JPH07294334A - 測色装置 - Google Patents
測色装置Info
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- JPH07294334A JPH07294334A JP9124994A JP9124994A JPH07294334A JP H07294334 A JPH07294334 A JP H07294334A JP 9124994 A JP9124994 A JP 9124994A JP 9124994 A JP9124994 A JP 9124994A JP H07294334 A JPH07294334 A JP H07294334A
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- Japan
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- light
- angle
- photoelectric conversion
- measurement
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 角度メタメリズムを有する物質に対する測色
を周方向に亘つて同時に行わせることで常に安定した測
定結果を得る。 【構成】 光学台板10内の上方にはキセノンランプ1
41が真下の開口面10bに向けて(法線方向)照射を
行うように配置されている。開口面10bのP点から
は、法線に対して25°、45°(更に75°)の角度
を有する立体角が形成されその周方向を18等分した角
度位置に光ファイバー111,121,131,の入射
口111a,121a,131aがそれぞれ18個ずつ
設けられている。各入射された光は角度毎に一束に纏め
られて光電変換部2に導かれ、ぞれぞれの角度毎の受光
量に応じた電気信号に変換された後、CPU31で各角
度毎の色彩値が算出され、表示部35に表示される。
を周方向に亘つて同時に行わせることで常に安定した測
定結果を得る。 【構成】 光学台板10内の上方にはキセノンランプ1
41が真下の開口面10bに向けて(法線方向)照射を
行うように配置されている。開口面10bのP点から
は、法線に対して25°、45°(更に75°)の角度
を有する立体角が形成されその周方向を18等分した角
度位置に光ファイバー111,121,131,の入射
口111a,121a,131aがそれぞれ18個ずつ
設けられている。各入射された光は角度毎に一束に纏め
られて光電変換部2に導かれ、ぞれぞれの角度毎の受光
量に応じた電気信号に変換された後、CPU31で各角
度毎の色彩値が算出され、表示部35に表示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗膜中にアルミ片やマ
イカ片を含んだメタリック系塗装等の角度メタメリズム
を有する物質の色彩を測定する測色装置に関する。
イカ片を含んだメタリック系塗装等の角度メタメリズム
を有する物質の色彩を測定する測色装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の他、各種製品の外装に対
する塗装としてメタリック系塗装が普及している。これ
らメタリック素材は観察する角度によって異なる色に見
えるという角度メタメリズムを有するため、塗装表面の
色を正確に決定するためには様々な角度から観察する必
要がある。そこで、被測定物の塗膜に対して光を照射
し、この光照射角度に対し2以上の反射角度位置に受光
部を設け、各反射角度位置で反射光を受光するようにし
た測色装置が提案されている(特公昭63−41019
号、特公平5−80614号公報)。
する塗装としてメタリック系塗装が普及している。これ
らメタリック素材は観察する角度によって異なる色に見
えるという角度メタメリズムを有するため、塗装表面の
色を正確に決定するためには様々な角度から観察する必
要がある。そこで、被測定物の塗膜に対して光を照射
し、この光照射角度に対し2以上の反射角度位置に受光
部を設け、各反射角度位置で反射光を受光するようにし
た測色装置が提案されている(特公昭63−41019
号、特公平5−80614号公報)。
【0003】また、中央に1個の受光部を設けるととも
に、この受光部に対し、その周方向複数箇所に光源を設
けて被測定物表面を照射するようにした測色装置が提案
されている(USP第4,583,858号公報)。
に、この受光部に対し、その周方向複数箇所に光源を設
けて被測定物表面を照射するようにした測色装置が提案
されている(USP第4,583,858号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特公昭63−41
019号、特公平5−80614号公報に記載の測色装
置は1つの鉛直面上に光照射角度とこの光照射角度とは
異なる複数の反射角度で受光する構成であり、反射光を
水平面上の周方向に対して受光する構成を備えていない
ため、アルミ片やマイカ片等の光輝材の配向状態や塗膜
表面の傷等の影響によってメタリック系塗膜に入射した
光が一義的な方向へ反射しない場合には、測定値の安定
を期すためには、装置を周方向に所要角度ずつ旋回させ
て、あるいは測定部位を少しずつシフトさせて多数回の
測定を実行しなければならないという問題がある。
019号、特公平5−80614号公報に記載の測色装
置は1つの鉛直面上に光照射角度とこの光照射角度とは
異なる複数の反射角度で受光する構成であり、反射光を
水平面上の周方向に対して受光する構成を備えていない
ため、アルミ片やマイカ片等の光輝材の配向状態や塗膜
表面の傷等の影響によってメタリック系塗膜に入射した
光が一義的な方向へ反射しない場合には、測定値の安定
を期すためには、装置を周方向に所要角度ずつ旋回させ
て、あるいは測定部位を少しずつシフトさせて多数回の
測定を実行しなければならないという問題がある。
【0005】また、上記USP第4,583,858号公
報に記載の測色装置は、周方向に複数の光源部を備えた
構成であるため上記周方向の方向性に対する不安定性は
解消されているものの、1個の受光部で各方向に対する
測定データを得るためには、全ての光源を同時に発光さ
せることができないため、周方向の各角度毎の光源を順
次発光動作させる必要があり、測色動作に時間がかかる
という問題がある。
報に記載の測色装置は、周方向に複数の光源部を備えた
構成であるため上記周方向の方向性に対する不安定性は
解消されているものの、1個の受光部で各方向に対する
測定データを得るためには、全ての光源を同時に発光さ
せることができないため、周方向の各角度毎の光源を順
次発光動作させる必要があり、測色動作に時間がかかる
という問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
光照射方向に対して2以上の異なった受光角度を有する
とともに、周方向に亘つて同時乃至は同時的に測色動作
を行わせることにより、角度メタメリズムを有する物質
の測色において常に安定した測定結果を得ることのでき
る測色装置を提供することを目的とするものである。
光照射方向に対して2以上の異なった受光角度を有する
とともに、周方向に亘つて同時乃至は同時的に測色動作
を行わせることにより、角度メタメリズムを有する物質
の測色において常に安定した測定結果を得ることのでき
る測色装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内空間の一部
に被測定物の表面に対向する開口面が形成された枠体を
有する測色装置において、上記枠体内に配置され、上記
開口面の法線方向に光を照射する光源と、上記法線に対
し第1の角度を有して上記開口面から上記内空間側に形
成される立体角上の複数箇所に配置され、上記開口面上
の被測定物からの反射光をそれぞれ取り込むとともに、
取り込んだ光を一束にする第1の導光手段と、上記法線
に対し第2の角度を有して上記開口面から上記内空間側
に形成される立体角上の複数箇所に配置され、上記開口
面上の被測定物からの反射光をそれぞれ取り込むととも
に、取り込んだ光を一束にする第2の導光手段と、上記
第1の導光手段から案内された光を受光レベルに応じた
電気信号に変換する第1の光電変換手段と、上記第2の
導光手段から案内された光を受光レベルに応じた電気信
号に変換する第2の光電変換手段と、上記第1の光電変
換手段の電気信号から上記第1の角度における色彩値を
算出する第1の演算手段と、上記第2の光電変換手段の
電気信号から上記第2の角度における色彩値を算出する
第2の演算手段と、上記第1、第2の演算手段による演
算結果をそれぞれ出力する出力手段とを備えたものであ
る。
に被測定物の表面に対向する開口面が形成された枠体を
有する測色装置において、上記枠体内に配置され、上記
開口面の法線方向に光を照射する光源と、上記法線に対
し第1の角度を有して上記開口面から上記内空間側に形
成される立体角上の複数箇所に配置され、上記開口面上
の被測定物からの反射光をそれぞれ取り込むとともに、
取り込んだ光を一束にする第1の導光手段と、上記法線
に対し第2の角度を有して上記開口面から上記内空間側
に形成される立体角上の複数箇所に配置され、上記開口
面上の被測定物からの反射光をそれぞれ取り込むととも
に、取り込んだ光を一束にする第2の導光手段と、上記
第1の導光手段から案内された光を受光レベルに応じた
電気信号に変換する第1の光電変換手段と、上記第2の
導光手段から案内された光を受光レベルに応じた電気信
号に変換する第2の光電変換手段と、上記第1の光電変
換手段の電気信号から上記第1の角度における色彩値を
算出する第1の演算手段と、上記第2の光電変換手段の
電気信号から上記第2の角度における色彩値を算出する
第2の演算手段と、上記第1、第2の演算手段による演
算結果をそれぞれ出力する出力手段とを備えたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、光源から開口面に向けてその
法線方向に照明光が照射される。照射光は開口面に当接
載置された被測定物の表面で反射し、その内、第1、第
2の角度で反射した反射光が、その立体角上の複数箇所
で第1、第2の導光手段によってそれぞれ同時乃至同時
的に取り込まれる。取り込まれた反射光は第1、第2の
角度毎に一束に纏められて対応する第1、第2の光電変
換手段に導かれ、ここで受光量に応じた電気信号にそれ
ぞれ変換された後、第1、第2の演算手段に導かれる。
第1、第2の演算手段は、それぞれ入力された測定デー
タから所定の表色系に基づいて色彩値を算出し、出力手
段に出力する。
法線方向に照明光が照射される。照射光は開口面に当接
載置された被測定物の表面で反射し、その内、第1、第
2の角度で反射した反射光が、その立体角上の複数箇所
で第1、第2の導光手段によってそれぞれ同時乃至同時
的に取り込まれる。取り込まれた反射光は第1、第2の
角度毎に一束に纏められて対応する第1、第2の光電変
換手段に導かれ、ここで受光量に応じた電気信号にそれ
ぞれ変換された後、第1、第2の演算手段に導かれる。
第1、第2の演算手段は、それぞれ入力された測定デー
タから所定の表色系に基づいて色彩値を算出し、出力手
段に出力する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る測色装置のブロック構
成図である。本測色装置は測色部1、光電変換部2及び
データ処理部3から構成されている。
成図である。本測色装置は測色部1、光電変換部2及び
データ処理部3から構成されている。
【0010】測色部1は所要形状の内空間を形成する枠
体としての光学台板10を備える。この光学台板10は
その内空間が、本実施例では縦軸に対して対称な円筒状
に形成され、その底面部には測定安定脚10aが設けら
れるとともに、底面部の略中央には所要径を有する開口
10bが穿設されている。測定安定脚10aは開口10
bと被測定物4の測定表面とが平行に対向載置されるよ
うにするものである。また、測定安定脚10aの下面で
あって、開口10bの周囲には半球状の突部110a
(図5参照)が所定個数だけ周設されて、平行姿勢を安
定保持するようにしている。更に、測定安定脚10aは
樹脂材で構成され、被測定物4の表面を傷付けることな
く当接載置可能にしてある。
体としての光学台板10を備える。この光学台板10は
その内空間が、本実施例では縦軸に対して対称な円筒状
に形成され、その底面部には測定安定脚10aが設けら
れるとともに、底面部の略中央には所要径を有する開口
10bが穿設されている。測定安定脚10aは開口10
bと被測定物4の測定表面とが平行に対向載置されるよ
うにするものである。また、測定安定脚10aの下面で
あって、開口10bの周囲には半球状の突部110a
(図5参照)が所定個数だけ周設されて、平行姿勢を安
定保持するようにしている。更に、測定安定脚10aは
樹脂材で構成され、被測定物4の表面を傷付けることな
く当接載置可能にしてある。
【0011】光学台板10には第1〜第3受光部11,
12,13及び光源部14が配設されている。光源部1
4は光学台板10の真上から内空間を臨むように取り付
けられている。光源部14は縦向けにされた投光用鏡胴
140を備え、その基端側には光源としてのキセノンラ
ンプ141と、キセノンランプ141から上向けの照射
光束を下方に反転させることで投光光量の確保乃至は均
一化を図る反射傘141aとが設けられるとともに、キ
セノンランプ141の直ぐ前方(下方)位置に投光エリ
アを規制するべく所要径の絞り孔が穿設された絞り板1
42が配設されている。一方、投光用鏡胴140の先端
側にはキセノンランプ141からの光束を平行光線にし
て鉛直方向真下の開口面10bの中央(以下、P点とい
う)に導く投光用レンズ143が配設されている。
12,13及び光源部14が配設されている。光源部1
4は光学台板10の真上から内空間を臨むように取り付
けられている。光源部14は縦向けにされた投光用鏡胴
140を備え、その基端側には光源としてのキセノンラ
ンプ141と、キセノンランプ141から上向けの照射
光束を下方に反転させることで投光光量の確保乃至は均
一化を図る反射傘141aとが設けられるとともに、キ
セノンランプ141の直ぐ前方(下方)位置に投光エリ
アを規制するべく所要径の絞り孔が穿設された絞り板1
42が配設されている。一方、投光用鏡胴140の先端
側にはキセノンランプ141からの光束を平行光線にし
て鉛直方向真下の開口面10bの中央(以下、P点とい
う)に導く投光用レンズ143が配設されている。
【0012】なお、光源としては白色光を照射するもの
であれば、キセノンランプ141に代えて、例えばタン
グステンランプを用いることもできる。また、光源は図
1の位置に限らず、装置内の適所に配設可能であり、こ
の場合、光学レンズや光ファイバー等を利用して絞り板
142乃至は後述の半透過ミラー144に発光光を導く
ようにすればよい。
であれば、キセノンランプ141に代えて、例えばタン
グステンランプを用いることもできる。また、光源は図
1の位置に限らず、装置内の適所に配設可能であり、こ
の場合、光学レンズや光ファイバー等を利用して絞り板
142乃至は後述の半透過ミラー144に発光光を導く
ようにすればよい。
【0013】一方、絞り板142と投光用レンズ143
の間には、好ましくは45°方向に向けて配設された半
透過ミラー144が介設されている。半透過ミラー14
4は投光用鏡胴140内に嵌挿されたミラー台144a
に固定されている。投光用鏡胴140の側面であって、
キセノンランプ141から半透過ミラー144で直角方
向に曲げられた光軸上となる位置には導光用の孔140
aが穿設されている。光ファイバーバンドル146は光
源の光を取り込むためのもので、その先端は取付金具1
45により孔140aから投光用鏡胴140内に臨むよ
うにして固定されている。そして、キセノンランプ14
1からの光であって、半透過ミラー144で反射された
光が光ファイバーバンドル146内に取り込まれるよう
になっている。光ファイバーバンドル146の基端は後
述する光電変換部2に接続されている。なお、キセノン
ランプ141の両極には発光回路147が接続されてお
り、点灯トリガによって発光回路147から電力供給が
行われると、その間だけキセノンランプ141が発光す
るようになっている。
の間には、好ましくは45°方向に向けて配設された半
透過ミラー144が介設されている。半透過ミラー14
4は投光用鏡胴140内に嵌挿されたミラー台144a
に固定されている。投光用鏡胴140の側面であって、
キセノンランプ141から半透過ミラー144で直角方
向に曲げられた光軸上となる位置には導光用の孔140
aが穿設されている。光ファイバーバンドル146は光
源の光を取り込むためのもので、その先端は取付金具1
45により孔140aから投光用鏡胴140内に臨むよ
うにして固定されている。そして、キセノンランプ14
1からの光であって、半透過ミラー144で反射された
光が光ファイバーバンドル146内に取り込まれるよう
になっている。光ファイバーバンドル146の基端は後
述する光電変換部2に接続されている。なお、キセノン
ランプ141の両極には発光回路147が接続されてお
り、点灯トリガによって発光回路147から電力供給が
行われると、その間だけキセノンランプ141が発光す
るようになっている。
【0014】第1受光部11は光ガイド部材としての光
ファイバーバンドル110からなり、その基端は後述の
光電変換部2に接続されており、先端側は18本の光フ
ァイバー111,111,…に分岐形成され、各先端の
入射口111aは、後述するように光学台板10の内空
間に臨むように配設されている。そして、被測定物4か
らの反射光を異なる18箇所の入射口111aから取り
込むとともに、途中で一束に纏めて光ファイバーバンド
ル110の基端に導くようにしている。
ファイバーバンドル110からなり、その基端は後述の
光電変換部2に接続されており、先端側は18本の光フ
ァイバー111,111,…に分岐形成され、各先端の
入射口111aは、後述するように光学台板10の内空
間に臨むように配設されている。そして、被測定物4か
らの反射光を異なる18箇所の入射口111aから取り
込むとともに、途中で一束に纏めて光ファイバーバンド
ル110の基端に導くようにしている。
【0015】図2は、第1〜3受光部11〜13と光源
部14との配置関係を模擬的に示す図、図3は、第1〜
3受光部11〜13と光学台板10との関係を示すため
の要部外観斜視図である。
部14との配置関係を模擬的に示す図、図3は、第1〜
3受光部11〜13と光学台板10との関係を示すため
の要部外観斜視図である。
【0016】図2、図3から分かるように、上記第1受
光部11の18箇所の入射口111aは、開口10bの
P点からの法線に対称な立体角50°(法線に対して2
5°)を有して形成される逆円錐の水平周面上を18等
分した各位置に設定されている。このように、反射光の
取り込み位置を全周方向に設けるとともにP点から等し
い距離に設定することで、測定精度の向上を図ってい
る。
光部11の18箇所の入射口111aは、開口10bの
P点からの法線に対称な立体角50°(法線に対して2
5°)を有して形成される逆円錐の水平周面上を18等
分した各位置に設定されている。このように、反射光の
取り込み位置を全周方向に設けるとともにP点から等し
い距離に設定することで、測定精度の向上を図ってい
る。
【0017】第2受光部12は光ガイド部材としての光
ファイバーバンドル120からなり、その基端は後述の
光電変換部2に接続されており、先端側は18本の光フ
ァイバー121,121,…に分岐形成され、各先端の
入射口121aは光学台板10の内空間に臨むように配
設されている。そして、被測定物4からの反射光を異な
る18箇所の入射口121aから取り込むとともに、途
中で一束に纏めて光ファイバーバンドル120の基端に
導くようにしている。上記18箇所の入射口121a
は、図2、図3から分かるように、開口10bのP点か
らの法線に対称な立体角90°(法線に対して45°)
を有して形成される逆円錐の水平周面上を18等分した
各位置に設定されている。
ファイバーバンドル120からなり、その基端は後述の
光電変換部2に接続されており、先端側は18本の光フ
ァイバー121,121,…に分岐形成され、各先端の
入射口121aは光学台板10の内空間に臨むように配
設されている。そして、被測定物4からの反射光を異な
る18箇所の入射口121aから取り込むとともに、途
中で一束に纏めて光ファイバーバンドル120の基端に
導くようにしている。上記18箇所の入射口121a
は、図2、図3から分かるように、開口10bのP点か
らの法線に対称な立体角90°(法線に対して45°)
を有して形成される逆円錐の水平周面上を18等分した
各位置に設定されている。
【0018】第3受光部13は光ガイド部材としての光
ファイバーバンドル130からなり、その基端は後述の
光電変換部2に接続されており、先端側は18本の光フ
ァイバー131,131,…に分岐形成され、各先端の
入射口131aは光学台板10の内空間に臨むように配
設されている。そして、被測定物4からの反射光を異な
る18箇所の入射口131aから取り込むとともに、途
中で一束に纏めて光ファイバーバンドル130の基端に
導くようにしている。上記18箇所の入射口131a
は、図2、図3から分かるように、開口10bのP点か
らの法線に対称な立体角150°(法線に対して75
°)を有して形成される逆円錐の水平周面上を18等分
した各位置に設定されている。
ファイバーバンドル130からなり、その基端は後述の
光電変換部2に接続されており、先端側は18本の光フ
ァイバー131,131,…に分岐形成され、各先端の
入射口131aは光学台板10の内空間に臨むように配
設されている。そして、被測定物4からの反射光を異な
る18箇所の入射口131aから取り込むとともに、途
中で一束に纏めて光ファイバーバンドル130の基端に
導くようにしている。上記18箇所の入射口131a
は、図2、図3から分かるように、開口10bのP点か
らの法線に対称な立体角150°(法線に対して75
°)を有して形成される逆円錐の水平周面上を18等分
した各位置に設定されている。
【0019】なお、第1〜第3受光部11〜13におけ
る周方向の反射光入射口111a,121a,131a
はそれぞれ18個に限るものではなく、方向性の精度の
点から所要の等分割個数、例えば3個あるいは4個以上
であればよく、個数が多いほど方向性に対する精度を上
げることができる。
る周方向の反射光入射口111a,121a,131a
はそれぞれ18個に限るものではなく、方向性の精度の
点から所要の等分割個数、例えば3個あるいは4個以上
であればよく、個数が多いほど方向性に対する精度を上
げることができる。
【0020】また、法線に対する角度も3種類に限定さ
れるず、2種類以上であればよく、かつその角度も25
°,45°,75°に限定されるものではなく、第1受
光部11の入射角度が10°〜35°の範囲で、第2受
光部12の入射角度が35°〜65°の範囲で、第3受
光部13の入射角度が65°〜80°の範囲であれば、
適正な測定が行えるものである。
れるず、2種類以上であればよく、かつその角度も25
°,45°,75°に限定されるものではなく、第1受
光部11の入射角度が10°〜35°の範囲で、第2受
光部12の入射角度が35°〜65°の範囲で、第3受
光部13の入射角度が65°〜80°の範囲であれば、
適正な測定が行えるものである。
【0021】更に、各入射口111a,121a,13
1aに、反射光の取り込み角度を規制する導光筒や光学
レンズ等を設けることで、P点以外の方向からの光束の
入射を規制し、測定精度を上げることができる。また、
各光ファイバー111,121,131の入射口111
a,121a,131aは、それぞれP点からの反射光
を受光するように指向されている。あるいは、図1に示
すように光学台板10の肉厚部に各光ファイバーが嵌着
可能な径を有する孔を所定数だけ貫通形成し、かつ、各
孔が内空間に臨む方向をP点と結ぶ線上に一致するよう
にされているものでもよい。
1aに、反射光の取り込み角度を規制する導光筒や光学
レンズ等を設けることで、P点以外の方向からの光束の
入射を規制し、測定精度を上げることができる。また、
各光ファイバー111,121,131の入射口111
a,121a,131aは、それぞれP点からの反射光
を受光するように指向されている。あるいは、図1に示
すように光学台板10の肉厚部に各光ファイバーが嵌着
可能な径を有する孔を所定数だけ貫通形成し、かつ、各
孔が内空間に臨む方向をP点と結ぶ線上に一致するよう
にされているものでもよい。
【0022】光電変換部2は上記4本の光ファイバーバ
ンドル146、110,120,130の各基端を光学
的に接続する受光筒20,21,22,23を備えてい
る。各受光筒20〜23は基本的に同一構成が採用され
ている。受光筒20には光ファイバーバンドル146が
接続されており、光ファイバーバンドル146の基端か
ら対称となる3箇所に三刺激値に分離するための光学フ
ィルタF10,F11,F12が配設されるとともに、
それらの後方にフォトダイオードP10,P11,P1
2が対向配設されている。そして、光学フィルターF1
0,F11,F12とフォトダイオードP10,P1
1,P12とで、国際照明委員会CIEが規定する等色
関数X(λ),Y(λ),Z(λ)に近似した分光感度
が得られるように構成されている。光電変換回路E1
0,E11,E12はフォトダイオードP10,P1
1,P12からの出力電流を取り込んで、その電流レベ
ルに応じた電圧信号に変換するものである。
ンドル146、110,120,130の各基端を光学
的に接続する受光筒20,21,22,23を備えてい
る。各受光筒20〜23は基本的に同一構成が採用され
ている。受光筒20には光ファイバーバンドル146が
接続されており、光ファイバーバンドル146の基端か
ら対称となる3箇所に三刺激値に分離するための光学フ
ィルタF10,F11,F12が配設されるとともに、
それらの後方にフォトダイオードP10,P11,P1
2が対向配設されている。そして、光学フィルターF1
0,F11,F12とフォトダイオードP10,P1
1,P12とで、国際照明委員会CIEが規定する等色
関数X(λ),Y(λ),Z(λ)に近似した分光感度
が得られるように構成されている。光電変換回路E1
0,E11,E12はフォトダイオードP10,P1
1,P12からの出力電流を取り込んで、その電流レベ
ルに応じた電圧信号に変換するものである。
【0023】受光筒21には第1受光部を構成する光フ
ァイバーバンドル110が接続されており、光ファイバ
ーバンドル110の基端から対称となる3箇所に三刺激
値に分離するための光学フィルタF7,F8,F9が配
設されるとともに、それらの後方にフォトダイオードP
7,P8,P9が対向配設されている。そして、光学フ
ィルターF7,F8,F9とフォトダイオードP7,P
8,P9とで、上記同様に国際照明委員会CIEが規定
する等色関数X(λ),Y(λ),Z(λ)に近似した
分光感度が得られるように構成されている。光電変換回
路E7,E8,E9はフォトダイオードP7,P8,P
9からの出力電流を取り込んで、その電流レベルに応じ
た電圧信号に変換するものである。
ァイバーバンドル110が接続されており、光ファイバ
ーバンドル110の基端から対称となる3箇所に三刺激
値に分離するための光学フィルタF7,F8,F9が配
設されるとともに、それらの後方にフォトダイオードP
7,P8,P9が対向配設されている。そして、光学フ
ィルターF7,F8,F9とフォトダイオードP7,P
8,P9とで、上記同様に国際照明委員会CIEが規定
する等色関数X(λ),Y(λ),Z(λ)に近似した
分光感度が得られるように構成されている。光電変換回
路E7,E8,E9はフォトダイオードP7,P8,P
9からの出力電流を取り込んで、その電流レベルに応じ
た電圧信号に変換するものである。
【0024】受光筒22には第2受光部を構成する光フ
ァイバーバンドル120が接続されており、光ファイバ
ーバンドル120の基端から対称となる3箇所に三刺激
値に分離するための光学フィルタF4,F5,F6が配
設されるとともに、それらの後方にフォトダイオードP
4,P5,P6が対向配設されている。そして、光学フ
ィルターF4,F5,F6とフォトダイオードP4,P
5,P6とで、上記同様に国際照明委員会CIEが規定
する等色関数X(λ),Y(λ),Z(λ)に近似した
分光感度が得られるように構成されている。光電変換回
路E4,E5,E6はフォトダイオードP4,P5,P
6からの出力電流を取り込んで、その電流レベルに応じ
た電圧信号に変換するものである。
ァイバーバンドル120が接続されており、光ファイバ
ーバンドル120の基端から対称となる3箇所に三刺激
値に分離するための光学フィルタF4,F5,F6が配
設されるとともに、それらの後方にフォトダイオードP
4,P5,P6が対向配設されている。そして、光学フ
ィルターF4,F5,F6とフォトダイオードP4,P
5,P6とで、上記同様に国際照明委員会CIEが規定
する等色関数X(λ),Y(λ),Z(λ)に近似した
分光感度が得られるように構成されている。光電変換回
路E4,E5,E6はフォトダイオードP4,P5,P
6からの出力電流を取り込んで、その電流レベルに応じ
た電圧信号に変換するものである。
【0025】受光筒23には第3受光部を構成する光フ
ァイバーバンドル130が接続されており、光ファイバ
ーバンドル130の基端から対称となる3ヵ所に三刺激
値に分離するための光学フィルタF1,F2,F3が配
設されるとともに、それらの後方にフォトダイオードP
1,P2,P3が対向配設されている。そして、光学フ
ィルターF1,F2,F3とフォトダイオードP1,P
2,P3とで、上記同様に国際照明委員会CIEが規定
する等色関数X(λ),Y(λ),Z(λ)に近似した
分光感度が得られるように構成されている。光電変換回
路E1,E2,E3はフォトダイオードP1,P2,P
3からの出力電流を取り込んで、その電流レベルに応じ
た電圧信号に変換するものである。
ァイバーバンドル130が接続されており、光ファイバ
ーバンドル130の基端から対称となる3ヵ所に三刺激
値に分離するための光学フィルタF1,F2,F3が配
設されるとともに、それらの後方にフォトダイオードP
1,P2,P3が対向配設されている。そして、光学フ
ィルターF1,F2,F3とフォトダイオードP1,P
2,P3とで、上記同様に国際照明委員会CIEが規定
する等色関数X(λ),Y(λ),Z(λ)に近似した
分光感度が得られるように構成されている。光電変換回
路E1,E2,E3はフォトダイオードP1,P2,P
3からの出力電流を取り込んで、その電流レベルに応じ
た電圧信号に変換するものである。
【0026】データ処理部3は上記光電変換回路E1〜
E12からのアナログ電圧信号をデジタルデータに変換
するA/D変換部30、本装置による校正乃至は測色動
作の制御を行うとともに、A/D変換部30からの測定
データを受けて色彩値を算出する演算処理を実行するC
PU31、所要のデータの入力及び所要の指示が可能な
操作キーを有する操作部32、警報用のブザー33、C
PU31と上記操作部32、ブザー33及び前述の発光
回路147間でデータの授受を行う入出力ポート34及
び操作部32からの操作内容やCPU31での演算結果
を表示する表示部35から構成されている。なお、CP
U31には、測色動作及び演算用のプログラムが書き込
まれたROMと演算途中のデータの一時的な退避や表示
データ等を記憶するRAMとが接続されている。
E12からのアナログ電圧信号をデジタルデータに変換
するA/D変換部30、本装置による校正乃至は測色動
作の制御を行うとともに、A/D変換部30からの測定
データを受けて色彩値を算出する演算処理を実行するC
PU31、所要のデータの入力及び所要の指示が可能な
操作キーを有する操作部32、警報用のブザー33、C
PU31と上記操作部32、ブザー33及び前述の発光
回路147間でデータの授受を行う入出力ポート34及
び操作部32からの操作内容やCPU31での演算結果
を表示する表示部35から構成されている。なお、CP
U31には、測色動作及び演算用のプログラムが書き込
まれたROMと演算途中のデータの一時的な退避や表示
データ等を記憶するRAMとが接続されている。
【0027】CPU31は校正のための演算処理を実行
する。すなわち、操作部32から入力された、校正基準
試料の三刺激値をXoi,Yoi,Zoi(i=1,2,
3)と、校正基準試料を実測して算出された測定値Xm
i,Ymi,Zmiとから、αi=Xoi/Xmi,βi=
Yoi/Ymi,γi=Zoi/Zmiのようにして校正定
数αi,βi,γiを算出し保存する。
する。すなわち、操作部32から入力された、校正基準
試料の三刺激値をXoi,Yoi,Zoi(i=1,2,
3)と、校正基準試料を実測して算出された測定値Xm
i,Ymi,Zmiとから、αi=Xoi/Xmi,βi=
Yoi/Ymi,γi=Zoi/Zmiのようにして校正定
数αi,βi,γiを算出し保存する。
【0028】また、CPU31は、校正後において、A
/D変換部30からの入力データから、L*a*b*表
示系における色彩値としての、明度指数L*及びクロマ
チックネス指数a*,b*を算出する。今、A/D変換
部30の出力データを、第1受光部11からの(X
2S1,YS1,ZS1)、第2受光部12からの(X
2S2,YS2,ZS2)、第3受光部13からの(X
2S3,YS3,ZS3)、光源部14からの(X2R,Y
R,ZR)とすると、CPU31は、 (X2m1=X2S1/X2R,Ym1=YS1/YR,Zm1
=ZS1/ZR) (X2m2=X2S2/X2R,Ym2=YS2/YR,Zm2
=ZS2/ZR) (X2m3=X2S3/X2R,Ym3=YS3/YR,Zm3
=ZS3/ZR) を計算することにより、光源部14の光量のゆらぎをキ
ャンセルする。そして、これらの値から三刺激値(X,
Y,Z)を求め、更にL*a*b*表示系への変換を行
って、それぞれの値を表示部35に出力する。
/D変換部30からの入力データから、L*a*b*表
示系における色彩値としての、明度指数L*及びクロマ
チックネス指数a*,b*を算出する。今、A/D変換
部30の出力データを、第1受光部11からの(X
2S1,YS1,ZS1)、第2受光部12からの(X
2S2,YS2,ZS2)、第3受光部13からの(X
2S3,YS3,ZS3)、光源部14からの(X2R,Y
R,ZR)とすると、CPU31は、 (X2m1=X2S1/X2R,Ym1=YS1/YR,Zm1
=ZS1/ZR) (X2m2=X2S2/X2R,Ym2=YS2/YR,Zm2
=ZS2/ZR) (X2m3=X2S3/X2R,Ym3=YS3/YR,Zm3
=ZS3/ZR) を計算することにより、光源部14の光量のゆらぎをキ
ャンセルする。そして、これらの値から三刺激値(X,
Y,Z)を求め、更にL*a*b*表示系への変換を行
って、それぞれの値を表示部35に出力する。
【0029】上記ブザー33は、第1〜第3受光部11
〜13からの測定値に基づいて得られる色彩値間に関連
性のないデータが得られた場合に、測定に誤り乃至は誤
操作があったものとして警報を発するものであり、ブザ
ー33に代えて点灯表示や音声指示等でもよい。また、
表示部35は薄層コンパクト化可能な液晶表示素子(L
CD)に代えてLEDやCRTが採用可能であり、ま
た、出力方法としては、表示に代えてプリンターや音声
合成ICなどを用いて行わせるようにしてもよい。
〜13からの測定値に基づいて得られる色彩値間に関連
性のないデータが得られた場合に、測定に誤り乃至は誤
操作があったものとして警報を発するものであり、ブザ
ー33に代えて点灯表示や音声指示等でもよい。また、
表示部35は薄層コンパクト化可能な液晶表示素子(L
CD)に代えてLEDやCRTが採用可能であり、ま
た、出力方法としては、表示に代えてプリンターや音声
合成ICなどを用いて行わせるようにしてもよい。
【0030】図4、図5は、本測色装置の外観構造を示
すもので、図4は、斜め上方から見た斜視図、図5は、
斜め下方から見た斜視図である。
すもので、図4は、斜め上方から見た斜視図、図5は、
斜め下方から見た斜視図である。
【0031】装置本体5は略直方体形状を有し、上面部
に電源スイッチ6、操作部32及びLCD等からなる表
示部35等が設けられ、前面部にはLCDのコントラス
ト調整用ダイヤル36及び測色動作を行わせるべく発光
回路147を駆動するための測定釦9が設けられ、下面
部には複数個の突部110aや中央の開口面10bを有
する測定安定脚10aが設けられている。7は上面部の
両端側に対設され、携帯用の掛け紐を通すための接続具
である。8は商用電源から電源供給を受けるためのコネ
クタ部で、商用電源を所定電圧レベルに整流平滑したコ
ンバーターを介して接続されるものである。図面に現わ
れていない装置の背面には、内部電池での駆動を可能に
すべく、装填収納される内部電池の収納部がある。操作
部32を測定安定脚10の反対側となる上面部に設ける
ことで、測定時における測定結果の観察容易を図ってい
る。
に電源スイッチ6、操作部32及びLCD等からなる表
示部35等が設けられ、前面部にはLCDのコントラス
ト調整用ダイヤル36及び測色動作を行わせるべく発光
回路147を駆動するための測定釦9が設けられ、下面
部には複数個の突部110aや中央の開口面10bを有
する測定安定脚10aが設けられている。7は上面部の
両端側に対設され、携帯用の掛け紐を通すための接続具
である。8は商用電源から電源供給を受けるためのコネ
クタ部で、商用電源を所定電圧レベルに整流平滑したコ
ンバーターを介して接続されるものである。図面に現わ
れていない装置の背面には、内部電池での駆動を可能に
すべく、装填収納される内部電池の収納部がある。操作
部32を測定安定脚10の反対側となる上面部に設ける
ことで、測定時における測定結果の観察容易を図ってい
る。
【0032】操作部32には複数のキー321〜323
が配設されており、キー321は校正動作を行う際に、
装置のモードを測定モードから校正モードに切り換える
ためのものである。一対のキー322は各種データを手
動入力する際に、そのカーソルの位置を移動させるため
のカーソルキーである。一対のキー323はアップダウ
ンキーであり、例えば各種データを入力する際に、その
データの値を変える場合等に用いられる。
が配設されており、キー321は校正動作を行う際に、
装置のモードを測定モードから校正モードに切り換える
ためのものである。一対のキー322は各種データを手
動入力する際に、そのカーソルの位置を移動させるため
のカーソルキーである。一対のキー323はアップダウ
ンキーであり、例えば各種データを入力する際に、その
データの値を変える場合等に用いられる。
【0033】次に、本測色装置における動作について説
明する。図6は、校正時のフローチャート、図7は、測
定時のフローチャートである。
明する。図6は、校正時のフローチャート、図7は、測
定時のフローチャートである。
【0034】操作部32の校正モード指示キー321が
操作されると、この校正モードに入る。校正モードは測
色時の温度条件等の誤差要因を是正し、測定精度を上げ
るためのもので、カーソルキー322及びアップダウン
キー323の操作により校正基準試料の三刺激値(Xo
i,Yoi,Zoi)が入力される(#2)。次に、測定
安定脚10aを校正基準試料に当接した状態で測定釦9
をオンすると(#4)、キセノンランプ141が点灯す
る(#6)。この点灯により、CPU31にA/D変換
部30からの測定データが入力され、入力された測定値
から、Xmi,Ymi,Zmiが算出される(#8)。そ
して、この値と先に入力された校正基準試料の値とから
校正定数αi,βi,γiが算出され(#10)、保存
される。
操作されると、この校正モードに入る。校正モードは測
色時の温度条件等の誤差要因を是正し、測定精度を上げ
るためのもので、カーソルキー322及びアップダウン
キー323の操作により校正基準試料の三刺激値(Xo
i,Yoi,Zoi)が入力される(#2)。次に、測定
安定脚10aを校正基準試料に当接した状態で測定釦9
をオンすると(#4)、キセノンランプ141が点灯す
る(#6)。この点灯により、CPU31にA/D変換
部30からの測定データが入力され、入力された測定値
から、Xmi,Ymi,Zmiが算出される(#8)。そ
して、この値と先に入力された校正基準試料の値とから
校正定数αi,βi,γiが算出され(#10)、保存
される。
【0035】このようにして校正処理が終了すると、校
正モード指示キー321の操作により校正モードから測
定モードに切り換えられ、続いて測定が実行される。す
なわち、被測定試料を測定対象としての被測定物に交換
して測定安定脚10aに当接する。この状態で、測定釦
9をオンすると(#20)、キセノンランプ141が点
灯する(#22)。この点灯により、CPU31にA/
D変換部30からの測定データが入力され、入力された
測定値から、Xmi,Ymi,Zmiが算出される(#2
4)。次いで、#10で求めておいた校正定数αi,β
i,γiを利用して、三刺激値(Xi,Yi,Zi)が算
出され(#26)、得られた三刺激値(Xi,Yi,
Zi)から、L*a*b*表示系への変換を行って、明
度指数L*及びクロマチックネス指数a*,b*が算出
され(#28)、この算出結果が表示部35に表示され
る(#30)。
正モード指示キー321の操作により校正モードから測
定モードに切り換えられ、続いて測定が実行される。す
なわち、被測定試料を測定対象としての被測定物に交換
して測定安定脚10aに当接する。この状態で、測定釦
9をオンすると(#20)、キセノンランプ141が点
灯する(#22)。この点灯により、CPU31にA/
D変換部30からの測定データが入力され、入力された
測定値から、Xmi,Ymi,Zmiが算出される(#2
4)。次いで、#10で求めておいた校正定数αi,β
i,γiを利用して、三刺激値(Xi,Yi,Zi)が算
出され(#26)、得られた三刺激値(Xi,Yi,
Zi)から、L*a*b*表示系への変換を行って、明
度指数L*及びクロマチックネス指数a*,b*が算出
され(#28)、この算出結果が表示部35に表示され
る(#30)。
【0036】このように、キセノンランプ141の1回
の発光で、少なくとも2種類の角度(本実施例ではi=
1,2,3のように3種類の角度)であって、各角度の
全周方向に亘る測定を同時に行うことができるので、安
定した測定が可能となる。
の発光で、少なくとも2種類の角度(本実施例ではi=
1,2,3のように3種類の角度)であって、各角度の
全周方向に亘る測定を同時に行うことができるので、安
定した測定が可能となる。
【0037】図8、図9は、周方向に対するデータの安
定度合いを説明するための測定データを示す図で、図8
は、本実施例の測色装置を周方向に90°ずつ回転さ
せ、その都度測定した測定データを示し、図9は、周方
向が特定の一方向にしか測定できないタイプの従来装置
を90°ずつ回転させ、その都度測定した測定データを
示す。両図において、縦軸は色差ΔEを示し、横軸の1
〜4は光源を中心にした円周上の90°毎の方向を示
す。
定度合いを説明するための測定データを示す図で、図8
は、本実施例の測色装置を周方向に90°ずつ回転さ
せ、その都度測定した測定データを示し、図9は、周方
向が特定の一方向にしか測定できないタイプの従来装置
を90°ずつ回転させ、その都度測定した測定データを
示す。両図において、縦軸は色差ΔEを示し、横軸の1
〜4は光源を中心にした円周上の90°毎の方向を示
す。
【0038】図9に示す測定データからは、方向1と方
向3、また方向2と方向4のように、それぞれ対向する
同士でほぼ等しい測定結果が得られているものの、両者
間(すなわち直交方向)での色差ΔEにはかなりの差が
生じており、方向安定性の点で良好でないことが分か
る。また、この色差ΔEは、開口面10bの法線に対す
る角度が小さいほど、すなわちP点における立体角の変
化に対する色差ΔEの差も比較的大きな値となっている
ことが分かる。
向3、また方向2と方向4のように、それぞれ対向する
同士でほぼ等しい測定結果が得られているものの、両者
間(すなわち直交方向)での色差ΔEにはかなりの差が
生じており、方向安定性の点で良好でないことが分か
る。また、この色差ΔEは、開口面10bの法線に対す
る角度が小さいほど、すなわちP点における立体角の変
化に対する色差ΔEの差も比較的大きな値となっている
ことが分かる。
【0039】図8に示す測定データからは、方向1〜4
の全てにおいて色差ΔEが小さく、かつ立体角の大小変
化に対する色差ΔEの差も小さい値に抑制されており、
方向安定性の点で極めて優れていることが分かる。
の全てにおいて色差ΔEが小さく、かつ立体角の大小変
化に対する色差ΔEの差も小さい値に抑制されており、
方向安定性の点で極めて優れていることが分かる。
【0040】図10、図11は、光電変換部2に係る他
の実施例を示す構成図で、図10は、主要構成のみの立
体斜視図、図11は、図10のXI−XI矢視面における各
構成の光学的配置を示す図である。
の実施例を示す構成図で、図10は、主要構成のみの立
体斜視図、図11は、図10のXI−XI矢視面における各
構成の光学的配置を示す図である。
【0041】図において、光ファイバーバンドル11
0,120,130の基端は円周上3等分された位置に
配設され、各基端からの光束が同一方向に射出するよう
にしてある。これらの光ファイバーバンドル110,1
20,130の基端の直ぐ前方であって、各基端の中心
と一致する位置に中心軸を有するシャッタ15が対向配
置され、その中心軸がモータ16の回転軸161に連結
されて一体回転可能にされている。シャッタ15は、中
心軸から所定半径位置、すなわち回転時に各光ファイバ
ーバンドル110,120,130の基端と対面する位
置に、少なくとも各光ファイバーバンドル110,12
0,130の基端から出力される光束を全て通過させる
に十分な径を有する1個の孔151が穿設されている。
更に、このシャッタ15を挾んで上記各光ファイバーバ
ンドル110,120,130と対向する位置には、各
基端から出力された光束を平行光線にするレンズ17
1,172,173からなるレンズ部17が配設され、
更に、その前方にはレンズ部17を通過した光束を集光
する集光レンズ18が配設されている。光学ライトガイ
ド19は集光レンズ18により集光された光束を光電変
換部2′に導くものである。
0,120,130の基端は円周上3等分された位置に
配設され、各基端からの光束が同一方向に射出するよう
にしてある。これらの光ファイバーバンドル110,1
20,130の基端の直ぐ前方であって、各基端の中心
と一致する位置に中心軸を有するシャッタ15が対向配
置され、その中心軸がモータ16の回転軸161に連結
されて一体回転可能にされている。シャッタ15は、中
心軸から所定半径位置、すなわち回転時に各光ファイバ
ーバンドル110,120,130の基端と対面する位
置に、少なくとも各光ファイバーバンドル110,12
0,130の基端から出力される光束を全て通過させる
に十分な径を有する1個の孔151が穿設されている。
更に、このシャッタ15を挾んで上記各光ファイバーバ
ンドル110,120,130と対向する位置には、各
基端から出力された光束を平行光線にするレンズ17
1,172,173からなるレンズ部17が配設され、
更に、その前方にはレンズ部17を通過した光束を集光
する集光レンズ18が配設されている。光学ライトガイ
ド19は集光レンズ18により集光された光束を光電変
換部2′に導くものである。
【0042】前記図1に示す実施例では、光電変換部2
の構成として、フィルタF1〜F3,フォトトランジス
タP1〜P3,光電変換回路E1〜E3の第1ブロッ
ク、フィルタF4〜F6,フォトトランジスタP4〜P
6,光電変換回路E4〜E6の第2ブロック、フィルタ
F7〜F9,フォトトランジスタP7〜P9,光電変換
回路E7〜E9の第3ブロックのように、受光系に対し
て3個のブロックが必要があったが、図10,図11に
示す実施例の光電変換部2′では、1個のブロックで済
むので、その分構成上極めて簡素化されるとともに小型
化が図れる。特に分光型の受光部の場合、その効果は顕
著である。
の構成として、フィルタF1〜F3,フォトトランジス
タP1〜P3,光電変換回路E1〜E3の第1ブロッ
ク、フィルタF4〜F6,フォトトランジスタP4〜P
6,光電変換回路E4〜E6の第2ブロック、フィルタ
F7〜F9,フォトトランジスタP7〜P9,光電変換
回路E7〜E9の第3ブロックのように、受光系に対し
て3個のブロックが必要があったが、図10,図11に
示す実施例の光電変換部2′では、1個のブロックで済
むので、その分構成上極めて簡素化されるとともに小型
化が図れる。特に分光型の受光部の場合、その効果は顕
著である。
【0043】この場合、光源が、例えばタングステンラ
ンプの場合では、少なくともシャッタ15が1回転する
間は発光を持続させ、受光された光束を時分割的に光学
ライトガイド19側に導くようにすればよい。複数回転
時間だけ発光させて、その間により多くの測定データを
得るようにすれば、より精度の向上が図れる。この場
合、CPU31は、光ファイバーバンドルの各基端と孔
151との対面タイミングをパルスエンコーダや近接ス
イッチ等を用いて、その受光タイミングを検出する。
ンプの場合では、少なくともシャッタ15が1回転する
間は発光を持続させ、受光された光束を時分割的に光学
ライトガイド19側に導くようにすればよい。複数回転
時間だけ発光させて、その間により多くの測定データを
得るようにすれば、より精度の向上が図れる。この場
合、CPU31は、光ファイバーバンドルの各基端と孔
151との対面タイミングをパルスエンコーダや近接ス
イッチ等を用いて、その受光タイミングを検出する。
【0044】また、光源が、例えば瞬間的な点灯を行う
キセノンランプの場合、CPU31は各光ファイバーバ
ンドル110,120,130の基端と孔151との対
面動作を行わせるモータ16の回転位相と発光回路14
7の発光動作とが同期するように制御を行うことで、測
色動作を同時的に行わすことができる。モータ16の回
転角度あるいは孔151の位置は、例えばパルスエンコ
ーダや近接スイッチ等を用いて検出し、この検出信号と
発光指示信号とを同期させればよい。
キセノンランプの場合、CPU31は各光ファイバーバ
ンドル110,120,130の基端と孔151との対
面動作を行わせるモータ16の回転位相と発光回路14
7の発光動作とが同期するように制御を行うことで、測
色動作を同時的に行わすことができる。モータ16の回
転角度あるいは孔151の位置は、例えばパルスエンコ
ーダや近接スイッチ等を用いて検出し、この検出信号と
発光指示信号とを同期させればよい。
【0045】なお、タングステンランプの場合、図1
0、図11の構成に、光ファイバーバンドル146も付
設し、4本の光ファイバーバンドルを円周上4等分した
位置に配設するようにしてもよい。
0、図11の構成に、光ファイバーバンドル146も付
設し、4本の光ファイバーバンドルを円周上4等分した
位置に配設するようにしてもよい。
【0046】また、本測色装置は、アルミ片やマイカ片
等の光輝材を含んだメタリックやパール塗膜等の被測定
物に用いて好適であるが、これらに限定されず角度メタ
メリズムを持つ物質一般に適用可能である。
等の光輝材を含んだメタリックやパール塗膜等の被測定
物に用いて好適であるが、これらに限定されず角度メタ
メリズムを持つ物質一般に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光源から開口面の法線方向に照射された光であって、上
記開口面上の被測定物からの反射光をそれぞれ取り込
む、上記法線に対し第1の角度及び第2の角度を有して
上記開口面から上記内空間側に形成される立体角上の複
数箇所に配置された第1、第2の導光手段と、上記第
1、第2の導光手段から案内された光を受光レベルに応
じた電気信号にそれぞれ変換する第1、第2の光電変換
手段と、上記第1、第2の光電変換手段の電気信号から
上記第1の角度及び第2の角度における色彩値をそれぞ
れ算出する第1、第2の演算手段と、上記第1、第2の
演算手段による演算結果をそれぞれ出力する出力手段と
を備えた構成としたので、角度メタメリズムを有する物
質に対する測色動作を周方向に亘つて同時に行わせるこ
とができ、これにより常に安定した方向性測定結果を得
ることができる。特に、光輝材の配向に方向性があった
り、塗膜面に多少の傷があっても従来装置に比して高精
度の測定結果を得ることが可能となる。
光源から開口面の法線方向に照射された光であって、上
記開口面上の被測定物からの反射光をそれぞれ取り込
む、上記法線に対し第1の角度及び第2の角度を有して
上記開口面から上記内空間側に形成される立体角上の複
数箇所に配置された第1、第2の導光手段と、上記第
1、第2の導光手段から案内された光を受光レベルに応
じた電気信号にそれぞれ変換する第1、第2の光電変換
手段と、上記第1、第2の光電変換手段の電気信号から
上記第1の角度及び第2の角度における色彩値をそれぞ
れ算出する第1、第2の演算手段と、上記第1、第2の
演算手段による演算結果をそれぞれ出力する出力手段と
を備えた構成としたので、角度メタメリズムを有する物
質に対する測色動作を周方向に亘つて同時に行わせるこ
とができ、これにより常に安定した方向性測定結果を得
ることができる。特に、光輝材の配向に方向性があった
り、塗膜面に多少の傷があっても従来装置に比して高精
度の測定結果を得ることが可能となる。
【図1】本発明に係る測色装置のブロック構成図であ
る。
る。
【図2】第1〜3受光部と光源部との配置関係を模擬的
に示す図である。
に示す図である。
【図3】第1〜3受光部と光学台板10との関係を示す
ための要部外観斜視図である。
ための要部外観斜視図である。
【図4】本測色装置の外観構造を示す、斜め上方から見
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】本測色装置の外観構造を示す、斜め下方から見
た斜視図である。
た斜視図である。
【図6】校正時のフローチャートである。
【図7】測定時のフローチャートである。
【図8】周方向に対するデータの安定度合いを説明する
ための測定データを示す図で、本実施例の測色装置を周
方向に90°ずつ回転させ、その都度測定した測定デー
タを示す。
ための測定データを示す図で、本実施例の測色装置を周
方向に90°ずつ回転させ、その都度測定した測定デー
タを示す。
【図9】周方向に対するデータの安定度合いを説明する
ための測定データを示す図で、周方向が特定の一方向に
しか測定できないタイプの従来装置を90°ずつ回転さ
せ、その都度測定した測定データを示す。
ための測定データを示す図で、周方向が特定の一方向に
しか測定できないタイプの従来装置を90°ずつ回転さ
せ、その都度測定した測定データを示す。
【図10】光電変換部に係る他の実施例を示す構成図
で、主要構成のみの立体斜視図である。
で、主要構成のみの立体斜視図である。
【図11】光電変換部に係る他の実施例を示す構成図
で、図10のXI−XI矢視面における各構成の光学的配置
を示す図である。
で、図10のXI−XI矢視面における各構成の光学的配置
を示す図である。
1 測定部 9 測定釦 10 光学台板 10a 測定安定脚 10b 開口面 110a 突起 11 第1受光部 12 第2受光部 13 第3受光部 14 光源部 110,120,130,146 光ファイバーバンド
ル 111,121,131 光ファイバー 111a,121a,131a 入射口 140 投光用鏡胴 140a 孔 141 キセノンランプ 142 絞り板 143 投光用レンズ 144 半透過ミラー 147 発光回路 2,2′ 光電変換部 F1〜F12 フィルタ P1〜P12 フォトダイオード E1〜E12 光電変換回路 3 データ処理部 30 A/D変換部 31 CPU 32 操作部 33 ブザー 35 表示部 15 シャッタ 151 孔 16 モータ 17 レンズ 18 集光レンズ 19 光学ライトガイド
ル 111,121,131 光ファイバー 111a,121a,131a 入射口 140 投光用鏡胴 140a 孔 141 キセノンランプ 142 絞り板 143 投光用レンズ 144 半透過ミラー 147 発光回路 2,2′ 光電変換部 F1〜F12 フィルタ P1〜P12 フォトダイオード E1〜E12 光電変換回路 3 データ処理部 30 A/D変換部 31 CPU 32 操作部 33 ブザー 35 表示部 15 シャッタ 151 孔 16 モータ 17 レンズ 18 集光レンズ 19 光学ライトガイド
Claims (1)
- 【請求項1】 内空間の一部に被測定物の表面に対向す
る開口面が形成された枠体を有する測色装置において、
上記枠体内に配置され、上記開口面の法線方向に光を照
射する光源と、上記法線に対し第1の角度を有して上記
開口面から上記内空間側に形成される立体角上の複数箇
所に配置され、上記開口面上の被測定物からの反射光を
それぞれ取り込むとともに、取り込んだ光を一束にする
第1の導光手段と、上記法線に対し第2の角度を有して
上記開口面から上記内空間側に形成される立体角上の複
数箇所に配置され、上記開口面上の被測定物からの反射
光をそれぞれ取り込むとともに、取り込んだ光を一束に
する第2の導光手段と、上記第1の導光手段から案内さ
れた光を受光レベルに応じた電気信号に変換する第1の
光電変換手段と、上記第2の導光手段から案内された光
を受光レベルに応じた電気信号に変換する第2の光電変
換手段と、上記第1の光電変換手段の電気信号から上記
第1の角度における色彩値を算出する第1の演算手段
と、上記第2の光電変換手段の電気信号から上記第2の
角度における色彩値を算出する第2の演算手段と、上記
第1、第2の演算手段による演算結果をそれぞれ出力す
る出力手段とを備えたことを特徴とする測色装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9124994A JPH07294334A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 測色装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9124994A JPH07294334A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 測色装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07294334A true JPH07294334A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14021155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9124994A Pending JPH07294334A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 測色装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07294334A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10257640A1 (de) * | 2002-12-10 | 2004-07-08 | Siemens Ag | Einrichtung zum Erfassen des Farbeindruckes einer Oberfläche |
WO2015182380A1 (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-03 | コニカミノルタ株式会社 | 分光ユニット、およびマルチアングル測色計 |
WO2016208456A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | コニカミノルタ株式会社 | マルチアングル測色計 |
WO2018012358A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | コニカミノルタ株式会社 | 測色計 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9124994A patent/JPH07294334A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10257640A1 (de) * | 2002-12-10 | 2004-07-08 | Siemens Ag | Einrichtung zum Erfassen des Farbeindruckes einer Oberfläche |
WO2015182380A1 (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-03 | コニカミノルタ株式会社 | 分光ユニット、およびマルチアングル測色計 |
WO2016208456A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | コニカミノルタ株式会社 | マルチアングル測色計 |
JPWO2016208456A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2018-04-12 | コニカミノルタ株式会社 | マルチアングル測色計 |
US10989593B2 (en) | 2015-06-26 | 2021-04-27 | Konica Minolta, Inc. | Multi-angle colorimeter that suppresses the influence of an inclination of a reference angle on a colorimetric result |
WO2018012358A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | コニカミノルタ株式会社 | 測色計 |
CN109477761A (zh) * | 2016-07-14 | 2019-03-15 | 柯尼卡美能达株式会社 | 色度计 |
JPWO2018012358A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2019-05-09 | コニカミノルタ株式会社 | 測色計 |
US11280677B2 (en) | 2016-07-14 | 2022-03-22 | Konica Minolta, Inc. | Colorimeter capable of taking a fixed posture with respect to a measurement object |
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