実施例が示されている。磁気抵抗センサ10
0には、基板102と、基板102上の絶縁ピン留め層
104と、絶縁ピン留め層104上の第1の強磁性層1
06と、第1の強磁性層106上の第1の非磁性層10
8と、第1の非磁性層108上の第2の強磁性層110
と、第2の強磁性層110上の第2の非磁性層112
と、第2の非磁性層112上の第3の強磁性層114
と、第3の強磁性層114上の第2のピン留め層116
が含まれている。センサ100は、第1のスピン・バル
ブ118と第2のスピン・バルブ120に別れ、各スピ
ン・バルブが、第2の強磁性層110の約1/2の点で
分割されるようにすることが可能である。
【0013】各ピン留め層は、その隣接する強磁性層の
磁化方向をほぼピン留めする。例えば、絶縁ピン留め層
104は、第1の強磁性層106の磁化方向がほぼ正の
y方向に沿うようにピン留めし、同様に、第2のピン留
め層116は、第3の強磁性層114の磁化方向が、や
はり、ほぼ正のy方向に沿うようにピン留めする。
【0014】望ましい実施例の場合、第2のピン留め層
116は、導電ピン留め層であり、従って、センサ10
0は、一方のピン留め層が絶縁層で、もう一方のピン留
め層が導電層になるため、非対称である。
【0015】望ましい実施例の場合、第2の強磁性層1
10の磁化指向方向は、第1の強磁性層106からの第
1の交換結合磁界、及び、第3の強磁性層114からの
第2の交換結合磁界によって影響される。本書では、交
換結合磁界について詳述しないが、当該技術の熟練者に
は周知のところである。交換結合磁界の詳細な論考につ
いては、1991年のPhys.Rev.Lett.6
6、ページ2152における、Parkin他による
「Oscillatory MagneticExch
ange Coupling Through Thi
n Copper Layers」に見いだすことがで
きる。
【0016】第1の非磁性層108と第2の非磁性層1
12の厚さ128、132を調整することによって、第
2の強磁性層110に対する第1と第2の交換結合磁界
の影響を制御することが可能である。
【0017】本発明の第2の望ましい実施例の場合、第
2のピン留め層116も、絶縁ピン留め層である。
【0018】第1と第2の望ましい実施例の場合、第2
の強磁性層110の磁化方向は、磁界が印加されなけれ
ば、第1の強磁性層106及び第2の強磁性層114の
磁化方向に対してほぼ垂直であることが望ましい。望ま
しい実施例の1つでは、第1の強磁性層106及び第2
の強磁性層114の磁化方向は、ほぼ同じになる。
【0019】本発明の第3の望ましい実施例では、第1
及び第2の望ましい実施例よりも多数の強磁性層が設け
られる。さらに、この実施例では、少なくとも1つの絶
縁ピン留め層が設けられ、各強磁性層は、少なくとも1
つの非磁性層によって別の強磁性層から隔てられる。ピ
ン留めされない強磁性層の総数は、2つ以上である。多
数の層に対して、異なる厚さが利用される。非磁性層を
伴う、こうした多数のピン留めされない層の厚さに関す
る一例については、Parkin他による参考文献に見
いだすことができる。
【0020】第3の望ましい実施例の場合、構成の1つ
では、強磁性層の数は奇数であり、各強磁性層の磁化指
向方向は、磁界が印加されなければ、その隣接する強磁
性層とは約180度異なる。もう1つの構成では、少な
くとも1つのピン留め層に最も近い2つの強磁性層の磁
化指向方向は、ほぼ平行であり、該条件下において、多
くの強磁性層のうち、ピン留め層に最も近い2つの強磁
性層以外の隣接する磁化指向方向は、磁界が印加されな
ければ、ほぼ逆平行であることが望ましい。
【0021】第3の望ましい実施例における第2のピン
留め層は、第1及び第2の望ましい実施例のように、や
はり、導電層または絶縁層とすることが可能である。
【0022】図2には、第3の望ましい実施例における
センサの一例150が示されている。該センサも、基板
152上に形成される。基板152上には、絶縁ピン留
め層154が形成される。絶縁ピン留め層154上に
は、第1の強磁性層156A及び非磁性層156Bが形
成される。第1の強磁性層156Aの磁化指向方向は、
ピン留め層によって、ほぼY方向に沿うようにピン留め
される。第1の非磁性層156B上には、第2の強磁性
層158A及び非磁性層158Bが形成される。第2の
強磁性層158Aの磁化指向方向は、磁界が印加されな
ければ、負のY方向にほぼ沿って延びる。第2の非磁性
層158B上には、第3の強磁性層160A及び非磁性
層160Bが形成される。第3の強磁性層160Aの磁
化指向方向は、磁界が印加されなければ、ほぼY方向に
沿っている。第3の非磁性層160B上には、第4の強
磁性層162A及び非磁性層162Bが形成される。第
4の強磁性層162Aの磁化指向方向は、磁界が印加さ
れなければ、ほぼ負のY方向に沿っている。第4の非磁
性層162B上には、第5の強磁性層164及び第2の
ピン留め層166が形成される。第5の強磁性層160
Aの磁化指向方向は、第2のピン留め層166によっ
て、ほぼY方向に沿うようにピン留めされる。
【0023】望ましい実施例の場合、各ピン留め層は、
その隣接する強磁性層、すなわち、ピン留めされる層の
望ましい磁化指向方向を確定する。これによって、ピン
留めされる層の磁化方向は、印加される磁界にほとんど
反応しなくなる。
【0024】絶縁ピン留め層は、酸化物層が望ましく、
酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化ニッケル・酸化コバ
ルト合金、及び、アルファ相酸化第二鉄を含むグループ
から選択された材料による1つ以上の層よって形成され
るのが望ましい。
【0025】導電ピン留め層は、基板上の他の非ピン留
め層と比べて十分に大きい抵抗率を備えた、金属層が望
ましい。導電ピン留め層は、マンガン鉄、マンガン・ニ
ッケル、マンガン・ニッケル・鉄、及び、強磁性層の少
なくとも1つの保磁力を大幅に上回る保磁力を備えた材
料を含むグループから選択された材料による、少なくと
も1つの層から形成されるのが望ましい。導電ピン留め
層が、マンガン鉄、マンガン・ニッケル、及び、マンガ
ン・ニッケル・鉄を含むグループから選択された材料に
よって形成される場合、タンタルのような材料で形成さ
れたキャップ層によって、ピン留め層をカバーし、ピン
留め層を酸化から保護することが望ましい。
【0026】各強磁性層は、ニッケル、鉄、コバルト、
及び、これらの元素から作られる二元合金及び三元合金
(NixFeyCo1-x-y)を含むグループから選択され
た材料による、少なくとも1つの層から形成されるのが
望ましい。各非磁性層は、銅、銀、金、及び、銅、銀、
または、金の合金から選択される材料による1つ以上の
層によって形成されるのが望ましい。
【0027】図3には、センサ100の2つの端部10
0A及び100Bに結合する電流源206を含む、望ま
しい磁気抵抗センサ・システム200が示されている。
第3の望ましい実施例の場合、センサ100の代わり
に、センサ150を用いることも可能である。電流源2
06によって、センサ100の少なくとも一部を流れる
電流が制御される。センサ100の2つの端部100A
及び100Bは、2つの電気接点204A及び204B
に接続され、該接点は、さらに、電流源206に接続さ
れる。
【0028】システム200には、電流が流れる、セン
サ100の少なくとも一部の両端間における電圧を測定
するために、センサ100に結合された、電圧計208
も含まれている。
【0029】システム200に電流源206と電圧計2
08が設けられたことにより、印加磁界によって、第2
の強磁性層110の磁化方向が回転し、センサの抵抗が
変化した場合、電圧計208によってこの変化を測定す
ることが可能になる。
【0030】望ましい実施例では、第2のピン留め層が
導電層の場合、センサの上部130に、2つの電気接点
204A及び204Bを配置することが可能である。第
2のピン留め層が絶縁層の場合、2つの接点は、バイア
・ホールを通って、電気的に接続する。電圧計208に
よって、センサ100の磁気抵抗を測定することができ
るように、2つの接点は、間隔をあけて配置されてい
る。
【0031】望ましい実施例に関するもう1つの構成で
は、2つの電気接点204A及び204Bは、センサ1
00の2つの端部100A及び100Bに配置すること
が可能である。こうした構成の1つにおいて、センサの
2つの端部100A及び100Bは、図3に示すよう
に、上部表面130と鈍角を形成するのが望ましい。こ
の鈍角によって、各端部とその対応する電気接点間、例
えば、100Bと204Bとの間の電気接続が強化され
る。電気接点は、薄膜被着技法によって形成することが
可能である。
【0032】本発明は、純粋に本発明の利用に関する例
示を意図した、下記の例を検討することによって、いっ
そう明確になるであろう。
【0033】図4には、本発明による、磁気抵抗が10
%を超える、非対称磁気抵抗センサ300が示されてい
る。センサ300は、表面が二酸化珪素によってカバー
された、基板302上に形成される。第1のピン留め層
304は、酸化ニッケルの絶縁層であり、二酸化珪素上
に約75nmの厚みを持たせて配置される。第1の強磁
性層306は、2つの強磁性層、すなわち、第1のピン
留め層304上に位置する厚さ約3nmのニッケル鉄層
306B、及び、ニッケル鉄層306B上に位置する厚
さ約2nmのコバルト層306Aから形成される。第1
の非磁性層308は、銅から形成され、第1の強磁性層
306の上部に約3.4nmの厚みを持たせて配置され
る。
【0034】第2の強磁性層310は、3つの強磁性
層、すなわち、第1の非磁性層308上に位置する厚さ
約2nmのコバルト層310C、コバルト層310C上
に位置する厚さ0〜10nmのニッケル鉄層310B、
及び、ニッケル鉄層310B上に位置する厚さ約2nm
のコバルト層310Aから形成される。層304、30
6、308、310Cと、層310Bの約1/2によっ
て、第1のスピン・バルブ318が形成される。
【0035】第2の非磁性層312は、第2の強磁性層
310上に配置された厚さ約2.4nmの銅から形成さ
れる。第3の強磁性層314は、やはり、2つの強磁性
層、すなわち、第2の非磁性層312上に位置する厚さ
約2nmのコバルト層、及び、コバルト層314B上に
位置する厚さ約3nmのニッケル鉄層314Aから形成
される。導電ピン留め層316は、第3の強磁性層31
4上に配置された厚さ約15nmのマンガン鉄から形成
される。層316、314、312、310A、及び、
層310Bの約1/2によって、第2のスピン・バルブ
320が形成される。マンガン鉄ピン留め層316は、
ピン留め層の酸化を防ぐため、タンタルのようなキャッ
プ層によってカバーするのが望ましいという点に留意さ
れたい。
【0036】上記の例において、第2の強磁性層310
におけるニッケル鉄層310Bの厚さは、約4nmであ
り、センサ300の磁気抵抗は、約11%である。例え
ば、ニッケル鉄層310Bの厚さを変更することによっ
て、センサの磁気抵抗を変化させることが可能である。
【0037】図5には、第2の強磁性層310に作用す
る交換結合磁界(単位Oe:エルステッド)の非磁性層
(銅)の厚さにたいする変化の例450が示されてい
る。この例450において、トレース458は、第2の
スピン・バルブ320が無いばあいの基板302上の第
1のスピン・バルブ318の交換結合磁界を表してい
る。トレース456は、第1のスピン・バルブ318が
無い場合の第2のスピン・バルブ320の交換結合磁界
を表している。トレース456の場合、第2のスピン・
バルブは、基板302上に位置している。換言すれば、
第2の強磁性層310の約1/2は、基板302上にあ
り、非磁性層312は、第2の強磁性層310上にあ
り、第3の強磁性層314は、非磁性層312上にあ
り、導電ピン留め層316は、第3の強磁性層314上
にある。
【0038】図5に示すように、第1のスピン・バルブ
318の交換結合磁界は、正の結合磁界または強磁性を
有する状態と、負の結合磁界または反強磁性を有する状
態との間で振動する。この振動は、非磁性層308の厚
さによって決まる。しかし、第2のスピン・バルブ32
0の交換結合磁界は、強磁性〜反強磁性の振幅を示さな
い。従って、第1と第2のスピン・バルブの効果を組み
合わせる場合には、第1と第2の非磁性層の厚さに調整
を加えることによって、第1と第2の交換結合磁界の和
の影響に適合させることが可能である。望ましい実施例
の1つでは、第1と第2の交換結合磁界の和の影響を最
小限に抑えるため、第1と第2の非磁性層308、31
2の厚さ328、332に調整が加えられる。
【0039】以上から明らかなように、少なくとも1つ
の絶縁ピン留め層を備えた巨大磁気抵抗センサが発明さ
れたことになる。本発明のセンサは、テープ・ドライブ
またはディスク・ドライブのような、磁気抵抗記録ヘッ
ドに用いることが可能である。本発明のセンサは、磁界
検知装置または計器に利用することも可能である。テー
プ・ドライブまたはディスク・ドライブ、あるいは、磁
界検知装置または計器を製造するための共通したメカニ
ズムについては、当該技術の熟練者には明らかであり、
本出願書においてこれ以上の説明は行わない。
【0040】本発明の他の実施例については、本明細書
またはそれに開示の本発明の実施例を検討することによ
り、当該技術の熟練者には明らかになるであろう。本明
細書及び実施例は、単なる例示とみなされることを意図
したものであり、本発明の真の範囲及び精神は、特許請
求の範囲の請求項によって示されるが、以下に実施態様
のいくつかをまとめて示す。
【0041】(実施態様1)基板と、基板上の絶縁ピン
留め層と、絶縁ピン留め層上の第1の強磁性層と、第1
の強磁性層上の第1の非磁性層と、第1の非磁性層上の
第2の強磁性層と、第2の強磁性層上の第2の非磁性層
と、第2の非磁性層上の第3の強磁性層と、第3の強磁
性層上の第2のピン留め層から構成され、各前記ピン留
め層によって、 該ピン留め層に隣接する前記各強磁性
層の磁化方向がほぼピン留めされることを特徴とする、
センサを備えた磁気抵抗センサ・システム。 (実施態様2)前記第2のピン留め層が、導電ピン留め
層であることを特徴とする、実施態様1に記載の磁気抵
抗センサ・システム。
【0042】(実施態様3)前記絶縁ピン留め層が、酸
化層であることと、前記導電ピン留め層が、金属層であ
ることを特徴とする、実施態様2に記載の磁気抵抗セン
サ・システム。 (実施態様4)前記絶縁ピン留め層が、酸化ニッケル、
酸化コバルト、酸化ニッケル・酸化コバルト合金、及
び、アルファ相酸化第二鉄を含むグループから選択され
た材料による、少なくとも1つの層から形成されること
を特徴とする、実施態様3に記載の磁気抵抗センサ・シ
ステム。 (実施態様5)前記導電ピン留め層が、マンガン鉄、マ
ンガン・ニッケル、マンガン・ニッケル・鉄、及び、前
記強磁性層の少なくとも1つの保磁力を大幅に上回る保
磁力を備えた材料を含むグループから選択された材料に
よる、少なくとも1つの層から形成されることを特徴と
する、実施態様3に記載の磁気抵抗センサ・システム。
【0043】(実施態様6)前記第2の強磁性層の磁化
指向方向が、前記第1の強磁性層からの第1の交換結合
磁界、及び、第3の強磁性層からの第2の交換結合磁界
によって影響を受けることと、前記第1と第2の非磁性
層の厚さが、前記第2の強磁性層に対する第1と第2の
交換結合磁界の影響に適合するように、調整されること
を特徴とする、実施態様2に記載の磁気抵抗センサ・シ
ステム。 (実施態様7)前記第1と第2の非磁性層の厚さが、前
記第2の強磁性層に対する前記第1と第2の交換結合磁
界の和の影響を最小限に抑えるように、調整されること
を特徴とする、実施態様6に記載の磁気抵抗センサ・シ
ステム。 (実施態様8)前記第2のピン留め層も、絶縁ピン留め
層であることを特徴とする、実施態様1に記載の磁気抵
抗センサ・システム。
【0044】(実施態様9)各前記絶縁ピン留め層が、
酸化物層から形成されることを特徴とする、実施態様8
に記載の磁気抵抗センサ・システム。 (実施態様10)各前記絶縁ピン留め層が、酸化ニッケ
ル、酸化コバルト、酸化ニッケル・酸化コバルト合金、
及び、アルファ相酸化第二鉄を含むグループから選択さ
れた材料による、少なくとも1つの層から形成されるこ
とを特徴とする、実施態様9に記載の磁気抵抗センサ・
システム。 (実施態様11)各前記強磁性層が、ニッケル、鉄、コ
バルト、及び、これらの元素から作られる二元合金及び
三元合金を含むグループから選択された材料による、少
なくとも1つの層から形成されることを特徴とする、実
施態様1に記載の磁気抵抗センサ・システム。
【0045】(実施態様12)各前記非磁性層が、銅、
銀、金、及び、銅、銀、または、金の合金を含むグルー
プから選択された材料による、少なくとも1つの層から
形成されることを特徴とする、実施態様1に記載の磁気
抵抗センサ・システム。 (実施態様13)前記第2の強磁性層の磁化方向は、該
磁気抵抗センサ・システムに印加される磁界がない場
合、前記第1と第3の強磁性層の磁化方向に対してほぼ
垂直であることを特徴とする、実施態様1に記載の磁気
抵抗センサ・システム。 (実施態様14)前記第1と第3の強磁性層の磁化方向
が、ほぼ同じであることを特徴とする、実施態様13に
記載の磁気抵抗センサ・システム。
【0046】(実施態様15)さらに、前記第2の強磁
性層と前記第2の非磁性層の間に複数の強磁性層と非磁
性層が設けられていて、各強磁性層が、少なくとも1つ
の非磁性層によって別の強磁性層から隔てられるように
なっていることを特徴とする、実施態様2あるいは実施
態様8に記載の磁気抵抗センサ・システム。 (実施態様16)前記強磁性層の数が奇数であること
と、各前記強磁性層の磁化指向方向が、印加磁界がない
場合、隣接強磁性層に対してほぼ逆平行であることを特
徴とする、実施態様15に記載の磁気抵抗センサ・シス
テム。
【0047】(実施態様17)さらに、前記センサに結
合されて、少なくとも前記センサの一部を流れる電流の
制御を行う電流源と、前記センサに結合されて、前記電
流が流れる、少なくとも前記センサの一部の両端間にお
ける電圧を測定する電圧計が設けられていることと、印
加磁界による前記センサの抵抗変化を前記電圧計によっ
て測定することが可能になるということを特徴とする、
実施態様1に記載の磁気抵抗センサ・システム。 (実施態様18)前記第2のピン留め層が、上部表面で
あることと、前記センサに2つの端部があり、各前記端
部と前記上部表面とによって鈍角が形成されることと、
さらに、2つの前記端部に接続された電流源が設けられ
ていることと、鈍角によって、前記電流源と2つの前記
端部の接続が強化されることを特徴とする、実施態様1
に記載の磁気抵抗センサ・システム。
【0048】(実施態様19)該磁気抵抗センサ・シス
テム、磁界検知装置であることを特徴とする、実施態様
1に記載の磁気抵抗センサ・システム。 (実施態様20)該磁気抵抗センサ・システムが、テー
プ・ドライブあるいはディスク・ドライブであることを
特徴とする、実施態様1に記載の磁気抵抗センサ・シス
テムセンサ・システム。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の絶縁性ピン
留め層を有する磁気抵抗センサは大きな磁気抵抗効果を
有するため、磁気記録装置や磁気検出センサ等に用いて
ゆうえきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセンサの望ましい実施例を示す図
である。
【図2】本発明によるセンサのもう1つの望ましい実施
例を示す図である。
【図3】本発明の望ましいセンサ・システムを示す図で
ある。
【図4】本発明によるセンサの望ましい例を示す図であ
る。
【図5】本発明において、第2の強磁性層に作用する交
換結合磁界に対する非磁性層の厚さの影響を例示する図
である。
【符号の説明】
100 センサ 102 基板 104 絶縁ピン留め層 106 第1の強磁性層 108 第1の非磁性層 110 第2の強磁性層 112 第2の非磁性層 114 第3の強磁性層 116 第2のピン留め層 118 第1のスピン・バルブ 120 第2のスピン・バルブ 150 センサ 152 基板 154 絶縁ピン留め層 156A 第1の強磁性層 156B 第1の非磁性層 158A 第2の強磁性層 158B 第2の非磁性層 160A 第3の強磁性層 160B 第3の非磁性層 162A 第4の強磁性層 162B 第4の非磁性層 164 第5の強磁性層 166 第2のピン留め層 200 センサ 204A 電気接点 204B 電気接点 206 電流源 208 電圧計 300 センサ 302 基板 304 第1のピン留め層 306 第1の強磁性層 306A コバルト層 306B ニッケル鉄層 308 第1の非磁性層 310 第2の強磁性層 310A コバルト層 310B ニッケル鉄層 310C コバルト層 312 第2の非磁性層 314 第3の強磁性層 314A ニッケル鉄層 314B コバルト層 316 導電ピン留め層 318 第1のスピン・バルブ 320 第2のスピン・バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュフェン・ザン アメリカ合衆国ニューヨーク州タキシー ド、ワルウィックブルックロード アール アール−2

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、 基板上の絶縁ピン留め層と、 絶縁ピン留め層上の第1の強磁性層と、 第1の強磁性層上の第1の非磁性層と、 第1の非磁性層上の第2の強磁性層と、 第2の強磁性層上の第2の非磁性層と、 第2の非磁性層上の第3の強磁性層と、 第3の強磁性層上の第2のピン留め層から構成され、 各前記ピン留め層によって、 該ピン留め層に隣接する
    前記各強磁性層の磁化方向がほぼピン留めされることを
    特徴とする、 センサを備えた磁気抵抗センサ・システム。
  2. 【請求項2】前記第2のピン留め層が、導電ピン留め層
    であることを特徴とする、請求項1に記載の磁気抵抗セ
    ンサ・システム。
  3. 【請求項3】前記絶縁ピン留め層が、酸化層であること
    と、 前記導電ピン留め層が、金属層であることを特徴とす
    る、 請求項2に記載の磁気抵抗センサ・システム。
  4. 【請求項4】前記絶縁ピン留め層が、酸化ニッケル、酸
    化コバルト、酸化ニッケル・酸化コバルト合金、及び、
    アルファ相酸化第二鉄を含むグループから選択された材
    料による、少なくとも1つの層から形成されることを特
    徴とする、請求項3に記載の磁気抵抗センサ・システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記導電ピン留め層が、マンガン鉄、マン
    ガン・ニッケル、マンガン・ニッケル・鉄、及び、前記
    強磁性層の少なくとも1つの保磁力を大幅に上回る保磁
    力を備えた材料を含むグループから選択された材料によ
    る、少なくとも1つの層から形成されることを特徴とす
    る、請求項3に記載の磁気抵抗センサ・システム。
  6. 【請求項6】前記第2の強磁性層の磁化指向方向が、前
    記第1の強磁性層からの第1の交換結合磁界、及び、第
    3の強磁性層からの第2の交換結合磁界によって影響を
    受けることと、 前記第1と第2の非磁性層の厚さが、前記第2の強磁性
    層に対する第1と第2の交換結合磁界の影響に適合する
    ように、調整されることを特徴とする、 請求項2に記載の磁気抵抗センサ・システム。
  7. 【請求項7】前記第1と第2の非磁性層の厚さが、前記
    第2の強磁性層に対する前記第1と第2の交換結合磁界
    の和の影響を最小限に抑えるように、調整されることを
    特徴とする、請求項6に記載の磁気抵抗センサ・システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記第2のピン留め層も、絶縁ピン留め層
    であることを特徴とする、請求項1に記載の磁気抵抗セ
    ンサ・システム。
  9. 【請求項9】各前記絶縁ピン留め層が、酸化物層から形
    成されることを特徴とする、請求項8に記載の磁気抵抗
    センサ・システム。
  10. 【請求項10】各前記絶縁ピン留め層が、酸化ニッケ
    ル、酸化コバルト、酸化ニッケル・酸化コバルト合金、
    及び、アルファ相酸化第二鉄を含むグループから選択さ
    れた材料による、少なくとも1つの層から形成されるこ
    とを特徴とする、請求項9に記載の磁気抵抗センサ・シ
    ステム。
  11. 【請求項11】各前記強磁性層が、ニッケル、鉄、コバ
    ルト、及び、これらの元素から作られる二元合金及び三
    元合金を含むグループから選択された材料による、少な
    くとも1つの層から形成されることを特徴とする、請求
    項1に記載の磁気抵抗センサ・システム。
  12. 【請求項12】各前記非磁性層が、銅、銀、金、及び、
    銅、銀、または、金の合金を含むグループから選択され
    た材料による、少なくとも1つの層から形成されること
    を特徴とする、請求項1に記載の磁気抵抗センサ・シス
    テム。
  13. 【請求項13】前記第2の強磁性層の磁化方向は、該磁
    気抵抗センサ・システムに印加される磁界がない場合、
    前記第1と第3の強磁性層の磁化方向に対してほぼ垂直
    であることを特徴とする、請求項1に記載の磁気抵抗セ
    ンサ・システム。
  14. 【請求項14】前記第1と第3の強磁性層の磁化方向
    が、ほぼ同じであることを特徴とする、請求項13に記
    載の磁気抵抗センサ・システム。
  15. 【請求項15】さらに、前記第2の強磁性層と前記第2
    の非磁性層の間に複数の強磁性層と非磁性層が設けられ
    ていて、各強磁性層が、少なくとも1つの非磁性層によ
    って別の強磁性層から隔てられるようになっていること
    を特徴とする、請求項2あるいは請求項8に記載の磁気
    抵抗センサ・システム。
  16. 【請求項16】前記強磁性層の数が奇数であることと、 各前記強磁性層の磁化指向方向が、印加磁界がない場
    合、隣接強磁性層に対してほぼ逆平行であることを特徴
    とする、 請求項15に記載の磁気抵抗センサ・システム。
  17. 【請求項17】さらに、 前記センサに結合されて、少なくとも前記センサの一部
    を流れる電流の制御を行う電流源と、 前記センサに結合されて、前記電流が流れる、少なくと
    も前記センサの一部の両端間における電圧を測定する電
    圧計が設けられていることと、 印加磁界による前記センサの抵抗変化を前記電圧計によ
    って測定することが可能になるということを特徴とす
    る、 請求項1に記載の磁気抵抗センサ・システム。
  18. 【請求項18】前記第2のピン留め層が、上部表面であ
    ることと、 前記センサに2つの端部があり、各前記端部と前記上部
    表面とによって鈍角が形成されることと、 さらに、2つの前記端部に接続された電流源が設けられ
    ていることと、 鈍角によって、前記電流源と2つの前記端部の接続が強
    化されることを特徴とする、 請求項1に記載の磁気抵抗センサ・システム。
  19. 【請求項19】該磁気抵抗センサ・システム、磁界検知
    装置であることを特徴とする、請求項1に記載の磁気抵
    抗センサ・システム。
  20. 【請求項20】該磁気抵抗センサ・システムが、テープ
    ・ドライブあるいはディスク・ドライブであることを特
    徴とする、請求項1に記載の磁気抵抗センサ・システム
    センサ・システム。
JP7112492A 1994-04-15 1995-04-13 絶縁ピン留め層を備えた巨大磁気抵抗センサ Pending JPH07297465A (ja)

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