JPH07296548A - ディスク収納台紙 - Google Patents
ディスク収納台紙Info
- Publication number
- JPH07296548A JPH07296548A JP9165994A JP9165994A JPH07296548A JP H07296548 A JPH07296548 A JP H07296548A JP 9165994 A JP9165994 A JP 9165994A JP 9165994 A JP9165994 A JP 9165994A JP H07296548 A JPH07296548 A JP H07296548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mount
- disk
- disc
- layout sheet
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、収納されたディスクが破損等するこ
となく、通常の印刷物による折丁と同様に、製本工程で
製本することが可能なディスク収納台紙を提供すること
を目的とする。 【構成】１枚の台紙（１０）面を切り抜いて、円形状と
略正方形状のディスク（Ｄ）の収納枠（１３，１３ａ）
を設け、該収納枠の片面に粘着ラベル（１２）を貼着し
てなるディスク収納台紙であって、前記収納枠の周縁
に、収納するディスクの厚みより厚く、かつ、台紙の厚
みと同じ高さの耐圧リング（１１，１１）を設けたこと
を特徴とするディスク収納台紙である。
となく、通常の印刷物による折丁と同様に、製本工程で
製本することが可能なディスク収納台紙を提供すること
を目的とする。 【構成】１枚の台紙（１０）面を切り抜いて、円形状と
略正方形状のディスク（Ｄ）の収納枠（１３，１３ａ）
を設け、該収納枠の片面に粘着ラベル（１２）を貼着し
てなるディスク収納台紙であって、前記収納枠の周縁
に、収納するディスクの厚みより厚く、かつ、台紙の厚
みと同じ高さの耐圧リング（１１，１１）を設けたこと
を特徴とするディスク収納台紙である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＣＤ、ＦＤ、光ディス
ク等のディスクを収納した書籍、雑誌等の形態をとるデ
ィスク収納台紙に関し、詳しくは、ディスクを収納した
台紙を綴じ込む製本工程を考慮したディスク収納台紙に
関する。
ク等のディスクを収納した書籍、雑誌等の形態をとるデ
ィスク収納台紙に関し、詳しくは、ディスクを収納した
台紙を綴じ込む製本工程を考慮したディスク収納台紙に
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、コンパクトディスク（以下、ＣＤ
と記す）、３．５インチフロッピーディスク（以下、Ｆ
Ｄと記す）や光ディスク等のディスクを収納したディス
ク収納台紙を折丁として、他の印刷物の折丁と共に「綴
じ込み」製本された書籍や雑誌が知られている。例え
ば、実開平４−３５５９０号公報で提案されているよう
に（図３を参照）、段ボール板材（２０）の一方面側の
ライナー（２０ａ）を切り欠いて、ディスクの嵌合凹部
（２２）を形成し、一方、他方面側についても同様に周
縁部（２１）を残して開口部を形成し、ディスク収納部
を設けた板状記録体の収納台紙が提案されている。
と記す）、３．５インチフロッピーディスク（以下、Ｆ
Ｄと記す）や光ディスク等のディスクを収納したディス
ク収納台紙を折丁として、他の印刷物の折丁と共に「綴
じ込み」製本された書籍や雑誌が知られている。例え
ば、実開平４−３５５９０号公報で提案されているよう
に（図３を参照）、段ボール板材（２０）の一方面側の
ライナー（２０ａ）を切り欠いて、ディスクの嵌合凹部
（２２）を形成し、一方、他方面側についても同様に周
縁部（２１）を残して開口部を形成し、ディスク収納部
を設けた板状記録体の収納台紙が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
ク収納台紙を通常の印刷物の折丁と同様に製本加工する
ことを考えると、一般にディスクは圧力に弱い製品であ
り、例えば、「綴じ込み」製本による製本工程におい
て、破損等の最も問題となるのは平圧力、すなわち、バ
インダー部の圧力や断裁時の「押さえ部」による平圧力
である。特に断裁時に平圧力を下げることは、書籍や雑
誌の仕上がり精度の低下につながる。これらのことか
ら、実開平４−３５５９０号公報で提案されている板状
記録体の収納台紙は、製本工程中の強い圧力による潰
れ、ねじれ等によるディスクの破損問題に対しては未解
決のままであった。
ク収納台紙を通常の印刷物の折丁と同様に製本加工する
ことを考えると、一般にディスクは圧力に弱い製品であ
り、例えば、「綴じ込み」製本による製本工程におい
て、破損等の最も問題となるのは平圧力、すなわち、バ
インダー部の圧力や断裁時の「押さえ部」による平圧力
である。特に断裁時に平圧力を下げることは、書籍や雑
誌の仕上がり精度の低下につながる。これらのことか
ら、実開平４−３５５９０号公報で提案されている板状
記録体の収納台紙は、製本工程中の強い圧力による潰
れ、ねじれ等によるディスクの破損問題に対しては未解
決のままであった。
【０００４】そこで本発明は、収納されたディスクが破
損等することなく、通常の印刷物による折丁と同様に、
製本工程で製本することが可能なディスク収納台紙を提
供することを目的とする。
損等することなく、通常の印刷物による折丁と同様に、
製本工程で製本することが可能なディスク収納台紙を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の請求項１によれば、１枚の台紙（１０）面を
切り抜いて、円形状と略正方形状のディスクの収納枠
（１３，１３ａ）を設け、該収納枠の片面に粘着ラベル
（１２）を貼着してなるディスク収納台紙であって、前
記収納枠の周縁に、収納するディスクの厚さより厚く、
かつ、台紙の厚みと同じ高さの耐圧リング（１１，１
１）を設けたことを特徴とするディスク収納台紙であ
る。
め本発明の請求項１によれば、１枚の台紙（１０）面を
切り抜いて、円形状と略正方形状のディスクの収納枠
（１３，１３ａ）を設け、該収納枠の片面に粘着ラベル
（１２）を貼着してなるディスク収納台紙であって、前
記収納枠の周縁に、収納するディスクの厚さより厚く、
かつ、台紙の厚みと同じ高さの耐圧リング（１１，１
１）を設けたことを特徴とするディスク収納台紙であ
る。
【０００６】請求項２によれば、収納枠（１３，１３
ａ）は、円形状乃至略正方形状のいずれか一方を設けた
ことを特徴とするディスク収納台紙である。
ａ）は、円形状乃至略正方形状のいずれか一方を設けた
ことを特徴とするディスク収納台紙である。
【０００７】請求項３によれば、耐圧リング（１１，１
１）は、板紙又は紙管からなることを特徴とするディス
ク収納台紙である。
１）は、板紙又は紙管からなることを特徴とするディス
ク収納台紙である。
【０００８】
【作用】本発明は、ディスク（Ｄ）を収納する円形状と
略正方形状の収納枠（１３，１３ａ）の周縁に、収納す
るディスクの厚みより厚く、かつ台紙の厚みと同じ高さ
の耐圧リング（１１，１１）を設けることで、収納した
ディスク（Ｄ）は製本工程における平圧力を受けること
がなく、しかも圧力によるねじれを防ぐことができる。
略正方形状の収納枠（１３，１３ａ）の周縁に、収納す
るディスクの厚みより厚く、かつ台紙の厚みと同じ高さ
の耐圧リング（１１，１１）を設けることで、収納した
ディスク（Ｄ）は製本工程における平圧力を受けること
がなく、しかも圧力によるねじれを防ぐことができる。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を図に基づき詳細に説明す
る。図１は、本発明のディスク収納台紙を示す平面図
（Ａ）と、その一部を示すＴ−Ｔ断面図（Ｂ）である。
る。図１は、本発明のディスク収納台紙を示す平面図
（Ａ）と、その一部を示すＴ−Ｔ断面図（Ｂ）である。
【００１０】本発明のディスク収納台紙は、図１に示す
ように、１枚の段ボールからなり、この段ボール（１
０）の厚みは、約５ｍｍで、大きさは約２３０×３２０
ｍｍとしたもので、この一部の面を円形状と略正方形状
に切り抜いて、ＣＤとＦＤ等のディスク（Ｄ）の収納枠
（１３，１３ａ）を形成したものである。この収納枠の
大きさは、ＣＤが約１２０ｍｍφで厚みが約１ｍｍであ
り、ＦＤが約９０×９４ｍｍで厚みが約３．５ｍｍある
ので、これよりも約１〜１．５ｍｍ大きい円形状と略正
方形状の収納枠（１１，１１）とすることが望ましい。
ように、１枚の段ボールからなり、この段ボール（１
０）の厚みは、約５ｍｍで、大きさは約２３０×３２０
ｍｍとしたもので、この一部の面を円形状と略正方形状
に切り抜いて、ＣＤとＦＤ等のディスク（Ｄ）の収納枠
（１３，１３ａ）を形成したものである。この収納枠の
大きさは、ＣＤが約１２０ｍｍφで厚みが約１ｍｍであ
り、ＦＤが約９０×９４ｍｍで厚みが約３．５ｍｍある
ので、これよりも約１〜１．５ｍｍ大きい円形状と略正
方形状の収納枠（１１，１１）とすることが望ましい。
【００１１】また、この台紙（１０）の大きさは、収納
枠（１１）が１個又は２個によって適宜な寸法とするこ
とができるが、「綴じ込み」する書籍や雑誌の仕上がり
寸法より大きくすることは避ける必要がある。この台紙
（１０）の綴じ側に罫線（ａ）を設け、製本の際に、こ
の罫線からある程度折り曲げられるようにして、しかも
ディスク（Ｄ）を取り出す際にも、綴じ側が折り曲げや
すく、容易に取り出せるようにしたものである。また、
この罫線（ａ）をミシン目線にすることによって、製本
された書籍等から切り離すことが可能となる。
枠（１１）が１個又は２個によって適宜な寸法とするこ
とができるが、「綴じ込み」する書籍や雑誌の仕上がり
寸法より大きくすることは避ける必要がある。この台紙
（１０）の綴じ側に罫線（ａ）を設け、製本の際に、こ
の罫線からある程度折り曲げられるようにして、しかも
ディスク（Ｄ）を取り出す際にも、綴じ側が折り曲げや
すく、容易に取り出せるようにしたものである。また、
この罫線（ａ）をミシン目線にすることによって、製本
された書籍等から切り離すことが可能となる。
【００１２】次に、厚さ４００ｇ〜５５０ｇ／ｍ2 程度
の板紙を、幅５ｍｍの短冊状に断裁し、台紙を切り抜い
た円形状と略正方形状の収納枠（１３，１３ａ）の周縁
に嵌め込み、上方からの断裁機の「押さえ部」等の製本
工程における平圧力やねじれ等に対して、対応できる厚
みと強度を有する耐圧リング（１１）としたものであ
る。この耐圧リング（１１）は、例えば図２に示すよう
に、板紙を収納枠の大きさに合わせてサック貼りをし、
幅５ｍｍに断裁（Ｋ）すると、収納枠の周縁に嵌め込む
だけで簡単に設置することができる。
の板紙を、幅５ｍｍの短冊状に断裁し、台紙を切り抜い
た円形状と略正方形状の収納枠（１３，１３ａ）の周縁
に嵌め込み、上方からの断裁機の「押さえ部」等の製本
工程における平圧力やねじれ等に対して、対応できる厚
みと強度を有する耐圧リング（１１）としたものであ
る。この耐圧リング（１１）は、例えば図２に示すよう
に、板紙を収納枠の大きさに合わせてサック貼りをし、
幅５ｍｍに断裁（Ｋ）すると、収納枠の周縁に嵌め込む
だけで簡単に設置することができる。
【００１３】次いで、前記収納枠（１３，１３ａ）の片
面を塞ぐように粘着ラベル（１２）の粘着面を内側にし
て貼り付ける。これによって、耐圧リング（１１，１
１）の端面が接着、固定されるとともに、この収納枠に
ＣＤやＦＤ等のディスク（Ｄ）を挿入すると、粘着ラベ
ルにより仮止めされて台紙が裏返しになっても、ディス
ク（Ｄ）は落下しないし、取り出す際にも容易に剥がし
取り出せる。なお、この粘着ラベルは一般的に使用され
ているラベルでよい。
面を塞ぐように粘着ラベル（１２）の粘着面を内側にし
て貼り付ける。これによって、耐圧リング（１１，１
１）の端面が接着、固定されるとともに、この収納枠に
ＣＤやＦＤ等のディスク（Ｄ）を挿入すると、粘着ラベ
ルにより仮止めされて台紙が裏返しになっても、ディス
ク（Ｄ）は落下しないし、取り出す際にも容易に剥がし
取り出せる。なお、この粘着ラベルは一般的に使用され
ているラベルでよい。
【００１４】このディスク収納台紙にディスク（Ｄ）を
収納する場合には、予め準備した本発明の収納台紙の収
納枠（１３，１３）に、ディスク（Ｄ）を手動又は自動
で置くだけで固定され、製本工程における丁合機に掛け
ることができる。
収納する場合には、予め準備した本発明の収納台紙の収
納枠（１３，１３）に、ディスク（Ｄ）を手動又は自動
で置くだけで固定され、製本工程における丁合機に掛け
ることができる。
【００１５】なお、図示はしないが、ディスク収納枠は
必ずしもＣＤ、ＦＤ用の２個に限定するものではなく、
ＣＤ乃至ＦＤ用のいずれか１個の収納枠を設けた収納台
紙とすることが可能である。また、耐性リング（１１）
は板紙に限定するものではなく、製本工程における平圧
力、或いはねじれに対応できる強さがあればよく、紙管
等も使用することができる。
必ずしもＣＤ、ＦＤ用の２個に限定するものではなく、
ＣＤ乃至ＦＤ用のいずれか１個の収納枠を設けた収納台
紙とすることが可能である。また、耐性リング（１１）
は板紙に限定するものではなく、製本工程における平圧
力、或いはねじれに対応できる強さがあればよく、紙管
等も使用することができる。
【００１６】このディスク収納台紙にＣＤ、ＦＤ等のデ
ィスク（Ｄ）を収納し、直接、丁合やバインダー等の製
本作業を行ってもディスクの落下は発生しないが、書籍
や雑誌に製本されて販売する場合には、ディスクの盗難
等を防止するため、ディスクを収納した台紙をシュリン
ク包装、或いはフィルムで密封することが望ましい。こ
のシュリンク包装、フィルムによる密封を行ったディス
ク収納台紙も、通常の製本工程で製本することができ
る。
ィスク（Ｄ）を収納し、直接、丁合やバインダー等の製
本作業を行ってもディスクの落下は発生しないが、書籍
や雑誌に製本されて販売する場合には、ディスクの盗難
等を防止するため、ディスクを収納した台紙をシュリン
ク包装、或いはフィルムで密封することが望ましい。こ
のシュリンク包装、フィルムによる密封を行ったディス
ク収納台紙も、通常の製本工程で製本することができ
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明のディスク収納台紙は、１枚の台
紙に切り抜き加工を施し、デイスク収納枠を設け、この
枠の周縁に板紙等による耐圧リングを嵌め込み、収納枠
の片面に粘着ラベルを貼り付けることで、ディスクを収
納する特別な付属品を必要とせず、製本工程における平
圧力やねじれに対して補強されたディスク収納台紙が得
られる。また、１枚の台紙から加工されるので製造費用
も安価で、しかも簡単に作ることができ、大幅なコスト
ダウンが図れる。さらにディスク盗難防止用にシュリン
ク包装、或いはフィルムによる密封を行っても、通常の
製本工程で製本することができる。
紙に切り抜き加工を施し、デイスク収納枠を設け、この
枠の周縁に板紙等による耐圧リングを嵌め込み、収納枠
の片面に粘着ラベルを貼り付けることで、ディスクを収
納する特別な付属品を必要とせず、製本工程における平
圧力やねじれに対して補強されたディスク収納台紙が得
られる。また、１枚の台紙から加工されるので製造費用
も安価で、しかも簡単に作ることができ、大幅なコスト
ダウンが図れる。さらにディスク盗難防止用にシュリン
ク包装、或いはフィルムによる密封を行っても、通常の
製本工程で製本することができる。
【図１】本発明のディスク収納台紙を示す平面図（Ａ）
と、その一部を示すＴ−Ｔ断面図（Ｂ）である。
と、その一部を示すＴ−Ｔ断面図（Ｂ）である。
【図２】本発明に係わる耐圧リングの作製方法の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図３】従来のディスク収納台紙の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
１０ …台紙（段ボール） １１ …耐圧リング １２ …粘着ラベル １３，１３ａ…ディスク収納枠 １５ …板紙によるサック貼り ａ …耐圧リング Ｄ …ディスク Ｋ …断裁線
Claims (3)
- 【請求項１】１枚の台紙面を切り抜いて、円形状と略正
方形状のディスクの収納枠を設け、該収納枠の片面に粘
着ラベルを貼着してなるディスク収納台紙であって、前
記収納枠の周縁に、収納するディスクの厚みより厚く、
かつ、台紙の厚みと同じ高さの耐圧リングを設けたこと
を特徴とするディスク収納台紙。 - 【請求項２】前記収納枠は、円形状乃至略正方形状のい
ずれか一方を設けたことを特徴とする請求項１に記載の
ディスク収納台紙。 - 【請求項３】前記耐圧リングは、板紙又は紙管からなる
ことを特徴とする請求項１乃至請求項２に記載のディス
ク収納台紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165994A JPH07296548A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ディスク収納台紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165994A JPH07296548A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ディスク収納台紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07296548A true JPH07296548A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14032632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9165994A Pending JPH07296548A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ディスク収納台紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07296548A (ja) |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9165994A patent/JPH07296548A/ja active Pending
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