JPH0729527U - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH0729527U
JPH0729527U JP6224593U JP6224593U JPH0729527U JP H0729527 U JPH0729527 U JP H0729527U JP 6224593 U JP6224593 U JP 6224593U JP 6224593 U JP6224593 U JP 6224593U JP H0729527 U JPH0729527 U JP H0729527U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
temperature
light
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6224593U
Other languages
English (en)
Inventor
透 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schneider Electric Japan Holdings Ltd
Original Assignee
Digital Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Digital Electronics Corp filed Critical Digital Electronics Corp
Priority to JP6224593U priority Critical patent/JPH0729527U/ja
Publication of JPH0729527U publication Critical patent/JPH0729527U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 STN方式の液晶表示装置において、そのコ
ントラストと応答速度の安定化を同時に図る。 【構成】 液晶表示板16とバックライト18との間
に、光を透過可能とする発熱体38を備える。更に、液
晶表示板16の温度を温度センサ40で検知し、制御ユ
ニット42で設定温度と比較し、制御信号44を発熱体
38に送る。設定温度を液晶表示板16の使用最高温度
とし、検知温度がこの設定温度を維持する様に、制御ユ
ニット42は発熱体38を温度制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パソコン等の各種電気機器における表示手段として使用される液 晶表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にSTN方式で代表される単純マトリクス方式の液晶表示板は、温度変化 に対するコントラストおよび応答速度の変動が比較的大きいことが知られている 。そこで従来は、温度変化に対応して外部バイアス電圧を変化させる制御を行う ことにより、コントラストの安定化を図ることが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしならが上記した方法にあっては、コントラストの安定化を図ることはで きるが、依然として応答速度が不安定となる。かかる不都合に対して本考案者は 考察を行った結果、液晶表示板をその使用最高温度にまで強制的に加熱すること により、コントラストと応答速度の安定化が同時に図れることを知見した。
【0004】 本考案はかかる知見に基づいてなされたものであって、比較的簡単な構成によ り、コントラストおよび応答速度の安定化が同時に図られる液晶表示装置を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる液晶表示装置は、図1にその全体的な構成を概略的に示す如く 、液晶表示板16と、該液晶表示板16に対する均一な加熱動作を可能とする加 熱手段2と、上記液晶表示板16の温度を検出する温度検出手段4と、該温度検 出手段4で検出された温度Tsと、予め設定された上記液晶表示板16の使用最 高温度Tmとを比較し、検出温度Tsを設定温度Tmに一致させる様に上記加熱 手段2に対して制御信号44を出力する制御手段6とを備えている。
【0006】 上記加熱手段2を、図3に示す如く、液晶表示板16の周面に密着して配設さ れる透光性を有する発熱体38で構成することが可能である。
【0007】 また上記加熱手段2を、図6あるいは図7に示す如く、上記液晶表示板16の 裏面側の略全面を覆って配備された平板状の導光体28と、該導光体28の側面 に接近して配設した発光体30と、上記制御信号44の入力と連動して、発光体 30から液晶表示板16に送られる熱量を制御可能とする熱量調整部56とを備 え、発光体30の輻射熱で導光体28を加熱することにより液晶表示板16を間 接的に加熱する様にしてもよい。
【0008】
【作用】
上記した構成により、装置に通電を行なって作動すると、温度検出手段4が液 晶表示板16の温度が十分に低いことを検知して、制御手段6にその温度を知ら せる。すると制御手段6は加熱手段2に対して所定の制御信号44を送り、加熱 手段2からの発熱により液晶表示板16を急速に加熱する。
【0009】 ここで、液晶表示板16がその使用最高温度Tmにまで達したことを温度検出 手段4が検出すると、制御手段6は加熱手段2に制御信号44を送り、液晶表示 板16の温度を設定温度Tmに維持する。すると液晶表示板16のコントラスト および応答速度は、その安定化された設定温度Tmで決まる値に維持されるので ある。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上記の如く、液晶表示板16をその使用最高温度Tmにまで強制的に 加熱し、表示中はその温度を維持する様に構成したので、コントラストに加えて 応答速度をも同時に安定化できる。
【0011】
【実施例】 本考案にかかる液晶表示装置は、図2および図3に示す如く、本体ケース10 の正面側に設けた開口12を閉じるタッチパネル14の裏面側に配設される液晶 表示板16と、その裏面側から液晶表示板16を照らす平面状のバックライト1 8と、液晶表示板16を所定温度にまで加熱する温度制御部20とから構成され る。
【0012】 液晶表示板16はSTN方式等の各種方式による矩形薄板状のものが使用され る。更にその中央部分に、本体ケース10の開口12と略一致する大きさの表示 エリア22を設けるとともに、その周辺を一周して、本体ケース10内に隠れる 細幅状の非表示エリア24を設けている。
【0013】 バックライト18は、細帯状の光入射面26に照射された光を、必要な所定面 積を有する面状の光に変換して液晶表示板16の裏面側から照射する導光体28 と、該導光体28の光入射面26に所定の光を照射する発光体30とを備えてい る。
【0014】 導光体28は、アクリル板などの透明板で形成される導光板31の裏面側を反 射層32で覆い、前面側に拡散層34を設けて発光面を形成した従来と略同様な 構成のものであって、その上側面に設けた光入射面26に照射された光が導光板 31内を反射層32で反射しながら下端面に至る間に、拡散層34で光が外部に 導出される。
【0015】 発光体30は蛍光ランプの様な線状の発光手段で形成され、薄板状の金属板を 矩形状に屈曲して下方に向けて開く開口面を備えた断面がコ字状の集光反射板3 6の内側中央を縦断して配設される。
【0016】 本考案は、温度制御部20の構成にその特徴を有するものであって、上記導光 体28と液晶表示板16との間に密着して介装される発熱体38と、液晶表示板 16の温度を検出可能とする温度センサ40と、その温度センサ40による検知 温度Tsと設定温度Tmとを比較し、発熱体38に所定の制御信号44を送る制 御ユニット42とから構成される。
【0017】 発熱体38は、細線状の抵抗線をネット状あるいは螺旋状などの様に比較的広 い範囲に対して一様な密度で配列される様にしたものである。それを、液晶表示 板16と導光体28との間に密着させて配備するとともに、制御ユニット42か ら所定の制御信号44を入力することにより、導光体28から出力される光45 を遮ることなく、液晶表示板16を全面に亘り略均一に加熱できる様にしている 。
【0018】 温度センサ40は、サーミスタの様に温度変化に対応した検出信号46を出力 可能とするものであって、例えば液晶表示板16における非表示エリア24に配 設するとともに、その検出信号46を制御ユニット42に入力し、検知温度Ts を制御ユニット42に知らせる。
【0019】 制御ユニット42は、温度センサ40で検知した温度Tsと設定信号47で規 定される設定温度Tmを比較し、検知温度Tsが設定温度Tmに一致する様に、 発熱体38に送られる制御信号44を自動制御する。すなわち、設定温度Tmと して、液晶表示板16の定格使用温度範囲の略最高値Tmに設定することにより 、発熱体38で液晶表示板16を強制的に加熱してその温度を使用最高温度Tm に維持するのである。
【0020】 なお上記した発熱体38の種類あるいは形状は適宜変更できるものであって、 ITOなどで形成した透明ヒータを用い、透明シート状に形成することもできる 。また配設位置も、液晶表示板16の裏面側に限らず、前面側あるいは両面に備 えてもよい。
【0021】
【他の実施例】
図4〜図7は、上記した温度制御部20の他の実施例を示す。すなわち、図4 の実施例にあっては、液晶表示板16の裏面側とバックライト18間、あるいは 液晶表示板16の前面側とタッチパネル14間に間隙49を設け、その何れか一 方あるいは両方に対して、発熱体69および送風ファン48を備えた発熱部50 から温風51を送り込むことにより、液晶表示板16を加熱する様に構成してい る。更に温度センサ40を、間隙49における温風51の出口位置に備え、温風 51の温度を検知して制御ユニット42で発熱部50を制御することにより、液 晶表示板16の温度を制御する様にしている。
【0022】 また図5に示す実施例にあっては、透明な合成樹脂材で水密な容器52を形成 し、その中に液体54とヒータ55とを封入して透光性有する発熱部50を形成 し、それを液晶表示板16の裏面側とバックライト18間に介装している。一方 、温度センサ40を液晶表示板16の前面側における非表示エリア24上に、互 いに十分離間して2ヶ所以上に設け、各検出温度Tsが設定温度Tmになる様に 、制御ユニット42では所定の制御を行なわせる。
【0023】 更に図6および図7は何れも、従来は装置に悪影響を与えるものとして廃棄さ れていたバックライト18から放出される熱を、液晶表示板16の加熱に積極的 に利用するものである。すなわち、バックライト18の発光体30から放出され る輻射熱は、液晶表示板16を加熱するのに十分な量の熱量を有するとともに、 発光体30の輻射熱により加熱される導光体28は、その全面に亘り略均一に加 熱される。
【0024】 そこで図6の実施例にあっては、液晶表示板16の裏面側と導光体28とを微 小間隙49を設けて配設するとともに、その間隙49に向けて、熱量調整部56 に備えた送風ファン58から送風59をして、バックライト18側から液晶表示 板16に送られる熱量を調整することにより、液晶表示板16の温度を制御可能 とする。なおこの場合、導光体28と液晶表示板16とを密着する一方、熱量調 整部56における送風59で導光体28の裏面側、あるいは液晶表示板16の前 面側を冷却してもよい。
【0025】 一方、図7に示す実施例にあっては、発光体30に接近して熱量調整部56を 配設し、発光体30から放出される熱量を直接増減させる様にしている。すなわ ち、熱量調整部56は、集光反射板36の周囲に放熱板60を設けるとともに、 制御ユニット42から出力される制御信号44でソレノイドの様な駆動手段を作 動させ、放熱板60と発光体30とを接触あるいは離間させて、発光体30から 放出される熱量を制御する。その他、熱量調整部56の構成は、バックライト1 8側から放出される熱量が変更できるものであれば、適宜変更して実施できるこ とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基本的な構成を示す説明図である。
【図2】本考案を実施した一例を示す一部を破断した斜
視図である。
【図3】図2における3−3線に沿う断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す説明図である。
【図5】本考案の更に他の実施例を示す説明図である。
【図6】本考案の更に他の実施例を示す説明図である。
【図7】本考案の更に他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 加熱手段 4 温度検出手段 6 制御手段 10 本体ケース 12 開口 14 タッチパネル 16 液晶表示板 18 バックライト 20 温度制御部 22 表示エリア 24 非表示エリア 26 光入射面 28 導光体 30 発光体 31 導光板 32 反射層 34 拡散層 36 集光反射板 38 発熱体 40 温度センサ 42 制御ユニット 44 制御信号 46 検出信号 48 送風ファン 50 発熱部 52 容器 54 液体 56 熱量調整部 58 送風ファン 60 放熱板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示板(16)と、該液晶表示板
    (16)に対する均一な加熱動作を可能とする加熱手段
    (2)と、 上記液晶表示板(16)の温度を検出する温度検出手段
    (4)と、 該温度検出手段(4)で検出された温度Tsと、予め設
    定された上記液晶表示板(16)の使用最高温度Tmと
    を比較し、検出温度Tsを設定温度Tmに一致させる様
    に上記加熱手段(2)に対して制御信号(44)を出力
    する制御手段(6)とを備えた液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 上記加熱手段(2)は、液晶表示板(1
    6)の周面に密着して配設される透光性を有する発熱体
    (38)であることを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】 上記加熱手段(2)は、 上記液晶表示板(16)の裏面側の略全面を覆って配備
    された平板状の導光体(28)と、 該導光体(28)の側面に接近して配設した発光体(3
    0)と、 上記制御信号(44)の入力と連動して、発光体(3
    0)から液晶表示板(16)に送られる熱量を制御可能
    とする熱量調整部(56)とを備え、 発光体(30)の輻射熱で導光体(28)を加熱するこ
    とにより液晶表示板(16)を間接的に加熱することを
    特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
JP6224593U 1993-10-26 1993-10-26 液晶表示装置 Pending JPH0729527U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6224593U JPH0729527U (ja) 1993-10-26 1993-10-26 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6224593U JPH0729527U (ja) 1993-10-26 1993-10-26 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0729527U true JPH0729527U (ja) 1995-06-02

Family

ID=13194569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6224593U Pending JPH0729527U (ja) 1993-10-26 1993-10-26 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0729527U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228039A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Ricoh Co Ltd 光偏向装置および画像表示装置
JP2013219518A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Toshiba Corp 電子機器
JP2013219517A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Toshiba Corp 電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228039A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Ricoh Co Ltd 光偏向装置および画像表示装置
JP2013219518A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Toshiba Corp 電子機器
JP2013219517A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Toshiba Corp 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0729527U (ja) 液晶表示装置
KR940000806A (ko) 가열조리기
JP3405298B2 (ja) 誘導加熱調理器
JPH04341785A (ja) 加熱調理器
JP2004281343A5 (ja)
JPH0729526U (ja) 液晶表示装置
JP3786080B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3786079B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3786078B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3786076B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2002100458A (ja) 加熱装置
JP3786077B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2607275Y2 (ja) 平面状発光装置
JP2558780B2 (ja) 加熱調理器
JP2964550B2 (ja) 電気加熱調理器
JP6899646B2 (ja) 加熱調理器
JP4942522B2 (ja) 誘導加熱調理器
JPS63118539A (ja) 加熱調理器
JPH02259334A (ja) 加熱調理器
JPH02278280A (ja) 螢光ランプ装置
JP2012229845A (ja) 加熱調理器
JP2004184030A (ja) 加熱調理器
JP2012229876A (ja) 加熱調理器
KR900012056A (ko) 전기조리기
JP3049119B2 (ja) 画像読取装置の光源温度制御装置