JPH07294486A - キャピラリ電気泳動装置 - Google Patents

キャピラリ電気泳動装置

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JPH07294486A
JPH07294486A JP5212277A JP21227793A JPH07294486A JP H07294486 A JPH07294486 A JP H07294486A JP 5212277 A JP5212277 A JP 5212277A JP 21227793 A JP21227793 A JP 21227793A JP H07294486 A JPH07294486 A JP H07294486A
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sealing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャピラリの封止を確実におこない、キャピラ
リの交換も容易にできるキャピラリ電気泳動装置。 【構成】本発明の装置は封止及び電極手段が取り付けら
たハウジングとキャピラリが収容される取外し可能なカ
セットを具備している。電気泳動を実施する間、キャピ
ラリの端部とキャピラリを囲むチュ─ブ形状の電極は、
電解液又はサンプルのはいったバイヤルに浸される。キ
ャピラリへの液体の注入は圧力を与えることによって達
成する。キャピラリ周囲に設けられた弾性シ─ルが注入
の際、圧力が外へ逃げることを防ぐ。カセットから突出
するキャピラリの端部はロ─トを介してシ─ルの中心部
に挿入される。カセットが下方向に加圧されると,弾性
シ─ルが圧縮し、キャピラリを開放する。シ─ルをハウ
ジング内に取り付けているので、カセットに設ける必要
がなく、構成が単純となり、キャピラリの交換も容易に
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気泳動をおこなうため
の装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】電気泳動は、分離対象のサン
プル物質の電気泳動移動度の差を利用して分析化学にお
いて使用される分離方法である。電気泳動は、例えば。
タンパク質やペプチドなどの様々の生物学的分子を分離
するために利用されている。この分離プロセスは両端が
開放されたキャピラリの中でおこなわれ、このキャピラ
リに電界を印加することによって、管中で様々なサンプ
ル物質の電気泳動分離が生じる。電界はそれぞれキャピ
ラリの両端に配置され、高電圧電源に接続された電極に
よって印加される。キャピラリ内で電界が形成されるよ
うに、キャピラリには導電性の電解質が充填されてい
る。キャピラリの両端はそれぞれ電解質を含有するバイ
アル中に浸される。
【0003】サンプル物質が後続の分離のためにキャピ
ラリに導入されると、電解質を含有するバイアルがキャ
ピラリの一方の端部から取り外され、サンプルを含有す
るバイアルがこの位置に配置され、よって、キャピラリ
の端部がサンプル液に浸される。その後、適切な方法、
例えば、バイアルが配置されたキャピラリの端部に大気
圧以上の圧力を印加するかあるいはキャピラリの他方の
端部に真空を与えることによって、サンプルがキャピラ
リに注入される。サンプル物質がキャピラリに注入され
ると、サンプル・バイアルが取り外され、電解質バイア
ルを再びこの位置に配置する。そして、高電圧を印加す
ることによって、サンプル物質の電気泳動分離が行われ
る。サンプル注入端部と反対側のキャピラリの端部に
は、光吸収あるいは蛍光技術等の適切な検出手段によっ
て、分離されたサンプル物質を検出する検出器が設置さ
れる。
【0004】電解質、サンプル液および洗浄液等の液体
をキャピラリに導入するためにしばしば利用される方法
は、キャピラリの二つの端部の間に圧力差を与えること
である。この圧力差は液体をキャピラリの中へ押し込
む。この方法が適用されるときには、圧力が外部にもれ
るのを防止するために導入される液体が保持されている
バイアルに対してキャピラリは封止されなければならな
い。
【0005】従来より、キャピラリとバイアルとの間の
前述の封止を形成するための様々な解決手段が存在して
いる。第1の解決手段では、検出器が配置されている側
のキャピラリの出口端部に大気圧以下の圧力を印加する
ことによって、液体がキャピラリの中に導入される。こ
の場合、キャピラリの出口端部の電解質バイアルは、ね
じ(screw fastening)によってキャピラリと接続してい
る。ねじも封止機能を果たす。この設計は、キャピラリ
の端部とバイアルが固定されて接続しているので、分析
の継続中にキャピラリの出口端部の電解質バイアルを交
換することができないという欠点を有する。さらに、液
体の導入は低圧を印加することによって行われるので、
使用可能な最大圧力差は僅か1バールしかない。実際に
は、液体からのガスの放散が強すぎるので、使用可能な
圧力差はこの数値の約半分の値である。
【0006】バイアルに対してキャピラリを封止するた
めの第2の解決手段は、キャピラリはカートリッジ本体
のなかに設けられ、キャピラリの二つの端部は、カート
リッジの底部の間隔を置いた二つの位置において、カー
トリッジの底部から垂直下方向に突出している。これら
二つの端部は、カートリッジから出ており、カートリッ
ジの周囲において封止される。キャピラリに液体を導入
するため、対応するバイアルはカートリッジの底部に押
し付けられ、バイアル中の液体に過剰の圧力が印加さ
れ、液体をキャピラリ中に圧入する。この設計を利用し
たキャピラリ電気泳動装置は、例えば、欧州特許A-0 33
9 780に開示されている。
【0007】このような周知の設計によって、カートリ
ッジに対するキャピラリの周囲の封止は、好ましくはシ
リコンゴム化合物等のシーラントをカートリッジの底部
付近の開口へ注入することによって実現される。この種
の設計はあらゆる点で満足なものではない。例えば、キ
ャピラリが壊れて、カートリッジ内のキャピラリを取替
えなければならないときに、ユーザはシーラントを取除
いて新しいキャピラリを挿入した後、カートリッジの対
応する開口にシーラントを充填し、シールを修復しなけ
ればならない。これは時間を要するプロセスであり、封
止材料(例えば、シリコンゴム)をユーザ自身が保有し
ていなければならない。他方、ユーザがこの時間を要す
るプロセスを避けたいと望み、内部に封止されたキャピ
ラリを有する新しいカートリッジを入手するならば、カ
ートリッジのコストも負担しなければならないので、さ
らに経費がかかり、このため封止によるコストがさらに
高くなる。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、キャピラリが移動可能
なカセット内に配置されたキャピラリ電気泳動をおこな
うための装置を提供し、キャピラリの交換をより簡単
に、そして迅速に交換できることを保証することにあ
る。本発明の他の目的は、キャピラリの封止が容易にし
かも確実に施されるキャピラリ電気泳動をおこなうため
の装置を提供することである。
【0009】本発明によれば、これらの目的は特許請求
の範囲に記載された装置によって達成される。本発明に
係るキャピラリ電気泳動装置は、キャピラリを受けるカ
セットを備え、キャピラリの入口端部と出口端部はカセ
ットから突出している。さらに、電気泳動を実施するた
め、カセットを挿入することができるハウジングとこの
ハウジングと連結する封止手段を備えている。封止手段
は、カセットがハウジングに挿入されたときにキャピラ
リの端部の周りに封止を形成させる。
【0010】圧力がもれないようにキャピラリを封止す
る封止手段は、キャピラリ・カセット内に設けられてい
た従来の装置とは対照的に、電気泳動装置のハウジング
に連結していることは本発明の重要な原則である。した
がって、本発明は、カセット内でのキャピラリの交換を
迅速でしかも容易にし、カセットからキャピラリを取り
外すために封止を取り除く必要がない。すなわち、本発
明はまたコスト削減したカセットを提供する。
【0011】本発明の好適な一実施例においては、封止
は弾性材料から成り、カセットが電気泳動装置に挿入さ
れるときに変形する。例えば、弾性材料はキャピラリの
外側に押圧されて気密封止を提供する。
【0012】本発明の一実施例における封止手段は、カ
セットが電気泳動装置に導入されるときにキャピラリの
端部を捕らえるロート形状部材(funnel-shaped part)を
備えている。このロート形状部材は、封止手段の台(res
t)に弾力性を持って取り付けられており、カセットが電
気泳動装置に押込まれるときにカセットの底部によって
弾性封止に対して押圧される。
【0013】本発明のさらに他の実施例では、高電圧を
印加する電極は、カセットが挿入されるときにキャピラ
リを押しだす封止手段に接続された導電性チューブであ
る。このようにして、キャピラリの封止と高電圧の印加
のどちらも空間を節約する機械的に単純な構造によって
実現される。さらに、電極チューブはキャピラリを保護
する付加的な役割も果たす。
【0014】キャピラリを適応させるためのカセット
は、検出器インターフェースから構成され、このインタ
ーフェースは実質的にはハウジングで、これを介してキ
ャピラリの出口端部を誘導し、ハウジングに対して極め
て正確な幾何学的関係に保持することができる。検出器
インターフェースはカセットに対して僅かな範囲内で移
動可能なようにカセットに取付けられている。カセット
・インターフェースのこのような浮動取付け(floating
mounting)については、カセットが装置に対して押込ま
れるときに検出器の対応する対応部材との係合が容易と
なる。
【0015】本発明の一実施例によれば、電気泳動装置
はカセットが挿入される回転カセット・アダプタ(swive
lling cassetteadapter)を備えている。カセットが挿入
されるとき、オペレータはアダプタを正規の直立位置か
ら傾け、カセットが完全に挿入されるとアダプタは直立
位置に戻る。回転手段の利点は突出した検出器インター
フェースがカセット挿入時に電気泳動装置における検出
器の嵌合部材によって固定されることを防止することで
ある。
【0016】
【発明の実施例】図1はキャピラリ電気泳動装置の概略
図である。分離キャピラリ1が、その入口端部とともに
電解質を含有する第1のバイアル2に浸されており、そ
してその出口端部とともに同様に電解質を含有する第2
のバイアル3に浸されている。電界は、キャピラリ1の
入口端部に設けられた電極5を介して、高電圧電源4に
より、キャピラリ1に沿って印加される。キャピラリ1
の出口端部の電極6は、接地電位と接続している。サン
プル・バイアル7は電気泳動によって分離されるサンプ
ル物質を含んでいる。サンプル物質をキャピラリ1に導
入するため、バイアル2はサンプル・バイアル7と置き
換えられ、サンプル液のプラグは適切な注入手段(図示
せず)によってキャピラリ1に注入される。キャピラリ
1中で分離されたサンプル物資はキャピラリ1の出口端
部に設けられた検出器8によって検出される。検出器8
は検出器を通過する物質を表わす信号を生成する処理回
路(図示せず)に接続される。キャピラリ1は典型的に
はフューズドシリカから成る。
【0017】液体は装置の出口端部側のバイアル3とキ
ャピラリ1の入口端部側のバイアル2(または7)との
間に圧力差を付加することによって導入される。本発明
の好適な一実施例では、入口端部側のバイアル2(また
は7)中の液体に大気圧以上の圧力を印加し、出口端部
側のバイアル3は大気圧に保持される。印加された圧力
がもれることがないようにするため、キャピラリ1の周
りには封止手段9が必要である。電気泳動装置内での電
極5に関連する封止9の幾何学的な配置および封止の設
計は本発明の重要な局面となる。これに対応する詳細は
以下に説明する。
【0018】図2は本発明にしたがって、キャピラリ電
気泳動装置に挿入することができるキャピラリ・カセッ
ト20を示している。図示するカセットは、カセット・ベ
ース22から上方向に曲げられたカセット・カバー21を有
している。カセット20が電気泳動装置に挿入されると、
カバー21はベース22の上に載置するように下方向に折り
曲げられる。図3は、電気泳動装置に挿入された時のカ
セット22を示している。再び、図2を参照すると、キャ
ピラリ1はそれぞれキャピラリ1を導く溝を有する数本
のロッド23a、23b等の周りにコイル状に巻き付けられ
る。カセット中のキャピラリ1のコイル状の配置のた
め、キャピラリ管の長片は比較的小さい容積で収納する
ことができる。キャピラリ1の端部24、25は図2に示さ
れるようにカセット20から突出している。端部25の近く
は、キャピラリ1はクランプ手段27によってカセット20
に固定される。必要に応じてこのようなクランプ手段は
キャピラリ1の端部24にも備えられる。カセット20が電
気泳動装置に挿入されると、キャピラリの端部24、25は
図1に示される電解質液またはサンプル液を含有するバ
イアル2、3等のバイアル中に浸される。キャピラリ1
は、クランプ手段27を開放してロッド23a、23bなどから
取外すことによって、カセット20から容易に取り外すこ
とができる。
【0019】検出器インターフェース28は、キャピラリ
1の出口端部付近のカセット20内に設けられている。検
出器インターフェースの外形は円筒状である。キャピラ
リ1は検出器インターフェース28内へ導かれ、検出器イ
ンターフェースの円筒状のハウジングに対して極めて正
確な幾何学的関係に保持される。検出器インターフェー
ス28は図3に示す電気泳動装置の一部を構成する検出器
35の対応する円筒状の凹部に取付けられる。検出器イン
ターフェースはカセット・ベース22に厳密に固定されて
おらず、インターフェース28の円筒状のハウジングの直
径よりも大きいカセット・ベース22の凹部に設けられ
る。したがって、検出器インターフェース28はカセット
・ベース22に対してある程度移動することができる。検
出器インターフェースのこのような浮動取付けのため、
インターフェースと検出器との問題のない係合が保証さ
れる。キャピラリ1はインターフェースのハウジングに
対して正確に調整され、ハウジングは検出器に正確に適
合するので、キャピラリ1に対する検出器の光学系のア
ライメントは極めて良好である。カセット・カバー21は
開口19を有し、カセット・カバー21がカセット・ベース
22の上に載置されるとき、この開口を通って検出器イン
ターフェース28が突出する。このようにして、検出器イ
ンターフェース28はカセットが図3に示されるように挿
入されると、電気泳動装置の検出器35と連結する。開口
19の直径は、検出器インターフェースの外形よりも大き
い。これにより、検出器インターフェースはある距離の
範囲で、あらゆる方向に移動することができる。
【0020】電気泳動分離が実行されている間、かなり
の量の熱が発生する可能性があるので、キャピラリを冷
却するための手段が提供されている。冷却は、カセット
20の内部に冷却空気を循環させることによって行われ
る。この目的のため、カセット20は冷却空気がそれらを
介して入ったり出たりする空気入口開口29と空気出口開
口30を有している。
【0021】カセット・カバー21にはロック機構31が設
けられており、カセットが電気泳動装置に挿入される前
に、ベース22にカバー21をしっかりと結合するためにカ
セット・ベース22に対応する対応部材(図示せず)が取
り付けられている。カセット20は、例えば、ポリウレタ
ンプラスチック材料等の電気絶縁材料から作られる。
【0022】図3はカセット20が挿入された本発明に係
るキャピラリ電気泳動装置の一部を示す。図3に示され
るカセット20はまだ電気泳動装置に完全に挿入されてお
らず、すなわちカセット20はまだ電気泳動が行われる最
終の位置に到達していない。その最終の位置に到達する
ためには、カセット20は矢印33の方向に幾分か押し下げ
られなければならない。図3のカセットは、カセットの
様々な素子と電気泳動装置をより明瞭に示すために、電
気泳動が行われる最終の位置からある距離だけ引出した
位置で示されている。カセット20が矢印33の方向に押し
下げられると、検出器インターフェース28は検出器の嵌
合部材と係合する。
【0023】カセット・カバー21とカセット・ベース20
は結合し、カセットが電気泳動装置のカセット・アダプ
タ32の対応する誘導部材に適合する。カセット・アダプ
タ32は矢印50で示される方向に回転する。回転運動のた
めのベアリングは電気泳動装置の上部にある。カセット
・アダプタの回転ベアリングの目的は、電気泳動装置へ
のカセットの挿入を容易にすること、特に、検出器35の
対応する凹部との検出器インターフェース28の位置合わ
せを容易にすることである。カセット20を挿入するた
め、オペレータはアダプタ32を傾けて、カセット20をア
ダプタの誘導部材に押し込み、カセットが電気泳動が実
施される通常の位置にばね作用によって戻されるように
アダプタをはずす。この通常の位置において、キャピラ
リの端部24、25は垂直に下方向にぶら下がっている。カ
セット・アダプタ32が回転しない場合、検出器インター
フェース28はカセット20から幾分突出しており、カセッ
トの挿入時に検出器35の嵌合部材によって停止するの
で、カセットを挿入することは困難さらに不可能とな
る。
【0024】カセット20の上部には、空気入口29と空気
出口30が取付けられている。図3の電気泳動装置は、キ
ャピラリ封止と電極手段が固定されている高電圧絶縁プ
レート37を有している。手段36は、キャピラリ1の入口
端部25(図2)を受けとめるように設計されている。手
段36は、カセット20が矢印33の方向に押し下げられて、
その中に導入されるとその周囲においてキャピラリ1を
封止する役目をする。封止機構は図1に示された封止9
と対応するものである。さらに、手段36は電気泳動を行
うために電極(図1の参照番号5)を提供する。本発明
に係る封止(36)は電気泳動装置と接続していおり、従来
のようにカセットではないことに注意する。よって、カ
セット20が電気泳動装置から取り外されるとき、封止36
は電気泳動装置とともに残る。さらに、手段36はキャピ
ラリの封止を提供するだけでなく、電極機能も提供する
という点で二重の機能を果たすことに注目すべきであ
る。
【0025】手段36と同じ構造を有する他の封止手段お
よび電極手段もキャピラリ1の出口端部24を受けるた
め、電気泳動装置に取付けられている。出口端部に封止
を提供することは、出口端部に準大気圧(sub-atmospher
ic pressure)を印加することによってキャピラリ中への
液体の注入を可能とする目的を有している。しかしなが
ら、この可能性が満足されないならば、入口端部の封止
は必要でない。電極はもちろんどのような場合にも必要
である。
【0026】以下に封止および電極手段について、図4
および図5を参照してさらに詳細に説明する。図4は、
図3に示された装置の部分断面図である。封止および電
極手段36は、高電圧絶縁プレート37に固定されている。
手段36を固定するため、手段は、例えば、それが絶縁プ
レート37にねじ込まれるように、その外側表面にねじ山
を備えるものである。電極として機能するように、手段
36は導電性材料よりなるチューブ39より構成される。電
極チューブ39の内径はキャピラリ1を押し込むことがで
きるように選択される。
【0027】図4は、カセット20が電気泳動装置に挿入
される状態を示している。キャピラリ1はカセット20の
底部38から突出しており、手段36の中心軸に沿って、そ
して、電極チューブ39を介して延長している。封止機能
はシリコンゴム・シール40によって実現される。手段36
はまたキャピラリ1の突出端部25とともにカセットが電
気泳動装置へのカセットの挿入時に下方向へ(図3の矢
印33に沿って)移動するとき、キャピラリ1を捕らえる
ことを目的とするロート41を備える。
【0028】図5は、封止および電極の手段36をさらに
詳細に示している。ハウジング42はシール40とロート状
部材41を収容し、電極チューブ39を保持する。ハウジン
グは導電性材料で形成される。ハウジングの外側表面は
電気泳動装置の絶縁プレート37中へねじ込むことができ
るねじ込み部分43を有する。電極チューブ39はハウジン
グ42に圧入される。電極チューブのための典型的な材料
は白金である。ロート状部材41はOリング44によってハ
ウジングの所定の位置に保持されている。本発明の一実
施例においては、部材41はプラスチック材料で形成され
ている。第2のOリングはハウジングの下の部分に設け
られている。Oリング45の機能は図6に関連して以下に
説明する。カセット20を電気泳動装置に挿入するとき、
キャピラリ1の端部25はロート41によって捉えられ、シ
ール40と電極チューブ39を通って誘導される。本発明に
係る電気泳動装置は、装置の操作が開始される前に閉じ
られなければならない図示しないドアを有する。このド
アにはドアが閉じられると、矢印(図3)によって示さ
れる方向にカセット20に対して力を作用させる弾性体が
結合されている。この力は、カセット20の底部38をロー
ト状部材41の上端部に押し付ける。したがって、部材41
は弾性シール40を変形させ、キャピラリ1およびハウジ
ング42に接触させ、さらに、気密封止を形成させる。電
気泳動装置のドアが再び開くと、弾性シール40はゆる
み、シール40によって締め付けられていたキャピラリを
解放する。本発明の一実施例においては、カセットをロ
ート41に押し付ける力は約50Nである。電気泳動装置の
ドアが閉じると、キャピラリの封止はこのように自動的
におこなわれ、したがってオペレータはキャピラリの封
止に注意を払う必要がない。
【0029】カセット20が電気泳動装置における最終の
位置に押し込まれると、キャピラリ1の端部はチューブ
電極39の下側端部から突出する。本発明の一実施例にお
いては、キャピラリは電極の下側端部から約5mmだけ突
出する。電気泳動分離中には電解質バイアル中に浸って
いる電極を介して高電圧が印加される。高電圧は、ハウ
ジング42と電気泳動装置の絶縁プレート37との間に設け
られた導電性の環状アイレットによって電極39に印加さ
れる。
【0030】次に、図6に基づいてサンプルまたは電解
質を含有するバイアルが前述の封止および電極手段へど
のように配置されるかを説明する。図6は、本発明に係
る電気泳動装置の部分断面を示し、ここでは、バイアル
2を持ち上げるまたは下降させるための持ち上げ手段(l
ifting device)51を備え、さらにハウジング42、弾性シ
ール40、ロート41およびチューブ電極39を有するシール
および電極手段が含まれている。図4に示されるよう
に、ハウジング42は絶縁プレート37へねじ手段によって
固定されている。しかしながら、図6においては絶縁プ
レート37は装置の残りの部分を比較的見ることができる
ようにするため、省かれている。
【0031】図6に示される持ち上げ手段51は電気泳動
装置の一部であるプラットフォーム59に取付けられてい
る。持ち上げ手段51は垂直方向に移動可能で、例えば、
バイアル2を封止および電極手段に向けて移動させるこ
とができる。持ち上げ手段51はヘッド部材55より成り、
ここでは、ヘッド部材55が上方向に移動するとき、ハウ
ジング42の対応する円錐状の下側部分を収容することが
できるロート状部材58が挿入される。ヘッド部材55はバ
イアル2の頂部が適合する凹部を有する。バイアル2の
底部は、垂直方向に移動可能なフィンガ52によって保持
されている。フィンガ52はバイアル2をバイアルトレイ
(図示せず)からバイアルを持ち上げ、ヘッド部材55の
前述の凹部にバイアルを押し込むために使用される。バ
イアル2の頂部が凹部に押し込まれた後、フィンガ52と
ヘッド部材55を含む持ち上げ手段全体はロート状部材58
が図6に示されたハウジング42の円錐と接触するまで上
方向に移動する。バイアル2は隔壁で密閉されており、
この隔壁には部材58から下方向に突出する穴あけニード
ル61が貫通している。部材58は穴あけニードル61を囲む
環状の切断刃(cutting edge)62を有する。切断刃62は、
バイアル2がヘッド部材55に対して押圧されたとき、隔
壁56へ切り込み、バイアル2に対して部材58の封止を提
供する。バイアル2をバイアルトレイの元の位置に戻す
ときには、持ち上げ手段51とフィンガ52を下降させなけ
ればならない。バイアルが下降されたときには、穴あけ
ニードルからバイアルが再び取り外されることを保証す
るために、揺動レバー(rocking lever)54と駆動ベルト5
3が設置されている。フィンガ52が下方向に十分遠くに
移動させると、駆動ベルト53が締め付けられ、揺動レバ
ーを傾けることによってバイアル2を穴あけニードル61
から取り外す。持ち上げ手段およびバイアルトレイのさ
らに詳細な説明は、本願出願人が本願と同日に提出した
欧州特許出願第92113245.2号に開示されてい
る。
【0032】再び図6を参照して、キャピラリ内へ液体
を圧入するためにバイアル2中の液体に圧力がどのよう
に印加されるかを以下に説明する。圧力は、ヘッド部材
55内に設けられた圧力入口チャネル57を通って、さら
に、チャネル57と連通する部材58のチャネル60を通っ
て、印加される。過剰の圧力源(図示せず)をチャネル
57に接続される。圧力はチャネル57、60および穴あけニ
ードル61の内部を介してバイアル2中に伝達されて、バ
イアルから液体をキャピラリ1に圧入させる。圧力がも
れないようにするためには、様々の封止が提供されてい
る。例えば、まず、部材58の底部は隔壁56を切込み、そ
こで封止形成する前述の切断刃62を有する。第2に封止
および電極手段(図5参照)に部材58のロートを通って
圧力がもれることを防止するためにO-リング45が取付け
られている。最後に、シール40はキャピラリ1の周りに
封止を提供する。
【0033】本発明の実際的な実施例によれば、電極39
は内径0.5mm、外径1mmおよび長さ44mmを有する。キャ
ピラリ1は0.4mmの外径を有する。穴あけニードル61は
内径1.4mm、外径2mmを有する。シリコンゴム・シール4
0は4mmの外径と6mmの長さを有する。シール40の中心
の孔は直径が0.5mmである。ロート41は上端部で直径が
8mmであり、化学的抵抗性があり、キャピラリ1との摩
擦が小さいプラスチック材料より形成される。圧力が印
加されてシール40を変形させるときには、ロート41の圧
縮行程は約0.2〜0.3mmである。
【0034】本発明の上述の実施例では、電極39はキャ
ピラリ1を囲んでいる。この配置は幾つかの利点を有し
ており、いくつかは既に述べている。他の利点は電極チ
ューブ39がキャピラリを損傷しないように保護すること
である。しかしながら、電極の代わりの設計も可能であ
ることが理解される。例えば、電極は、図1に示された
装置と同様に電解質および/またはサンプルを保持した
バイアル中へ、キャピラリと平行に延長している導電性
ロッドであってもよい。
【0035】図2から図6に示される実施例によれば、
弾性シール40を収容するハウジング42に固定された導体
によって高電圧が印加される。本発明の代替の例とし
て、高電圧への接続はバイアル2を持ち上げるための持
ち上げ手段51によって実施してもよい。
【0036】本発明のさらに他の代わりの実施例によれ
ば、キャピラリの端部の回りのシール40は、キャピラリ
の周囲に封止を提供するための圧縮された二つの弾性ジ
ョーとして設計してもよい。封止に関する他の実施例も
本発明の範囲に含まれて折り、キャピラリ周辺の封止が
電気泳動装置と関係があるということだけが重要であ
る。封止および電極手段を電気泳動装置に固定すること
については、図4に示される実施例と異なっていてもよ
い。
【0037】図2から図5に基づいて説明した前述の実
施例においては、封止手段は電気泳動装置に厳密に固定
されているが、カセット20は電気泳動装置に挿入された
後でもまだ僅かの距離だけ移動することができる。前述
したように、カセットの底部は電気泳動装置において、
その端部位置までカセットがわずかの距離移動すること
と同時に、ロート41を介してシール40に力を与える。こ
の設計に代替案として、浮動状態(floating manner)
で、封止手段を取り付けることも可能であり、突出キャ
ピラリ端部の長軸に沿った方向へ僅かの距離だけ移動す
ることができ、ある固定の位置にカセットを維持するこ
とができる。この実施例においては、弾性シールを変形
させる力は図2から図5の実施例のように、逆側から与
えられなければならない。この力は、例えば、ドアが閉
じられるときに封止が変形するように電気泳動装置のド
アに結合される機構によって得ることができ、あるい
は、その力は別の手段、例えば、オペレータによって駆
動されるレバーより得ることもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、封止
手段が電気泳動装置のハウジングに連結していることよ
り、キャピラリの交換を迅速でしかも容易におこなうこ
とができ、さらに、カセットからキャピラリを取り外す
ため、封止を除去する必要がないので、封止材料の補充
やカセット全体の交換の必要がなく、コストを削減する
ことができる。さらに、本発明の封止手段は導電性チュ
ーブも備えることによって、構造がより簡単となり、コ
ンパクトなものを実現でき、さらにこの電極チューブは
キャピラリを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャピラリ電気泳動装置の基本構成を
示す図。
【図2】本発明の一実施例であるキャピラリ電気泳動装
置に挿入可能なキャピラリ・カセットの概略図。
【図3】図2のキャピラリ・カセットが挿入される、本
発明のキャピラリ電気泳動装置の部分断面が概略図。
【図4】本発明の一実施例である封止および電極手段を
具備する、図3の部分断面図。
【図5】図4の詳細図。
【図6】バイアルを持ち上げるための持ち上げ手段を具
備する、本発明の一実施例であるキャピラリ電気泳動装
置の部分断面概略図。
【符号の説明】
1:キャピラリ 2、3、7:バイヤル 4:高電圧電源 5、6:電極 8:検出器 20:キャピラリ・カセット 21:カバー 22:ベース 27:クランプ手段 28:検出器インターフェース 32:アダプタ 35:検出器 37:絶縁プレート 39:チューブ 41:ロート状部材 44、45:Oリング 42:ハウジング 51:持ち上げ手段 52:フィンガ 53:駆動ベルト 54:レバー 55:ヘッド部分 59:プラットフォーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャピラリを受けるカセットと、前記キャ
    ピラリは前記カセットから突出する入口端部および出口
    端部を有するものであり、電気泳動を実施するために前
    記カセットを挿入することができるハウジングと、前記
    ハウジングと連結し、前記カセットが前記ハウジングに
    挿入されるときに前記キャピラリの端部の周りに封止を
    形成する封止手段とを具備することを特徴とするキャピ
    ラリ電気泳動装置。
  2. 【請求項2】請求項1項記載のキャピラリ電気泳動装置
    において、前記封止手段は弾性シールより成り、前記シ
    ールに加えられる力によって前記シールを変形sさせ、
    封止効果を得ることを特徴とするキャピラリ電気泳動装
    置。
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