JPH07295231A - ステップアンドリピート露光方法及びそのマスク - Google Patents

ステップアンドリピート露光方法及びそのマスク

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JPH07295231A
JPH07295231A JP6090261A JP9026194A JPH07295231A JP H07295231 A JPH07295231 A JP H07295231A JP 6090261 A JP6090261 A JP 6090261A JP 9026194 A JP9026194 A JP 9026194A JP H07295231 A JPH07295231 A JP H07295231A
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JP
Japan
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exposure
basic pattern
repeat
light flux
area
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Pending
Application number
JP6090261A
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English (en)
Inventor
Moriyasu Shirayanagi
守康 白柳
Koichi Maruyama
晃一 丸山
Tamihiro Miyoshi
民博 三好
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本パターンを感光体上に繰り返し露光し
て、感光体上に多数の基本パターンの像を形成するステ
ップアンドリピート露光方法において、リピート露光に
伴うレチクルパターンの境界線の継ぎ目が目立たない大
面積のマスクが得られる露光方法を得ること。 【構成】 基本パターンを、露光光束を透過しない複数
の要素図形と、露光光束を透過させる地部と、該地部を
囲む露光光束を透過しない周辺部とから構成し、かつ、
繰り返し露光の際に相重なる、この基本パターンの仮想
境界線を、周辺部と地部の実境界線の内側に設定して、
ステップ露光の境界部に二重露光領域が形成されるよう
にしたステップアンドリピート露光方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、例えばカメラの焦点板のような
拡散板を製造する際に用いるステップアンドリピート露
光方法及びそのマスクに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】図13は、ステップアンド
リピート露光方法を用いたマスク原板の製造方法の概念
図である。マスク基板(感光体)21上に、Crメッキ
層22を施し、その上からフォトレジスト層23を塗布
し、このフォトレジスト層23上に、基本パターン24
の像25を光学系26により縮小投影露光する。この縮
小投影露光を繰り返すことにより、小面積の基本パター
ン24の像25が大面積のフォトレジスト層23(感光
体21)上に大面積化して形成される。露光されたフォ
トレジスト層23’を現像処理して露光部分23’bを
除去し、残存したフォトレジスト層23’aを介してエ
ッチング処理を施すことによって、基本パターン24の
持つパターンが縮小転写されたCrマスク22’が製造
される。このCrマスクを用いて、さらにレジストが塗
布された基板を露光、現像処理して、大面積の拡散板の
原版が作られる。この原版から電鋳技術によって拡散板
の成形型が作られる。
【0003】このようなステップアンドリピート露光方
法は、リピートの精度の限界に起因して、ステップ露光
の境界線におけるレチクルパターンの継ぎ目の不自然さ
が、このCrマスク22’、あるいはこれを用いて製造
された拡散板上で視認されてしまうという問題があっ
た。
【0004】このような問題点を解決するため、特開昭
59-208536 号や、同63-221329 号が提案されているが、
いずれもレチクルパターンの境界線における1μm オー
ダーの不一致は避けられず、さらに、後者にあっては、
ネガ型のフォトレジストには適用できないという問題が
あった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、ステップアンドリピート露光
方法において、リピート露光に伴うレチクルパターンの
境界線の継ぎ目が目立たない大面積のマスクが得られる
露光方法を得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は、ステップアンドリピート露光
方法において、基本パターンが、露光光束を透過しな
い複数の要素図形と、露光光束を透過させる地部と、該
地部を囲む露光光束を透過しない周辺部とからなってい
ること、基本パターンの要素図形のうち、地部と周辺
部の実境界線に掛かる要素図形は、繰り返し露光の際に
相重なる仮想境界線に対して同一の相対位置に配置され
ていること、及び、基本パターンの地部の幅をWb、
仮想境界線間の距離によって規定される露光側でのステ
ップ幅をws、基本パターンを露光する際の投影倍率を
m(密着露光またはプロキシミティ露光ではm=1)と
したとき、Wb・|m|>wsとしたこと、を特徴とし
ている。
【0007】この方法によると、境界部分に(Wb・|
m|−ws)の幅の二重露光領域が形成されるため、実
境界線の継ぎ目が目立たない。この二重露光領域の幅
は、 0.1μm <Wb・|m|−Ws<We・|m|/3μ
m であることが好ましい。この二重露光領域が下限を越え
て狭いと、ステップアンドリピートの送りムラによって
未露光領域ができてしまうおそれがある。また、二重露
光領域が上限を越えて広いと、要素図形の回りの地部の
露光が多くなりすぎるために、現像後の要素図形がやせ
てしまう。
【0008】基本パターンの要素図形は、例えば、疑似
ランダムに配置することができる。また、感光体には、
ポジ型のフォトレジストが塗布されていることが好まし
い。
【0009】本発明は、別の態様によると、基本パター
ンを、露光光束を透過しない複数の要素図形と、露光光
束を透過させる地部と、該地部を囲む露光光束を透過し
ない周辺部とから構成し、かつ、繰り返し露光の際に相
重なる、この基本パターンの仮想境界線を、周辺部と地
部との実境界線の内側に設定したことを特徴としてい
る。基本パターン上の要素図形のうち、実境界線に掛か
る要素図形は、仮想境界線に対して同一の相対位置に配
置されていることが好ましい。
【0010】また、本発明の基本パターンマスクは、基
本パターンが、露光光束を透過しない複数の要素図形
と、露光光束を透過させる地部と、該地部を囲む露光光
束を透過しない周辺部とからなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施例】以下、図面について本発明を詳述す
る。図1は、本発明による基本パターンの第一の実施例
を示す。基本パターン1は、露光光束を透過しない複数
の円形の要素図形2と、露光光束を透過する地部3と、
地部3を囲む露光光束を透過しない正方形の周辺部4と
からなっている。直線9、10、11、12は、地部3
と周辺部4との実境界線である。この基本パターン1
は、要素図形2の配置が疑似ランダムである。
【0012】要素図形2と地部3と周辺部4の位置関係
は、実寸または相似的拡大または相似的縮小では可視化
できないので、図1においては、要素図形2の大きさ、
及び地部3と周辺部4の境界付近を地部の大きさに比し
て誇張して表現している。
【0013】この基本パターン1には、実境界線9、1
0、11、12の内側にそれぞれ、仮想境界線5、6、
7、8が設定されている。これらの仮想境界線のうち、
5と6、及び7と8はそれぞれ、ステップアンドリピー
ト法によって繰り返し露光する際に、相重なるものであ
る。この仮想境界線は、説明のために仮想的に描いたも
のであり、基本パターン1上に実在するものではない。
【0014】地部3と周辺部4の実境界線9、10、1
1、12に掛かる要素図形2は、仮想境界線5と6、7
と8においてそれぞれ同一の関係となるように描かれて
いる。例えば、仮想境界線5と6について言えば、要素
図形2aの仮想境界線5に対する相対位置と、要素図形
2bの仮想境界線6に対する相対位置は、同一であり、
前後のステップ露光で完全に重なる。同様に、要素図形
2cの仮想境界線7に対する相対位置と、要素図形2d
の仮想境界線8に対する相対位置は、同一である。この
他の要素図形についても、仮想境界線5、6、7、8に
ついて同一である。
【0015】以上の基本パターン1において、実境界線
9と10、同11と12の間隔をWbとし、仮想境界線
5と6、同7と8の間隔をWsとすると、Wb>Wsで
ある。この実施例では、Wbは40,010μm (4
0.010mm)であり、Wsは、40,000μm (4
0.000mm)に設定されている。投影倍率mは−1/
10を予定している。また、要素図形2は、直径105
μm の円である。
【0016】このような基本パターン1は、銀塩乾板に
フォトプロッター等で描画して作成することができる。
【0017】以上の構成の基本パターン1を用いたステ
ップアンドリピート露光は、−1/10(=m)に縮小
投影して、横方向、縦方向ともに4,000μm (w
s)のステップ幅でマスク基板を移動させながら、露光
を繰り返す。この際、仮想境界線5と6、及び同7と8
が、前後の露光で一致させられる。図2は、このように
露光する工程の横方向への2ステップ分を模式的に示し
ている。仮想境界線6の1回目の露光による像6’と、
仮想境界線5の2回目の露光による像5”とは重なる。
実境界線10による1回目の露光による像10’と、実
境界線9の2回目の露光による像9”に挟まれた領域1
3は、二重露光される領域であり、本実施例では、1μ
m の幅を持つ。このように狭い幅の二重露光領域を発生
させることにより、リピート露光の精度の限界に起因す
るレチクル像の境界の未露光領域の発生を防ぎ、継ぎ目
を目立たなくすることができる。
【0018】このようなステップ露光を例えば、横方向
10ステップ×縦方向10ステップ繰り返すことによっ
て、最終的に40,000μm ×40,000μm (4
0mm×40mm)の大面積の露光領域が得られる。露光さ
れたフォトレジスト層を現像処理し、残存したフォトレ
ジスト層を介してエッチング処理を施すことによって、
基本パターン1が大面積化されたパターンを持ったCr
マスクを得る方法は従来技術と同様である。
【0019】本発明は、要素図形が円形や正多角形のよ
うな単純な形でない場合にも適用できる。図3は、本発
明による基本パターン1の第2の実施例を示し、不規則
な形をした要素図形2がランダムに配置されている。第
1の実施例と同様に、地部3と周辺部4の実境界線9、
10、11、12に掛かる要素図形は、その仮想境界線
5と6、及び7と8に対して同一の相対位置となるよう
に、配置されている。例えば、仮想境界線5に対する要
素図形2eと、仮想境界線6に対する要素図形2fの相
対位置は、同一である。図3においては、要素図形の配
置、形、及び向きが疑似ランダムである。
【0020】次に、要素図形2を地部3の全体に偏りな
く配置し、かつ実境界線に掛かる要素図形を仮想境界線
に対して同一の相対位置に配置する方法について説明す
る。図4、図5に示すように、基本パターンを描画する
座標系を(x,y)とする。ステップアンドリピート法
のステップ幅をws、基本パターンの投影倍率をm(密
着露光またはプロキシミティ露光の場合はm=1)、W
s=ws/|m|として、(x,y)平面内の −Ws≦x≦Ws −Ws≦y≦Ws の範囲内で2次元の一様乱数を発生させ、要素図形を描
く中心座標を決定する。
【0021】この乱数により決定された要素図形の中心
座標(xi,yi)が第1象限内にあれば、 第2象限の(xi−Ws,yi )の点、 第3象限の(xi−Ws,yi−Ws)の点、 第4象限の(xi ,yi−Ws)の点、 の4か所に同じ要素図形を配置する。
【0022】同様に、乱数により決定された要素図形の
中心座標(xi,yi)が第2象限内にあれば、 第1象限の(xi+Ws,yi )の点、 第3象限の(xi ,yi−Ws)の点、 第4象限の(xi+Ws,yi−Ws)の点、 の4か所に同じ要素図形を配置する。
【0023】同様に、乱数により決定された要素図形の
中心座標(xi,yi)が第3象限内にあれば、 第1象限の(xi+Ws,yi+Ws)の点、 第2象限の(xi ,yi+Ws)の点、 第4象限の(xi+Ws,yi )の点、 の4か所に同じ要素図形を配置する。
【0024】同様に、乱数により決定された要素図形の
中心座標(xi,yi)が第4象限内にあれば、 第1象限の(xi ,yi+Ws)の点、 第2象限の(xi−Ws,yi+Ws)の点、 第3象限の(xi−Ws,yi )の点、 の4か所に同じ要素図形を配置する。
【0025】要素図形の形にも不規則性を導入したけれ
ば、予め複数の形の要素図形の組を登録しておき、登録
された要素図形の組から乱数により選択し、さらにもう
一つの乱数で要素図形の回転方向を決定すればよい。
【0026】このようにしてできた図形は、第1、2、
3、4象限とも同じものになり、これから、 −Wb/2≦x≦Wb/2 −Wb/2≦y≦Wb/2 の範囲を切り出して、基本パターンの要素図形と地部と
して使う。これによれば、境界部での連続性及び要素図
形密度の一様性も保証されている。
【0027】図4、図5は、以上の工程を説明するもの
であり、例えば、第1象限に配置するように乱数で決め
られた要素図形2gは、同時に第2、3、4象限に2
h、2i、2jとして配置される。フォトプロッターで
描画する場合には、図4のように形成されたパターン
と、図5のような周辺部4のパターンを重ねて描画すれ
ば、所望の基本パターン1が得られる。
【0028】以上の実施例では、基本パターンは正方形
であり、ステップアンドリピート法は、縦横の同一ステ
ップでなされる。しかし、基本パターンの形状には自由
度がある。図6ないし図9はその実施例を示すもので、
図6は長方形、図7は平行四辺形、図8は正六角形、図
9は不規則な形を示している。本発明では、これらの形
状の基本パターンも、原理的に使用できる。また、完全
に2次元周期的な要素図形の配列にも適用可能なことは
明らかである。図6ないし図9において、破線は、仮想
境界線IBを示し、この仮想境界線IBの外側の実線
が、地部3と周辺部4との実境界線RBを示している。
【0029】図10ないし図12は、要素図形2を地部
3の全体に偏りなく配置し、かつ実境界線に掛かる要素
図形を仮想境界線に対して同一の相対位置に配置する別
の方法を示す。
【0030】図10では、図4と同様に、基本パターン
を描画する座標系を(x,y)とする。ステップアンド
リピート法のステップ幅をws、基本パターンの投影倍
率をm(密着露光またはプロキシミティ露光の場合はm
=1)、Ws=ws/|m|として、(x,y)平面内
の −Ws/2≦x≦Ws/2 −Ws/2≦y≦Ws/2 の範囲内で2次元の一様乱数を発生させ、要素図形を描
く中心座標を決定する。
【0031】上記領域内に、仮想境界線5ないし8に接
しさせてその内外に適当な幅Waの領域を設定し、仮想
境界線5と6の内側領域をそれぞれ帯状領域28と2
7、同7と8の内側領域をそれぞれ帯状領域30、29
とする。そして、帯状領域29と帯状領域27、28と
の交差領域をそれぞれ交差領域31、32とし、帯状領
域30と帯状領域28、27との交差領域をそれぞれ交
差領域33、34とする。
【0032】また仮想境界線5と6の外側領域は、帯状
領域27a、28a、同7と8の外側領域は帯状領域2
9a、30aとする。そして、帯状領域29aと帯状領
域27、28、27a、28aとの交差領域をそれぞれ
交差領域31c、32a、31b、32bとし、帯状領
域30aと帯状領域27、28、27a、28aとの交
差領域をそれぞれ交差領域34a、33c、34b、3
3bとする。さらに、帯状領域29と帯状領域27a、
28aとの交差領域を31a、32cとし、帯状領域3
0と帯状領域27a、28aとの交差領域を34c、3
3aとする。
【0033】このように各領域を定めた上で、要素図形
の中心座標が帯状領域27に落ちた場合には、帯状領域
27aにも、同一の相対位置に、要素図形を配置する。
同様に、要素図形の中心座標が、帯状領域28に落ちた
場合には同28aにも、帯状領域29に落ちた場合には
同29aにも、帯状領域30に落ちた場合には同30a
にも、要素図形を配置する。一方、要素図形の中心座標
が交差領域31に落ちた場合には、同31a、31b、
31cにも、交差領域32に落ちた場合には、同32
a、32b、32cにも、交差領域33に落ちた場合に
は、同33a、33b、33cにも、交差領域34に落
ちた場合には、同34a、34b、34cにも、同様に
要素図形を配置する。
【0034】幅Waは、要素図形の幅の最大値の1.5
倍程度をとれば十分である。
【0035】図11は、以上の方法によって、一様乱数
で発生させた点を中心に要素図形として円を配置した場
合の模式図である。例えば、帯状領域27に落ちた要素
図形2kに対しては帯状領域27aに同2sを、帯状領
域29に落ちた2mに対しては帯状領域29aに2n
を、交差領域31に落ちた2oに対しては、交差領域3
1a、31b、31cにそれぞれ、2p、2q、2rを
配置している。
【0036】このようにして作ったパターンに周辺部4
を重ねると、図12のような基本パターンができる。
【0037】本発明に係る基本パターンは、マスク基板
(感光体)に塗布されるフォトレジストに、ネガ、ポジ
いずれの型を用いた場合でも、共通に使えるが、ネガ型
のフォトレジストは、一般にポジ型のフォトレジストに
比べて解像力が劣ると言われており、微細構造のマスク
をシャープに作成するには、ポジ型のフォトレジストを
使用するのが好ましい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ステップアンドリピー
ト露光方法において、基本パターンの継ぎ目が目立たな
い大面積の原板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に用いる基本パターンの第1の実施
例を示す模式平面図である。
【図2】基本パターンをステップアンドリピート法で繰
り返し露光する際の横方向への2ステップ分を示す平面
図である。
【図3】本発明方法に用いる基本パターンの第2の実施
例を示す平面図である。
【図4】基本パターンの要素図形の配置位置の決定方法
の一例を説明する図である。
【図5】基本パターンの周辺部パターンを説明する図で
ある。
【図6】基本パターンの形状例を示す平面図である。
【図7】基本パターンの形状例を示す平面図である。
【図8】基本パターンの形状例を示す平面図である。
【図9】基本パターンの形状例を示す平面図である。
【図10】基本パターンの要素図形の配置位置の決定方
法の他の例を説明する図である。
【図11】基本パターンの要素図形の配置例を説明する
図である。
【図12】基本パターンの地部と要素図形に周辺部を重
ねてできた基本パターンの例を示す平面図である。
【図13】ステップアンドリピート露光方法の概念図で
ある。
【符号の説明】
1 基本パターン 2 要素図形 3 地部 4 周辺部 5 6 7 8 IB 仮想境界線 9 10 11 12 RB 実境界線 13 二重露光領域
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小面積の基本パターンを大面積の感光体
    上に繰り返し露光して、感光体上に多数の基本パターン
    の像を形成するステップアンドリピート露光方法におい
    て、 上記基本パターンは、露光光束を透過しない複数の要素
    図形と、露光光束を透過させる地部と、該地部を囲む露
    光光束を透過しない周辺部とからなっていること、 上記基本パターンの要素図形のうち、地部と周辺部の実
    境界線に掛かる要素図形は、繰り返し露光の際に相重な
    る仮想境界線に対して同一の相対位置に配置されている
    こと、及び、 上記基本パターンの地部のステップ露光方向の幅をW
    b、上記仮想境界線間の距離によって規定される露光側
    でのステップ幅をws、上記基本パターンを露光する際
    の投影倍率をmとしたとき、 Wb・|m|>ws であること、を特徴とするステップアンドリピート露光
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記要素図形は、基
    本パターン中に疑似ランダムに配置されているステップ
    アンドリピート露光方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、要素図形の
    平均の幅をWeとしたとき、 0.1μm <Wb・|m|−ws<We・|m|/3μ
    m であるステップアンドリピート露光方法。
  4. 【請求項4】 小面積の基本パターンを大面積の感光体
    上に繰り返し露光して、感光体上に多数の基本パターン
    の像を形成するステップアンドリピート露光法におい
    て、 上記基本パターンを、露光光束を透過しない複数の要素
    図形と、露光光束を透過させる地部と、該地部を囲む露
    光光束を透過しない周辺部とから構成し、かつ、 繰り返し露光の際に相重なる、この基本パターンの仮想
    境界線を、上記周辺部と地部との実境界線の内側に設定
    し、繰り返し露光の境界部に二重露光領域を形成するこ
    とを特徴とするステップアンドリピート露光方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記基本パターン上
    の要素図形のうち、上記実境界線に掛かる要素図形は、
    仮想境界線に対して同一の相対位置に配置されているス
    テップアンドリピート露光方法。
  6. 【請求項6】 マスク上の小面積の基本パターンを大面
    積の感光体上に繰り返し露光して、感光体上に多数の基
    本パターンの像を形成するステップアンドリピート露光
    方法に用いる該マスクにおいて、 上記基本パターンが、露光光束を透過しない複数の要素
    図形と、露光光束を透過させる地部と、該地部を囲む露
    光光束を透過しない周辺部とからなっていることを特徴
    とするステップアンドリピート露光方法に用いるマス
    ク。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100529657B1 (ko) * 1999-06-09 2005-11-21 샤프 가부시키가이샤 액정 표시장치 및 그 제조방법
EP1391920A3 (fr) * 2002-08-06 2008-07-16 Thales Procédé de fabrication d'une matrice active, dispositifs de visualisation électro-optiques et masque correspondants
US7947429B2 (en) 2006-08-03 2011-05-24 3M Innovative Properties Company Long length flexible circuits and method of making same

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