JPH07294449A - 半導体ウエハの検査方法及び装置 - Google Patents

半導体ウエハの検査方法及び装置

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JPH07294449A
JPH07294449A JP7117814A JP11781495A JPH07294449A JP H07294449 A JPH07294449 A JP H07294449A JP 7117814 A JP7117814 A JP 7117814A JP 11781495 A JP11781495 A JP 11781495A JP H07294449 A JPH07294449 A JP H07294449A
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ワイスハイト ケネート
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハの検査方法及びこの方法を実施
するための装置であって、できるだけ失敗なく検査が行
えるとともに作業員の健康上の負担を軽減するものを提
供する。 【構成】 半導体ウエハWFに形成されるレジスト層L
が、先ず検査から除外される範囲U及び検査される面領
域SQを求めて検査される。この検査は直接投光により
行い、その際レジスト層Lが光Ltを反射する。その際
発生した反射度Rの値を求めて一時記憶する。所定の判
断規準に従い各面領域SQが正常か欠陥があるかが判定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハ、特に
1ロットの半導体ウエハの検査方法及びこの方法を実施
するための装置に関する。1ロットの半導体ウエハは公
知の如く個々の製造ロットの構成要素である多数の半導
体ウエハである。検査される半導体ウエハは既に半導体
パターンを備えた少なくとも1つの第一の層と最上層と
してのレジスト層とを備えている。この半導体ウエハは
集積半導体メモリの製造のために使われる。半導体ウエ
ハの検査方法においては最上層、即ちレジスト層とその
下にある半導体パターンとが完全な状態について検査さ
れる。その際欠陥のある半導体ウエハはその後の製造工
程から完全に除外するか、その後の製造工程の前に相応
の処理を施し、欠陥がなくなったことを前提に再び通常
の製造工程に取り入れるべきかが認定される。
【0002】
【従来の技術】このような半導体ウエハの完全状態の検
査(例えば粒子の付着状態、即ち汚損してないか堆積物
がないか等の検査、塗布されたレジスト層の検査等)は
公知の如く製造プロセスにおける歩留りを高めるために
特に重要である。
【0003】このような検査は、従来、普通の顕微鏡を
使って或いは顕微鏡なしに斜めに入射される光で手作業
で行われている。これは、一つには作業員に対して、特
に眼や背中(姿勢、長時間着座)に対して非常なストレ
スを与える。しかしまた他方では大きな不確実性を伴
う。というのは欠陥を認識したり、良品か不良品のウエ
ハかを選別する際の人間の集中力は時間とともに衰えて
行くからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、そ
れ故、できるだけ間違いなく行うことができ、作業員の
健康上の負担を軽減することのできる半導体ウエハの検
査方法を提供することにある。さらにまたこの発明の課
題は、この方法を実施するための装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの課題は、方法に
関しては、特許請求の範囲の請求項1に記載された特徴
により、また装置に関しては、特許請求の範囲の請求項
17、20及び33に記載された特徴により解決され
る。有利な実施態様はそれ以外の請求項に記載されてい
る。
【0006】
【実施例】以下に、この発明を図面に基づいて詳しく説
明する。
【0007】この発明による半導体ウエハの検査方法を
詳しく記述する前に、この方法に対して適切な、この発
明による半導体ウエハの検査装置の一実施例を簡単に説
明する。図1はこの発明による検査装置の第一の実施例
を示し、この検査装置は例えばデスクT(図2及び3に
よる他の実施例についても同じ)或いは固定スタンドを
持つその他の適当な基台の上に配置されている。検査装
置は検査される半導体ウエハWFを収納するための装置
E並びに底板Plを備えている。なおこの底板は必ずし
も必要なものではない。装置Eは底板Plの構成要素で
あってもよいし、またこの発明による検査装置の他の構
成によれば、底板Plの上に配置されても或いはこれに
組み込んでもよい。検査装置はさらに半球状のカバーH
Kを備え、このカバーは底板Plとでほぼ閉塞された内
部室Rmを形成し、かつその内部室Rm内に当たった光
Ltを大幅に吸収する、必要に応じて黒色の表面K1を
備えている。
【0008】この閉塞された内部室Rmの内部には、絶
対的に必要ではないが、好ましくはリング状の投光装置
Lt1が配置され、これは検査される半導体ウエハWF
に直接投光している。このリング状の構成により半導体
ウエハWFの均一な投光が可能となる。半球状カバーH
Kは閉塞された内部室Rmの内部に当たった光Ltを吸
収する表面K1を備えている。
【0009】投光装置Lt1の上方には光Ltを吸収す
る別のカバーKが配置されている。このカバーは、半導
体ウエハWFが投光装置Lt1により直接投光され、一
方半球状のカバーHKが投光装置Lt1の直接光に対し
て覆われるように形成されている。このような要件の結
果投光装置Lt1がリング状に形成される場合カバーK
もリング状に形成するのが好ましい。
【0010】検査される半導体ウエハWFを収納する装
置Eの中心点の垂直方向上方には半球状カバーHKにカ
メラCAMが取り付けられており、その対物レンズOb
jは閉塞された内室Rm内を、特にその使用中検査され
る半導体ウエハWFが存在する位置に向かって覗くよう
に設けられている。カメラCAMの対物レンズObj
は、図1に示されるように、閉塞された内部室Rm内に
入るようにしても良いし、またその対物レンズObjの
縁部がほぼ面一に半球状カバーHKを閉じるように配置
することもできる。
【0011】カメラCAMは、カメラを制御し、カメラ
から伝達されたデータを受け取り、一時記憶し、処理し
かつ出力するために使われる評価装置PCに接続されて
いる。これらのデータはアナログで(「画像」の形
で)、或いはカメラCAMが既にデジタル伝送装置を備
えている限り(例えばA/D変換器を備えている場合)
デジタルで伝送される。評価装置PCはその場合典型的
にはパーソナルコンピュータ或いはデータ処理装置のよ
うなコンピュータである。しかしまたそれは専らこのた
めの方法を実行するハードウエアにより構成されること
も考えられる。
【0012】検査装置は次のように構成すると有利であ
る。即ち、光Ltを吸収する半球状カバーHKの表面K
1を黒色とする。投光装置Lt1から投光される光Lt
は白色光とする。カバーKは黒色の表面を持つ。底板P
lの表面はその半球状カバーHKに向かった面が黒色で
ある。閉塞された内部室Rm内にカメラCAMの他の部
分がある場合には、カメラは、検査される半導体ウエハ
WFから見て、対物レンズObjによって覆われている
ように配置する。
【0013】この検査装置及び場合によってはその有効
な構成により、以下に図4ないし8と関連して記載する
工程が実施可能となる。
【0014】半導体ウエハWFは、いわゆる平坦側面F
t(図5参照)を備えている(即ち円形の半導体ウエハ
WFの一部が平らに削られている)ものが多いので、以
下に説明する方法工程では、検査される半導体ウエハW
Fはかかる平坦側面Ftを備えているものを前提とす
る。しかしながら、半導体ウエハWFはその代わりとし
て切り込みを備えることもできる。しかしこれは原理的
にはこの方法に何らの影響もない。このような方向付け
の補助手段を持たない半導体ウエハWFでさえ、例えば
後で説明する矩形状の面領域SQの方向を求めることが
できる画像処理プログラムを利用すれば、この方法によ
り検査できる。さらに製造プロセスで半導体ウエハWF
に形成される半導体チップは矩形、場合によっては正方
形であり、またこれらのチップは平坦側面Ftに対して
平行に向いているということを前提とする。この発明に
よる検査方法はこのような前提を満たしていない半導体
ウエハWFについても適用可能であるが、その場合なお
付加的に半導体ウエハWFをすべてのウエハに共通な位
置に整列させるために及び/又は半導体ウエハWFに作
られる個々のチップの位置の換算のために位置決め工程
が必要である。しかしこれとてこの発明の教義に較べて
何らの発明力を条件とするものではない。
【0015】さらにまた、検査される半導体ウエハWF
により作られる半導体チップは集積半導体メモリであ
り、これは公知の如く、そのメモリ方式(例えばDRA
M、SRAMのような揮発性メモリ、ROM、PRO
M、EEPROMのような不揮発性メモリ(NVメモ
リ))とは無関係に、規則的パターンの大きい領域SQ
(図5参照)(いわゆるメモリセルブロック或いはメモ
リセルフィールド)並びに例えばデコーダや増幅器のよ
うないわゆる周辺回路及び接続端子面(パッド)を有す
る不規則的パターンの領域を備えているものと仮定す
る。規則的パターンの領域SQは通常全メモリチップの
約80ないし95%を占める。その上このような半導体
ウエハWFにはなお個々のチップの間に、(仕上がっ
た)半導体ウエハWFを分割して個々のチップをケー
ス、チップカード等に取りつけるために使われる領域
(一般にスプリット枠と呼ばれる)が配置されている。
この発明による方法では規則的パターンの領域SQだけ
が検査される。この規則的パターンの半導体ウエハWF
の全表面に対する大きな比率を考慮すればそれで全く充
分であるからである。
【0016】さらにまた、この発明による方法に対して
は、半導体ウエハWFは、図4に示すように検査される
べきものとして、既に製造されている半導体チップのパ
ターンStを有している少なくとも1つの層と、最上層
としてのレジスト層(以後のパターン化工程のための)
とを備えていることが前提とされている。
【0017】この発明による検査方法の本質的な利点
は、検査が自動的に行われる、即ち人間の行為を介在さ
せることなく行われるということである。このことは一
方では作業員の健康を保護することになる(冒頭に述べ
た従来技術の欠点を参照)。他方また検査の精度を次の
理由から促進する。 ・同一の或いはより短い測定時間(ウエハ当たり)でよ
り多数の測定点が検査される、即ち検査がより正確であ
る。 ・人間による誤った決定(良品/欠陥品の認定及び良品
/欠陥品の選別の取り違え)が回避される。 ・ウエハ当たりより短い測定時間で作業員当たりの処理
量、即ち生産性が向上する。
【0018】さらに、この発明による検査方法によれ
ば、1人の作業員がこの方法を実施するためのこの発明
による検査装置を複数個操作(例えば、それが自動化さ
れてない場合のウエハの脱着、それが自動化されてない
場合の装置の始動)し及び/又は管理し、その結果生産
性がさらに向上する可能性が開かれる(なおより高い生
産性は周知の如くより低い製造コストを意味し、今日こ
のことは集積回路のメーカーにとって極めて重要であ
る)。
【0019】この発明による方法は、少なくとも1つの
ロットの最初の半導体ウエハに対して(或いはこのロッ
トのすべての残りの半導体ウエハまでの他のものについ
ても可能であることは明らかである)次のように進行も
しくは実施されるように構成される。半導体ウエハWF
が投光装置Lt1により、特に白色光で直接投光され
る。半導体ウエハWFに被膜されたレジスト層Lは光L
tを反射する。半導体ウエハWFの垂直方向上方に配置
され、その配置により半導体ウエハWFを「覗いてい
る」カメラCAMにより、反射された光Ltの反射度R
が以下の工程によって求められる(なおここで反射度R
とは、半導体ウエハWFからカメラCAMの対物レンズ
に当たりもしくは作用する明るさの尺度とする)。
【0020】先ず、評価装置PCにより、測定線となり
かつ平坦側面Ftにある距離をおいて平行に走る第一の
線LNxが半導体ウエハWFのレジスト層Lの表面にシ
ミュレート、即ち「仮想」される。半導体ウエハWFの
明るさ、即ち、反射度Rの値がこの仮想線LNxに沿っ
て選択された点Px(「画素」、図には判り易くするた
め示されていない)でカメラCAM及び評価装置PCに
より求められ、この点Pxの位置値xとともに評価装置
PCに一時記憶される。
【0021】この仮想線LNxに沿って求められかつ測
定された反射度Rの値で所定の最小値Rmin以下にあ
るものが過半数出てきた場合、検出されかつ一時記憶さ
れたデータはこの仮想線LNxに関して使用不能として
退けられる。即ち、仮想線LNxは主に規則的パターン
の大きい平面領域SQを通っておらず、不規則パターン
の範囲或いはスプリット枠を通るものと考えられる。こ
れらの範囲及びスプリット枠(「U」で示される、図5
参照)はしかしながら約束に従って検査される必要はな
い。そこで今まで測定された仮想線LNxに代わって、
この仮想線LNxから所定の間隔で、もう1つの仮想線
LNx1が選択されて使用される(図5には判り易くす
るため図示されてない)。この仮想線に関して反射度R
が、最初に使用された仮想線LNxと全く同様に、その
付属する位置値xとともに求められかつ一時記憶され
る。
【0022】この第二の仮想線LNx1の値のこれまた
過半数が最小値Rmin以下の値を示したならば、すべ
ての動作、即ち「この仮想線LNx1の値の放棄、さら
にもう1つの仮想線LNx2の選択、その反射度R及び
その付属の位置値xの取得及び評価、並びに中間記憶」
がもう一度前記に従って行われる。
【0023】これは、全体として、その反射度Rの値が
過半数最小値Rminの規準に充分な仮想線LNx、L
Nx1、LNx2・・・が見出されるまで何回も行われ
る。もしこの規準を満足するこのような仮想線LNx、
LNx1・・・が得られなかった(場合によっては、適
切な仮想線LNx、LNx1を見出す試みの最大数が制
限されている)ときには、この半導体ウエハWFの検査
は中止される。何となればこの場合かなりのスケールの
欠陥が存在するか、おそらく半導体ウエハWFがそのレ
ジスト層Lの下に半導体パターンStを備えていないこ
とが考えられるからである。
【0024】平坦側面Ftに平行な仮想線LNxを求め
た結果、反射度Rが過半数が最低反射度Rminの規準
に充分な値に達した場合には、今度は、従来と全く同様
に、検査される半導体ウエハWF上の何処かに、見出さ
れた仮想線(以後これは第一の仮想線LNxであったと
仮定する)に対して垂直方向に新たな仮想線LNyがシ
ミュレートされる。この仮想線に沿って測定点Pyにお
いて再び反射された光Ltの反射度Rの値が(その属す
る位置値yとともに)カメラCAM及び評価装置PCに
より測定され、一時的に記憶される。この値もまた過半
数が最低反射度Rminの規準を満足せねばならない
(これは場合によっては平坦側面Ftに平行な仮想線L
Nxに関して他の値をとることも考えられる)。もしこ
れらが満足されない場合には、新しい仮想線LNyに関
して、既に仮想線LNxに関して仮想線LNx1、LN
x2・・・を見出すために説明した工程が同様にさらに
新しい仮想線LNy1、LNy2等で(それぞれ前に測
定された新しい仮想線LNy、LNy1等に対して所定
の間隔の)、最小反射度Rminの規準に満足する新し
い仮想線LNyが見出されない(この場合当該半導体ウ
エハWFの検査は中止される)ことが認定される(場合
によっては所定の最大数の試みの後)まで、或いはこの
ような仮想線が見出されるまで実行される(これは以下
の説明では最初の仮想線LNyであると仮定する)。
【0025】使用可能な仮想線LNx及びLNyが見出
された場合、これらの仮想線LNx及びLNyのそれぞ
れの測定点の(仮想線LNxに対する)位置値x及び
(仮想線LNyに対する)位置値yが既に一時的に記憶
されている。位置値は平坦側面Ftの位置に関係する。
測定点Px及びPyはできるだけ互いに狭い間隔に置か
れ、これによりできるだけ正確に(即ち、反射度Rのそ
の属する値に関して)範囲U(不規則パターン及びスプ
リット枠)に対する規則的パターンのそれぞれの領域S
Qの間の限界が検出されるようにしなければならない。
【0026】図6は仮想線LNxに沿った反射度Rの測
定値の経過を例として示す。仮想線LNyについても同
様な経過をとるが、これは横座標に括弧に記入した
「y」で示されている。この場合「SQ」は規則的パタ
ーンの(矩形と仮定された)大きい面領域SQを表し、
他方「U」は不規則パターン並びにその都度のスプリッ
ト枠の(より小さい)範囲を表す。その他使用された符
号「x」及び「y」(括弧内に記載されている)は後で
説明する。この図は、規則的パターンの大きい面領域S
Qは通常時は反射度Rの高い値をとるが、範囲Uは多く
の場合はっきり低い値の反射度Rをとるという事実に基
づいている。
【0027】この方法のその後の工程に対しては、即
ち、最小値Rminの規準を満たした仮想線LNx、L
Nyが見出された半導体ウエハWFに対しては、規則的
パターンの大きい面領域SQの不規則パターン及びスプ
リット枠の範囲Uに対する縁部にある点(即ち図5及び
図7に示される大きい面領域SQの4隅の点A、B、
C、D)、即ち座標系x、y(図6参照)が重要であ
る。範囲Uは約束に従って検査対象から除外されている
からである。この目的のため1つの仮想線LNx(もし
くはその代わりとして使用される他の仮想線LNx1、
LNx2・・)の位置x及び1つの仮想線LNy(もし
くはその代わりとして使用される他の仮想線LNy1、
LNy2・・)の位置y、その反射度Rの値、並びに面
領域SQ(即ちメモリセルフィールド)が矩形であると
いう情報からこれらの座標x、yが評価装置PCにより
検出される。
【0028】この求めは数学的に容易に実行可能な方法
で、大きい面領域SQがx及びy方向に(即ち、平坦側
面Ftに対して平行及び垂直に、それ故仮想線LNx、
LNyに対して平行及び垂直に)規則的に繰り返す矩形
を形成しているという情報から、また両仮想線LNx、
LNyの位置x及びyの反射度Rの値が所定の最大値R
maxを越えてはいるが、同時にこの位置x及びyの隣
接点がこの最大値Rmaxを越えていないような位置x
及びyが考慮されるという判断規準から行われる。その
反射度Rがこの最大値Rmax以下にあるすべての位置
x及びyはその後の工程からは検査される必要のない範
囲Uとして除外される。
【0029】これにより検査される半導体ウエハWFに
関してすべての矩形面領域SQ(これは矩形の特別例と
して正方形でもあり得る)が検査が行われる面領域とし
て確定される。範囲Uは約束に従って検査から除外され
る。さらに半導体ウエハWFのいわゆる不完全な縁部チ
ップに相当する不完全な面領域SQも検査から除外され
る。
【0030】面領域SQ及び範囲Uの平坦側面に関する
地理的配置はすべての半導体ウエハWFにおいて同一で
ある(共通の製造工程に基づき)ので、上述した方法に
従って求められ一時記憶された面領域SQの座標x、y
は他の同一のロットの半導体ウエハWFに対してもこれ
らのウエハを装置Eに適切な位置に配置した場合使用で
きる(しなければならないではない)。従って上述した
工程は同一のロットの他の半導体ウエハWFについては
省略できる。これにより計算時間が節約される。
【0031】以下に面領域SQに関して記載されたその
後の工程が引き続いて半導体ウエハWFの各個々の矩形
面領域SQに適用される。この工程は同様に仮想線の原
理に基づくものであるが、この仮想線は上述した仮想線
LNx、LNyとは異なり今度は測定線LNとして記載
する。
【0032】検査される各矩形面領域SQ(図7参照)
においては少なくとも1つの測定線LNが「想像上」1
つの稜(図7では4個の測定線LNについて、即ち稜A
BもしくはCDに対して平行に例示されている)に対し
て平行に「置かれて」いる。これは特に面領域SQの長
い方の稜に平行に行われるが、また短い方の稜に平行に
してもよい。
【0033】この各測定線LNに沿ってカメラCAM及
び評価装置PCにより所定の測定点1、2、3・・・に
おけるそれぞれの反射度Rが求められ一時記憶される。
各面領域SQ当たりにより多くの測定線LNが使用さ
れ、より多くの測定点が与えられればそれだけ検査が正
確になる。
【0034】2つの選択された測定線LNに沿った反射
度Rに対して例えば図8に示された2つの特性(これは
必ずしもサイン曲線である必要はない)が生ずる。この
ダイアグラムで横座標には測定点1ないし23が、縦座
標には反射度Rのその都度の値がとられている。
【0035】「x」でとった反射度Rの値は第一の測定
線LNに沿った値である。後で詳述する、欠陥があるか
否かを認定する可能な規準が示すように、この測定線に
沿っては欠陥は認められない。確かに反射度Rの値は、
面領域SQ内の或いはレジスト層Lの下の種々のパター
ンに起因してばらついてはいる。しかしながらこれら
は、以下に挙げる判断規準から判るように、通常の期待
される値の範囲内にあるので、この測定線LNに関して
検査された面領域SQは「良品」と判断される。反射度
Rの値はまた周期的な変化を示している。これは、今
日、集積半導体メモリ(これはこの半導体ウエハWF、
従って考察してきた面領域SQで作られている)が多数
の互いに隣接したメモリセルフィールドを備えているこ
とに由来する。図示された各周期は即ちこのような(将
来の)メモリセルフィールドに相当する。
【0036】図8で「〇」で示した反射度Rの値は例え
ば同一の面領域SQの第二の測定線LNに沿った測定値
である。この場合測定点4及び11が目立っている。
【0037】測定点4(即ち第一の周期内)における反
射度Rの値は明らかにその他の測定点の上にある、特に
その他の周期の各1つの中の局部的最大値に関しても上
にある。この場合白い粒子に起因する欠陥がある。白い
粒子は光Ltをレジスト層Lのその他の場所より余計に
発するので、この値は特に高い。
【0038】第二周期から第三の周期へ移る所に(偶然
に)存在する測定点11における反射度Rの値は、その
他の測定点、特に個々の周期における最小値に比較して
特に低い。このことは、第二及び第三の(なお作られる
べき)メモリセルフィールドの間にある面領域SQの当
該地点に暗い粒子が存在していることを推論させる。し
かしながら、この場所においてレジスト層Lが非常に薄
いか或いはそれどころか孔を持っていることもあり得
る。従ってメモリチップのその後の製造過程でこの場所
にアンダーエッチのような製作上の欠陥が生ずることも
ある。いずれにしても測定値は第二の測定線LNに沿っ
て2つの欠陥があることを示す。これらの欠陥は個々に
認定されて半導体ウエハWFのそれに応じた選び出しに
なるか、場合によっては後処理に供せられる。
【0039】測定線LNごとの測定点1、2、3・・・
により判断規準に基づいて、検査された矩形面領域S
Q、従って全体の半導体ウエハWFが正常か欠陥がある
かを評価装置PCにより求められる。この結果は(場合
によっては欠陥が何処にあるかの地理的データととも
に)評価装置PCにより、例えばメモリ媒体(磁気テー
プ、ハードディスク)のデータの形で、印刷により或い
は後処理のための適当な機械の制御によって出力可能で
ある。なおこれについては色々な可能性が考えられる。
【0040】検査された半導体ウエハWFもしくはその
矩形面領域SQが正常か否かの判断に当たっては特に次
の判断規準が使用される。即ち、1つの面領域SQの各
測定線LNについて別々に、或いはまた当該面領域SQ
のすべての測定線LNについて、個々の現れる周期の反
射度Rの最大値が求められ、ついでその値が所定の許容
誤差値以上に互いに異なっているかどうか検討される。
もしそうであったならば欠陥が認定される。当該値及び
これに属する座標が一時記憶され、場合によっては出力
され或いはさらに処理される。
【0041】反射度Rの最小値に関しても同じことが行
われる。さらに他の判断規準として次のことが実施され
る。評価装置PCにより検査される面領域SQに関して
唯一の測定線LN或いはすべての測定線LNに沿って求
められたすべての反射度Rの値から平均値が形成され
る。この平均値が所定の値から所定の量以上に偏倚して
いたら欠陥と評価される。周期的に現れる反射度Rの最
大値(或いはまた最小値)に関する対応の平均値の形成
は対応の所定値との比較及びこの値から所定量だけ偏倚
していることの検討と関連して同様に好ましい判断規準
である。
【0042】この判断規準はそれぞれこの発明による検
査方法を実施する際にそれだけでも適用可能である。し
かしながらこの規準は互いに部分的に或いは完全に組み
合わせて適用可能である。
【0043】実際に検査される面領域SQの前に既に同
一ロットの他の矩形面領域SQが検査されていた場合に
は、次の判断規準を使用することができる。即ち、実際
の面領域SQの測定線LNの1つ、多数或いはすべての
反射度の値を以前に検査された面領域SQの対応の測定
線LNの相当の値と比較する。その都度の値の対が相互
に所定の差値以上に偏倚しているかどうかが、欠陥があ
るかないかの決定に役立つ。
【0044】この判断規準は、最後に述べたような反射
度Rのそれぞれの値の比較に代えて、次の比較でもよ
い。即ち、対応の最大値相互の比較、この最大値の対応
の平均値相互の比較、対応の最小値相互の比較、この最
小値のそれぞれの平均値相互の比較並びに測定値のそれ
ぞれの平均値相互の比較。欠陥があるかないかの決定と
してはその場合それぞれ所定の差量が利用され、それを
越えているとき欠陥と認定される。
【0045】半導体ウエハWFの矩形面領域SQのすべ
てが前述の方法により検査されそして検査された半導体
ウエハWFに関して相当の結果が出たときに、この発明
による検査方法の第一の実施例は終了する。勿論、この
発明の特別な実施例において、この方法の基本的特徴の
条件を変えて、特に前に良品と認定された半導体ウエハ
WFの面領域SQに再度この方法を実施するための他の
装置により適用することも可能である。その場合検査さ
れる矩形面領域SQ及び検査から除外される範囲Uの認
識及び識別に使われる工程が繰り返される。しかしなが
ら、検査される面領域SQの座標x、yが前記の方法か
ら引き継がれ、平坦側面Ftを持つ半導体ウエハWFの
装置Eに関する適当な調整が行われるときには、これを
省略することもできる。というのは、平坦側面Ftに関
する座標x、yは評価装置PCに記憶されているからで
ある。先ずこの新しい方法を実施するための装置を図2
に基づいて説明する。
【0046】この装置は最初に述べた装置と同様に構成
されている。しかし幾つかの点で両者ははっきり異なっ
ている。
【0047】この検査装置も同様に検査される半導体ウ
エハWFを収納するための装置Eと投光装置Lt2を備
えている。しかしこの投光装置は半導体ウエハWFを間
接的に投光するものである。さらに既に紹介した半球状
カバーHKも備え、これは勿論その内部に、当たった光
Ltを高い度合で反射する表面K2を有する。それ故こ
の表面は白色が好ましい。さらに投光装置Lt2と検査
される半導体ウエハWFを収納するための装置Eとの間
には当たった光Ltを吸収する別のカバーKが配置さ
れ、これは半導体ウエハWFと共に装置Eへの光の直接
入射を阻止するように形成されている。即ち、半導体ウ
エハWFは半球状カバーHKにおける投光装置Lt2の
光Ltの反射により間接的にのみ投光される。半球状カ
バーHKにはカメラCAMが、その対物レンズObjが
半球状カバーHKの内部室Rmを覗くように配置されて
いる。カメラCAMは、図1の第一の実施例のように、
半導体ウエハWFの収納装置Eの中心点垂直上方に配置
されているのではなく、0°より大きく、90°より小
さい角度αで配置されている。この角度の設定は40°
ないし70°がよく、最適値は60°であることが実証
されている。この場合カメラは即ち直接にも間接にも半
導体ウエハWFに写らず、反射度の値を捕捉するのに邪
魔とならない。さらにカメラCAMの対物レンズObj
には受像画のコントラストを高める赤色フィルタFを取
りつけるのが好ましい。
【0048】カメラCAMは、第一の実施例の場合と同
様に、カメラCAMを制御するとともに、カメラCAM
により伝えられたデータもしくは画像を受け取り、処理
し、一時記憶しかつ出力する評価装置PCに接続されて
いる。
【0049】以下に挙げるその他の構成は検査装置の2
つの実施例(即ち図1及び図2による装置)において有
効である。投光装置Lt1もしくはLt2の光は白色光
である。カバーKは黒色の表面を持つ。半球状カバーH
Kの内部にあるカメラCAMの部分は、そもそも存在す
る限り、半導体ウエハWFもしくは装置Eから見て、こ
れらが対物レンズObjによって覆われているように配
置される。さらに、投光装置Lt1もしくはLt2及び
/又はカバーKがリング状に形成されることは、一様に
投光する意味で有利である。底板Plは第二の実施例装
置においては(恐らく機械的理由、安定性の理由或いは
簡単な画像処理の理由以外の理由から)絶対的に必要な
ものではない。しかしながらそれを設ける場合には、そ
れは黒色とされる。
【0050】このように変形された第二の検査装置によ
り前述の方法に引き続いて次の方法が行われる。(第二
の方法で検査される)半導体ウエハWFは投光装置Lt
2及び反射性表面K2を持つ半球状カバーHKにより間
接的に投光される。カメラCAMは角度αを持って配置
されているのでこの場合座標x1、y1を持つ矩形状の
面領域SQは最初の構成に対して歪んで現れる。この歪
みは評価装置PCによりカメラ位置の角度α及び本来の
座標x、yから計算される。各面領域SQに対するこの
計算され歪んだ座標x1、y1により先に説明した方法
が、矩形状の面領域SQ自体の検査に関する限り(即
ち、面領域SQ及び座標x、yを求めるのに関する第一
の工程ではない)、改めて実行される。この場合前述と
同じ判断規準が適用される。
【0051】カメラCAMを斜めに配置して行うこの修
正された方法は、カメラCAMを垂直に配置して行う先
に述べた方法で良品と見なされた面領域SQにのみ適用
すると、計算時間を節約でき、従って作業時間を短縮で
きるので有利である。
【0052】この方法は時間がかかったとしても、この
実施例は次のような本質的な利点を持つ。即ち、レジス
ト層Lの内部及び/又はその下には、カメラCAMが垂
直に立っている場合及び/又は半導体ウエハWFを直接
投光する場合には、見ることができない従って認識でき
ない欠陥が生ずる。しかしながら、この新しい方法によ
れば、即ち、間接投光と斜めに置かれたカメラCAMと
によりこのような欠陥も大抵の場合認識され、その結果
当該半導体ウエハWFの適時の後処理が可能になり、こ
れはまた製造されるべき半導体メモリの歩留りを高め、
従って全体として生産コストを低下させる。
【0053】この方法を実施するための第三の検査装置
は、前述のすべての工程を、即ちカメラCAMが垂直に
設置された場合の工程も、またカメラCAMが斜めに角
度αをもって設置された場合の工程も、唯一の装置、即
ちこの第三の実施例で行うことを可能にする。この装置
を図3に基づいて説明する。
【0054】この検査装置もまた検査される半導体ウエ
ハWFを収納する装置Eを備える。この装置は2つの投
光装置Lt1、Lt2を有し、その中の第一のもの(L
t1)は第一の色Gn、特に緑色の光で半導体ウエハW
Fを直接投光し、第二のもの(Lt2)は第一の色Gn
に対して補色関係にある第二の色Rtの光で半導体ウエ
ハWFを間接投光する。第二の色Rtは好ましくは赤色
である。同様にこの第三の実施例の構成要素である半球
状カバーHKは、その内部室Rmに、これまた同様に第
二の色Rt、即ち赤色の表面K3を備える。半球状カバ
ーHKはこの実施例においてもオプションとしてのみ存
在する底板Plによりほぼ閉塞された内部室Rmを形成
している。この底板Plはその内部室側の表面で第二の
色Rt、即ち殊に赤色をしている。しかしこの表面は他
の構成では黒色でもあり得る。第一の投光装置Lt1の
上側には光を透過しない別のカバーKが配置されてい
る。このカバーKは光吸収性であるのがよい。これは、
一方では半導体ウエハWFが第一の投光装置Lt1によ
り直接投光可能であり、他方では半導体ウエハWFが第
二の投光装置Lt2により間接的にのみ投光されるよう
に形成されている。
【0055】半導体ウエハWFの収納装置Eの中心点の
垂直方向上方には半球状カバーHKに第一のカメラCA
M1が、その対物レンズObjが半球状カバーHKの内
部室Rmを、そしてそこで装置Eを覗くように配置され
ている。第一のカメラCAM1は第一の色Gnだけを、
即ち特に緑色光を透過するフィルタF1(緑色フィル
タ)を備えている。
【0056】さらに、半球状カバーHKには第二のカメ
ラCAM2が、その対物レンズObjが半球状カバーH
Kの内部室Rmに突入しそしてそこで装置Eを覗くよう
に配置されている。第二のカメラCAM2も、勿論第二
の色Rtのみを、即ち特に赤色光を透過するフィルタF
2(赤色フィルタ)を備えている。
【0057】第二のカメラCAM2は収納装置Eの中心
点に関して、0°より大きく、最大でも第二のカメラC
AM2が第一のカメラCAM1と接触しないような大き
さの角度αに配置されている。
【0058】両カメラCAM1、CAM2は、カメラC
AM1、CAM2の制御に並びにカメラCAM1、CA
M2により得られたデータもしくは画像を検出し、一時
記憶し、処理しかつ出力するために利用される評価装置
PCに接続されている。
【0059】検査装置のこの第三の実施例はこの発明に
よる方法により次のように使用される。個々の矩形面領
域SQをその座標x、yとともに認識し検出する第一の
工程及び面領域SQ、従って半導体ウエハWFの本来の
検査を垂直に立ったカメラ(装置の第一の実施例におけ
るCAM)により行う第二の工程に対し、検査される半
導体ウエハWFは第一の投光装置Lt1及び垂直直立の
カメラCAM1により既述の方法で検査される。
【0060】これに続いて検査装置の第二の実施例につ
いて記載された最後に挙げた(即ち半導体ウエハWFの
間接投光と斜めに配置されたカメラCAMにより実施さ
れる)工程に対して第一の投光装置Lt1及び第一のカ
メラCAM1が遮断され、その代わりに間接投光(即ち
投光は第二の投光装置Lt2により行われる)及び第二
のカメラCAM2による方法が装置の第二の実施例につ
いて説明した工程に従って行われる。
【0061】2つの異なる投光方式(直接及び間接投
光)が反射が生ずるかもしくは阻止されるかを含めた光
条件で特に半球状カバーHKにおいてできるだけ相互に
干渉しないように、投光装置Lt1、Lt2は互いに補
色関係の色Gn、Rtを持ち、半球状カバーHK及び底
板Plがそれに応じて形成された表面を持つたシステム
が選ばれた。
【0062】さらに、両カメラCAM1、CAM2の1
つにおいて或いは両カメラCAM1、CAM2におい
て、半球状カバーHKの内部室RmにあるCAM1及び
/又はCAM2の部分が、半球状カバーHKもしくは装
置Eから見て、それらがそれぞれのカメラCAM1、C
AM2の対物レンズObjによって覆われているように
配置されているのが好ましい。
【0063】さらに、両投光装置Lt1、Lt2の少な
くとも1つが及び/又はカバーKがリング状でありもし
くはリング状に配置されるていることが有利である。
【0064】半導体ウエハWFの収納装置Eも種々の方
式で有利に形成され得る。即ち、この装置は底板Plの
構成要素として底板Plに配置されるかこの底板Plに
組み込まれる。
【0065】第二のカメラCAM2が装置Eの中心点に
関して配置される角度αは40°ないし70°とし、最
適には60°に配置するのが(第二の装置に応じて)有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による半導体ウエハの検査方法を実
施するための装置の第一の実施例を示す概略構成図。
【図2】 この発明による半導体ウエハの検査方法を実
施するための装置の第二の実施例を示す概略構成図。
【図3】 この発明による半導体ウエハの検査方法を実
施するための装置の第三の実施例を示す概略構成図。
【図4】 この発明による検査装置により検査される半
導体ウエハの縦断側面図。
【図5】 この発明による検査装置により検査される半
導体ウエハの平面図。
【図6】 この発明による検査装置により検査される半
導体ウエハの反射度のダイアグラム。
【図7】 この発明による検査装置により検査される半
導体ウエハの平面の一部分を表す図。
【図8】 この発明による検査装置により検査された半
導体ウエハの反射度の位置に関係した特性線図。
【符号の説明】
WF 半導体ウエハ E 半導体ウエハの収納装置 HK 半球状カバー Rm 半球状カバーの内部室 Lt1 第一の投光装置 Lt2 第二の投光装置 K 別のカバー Lt 光 CAM カメラ PC 評価装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マチアス グリースホープ ドイツ連邦共和国 93073 ノイトラウプ リング シユトラサツカーヴエーク 24 (72)発明者 マンフレート ベンエルメツキ ドイツ連邦共和国 82256 フユルステン フエルトブルツク ガングホーフアーシユ トラーセ 37 (72)発明者 ケネート ワイスハイト ドイツ連邦共和国 86154 アウグスブル ク シエプラーシユトラーセ 14 (72)発明者 トーマス グリーブシユ ドイツ連邦共和国 81543 ミユンヘン ゾンマーシユトラーセ 23 (72)発明者 ゲルハルト ロス ドイツ連邦共和国 80689 ミユンヘン ゴツトハルトシユトラーセ 89

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積半導体メモリの製造に使われる半導
    体ウエハ(WF)、特にレジスト層(L)を備え、その
    下に既に半導体パターン(St)の少なくとも1つの層
    が存在する集積半導体メモリの製造に使われる1ロット
    の半導体ウエハ(WF)の検査方法であって、検査が自
    動的に次の工程、即ち 1)少なくとも検査される最初の半導体ウエハ(WF)
    において検査から除外される範囲(U)及び検査される
    べき面領域(SQ)が次の工程、即ち、 1a)半導体ウエハ(WF)に直接投光され、形成され
    たレジスト層(L)がその光(Lt)を反射し、 1b)半導体ウエハ(WF)の垂直方向上方に配置され
    たカメラ(CAM)及びこれに接続された評価装置(P
    C)により反射された光(Lt)の反射度(R)が次の
    方法で求められて一時記憶され、即ち、 1b1)半導体ウエハ(WF)上に引かれた互いに直交
    する2つの、そしてその1つ(LNx)は半導体パター
    ン(St)の前走部において整列されている仮想線(L
    Nx、LNy)に沿ってこの仮想線(LNx、LNy)
    の選択された点(Px、Py)において反射された光
    (Lt)の反射度(R)が検出されかつ一時記憶され、 1b2)少なくとも仮想線(LNx、LNy)の1つに
    おいて過半数が所定の最小値(Rmin)以下にある値
    が生じたとき、この過半数が所定の最小値(Rmin)
    以下の値を持つ仮想線(LNx、LNy)に対してある
    間隔で平行に走るもう1つの仮想線(LNx1、LNy
    1)に関して1b1)の工程が繰り返され、 1b3)この仮想線(LNx1、LNy1)に関する1
    b2)の工程でも過半数が所定の最小値(Rmin)以
    下にある反射度(R)の値になったときは、それぞれ最
    後に測定された仮想線(LNx2・・、LNy2・・)
    に対して間隔をもって存在する更に別の仮想線(LNx
    2・・、LNy2・・)により、その反射度(R)の値
    が過半数が最小値(Rmin)の規準を満たした仮想線
    (LNx2・・、LNy2・・)が見出されるまで1b
    2)の工程が繰り返され、 1c)1b1)ないし1b3)の工程で最小値(Rmi
    n)の規準を満たした、互いに直交する2つの仮想線
    (LNx2・・、LNy2・・)が得られなかったとき
    は、検査は中止され、それに代わって両仮想線(LN
    x、LNy)の各々に関してその位置点(x、y)、そ
    れに属する反射度(R)の値並びに半導体ウエハ(W
    F)が集積半導体メモリの製造に使われるという情報か
    ら、所定の最大値(Rmax)より上にあるが、その反
    射度(R)が最大値(Rmax)より下にある位置点
    (x、y)の近くにある座標(x、y)が求められ、 1d)このようにして見出された多数の座標(x、y)
    がその後の工程において検査される半導体ウエハ(W
    F)の範囲(U)を除外するために用いられ、その結果
    検査される半導体ウエハ(WF)に対して、それぞれの
    4隅(A、B、C、D)の座標が求められたそれぞれの
    座標(x、y)に同一である多数の検査される面領域
    (SQ)が生ずるに従って求められ、 2)各面領域(SQ)の検査はさらに投光した状態で以
    下の工程、即ち、 2a)検査される面領域(SQ)を通る少なくとも1つ
    の仮想測定線(LN)が定められ、 2b)この測定線(LN)に沿って所定の測定点(1、
    2、3、・・)において反射された光(Lt)の反射度
    (R)のそれぞれの値がカメラ(CAM)及び評価装置
    (PC)によって検出され一時記憶され、 2c)このように検出され一時記憶された反射度(R)
    の値に基づいて少なくとも1つの所定の判断規準に従っ
    て検査された面領域(SQ)が正常であるか欠陥がある
    かが検出され、 2d)欠陥と判定された面領域(SQ)が検出される で行われることを特徴とする半導体ウエハの検査方法。
  2. 【請求項2】 同一のロットの半導体ウエハ(WF)の
    第二及びその他の半導体ウエハ(WF)に対しては、請
    求項1の1)ないし1d)の工程に従ってその面領域
    (SQ)の4隅(A、B、C、D)の座標(x、y)を
    検出する代わりに、同一のロットの最初の半導体ウエハ
    (WF)に対して検出された対応の座標(x、y)が実
    際の半導体ウエハ(WF)の面領域(SQ)の検査の基
    礎とされることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 半導体ウエハ(WF)が間接的に投光さ
    れ、カメラ(CAM)が半導体ウエハ(WF)の表面に
    対して0°より大きく、90°より小さい角度(α)に
    配置され、このカメラの配置から生ずる面領域(SQ)
    の座標(X1、Y1)に関する歪みが、面領域(SQ)
    の本来検出された座標(x1、y1)及びカメラ(CA
    M)の選択された角度(α)から計算され、この計算さ
    れた座標(x1、y1)に基礎として請求項1の2)な
    いし2d)に従って工程が実施されることを特徴とする
    請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 垂直に設置されたカメラ(CAM)によ
    る検査で正常であると認定された面領域(SQ)だけが
    角度(α)に配置されたカメラ(CAM)により検査さ
    れることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 検査される面領域(SQ)に対する判断
    規準として周期的に現れる反射度(R)の最大値が使用
    され、この最大値相互の所定の差以上の偏倚が検査され
    る面領域(SQ)に関して欠陥として評価されることを
    特徴とする請求項1ないし4の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 1つの面領域(SQ)の1つ或いはすべ
    ての測定線(LN)に沿って検出された反射度(R)の
    全ての値から平均値が形成され、検査される面領域(S
    Q)に対する判断規準としてこの平均値の所定値からの
    所定量以上の偏倚が使用されることを特徴とする請求項
    1ないし5の1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 1つの面領域(SQ)の1つ或いはすべ
    ての測定線(LN)に沿った周期的に現れる反射度
    (R)の最大値から平均値が形成され、検査される面領
    域(SQ)に対する判断規準としてこの平均値の所定値
    からの所定量以上の偏倚が使用されることを特徴とする
    請求項1ないし6の1つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 検査される面領域(SQ)に対する判断
    規準として周期的に現れる反射度(R)の最小値が使用
    され、この最小値相互の所定の差以上の偏倚が検査され
    る面領域(SQ)に関して欠陥として評価されることを
    特徴とする請求項1ないし7の1つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 検査される面領域(SQ)に対して反射
    度(R)の少なくとも一部の求められた値が実際に検査
    される面領域(SQ)の前に既に検査された面領域(S
    Q−1)のそれぞれ対応の一部の求められた値と比較さ
    れ、このようにして互いに比較された値の所定の差の偏
    倚が判断規準として使用されることを特徴とする請求項
    1ないし8の1つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 検査される面領域(SQ)に対する判
    断規準としてこの面領域(SQ)及びこの面領域(S
    Q)の前に検査された面領域(SQ−1)の求められた
    反射度(R)の値に代わってそれぞれの最大値相互の所
    定値以上の偏倚が使用されることを特徴とする請求項5
    又は9記載の方法。
  11. 【請求項11】 検査される面領域(SQ)に対する判
    断規準としてこの面領域(SQ)及びこの面領域(S
    Q)の前に検査された面領域(SQ−1)の求められた
    反射度(R)の値に代わってそれぞれの反射度(R)の
    平均値相互の所定値以上の偏倚が使用されることを特徴
    とする請求項6又は9記載の方法。
  12. 【請求項12】 検査される面領域(SQ)に対する判
    断規準としてこの面領域(SQ)及びこの面領域(S
    Q)の前に検査された面領域(SQ−1)の求められた
    反射度(R)の値に代わってそれぞれ現れる最大値或い
    は最小値により形成された平均値相互の所定値以上の偏
    倚が使用されることを特徴とする請求項7又は9記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 検査される面領域(SQ)に対する判
    断規準としてこの面領域(SQ)及びこの面領域(S
    Q)の前に検査された面領域(SQ−1)の求められた
    反射度(R)の値に代わってそれぞれの最小値相互の所
    定値以上の偏倚が使用されることを特徴とする請求項8
    又は9記載の方法。
  14. 【請求項14】 仮想された測定線(LN)が検査され
    る面領域(SQ)の長い方の稜に対して平行におかれる
    ことを特徴とする請求項1ないし13の1つに記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 仮想された測定線(LN)が検査され
    る面領域(SQ)の短い方の稜に対して平行におかれる
    ことを特徴とする請求項1ないし13の1つに記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 検査される面領域(SQ)が1つ以上
    の測定線(LN)により検査されることを特徴とする請
    求1ないし15の1つに記載の方法。
  17. 【請求項17】 検査される半導体ウエハ(WF)を収
    納する装置(E)と、半導体ウエハ(WF)に直接投光
    するための投光装置(Lt1)と、内部から半球状のカ
    バー(HK)に当たった光(Lt)を吸収する表面領域
    (K1)を持つ半球状カバー(HK)とを備え、この半
    球状カバー(HK)はその内部に内部室(Rm)を形成
    し、投光装置(Lt1)の上方には当たった光(Lt)
    を透過しない別のカバー(K)が配置され、このカバー
    は半導体ウエハ(WF)が投光装置(Lt1)により直
    接投光されるように形成され、検査される半導体ウエハ
    (WF)を収納する装置(E)の垂直方向上方には半球
    状カバー(HK)にカメラ(CAM)が、その対物レン
    ズ(Obj)が半球状カバー(HK)の内部室(Rm)
    を覗くように配置され、このカメラ(CAM)は、この
    カメラを制御しこのカメラによって伝達されたデータを
    受け取り、一時記憶し、処理しかつ出力する評価装置
    (PC)に接続されていることを特徴とする請求項1、
    2、4ないし16の1つに記載の方法を実施するための
    装置。
  18. 【請求項18】 光(Lt)を吸収する半球状カバー
    (HK)の表面(K1)は黒色であることを特徴とする
    請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】 別のカバー(K)は黒色の表面を備え
    ることを特徴とする請求項17又は18記載の装置。
  20. 【請求項20】検査される半導体ウエハ(WF)を収納
    する装置(E)と、半導体ウエハ(WF)に間接投光す
    るための投光装置(Lt2)と、内部から半球状のカバ
    ー(HK)に当たった光(Lt)を高い度合いで反射す
    る表面(K2)を持つ半球状カバー(HK)とを備え、
    この半球状カバー(HK)はその内部に内部室(Rm)
    を形成し、投光装置(Lt2)と検査される半導体ウエ
    ハ(WF)を収納する装置(E)との間には光を透過し
    ない別のカバー(K)が配置され、このカバーは半導体
    ウエハ(WF)が投光装置(Lt2)により間接的にの
    み投光されるように形成され、半球状カバー(HK)に
    はカメラ(CAM)が、その対物レンズ(Obj)が内
    部室(Rm)を覗くように配置され、このカメラ(CA
    M)は検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置
    (E)の中心点に関して0°より大きく、90°より小
    さい角度(α)で配置され、このカメラ(CAM)は、
    このカメラを制御しこのカメラによって伝達されたデー
    タを受け取り、一時記憶し、処理しかつ出力する評価装
    置(PC)に接続されていることを特徴とする請求項3
    ないし16の1つに記載の方法を実施するための装置。
  21. 【請求項21】 カメラ(CAM)が配置される角度
    (α)は40°ないし70°、好ましくは60°である
    ことを特徴とする請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 光(Lt)を反射する半球状カバー
    (HK)の表面(K2)は白色であることを特徴とする
    請求項20又は21記載の装置。
  23. 【請求項23】 カメラ(CAM)の対物レンズ(Ob
    j)が赤色フィルタ(F)を備えていることを特徴とす
    る請求項20ないし23の1つに記載の装置。
  24. 【請求項24】 内部室(Rm)が底板(Pl)によっ
    てほぼ閉塞されていることを特徴とする請求項17ない
    し23の1つに記載の装置。
  25. 【請求項25】 光(Lt)が白色光であることを特徴
    とする請求項17ないし24の1つに記載の装置。
  26. 【請求項26】 別のカバー(K)が黒色の表面を備え
    ていることを特徴とする請求項17ないし25の1つに
    記載の装置。
  27. 【請求項27】 底板(Pl)の表面がその半球状カバ
    ー(HK)側の面で黒色であることを特徴とする請求項
    17ないし26の1つに記載の装置。
  28. 【請求項28】 半球状カバー(HK)の内部室(R
    m)にあるカメラ(CAM)の部分が、半導体ウエハ
    (WF)から見て、対物レンズ(Obj)によって覆わ
    れているように配置されていることを特徴とする請求項
    17ないし27の1つに記載の装置。
  29. 【請求項29】 投光装置(Lt1、Lt2)がリング
    状であることを特徴とする請求項17ないし28の1つ
    に記載の装置。
  30. 【請求項30】 別のカバー(K)がリング状に配置さ
    れていることを特徴とする請求項17ないし29の1つ
    に記載の装置。
  31. 【請求項31】 検査される半導体ウエハ(WF)を収
    納する装置(E)が底板(Pl)の構成要素であること
    を特徴とする請求項17ないし30の1つに記載の装
    置。
  32. 【請求項32】 検査される半導体ウエハ(WF)を収
    納する装置(E)が底板(Pl)の上に配置されるか或
    いはこの底板(Pl)内に組み込まれていることを特徴
    とする請求項17ないし31の1つに記載の装置。
  33. 【請求項33】 検査される半導体ウエハ(WF)を収
    納する装置(E)と、半導体ウエハ(WF)に第一の色
    (Gn)の光で直接投光するための第一の投光装置(L
    t1)と、半導体ウエハ(WF)に第一の色(Gn)に
    対して補色関係にある第二の色(Rt)の光で間接投光
    するための第二の投光装置(Lt2)と、第二の色(R
    t)の表面(K3)を持つ半球状カバー(HK)とを備
    え、この半球状カバー(HK)はその内部に内部室(R
    m)を形成し、第一の投光装置(Lt1)の上方には当
    たった光(Lt)を透過しない別のカバー(K)が配置
    され、このカバーは一方では半導体ウエハ(WF)が第
    一の投光装置(Lt1)により直接投光され、他方では
    半導体ウエハ(WF)が第二の投光装置(Lt2)によ
    り間接的にのみ投光されるように形成され、検査される
    半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)の中心点の
    垂直方向上方の半球状カバー(HK)に第一のカメラ
    (CAM1)が、その対物レンズ(Obj)が内部室
    (Rm)を覗くように配置され、この第一のカメラ(C
    AM1)は第一の色(Gn)の光のみを通過させるフィ
    ルタ(F1)を備え、さらに半球状カバー(HK)には
    第二のカメラ(CAM2)が、その対物レンズ(Ob
    j)が内部室(Rm)を覗くように配置され、この第二
    のカメラ(CAM2)は第二の色(Rt)の光のみを通
    過させるフィルタ(F2)を備え、この第二のカメラ
    (CAM2)は検査される半導体ウエハ(WF)を収納
    する装置(E)の中心点に関して0°より大きい角度
    (α)で配置され、両カメラ(CAM1、CAM2)
    は、カメラを制御し、カメラから伝達されたデータを受
    け取り、一時記憶し、さらに処理しかつ出力するための
    評価装置(PC)に接続されていることを特徴とするこ
    とを特徴とする請求項1ないし16の1つに記載の方法
    を実施するための装置。
  34. 【請求項34】 別のカバー(K)が黒色の表面を備え
    ていることを特徴とする請求項33記載の装置。
  35. 【請求項35】 少なくとも両カメラ(CAM1、CA
    M2)の1つにおいて内部室(Rm)の中にあるカメラ
    (CAM1、CAM2)の部分が、半導体ウエハ(W
    F)から見て、当該カメラ(CAM1、CAM2)の対
    物レンズ(Obj)によって覆われているように配置さ
    れていることを特徴とする請求項33又は34記載の装
    置。
  36. 【請求項36】 投光装置(Lt1、Lt2)の少なく
    とも1つがリング状であることを特徴とする請求項33
    又は35記載の装置。
  37. 【請求項37】 別のカバー(K)がリング状に配置さ
    れていることを特徴とする請求項33ないし36の1つ
    に記載の装置。
  38. 【請求項38】 内部室(Rm)が底板(Pl)によっ
    てほぼ閉塞されていることを特徴とする請求項33ない
    し37の1つに記載の装置。
  39. 【請求項39】 検査される半導体ウエハ(WF)を収
    納する装置(E)が底板(Pl)の構成要素であること
    を特徴とする請求項38記載の装置。
  40. 【請求項40】 検査される半導体ウエハ(WF)を収
    納する装置(E)が底板(Pl)の上に配置されている
    か或いはこの底板(Pl)内に組み込まれていることを
    特徴とする請求項38記載の装置。
  41. 【請求項41】 第二のカメラ(CAM2)が配置され
    る角度(α)が40°ないし70°、好ましくは60°
    であることを特徴とする請求項33ないし40の1つに
    記載の装置。
  42. 【請求項42】 第一の色(Gn)が緑色であることを
    特徴とする請求項33ないし41の1つに記載の装置。
  43. 【請求項43】 第二の色(Rt)が赤色であることを
    特徴とする請求項33ないし42の1つに記載の装置。
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