JP3439864B2 - カーテン状白煙の発生装置及びその形成方法 - Google Patents

カーテン状白煙の発生装置及びその形成方法

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JP3439864B2
JP3439864B2 JP04766395A JP4766395A JP3439864B2 JP 3439864 B2 JP3439864 B2 JP 3439864B2 JP 04766395 A JP04766395 A JP 04766395A JP 4766395 A JP4766395 A JP 4766395A JP 3439864 B2 JP3439864 B2 JP 3439864B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低温液化ガスを利用した
白煙発生装置によって得られた白煙をカーテン状に大気
に噴出するカーテン状白煙の発生装置及びその形成方法
に関する。カーテン状白煙は、各種のショーやイベント
或いは映像描写等において演出効果を高めるために利用
される。
【0002】
【従来の技術】水と低温液化ガスとを接触させて得られ
た白煙は、従来より種々のショーやイベントに用いられ
ている。さらにこの白煙をカーテン状に噴出させ、その
カーテン状白煙をスクリーンとすることが可能であるの
で、形成されたカーテン状白煙に向けて種々の背景映像
を映写すると、例えば雲状背景では臨場感が溢れる背景
が得られる。また、人間(俳優)や動物等が白煙スクリ
ーンに写し出される背景を越えて、自由に通過可能であ
るので、その演出が多様化でき、劇、ショー、アトラク
ションなど多種にわたり、新規な演出効果を作り出すこ
とができる。従来のカーテン状白煙の発生方法は、液体
窒素などの低温液化ガスと水や熱湯とをそれぞれノズル
から噴霧して接触させて白煙を形成する白煙発生装置に
より発生させた白煙を、白煙導入ダクト等を経由させ1
ヶ所または数ヶ所の帯状または円形の発生口から白煙を
噴出させ白煙膜を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た白煙形成方法では、白煙の吐出力や比重の関係上、上
から下方向へ白煙を流すのが主となり、水平方向や下か
ら上の立ち上げ方向での白煙の発生には難があり、特に
立ち上げ方向に白煙を噴出しても、高さの低い白煙膜し
か得られなかった。
【0004】一方、水平方向や立ち上げ方向への白煙の
発生方法として、液体二酸化炭素や液体窒素等の液化ガ
スを直接噴射させる方法があるが、この種の白煙発生方
法においては次のような欠点がある。液体二酸化炭素の
場合、通常圧力が高い(20〜70kgf/cm2ゲー
ジ圧)のため、吐出時の排出音が大きく、演出の妨げと
なる。また、大量の白煙を出そうとすると配管内の圧力
が低下し、液体二酸化炭素がドライアイスとなり配管等
を閉塞するため、白煙の吐出状態が不均一になる。ま
た、液体窒素の場合、大気中の水分を凝縮させて白煙を
発生させるという原理上、冬場等の乾燥時に白煙が薄く
なる等の不具合がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、従来法では形成が困難であった下から上の立ち上げ
方向へのカーテン状白煙の形成が可能なカーテン状白煙
の発生装置及びその形成方法に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカーテン状白煙
の発生装置は、低温液化ガスを噴出せしめて白煙を形成
する白煙発生装置と、該白煙発生装置で形成した白煙を
カーテン状に噴出する白煙噴出口が設けられた白煙発生
ダクトと、該白煙発生ダクト内に上記白煙噴出口を向け
て配設された少なくとも1個のガス噴出ノズルを有し、
該ガス噴出ノズルから上記白煙噴出口に向けてガスを噴
出する白煙送出手段とを備え、白煙発生ダクト内に、白
煙噴出口に沿って、白煙発生ダクト内に導入された白煙
を遮って白煙発生ダクトの長手方向に拡散させる白煙拡
散板を設けたことを特徴としている。
【0007】本発明のカーテン状白煙の発生装置におい
て、白煙発生ダクト内が白煙拡散板によって、白煙噴出
口とガス噴出ノズルとが配置された白煙吐出部と、白煙
発生装置からの白煙を導入する白煙導入口を有する白煙
滞留部とに流通可能に仕切りそれら各部の体積比を白煙
滞留部:白煙吐出部=2:1〜10:1として良い。
発明のカーテン状白煙の発生装置において、白煙発生装
置が、低温液化ガスと水とを接触させて白煙を形成する
ものとして良い。本発明のカーテン状白煙の発生装置に
おいて、ガス噴出ノズルを白煙噴出口に沿って複数離間
配置する場合、それらノズルの取付けピッチが100〜
1000mmとして良い。本発明のカーテン状白煙の発
生装置において、ガス噴出ノズルは、ガスを扇状に噴出
する開口形状として良い。本発明のカーテン状白煙の発
生装置において、白煙送出手段によりガス噴出ノズルか
ら噴出されるガスは、高圧ガスボンベからのガスまたは
白煙発生装置に供給される低温液化ガスを加温して発生
させたガスのいずれかとして良い。
【0008】本発明のカーテン状白煙の形成方法は、低
温液化ガスを噴出して形成され、または低温液化ガスと
水とを接触させて形成された白煙を、カーテン状白煙を
噴出する白煙噴出口が設けられた白煙発生ダクトに導入
して該白煙噴出口から白煙を噴出するとともに、該白煙
発生ダクト内に上記白煙噴出口に向けて配設された少な
くとも1個のガス噴出ノズルから白煙送出用のガスを噴
出してカーテン状白煙を形成し、白煙発生ダクト内に白
煙拡散板を設けて、該ダクト内に導入された白煙を遮っ
て白煙発生ダクトの長手方向に拡散させた後、ガス噴出
ノズルから噴出されるガスの噴流により白煙を送出して
白煙噴出口から噴出させることを特徴としている。
【0009】本発明のカーテン状白煙の形成方法におい
て、ガス噴出ノズルからのガス噴出量によってカーテン
状白煙の噴出長を制御して良い。
【0010】
【作用】本発明のカーテン状白煙の発生装置は、低温液
化ガスを噴出せしめて白煙を形成する白煙発生装置と、
該白煙発生装置で形成した白煙をカーテン状に噴出する
白煙噴出口が設けられた白煙発生ダクトと、該白煙発生
ダクト内に上記白煙噴出口を向けて配設された少なくと
も1個のガス噴出ノズルを有し、該ガス噴出ノズルから
上記白煙噴出口に向けてガスを噴出する白煙送出手段と
を備えた構成としたので、白煙発生装置で形成した白煙
を白煙発生ダクトに導入して白煙噴出口から噴出する際
に、ガス噴出ノズルから噴出されるガスで白煙を送出し
て白煙噴出口から噴出でき、下から上への立ち上がり方
向にカーテン状白煙が形成可能となる。また、白煙発生
ダクト内に、白煙噴出口に沿って、白煙発生ダクト内に
導入された白煙を遮って白煙発生ダクトの長手方向に拡
散させる白煙拡散板を設けることにより、白煙発生ダク
トが長くても導入された白煙を白煙発生ダクトの長手方
向に均一に拡散して噴出することができ、長大なカーテ
ン状白煙を形成し得る。
【0011】白煙発生ダクト内を白煙拡散板によって、
白煙噴出口とガス噴出ノズルとが配置された白煙吐出部
と、白煙発生装置からの白煙を導入する白煙導入口を有
する白煙滞留部とに流通可能に仕切り、それら各部の体
積比を、白煙滞留部:白煙吐出部=2:1〜10:1と
すれば、白煙発生ダクトに導入された白煙を白煙滞留部
にてダクトの長手方向に十分均一に拡散でき、ムラがな
く均一な濃度のカーテン状白煙を形成し得る。白煙発生
装置として、低温液化ガスと水とを接触させて白煙を形
成するものを用いれば、冬場等乾燥時であっても濃厚な
カーテン状白煙を形成できる。ガス噴出ノズルを白煙噴
出口に沿って複数離間配置する場合、それらノズルの取
付けピッチが100〜1000mmとしておくことによ
り、白煙噴出口から噴出される白煙の長手方向の流速分
布を均一に制御し易くなり、均一な高さのカーテン状白
煙を形成し得る。ガス噴出ノズルとして、ガスを扇状に
噴出する開口形状のものを採用したことによって、上述
した長手方向の流速分布を均一に制御することが良好と
なる。白煙送出手段によりガス噴出ノズルから噴出され
るガスは、高圧ガスボンベからのガスまたは白煙発生装
置に供給される低温液化ガスを加温して発生させたガス
のいずれかを用いることによって、ガス噴出ノズルや配
管が凍結して詰まったり、白煙噴出口付近に着霜する不
具合を防止することが可能となる。
【0012】本発明のカーテン状白煙の形成方法は、低
温液化ガスを噴出して形成され、または低温液化ガスと
水とを接触させて形成された白煙を、カーテン状白煙を
噴出する白煙噴出口が設けられた白煙発生ダクトに導入
して該白煙噴出口から白煙を噴出するとともに、該白煙
発生ダクト内に上記白煙噴出口に向けて配設された少な
くとも1個のガス噴出ノズルから白煙送出用のガスを噴
出してカーテン状白煙を形成することにより、ガス噴出
ノズルから噴出されるガスで白煙を送出して白煙噴出口
から噴出でき、下から上への立ち上がり方向にカーテン
状白煙が形成可能となる。この方法において、白煙発生
ダクト内に白煙拡散板を設けて、該ダクト内に導入され
た白煙を遮って白煙発生ダクトの長手方向に拡散させた
後、ガス噴出ノズルから噴出されるガスの噴流により白
煙を送出して白煙噴出口から噴出することにより、白煙
発生ダクトが長くても、導入された白煙を白煙発生ダク
トの長手方向に均一に拡散して噴出することができ、長
大なカーテン状白煙を形成し得る。
【0013】また、ガス噴出ノズルからのガス噴出量に
よってカーテン状白煙の噴出長を制御することにより、
均一で高さのあるカーテン状白煙や、長手方向に高さの
異るカーテン状白煙など各種のカーテン状白煙を形成で
きる。
【0014】
【実施例】図1および図2は、本発明のカーテン状白煙
発生装置の一実施例を示すものであり、このカーテン状
白煙発生装置1は、帯状の白煙噴出口2を有する白煙発
生ダクト3と、このダクト3の下面側に設けられた白煙
発生部4と、白煙発生ダクト3内に配設された複数のガ
ス噴出ノズル5からガスを噴出する白煙送出手段6とを
備えている。
【0015】白煙発生ダクト3は、横長の箱状をなし、
上面側には長手方向に沿う帯状に白煙噴出口2が形成さ
れている。この白煙噴出口2の幅は10〜100mm程
度とされる。この白煙発生ダクト3の下面側には、白煙
発生部4からの白煙を導入するための白煙導入口7が形
成され、この白煙導入口7には白煙発生部4に一端を接
続した白煙導入ダクト8の他端が接続されている。
【0016】この白煙発生ダクト3内には、白煙噴出口
2の下方の位置に白煙送出手段6のガス供給配管9の一
部が該白煙噴出口2に沿って配設されている。この白煙
発生ダクト3内のガス供給配管9には、所定間隔毎にガ
ス噴出ノズル5が、その先端を白煙噴出口2に向けて立
設されている。これらガス噴出ノズル5はガスを扇状に
噴出する開口形状とされている。このようにガスを扇状
に噴出する開口形状のものを採用したことによって白煙
の長手方向の流速分布が均一となる。
【0017】またこの白煙発生ダクト3内には、白煙噴
出口2の縁に沿って該ダクト3上端から下方に向けて延
び、白煙発生ダクト3内に導入された白煙を遮って長手
方向に拡散させるための白煙拡散板10が設けられてい
る。この白煙拡散板10は、白煙発生ダクト3内を、上
記白煙導入口7を有する白煙滞留部11と、白煙噴出口
2とガス噴出ノズル5とが配置された白煙吐出部12と
に流通可能に仕切っており、それら各部の体積比は、白
煙滞留部:白煙吐出部=2:1〜10:1の範囲に設定
されている。なお、白煙滞留部11の体積比が上記範囲
よりも大きいと、白煙の必要量が多くなってコストが上
昇するとともに、白煙吐出までに時間がかかり、瞬時に
白煙を形成するのが困難となる。また、白煙滞留部11
の体積比が上記範囲よりも小さいと、白煙滞留部11に
おける白煙の長手方向への拡散が不十分となり、特に長
大な白煙発生ダクト2を用いた場合に、白煙濃度が長手
方向に不均一となるおそれがある。
【0018】上記白煙発生部4は、液体窒素などの低温
液化ガス13を貯蔵する容器14と、該容器14から低
温液化ガス13を導出し、先端に取り付けられた白煙発
生ノズル15に送る液化ガス管路16を備えている。液
化ガス管路16には電磁弁17が設けられ、この電磁弁
17を開くと白煙発生ノズル15から低温液化ガス13
が霧状に噴出され、形成された白煙が白煙導入ダクト
8、白煙導入口7を経て白煙発生ダクト3内に導入され
るようになっている。この白煙発生部4は、白煙発生ダ
クト3に完全に固定する必要はなく、必要に応じて該ダ
クト3から取り外してカーテン状白煙以外の白煙形成用
に使用しても良い。
【0019】上記白煙送出手段6は、高圧窒素ガスなど
の高圧ガスを充填したガスボンベ18と、白煙発生ダク
ト2内に配設された複数のガス噴出ノズル5と、このガ
スボンベ18からのガスを複数のガス噴出ノズル5に送
るように配設されたガス供給配管9とを備えている。ガ
スボンベ18とガス供給配管9の間には減圧弁19が設
けられ、またガス供給配管9には電磁弁20が設けら
れ、この電磁弁20を開くことによって、ガスボンベ1
8に充填されたガスが減圧弁19で2〜10kgf/c
2ゲージ圧)程度の圧力に減圧され、白煙発生ダクト
3内に配設された複数のガス噴出ノズル5から白煙噴出
口2に向けて100〜1000リットル/分・個程度のガス
22を噴出するようになっている。このガス22は、窒
素ガス、空気、炭酸ガス、アルゴンガス、ヘリウムガス
などの各種のガスから選択して使用することができる。
【0020】白煙発生ダクト3内に配設された複数のガ
ス噴出ノズル5は、100〜1000mmの取り付けピ
ッチで配置されている。これらのガス噴出ノズル5の取
り付けピッチを上記範囲内とすることによって、白煙噴
出口2から噴出される白煙21の長手方向の流速分布を
均一に制御し易くなり、均一な高さのカーテン状白煙2
1を形成し得る。一方、この取り付けピッチが上記範囲
より小さいと、ノズル5の本数が増えてコスト増とな
り、この取り付けピッチが上記範囲より大きいと、白煙
噴出口2から噴出される白煙21の長手方向の流速分布
を均一に制御することが困難となる。
【0021】このカーテン状白煙発生装置1を使用する
には、白煙発生部4の電磁弁17を開にして白煙発生ノ
ズル15から液体窒素などの低温液化ガス13を噴霧し
て白煙21を形成し、この白煙21を白煙導入ダクト
8、白煙導入口7を経て白煙発生ダクト3内に導入す
る。同時に白煙送出手段6のガス供給配管9に設けた電
磁弁20を開にして、ガスボンベ18からのガス22を
複数のガス噴出ノズル5から噴出する。白煙発生ダクト
3内に導入された白煙21は、白煙拡散板10によって
遮られて大部分が白煙滞留部11内で長手方向に拡散
し、ダクト3の長手方向における濃度がほぼ均一となっ
た後、白煙拡散板10をくぐって白煙吐出部12に達す
る。白煙吐出部12に導入された白煙21は、ガス噴出
ノズル5から白煙噴出口2の方向に向けて強く噴出され
たガス22の流れに同伴して白煙噴出口2から噴出す
る。白煙発生ダクト3を白煙噴出口2を上向きとして水
平に設置し、複数のガス噴出ノズル5から同程度の流速
でガス22を噴出する場合には、長手方向に高さが均一
でかつ高さの高いカーテン状白煙を形成することができ
る。形成されるカーテン状白煙の高さは、白煙送出手段
6によるガス噴出ノズル5からのガス22の流速を調節
することによって制御することが可能である。
【0022】なお、個々のガス噴出ノズル5に流量制御
弁を設け、個々のノズル5のガス噴出量を制御するよう
に構成すれば、長手方向に高さを違えて波状の白煙膜を
形成したり、経時的に高さを違えてカーテン状白煙に動
きを与えたりすることも可能である。また、この白煙発
生ダクト3の配置方向は、白煙21を立ち上げる方向に
限定されず、白煙21を横方向に噴出させたり、上から
下に向けて噴出させるような配置としても良い。さら
に、白煙噴出口2は直線帯状に限定されず、円弧状や環
状としても良い。
【0023】図3および図4は、本発明の別な実施例を
示すものである。この実施例によるカーテン状白煙発生
装置30は、先の実施例でのカーテン状白煙発生装置1
における白煙発生部4に代えて、低温液化ガスと水とを
接触させることによって白煙を形成する白煙発生装置3
1を設けるとともに、白煙噴出口32の両側に白煙噴出
方向に延びるガイド板33を設けた白煙発生ダクト34
を備えた構成としたものであり、これら以外の構成要素
は先の実施例と同様に構成されている。
【0024】この白煙発生装置31は、液化ガス管路1
6を経て送られてノズル15から噴霧される液体窒素な
どの低温液化ガス13と、別な給水管路35を経て送ら
れて散水ノズル36から噴霧される水(又は熱湯)とを
接触させることによって白煙21を形成するものであれ
ば良く、例えば実開平7−524号公報に記載されたよ
うな白煙発生装置を用いることが可能である。この実施
例では、低温液化ガス13の噴霧ノズル15の前段に、
散水ノズル36を配し、散水ノズル36から噴霧された
水(又は熱湯)が低温液化ガス13の噴霧ノズル15か
ら噴霧された低温液化ガスとを平行に流して接触させる
ようになっている。このように低温液化ガスと水とを接
触させて白煙21を形成する白煙発生装置31によれ
ば、冬場などの乾燥条件下であっても十分な量の白煙2
1が形成可能となる。
【0025】上記白煙発生ダクト34は、細長の箱状を
なしており、その上面側には10〜100mm程度の間
隔をおいて平行に配置されたガイド板33が設けられ、
これらガイド板33の間が白煙噴出口32とされてい
る。またこのダクト34の下面側には上記白煙発生装置
31で形成された白煙を導入するための白煙導入口7が
形成されている。白煙発生装置31で形成した白煙は直
接または可撓管やダクトを経て上記白煙導入口7から導
入される。
【0026】上記白煙発生ダクト34内には、白煙噴出
口32に沿ってその下方の位置にガス供給配管9が配設
され、このガス供給配管9には、100〜1000mm
の取り付けピッチで複数のガス噴出ノズル5が白煙噴出
口32に先端を向けて配設されている。また、この白煙
発生ダクト34内には、上記2枚のガイド板33のうち
内側のガイド板33と一体に下方に延びる白煙拡散板1
0が設けられている。白煙発生ダクト34の内部空間
は、この白煙拡散板10によって白煙導入口7のある白
煙滞留部11と、白煙噴出口32のある白煙吐出部12
とが流通可能に仕切られ、これら各部の体積比は、白煙
滞留部:白煙吐出部=2:1〜10:1の範囲に設定さ
れている。
【0027】白煙噴出口32の両側のガイド板33は、
白煙発生ダクト34と一体に固定しても良いし、図4に
おいて鎖線で示すように、角度を変更可能に取り付けて
も良い。さらにガイド板33の角度を遠隔操作によって
変更可能とすれば、カーテン状白煙の形成位置や方向を
変化させることが可能となり、カーテン状白煙のバリエ
ーションを増やすことができる。
【0028】本実施例のカーテン状白煙発生装置30
は、先の実施例での装置1とほぼ同様の操作により、カ
ーテン状白煙を形成することができる。即ち、白煙発生
装置31において白煙21を形成して白煙発生ダクト3
4内に導入するとともに、白煙送出手段6のガスボンベ
18からのガス22を白煙発生ダクト34内の複数のガ
ス噴出ノズル5より噴出させる。白煙発生ダクト34内
に導入された白煙21は白煙拡散板10に遮られて大部
分が白煙滞留部11内で長手方向に拡散し、ダクト3の
長手方向における濃度がほぼ均一となった後、白煙拡散
板10をくぐって白煙吐出部12に達する。白煙吐出部
12に導入された白煙21は、ガス噴出ノズル5から白
煙噴出口32の方向に向けて強く噴出されたガス流22
に同伴され白煙噴出口2から噴出される。白煙噴出口2
を上向きとして白煙発生ダクト34を水平に設置し、複
数のガス噴出ノズル5から同程度の流速でガス22を噴
出する場合には、長手方向に高さが均一でかつ高さの高
いカーテン状白煙を形成することができる。
【0029】この実施例によるカーテン状白煙発生装置
30は、先の実施例と同様に、立ち上がり方向へのカー
テン状白煙の形成が可能となり、しかも長手方向に均一
な濃度と高さのカーテン状白煙を形成することができる
などの効果が得られる。さらにこの実施例では、水と低
温液化ガスとを接触させて白煙を形成する白煙発生装置
31を用いたことによって、冬場などの乾燥条件下であ
っても十分な濃度と量の白煙21が形成可能となる。ま
た、白煙噴出口32に白煙の方向を制御するガイド板3
3を設けたことにより、白煙噴出口32から真っ直に白
煙を噴出することができ、カーテン状白煙の高さを増す
ことができ、また、噴出後の乱れを減少させて平面に近
い状態のカーテン状白煙を形成可能となる。さらにガイ
ド板33の角度を遠隔操作によって変更可能とすれば、
カーテン状白煙の形成位置や方向を変化させることが可
能となり、カーテン状白煙のバリエーションを増やすこ
とができる。
【0030】なお、上記各実施例は単なる例示に過ぎ
ず、本発明はこれらによって限定されることなく、各種
の変形、変更が可能であることは言うまでもない。例え
ば、上記各実施例では、白煙送出手段6のガス22とし
て、ガスボンベ18の高圧ガス(窒素ガス等)を用いた
が、これに代えて白煙発生部4または白煙発生装置31
で用いる液体窒素などの低温液化ガスの一部を加温気化
させたガスをガス噴出ノズル5に供給して噴出させるよ
うに構成して良い。また、上記各実施例では白煙発生ダ
クト3,34の形状を角型箱状としたが、円形、楕円形
の箱状としても良い。さらに、白煙導入口7は1ヶ所の
みでなく、複数箇所設けても良いし、白煙発生部4また
は白煙発生装置31を複数設けた構成としても良い。
【0031】(実験例)図1に示す構成のカーテン状白
煙発生装置によって、カーテン状白煙の形成を試みた。
装置の寸法は次の通りであった。 ・白煙発生ダクト:175mm(幅)×175mm(高
さ)×4200mm(長さ) ・白煙噴出口:開口幅35mm ・ガス噴出ノズルの数:14個 ・ガス噴射ノズルの取り付けピッチ:約300mm また、低温液化ガスとしては液体窒素を用い、白煙送出
手段6のガスには窒素ガスを用いた。
【0032】この装置によってカーテン状白煙を形成し
た。その時の液体窒素及び窒素ガスの消費量を表1に示
す。
【0033】
【表1】
【0034】この装置より、下から上への立ち上がり方
向にカーテン状白煙を形成した結果、長手方向にほぼ均
一な高さで、均一な濃度のカーテン状白煙を形成でき
た。形成されたカーテン状白煙は、映画用スクリーンと
して十分な濃度であった。また、カーテン状白煙の高さ
はガス噴出ノズルからのガス噴出を行わない場合と比
べ、1〜3m程度高くすることができた。また、その高
さはガス噴出ノズルからのガス量によって容易に調整可
能であった。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカーテン
状白煙の発生装置は、低温液化ガスを噴出せしめて白煙
を形成する白煙発生装置と、該白煙発生装置で形成した
白煙をカーテン状に噴出する白煙噴出口が設けられた白
煙発生ダクトと、該白煙発生ダクト内に上記白煙噴出口
を向けて配設された少なくとも1個のガス噴出ノズルを
有し、該ガス噴出ノズルから上記白煙噴出口に向けてガ
スを噴出する白煙送出手段とを備えた構成としたので、
白煙発生装置で形成した白煙を白煙発生ダクトに導入し
て白煙噴出口から噴出する際に、ガス噴出ノズルから噴
出されるガスで白煙を同伴して白煙噴出口から噴出でき
るので、従来形成が困難であった下から上への立ち上が
り方向にカーテン状白煙を形成することが可能となる。
また、白煙発生ダクト内に、白煙噴出口に沿って、白煙
発生ダクト内に導入された白煙を遮って白煙発生ダクト
の長手方向に拡散させる白煙拡散板を設けたことによ
り、白煙発生ダクトが長くても導入された白煙を白煙発
生ダクトの長手方向に均一に拡散して噴出することがで
き、長大なカーテン状白煙を形成することができる。
【0036】また、この白煙拡散板によって白煙発生ダ
クトの内部空間を、白煙噴出口とガス噴出ノズルとが配
置された白煙吐出部と、白煙発生装置からの白煙を導入
する白煙導入口を有する白煙滞留部とに流通可能に仕切
り、それら各部の体積比を、白煙滞留部:白煙吐出部=
2:1〜10:1とすることにより、白煙発生ダクトに
導入された白煙を白煙滞留部にてダクトの長手方向に十
分均一に拡散でき、ムラがなく均一な濃度のカーテン状
白煙を形成し得る。
【0037】また、低温液化ガスと水とを接触させて白
煙を形成する白煙発生装置を備えた構成とすれば、冬場
等乾燥時であっても濃厚でかつ十分な量のカーテン状白
煙を形成することができる。
【0038】さらに、ガス噴出ノズルを白煙噴出口に沿
って複数離間配置する場合、それらノズルの取付けピッ
チを100〜1000mmとしておくことにより、白煙
噴出口から噴出される白煙の長手方向の流速分布を均一
に制御し易くなり、均一な高さのカーテン状白煙を形成
することができる。また、ガス噴出ノズルとして、ガス
を扇状に噴出する開口形状のものを採用したことによっ
て、上述した長手方向の流速分布を均一に制御すること
が良好に実施可能となる。
【0039】また、白煙送出手段によりガス噴出ノズル
から噴出されるガスとして、高圧ガスボンベからのガス
または白煙発生装置に供給される低温液化ガスを加温し
て発生させたガスのいずれかを用いることによって、ガ
ス噴出ノズルや配管が凍結して詰まったり白煙噴出口付
近に着霜する不具合を防止することが可能となる。
【0040】本発明のカーテン状白煙の形成方法は、低
温液化ガスを噴出して形成され、または低温液化ガスと
水とを接触させて形成された白煙を、カーテン状白煙を
噴出する白煙噴出口が設けられた白煙発生ダクトに導入
して該白煙噴出口から白煙を噴出するとともに、該白煙
発生ダクト内に上記白煙噴出口に向けて配設された少な
くとも1個のガス噴出ノズルから白煙送出用のガスを噴
出してカーテン状白煙を形成することにより、ガス噴出
ノズルから噴出されるガスで白煙を同伴して白煙噴出口
から噴出でき、従来は形成が困難であった下から上への
立ち上がり方向にカーテン状白煙を形成することが可能
となる。また、白煙発生ダクト内に白煙拡散板を設け
て、該ダクト内に導入された白煙を遮って白煙発生ダク
トの長手方向に拡散させた後、ガス噴出ノズルから噴出
されるガスの噴流により白煙を送出して白煙噴出口から
噴出することにより、白煙発生ダクトが長くても、導入
された白煙を白煙発生ダクトの長手方向に均一に拡散し
て噴出することができ、長大なカーテン状白煙を形成し
得る。
【0041】また、ガス噴出ノズルからのガス噴出量に
よってカーテン状白煙の噴出長を制御することにより、
均一で高さのあるカーテン状白煙や、長手方向に高さの
異るカーテン状白煙など各種のカーテン状白煙を形成で
きる。従って本発明によれば、高さのある均一なカーテ
ン状白煙だけでなく、長手方向の高さを変えて波状とし
たり、高さを経時的に変化させて動きを表現するなど新
規かつ面白味のあるカーテン状白煙を形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のカーテン状白煙の発生装置の一
実施例を示す構成図である。
【図2】図2は同じ発生装置の要部の縦断面図である。
【図3】図3は本発明のカーテン状白煙の発生装置の別
な実施例を示す要部斜視図である。
【図4】図4は同じ同じ発生装置の要部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】 1,30……カーテン状白煙発生装置 2,32……白煙噴出口 3,34……白煙発生ダクト 4……白煙発生部(白煙発生装置) 5……ガス噴出ノズル 6……白煙送出手段 7……白煙導入口 10……白煙拡散板 13……低温液化ガス 21……白煙 22……ガス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−56235(JP,A) 実開 平6−25987(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/60 A63J 5/02 B01J 7/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低温液化ガスを噴出せしめて白煙を形成
    する白煙発生装置と、該白煙発生装置で形成した白煙を
    カーテン状に噴出する白煙噴出口が設けられた白煙発生
    ダクトと、該白煙発生ダクト内に上記白煙噴出口を向け
    て配設された少なくとも1個のガス噴出ノズルを有し、
    該ガス噴出ノズルから上記白煙噴出口に向けてガスを噴
    出する白煙送出手段とを備え、白煙発生ダクト内に、白
    煙噴出口に沿って、白煙発生ダクト内に導入された白煙
    を遮って白煙発生ダクトの長手方向に拡散させる白煙拡
    散板を設けたことを特徴とするカーテン状白煙の発生装
    置。
  2. 【請求項2】 白煙発生ダクト内が白煙拡散板によっ
    て、白煙噴出口とガス噴出ノズルとが配置された白煙吐
    出部と、白煙発生装置からの白煙を導入する白煙導入口
    を有する白煙滞留部とに流通可能に仕切られ、それら各
    部の体積比が、白煙滞留部:白煙吐出部=2:1〜1
    0:1とされたことを特徴とする請求項のカーテン状
    白煙の発生装置。
  3. 【請求項3】 白煙発生装置が、低温液化ガスと水とを
    接触させて白煙を形成するものであることを特徴とする
    請求項1または2のカーテン状白煙の発生装置。
  4. 【請求項4】 ガス噴出ノズルが白煙噴出口に沿って複
    数離間配置され、それらノズルの取付けピッチが100
    〜1000mmとされたことを特徴とする請求項1〜
    のいずれかのカーテン状白煙の発生装置。
  5. 【請求項5】 ガス噴出ノズルが、ガスを扇状に噴出す
    る開口形状とされたことを特徴とする請求項1〜のい
    ずれかのカーテン状白煙の発生装置。
  6. 【請求項6】 白煙送出手段によりガス噴出ノズルから
    噴出されるガスが高圧ガスボンベからのガスまたは白煙
    発生装置に供給される低温液化ガスを加温して発生させ
    たガスであることを特徴とする請求項1〜のいずれか
    のカーテン状白煙の発生装置。
  7. 【請求項7】 低温液化ガスを噴出して形成され、また
    は低温液化ガスと水とを接触させて形成された白煙を、
    カーテン状白煙を噴出する白煙噴出口が設けられた白煙
    発生ダクトに導入して該白煙噴出口から白煙を噴出する
    とともに、該白煙発生ダクト内に上記白煙噴出口に向け
    て配設された少なくとも1個のガス噴出ノズルから白煙
    送出用のガスを噴出してカーテン状白煙を形成し、白煙
    発生ダクト内に白煙拡散板を設けて、該ダクト内に導入
    された白煙を遮って白煙発生ダクトの長手方向に拡散さ
    せた後、ガス噴出ノズルから噴出されるガスの噴流によ
    り白煙を送出して白煙噴出口から噴出させることを特徴
    とするカーテン状白煙の形成方法。
  8. 【請求項8】 ガス噴出ノズルからのガス噴出量によっ
    てカーテン状白煙の噴出長を制御することを特徴とする
    請求項のカーテン状白煙の形成方法。
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