JPH07294186A - 冷却塔用充填材 - Google Patents
冷却塔用充填材Info
- Publication number
- JPH07294186A JPH07294186A JP9154994A JP9154994A JPH07294186A JP H07294186 A JPH07294186 A JP H07294186A JP 9154994 A JP9154994 A JP 9154994A JP 9154994 A JP9154994 A JP 9154994A JP H07294186 A JPH07294186 A JP H07294186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packings
- end seal
- cooling tower
- filler
- seal part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28C—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA COME INTO DIRECT CONTACT WITHOUT CHEMICAL INTERACTION
- F28C1/00—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers
- F28C1/14—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers comprising also a non-direct contact heat exchange
- F28C2001/145—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers comprising also a non-direct contact heat exchange with arrangements of adjacent wet and dry passages
Abstract
(57)【要約】
【目的】 密閉型直交流式冷却塔に装填する改良型の白
煙発生防止用充填材を提供する。 【構成】 密閉型直交流式冷却塔の充填材において、傾
斜勾配をもって配設した空気専用通路を有する乾式部充
填材の下端シール部の下降側端部に、少なくとも１箇所
の切欠部を形成してなる冷却塔用充填材。 【効果】 白煙発生を防止する乾式部充填材の下端シー
ル部の傾斜下降側の端部に切欠部を形成したことによ
り、散布水のキャリオーバーや塔外への水飛を防止する
ことができると云う効果を奏する。
煙発生防止用充填材を提供する。 【構成】 密閉型直交流式冷却塔の充填材において、傾
斜勾配をもって配設した空気専用通路を有する乾式部充
填材の下端シール部の下降側端部に、少なくとも１箇所
の切欠部を形成してなる冷却塔用充填材。 【効果】 白煙発生を防止する乾式部充填材の下端シー
ル部の傾斜下降側の端部に切欠部を形成したことによ
り、散布水のキャリオーバーや塔外への水飛を防止する
ことができると云う効果を奏する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷却塔用充填材に係り、
特に、密閉型直交流式冷却塔に装填する改良型の白煙発
生防止用充填材に関するものである。
特に、密閉型直交流式冷却塔に装填する改良型の白煙発
生防止用充填材に関するものである。
【０００２】
【従来技術とその課題】従来、密閉型の冷却塔の内でも
熱交換用コイルを多段に積重ねてなる直交流式冷却塔で
は、熱交換用のコイルとコイルの中間に装填する積層型
充填材の一部に、空気専用通路を設けて、同通路を通過
する空気を散布水の熱により顕熱交換して温めることに
より白煙の発生を防止することは知られている。
熱交換用コイルを多段に積重ねてなる直交流式冷却塔で
は、熱交換用のコイルとコイルの中間に装填する積層型
充填材の一部に、空気専用通路を設けて、同通路を通過
する空気を散布水の熱により顕熱交換して温めることに
より白煙の発生を防止することは知られている。
【０００３】特に、密閉型冷却塔に装填する積層型充填
材の空気専用通路は、上下端部を溶着等の手段によりシ
ールしてなる乾式部充填材であって、この乾式部充填材
は熱交換用のコイル間に介挿されるが、熱交換用のコイ
ルは水抜きを良くするため若干の傾斜勾配を付してある
ため、乾式部充填材もこれに沿って若干傾斜した状態に
設置されるものである。図３に斜視図で示す如く、塔内
に充填材１の乾式部充填材１−１が傾斜した状態に設置
されると、乾式部充填材１−１の下端シール部１３の下
降端部へ水Ａが伝わり走って傾斜方向（矢印方向）に飛
び出し、これが送風機により吸引されてキャリオーバー
となり、或いはルーバーから塔外へ飛散する等の問題が
あった。
材の空気専用通路は、上下端部を溶着等の手段によりシ
ールしてなる乾式部充填材であって、この乾式部充填材
は熱交換用のコイル間に介挿されるが、熱交換用のコイ
ルは水抜きを良くするため若干の傾斜勾配を付してある
ため、乾式部充填材もこれに沿って若干傾斜した状態に
設置されるものである。図３に斜視図で示す如く、塔内
に充填材１の乾式部充填材１−１が傾斜した状態に設置
されると、乾式部充填材１−１の下端シール部１３の下
降端部へ水Ａが伝わり走って傾斜方向（矢印方向）に飛
び出し、これが送風機により吸引されてキャリオーバー
となり、或いはルーバーから塔外へ飛散する等の問題が
あった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためのものであって、その要旨は、密閉型直交流式
冷却塔の充填材において、傾斜勾配をもって配設した空
気専用通路を有する乾式部充填材の下端シール部の下降
側端部に、少なくとも１箇所の切欠部を形成してなる冷
却塔用充填材である。
するためのものであって、その要旨は、密閉型直交流式
冷却塔の充填材において、傾斜勾配をもって配設した空
気専用通路を有する乾式部充填材の下端シール部の下降
側端部に、少なくとも１箇所の切欠部を形成してなる冷
却塔用充填材である。
【０００５】
【実施例】以下、本発明を図面に基づき具体的に説明す
る。 図１は本発明の一実施例を斜視図で示し、図２は
充填材の切欠部を拡大側面図で示す。本発明は、図１に
斜視図で示す如く、また図２に拡大断面図で示す如く、
密閉型直交流式冷却塔の充填材１において、傾斜勾配θ
をもって配設した空気専用通路を具えた乾式部充填材１
−１の下端シール部１３の傾斜下降側の端部に、切欠部
１３１を形成してなる冷却塔用充填材である。
る。 図１は本発明の一実施例を斜視図で示し、図２は
充填材の切欠部を拡大側面図で示す。本発明は、図１に
斜視図で示す如く、また図２に拡大断面図で示す如く、
密閉型直交流式冷却塔の充填材１において、傾斜勾配θ
をもって配設した空気専用通路を具えた乾式部充填材１
−１の下端シール部１３の傾斜下降側の端部に、切欠部
１３１を形成してなる冷却塔用充填材である。
【０００６】即ち、乾式部充填材１−１は、波型状凹凸
部１４をほぼ全面に形成した充填板材１１，１１の上端
部および下端部を各々封じて、上端シール部１２、下端
シール部１３を形成して空気専用通路となしたものであ
って、この乾式部充填材１−１は湿式部充填材１−２と
共に、上下の熱交換用のコイル２，２間に装填される
が、コイル２は水抜きを良くするため若干の傾斜勾配を
付してあるため、乾式部充填材１−１もこれに沿って勾
配θをもって傾斜した状態に設置される。そして、乾式
部充填材１−１の下端シール部１３の下降側の端部に、
当該実施例では２箇所であるが、これに拘束されず少な
くとも１箇所の切欠部１３１を形成してなるものであ
る。
部１４をほぼ全面に形成した充填板材１１，１１の上端
部および下端部を各々封じて、上端シール部１２、下端
シール部１３を形成して空気専用通路となしたものであ
って、この乾式部充填材１−１は湿式部充填材１−２と
共に、上下の熱交換用のコイル２，２間に装填される
が、コイル２は水抜きを良くするため若干の傾斜勾配を
付してあるため、乾式部充填材１−１もこれに沿って勾
配θをもって傾斜した状態に設置される。そして、乾式
部充填材１−１の下端シール部１３の下降側の端部に、
当該実施例では２箇所であるが、これに拘束されず少な
くとも１箇所の切欠部１３１を形成してなるものであ
る。
【０００７】上記の如く、本発明は充填材１の乾式部充
填材１−１の下端シール部１３の下降側の端部に、切欠
部１３１を形成してなるので、下端シール部１３を伝い
下った水滴Ａは、切欠部１３１で分断され下方の充填材
１上に落下するので、送風機により吸引されてキャリオ
ーバーとなったり、或いはルーバーから塔外へ飛散する
等の問題はなくなった。
填材１−１の下端シール部１３の下降側の端部に、切欠
部１３１を形成してなるので、下端シール部１３を伝い
下った水滴Ａは、切欠部１３１で分断され下方の充填材
１上に落下するので、送風機により吸引されてキャリオ
ーバーとなったり、或いはルーバーから塔外へ飛散する
等の問題はなくなった。
【０００８】
【発明の効果】本発明は上記構成よりなるので下記効果
を奏する。即ち、密閉型直交流式冷却塔において、白煙
発生を防止する乾式部充填材の下端シール部の下降側の
端部に切欠部を形成したことにより、散布水のキャリオ
ーバーや塔外への水飛を防止することができると云う効
果を奏する。
を奏する。即ち、密閉型直交流式冷却塔において、白煙
発生を防止する乾式部充填材の下端シール部の下降側の
端部に切欠部を形成したことにより、散布水のキャリオ
ーバーや塔外への水飛を防止することができると云う効
果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を斜視図で示す。
【図２】充填材の切欠部を拡大側面図で示す。
【図３】従来例を斜視図で示す。
１ 充填材 １−１ 湿式部充填材 １−２ 乾式部充填材 １１ 上端シール部 １２ 下端シール部 １２１ 切欠部 ２ 熱交換用コイル
Claims (1)
- 【請求項１】 密閉型直交流式冷却塔の充填材におい
て、傾斜勾配をもって配設した空気専用通路を有する乾
式部充填材の下端シール部の下降側端部に、少なくとも
１箇所の切欠部を形成してなる冷却塔用充填材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6091549A JP2846812B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 冷却塔用充填材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6091549A JP2846812B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 冷却塔用充填材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294186A true JPH07294186A (ja) | 1995-11-10 |
| JP2846812B2 JP2846812B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=14029581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6091549A Expired - Fee Related JP2846812B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 冷却塔用充填材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2846812B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102519298A (zh) * | 2011-12-16 | 2012-06-27 | 平湖市三久塑料有限公司 | 冷却塔填料 |
| CN108662917A (zh) * | 2018-06-04 | 2018-10-16 | 栋梁铝业有限公司 | 一种闭式冷却塔 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6091549A patent/JP2846812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102519298A (zh) * | 2011-12-16 | 2012-06-27 | 平湖市三久塑料有限公司 | 冷却塔填料 |
| CN108662917A (zh) * | 2018-06-04 | 2018-10-16 | 栋梁铝业有限公司 | 一种闭式冷却塔 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2846812B2 (ja) | 1999-01-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |