JP3577133B2 - 半導体ウエハの検査方法及び装置 - Google Patents

半導体ウエハの検査方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、半導体ウエハ、特に1ロットの半導体ウエハの検査方法及びこの方法を実施するための装置に関する。1ロットの半導体ウエハは公知の如く個々の製造ロットの構成要素である多数の半導体ウエハである。検査される半導体ウエハは既に半導体パターンを備えた少なくとも1つの第一の層と最上層としてのレジスト層とを備えている。この半導体ウエハは集積半導体メモリの製造のために使われる。半導体ウエハの検査方法においては最上層、即ちレジスト層とその下にある半導体パターンとが完全な状態について検査される。その際欠陥のある半導体ウエハはその後の製造工程から完全に除外するか、その後の製造工程の前に相応の処理を施し、欠陥がなくなったことを前提に再び通常の製造工程に取り入れるべきかが認定される。
【0002】
【従来の技術】
このような半導体ウエハの完全状態の検査(例えば粒子の付着状態、即ち汚損してないか堆積物がないか等の検査、塗布されたレジスト層の検査等)は公知の如く製造プロセスにおける歩留りを高めるために特に重要である。
【0003】
このような検査は、従来、普通の顕微鏡を使って或いは顕微鏡なしに斜めに入射される光で手作業で行われている。これは、一つには作業員に対して、特に眼や背中(姿勢、長時間着座)に対して非常なストレスを与える。しかしまた他方では大きな不確実性を伴う。というのは欠陥を認識したり、良品か不良品のウエハかを選別する際の人間の集中力は時間とともに衰えて行くからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の課題は、それ故、できるだけ間違いなく行うことができ、作業員の健康上の負担を軽減することのできる半導体ウエハの検査方法を提供することにある。さらにまたこの発明の課題は、この方法を実施するための装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
これらの課題は、方法に関しては、特許請求の範囲の請求項1に記載された特徴により、また装置に関しては、特許請求の範囲の請求項17、20及び33に記載された特徴により解決される。有利な実施態様はそれ以外の請求項に記載されている。
【0006】
【実施例】
以下に、この発明を図面に基づいて詳しく説明する。
【0007】
この発明による半導体ウエハの検査方法を詳しく記述する前に、この方法に対して適切な、この発明による半導体ウエハの検査装置の一実施例を簡単に説明する。図1はこの発明による検査装置の第一の実施例を示し、この検査装置は例えばデスクT(図2及び3による他の実施例についても同じ)或いは固定スタンドを持つその他の適当な基台の上に配置されている。検査装置は検査される半導体ウエハWFを収納するための装置E並びに底板Plを備えている。なおこの底板は必ずしも必要なものではない。装置Eは底板Plの構成要素であってもよいし、またこの発明による検査装置の他の構成によれば、底板Plの上に配置されても或いはこれに組み込んでもよい。検査装置はさらに半球状のカバーHKを備え、このカバーは底板Plとでほぼ閉塞された内部室Rmを形成し、かつその内部室Rm内に当たった光Ltを大幅に吸収する、必要に応じて黒色の表面K1を備えている。
【0008】
この閉塞された内部室Rmの内部には、絶対的に必要ではないが、好ましくはリング状の投光装置Lt1が配置され、これは検査される半導体ウエハWFに直接投光している。このリング状の構成により半導体ウエハWFの均一な投光が可能となる。半球状カバーHKは閉塞された内部室Rmの内部に当たった光Ltを吸収する表面K1を備えている。
【0009】
投光装置Lt1の上方には光Ltを吸収する別のカバーKが配置されている。このカバーは、半導体ウエハWFが投光装置Lt1により直接投光され、一方半球状のカバーHKが投光装置Lt1の直接光に対して覆われるように形成されている。このような要件の結果投光装置Lt1がリング状に形成される場合カバーKもリング状に形成するのが好ましい。
【0010】
検査される半導体ウエハWFを収納する装置Eの中心点の垂直方向上方には半球状カバーHKにカメラCAMが取り付けられており、その対物レンズObjは閉塞された内室Rm内を、特にその使用中検査される半導体ウエハWFが存在する位置に向かって覗くように設けられている。カメラCAMの対物レンズObjは、図1に示されるように、閉塞された内部室Rm内に入るようにしても良いし、またその対物レンズObjの縁部がほぼ面一に半球状カバーHKを閉じるように配置することもできる。
【0011】
カメラCAMは、カメラを制御し、カメラから伝達されたデータを受け取り、一時記憶し、処理しかつ出力するために使われる評価装置PCに接続されている。これらのデータはアナログで(「画像」の形で)、或いはカメラCAMが既にデジタル伝送装置を備えている限り(例えばA/D変換器を備えている場合)デジタルで伝送される。評価装置PCはその場合典型的にはパーソナルコンピュータ或いはデータ処理装置のようなコンピュータである。しかしまたそれは専らこのための方法を実行するハードウエアにより構成されることも考えられる。
【0012】
検査装置は次のように構成すると有利である。即ち、光Ltを吸収する半球状カバーHKの表面K1を黒色とする。投光装置Lt1から投光される光Ltは白色光とする。カバーKは黒色の表面を持つ。底板Plの表面はその半球状カバーHKに向かった面が黒色である。閉塞された内部室Rm内にカメラCAMの他の部分がある場合には、カメラは、検査される半導体ウエハWFから見て、対物レンズObjによって覆われているように配置する。
【0013】
この検査装置及び場合によってはその有効な構成により、以下に図4ないし8と関連して記載する工程が実施可能となる。
【0014】
半導体ウエハWFは、いわゆる平坦側面Ft(図5参照)を備えている(即ち円形の半導体ウエハWFの一部が平らに削られている)ものが多いので、以下に説明する方法工程では、検査される半導体ウエハWFはかかる平坦側面Ftを備えているものを前提とする。しかしながら、半導体ウエハWFはその代わりとして切り込みを備えることもできる。しかしこれは原理的にはこの方法に何らの影響もない。このような方向付けの補助手段を持たない半導体ウエハWFでさえ、例えば後で説明する矩形状の面領域SQの方向を求めることができる画像処理プログラムを利用すれば、この方法により検査できる。さらに製造プロセスで半導体ウエハWFに形成される半導体チップは矩形、場合によっては正方形であり、またこれらのチップは平坦側面Ftに対して平行に向いているということを前提とする。この発明による検査方法はこのような前提を満たしていない半導体ウエハWFについても適用可能であるが、その場合なお付加的に半導体ウエハWFをすべてのウエハに共通な位置に整列させるために及び/又は半導体ウエハWFに作られる個々のチップの位置の換算のために位置決め工程が必要である。しかしこれとてこの発明の教義に較べて何らの発明力を条件とするものではない。
【0015】
さらにまた、検査される半導体ウエハWFにより作られる半導体チップは集積半導体メモリであり、これは公知の如く、そのメモリ方式(例えばDRAM、SRAMのような揮発性メモリ、ROM、PROM、EEPROMのような不揮発性メモリ(NVメモリ))とは無関係に、規則的パターンの大きい領域SQ(図5参照)(いわゆるメモリセルブロック或いはメモリセルフィールド)並びに例えばデコーダや増幅器のようないわゆる周辺回路及び接続端子面(パッド)を有する不規則的パターンの領域を備えているものと仮定する。規則的パターンの領域SQは通常全メモリチップの約80ないし95%を占める。その上このような半導体ウエハWFにはなお個々のチップの間に、(仕上がった)半導体ウエハWFを分割して個々のチップをケース、チップカード等に取りつけるために使われる領域(一般にスプリット枠と呼ばれる)が配置されている。この発明による方法では規則的パターンの領域SQだけが検査される。この規則的パターンの半導体ウエハWFの全表面に対する大きな比率を考慮すればそれで全く充分であるからである。
【0016】
さらにまた、この発明による方法に対しては、半導体ウエハWFは、図4に示すように検査されるべきものとして、既に製造されている半導体チップのパターンStを有している少なくとも1つの層と、最上層としてのレジスト層(以後のパターン化工程のための)とを備えていることが前提とされている。
【0017】
この発明による検査方法の本質的な利点は、検査が自動的に行われる、即ち人間の行為を介在させることなく行われるということである。このことは一方では作業員の健康を保護することになる(冒頭に述べた従来技術の欠点を参照)。他方また検査の精度を次の理由から促進する。
・同一の或いはより短い測定時間(ウエハ当たり)でより多数の測定点が検査される、即ち検査がより正確である。
・人間による誤った決定(良品/欠陥品の認定及び良品/欠陥品の選別の取り違え)が回避される。
・ウエハ当たりより短い測定時間で作業員当たりの処理量、即ち生産性が向上する。
【0018】
さらに、この発明による検査方法によれば、1人の作業員がこの方法を実施するためのこの発明による検査装置を複数個操作(例えば、それが自動化されてない場合のウエハの脱着、それが自動化されてない場合の装置の始動)し及び/又は管理し、その結果生産性がさらに向上する可能性が開かれる(なおより高い生産性は周知の如くより低い製造コストを意味し、今日このことは集積回路のメーカーにとって極めて重要である)。
【0019】
この発明による方法は、少なくとも1つのロットの最初の半導体ウエハに対して(或いはこのロットのすべての残りの半導体ウエハまでの他のものについても可能であることは明らかである)次のように進行もしくは実施されるように構成される。半導体ウエハWFが投光装置Lt1により、特に白色光で直接投光される。半導体ウエハWFに被膜されたレジスト層Lは光Ltを反射する。半導体ウエハWFの垂直方向上方に配置され、その配置により半導体ウエハWFを「覗いている」カメラCAMにより、反射された光Ltの反射度Rが以下の工程によって求められる(なおここで反射度Rとは、半導体ウエハWFからカメラCAMの対物レンズに当たりもしくは作用する明るさの尺度とする)。
【0020】
先ず、評価装置PCにより、測定線となりかつ平坦側面Ftにある距離をおいて平行に走る第一の線LNxが半導体ウエハWFのレジスト層Lの表面にシミュレート、即ち「仮想」される。半導体ウエハWFの明るさ、即ち、反射度Rの値がこの仮想線LNxに沿って選択された点Px(「画素」、図には判り易くするため示されていない)でカメラCAM及び評価装置PCにより求められ、この点Pxの位置値xとともに評価装置PCに一時記憶される。
【0021】
この仮想線LNxに沿って求められかつ測定された反射度Rの値で所定の最小値Rmin以下にあるものが過半数出てきた場合、検出されかつ一時記憶されたデータはこの仮想線LNxに関して使用不能として退けられる。即ち、仮想線LNxは主に規則的パターンの大きい平面領域SQを通っておらず、不規則パターンの範囲或いはスプリット枠を通るものと考えられる。これらの範囲及びスプリット枠(「U」で示される、図5参照)はしかしながら約束に従って検査される必要はない。そこで今まで測定された仮想線LNxに代わって、この仮想線LNxから所定の間隔で、もう1つの仮想線LNx1が選択されて使用される(図5には判り易くするため図示されてない)。この仮想線に関して反射度Rが、最初に使用された仮想線LNxと全く同様に、その付属する位置値xとともに求められかつ一時記憶される。
【0022】
この第二の仮想線LNx1の値のこれまた過半数が最小値Rmin以下の値を示したならば、すべての動作、即ち「この仮想線LNx1の値の放棄、さらにもう1つの仮想線LNx2の選択、その反射度R及びその付属の位置値xの取得及び評価、並びに中間記憶」がもう一度前記に従って行われる。
【0023】
これは、全体として、その反射度Rの値が過半数最小値Rminの規準に充分な仮想線LNx、LNx1、LNx2・・・が見出されるまで何回も行われる。もしこの規準を満足するこのような仮想線LNx、LNx1・・・が得られなかった(場合によっては、適切な仮想線LNx、LNx1を見出す試みの最大数が制限されている)ときには、この半導体ウエハWFの検査は中止される。何となればこの場合かなりのスケールの欠陥が存在するか、おそらく半導体ウエハWFがそのレジスト層Lの下に半導体パターンStを備えていないことが考えられるからである。
【0024】
平坦側面Ftに平行な仮想線LNxを求めた結果、反射度Rが過半数が最低反射度Rminの規準に充分な値に達した場合には、今度は、従来と全く同様に、検査される半導体ウエハWF上の何処かに、見出された仮想線(以後これは第一の仮想線LNxであったと仮定する)に対して垂直方向に新たな仮想線LNyがシミュレートされる。この仮想線に沿って測定点Pyにおいて再び反射された光Ltの反射度Rの値が(その属する位置値yとともに)カメラCAM及び評価装置PCにより測定され、一時的に記憶される。この値もまた過半数が最低反射度Rminの規準を満足せねばならない(これは場合によっては平坦側面Ftに平行な仮想線LNxに関して他の値をとることも考えられる)。もしこれらが満足されない場合には、新しい仮想線LNyに関して、既に仮想線LNxに関して仮想線LNx1、LNx2・・・を見出すために説明した工程が同様にさらに新しい仮想線LNy1、LNy2等で(それぞれ前に測定された新しい仮想線LNy、LNy1等に対して所定の間隔の)、最小反射度Rminの規準に満足する新しい仮想線LNyが見出されない(この場合当該半導体ウエハWFの検査は中止される)ことが認定される(場合によっては所定の最大数の試みの後)まで、或いはこのような仮想線が見出されるまで実行される(これは以下の説明では最初の仮想線LNyであると仮定する)。
【0025】
使用可能な仮想線LNx及びLNyが見出された場合、これらの仮想線LNx及びLNyのそれぞれの測定点の(仮想線LNxに対する)位置値x及び(仮想線LNyに対する)位置値yが既に一時的に記憶されている。位置値は平坦側面Ftの位置に関係する。測定点Px及びPyはできるだけ互いに狭い間隔に置かれ、これによりできるだけ正確に(即ち、反射度Rのその属する値に関して)範囲U(不規則パターン及びスプリット枠)に対する規則的パターンのそれぞれの領域SQの間の限界が検出されるようにしなければならない。
【0026】
図6は仮想線LNxに沿った反射度Rの測定値の経過を例として示す。仮想線LNyについても同様な経過をとるが、これは横座標に括弧に記入した「y」で示されている。この場合「SQ」は規則的パターンの(矩形と仮定された)大きい面領域SQを表し、他方「U」は不規則パターン並びにその都度のスプリット枠の(より小さい)範囲を表す。その他使用された符号「x」及び「y」(括弧内に記載されている)は後で説明する。この図は、規則的パターンの大きい面領域SQは通常時は反射度Rの高い値をとるが、範囲Uは多くの場合はっきり低い値の反射度Rをとるという事実に基づいている。
【0027】
この方法のその後の工程に対しては、即ち、最小値Rminの規準を満たした仮想線LNx、LNyが見出された半導体ウエハWFに対しては、規則的パターンの大きい面領域SQの不規則パターン及びスプリット枠の範囲Uに対する縁部にある点(即ち図5及び図7に示される大きい面領域SQの4隅の点A、B、C、D)、即ち座標系x、y(図6参照)が重要である。範囲Uは約束に従って検査対象から除外されているからである。この目的のため1つの仮想線LNx(もしくはその代わりとして使用される他の仮想線LNx1、LNx2・・)の位置x及び1つの仮想線LNy(もしくはその代わりとして使用される他の仮想線LNy1、LNy2・・)の位置y、その反射度Rの値、並びに面領域SQ(即ちメモリセルフィールド)が矩形であるという情報からこれらの座標x、yが評価装置PCにより検出される。
【0028】
この求めは数学的に容易に実行可能な方法で、大きい面領域SQがx及びy方向に(即ち、平坦側面Ftに対して平行及び垂直に、それ故仮想線LNx、LNyに対して平行及び垂直に)規則的に繰り返す矩形を形成しているという情報から、また両仮想線LNx、LNyの位置x及びyの反射度Rの値が所定の最大値Rmaxを越えてはいるが、同時にこの位置x及びyの隣接点がこの最大値Rmaxを越えていないような位置x及びyが考慮されるという判断規準から行われる。その反射度Rがこの最大値Rmax以下にあるすべての位置x及びyはその後の工程からは検査される必要のない範囲Uとして除外される。
【0029】
これにより検査される半導体ウエハWFに関してすべての矩形面領域SQ(これは矩形の特別例として正方形でもあり得る)が検査が行われる面領域として確定される。範囲Uは約束に従って検査から除外される。さらに半導体ウエハWFのいわゆる不完全な縁部チップに相当する不完全な面領域SQも検査から除外される。
【0030】
面領域SQ及び範囲Uの平坦側面に関する地理的配置はすべての半導体ウエハWFにおいて同一である(共通の製造工程に基づき)ので、上述した方法に従って求められ一時記憶された面領域SQの座標x、yは他の同一のロットの半導体ウエハWFに対してもこれらのウエハを装置Eに適切な位置に配置した場合使用できる(しなければならないではない)。従って上述した工程は同一のロットの他の半導体ウエハWFについては省略できる。これにより計算時間が節約される。
【0031】
以下に面領域SQに関して記載されたその後の工程が引き続いて半導体ウエハWFの各個々の矩形面領域SQに適用される。この工程は同様に仮想線の原理に基づくものであるが、この仮想線は上述した仮想線LNx、LNyとは異なり今度は測定線LNとして記載する。
【0032】
検査される各矩形面領域SQ(図7参照)においては少なくとも1つの測定線LNが「想像上」1つの稜(図7では4個の測定線LNについて、即ち稜ABもしくはCDに対して平行に例示されている)に対して平行に「置かれて」いる。これは特に面領域SQの長い方の稜に平行に行われるが、また短い方の稜に平行にしてもよい。
【0033】
この各測定線LNに沿ってカメラCAM及び評価装置PCにより所定の測定点1、2、3・・・におけるそれぞれの反射度Rが求められ一時記憶される。各面領域SQ当たりにより多くの測定線LNが使用され、より多くの測定点が与えられればそれだけ検査が正確になる。
【0034】
2つの選択された測定線LNに沿った反射度Rに対して例えば図8に示された2つの特性(これは必ずしもサイン曲線である必要はない)が生ずる。このダイアグラムで横座標には測定点1ないし23が、縦座標には反射度Rのその都度の値がとられている。
【0035】
「x」でとった反射度Rの値は第一の測定線LNに沿った値である。後で詳述する、欠陥があるか否かを認定する可能な規準が示すように、この測定線に沿っては欠陥は認められない。確かに反射度Rの値は、面領域SQ内の或いはレジスト層Lの下の種々のパターンに起因してばらついてはいる。しかしながらこれらは、以下に挙げる判断規準から判るように、通常の期待される値の範囲内にあるので、この測定線LNに関して検査された面領域SQは「良品」と判断される。反射度Rの値はまた周期的な変化を示している。これは、今日、集積半導体メモリ(これはこの半導体ウエハWF、従って考察してきた面領域SQで作られている)が多数の互いに隣接したメモリセルフィールドを備えていることに由来する。図示された各周期は即ちこのような(将来の)メモリセルフィールドに相当する。
【0036】
図8で「〇」で示した反射度Rの値は例えば同一の面領域SQの第二の測定線LNに沿った測定値である。この場合測定点4及び11が目立っている。
【0037】
測定点4(即ち第一の周期内)における反射度Rの値は明らかにその他の測定点の上にある、特にその他の周期の各1つの中の局部的最大値に関しても上にある。この場合白い粒子に起因する欠陥がある。白い粒子は光Ltをレジスト層Lのその他の場所より余計に発するので、この値は特に高い。
【0038】
第二周期から第三の周期へ移る所に(偶然に)存在する測定点11における反射度Rの値は、その他の測定点、特に個々の周期における最小値に比較して特に低い。このことは、第二及び第三の(なお作られるべき)メモリセルフィールドの間にある面領域SQの当該地点に暗い粒子が存在していることを推論させる。しかしながら、この場所においてレジスト層Lが非常に薄いか或いはそれどころか孔を持っていることもあり得る。従ってメモリチップのその後の製造過程でこの場所にアンダーエッチのような製作上の欠陥が生ずることもある。いずれにしても測定値は第二の測定線LNに沿って2つの欠陥があることを示す。これらの欠陥は個々に認定されて半導体ウエハWFのそれに応じた選び出しになるか、場合によっては後処理に供せられる。
【0039】
測定線LNごとの測定点1、2、3・・・により判断規準に基づいて、検査された矩形面領域SQ、従って全体の半導体ウエハWFが正常か欠陥があるかを評価装置PCにより求められる。この結果は(場合によっては欠陥が何処にあるかの地理的データとともに)評価装置PCにより、例えばメモリ媒体(磁気テープ、ハードディスク)のデータの形で、印刷により或いは後処理のための適当な機械の制御によって出力可能である。なおこれについては色々な可能性が考えられる。
【0040】
検査された半導体ウエハWFもしくはその矩形面領域SQが正常か否かの判断に当たっては特に次の判断規準が使用される。即ち、1つの面領域SQの各測定線LNについて別々に、或いはまた当該面領域SQのすべての測定線LNについて、個々の現れる周期の反射度Rの最大値が求められ、ついでその値が所定の許容誤差値以上に互いに異なっているかどうか検討される。もしそうであったならば欠陥が認定される。当該値及びこれに属する座標が一時記憶され、場合によっては出力され或いはさらに処理される。
【0041】
反射度Rの最小値に関しても同じことが行われる。さらに他の判断規準として次のことが実施される。評価装置PCにより検査される面領域SQに関して唯一の測定線LN或いはすべての測定線LNに沿って求められたすべての反射度Rの値から平均値が形成される。この平均値が所定の値から所定の量以上に偏倚していたら欠陥と評価される。周期的に現れる反射度Rの最大値(或いはまた最小値)に関する対応の平均値の形成は対応の所定値との比較及びこの値から所定量だけ偏倚していることの検討と関連して同様に好ましい判断規準である。
【0042】
この判断規準はそれぞれこの発明による検査方法を実施する際にそれだけでも適用可能である。しかしながらこの規準は互いに部分的に或いは完全に組み合わせて適用可能である。
【0043】
実際に検査される面領域SQの前に既に同一ロットの他の矩形面領域SQが検査されていた場合には、次の判断規準を使用することができる。即ち、実際の面領域SQの測定線LNの1つ、多数或いはすべての反射度の値を以前に検査された面領域SQの対応の測定線LNの相当の値と比較する。その都度の値の対が相互に所定の差値以上に偏倚しているかどうかが、欠陥があるかないかの決定に役立つ。
【0044】
この判断規準は、最後に述べたような反射度Rのそれぞれの値の比較に代えて、次の比較でもよい。即ち、対応の最大値相互の比較、この最大値の対応の平均値相互の比較、対応の最小値相互の比較、この最小値のそれぞれの平均値相互の比較並びに測定値のそれぞれの平均値相互の比較。欠陥があるかないかの決定としてはその場合それぞれ所定の差量が利用され、それを越えているとき欠陥と認定される。
【0045】
半導体ウエハWFの矩形面領域SQのすべてが前述の方法により検査されそして検査された半導体ウエハWFに関して相当の結果が出たときに、この発明による検査方法の第一の実施例は終了する。勿論、この発明の特別な実施例において、この方法の基本的特徴の条件を変えて、特に前に良品と認定された半導体ウエハWFの面領域SQに再度この方法を実施するための他の装置により適用することも可能である。その場合検査される矩形面領域SQ及び検査から除外される範囲Uの認識及び識別に使われる工程が繰り返される。しかしながら、検査される面領域SQの座標x、yが前記の方法から引き継がれ、平坦側面Ftを持つ半導体ウエハWFの装置Eに関する適当な調整が行われるときには、これを省略することもできる。というのは、平坦側面Ftに関する座標x、yは評価装置PCに記憶されているからである。先ずこの新しい方法を実施するための装置を図2に基づいて説明する。
【0046】
この装置は最初に述べた装置と同様に構成されている。しかし幾つかの点で両者ははっきり異なっている。
【0047】
この検査装置も同様に検査される半導体ウエハWFを収納するための装置Eと投光装置Lt2を備えている。しかしこの投光装置は半導体ウエハWFを間接的に投光するものである。さらに既に紹介した半球状カバーHKも備え、これは勿論その内部に、当たった光Ltを高い度合で反射する表面K2を有する。それ故この表面は白色が好ましい。さらに投光装置Lt2と検査される半導体ウエハWFを収納するための装置Eとの間には当たった光Ltを吸収する別のカバーKが配置され、これは半導体ウエハWFと共に装置Eへの光の直接入射を阻止するように形成されている。即ち、半導体ウエハWFは半球状カバーHKにおける投光装置Lt2の光Ltの反射により間接的にのみ投光される。半球状カバーHKにはカメラCAMが、その対物レンズObjが半球状カバーHKの内部室Rmを覗くように配置されている。カメラCAMは、図1の第一の実施例のように、半導体ウエハWFの収納装置Eの中心点垂直上方に配置されているのではなく、0°より大きく、90°より小さい角度αで配置されている。この角度の設定は40°ないし70°がよく、最適値は60°であることが実証されている。この場合カメラは即ち直接にも間接にも半導体ウエハWFに写らず、反射度の値を捕捉するのに邪魔とならない。さらにカメラCAMの対物レンズObjには受像画のコントラストを高める赤色フィルタFを取りつけるのが好ましい。
【0048】
カメラCAMは、第一の実施例の場合と同様に、カメラCAMを制御するとともに、カメラCAMにより伝えられたデータもしくは画像を受け取り、処理し、一時記憶しかつ出力する評価装置PCに接続されている。
【0049】
以下に挙げるその他の構成は検査装置の2つの実施例(即ち図1及び図2による装置)において有効である。投光装置Lt1もしくはLt2の光は白色光である。カバーKは黒色の表面を持つ。半球状カバーHKの内部にあるカメラCAMの部分は、そもそも存在する限り、半導体ウエハWFもしくは装置Eから見て、これらが対物レンズObjによって覆われているように配置される。さらに、投光装置Lt1もしくはLt2及び/又はカバーKがリング状に形成されることは、一様に投光する意味で有利である。底板Plは第二の実施例装置においては(恐らく機械的理由、安定性の理由或いは簡単な画像処理の理由以外の理由から)絶対的に必要なものではない。しかしながらそれを設ける場合には、それは黒色とされる。
【0050】
このように変形された第二の検査装置により前述の方法に引き続いて次の方法が行われる。(第二の方法で検査される)半導体ウエハWFは投光装置Lt2及び反射性表面K2を持つ半球状カバーHKにより間接的に投光される。カメラCAMは角度αを持って配置されているのでこの場合座標x1、y1を持つ矩形状の面領域SQは最初の構成に対して歪んで現れる。この歪みは評価装置PCによりカメラ位置の角度α及び本来の座標x、yから計算される。各面領域SQに対するこの計算され歪んだ座標x1、y1により先に説明した方法が、矩形状の面領域SQ自体の検査に関する限り(即ち、面領域SQ及び座標x、yを求めるのに関する第一の工程ではない)、改めて実行される。この場合前述と同じ判断規準が適用される。
【0051】
カメラCAMを斜めに配置して行うこの修正された方法は、カメラCAMを垂直に配置して行う先に述べた方法で良品と見なされた面領域SQにのみ適用すると、計算時間を節約でき、従って作業時間を短縮できるので有利である。
【0052】
この方法は時間がかかったとしても、この実施例は次のような本質的な利点を持つ。即ち、レジスト層Lの内部及び/又はその下には、カメラCAMが垂直に立っている場合及び/又は半導体ウエハWFを直接投光する場合には、見ることができない従って認識できない欠陥が生ずる。しかしながら、この新しい方法によれば、即ち、間接投光と斜めに置かれたカメラCAMとによりこのような欠陥も大抵の場合認識され、その結果当該半導体ウエハWFの適時の後処理が可能になり、これはまた製造されるべき半導体メモリの歩留りを高め、従って全体として生産コストを低下させる。
【0053】
この方法を実施するための第三の検査装置は、前述のすべての工程を、即ちカメラCAMが垂直に設置された場合の工程も、またカメラCAMが斜めに角度αをもって設置された場合の工程も、唯一の装置、即ちこの第三の実施例で行うことを可能にする。この装置を図3に基づいて説明する。
【0054】
この検査装置もまた検査される半導体ウエハWFを収納する装置Eを備える。この装置は2つの投光装置Lt1、Lt2を有し、その中の第一のもの(Lt1)は第一の色Gn、特に緑色の光で半導体ウエハWFを直接投光し、第二のもの(Lt2)は第一の色Gnに対して補色関係にある第二の色Rtの光で半導体ウエハWFを間接投光する。第二の色Rtは好ましくは赤色である。同様にこの第三の実施例の構成要素である半球状カバーHKは、その内部室Rmに、これまた同様に第二の色Rt、即ち赤色の表面K3を備える。半球状カバーHKはこの実施例においてもオプションとしてのみ存在する底板Plによりほぼ閉塞された内部室Rmを形成している。この底板Plはその内部室側の表面で第二の色Rt、即ち殊に赤色をしている。しかしこの表面は他の構成では黒色でもあり得る。第一の投光装置Lt1の上側には光を透過しない別のカバーKが配置されている。このカバーKは光吸収性であるのがよい。これは、一方では半導体ウエハWFが第一の投光装置Lt1により直接投光可能であり、他方では半導体ウエハWFが第二の投光装置Lt2により間接的にのみ投光されるように形成されている。
【0055】
半導体ウエハWFの収納装置Eの中心点の垂直方向上方には半球状カバーHKに第一のカメラCAM1が、その対物レンズObjが半球状カバーHKの内部室Rmを、そしてそこで装置Eを覗くように配置されている。第一のカメラCAM1は第一の色Gnだけを、即ち特に緑色光を透過するフィルタF1(緑色フィルタ)を備えている。
【0056】
さらに、半球状カバーHKには第二のカメラCAM2が、その対物レンズObjが半球状カバーHKの内部室Rmに突入しそしてそこで装置Eを覗くように配置されている。第二のカメラCAM2も、勿論第二の色Rtのみを、即ち特に赤色光を透過するフィルタF2(赤色フィルタ)を備えている。
【0057】
第二のカメラCAM2は収納装置Eの中心点に関して、0°より大きく、最大でも第二のカメラCAM2が第一のカメラCAM1と接触しないような大きさの角度αに配置されている。
【0058】
両カメラCAM1、CAM2は、カメラCAM1、CAM2の制御に並びにカメラCAM1、CAM2により得られたデータもしくは画像を検出し、一時記憶し、処理しかつ出力するために利用される評価装置PCに接続されている。
【0059】
検査装置のこの第三の実施例はこの発明による方法により次のように使用される。個々の矩形面領域SQをその座標x、yとともに認識し検出する第一の工程及び面領域SQ、従って半導体ウエハWFの本来の検査を垂直に立ったカメラ(装置の第一の実施例におけるCAM)により行う第二の工程に対し、検査される半導体ウエハWFは第一の投光装置Lt1及び垂直直立のカメラCAM1により既述の方法で検査される。
【0060】
これに続いて検査装置の第二の実施例について記載された最後に挙げた(即ち半導体ウエハWFの間接投光と斜めに配置されたカメラCAMにより実施される)工程に対して第一の投光装置Lt1及び第一のカメラCAM1が遮断され、その代わりに間接投光(即ち投光は第二の投光装置Lt2により行われる)及び第二のカメラCAM2による方法が装置の第二の実施例について説明した工程に従って行われる。
【0061】
2つの異なる投光方式(直接及び間接投光)が反射が生ずるかもしくは阻止されるかを含めた光条件で特に半球状カバーHKにおいてできるだけ相互に干渉しないように、投光装置Lt1、Lt2は互いに補色関係の色Gn、Rtを持ち、半球状カバーHK及び底板Plがそれに応じて形成された表面を持つたシステムが選ばれた。
【0062】
さらに、両カメラCAM1、CAM2の1つにおいて或いは両カメラCAM1、CAM2において、半球状カバーHKの内部室RmにあるCAM1及び/又はCAM2の部分が、半球状カバーHKもしくは装置Eから見て、それらがそれぞれのカメラCAM1、CAM2の対物レンズObjによって覆われているように配置されているのが好ましい。
【0063】
さらに、両投光装置Lt1、Lt2の少なくとも1つが及び/又はカバーKがリング状でありもしくはリング状に配置されるていることが有利である。
【0064】
半導体ウエハWFの収納装置Eも種々の方式で有利に形成され得る。即ち、この装置は底板Plの構成要素として底板Plに配置されるかこの底板Plに組み込まれる。
【0065】
第二のカメラCAM2が装置Eの中心点に関して配置される角度αは40°ないし70°とし、最適には60°に配置するのが(第二の装置に応じて)有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による半導体ウエハの検査方法を実施するための装置の第一の実施例を示す概略構成図。
【図2】この発明による半導体ウエハの検査方法を実施するための装置の第二の実施例を示す概略構成図。
【図3】この発明による半導体ウエハの検査方法を実施するための装置の第三の実施例を示す概略構成図。
【図4】この発明による検査装置により検査される半導体ウエハの縦断側面図。
【図5】この発明による検査装置により検査される半導体ウエハの平面図。
【図6】この発明による検査装置により検査される半導体ウエハの反射度のダイアグラム。
【図7】この発明による検査装置により検査される半導体ウエハの平面の一部分を表す図。
【図8】この発明による検査装置により検査された半導体ウエハの反射度の位置に関係した特性線図。
【符号の説明】
WF 半導体ウエハ
E 半導体ウエハの収納装置
HK 半球状カバー
Rm 半球状カバーの内部室
Lt1 第一の投光装置
Lt2 第二の投光装置
K 別のカバー
Lt 光
CAM カメラ
PC 評価装置

Claims (43)

  1. 集積半導体メモリの製造に使われる半導体ウエハ(WF)、特にレジスト層(L)を備え、その下に既に半導体パターン(St)の少なくとも1つの層が存在する集積半導体メモリの製造に使われる1ロットの半導体ウエハ(WF)の検査方法であって、検査が自動的に次の工程、即ち
    1)少なくとも検査される最初の半導体ウエハ(WF)において検査から除外される範囲(U)及び検査されるべき面領域(SQ)が次の工程、即ち、
    1a)半導体ウエハ(WF)に直接投光され、形成されたレジスト層(L)がその光(Lt)を反射し、
    1b)半導体ウエハ(WF)の垂直方向上方に配置されたカメラ(CAM)及びこれに接続された評価装置(PC)により反射された光(Lt)の反射度(R)が次の方法で求められて一時記憶され、即ち、
    1b1)半導体ウエハ(WF)上に引かれた互いに直交する2つの、そしてその1つ(LNx)は半導体パターン(St)の前走部において整列されている仮想線(LNx、LNy)に沿ってこの仮想線(LNx、LNy)の選択された点(Px、Py)において反射された光(Lt)の反射度(R)が検出されかつ一時記憶され、
    1b2)少なくとも仮想線(LNx、LNy)の1つにおいて過半数が所定の最小値(Rmin)以下にある値が生じたとき、この過半数が所定の最小値(Rmin)以下の値を持つ仮想線(LNx、LNy)に対してある間隔で平行に走るもう1つの仮想線(LNx1、LNy1)に関して1b1)の工程が繰り返され、
    1b3)この仮想線(LNx1、LNy1)に関する1b2)の工程でも過半数が所定の最小値(Rmin)以下にある反射度(R)の値になったときは、それぞれ最後に測定された仮想線(LNx2・・、LNy2・・)に対して間隔をもって存在する更に別の仮想線(LNx2・・、LNy2・・)により、その反射度(R)の値が過半数が最小値(Rmin)の規準を満たした仮想線(LNx2・・、LNy2・・)が見出されるまで1b2)の工程が繰り返され、
    1c)1b1)ないし1b3)の工程で最小値(Rmin)の規準を満たした、互いに直交する2つの仮想線(LNx2・・、LNy2・・)が得られなかったときは、検査は中止され、それに代わって両仮想線(LNx、LNy)の各々に関してその位置点(x、y)、それに属する反射度(R)の値並びに半導体ウエハ(WF)が集積半導体メモリの製造に使われるという情報から、反射度(R)が所定の最大値(Rmax)より上にある位置点であって、かつこの点に隣接した位置においては反射度(R)が該最大値(Rmax)を下回る位置点の座標(x、y)が求められ、
    1d)このようにして見出された多数の座標(x、y)がその後の工程において検査される半導体ウエハ(WF)の範囲(U)を除外するために用いられ、その結果検査される半導体ウエハ(WF)に対して、それぞれの4隅(A、B、C、D)の座標が求められたそれぞれの座標(x、y)に同一である多数の検査される面領域(SQ)が生ずる
    に従って求められ、
    2)各面領域(SQ)の検査はさらに投光した状態で以下の工程、即ち、
    2a)検査される面領域(SQ)を通る少なくとも1つの仮想測定線(LN)が定められ、
    2b)この測定線(LN)に沿って所定の測定点(1、2、3、・・)において反射された光(Lt)の反射度(R)のそれぞれの値がカメラ(CAM)及び評価装置(PC)によって検出され一時記憶され、
    2c)このように検出され一時記憶された反射度(R)の値に基づいて少なくとも1つの所定の判断規準に従って検査された面領域(SQ)が正常であるか欠陥があるかが検出され、
    2d)欠陥と判定された面領域(SQ)が検出される
    で行われることを特徴とする半導体ウエハの検査方法。
  2. 同一のロットの半導体ウエハ(WF)の第二及びその他の半導体ウエハ(WF)に対しては、請求項1の1)ないし1d)の工程に従ってその面領域(SQ)の4隅(A、B、C、D)の座標(x、y)を検出する代わりに、同一のロットの最初の半導体ウエハ(WF)に対して検出された対応の座標(x、y)が実際の半導体ウエハ(WF)の面領域(SQ)の検査の基礎とされることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 半導体ウエハ(WF)が間接的に投光され、カメラ(CAM)が半導体ウエハ(WF)の表面に対して0°より大きく、90°より小さい角度(α)に配置され、このカメラの配置から生ずる面領域(SQ)の座標(X1、Y1)に関する歪みが、面領域(SQ)の本来検出された座標(x1、y1)及びカメラ(CAM)の選択された角度(α)から計算され、この計算された座標(x1、y1)に基礎として請求項1の2)ないし2d)に従って工程が実施されることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. 垂直に設置されたカメラ(CAM)による検査で正常であると認定された面領域(SQ)だけが角度(α)に配置されたカメラ(CAM)により検査されることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 検査される面領域(SQ)に対する判断規準として周期的に現れる反射度(R)の最大値が使用され、この最大値相互の所定の差以上の偏倚が検査される面領域(SQ)に関して欠陥として評価されることを特徴とする請求項1ないし4の1つに記載の方法。
  6. 1つの面領域(SQ)の1つ或いはすべての測定線(LN)に沿って検出された反射度(R)の全ての値から平均値が形成され、検査される面領域(SQ)に対する判断規準としてこの平均値の所定値からの所定量以上の偏倚が使用されることを特徴とする請求項1ないし5の1つに記載の方法。
  7. 1つの面領域(SQ)の1つ或いはすべての測定線(LN)に沿った周期的に現れる反射度(R)の最大値から平均値が形成され、検査される面領域(SQ)に対する判断規準としてこの平均値の所定値からの所定量以上の偏倚が使用されることを特徴とする請求項1ないし6の1つに記載の方法。
  8. 検査される面領域(SQ)に対する判断規準として周期的に現れる反射度(R)の最小値が使用され、この最小値相互の所定の差以上の偏倚が検査される面領域(SQ)に関して欠陥として評価されることを特徴とする請求項1ないし7の1つに記載の方法。
  9. 検査される面領域(SQ)に対して反射度(R)の少なくとも一部の求められた値が実際に検査される面領域(SQ)の前に既に検査された面領域(SQ−1)のそれぞれ対応の一部の求められた値と比較され、このようにして互いに比較された値の所定の差の偏倚が判断規準として使用されることを特徴とする請求項1ないし8の1つに記載の方法。
  10. 検査される面領域(SQ)に対する判断規準としてこの面領域(SQ)及びこの面領域(SQ)の前に検査された面領域(SQ−1)の求められた反射度(R)の値に代わってそれぞれの最大値相互の所定値以上の偏倚が使用されることを特徴とする請求項5又は9記載の方法。
  11. 検査される面領域(SQ)に対する判断規準としてこの面領域(SQ)及びこの面領域(SQ)の前に検査された面領域(SQ−1)の求められた反射度(R)の値に代わってそれぞれの反射度(R)の平均値相互の所定値以上の偏倚が使用されることを特徴とする請求項6又は9記載の方法。
  12. 検査される面領域(SQ)に対する判断規準としてこの面領域(SQ)及びこの面領域(SQ)の前に検査された面領域(SQ−1)の求められた反射度(R)の値に代わってそれぞれ現れる最大値或いは最小値により形成された平均値相互の所定値以上の偏倚が使用されることを特徴とする請求項7又は9記載の方法。
  13. 検査される面領域(SQ)に対する判断規準としてこの面領域(SQ)及びこの面領域(SQ)の前に検査された面領域(SQ−1)の求められた反射度(R)の値に代わってそれぞれの最小値相互の所定値以上の偏倚が使用されることを特徴とする請求項8又は9記載の方法。
  14. 仮想された測定線(LN)が検査される面領域(SQ)の長い方の稜に対して平行におかれることを特徴とする請求項1ないし13の1つに記載の方法。
  15. 仮想された測定線(LN)が検査される面領域(SQ)の短い方の稜に対して平行におかれることを特徴とする請求項1ないし13の1つに記載の方法。
  16. 検査される面領域(SQ)が1つ以上の測定線(LN)により検査されることを特徴とする請求1ないし15の1つに記載の方法。
  17. 検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)と、半導体ウエハ(WF)に直接投光するための投光装置(Lt1)と、内部から半球状のカバー(HK)に当たった光(Lt)を吸収する表面領域(K1)を持つ半球状カバー(HK)とを備え、この半球状カバー(HK)はその内部に内部室(Rm)を形成し、投光装置(Lt1)の上方には当たった光(Lt)を透過しない別のカバー(K)が配置され、このカバーは半導体ウエハ(WF)が投光装置(Lt1)により直接投光されるように形成され、検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)の垂直方向上方には半球状カバー(HK)にカメラ(CAM)が、その対物レンズ(Obj)が半球状カバー(HK)の内部室(Rm)を覗くように配置され、このカメラ(CAM)は、このカメラを制御しこのカメラによって伝達されたデータを受け取り、一時記憶し、処理しかつ出力する評価装置(PC)に接続されていることを特徴とする請求項1、2、4ないし16の1つに記載の方法を実施するための装置。
  18. 光(Lt)を吸収する半球状カバー(HK)の表面(K1)は黒色であることを特徴とする請求項17記載の装置。
  19. 別のカバー(K)は黒色の表面を備えることを特徴とする請求項17又は18記載の装置。
  20. 検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)と、半導体ウエハ(WF)に間接投光するための投光装置(Lt2)と、内部から半球状のカバー(HK)に当たった光(Lt)を高い度合いで反射する表面(K2)を持つ半球状カバー(HK)とを備え、この半球状カバー(HK)はその内部に内部室(Rm)を形成し、投光装置(Lt2)と検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)との間には光を透過しない別のカバー(K)が配置され、このカバーは半導体ウエハ(WF)が投光装置(Lt2)により間接的にのみ投光されるように形成され、半球状カバー(HK)にはカメラ(CAM)が、その対物レンズ(Obj)が内部室(Rm)を覗くように配置され、このカメラ(CAM)は検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)の中心点に関して0°より大きく、90°より小さい角度(α)で配置され、このカメラ(CAM)は、このカメラを制御しこのカメラによって伝達されたデータを受け取り、一時記憶し、処理しかつ出力する評価装置(PC)に接続されていることを特徴とする請求項3ないし16の1つに記載の方法を実施するための装置。
  21. カメラ(CAM)が配置される角度(α)は40°ないし70°、好ましくは60°であることを特徴とする請求項20記載の装置。
  22. 光(Lt)を反射する半球状カバー(HK)の表面(K2)は白色であることを特徴とする請求項20又は21記載の装置。
  23. カメラ(CAM)の対物レンズ(Obj)が赤色フィルタ(F)を備えていることを特徴とする請求項20ないし23の1つに記載の装置。
  24. 内部室(Rm)が底板(Pl)によってほぼ閉塞されていることを特徴とする請求項17ないし23の1つに記載の装置。
  25. 光(Lt)が白色光であることを特徴とする請求項17ないし24の1つに記載の装置。
  26. 別のカバー(K)が黒色の表面を備えていることを特徴とする請求項17ないし25の1つに記載の装置。
  27. 底板(Pl)の表面がその半球状カバー(HK)側の面で黒色であることを特徴とする請求項17ないし26の1つに記載の装置。
  28. 半球状カバー(HK)の内部室(Rm)にあるカメラ(CAM)の部分が、半導体ウエハ(WF)から見て、対物レンズ(Obj)によって覆われているように配置されていることを特徴とする請求項17ないし27の1つに記載の装置。
  29. 投光装置(Lt1、Lt2)がリング状であることを特徴とする請求項17ないし28の1つに記載の装置。
  30. 別のカバー(K)がリング状に配置されていることを特徴とする請求項17ないし29の1つに記載の装置。
  31. 検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)が底板(Pl)の構成要素であることを特徴とする請求項17ないし30の1つに記載の装置。
  32. 検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)が底板(Pl)の上に配置されるか或いはこの底板(Pl)内に組み込まれていることを特徴とする請求項17ないし31の1つに記載の装置。
  33. 検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)と、半導体ウエハ(WF)に第一の色(Gn)の光で直接投光するための第一の投光装置(Lt1)と、半導体ウエハ(WF)に第一の色(Gn)に対して補色関係にある第二の色(Rt)の光で間接投光するための第二の投光装置(Lt2)と、第二の色(Rt)の表面(K3)を持つ半球状カバー(HK)とを備え、この半球状カバー(HK)はその内部に内部室(Rm)を形成し、第一の投光装置(Lt1)の上方には当たった光(Lt)を透過しない別のカバー(K)が配置され、このカバーは一方では半導体ウエハ(WF)が第一の投光装置(Lt1)により直接投光され、他方では半導体ウエハ(WF)が第二の投光装置(Lt2)により間接的にのみ投光されるように形成され、検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)の中心点の垂直方向上方の半球状カバー(HK)に第一のカメラ(CAM1)が、その対物レンズ(Obj)が内部室(Rm)を覗くように配置され、この第一のカメラ(CAM1)は第一の色(Gn)の光のみを通過させるフィルタ(F1)を備え、さらに半球状カバー(HK)には第二のカメラ(CAM2)が、その対物レンズ(Obj)が内部室(Rm)を覗くように配置され、この第二のカメラ(CAM2)は第二の色(Rt)の光のみを通過させるフィルタ(F2)を備え、この第二のカメラ(CAM2)は検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)の中心点に関して0°より大きい角度(α)で配置され、両カメラ(CAM1、CAM2)は、カメラを制御し、カメラから伝達されたデータを受け取り、一時記憶し、さらに処理しかつ出力するための評価装置(PC)に接続されていることを特徴とすることを特徴とする請求項1ないし16の1つに記載の方法を実施するための装置。
  34. 別のカバー(K)が黒色の表面を備えていることを特徴とする請求項33記載の装置。
  35. 少なくとも両カメラ(CAM1、CAM2)の1つにおいて内部室(Rm)の中にあるカメラ(CAM1、CAM2)の部分が、半導体ウエハ(WF)から見て、当該カメラ(CAM1、CAM2)の対物レンズ(Obj)によって覆われているように配置されていることを特徴とする請求項33又は34記載の装置。
  36. 投光装置(Lt1、Lt2)の少なくとも1つがリング状であることを特徴とする請求項33又は35記載の装置。
  37. 別のカバー(K)がリング状に配置されていることを特徴とする請求項33ないし36の1つに記載の装置。
  38. 内部室(Rm)が底板(Pl)によってほぼ閉塞されていることを特徴とする請求項33ないし37の1つに記載の装置。
  39. 検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)が底板(Pl)の構成要素であることを特徴とする請求項38記載の装置。
  40. 検査される半導体ウエハ(WF)を収納する装置(E)が底板(Pl)の上に配置されているか或いはこの底板(Pl)内に組み込まれていることを特徴とする請求項38記載の装置。
  41. 第二のカメラ(CAM2)が配置される角度(α)が40°ないし70°、好ましくは60°であることを特徴とする請求項33ないし40の1つに記載の装置。
  42. 第一の色(Gn)が緑色であることを特徴とする請求項33ないし41の1つに記載の装置。
  43. 第二の色(Rt)が赤色であることを特徴とする請求項33ないし42の1つに記載の装置。
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