JPH07294083A - 粉雪発生方法およびシャボン玉発生装置 - Google Patents
粉雪発生方法およびシャボン玉発生装置Info
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- JPH07294083A JPH07294083A JP8646194A JP8646194A JPH07294083A JP H07294083 A JPH07294083 A JP H07294083A JP 8646194 A JP8646194 A JP 8646194A JP 8646194 A JP8646194 A JP 8646194A JP H07294083 A JPH07294083 A JP H07294083A
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- soap bubble
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2303/00—Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
- F25C2303/044—Snow making using additional features, e.g. additives, liquid gas
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- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャボン玉でできたスクリーンを得る。
【構成】 泡状シャボン玉発生装置の中空円筒3の内側
に空気を供給しつつ、中空円筒3を連続して回転させる
と、中空円筒3の表面に設けられた複数の貫通孔の内、
シャボン玉液収納容器のシャボン玉液中に浸漬された
後、シャボン玉液から出てきた貫通孔にはシャボン玉液
の薄膜が形成されている。そして、この薄膜は、中空円
筒3の内側に供給された空気の圧力により押し拡げら
れ、遂にはシャボン玉となって、貫通孔から離れ空中に
舞い上がろうとするが、この泡状シャボン玉発生装置
は、中空円筒の回転速度および供給する空気の圧力を調
整することができるようになっており、これらを調整す
ることにより、シャボン玉が貫通孔から離れ空中に舞い
上がる前に、隣のシャボン玉がくっついた状態になる。
すなわち、シャボン玉を泡状に発生させてやることがで
きる。
に空気を供給しつつ、中空円筒3を連続して回転させる
と、中空円筒3の表面に設けられた複数の貫通孔の内、
シャボン玉液収納容器のシャボン玉液中に浸漬された
後、シャボン玉液から出てきた貫通孔にはシャボン玉液
の薄膜が形成されている。そして、この薄膜は、中空円
筒3の内側に供給された空気の圧力により押し拡げら
れ、遂にはシャボン玉となって、貫通孔から離れ空中に
舞い上がろうとするが、この泡状シャボン玉発生装置
は、中空円筒の回転速度および供給する空気の圧力を調
整することができるようになっており、これらを調整す
ることにより、シャボン玉が貫通孔から離れ空中に舞い
上がる前に、隣のシャボン玉がくっついた状態になる。
すなわち、シャボン玉を泡状に発生させてやることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋内スキー場等のア
トラクションとして、人工的に粉雪を発生させる方法お
よびその装置に関する。
トラクションとして、人工的に粉雪を発生させる方法お
よびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アトラクション等の雪景色を構成するた
めにシャボン玉を使用することは、従来から行われてお
り、そのためのシャボン玉発生装置も数多く提案されて
いる。
めにシャボン玉を使用することは、従来から行われてお
り、そのためのシャボン玉発生装置も数多く提案されて
いる。
【0003】例えば、実開昭58−39300号公報
(以下従来例1という)に開示された技術がある。この
技術に基づくシャボン玉発生装置は、図4の斜視図に示
すように、シャボン玉液容器31と、シャボン玉液容器
31内のシャボン玉液に表面を浸漬させながら電動機3
2により回転し、表面に複数のノズル33を有するシャ
ボン玉液付着筒34と、気体を収容する気体収容器35
と、空気を気体収容器35に供給する送風機36、およ
び気体収容器35内の気体をシャボン玉液付着筒34の
内部に送る送風管37とから構成されている。
(以下従来例1という)に開示された技術がある。この
技術に基づくシャボン玉発生装置は、図4の斜視図に示
すように、シャボン玉液容器31と、シャボン玉液容器
31内のシャボン玉液に表面を浸漬させながら電動機3
2により回転し、表面に複数のノズル33を有するシャ
ボン玉液付着筒34と、気体を収容する気体収容器35
と、空気を気体収容器35に供給する送風機36、およ
び気体収容器35内の気体をシャボン玉液付着筒34の
内部に送る送風管37とから構成されている。
【0004】そして、シャボン玉液付着筒34に設けた
複数のノズル33が、シャボン玉液に浸漬されると、ノ
ズル33にはシャボン玉液の薄膜が形成され、ノズル3
3がシャボン玉液を離れたときに、ノズル33から噴き
出す風により、シャボン玉液の薄膜が押し広げられ、シ
ャボン玉となって空中に吹き上げられるのである。
複数のノズル33が、シャボン玉液に浸漬されると、ノ
ズル33にはシャボン玉液の薄膜が形成され、ノズル3
3がシャボン玉液を離れたときに、ノズル33から噴き
出す風により、シャボン玉液の薄膜が押し広げられ、シ
ャボン玉となって空中に吹き上げられるのである。
【0005】また、他のシャボン玉発生装置の従来例と
しては、実開平4−3800号公報(以下従来例2とい
う)に開示された技術がある。この技術に基づくシャボ
ン玉発生装置は、図5の斜視図に示すように、発生器本
体S1のシャボン液貯留部内に蓄えられたシャボン液
に、複数のシャボン液膜発生孔41を円周方向に沿って
等間隔に設けた回転面板42を浸漬し、シャボン液膜発
生孔41にシャボン液膜を形成させた後、回転面板42
をシャボン液膜発生孔41の間隔毎に間欠回転させ、シ
ャボン液面から上がってきたシャボン液膜発生孔41の
シャボン液膜に、ケース基体43内に備えられたファン
を駆動させて吸入口44から空気を吸入しつつ、シャボ
ン液膜発生孔41に空気を吹き付けることにより、シャ
ボン玉を発生するものである。なお、図5中符号45は
開口部、46は注液口、47は作動スイッチである。
しては、実開平4−3800号公報(以下従来例2とい
う)に開示された技術がある。この技術に基づくシャボ
ン玉発生装置は、図5の斜視図に示すように、発生器本
体S1のシャボン液貯留部内に蓄えられたシャボン液
に、複数のシャボン液膜発生孔41を円周方向に沿って
等間隔に設けた回転面板42を浸漬し、シャボン液膜発
生孔41にシャボン液膜を形成させた後、回転面板42
をシャボン液膜発生孔41の間隔毎に間欠回転させ、シ
ャボン液面から上がってきたシャボン液膜発生孔41の
シャボン液膜に、ケース基体43内に備えられたファン
を駆動させて吸入口44から空気を吸入しつつ、シャボ
ン液膜発生孔41に空気を吹き付けることにより、シャ
ボン玉を発生するものである。なお、図5中符号45は
開口部、46は注液口、47は作動スイッチである。
【0006】また、室内スキー場等で人工雪を製造する
方法としては、特開平2−93267号公報(以下従来
例3という)に開示された技術がある。この技術に基づ
く人工雪を製造する方法は、図6(a)の概略垂直断面
図および図6(b)の概略水平断面図に示すよおうに、
所定位置に設けられた冷気噴出口51から冷気を噴出さ
せて室52内を0℃以下に保ち、次いで2流体ノズル5
3から水と空気を噴出させながら、噴出させた水が20
0〜5μmのほぼ均一な粒径の水滴となるように、水と
空気の噴出比を調整することにより、噴出された微小水
滴を室内の冷気により、雪状にするものである。なお、
図6中符号54および55は水と空気の導管である。
方法としては、特開平2−93267号公報(以下従来
例3という)に開示された技術がある。この技術に基づ
く人工雪を製造する方法は、図6(a)の概略垂直断面
図および図6(b)の概略水平断面図に示すよおうに、
所定位置に設けられた冷気噴出口51から冷気を噴出さ
せて室52内を0℃以下に保ち、次いで2流体ノズル5
3から水と空気を噴出させながら、噴出させた水が20
0〜5μmのほぼ均一な粒径の水滴となるように、水と
空気の噴出比を調整することにより、噴出された微小水
滴を室内の冷気により、雪状にするものである。なお、
図6中符号54および55は水と空気の導管である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の人工雪発生装置には、次のような問題点があっ
た。 (1)従来例1および従来例2は、いずれもシャボン玉
を雪に見立てる場合に使用するものであり、雪を発生さ
せるものではない。 (2)従来例3では、微小水滴をノズルから吹き出し
て、室内の冷気で雪状にするものであり、天然の粉雪の
ように上から舞い降りてくる状態を実現するのは困難で
ある。
た従来の人工雪発生装置には、次のような問題点があっ
た。 (1)従来例1および従来例2は、いずれもシャボン玉
を雪に見立てる場合に使用するものであり、雪を発生さ
せるものではない。 (2)従来例3では、微小水滴をノズルから吹き出し
て、室内の冷気で雪状にするものであり、天然の粉雪の
ように上から舞い降りてくる状態を実現するのは困難で
ある。
【0008】この発明は、上述のような従来技術の問題
点を解消するためになされたものであり、天然の粉雪の
ように上から舞い降りてくる粉雪を、人工的に発生させ
ることができる粉雪発生方法と、粉雪発生方法に使用す
るシャボン玉発生装置を提供することを目的としてい
る。
点を解消するためになされたものであり、天然の粉雪の
ように上から舞い降りてくる粉雪を、人工的に発生させ
ることができる粉雪発生方法と、粉雪発生方法に使用す
るシャボン玉発生装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る粉雪発生
方法は、氷点下の大気中に直径が8〜20mmのシャボ
ン玉を複数連続的に発生させ、冷気によりシャボン玉を
氷化させた後、氷化したシャボン玉に風を当てて破砕す
ることにより粉雪を発生させるものである。また、シャ
ボン玉液の中に蛍光塗料を加えるとともに、シャボン玉
が破砕されることによって発生した粉雪にブラックライ
トを当てるものである。
方法は、氷点下の大気中に直径が8〜20mmのシャボ
ン玉を複数連続的に発生させ、冷気によりシャボン玉を
氷化させた後、氷化したシャボン玉に風を当てて破砕す
ることにより粉雪を発生させるものである。また、シャ
ボン玉液の中に蛍光塗料を加えるとともに、シャボン玉
が破砕されることによって発生した粉雪にブラックライ
トを当てるものである。
【0010】また、上記した粉雪発生方法において使用
するシャボン玉発生装置は、シャボン玉液収納容器と、
シャボン玉液収納容器内のシャボン玉液に表面を接触さ
せながら回転し、表面に複数の貫通孔を有する中空円筒
と、中空円筒の内部に空気を送る空気供給手段とからな
るシャボン玉発生装置において、前記中空円筒の両端部
にエンドプレートを取付け、両エンドプレートの中心に
設けた開口に中空の回転支軸を通して、中空円筒を回転
支軸の回りに回転させるようにするとともに、回転支軸
の中空円筒が嵌装されている部分に回転支軸の中空部と
連通し、中空部に供給される空気を垂直上方に吹き出す
空気吹出しノズルを設け、回転支軸に空気供給手段を接
続したしたものである。また、前記中空円筒の表面に設
けた複数の貫通孔の直径を0.5〜1.2mmとしたも
のである。
するシャボン玉発生装置は、シャボン玉液収納容器と、
シャボン玉液収納容器内のシャボン玉液に表面を接触さ
せながら回転し、表面に複数の貫通孔を有する中空円筒
と、中空円筒の内部に空気を送る空気供給手段とからな
るシャボン玉発生装置において、前記中空円筒の両端部
にエンドプレートを取付け、両エンドプレートの中心に
設けた開口に中空の回転支軸を通して、中空円筒を回転
支軸の回りに回転させるようにするとともに、回転支軸
の中空円筒が嵌装されている部分に回転支軸の中空部と
連通し、中空部に供給される空気を垂直上方に吹き出す
空気吹出しノズルを設け、回転支軸に空気供給手段を接
続したしたものである。また、前記中空円筒の表面に設
けた複数の貫通孔の直径を0.5〜1.2mmとしたも
のである。
【0011】
【作用】シャボン玉発生器により、氷点下の大気中に発
生させた直径が8〜20mmのシャボン玉は、大気中を
上昇しながら冷気に触れて氷化する。そして、氷化した
シャボン玉に風を当てると、氷化したシャボン玉の薄膜
が無数の小片となり、あたかも天然の粉雪が地上に降り
注ぐような状態となる。
生させた直径が8〜20mmのシャボン玉は、大気中を
上昇しながら冷気に触れて氷化する。そして、氷化した
シャボン玉に風を当てると、氷化したシャボン玉の薄膜
が無数の小片となり、あたかも天然の粉雪が地上に降り
注ぐような状態となる。
【0012】シャボン玉は、前記中空円筒を連続的に回
転させることにより、連続的に発生させることができる
ので、一定の時間継続して粉雪を降り続けさせることが
できる。
転させることにより、連続的に発生させることができる
ので、一定の時間継続して粉雪を降り続けさせることが
できる。
【0013】また、シャボン玉を破砕させない程度の圧
力の風を、発生したシャボン玉の下方から当てることに
より、より高く舞い上げさせ、高い位置から粉雪を降ら
せることもできる。
力の風を、発生したシャボン玉の下方から当てることに
より、より高く舞い上げさせ、高い位置から粉雪を降ら
せることもできる。
【0014】また、シャボン玉液の中に蛍光塗料を加え
ておき、破砕されたシャボン玉の小片にブラックライト
を当てると、小片が蛍光を発するので、小片がダイアモ
ンドダストのように見える。
ておき、破砕されたシャボン玉の小片にブラックライト
を当てると、小片が蛍光を発するので、小片がダイアモ
ンドダストのように見える。
【0015】なお、シャボン玉の直径を8〜20mmに
したのは、20mmを超えると粉雪とならず、8mm未
満ではシャボン玉を安定して発生させることができない
からである。
したのは、20mmを超えると粉雪とならず、8mm未
満ではシャボン玉を安定して発生させることができない
からである。
【0016】また、本発明に係るシャボン玉発生装置に
よりシャボン玉を発生させるときには、前記中空円筒に
設けた複数の貫通孔に付着したシャボン液薄膜のうち、
貫通孔が回転支軸の真上にきたもののみが、回転支軸の
中空部を通って空気吹出しノズルから吹き出される空気
により膨らまされてシャボン玉となるので、シャボン玉
が四方八方に分散したり、シャボン液薄膜がシャボン玉
となる前に破れてしまうことはなく、シャボン玉を一定
方向に上昇させることがせきるとともに、安定してシャ
ボン玉を連続発生させてやることができる。
よりシャボン玉を発生させるときには、前記中空円筒に
設けた複数の貫通孔に付着したシャボン液薄膜のうち、
貫通孔が回転支軸の真上にきたもののみが、回転支軸の
中空部を通って空気吹出しノズルから吹き出される空気
により膨らまされてシャボン玉となるので、シャボン玉
が四方八方に分散したり、シャボン液薄膜がシャボン玉
となる前に破れてしまうことはなく、シャボン玉を一定
方向に上昇させることがせきるとともに、安定してシャ
ボン玉を連続発生させてやることができる。
【0017】なお、本発明に係るシャボン玉発生装置に
おいて、前記中空円筒の表面に設けた複数の貫通孔の直
径を0.5〜1.2mmとしたのは、前記8〜20mm
の直径のシャボン玉を発生させるためには、貫通孔の直
径がこの範囲になければならないからである。
おいて、前記中空円筒の表面に設けた複数の貫通孔の直
径を0.5〜1.2mmとしたのは、前記8〜20mm
の直径のシャボン玉を発生させるためには、貫通孔の直
径がこの範囲になければならないからである。
【0018】
【実施例】本発明の第一の実施例の粉雪発生方法を図1
により説明する。この粉雪発生方法は、人工スキー場の
ような気温が氷点下の建屋1内の側壁2に、床3面より
若干高めの位置に設けた支持部材4の上に、シャボン玉
発生器5を配置し、直径が8〜20mmのシャボン玉6
を連続的に発生させる。発生したシャボン玉6は、シャ
ボン玉発生器5に併設したファン(図示せず)により、
建屋1の天井目掛けて上昇するが、その途中で建屋1内
の冷気に触れ、氷化される。
により説明する。この粉雪発生方法は、人工スキー場の
ような気温が氷点下の建屋1内の側壁2に、床3面より
若干高めの位置に設けた支持部材4の上に、シャボン玉
発生器5を配置し、直径が8〜20mmのシャボン玉6
を連続的に発生させる。発生したシャボン玉6は、シャ
ボン玉発生器5に併設したファン(図示せず)により、
建屋1の天井目掛けて上昇するが、その途中で建屋1内
の冷気に触れ、氷化される。
【0019】そして、氷化されたシャボン玉6がある程
度の高さまで達したとき、側壁2の高い部分に設けたシ
ャボン玉破砕用エアノズル7から、シャボン玉6に向け
て圧縮空気を噴出する。圧縮空気の当たった氷化シャボ
ン玉6は、空気の圧力により小さな小片8となり、粉雪
のよう床3面に降り注ぐ。また、降り注ぐ小片8に、照
明器9によりライトを当てると、幻想的な雰囲気をかも
し出すことができる。
度の高さまで達したとき、側壁2の高い部分に設けたシ
ャボン玉破砕用エアノズル7から、シャボン玉6に向け
て圧縮空気を噴出する。圧縮空気の当たった氷化シャボ
ン玉6は、空気の圧力により小さな小片8となり、粉雪
のよう床3面に降り注ぐ。また、降り注ぐ小片8に、照
明器9によりライトを当てると、幻想的な雰囲気をかも
し出すことができる。
【0020】次に、本発明の第二の実施例の粉雪発生方
法を図1により説明する。粉雪の役割をする氷化された
シャボン玉液膜の小片8の発生方法は、第一の実施例の
場合と同じであるので、相違点のみ説明する。この粉雪
発生方法の場合は、シャボン玉液中に蛍光塗料を加えて
おく。そして、第一の実施例の場合と同じようにしてシ
ャボン玉を発生させ、氷化シャボン玉6を圧縮空気で破
砕する。圧縮空気により破砕されたシャボン玉液膜の小
片8には、蛍光塗料が含まれているので、この小片8に
ブラックライト照射器10によりブラックライトを照射
すると、小片8が蛍光を発するので、小片8があたかも
ダイアモンドダストのように見え、第一の実施例の場合
以上に幻想的な雰囲気をかもし出すことができる。
法を図1により説明する。粉雪の役割をする氷化された
シャボン玉液膜の小片8の発生方法は、第一の実施例の
場合と同じであるので、相違点のみ説明する。この粉雪
発生方法の場合は、シャボン玉液中に蛍光塗料を加えて
おく。そして、第一の実施例の場合と同じようにしてシ
ャボン玉を発生させ、氷化シャボン玉6を圧縮空気で破
砕する。圧縮空気により破砕されたシャボン玉液膜の小
片8には、蛍光塗料が含まれているので、この小片8に
ブラックライト照射器10によりブラックライトを照射
すると、小片8が蛍光を発するので、小片8があたかも
ダイアモンドダストのように見え、第一の実施例の場合
以上に幻想的な雰囲気をかもし出すことができる。
【0021】次に、上述した第一および第二の実施例の
粉雪発生方法を実施する場合に好適な、シャボン玉発生
装置を図2および図3により説明する。図2はこのシャ
ボン玉発生装置の斜視図である。このシャボン玉発生装
置は、基板11上に設けられたシャボン玉液タンク12
と、シャボン玉液タンク12の側壁12aに水平に固定
してある中空の回転支軸13に回転可能に軸支されてい
るシャボン玉発生用回転ドラム14と、前記回転支軸1
3の中空部に空気を送るためのエアホース15と、シャ
ボン玉を中空に吹き上げるための送風するための送風ボ
ックス16に空気を送るためのエアホース17と、エア
ホース15および17に送風するための送風機18と、
回転ドラム14を回転させるために回転ドラム14に取
り付けたギヤ19、ギヤ19と噛み合っているピニオン
20およびピニオン20を回転させるさめの電動機21
とから構成されている。
粉雪発生方法を実施する場合に好適な、シャボン玉発生
装置を図2および図3により説明する。図2はこのシャ
ボン玉発生装置の斜視図である。このシャボン玉発生装
置は、基板11上に設けられたシャボン玉液タンク12
と、シャボン玉液タンク12の側壁12aに水平に固定
してある中空の回転支軸13に回転可能に軸支されてい
るシャボン玉発生用回転ドラム14と、前記回転支軸1
3の中空部に空気を送るためのエアホース15と、シャ
ボン玉を中空に吹き上げるための送風するための送風ボ
ックス16に空気を送るためのエアホース17と、エア
ホース15および17に送風するための送風機18と、
回転ドラム14を回転させるために回転ドラム14に取
り付けたギヤ19、ギヤ19と噛み合っているピニオン
20およびピニオン20を回転させるさめの電動機21
とから構成されている。
【0022】このシャボン玉発生装置により、シャボン
玉を発生させるときには、シャボン玉液タンク12に回
転ドラム14が一部分浸漬される程度シャボン玉液を入
れる。そして、電動機21により回転ドラム14回転さ
せながら、送風機18により回転支軸13の中空部と送
風ボックス16に空気を送る。
玉を発生させるときには、シャボン玉液タンク12に回
転ドラム14が一部分浸漬される程度シャボン玉液を入
れる。そして、電動機21により回転ドラム14回転さ
せながら、送風機18により回転支軸13の中空部と送
風ボックス16に空気を送る。
【0023】回転ドラム14の表面には小孔22が多数
設けられており、この小孔22がシャボン玉液中に浸漬
されると、回転ドラム14が回転して、小孔22がシャ
ボン玉液から抜け出たときに、小孔22にシャボン玉液
の薄膜が形成される。
設けられており、この小孔22がシャボン玉液中に浸漬
されると、回転ドラム14が回転して、小孔22がシャ
ボン玉液から抜け出たときに、小孔22にシャボン玉液
の薄膜が形成される。
【0024】回転支軸13の中空部に送られた空気は、
図2(a)の斜視図および図2(a)のA−A矢視図で
ある図2(bに示すように、回転支軸13の中空部13
aと連通し、スリット状の吹き出し口23を有する空気
ノズル24から回転ドラム14の内面に垂直に吹き出さ
れる。
図2(a)の斜視図および図2(a)のA−A矢視図で
ある図2(bに示すように、回転支軸13の中空部13
aと連通し、スリット状の吹き出し口23を有する空気
ノズル24から回転ドラム14の内面に垂直に吹き出さ
れる。
【0025】そして、回転ドラム14の小孔22に形成
されたシャボン玉液の薄膜に空気ノズル24から吹き出
した空気が当たると、薄膜が押し広げられ、遂にはシャ
ボン玉となって小孔22から離れていく。
されたシャボン玉液の薄膜に空気ノズル24から吹き出
した空気が当たると、薄膜が押し広げられ、遂にはシャ
ボン玉となって小孔22から離れていく。
【0026】また、送風ボックス16に送られた空気
は、シャボン玉液タンク12の両側に設けられた空気吹
き出し口25から上方に吹き出され、上昇気流を形成し
ているので、回転ドラム14の小孔22から離れたシャ
ボン玉は、この上昇気流に乗って上方へと舞い上がる。
なお、図1中符号26はコントロールボックス、27お
よび28は空気の風量調整用ダンパーである。
は、シャボン玉液タンク12の両側に設けられた空気吹
き出し口25から上方に吹き出され、上昇気流を形成し
ているので、回転ドラム14の小孔22から離れたシャ
ボン玉は、この上昇気流に乗って上方へと舞い上がる。
なお、図1中符号26はコントロールボックス、27お
よび28は空気の風量調整用ダンパーである。
【0027】なお、上述したシャボン玉発生装置は氷点
下で使用されるので、シャボン玉液タンク12の中には
ヒーターを設けたり、温度計を取り付けたりして、シャ
ボン玉液が凍らないような工夫が必要である。
下で使用されるので、シャボン玉液タンク12の中には
ヒーターを設けたり、温度計を取り付けたりして、シャ
ボン玉液が凍らないような工夫が必要である。
【0028】
【発明の効果】この発明により、幻想的な粉雪を発生さ
せることができる。
せることができる。
【図1】本発明の第一および第二の実施例の粉雪発生方
法の説明図である。
法の説明図である。
【図2】本発明の実施例のシャボン玉発生装置の斜視図
である。
である。
【図3】本発明の実施例のシャボン玉発生装置の回転支
軸部分の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は
(a)のA−A矢視図である。
軸部分の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は
(a)のA−A矢視図である。
【図4】従来例1のシャボン玉発生装置を示す外観斜視
図である。
図である。
【図5】従来例2のシャボン玉発生装置を示す外観斜視
図である。
図である。
【図6】従来例3の造雪装置の(a)は垂直断面図、
(b)は水平断面図である。
(b)は水平断面図である。
1 建屋 2 側壁 3 床 4 支持部材 5 シャボン玉発生器 6 シャボン玉 7 シャボン玉破砕用エアノズル 8 小片 9 照明器 10 ブラックライト照射器 11 基板 12 シャボン玉液タンク 13 回転支軸 14 シャボン玉発生用回転ドラム 15 エアホース 16 送風ボックス 17 エアホース 18 送風機 19 ギヤ 20 ピニオン 21 電動機 22 小孔 23 吹き出し口 24 空気ノズル 25 空気吹き出し口 26 コントロールボックス 27 風量調整用ダンパー 28 風量調整用ダンパー
Claims (4)
- 【請求項1】 氷点下の大気中に直径が8〜20mmの
シャボン玉を複数連続的に発生させ、冷気によりシャボ
ン玉を氷化させた後、氷化したシャボン玉に風を当てて
破砕することにより粉雪を発生させることを特徴とする
粉雪発生方法。 - 【請求項2】 シャボン玉液の中に蛍光塗料を加えると
ともに、シャボン玉が破砕されることによって発生した
粉雪にブラックライトを当てることを特徴とする請求項
1に記載の粉雪発生方法。 - 【請求項3】 シャボン玉液収納容器と、シャボン玉液
収納容器内のシャボン玉液に表面を接触させながら回転
し、表面に複数の貫通孔を有する中空円筒と、中空円筒
の内部に空気を送る空気供給手段とからなるシャボン玉
発生装置において、前記中空円筒の両端部にエンドプレ
ートを取付け、両エンドプレートの中心に設けた開口に
中空の回転支軸を通して、中空円筒を回転支軸の回りに
回転させるようにするとともに、回転支軸の中空円筒が
嵌装されている部分に回転支軸の中空部と連通し、中空
部に供給される空気を垂直上方に吹き出す空気吹出しノ
ズルを設け、回転支軸に空気供給手段を接続したしたこ
とを特徴とするシャボン玉発生装置。 - 【請求項4】 前記中空円筒の表面に設けた複数の貫通
孔の直径を0.5〜1.2mmとしたことを特徴とする
請求項3に記載のシャボン玉発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8646194A JPH07294083A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 粉雪発生方法およびシャボン玉発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8646194A JPH07294083A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 粉雪発生方法およびシャボン玉発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07294083A true JPH07294083A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13887599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8646194A Withdrawn JPH07294083A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 粉雪発生方法およびシャボン玉発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07294083A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105148545A (zh) * | 2015-10-06 | 2015-12-16 | 李雪坤 | 新型舞台用吹泡系统 |
JP2021171118A (ja) * | 2020-04-20 | 2021-11-01 | チームラボ株式会社 | 泡演出システム及び泡演出方法 |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP8646194A patent/JPH07294083A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105148545A (zh) * | 2015-10-06 | 2015-12-16 | 李雪坤 | 新型舞台用吹泡系统 |
JP2021171118A (ja) * | 2020-04-20 | 2021-11-01 | チームラボ株式会社 | 泡演出システム及び泡演出方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |