JPH07295196A - 長尺フィルムの巻癖矯正装置とその方法 - Google Patents

長尺フィルムの巻癖矯正装置とその方法

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JPH07295196A
JPH07295196A JP7089148A JP8914895A JPH07295196A JP H07295196 A JPH07295196 A JP H07295196A JP 7089148 A JP7089148 A JP 7089148A JP 8914895 A JP8914895 A JP 8914895A JP H07295196 A JPH07295196 A JP H07295196A
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JP
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film
drum
belt
heating
cartridge
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JP7089148A
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English (en)
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William J Greene
ウィリアム・ジェイムズ・グリーン
Robert J Matoushek
ロバート・ジェイムズ・マトーシェック
Harry A Gorman
ハリー・アラン・ゴーマン
John G Weigand
ジョン・ジョージ・ウェイガンド
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
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    • G03B27/62Holders for the original
    • G03B27/6271Holders for the original in enlargers
    • G03B27/6285Handling strips
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/003Film feed or extraction in development apparatus
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送しながら効率的且つ安全に、しかも信頼
性よく低コストでフィルムの巻癖を矯正する。 【構成】ドラムの円周の所定角度に亙って前記接触面近
傍に配列した複数のローラーに張架されて、互いに対峙
する往走部と復走部とを有するベルトとからなり、少な
くとも前記ベルトの往走部は、ドラムの外周面の曲率に
沿って湾曲して、当該ドラムを抱擁する支持ポケットを
形成していると共に、ドラムの外周面と接触して両面間
にフィルム搬送路を形成しているフィルム巻癖矯正装
置。前記ローラーの少なくとも一つが駆動源により駆動
されると前記ベルトが所定方向に走行させられて前記ド
ラムが回転されると共に、ベルトの一端側の受入口から
他端側の送出口へと前記搬送路に沿ってフィルムを搬送
するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真感光材仕上げ処理
での長尺写真フィルムの取扱いに関し、詳述すれば、当
該写真フィルム搬送しながらその巻癖を矯正する装置と
その方法に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な35ミリフィルムカートリッジ
では、リーダー部を引っ張ることによりカートリッジか
らフィルムを取り出すようになっている。また、矩形露
出窓で各駒ごとフィルムを露光させ、その後巻取りスプ
ールにフィルムを巻き取るにしても、リーダー部が引っ
張られている。
【0003】最近に至って「差込み装填型(thrust-typ
e)」のフィルムカートリッジが開発されているが、この
差込み装填型フィルムカートリッジは、従来の概念での
リーダー部と言えるものがなく、遮光スリットがカート
リッジ殻に形成されていて、当該カートリッジの内部に
あるスプールを回転することにより、遮光スリットを介
してフィルムの出し入れがなされるように構成されてい
る。このような差込み型フィルムカートリッジは、本願
出願人に譲渡された米国特許第4、933、693号に開示され
ている。
【0004】使用時での差込み装填型フィルムカートリ
ッジは、フィルムをカートリッジに完全に引っ込ませた
(言うまでもなく、従来のフィルムカートリッジのよう
に外部に延出したリーダー部がない)状態でカメラに装
填する。カメラの裏蓋を閉めた後にカメラ側に備わって
いる駆動装置でカートリッジのスプールを回転させるこ
とにより、内部から遮光スリットを介してフィルムの先
端を延出させ、同時にフィルムの最初の駒が矩形露出窓
に来るまで搬送する。
【0005】このように差し込み装填型カートリッジで
は従来概念でのリーダー部がないことから、フィルムの
先端と最初の駒の位置との間の部分に無駄がないこと、
また、現像済みのネガフィルムをカートリッジに戻して
ユーザーに返却することもできる利便さがある。
【0006】何れにしても、また、差込み装填型カート
リッジでなくとも、写真フィルムはカートリッジに対し
て自動的、もしくは機械的に巻き込まれたり、巻き戻さ
れたりしている。つまり、フィルムは写真撮影に当たっ
てはカートリッジから引き出され、撮影後には元のカー
トリッジに巻き戻されるようになっているし、写真感光
材仕上げ処理所においてもカートリッジから引き出され
て現像されるようになっている。そして、差込み装填型
カートリッジでは、ユーザーへ返却するに先だってもと
のカートリッジに現像済みフィルムを巻き込むようにし
ている。但し、フィルムがポジフィルムであれば、現像
後はマウント作業に付せられている。
【0007】ところで、例えばカメラなどで使い尽くす
前のフィルム、即ち、未露光のフィルムは、温度や湿度
などの変わる環境の下で相当の期間に亙りカートリッジ
内できつく巻回されているか、又は、一部がカメラ内の
露出窓近傍に解された状態で臨んでいる。何れにして
も、カートリッジ内に臨むフィルムの巻回体(ロール部
分)ではかなり強度の巻癖がついている。このように強
度の巻癖がついている状態を恒常巻縮化現象(core set)
と称しているが、この恒常巻縮化現象を起こしているフ
ィルムを引き延ばすと、巻癖の度合いに応じてカールし
てしまう。
【0008】製造直後に所定長さ単位に切断されたばか
りの写真フィルムは、比較的柔軟で直線状に保つことが
できる状態にある。何故なら、製造直後の長尺フィルム
素材は、一般にフィルムカートリッジやカメラに見られ
るスプールの直径よりは相当大径のコアないし心材に巻
き取られていると共に、相対湿度が50〜60%の環境
下に保存されているからである。ところが、所定長さに
切断してカートリッジ内のスプールに巻回すると、当該
スプールに臨む最内層側は、その最外層側に比べてカー
ルの度合いが非常に大きく、しかもこのカールの度合い
は、高温度と低湿度の何れか、又は両方の環境下にあれ
ば時間の経過と共にますます強くなってしまう。
【0009】その上、未露光又は撮影済みフィルムをカ
ートリッジに保存した場合、時間の経過と共に当該フィ
ルムの恒常巻縮化現象が著しくなる。前述したように差
込み装填型カートリッジでは、フィルムの現像後又は現
像焼付け後に当該フィルムを元のカートリッジに戻して
ユーザーに返却できるようにもなっているので、撮影済
みフィルムをこの差込み装填型カートリッジ内に相当期
間に亙って保存していると、再プリントを注文するとき
には相当の恒常巻縮化現象を起こしていることが考えら
れる。この現象は、カートリッジの寸法を小さくするた
めに径の小さいスプールを用いる一方、乳化剤層に比べ
て厚みの小さいフィルムベースからなる写真フィルムを
当該スプールに巻回した場合に著しい。そればかりでは
なく、フィルムベースを構成する素材組成も恒常巻縮化
現象に関係しており、特に素材組成としてポリエチレン
テレフタレートを用いた場合、恒常巻縮化現象が発生し
やすいことが判明している。
【0010】前述したように、恒常巻縮化現象を起こし
たフィルムのカールの度合いとその発生の頻度とは、フ
ィルムの種類や製造後の経過期間、使用保存環境条件な
どに応じて著しく変わる。恒常巻縮化現象を起こしたフ
ィルムは、フィルムの切断、繋ぎ合わせ、焼付け、マウ
ント作業などの当該フィルムの写真仕上げ処理を行う写
真感光材仕上げ処理装置での取扱いが非常に困難にな
る。
【0011】写真感光材仕上げ処理操作では、繋ぎ合わ
せた複数本のフィルムを引き出す、或いは、カートリッ
ジからフィルムを引き出して、現像槽と定着槽とに順次
送り込むようにしているが、その場合でのフィルム搬送
機構はフィルムの先導端を把持するように構成されてい
ない場合もある。また、フィルムのベース材は、現像定
着槽での液体を吸収して、カートリッジから取り出され
たばかりの頃に比べて柔軟になっている。他方では、ベ
ース材として疎水性の材料を使ったものもあり、この場
合では巻癖によるフイルムの恒常巻縮化の傾向が非常に
強く、そのためにフィルムの内側と外側の対向する巻旋
部が互いに密着してフィルムそれ自体が傷んだり、現
象、焼付けなどの写真仕上げプロセスでフィルム搬送機
構に絡み付いたりしやすいなどの問題がある。
【0012】フィルム搬送機構でのフィルム処理能は非
常に様々あって、一般にカールの度合いが平均的なフィ
ルムを処理できるように設定、もしくは構成されてい
て、操作者が何らかの入力操作でもしない限り、簡単に
変えられるものではない。従って、写真感光材仕上げ処
理装置は常時モニターされている必要があり、一旦トラ
ブルが発生すると直ちに停止させる必要がある。下手で
もすると取り返しがつかない程、フィルムを傷つけてし
まいかねない。
【0013】前述の問題点を解消する一方法としては、
現像、焼き付け又はマウント作業に先立ってカートリッ
ジから引き出したフィルムに対して巻癖を矯正する操作
を行うことが考えられる。一般に、シート材は、カール
して凸状に湾曲した表面に、丸棒とかの半径の小さい表
面部材に宛って、カールしている方向とは反対方向に擦
ると平坦化できることが知られている。このような平坦
化方法を写真フィルムに適用した場合、フィルムが傷つ
けられることから、写真フィルムの平坦化に用いること
はできない。商業ベースでフィルムの巻癖を矯正し、即
ち平坦化ができるためには、そのための装置としては信
頼性よく低コストであり、しかもフィルムを傷つけるこ
とがないものでなければならない。
【0014】日本国特許第4099448号には、フィルムの
カールして凸状に湾曲した表面を加熱ローラーに宛って
ガラス転移温度より高い温度まで加熱することにより、
フィルムを平坦化する方法が開示されている。ところ
が、ガラス転移温度より高い温度まで写真フィルムを加
熱すると、当該写真フィルムの感光度が望ましくない影
響を受ける。また、この従来のフィルム平坦化方法で併
用している冷却操作は、制御できない。
【0015】
【発明の構成】従って、本発明は、搬送しながらフィル
ムの巻癖を効率的且つ安全に直す、即ち平坦化する、コ
ンパクトで信頼性があり、コストも比較的低廉で難しい
制御を要しない長尺写真感光材の巻癖矯正装置とその方
法とを提供するのを目的としたものである。
【0016】前述の目的を達成すべくなされた本発明の
一実施例によるフィルム巻癖矯正装置は、外周面に接触
面を有するドラムと、該ドラムの円周の所定角度に亙っ
て前記接触面近傍に配列した複数のローラーに張架され
て、互いに対峙する往走部と復走部とを有するベルトと
で構成されている。少なくとも前記ベルトの往走部は、
前記ドラムの外周面の曲率に沿って湾曲して、当該ドラ
ムを抱擁する支持ポケットを形成しており、また、ベル
トの往走部はドラムの接触面とほぼ接触していると同時
に、両面間にフィルム搬送路を形成してる。前記ローラ
ーの少なくとも一つに連結した駆動源により前記ベルト
が所定方向に走行させられると、前記ドラムが回転され
ると共に、ベルトの一端側の受入口から他端側の送出口
へと前記搬送路に沿ってフィルムを搬送するようになっ
ている。
【0017】好ましくは、前記装置にヒーターを取り入
れて、前記ドラムを所定温度まで加熱するように構成す
るのが望ましい。
【0018】
【実施例】以後、添付図面を参照しながら本発明の好ま
しい実施例を詳述する。先ず図1において、図示のフィ
ルム巻癖矯正装置10は、写真感光材仕上げ装置の一部
を構成するものであっても良いし、又はそれとは独立し
ているが、写真感光材仕上げ装置と共に使用するもので
あっても良い。
【0019】図示のフィルムか巻癖矯正装置10は、円
筒形中空加熱ドラム12と、図示しない機枠に回転自在
に支持され、加熱ドラム12の外周近傍に円周方向に配
列した複数のローラー14、16、18、20、22で
構成されている。ローラー14、16、18、20、2
2には、無端駆動ベルト24が張架されている。このよ
うに支持された無端駆動ベルト24は、加熱ドラム12
の外周面28と接触する往走部と該往走部に対峙する復
走部とを有していて、往走部は加熱ドラム12との接触
により凹状に湾曲しながら当該加熱ドラム12を抱え込
む形で支持する支持ポケット26を形成している。
【0020】加熱ドラム12の外周面28が無端駆動ベ
ルト24の往走部と接触する部分の曲面に沿う距離D
は、前述の支持ポケット26を形成するのに充分な距離
に選定されている。この距離Dに亙る駆動ベルト24と
加熱ドラム12の外周面28との間には、受入口31か
ら始まって送出口33で終端する第1搬送路30が形成
されている。図示の実施例での距離Dは、加熱ドラム1
2の回転軸芯32を中心として約275゜に相当する。
しかし、前述の支持ポケット26を形成するのに充分な
距離であれば、この数値に限定されるものではない。
【0021】図2に明確に示すように、駆動ベルト24
の外周面の両縁には、当該駆動ベルト24の全長に亙っ
て等間隔の突条25が一対形成されている。この突条2
5は、搬送路30に沿って搬送される写真フィルム76
の乳化剤層に駆動ベルト24が接触しないように、距離
tだけ駆動ベルト24を当該写真フィルム76から隔離
するために設けられている。図示の実施例ではこの距離
tとして、写真フィルムの厚みが約0.005インチ(約0.0
127ミリ)であるとして約0.020インチ(0.0508ミリ)に
している。
【0022】加熱ドラム12としては、搬送路に沿って
搬送される写真フィルム76の直下における当該加熱ド
ラム12の外周面28の部分には、写真フィルム76の
幅より僅かだけ狭いアンダーカット溝27が円周方向に
形成されている。このアンダーカット溝27の深さdと
しては、約0.020インチ(0.0508センチ)に選ばれてい
る。このように加熱ドラム12の外周面28にアンダー
カット溝27を形成することにより、加熱ドラム12か
ら写真フィルム76に移る埃や汚染物の量を最小限にす
ることができる。
【0023】図示していないが、複数のローラー14、
16、18、20、22の内、少なくとも一つ、例えば
ローラー14は駆動機構に連結されており、残りのロー
ラーはアイドラーローラーとなっている。これらのロー
ラー14、16、18、20、22は、駆動ベルト12
が適当なテンションの下で張架されるようにそれぞれの
配置位置が設定されているから、駆動ローラー14が駆
動機構により駆動されると、駆動ベルト14は所定方向
に走行することになり、それに伴って支持ポケット26
に嵌合している加熱ドラム12も軸芯32を中心として
回転する。
【0024】ローラー14、16、18、20、22
は、スチール製、プラスチック製、ゴム製の何れでもよ
く、その他の材料で構成しても良い。図示の実施例で
は、ローラー14、16、18をスチール製とし、残り
のローラー16、20をプラスチック製としている。好
ましくは、駆動ベルト24がローラー上で横方へ変位す
るのを防ぐためにも、また、駆動ローラー14の駆動力
が駆動ベルト24に確実に伝達されるようにするために
も、各ローラー14、16、18、20、22の外周面
はローレット加工面、或いはダイヤモンドカット面にす
るのが望ましい。
【0025】図示していないが、所望によっては、テン
ション調節機構を設けて駆動ベルト24のテンションを
常時一定値に保つと共に、加熱ドラム12の外周面との
接触圧を一定に保つようにしても良い。また、駆動ロー
ラー14を駆動するモーターの動作を制御する制御機構
を設けて、加熱ドラム12が確実に軸芯32を中心とし
て回転するようにしても良い。
【0026】図示の実施例では、加熱ドラム12は、物
理的構造体に回転自在に支持されているのではなく、複
数のローラーに張架した駆動ベルト24に抱擁された状
態で支持されているから、シャフトなどに回転自在に支
持させた場合に比べて許容度を厳格に管理する必要はな
く、従って製造組立が容易であると共に、低コストであ
るのは明らかである。但し、本発明は、シャフトに回転
自在に装架する構成を排除するものではなく、加熱ドラ
ムをシャフトに回転自在に装架しても同様な目的効果が
達せられるのは当業者には明らかである。
【0027】本発明のフィルム巻癖矯正装置10には、
所定温度まで加熱ドラム12を加熱する加熱手段が設け
られている。図示の実施例での加熱手段は、加熱ドラム
12の内部において回転軸芯32と同心的に設けた放熱
棒34で構成している。この放熱棒34としては、少な
くとも処理する写真フィルム76の幅ほどの長さを有す
るものとし、好ましくは図2に示すように加熱ドラム1
2の長さ方向を横切るようにして、加熱ドラム12の外
周面28における写真フィルム76との接触域が均一に
加熱されるようにする。このように構成すればフィルム
76が均一に加熱されるばかりではなくて、加熱手段の
構成をコンパクトにすることができる。
【0028】前述の放熱棒34は、所定単位時間に亙っ
て間欠的に作動されるようにして、加熱ドラム12が所
定温度に保たれるようにする。そのために、図示してい
ないが温度センサーとその制御機構とを併用して、放熱
棒34を間欠的にオン、オフして加熱ドラム12の外周
面28での温度を一定に保っている。尚、温度センサー
とその制御機構については、従来公知のものでも良い。
例えば、加熱ドラム12の外表面35に取り付けて加熱
ドラム12の温度をモニターすることにより、放熱棒3
4への電力供給を制御するようにしても良い。尚、温度
モニター方法やそれに伴う制御方法は従来公知のもので
も良いし、また、加熱手段としては図示の如くの放熱棒
34に限らず、接触抵抗加熱素子を加熱ドラム12の内
部に設けるとか、その他の加熱手段を用いても良い。
【0029】加熱ドラム12は、熱伝導材、好ましくは
金属で構成されている。図示の実施例での加熱ドラム1
2はスチールでできており、約0.75インチ(1.905セン
チ)の壁厚を有している。この加熱ドラム12は、該加
熱ドラム12の外周面28にフィルム76が接触すると
加熱ドラム12の温度が著しく下がる蓄熱容器の形に構
成されている。また、このか熱ドラム12の外周面28
には、フィルム76への埃などの付着を最小限にするた
めにニッケルメッキが施されている。
【0030】駆動ベルト24の素材としてはどのような
ものであっても良いが、図示の実施例ではネオプレーン
樹脂で構成している。
【0031】本発明のフィルム巻癖矯正装置10にはフ
ィルム冷却手段も設けている。この冷却手段は、冷却と
加熱とのモードの相違があるものの、前記した加熱手段
と構成が似ており、また、その動作も加熱手段の動作と
似ている。以後、冷却手段を詳述する。
【0032】図1において、冷却手段は、接触外周面4
2と接触内周面44とを有する円筒形中空冷却ドラム4
0と、図示しない機枠に回転自在に支持され、冷却ドラ
ム40の外周近傍に円周方向に配列した複数のローラー
46、48、50、52、54とで構成されている。ロ
ーラー46、48、50、51、54には、無端駆動ベ
ルト56が張架されている。このように支持された無端
駆動ベルト56は、冷却ドラム40の外周面42と接触
する往走部と該往走部に対峙する復走部とを有してい
て、往走部は冷却ドラム40との接触により凹状に湾曲
しながら当該冷却ドラム40を抱え込む形で支持する支
持ポケット58を形成している。
【0033】駆動ベルト56と冷却ドラム40の外周面
42との間には、受入口61から送出口63に至るま
で、曲面に沿う距離Dcの第2搬送路60が形成されて
いる。前記距離Dcは、前述の支持ポケット58を形成
するのに充分な距離に選定されている。
【0034】図示していないが、複数のローラー46、
48、50、52、54の内、少なくとも一つ、例えば
ローラー46は駆動機構に連結されており、残りのロー
ラーはアイドラーローラーとなっている。これらのロー
ラー46、48、50、52、54は、駆動ベルト56
が適当なテンションの下で張架されるようにそれぞれの
配置位置が設定されているから、駆動ローラー46が駆
動機構により駆動されると、駆動ベルト56は所定方向
に走行することになり、それに伴って支持ポケット58
に嵌合している冷却ドラム40も軸芯66を中心として
回転する。
【0035】ローラー46、48、50、52、54
は、スチール製、プラスチック製、ゴム製の何れでもよ
く、その他の材料で構成しても良い。図示の実施例で
は、ローラー46、50、54をスチール製とし、その
中心部を凹状にしており、残りのローラー48、52は
プラスチック製もしくは硬質ゴム製としている。
【0036】図示していないが、所望によっては、テン
ション調節機構を設けて駆動ベルト56のテンションを
常時一定値に保つと共に、冷却ドラム40の外周面との
接触圧を一定に保つようにしても良い。
【0037】また、第1搬送路30の送出口33と第2
搬送路60の受入口61との間には、第1搬送路30を
出たフィルム76を第2搬送路60へ引き渡す際に当該
フィルムの走行を案内する案内部材68が設けられてい
る。この点については後述する。
【0038】フィルム巻癖矯正装置10へのフィルム7
6の供給は、図示の実施例では供給機構70に収納され
た複数のフィルムカートリッジ72から行われるように
している。カートリッジ72は差込み装填型であって、
内部にフィルム76が巻回されたスプール74を有して
いる。この差込み装填型カートリッジ72では、米国特
許第4、933、839号に開示されているように、スプール7
4を回転させることによりフィルム76をカートリッジ
72から外部へ引き出すことができるようになってい
る。
【0039】図示の実施例での供給機構70は、複数の
収容穴79が円系列に形成されたターレット式供給マガ
ジン78からなり、各収容穴79はカートリッジ72の
外観にあわせて形状が定められていると共に、当該カー
トリッジ72を収容、保持できるようになっている。図
示した限りでは供給機構70は三本のカートリッジ72
を収容しているものとして示したが、一本のカートリッ
ジを収容する構成であっても良いし、或いは三本以上の
カートリッジを収容する構成でもよく、六本程度のカー
トリッジを収容できるのが望ましい。
【0040】ターレット式供給マガジン78は、収容し
ているカートリッジ72を一本ごと供給ステーション8
2へと供給できるように間欠回転自在になっている。供
給ステーション82では、各カートリッジ72のスプー
ル74が図示していない駆動機構と係合して、その駆動
機構により回転駆動されるようになっている。従って、
ターレット式供給マガジン78が供給ステーション82
へと間欠回転させられると、各カートリッジ72のスプ
ール74が駆動回転され、それに伴って当該カートリッ
ジ72内のフィルム76の先導端がカートリッジ72の
外側に押し出されて、第1搬送路30の受入口31へと
延出するようになる。
【0041】図示の実施例では、供給ステーション82
と第1搬送路30の受入口31との間に弛み吸収箱84
を設けて、後述のようにフィルムを第1搬送路30へと
搬送する際に受入口31に入る直前のフィルムの部分を
一時たるませて待機させるようにしている。
【0042】また、各カートリッジ72内のフィルム7
6の後導端はスプール74に係留されているから、当該
カートリッジ72からフィルム76が全て押し出される
と、解放機構でフィルム後導端とスプール74との係留
を解放するようにしている。この解放機構を図1におい
て88で示しているが、この解放機構88とその作用に
ついては、本願出願人が所有する、1993年7月27日に出
願をなした米国特許出願第098、112号に開示されてい
る。しかしながら、前記特許出願に開示されている解放
機構を用いなくとも、その他の方法でフィルム後導端を
スプールから解放、もしくは切断することもできる。
【0043】前述のようにフィルム後導端がスプール7
4から切り離されてカートリッジ72からフィルム76
が全て押し出されると、ターレット式供給マガジン78
は間欠回転して次のカートリッジ72を供給ステーショ
ン78に臨ませるようになる。このように供給ステーシ
ョン78に臨んだ次のカートリッジ72におけるフィル
ム76も、前述したのと同様に第1搬送路30の受入口
31へと送り出される。かくて、ターレット式供給マガ
ジン78に収容されている全てのカートリッジ72から
フィルム76が順次送り出されるのではあるが、空にな
ったターレット式供給マガジン78には、次のバッチの
フィルムカートリッジを収容させればよい。
【0044】供給機構70からフィルム巻癖矯正装置1
0における第1搬送路30と、冷却手段40における第
2搬送路60とを経て搬送されたフィルム76は、巻取
り機構90に巻き取られるようになっている。前述した
ようにフィルム76は第1搬送路30に沿って走行して
いる際に、その巻癖が前述構成のフィルム巻癖矯正装置
10により解され、その後の第2搬送路60での走行時
に冷却されている。巻取り機構90は、供給機構70と
同様にカートリッジ72の外観に合致した形状の複数の
収容穴94が形成されており、各収容穴94に空のカー
トリッジ72が装填されたターレット式巻取りマガジン
92で構成されている。ターレット式巻取りマガジン9
2における収容穴94の数は適宜選択しても良いが、タ
ーレット式供給マガジン78における収容穴79の数と
同一、又はその倍数にすれば、一連のフィルム巻癖矯正
操作をスムーズに行うことができる利点がある。
【0045】第2搬送路60とターレット式巻取りマガ
ジン92との間には受取ステーション96が形成されて
いる。また、受取ステーション96には取付け機構10
0が設けられていて、第2搬送路60の送出口63から
出てきた各フィルム76の先導端を、ターレット式巻取
りマガジン92の各収容穴94に臨む空カートリッジ9
5に係留させている。この空カートリッジ95は、フィ
ルムを一時蓄えるだけのものであって、このからカート
リッジ95へのフィルム先導端の取り付けは、どのよう
な方法で行っても良い。
【0046】以後、本発明の第1実施例によるフィルム
巻癖矯正装置を含むシステム全体の作用を説明する。先
ず、供給マガジン78の収容穴79に、処理すべきフィ
ルム76の入ったカートリッジ72を装填して、供給マ
ガジン78を間欠回転させることにより、各カートリッ
ジ72を供給ステーション82に臨ませる。カートリッ
ジ72が供給ステーション82に臨むと当該カートリッ
ジ72のスプール74に駆動機構が外部より係合して回
転駆動させるから、当該カートリッジ72内のフィルム
76は第1搬送路30の受入口31へと押し出されるこ
とになる。供給ステーション82から受入口31までの
フィルム76の走行は、適当な案内部材91により案内
されている。
【0047】前述のように案内されて第1搬送路30の
受入口31に入ったフィルム76は、駆動ベルト24と
加熱ドラム12の外周面28との間に挟持されながら第
1搬送路30に沿って搬送される。この時駆動ベルト2
4は、加熱ドラム12の外周面28をフィルム76が覆
うように当該加熱ドラム12を回転させるのに必要な方
向に駆動されている。第1搬送路30に沿って搬送され
ているフィルム76は、駆動ベルト24と加熱ドラム1
2の外周面28との間に確実に保持されて搬送されてい
る。駆動ベルト24と加熱ドラム12とは同一方向に同
一周速度で移動しているから、両者が相対移動するよう
なことはない。
【0048】ところが、カートリッジから押し出されて
いるフィルム76の走行速度は、一般に加熱ドラム12
の回転速度よりも早い。従って、供給ステーション82
と加熱ドラム12との間のどこかでフィルム76が弛む
ことになるが、このフィルム76の弛みは、フィルム7
2が受入口31に入って第1搬送路30に沿って搬送さ
れるようになるまで、弛み吸収箱84内に吸収されるこ
とになる。この弛み吸収箱84は、マガジン78内のカ
ートリッジから全て引き出されて解放機構88が当該フ
ィルムの後導端をスプールから外すまでの時間にゆとり
を持たせている。
【0049】前述のようにマガジン78内のカートリッ
ジからフィルム76が外されると、マガジン78が間欠
回転して次のカートリッジ72を供給ステーション82
へ持ってくることになる。それと同時に、当該次のカー
トリッジ72のスプール74が駆動機構を係合し、かく
て当該次のカートリッジ72内のフィルム76が弛み吸
収箱84を介して第1搬送路30へと引き出されるよう
になる。以後、同様にしてマガジン78内の全てのカー
トリッジ72からフィルム76が引き出されるまで、前
述の操作を繰り返すことになる。
【0050】言うまでもなく、マガジン78におけるカ
ートリッジ72からフィルム76が引き出されていると
きには、先行しているフィルム76は第1搬送路30、
そして第2搬送路60に沿って搬送されており、その際
第1搬送路30の送出口33に達するまでフィルム76
は加熱ドラム12により加熱されている。この加熱ドラ
ム12のサイズは、第1搬送路30に沿って搬送されて
いるフィルム76に悪影響を及ぼさないこと、また、フ
ィルム76の巻癖が、後段での写真感光材仕上げ処理に
おいてフィルムの取扱いが容易になる程度巻き解される
までの充分な時間に亙ってフィルムに対する加熱が行わ
れるように選ばれている。
【0051】また、第1搬送路30に沿って搬送されて
いるフィルム72が受ける加熱温度としては、加熱ドラ
ム12の温度や、加熱ドラム12の回転速度、フィルム
の熱伝導性に応じて変わる。図示の実施例では、加熱ド
ラム12の外径を約150mm(6インチ)とし、加熱ド
ラム12の外周面28とフィルム76との接触時間が4
〜16秒となるようにその回転速度が選ばれている。ま
た、加熱ドラム12の単位分当たりの回転数としては、
フィルムが秒当たり1インチ(2.54cms)の線速度で走
行するようにしている。
【0052】加熱ドラム12は、フィルムに対して所望
の熱量が伝わるのに充分な温度に保たれている。また、
加熱ドラム12の外周面28での温度は、フィルム76
を構成するフィルムベースのガラス転移温度よりも低い
温度に保たれている。図示の実施例では、フィルムはポ
リエチレンテレフタレートで構成されており、このポリ
エチレンテレフタレートのガラス転移温度は約100℃
である。この場合での加熱ドラム12の外周面28の温
度としては70〜95℃の範囲が望ましい。このように
第1搬送路30において加熱ドラム12でフィルム76
を加熱した後、当該フィルムは第2搬送路60に搬送さ
れてそこで冷却される。第1搬送路30の送出口33か
ら第2搬送路60の受入口61へのフィルム76の移送
は、案内部材68により案内されて行われる。
【0053】冷却ドラム40のサイズと形状について
は、加熱ドラム12のサイズと形状と同一にするのが望
ましいが、所望によっては異ならせても良いが、その場
合、第2搬送路60でのフィルム76の線速度は、供給
ステーション82から受取ステーション96に掛けての
全搬送路に順次送り込まれるフィルムが途中で絡み付い
たり、ジャムを起こすのを避けるためにも第1搬送路3
0でのその線速度と一致させる必要がある。
【0054】図2において、駆動ベルト24の幅はフィ
ルム76の幅を横切るのに充分なものとなっており、そ
れによりフィルム76に対して押圧力が均一に作用する
ようになっている。
【0055】フィルム76が第2搬送路60の送出口6
3から出ると、当該フィルムの先導端は空のカートリッ
ジ95に取り付けられる。このフィルム先導端のカート
リッジ95に対する取り付けについては、種々の取り付
け機構を用いることができる。何れにしても、フィルム
先導端が空のカートリッジ95に挿入されると、適当な
機構で当該フィルム先導端をカートリッジ95内のスプ
ールに取り付けて、当該スプールを回転することにより
フィルムをカートリッジ95内に巻き取るのである。こ
のようにして一本のフィルム76が全てカートリッジ9
5に巻き取られると、マガジン92を間欠回転して次の
空のカートリッジ95を受取ステーション96へ持って
きて、次のフィルム76を当該次のカートリッジ95に
巻き取るようにする。
【0056】冷却ドラム40は、所望の所定温度まで、
例えば35〜40℃までフィルムを冷却するように構成
されている。しかし、この所定温度はフィルムの物理的
特性に応じて変わるのは言うまでもない。
【0057】図3と図4とに、本発明によるフィルム巻
癖矯正装置の変形例を示す。この変形例によるフィルム
巻癖矯正装置210は図1に示したフィルム巻癖矯正装
置10と類似しているので、同一構成部品に対しては同
一符号を用いて示す。この辺敬礼での冷却ドラム40に
は、当該ドラムの冷却手段が別途設けられている。つま
り、冷却ドラム40の内部に、当該冷却ドラム40の回
転軸芯66を中心として放射状に延在する複数の冷却フ
ィン214を設けると共に、ファン212をも設けてい
る。このファン212は、冷却ドラム40を所望の温度
に保つために、空気などの冷媒を前記冷却フィン214
を介して給排するようにしている。所望によっては、冷
却フィン214を横切るように冷蔵式冷却手段を設けて
もよく、その場合冷却ドラム40の冷却能を更に強化す
ることができる。また、図示の変形例では、加熱ドラム
12と冷却ドラム40とをクリーニングするために、ク
リーナーローラー216を設けている。
【0058】本発明はフィルム巻癖矯正装置を提供する
ばかりではなく、第1点から第2点へ掛けて延在するフ
ィルム搬送路に沿ってフィルムを搬送する新規な方法と
装置とを提供するようにもなっている。これにより得ら
れる利点は、ドラムやローラー、ベルトなどを配置する
に当たっての許容度を大きく取れるようになっているこ
とにある。要するに必要なのは、加熱ドラムにしても、
また冷却ドラムにしても、それぞれのドラムが抱擁され
た形で確実に保持されるように対応する駆動ベルトのテ
ンションを適切にすることにある。しかし、第1点から
第2点へとフィルムを搬送するのに、各ドラムを支持す
るに当たっては種々の吊り下げ支持体を利用することが
できるのは言うまでもない。
【0059】図示の実施例でのフィルム巻癖矯正装置1
0は、ポリエチレンテレフタレート製のフィルムの巻癖
を直すようになっていたが、フィルムとしてはアセテー
ト製、ポリエチレンナフタレート製などであってもよ
く、また、フィルムの形状としては、35ミリ写真フィ
ルムのように長尺体であってもよいし、マイクロフィッ
シュ、映画フィルムなどであっても良い。その他の素材
の巻癖を直す場合では、加熱ドラムと冷却ドラムのそれ
ぞれの温度を当該素材の物性に合わせて選定すればよ
い。好ましくは、加熱ドラムの温度としては素材のガラ
ス転移温度よりも僅かだけ低い温度とし、加熱時間もフ
ィルムの恒常巻縮化を除去するのに充分な時間とすれば
よい。
【0060】図示の実施例では、駆動ベルト24として
は、フィルム76の幅よりも大きい幅を有し、両側に突
条25が形成されたものとしたが、その他の形状のベル
トであっても良い。例えば図5に示すように、駆動ベル
ト24に相当する駆動ベルト124として、二本のベル
ト片125からなるものとし、当該ベルト片125でフ
ィルム76の両側をドラムと協働して挟持するようにし
ても良い。
【0061】また、図6に示すように、駆動ベルト24
に相当するベルト224として、駆動ベルト24に形成
した突条25のないベルトとしても良い。尚、図5や図
6に示した構成のベルトは、冷却ドラムにおける駆動ベ
ルトにも利用できるし、図示した種々の駆動ベルトを組
み合わせて利用することもできる。
【0062】図7に、図1から図4にかけて参照しなが
ら説明したフィルム巻癖矯正装置10に乾燥装置101
を付加した変形例を示す。この乾燥装置101の詳細な
構成を図8から図10にかけて示すが、フィルム受入口
104とフィルム送出口106を有する乾燥室102が
形成されている。この乾燥室102は、フィルム76の
幅よりも僅かだけ大きい幅Wと高さTfとを有してい
る。乾燥室102の両側には狭窄フィルム案内軌道10
8が形成されており、フィルム76の両側がこの案内軌
道108に臨んで、乾燥室102の通過時のフィルムの
位置が制御されるようになっている。図示の実施例では
案内軌道108の高さTrは約0.030(0.0762cms)で有
り、厚みが約0.005インチ(0.0127cms)のフィルム76
に対応するようになっている。
【0063】乾燥用空気が高圧空気室111から流入口
110を介して乾燥室102に流入するようになってお
り、乾燥室102を貫流した空気は排気口112から排
気される。この高圧空気室111には加熱空気が入口1
15を介して導入されるようになっている。図示の実施
例での高圧空気室111に導入される空気は華氏約15
0度に加熱されているが、乾燥用空気の温度としては所
望の温度であればよい。この加熱空気は、フィルム76
の乳化剤層の相対湿度を好ましくは約10%ないしそれ
以下まで減少させるのに用いている。
【0064】尚、フィルムの乾燥方法としては、図8か
ら図11に示した構成によらないで、どのような方法を
用いても良い。乾燥装置を離れたフィルムは、案内軌道
118に案内されながら第1搬送路30へと移送される
ようになっている。
【0065】本発明によれば、前述の構成によりフィル
ムを所定搬送路に沿って搬送しながら、当該フィルムを
加熱、冷却することによりその巻癖を直すことができ
る。本発明の実施において用いる加熱、冷却方法は、フ
ィルムを均一に加熱、冷却する点で比較的経済的であ
り、しかも信頼性の良いものである。
【0066】尚、本発明を実施例について詳述したが、
当業者には種々の変形や改変などが容易に考えられると
ころである。従って、これらの変形や改変などは、本発
明の真髄から逸脱しない限り、本発明の範囲に含まれる
ものと解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるフィルム巻癖矯正装
置の概略側面図。
【図2】 図1における線2ー2に沿う拡大横断面図。
【図3】 本発明のフィルム巻癖矯正装置の変形例を示
す部分概略側面図。
【図4】 図3に示した冷却ドラムの拡大図。
【図5】 フィルム巻癖矯正装置において用いる駆動ベ
ルトの変形例を示す拡大断面図。
【図6】 フィルム巻癖矯正装置において用いる駆動ベ
ルトの別の変形例を示す拡大断面図。
【図7】 本発明のフィルム巻癖矯正装置の別の変形例
を示す概略側面図。
【図8】 図7の装置において用いる乾燥装置の概略正
面図。
【図9】 図8に示した乾燥装置の概略側面図。
【図10】 図8に示した乾燥装置の端面図。
【符号の説明】
10・・・フィルム巻癖矯正装置 12・・・加熱ドラム 24・・・駆動ベルト 25・・・突条 26・・・支持ポケット 27・・・アンダーカ
ット溝 28・・・外周面 30・・・第1搬送路 31・・・受入口 33・・・送出口 34・・・加熱棒 40・・・冷却ドラム 56・・・駆動ベルト 58・・・支持ポケッ
ト 60・・・第2搬送路 61・・・受入口 63・・・送出口 68・・・案内部材 70・・・供給機構 72・・・フィルムカ
ートリッジ 74・・・スプール 76・・・フィルム 79・・・収容穴 82・・・供給ステー
ション 84・・・弛み吸収箱 86・・・引渡ステー
ション 88・・・解放機構 90・・・巻取り機構 91・・・案内部材 92・・・ターレット
式巻取りマガジン 94・・・収容穴 95・・・空カートリ
ッジ 96・・・受取ステーション 100・・・取付け機構 101・・・乾燥装置 102・・・乾燥室 104・・・フィルム受入口 106・・・フィルム
送出口 108・・・案内軌道 110・・・入口 111・・・高圧空気室 112・・・排気口 210・・・フィルム巻癖矯正装置 212・・・ファン 214・・・冷却フィン 216・・・クリーナ
ーローラー 224・・・駆動ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハリー・アラン・ゴーマン アメリカ合衆国14626ニューヨーク州ロチ ェスター、フィエスタ・ロード161番 (72)発明者 ジョン・ジョージ・ウェイガンド アメリカ合衆国14428ニューヨーク州チャ ーチビル、メイプルグローブ・ロード11番

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に接触面を有する少なくとも一つ
    のドラムと、該ドラムの円周の所定角度に亙って前記接
    触面近傍に配列した複数のローラーに張架されて、互い
    に対峙する往走部と復走部とを有するベルトとで構成さ
    れており、少なくとも前記ベルトの往走部は、前記ドラ
    ムの外周面の曲率に沿って湾曲して、当該ドラムを抱擁
    する支持ポケットを形成しており、また、前記ベルトの
    往走部はドラムの接触面とほぼ接触していると同時に、
    両面間にフィルム搬送路を形成しており、前記ローラー
    の少なくとも一つに連結した駆動源により前記ベルトが
    所定方向に走行させられると、前記ドラムが回転される
    と共に、ベルトの一端側の受入口から他端側の送出口へ
    と前記搬送路に沿ってフィルムを搬送するように構成し
    たことを特徴とするフィルム巻癖矯正装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つのドラムと、該ドラムの
    円周の所定角度に亙って配列した複数のローラーに張架
    されて、互いに対峙する往走部と復走部とを有するベル
    トとで構成されており、前記ベルトの往走部はドラムの
    接触面とほぼ接触していると同時に、両面間にフィルム
    搬送路を形成しており、前記ローラーの少なくとも一つ
    に連結した駆動源により前記ベルトが所定方向に走行さ
    せられると、前記ドラムが回転されると共に、ベルトの
    一端側の受入口から他端側の送出口へと前記搬送路に沿
    ってフィルムを搬送するように構成したフィルム巻癖矯
    正装置における前記フィルム搬送路の沿って複数本のフ
    ィルムを搬送する方法であって、 前記フィルム搬送路の受入口へフィルムを導入して前記
    フィルム搬送路へ送り込むことよりなるフィルム搬送方
    法。
  3. 【請求項3】 外周面に接触面を有する加熱ドラムと、
    該加熱ドラムの円周の所定角度に亙って前記接触面近傍
    に配列した複数のローラーに張架されて、互いに対峙す
    る往走部と復走部とを有するベルトとで構成されてお
    り、少なくとも前記ベルトの往走部は、前記ドラムの外
    周面の曲率に沿って湾曲して、当該ドラムを抱擁する支
    持ポケットを形成しており、また、前記ベルトの往走部
    はドラムの接触面とほぼ接触していると同時に、両面間
    にフィルム搬送路を形成しており、前記ローラーの少な
    くとも一つに連結した駆動源により前記ベルトが所定方
    向に走行させられると、前記加熱ドラムが回転されると
    共に、ベルトの一端側の受入口から他端側の送出口へと
    前記搬送路に沿ってフィルムを搬送するように構成した
    ことを特徴とするフィルム巻癖矯正装置。
  4. 【請求項4】 写真フィルムの巻癖を矯正する方法であ
    って、 所定温度の加熱ドラムを用意して、 写真フィルムと加熱ドラムの表面とで相対摺動が発生し
    ないように、カールしている写真フィルムの凸状表面を
    前記加熱ドラムの表面に倣い、 前記凸状表面とは反対側の写真フィルムの表面の少なく
    とも一部分に圧力を作用させて写真フィルムを加熱ドラ
    ムと接触させることよりなることを特徴とするフィルム
    巻癖矯正方法。
JP7089148A 1994-04-14 1995-04-14 長尺フィルムの巻癖矯正装置とその方法 Pending JPH07295196A (ja)

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US08/228,065 US5580588A (en) 1994-04-14 1994-04-14 Apparatus for decurling a strip of photosensitive material
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