JPH07294264A - 光ファイバジャイロ - Google Patents

光ファイバジャイロ

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JPH07294264A
JPH07294264A JP8687894A JP8687894A JPH07294264A JP H07294264 A JPH07294264 A JP H07294264A JP 8687894 A JP8687894 A JP 8687894A JP 8687894 A JP8687894 A JP 8687894A JP H07294264 A JPH07294264 A JP H07294264A
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JP
Japan
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optical fiber
light
optical
gyro
output
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JP8687894A
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English (en)
Inventor
Sadaomi Sakuma
貞臣 佐久間
Takeshi Hojo
武 北條
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確なジャイロ出力信号を出力することがで
きる光ファイバジャイロを提供することを目的とする。 【構成】 受光器102の入力側に光増幅器200を設
け、この光増幅器200によって干渉光を増幅すると同
時に振幅変調する。干渉光を増幅することによって受光
器102より出力される電流の信号レベルが高くなる。
干渉光を振幅変調することによって、ヘテロダインと同
様に、所望の中間周波数の側帯波を検波してジャイロ信
号を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は運動体の角速度を検出す
るための光ファイバジャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバジャイロは光のサグナック効
果(サニャック効果)を利用して角速度を計測するよう
に構成されており、高い信頼性を有し装置を小型化する
ことができる利点がある。光ファイバジャイロのうち、
干渉型光ファイバジャイロと称する形式のものがあり、
これは複数回巻かれた光ファイバループよりなる1本の
長い光路を互いに反対方向に光を伝播させ斯かる2つの
伝播光の位相差より角速度を求めるように構成されてい
る。
【0003】図4は位相変調方式の光ファイバジャイロ
の例を示す。光ファイバジャイロは、半導体レーザ、発
光ダイオード等の光源101と入射光を電流に変換する
受光器102と1本の光ファイバを複数回巻いて形成さ
れた光ファイバループ103と偏光子104と光ファイ
バを伝播する光を合成し又は分岐するカプラ105、1
06とを有する。
【0004】光源101より出力された光線は第1のカ
プラ105及び偏光子104を経由して第2のカプラ1
06に導かれる。第2のカプラ106で光線は分岐さ
れ、斯くして分岐された2つの光線は光ファイバループ
103を互いに反対方向に伝播する。即ち、一方は光フ
ァイバループ103を右周りに伝播し、他方は左周りに
伝播する。
【0005】光ファイバループ103に角速度Ωが加わ
ると、サグナック効果によって、光ファイバループ10
3内を互いに反対方向に伝播する光に位相差Δφが生ず
る。斯かる位相差Δφは角速度Ωに比例し、次の式で表
される。
【0006】
【数1】Δφ=(4πLR/λC)Ω
【0007】ここに、Ωは光ファイバループ103の中
心軸線周りの角速度、Rは光ファイバループ103のル
ープ径、Lは光ファイバループ103の長さ、λは光源
101から出力される光線の波長、Cは光速を表す。
【0008】この光ファイバジャイロは、更に、電流電
圧変換器107と位相変調器108と信号発生器109
と同期検波器110とを有する。受光器102より出力
された電流は電流電圧変換器107によって電圧に変換
され電圧として出力される。位相変調器108は光ファ
イバループ103の一端に配置されており、信号発生器
109から供給された基準信号によって作動される。位
相変調器108によって光ファイバループ103内を互
いに反対方向に伝播する光が位相変調される。信号発生
器109から供給される信号の角周波数をωP とすれ
ば、電流電圧変換器107の出力電圧Vは、
【0009】
【数2】V=K[1+cosΔφ・{J0 (z)−2J
2 (z)cos2ωP t+・・}−sinΔφ・{2J
1 (z)cosωP t−・・・}]
【0010】となる。ここで、xは位相変調度、J0
1 、J2 、・・・はベッセル関数、Kは比例定数、t
は時間である。
【0011】同期検波器110には信号発生器109か
ら角周波数ωP の信号が供給され、斯かる基準信号によ
って出力電圧Vの角周波数nωP 成分のうち角周波数成
分ω P が同期検波され、sinΔφに比例する出力2K
1 (x)sinΔφが出力される。こうして、Δφを
求めて、数1の式より角速度Ωが求められる。
【0012】位相変調方式の光ファイバジャイロを改良
したものとしてセロダイン方式の光ファイバジャイロが
知られている。斯かるセロダイン方式では位相変調器1
08の他に更にセロダイン位相変調器108’が設けら
れている。尚、セロダイン方式の光ファイバジャイロの
詳細については本願出願人と同一の出願人による特願平
4−306975号を参照されたい。
【0013】図5に従来の光ファイバジャイロの他の例
を示す。この例では光集積回路120が使用されてい
る。光集積回路120は基板の上面に形成された導波路
を含み、斯かる導波路は2つのY分岐125、126を
含む。導波路及びY分岐125、126に沿って偏光子
104、位相変調器108及びセロダイン位相変調器1
08’が形成されている。
【0014】光集積回路120の両端には接続装置11
6、116が装着されており、斯かる接続装置116、
116は光ファイバ131を有する。一方の接続装置1
16によっては光集積回路120の導波路の端部は光フ
ァイバ131を経由して光ファイバループ103に接続
され、他方の接続装置116によっては光集積回路11
5の導波路の端部は光ファイバ131を経由して光源1
01及び受光器102に接続されている。
【0015】光源101より出力された光は第1及び第
2のY分岐125、126に導かれ、斯かる第2のY分
岐126にて分岐される。一方の伝播光は光ファイバル
ープ103を右周りに伝播し、他方の伝播光は光ファイ
バループ103を左周りに伝播する。
【0016】光ファイバループ103を右周りに伝播す
る光と左周りに伝播する光は第2のY分岐126にて合
成され、斯かる干渉光は第1のY分岐125を経由して
受光器102によって受光される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバジャ
イロでは、光源101より出力された光は受光器102
によって受光されるまでに減衰し、受光器102に到達
する光は極めて僅かである。
【0018】受光器102が受光する干渉光の強度が小
さいと電流電圧変換器107によって出力される電圧信
号のレベルが小さくなる。斯かる場合、同期検波器11
0より出力される復調信号はドリフトを含むこととな
る。それによって、ジャイロ出力信号に誤差が生ずる。
【0019】本発明は、斯かる点に鑑み、受光器102
が受光する干渉光の強度が小さいことに起因してジャイ
ロ出力信号に誤差が生ずることがない光ファイバジャイ
ロを提供することを目的とする。
【0020】本発明は、斯かる点に鑑み、受光器102
が受光する干渉光の強度が小さいことに起因して光ファ
イバジャイロのジャイロ出力信号に誤差が生じないため
の光増幅器を提供することを提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、例えば
図1に示すように、光源101と光ファイバループ10
3と該光ファイバループ103を互いに反対方向に伝播
する光をそれぞれ位相変調する位相変調器108と上記
2つの伝播光の干渉光を検出する受光器102とを有
し、上記光ファイバループ103を互いに反対方向に伝
播する光の間に発生するサグナック位相差を検出するこ
とによって加速度を求めるように構成された光ファイバ
ジャイロにおいて、上記受光器102の入力側に上記干
渉光を増幅するための光増幅器200を設けたことを特
徴とする。
【0022】本発明によれば、例えば図1に示すよう
に、光ファイバジャイロにおいて、上記光増幅器200
によって上記干渉光は振幅変調されるように構成されて
いる。
【0023】本発明によれば、例えば図1に示すよう
に、光ファイバジャイロにおいて、上記光増幅器200
によって振幅変調された上記干渉光は上記位相変調器1
08による位相変調に使用される角周波数ωP と僅かに
異なる角周波数ωP +Δω P の正弦波成分を有するよう
に構成されている。
【0024】本発明によれば、例えば図1に示すよう
に、光ファイバジャイロにおいて、上記振幅変調の角周
波数ωP +ΔωP と上記位相変調の角周波数ωP の差の
角周波数ΔωP によって上記受光器の出力信号を同期検
波してジャイロ信号を得るように構成されている。
【0025】本発明によれば、例えば図2に示すよう
に、光ファイバジャイロにおいて、上記光増幅器200
は電源装置201と励起用の光源202とカプラ203
と光増幅用の光ファイバループ204とを含み、上記励
起用の光源202より出力された励起用の光は上記カプ
ラ203によって上記干渉光に加算され、更に、上記光
増幅用の光ファイバループ204によって増幅されるよ
うに構成されている。
【0026】本発明によれば、例えば図2に示すよう
に、光ファイバジャイロにおいて、上記光増幅器200
は更に上記光増幅用の光ファイバループ204の出力側
に光アイソレータ205を有する。
【0027】本発明によれば、例えば図3に示すよう
に、光ファイバジャイロにおいて、上記電源装置201
は交流電源212と直流電源211と該2つの電源の出
力電流を加算する加算器213とを有する。
【0028】本発明によれば、例えば図2に示すよう
に、光ファイバジャイロにおいて、上記光増幅用の光フ
ァイバループ204は光ファイバに稀土類元素をドープ
して製造されたものである。
【0029】本発明によれば、例えば図2に示すよう
に、光増幅器200は電源装置201と該電源からの電
流信号によって駆動される励起用の光源202と該光源
202からの出力光を信号光に光学的に加算するカプラ
203と該カプラ203より出力された光を増幅する光
ファイバループ204とを有する。
【0030】本発明によれば、例えば図2に示すよう
に、光増幅器200において、上記光源からの出力光に
よって上記信号光は振幅変調される。
【0031】本発明によれば、例えば図2に示すよう
に、光増幅器200において、上記電源装置201は直
流電源211と交流電源212とを有し上記2つの電源
を加算した出力電流を供給するように構成されている。
【0032】
【作用】本発明の光ファイバジャイロによると、受光器
102の入力側に光増幅器200が設けられ、斯かる光
増幅器200によって干渉光が増幅されるから、受光器
102より出力される電流の信号レベルが高くなる。従
って、同期検波器110によって検波された信号より正
確なジャイロ信号を得ることができる。
【0033】本発明の光ファイバジャイロによると、光
増幅器200によって干渉光を増幅すると同時に振幅変
調することができるから、ヘテロダインと同様に所望の
中間周波数の側帯波を生成し、所望の中間周波数の側帯
波を検波してジャイロ信号を得ることができる。
【0034】
【実施例】以下に図1〜図3を参照して本発明の実施例
について説明する。図1に本発明による光ファイバジャ
イロの例を示す。この光ファイバジャイロは図4の光フ
ァイバジャイロを改良したもので、受光器102の入力
側に光増幅器200が設けられている。即ち、光増幅器
200はカプラ105と受光器102との間に配置され
ている。本例の光ファイバジャイロは、図4の従来の光
ファイバジャイロと比較して、光増幅器200が設けら
れている点以外は従来の光ファイバジャイロと同様な構
成であってよい。
【0035】本発明によると、光増幅器200はカプラ
105より出力された干渉光を増幅することと振幅変調
することの2つの機能を有する。カプラ105より出力
された干渉光を増幅することによって受光器102より
出力される電流信号のレベルを充分大きくすることがで
きる。また、カプラ105より出力された干渉光を振幅
変調することによって、電流電圧変換器107より出力
される光の強さ信号Vに所望の中間周波数の側帯波を生
成することができる。従って、同期検波器110によっ
て所望の信号成分を容易に且つ正確に得ることができ
る。
【0036】図2に本例の光増幅器200の構成例を示
す。本例の光増幅器200は電源装置201と励起用の
光源202と第3のカプラ203と光増幅用の光ファイ
バループ204と光アイソレータ205とを含む。第1
のカプラ105より出力された干渉光は点200aを経
由して第3のカプラ202に導かれる。第3のカプラ2
02にて、斯かる干渉光に励起用の光源202より出力
された励起光が光学的に加算される。
【0037】第3のカプラ202より出力された光は光
増幅用の光ファイバループ204に導かれ、それによっ
て増幅される。
【0038】斯かる光増幅用の光ファイバループ204
は、光ファイバに、例えば、稀土類元素をドープしたも
のであってよい。斯かる光増幅用の光ファイバループ2
04は、例えば、光ファイバにエルビウムErをドープ
したものであってよい。それによると、干渉光の波長が
1550nmの場合、励起用の光源202の出力光とし
て波長980nm又は1480nmのものが使用され
る。
【0039】光増幅用の光ファイバループ204によっ
て増幅された光は光アイソレータ205を経由して受光
器102に導かれる。光アイソレータ205は励起用の
光源202から出力された励起光の成分を除去する。そ
れによって、励起光の成分に起因する悪影響を除去する
ことができる。
【0040】先ず光増幅器200の増幅機能について説
明する。図2の光増幅器200の入力光をI1 、出力光
をI2 とすると、増幅度KL は次のように表される。
【0041】
【数3】KL =I2 /I1
【0042】斯かる増幅度KL は励起用の光源202よ
り出力された励起光IA に比例する。比例定数をKLA
すると、増幅度KL は次の式によって表される。
【0043】
【数4】KL =KLAA
【0044】図3に光増幅器200に使用される電源装
置201の構成例を示す。斯かる電源装置201によっ
て光増幅器200の振幅変調機能が提供される。本例の
電源装置201は直流電源211と交流電源212と加
算器213とを有する。交流電源212は位相変調器1
08による位相変調に使用される角周波数ωP と僅かに
異なる角周波数ωP +ΔωP の電流信号を出力する。
【0045】尚、図1にて信号発生器109は交流電源
212より供給された角周波数ωP+ΔωP の電流信号
を入力して、位相変調器108に供給する角周波数ωP
の電流信号と同期検波器110に供給する角周波数Δω
P の電流信号を生成する。
【0046】光増幅器200のゲインKL は次のように
表される。
【0047】
【数5】 KL ∝KLA〔iD +iA sin(ωP +ΔωP )t〕
【0048】ここに、iD は直流電源211からの電流
信号、iA sin(ωP +ΔωP )tは交流電源212
からの電流信号である。
【0049】従って、数2の式の比例定数Kは次のよう
に表される。
【0050】
【数6】 K=K0 〔iD +iA sin(ωP +ΔωP )t〕
【0051】ここにK0 は、比例定数KLAを含む総括的
な定数である。
【0052】数6の式を数2の式に代入して、電流電圧
変換器107の出力信号Vが得られる。サグナック位相
差Δφを求めるために、斯かる電圧信号VよりsinΔ
φに比例した成分V1 を取り出すと、
【0053】
【数7】V1 =2K0 1 (z)cosωP t〔iD
A sin(ωP +ΔωP )t〕sinΔφ−2K0
3 (z)cos3ωP t〔iD +iA sin(ωP +Δ
ωP )t〕sinΔφ+・・・=2K0 1 (z)iD
cosωP tsinΔφ+K0 1 (z)iA 〔sin
(2ωP +ΔωP )t+sinΔωP t〕sinΔφ−
2K0 3 (z)iD cos3ωP tsinΔφ−K0
3 (z)iA 〔sin(4ωP +ΔωP )t+sin
(−2ωP t+ΔωP t〕sinΔφ+・・
【0054】従って、この式よりsinΔωP tを含む
項ΔV1 を取り出すと、
【0055】
【数8】ΔV1 =K0 1 (z)iA ・sinΔωP
・sinΔφ
【0056】こうして、電流電圧変換器107の出力信
号VよりsinΔωP tを含む項ΔV1 を取り出せば、
それより、sinΔφの値が得られる。それによってサ
グナック位相差Δφが求められ、角速度Ωが求められ
る。
【0057】一般に数2の式の出力信号Vより、直接、
1倍波成分(角周波数ωP を含む項)を分離するのは困
難である。信号Vは1倍波成分ばかりでなく2倍波成分
(角周波数2ωP を含む項)等の高次成分を含む。2倍
波成分と1倍波成分は、周波数の差が大きくないから、
両者を分離するのは容易ではない。しかしながら、si
nΔωP tの周波数ΔωP は2倍波成分の周波数2ωP
と大きく異なるからそれを分離するのは容易である。こ
れはヘテロダインとして知られている。
【0058】図1を参照して説明した例は図4の従来例
に光増幅器200を設けたものであるが、本発明は図5
の従来例に光増幅器200を設けてもよい。
【0059】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0060】
【発明の効果】本発明の光ファイバジャイロによると、
光増幅器200によって干渉光が増幅されるから、受光
器10によって出力される電流信号のレベルは充分大き
く、従って、正確なジャイロ信号を得ることができる利
点がある。
【0061】本発明の光ファイバジャイロによると、光
増幅器200によって干渉光が振幅変調されるから、電
流電圧変換器107より出力された光の強さを示す電流
信号Vより所望の中間周波数の側帯波を復調して、ジャ
イロ信号を得ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバジャイロの構成例を示す図
である。
【図2】本発明の光ファイバジャイロの光増幅器の構成
例を示す図である。
【図3】本発明の光増幅器の電源装置の構成例を示す図
である。
【図4】従来の光ファイバジャイロの第1の例を示す図
である。
【図5】従来の光ファイバジャイロの第2の例を示す図
である。
【符号の説明】
101 光源 102 受光器 103 光ファイバループ 104 偏光子 105、106 カプラ 107 電流電圧変換器 108、108’ 位相変調器 109 信号発生器 110 同期検波器 116 接続装置 117 接続部 120 光集積回路 121 光源 125、126 Y分岐 131 光ファイバ 200 光増幅器 201 電源装置 202 励起用の光源 203 カプラ 204 光ファイバループ 205 光アイソレータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と光ファイバループと該光ファイバ
    ループを互いに反対方向に伝播する光をそれぞれ位相変
    調する位相変調器と上記2つの伝播光の干渉光を検出す
    る受光器とを有し、上記光ファイバループを互いに反対
    方向に伝播する光の間に発生するサグナック位相差を検
    出することによって加速度を求めるように構成された光
    ファイバジャイロにおいて、 上記受光器の入力側に上記干渉光を増幅するための光増
    幅器を設けたことを特徴とする光ファイバジャイロ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバジャイロにお
    いて、 上記光増幅器によって上記干渉光は振幅変調されるよう
    に構成されていることを特徴とする光ファイバジャイ
    ロ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光ファイバジャイロにお
    いて、 上記光増幅器によって振幅変調された上記干渉光は上記
    位相変調器による位相変調に使用される角周波数ωP
    僅かに異なる角周波数ωP +ΔωP の正弦波成分を有す
    るように構成されていることを特徴とする光ファイバジ
    ャイロ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光ファイバジャイロにお
    いて、 上記振幅変調の角周波数ωP +ΔωP と上記位相変調の
    角周波数ωP の差の角周波数ΔωP によって上記受光器
    の出力信号を同期検波してジャイロ信号を得るように構
    成されていることを特徴とする光ファイバジャイロ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の光フ
    ァイバジャイロにおいて、 上記光増幅器は電源装置と励起用の光源とカプラと光増
    幅用の光ファイバループとを含み、上記励起用の光源よ
    り出力された励起用の光は上記カプラによって上記干渉
    光に加算され、更に、上記光増幅用の光ファイバループ
    によって増幅されるように構成されていることを特徴と
    する光ファイバジャイロ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光ファイバジャイロにお
    いて、 上記光増幅器は更に上記光増幅用の光ファイバループの
    出力側に光アイソレータを有することを特徴とする光フ
    ァイバジャイロ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の光フ
    ァイバジャイロにおいて、 上記電源装置は交流電源と直流電源と該2つの電源の出
    力電流を加算する加算器とを有することを特徴とする光
    ファイバジャイロ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項記載の光フ
    ァイバジャイロにおいて、 上記光増幅用の光ファイバループは光ファイバに稀土類
    元素をドープして製造されたものであることを特徴とす
    る光ファイバジャイロ。
  9. 【請求項9】 電源装置と該電源からの電流信号によっ
    て駆動される励起用の光源と該光源からの出力光を信号
    光に光学的に加算するカプラと該カプラより出力された
    光を増幅する光ファイバループとを有する光増幅器。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の光増幅器において、上
    記光源からの出力光によって上記信号光は振幅変調され
    ることを特徴とする光増幅器。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載の光増幅器にお
    いて、上記電源装置は直流電源と交流電源とを有し上記
    2つの電源を加算した出力電流を供給するように構成さ
    れていることを特徴とする光増幅器。
JP8687894A 1994-04-25 1994-04-25 光ファイバジャイロ Pending JPH07294264A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6836334B2 (en) * 2001-10-31 2004-12-28 Kvh Industries, Inc. Angle random walk (ARW) noise reduction in fiber optic sensors using an optical amplifier

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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