JPH08178492A - ヒラヒラ雪発生装置およびヒラヒラ雪発生方法 - Google Patents
ヒラヒラ雪発生装置およびヒラヒラ雪発生方法Info
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- JPH08178492A JPH08178492A JP32591094A JP32591094A JPH08178492A JP H08178492 A JPH08178492 A JP H08178492A JP 32591094 A JP32591094 A JP 32591094A JP 32591094 A JP32591094 A JP 32591094A JP H08178492 A JPH08178492 A JP H08178492A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2303/00—Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
- F25C2303/044—Snow making using additional features, e.g. additives, liquid gas
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人工的にヒラヒラ雪を造る。
【構成】 雪を発生させかつ発生した雪を大気中に放散
させるための開口部１ａを一端部に有する花瓶状雪発生
チャンバー１と、この雪発生チャンバー１内に雪の素と
なる水分を圧縮空気とともに吹き込む２流体スプレーノ
ズル２と、同じく雪発生チャンバー１内に液化ガスを吹
き込み前記２流体スプレーノズル２により吹き込まれた
噴霧状の水分を凍らせて雪とし、かつ発生した雪を雪発
生チャンバー１内の前記開口部１ａから大気中に放散さ
せる液化ガス吹込ノズル３とからなるヒラヒラ雪発生装
置。 【効果】 アトラクション等に活用できる。
させるための開口部１ａを一端部に有する花瓶状雪発生
チャンバー１と、この雪発生チャンバー１内に雪の素と
なる水分を圧縮空気とともに吹き込む２流体スプレーノ
ズル２と、同じく雪発生チャンバー１内に液化ガスを吹
き込み前記２流体スプレーノズル２により吹き込まれた
噴霧状の水分を凍らせて雪とし、かつ発生した雪を雪発
生チャンバー１内の前記開口部１ａから大気中に放散さ
せる液化ガス吹込ノズル３とからなるヒラヒラ雪発生装
置。 【効果】 アトラクション等に活用できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば屋内スキー場の
アトラクション等で効果的なヒラヒラ雪を降らせるヒラ
ヒラ雪発生装置およびヒラヒラ雪発生方法に関するもの
である。
アトラクション等で効果的なヒラヒラ雪を降らせるヒラ
ヒラ雪発生装置およびヒラヒラ雪発生方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】アトラクション等の雪の景色で雪を表現
するものとして使用されるシャボン玉の発生装置は、従
来から多くの機器の開発がなされており、本願に先行す
るものとしては実開昭５８−３９３００号公報（以下従
来例１という）、実開平４−３８００号公報（以下従来
例２という）の記載の技術がある。
するものとして使用されるシャボン玉の発生装置は、従
来から多くの機器の開発がなされており、本願に先行す
るものとしては実開昭５８−３９３００号公報（以下従
来例１という）、実開平４−３８００号公報（以下従来
例２という）の記載の技術がある。
【０００３】図２は、従来例１のシャボン玉発生装置を
示す外観斜視図であり、図において、１１はシャボン玉
液容器、１２はシャボン玉液付着筒、１３は気体収容
器、１４は送風管、１５はノズル、１６は送風機、１７
は電動機である。従来のシャボン玉発生装置は上記のよ
うに構成され、シャボン玉液容器１１内でシャボン玉液
付着筒１２がその下部をシャボン玉液中に浸しながら緩
回転し、筒の上部表面において付着したシャボン玉液の
薄膜をノズル１５から吹き出す風によってシャボン玉と
して空気中に浮き出させるものである。
示す外観斜視図であり、図において、１１はシャボン玉
液容器、１２はシャボン玉液付着筒、１３は気体収容
器、１４は送風管、１５はノズル、１６は送風機、１７
は電動機である。従来のシャボン玉発生装置は上記のよ
うに構成され、シャボン玉液容器１１内でシャボン玉液
付着筒１２がその下部をシャボン玉液中に浸しながら緩
回転し、筒の上部表面において付着したシャボン玉液の
薄膜をノズル１５から吹き出す風によってシャボン玉と
して空気中に浮き出させるものである。
【０００４】又、図３は、従来例２のシャボン玉発生器
を示す外観斜視図であり、図において、Ｓ１は発生器本
体、２１はシャボン液膜発生孔、２２は回転面板、２３
はケース基体、２４は開口部、２５は注液口、２６は作
動スイッチ、２７は吸入口である。複数のシャボン液膜
発生孔２１を備えた回転面板２２は、そのシャボン液膜
発生孔２１の間隔毎に間欠的に回転するようになってい
る。次にこのシャボン玉発生器の作用を説明する。先ず
発生器本体Ｓ１内のシャボン液貯留部内に貯えられたシ
ャボン液に回転面板２２に備えられたシャボン液膜発生
孔２１を浸漬させてシャボン液膜を形成した後、回転面
板２２をそのシャボン液膜発生孔２１の間隔毎に間欠的
に回転させ、次いでケース基体２３内に備えられたフア
ンを駆動させて吸入口２７から空気を吸入しつつこのシ
ャボン液膜発生孔２１に空気を吹きつけることによりシ
ャボン玉を発生させるものである。
を示す外観斜視図であり、図において、Ｓ１は発生器本
体、２１はシャボン液膜発生孔、２２は回転面板、２３
はケース基体、２４は開口部、２５は注液口、２６は作
動スイッチ、２７は吸入口である。複数のシャボン液膜
発生孔２１を備えた回転面板２２は、そのシャボン液膜
発生孔２１の間隔毎に間欠的に回転するようになってい
る。次にこのシャボン玉発生器の作用を説明する。先ず
発生器本体Ｓ１内のシャボン液貯留部内に貯えられたシ
ャボン液に回転面板２２に備えられたシャボン液膜発生
孔２１を浸漬させてシャボン液膜を形成した後、回転面
板２２をそのシャボン液膜発生孔２１の間隔毎に間欠的
に回転させ、次いでケース基体２３内に備えられたフア
ンを駆動させて吸入口２７から空気を吸入しつつこのシ
ャボン液膜発生孔２１に空気を吹きつけることによりシ
ャボン玉を発生させるものである。
【０００５】更に又、室内スキー場等で実際に雪を作る
ものとしては、従来から特開平２−９３２６７号公報
（以下従来例３という）に記載のような技術がある。図
４は、従来例３の概略垂直断面図、図５は天井部の概略
水平断面図である。図において、３１は室、３２は側
壁、３３は天井、３４は床、３５は冷気噴出口、３６は
冷気排出口、３７は２流体スプレーノズル、３８、３９
は導管である。次にこの作用を説明する。先ず所定位置
に設けられた噴出口から冷気を噴出させて室内を０℃以
下に保ち、次いで２流体スプレーノズル３７の各々から
水と空気を噴出させながら、水が２００〜５μm のほぼ
均一な粒径の水滴となるようにその噴出比を調整し、こ
の噴出された微小水滴を室内の冷気により雪状にするも
のである。
ものとしては、従来から特開平２−９３２６７号公報
（以下従来例３という）に記載のような技術がある。図
４は、従来例３の概略垂直断面図、図５は天井部の概略
水平断面図である。図において、３１は室、３２は側
壁、３３は天井、３４は床、３５は冷気噴出口、３６は
冷気排出口、３７は２流体スプレーノズル、３８、３９
は導管である。次にこの作用を説明する。先ず所定位置
に設けられた噴出口から冷気を噴出させて室内を０℃以
下に保ち、次いで２流体スプレーノズル３７の各々から
水と空気を噴出させながら、水が２００〜５μm のほぼ
均一な粒径の水滴となるようにその噴出比を調整し、こ
の噴出された微小水滴を室内の冷気により雪状にするも
のである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術には
それぞれ次のような問題点があり、ボタン雪発生装置お
よびボタン雪発生方法として満足出来るものではなかっ
た。
それぞれ次のような問題点があり、ボタン雪発生装置お
よびボタン雪発生方法として満足出来るものではなかっ
た。
【０００７】１．従来例１及び従来例２は、いずれも幻
想的なボタン雪としてシャボン玉を発生させるものであ
って、人工雪を発生させる装置としては満足出来るもの
ではない。
想的なボタン雪としてシャボン玉を発生させるものであ
って、人工雪を発生させる装置としては満足出来るもの
ではない。
【０００８】２．従来例３は、微小水滴を室内の冷気に
より雪状にするものであって、粉雪を発生させることは
出来るが、より発達したボタン雪やヒラヒラ雪等を発生
出来るものではない。
より雪状にするものであって、粉雪を発生させることは
出来るが、より発達したボタン雪やヒラヒラ雪等を発生
出来るものではない。
【０００９】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、屋内人工スキー場のような所でアト
ラクションのために有効なヒラヒラ雪を降らせることの
出来るヒラヒラ雪発生装置およびヒラヒラ雪発生方法を
得ることを目的とするものである。
になされたもので、屋内人工スキー場のような所でアト
ラクションのために有効なヒラヒラ雪を降らせることの
出来るヒラヒラ雪発生装置およびヒラヒラ雪発生方法を
得ることを目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヒラヒラ雪
発生装置は、雪を発生させかつ発生した雪を大気中に放
散させるための開口部を一端部に有する花瓶状雪発生チ
ャンバーと、この雪発生チャンバー内に雪の素となる水
分を圧縮空気とともに２流体スプレーノズルで吹き込む
２流体吹込手段と、同じく雪発生チャンバー内に液化ガ
スを吹き込み前記２流体吹込手段により吹き込まれた噴
霧状の水分を凍らせて雪とし、かつ発生した雪を雪発生
チャンバー内の前記開口部から大気中に放散させる液化
ガス吹込手段とを有してなるものである。
発生装置は、雪を発生させかつ発生した雪を大気中に放
散させるための開口部を一端部に有する花瓶状雪発生チ
ャンバーと、この雪発生チャンバー内に雪の素となる水
分を圧縮空気とともに２流体スプレーノズルで吹き込む
２流体吹込手段と、同じく雪発生チャンバー内に液化ガ
スを吹き込み前記２流体吹込手段により吹き込まれた噴
霧状の水分を凍らせて雪とし、かつ発生した雪を雪発生
チャンバー内の前記開口部から大気中に放散させる液化
ガス吹込手段とを有してなるものである。
【００１１】また、上記に加えて、前記２流体吹込手段
により吹き込まれる水分にあらかじめ蛍光塗料を供給す
る蛍光塗料供給手段と、前記雪発生チャンバーから大気
中に放散された雪にブラックライトを照射するブラック
ライト照射手段とを備えたものである。
により吹き込まれる水分にあらかじめ蛍光塗料を供給す
る蛍光塗料供給手段と、前記雪発生チャンバーから大気
中に放散された雪にブラックライトを照射するブラック
ライト照射手段とを備えたものである。
【００１２】また、本発明に係るヒラヒラ雪発生方法
は、雪を発生させかつ発生した雪を大気中に放散させる
ための開口部を一端部に有する花瓶状雪発生チャンバー
内に雪の素となる水分を圧縮空気とともに２流体スプレ
ーノズルで吹き込む２流体吹込工程と、前記２流体吹込
工程において雪発生チャンバー内に吹き込まれた噴霧状
の水分に液化ガスを吹き付けて凍らせて雪とし、かつ発
生した雪を雪発生チャンバー内の前記開口部から大気中
に放散させる液化ガス吹付工程とを有してなるものであ
る。
は、雪を発生させかつ発生した雪を大気中に放散させる
ための開口部を一端部に有する花瓶状雪発生チャンバー
内に雪の素となる水分を圧縮空気とともに２流体スプレ
ーノズルで吹き込む２流体吹込工程と、前記２流体吹込
工程において雪発生チャンバー内に吹き込まれた噴霧状
の水分に液化ガスを吹き付けて凍らせて雪とし、かつ発
生した雪を雪発生チャンバー内の前記開口部から大気中
に放散させる液化ガス吹付工程とを有してなるものであ
る。
【００１３】また、上記工程に、前記２流体吹込工程に
より吹き込まれる水分にあらかじめ蛍光塗料を供給する
蛍光塗料供給工程と、前記雪発生チャンバーから大気中
に放散された雪にブラックライトを照射するブラックラ
イト照射工程とを加えたものである。
より吹き込まれる水分にあらかじめ蛍光塗料を供給する
蛍光塗料供給工程と、前記雪発生チャンバーから大気中
に放散された雪にブラックライトを照射するブラックラ
イト照射工程とを加えたものである。
【００１４】
【作用】この発明のヒラヒラ雪発生装置においてヒラヒ
ラ雪を発生させるときは、雪を発生させかつ発生した雪
を大気中に放散させるための開口部を一端部に有する花
瓶状雪発生チャンバー内に、雪の素となる水分を圧縮空
気とともに２流体スプレーノズルで吹き込む。雪発生チ
ャンバー内に吹き込まれた水分は、２流体スプレーノズ
ルを出るときに噴霧状になって、雪発生チャンバー内の
空間を漂っている。
ラ雪を発生させるときは、雪を発生させかつ発生した雪
を大気中に放散させるための開口部を一端部に有する花
瓶状雪発生チャンバー内に、雪の素となる水分を圧縮空
気とともに２流体スプレーノズルで吹き込む。雪発生チ
ャンバー内に吹き込まれた水分は、２流体スプレーノズ
ルを出るときに噴霧状になって、雪発生チャンバー内の
空間を漂っている。
【００１５】このようにして、雪発生チャンバー内の空
間を漂っている噴霧状の水分に、液化ガスを吹き付け
る。液化ガスが噴霧状の水分に接触すると、噴霧状の水
分は瞬時に凍り、ヒラヒラ雪（薄片状の氷片）となる。
間を漂っている噴霧状の水分に、液化ガスを吹き付け
る。液化ガスが噴霧状の水分に接触すると、噴霧状の水
分は瞬時に凍り、ヒラヒラ雪（薄片状の氷片）となる。
【００１６】吹き付ける液化ガスにある程度以上の風圧
を付与しておくと、発生したヒラヒラ雪は液化ガスの風
圧により、雪発生チャンバー内を流される。
を付与しておくと、発生したヒラヒラ雪は液化ガスの風
圧により、雪発生チャンバー内を流される。
【００１７】雪発生チャンバー内に吹き付ける液化ガス
の吹き付け方向を、雪発生チャンバーの外壁接線方向、
かつ雪発生チャンバーの開口部方向に向くものとし、吹
き込む位置を開口部からある程度離れた位置とすると、
液化ガスの流れは、雪発生チャンバーの開口部に向かっ
て流れる旋回流となる。
の吹き付け方向を、雪発生チャンバーの外壁接線方向、
かつ雪発生チャンバーの開口部方向に向くものとし、吹
き込む位置を開口部からある程度離れた位置とすると、
液化ガスの流れは、雪発生チャンバーの開口部に向かっ
て流れる旋回流となる。
【００１８】したがって、発生したヒラヒラ雪は、この
旋回流に乗って雪発生チャンバーの開口部に向かって流
れ、開口部から大気中に勢いよく放散され、暫時空中を
ヒラヒラと漂った後、地上に降り積もる。
旋回流に乗って雪発生チャンバーの開口部に向かって流
れ、開口部から大気中に勢いよく放散され、暫時空中を
ヒラヒラと漂った後、地上に降り積もる。
【００１９】このようにして造るヒラヒラ雪の素となる
水分に、あらかじめ蛍光塗料を含ませておき、雪発生チ
ャンバーの開口部から大気中に放散されたヒラヒラ雪に
ブラックライトを当てると、ヒラヒラ雪が蛍光を発する
ので、より一層の幻想的な雰囲気をかもし出すことがで
きる。
水分に、あらかじめ蛍光塗料を含ませておき、雪発生チ
ャンバーの開口部から大気中に放散されたヒラヒラ雪に
ブラックライトを当てると、ヒラヒラ雪が蛍光を発する
ので、より一層の幻想的な雰囲気をかもし出すことがで
きる。
【００２０】
【実施例】この発明の実施例のヒラヒラ雪発生装置を、
図１により説明する。
図１により説明する。
【００２１】図１（ａ）はこの発明の一実施例のヒラヒ
ラ雪発生装置の斜視図、図１（ｂ）は図１（ａ）のＡ−
Ａ矢視図である。このヒラヒラ雪発生装置は、雪を発生
させかつ発生した雪を大気中に放散させるための開口部
１ａを一端部に有する花瓶状雪発生チャンバー１と、こ
の雪発生チャンバー１内に雪の素となる水分を圧縮空気
とともに吹き込む２流体スプレーノズル２と、同じく雪
発生チャンバー１内に液化ガスを吹き込み前記２流体ス
プレーノズル２より吹き込まれた噴霧状の水分を凍らせ
て雪とし、かつ発生した雪を雪発生チャンバー１内の前
記開口部１ａから大気中に放散させる液化ガス吹込ノズ
ル３とからなるものである。また、上記構成に加えて、
前記２流体スプレーノズル２により吹き込まれる水分に
あらかじめ蛍光塗料を供給する蛍光塗料供給手段（図示
せず）と、前記雪発生チャンバー１から大気中に放散さ
れたヒラヒラ雪４にブラックライトを照射するブラック
ライト照射器５を備えてもよい。
ラ雪発生装置の斜視図、図１（ｂ）は図１（ａ）のＡ−
Ａ矢視図である。このヒラヒラ雪発生装置は、雪を発生
させかつ発生した雪を大気中に放散させるための開口部
１ａを一端部に有する花瓶状雪発生チャンバー１と、こ
の雪発生チャンバー１内に雪の素となる水分を圧縮空気
とともに吹き込む２流体スプレーノズル２と、同じく雪
発生チャンバー１内に液化ガスを吹き込み前記２流体ス
プレーノズル２より吹き込まれた噴霧状の水分を凍らせ
て雪とし、かつ発生した雪を雪発生チャンバー１内の前
記開口部１ａから大気中に放散させる液化ガス吹込ノズ
ル３とからなるものである。また、上記構成に加えて、
前記２流体スプレーノズル２により吹き込まれる水分に
あらかじめ蛍光塗料を供給する蛍光塗料供給手段（図示
せず）と、前記雪発生チャンバー１から大気中に放散さ
れたヒラヒラ雪４にブラックライトを照射するブラック
ライト照射器５を備えてもよい。
【００２２】前記２流体スプレーノズル２および液化ガ
ス吹込ノズル３とは、その吹き込み方向が図１（ｂ）に
示すように、雪発生チャンバー１の側壁の接線方向を向
くように設置してあり、吹き込んだ流体が旋回流を形成
するようになっている。
ス吹込ノズル３とは、その吹き込み方向が図１（ｂ）に
示すように、雪発生チャンバー１の側壁の接線方向を向
くように設置してあり、吹き込んだ流体が旋回流を形成
するようになっている。
【００２３】次に、上述したヒラヒラ雪発生装置でヒラ
ヒラ雪を発生させる方法を説明する。この発明のヒラヒ
ラ雪発生装置においてヒラヒラ雪を発生させるときは、
雪発生チャンバー１内に、雪の素となる水分を圧縮空気
とともに２流体スプレーノズル２で吹き込む。雪発生チ
ャンバー１内に吹き込まれた水分は、２流体スプレーノ
ズル２を出るときに噴霧状になって、旋回流を形成しな
がら雪発生チャンバー１内の空間を漂っている。
ヒラ雪を発生させる方法を説明する。この発明のヒラヒ
ラ雪発生装置においてヒラヒラ雪を発生させるときは、
雪発生チャンバー１内に、雪の素となる水分を圧縮空気
とともに２流体スプレーノズル２で吹き込む。雪発生チ
ャンバー１内に吹き込まれた水分は、２流体スプレーノ
ズル２を出るときに噴霧状になって、旋回流を形成しな
がら雪発生チャンバー１内の空間を漂っている。
【００２４】このようにして、雪発生チャンバー１内の
空間を漂っている噴霧状の水分に、液化ガス吹込ノズル
３により液化ガスを吹き付ける。液化ガスが噴霧状の水
分に接触すると、噴霧状の水分は瞬時に凍り、ヒラヒラ
雪（薄片状の氷片）となる。
空間を漂っている噴霧状の水分に、液化ガス吹込ノズル
３により液化ガスを吹き付ける。液化ガスが噴霧状の水
分に接触すると、噴霧状の水分は瞬時に凍り、ヒラヒラ
雪（薄片状の氷片）となる。
【００２５】このヒラヒラ雪発生のメカニズムを詳述す
ると、液化ガス、例えば二酸化炭素、窒素、酸素および
空気等人体に悪影響のないガスを、雪発生チャンバー１
内に吹き込むと、液化ガスは断熱膨張し蒸発するが、そ
のときの蒸発の潜熱により、雪発生チャンバー１内に供
給されている噴霧状の水分を凍らせ、ヒラヒラ雪とする
のである。特に、二酸化炭素は断熱膨張するときに、一
部がドライアイスとなり、このドライアイスに噴霧状の
水分が付着するという形となり、ヒラヒラ雪を発生させ
やすい。
ると、液化ガス、例えば二酸化炭素、窒素、酸素および
空気等人体に悪影響のないガスを、雪発生チャンバー１
内に吹き込むと、液化ガスは断熱膨張し蒸発するが、そ
のときの蒸発の潜熱により、雪発生チャンバー１内に供
給されている噴霧状の水分を凍らせ、ヒラヒラ雪とする
のである。特に、二酸化炭素は断熱膨張するときに、一
部がドライアイスとなり、このドライアイスに噴霧状の
水分が付着するという形となり、ヒラヒラ雪を発生させ
やすい。
【００２６】雪発生チャンバー１内に吹き付ける液化ガ
スの吹き付け方向は前述のように、、雪発生チャンバー
１の外壁接線方向、かつ雪発生チャンバー１の開口部１
ａ方向に向き、かつ吹き込む位置は開口部１ａからある
程度離れた位置になっているので、液化ガスの流れも、
雪発生チャンバーの開口部１ａに向かって流れる旋回流
６となる。
スの吹き付け方向は前述のように、、雪発生チャンバー
１の外壁接線方向、かつ雪発生チャンバー１の開口部１
ａ方向に向き、かつ吹き込む位置は開口部１ａからある
程度離れた位置になっているので、液化ガスの流れも、
雪発生チャンバーの開口部１ａに向かって流れる旋回流
６となる。
【００２７】したがって、発生したヒラヒラ雪４は、こ
の旋回流６でさらに加速され、雪発生チャンバー１の開
口部１ａに向かって流れ、開口部１ａから大気中に勢い
よく放散され、暫時空中をヒラヒラと漂った後、地上に
降り積もる。
の旋回流６でさらに加速され、雪発生チャンバー１の開
口部１ａに向かって流れ、開口部１ａから大気中に勢い
よく放散され、暫時空中をヒラヒラと漂った後、地上に
降り積もる。
【００２８】このようにして造るヒラヒラ雪４の素とな
る水分に、あらかじめ蛍光塗料を含ませておき、雪発生
チャンバー１の開口部から大気中に放散されたヒラヒラ
雪４に、ブラックライト照射器５によりブラックライト
を当てると、ヒラヒラ雪４が蛍光を発するので、より一
層の幻想的な雰囲気をかもし出すことができる。
る水分に、あらかじめ蛍光塗料を含ませておき、雪発生
チャンバー１の開口部から大気中に放散されたヒラヒラ
雪４に、ブラックライト照射器５によりブラックライト
を当てると、ヒラヒラ雪４が蛍光を発するので、より一
層の幻想的な雰囲気をかもし出すことができる。
【００２９】
【発明の効果】この発明により、屋内人工スキー場のよ
うな所でアトラクションのために有効なヒラヒラ雪を、
降らせることの出来る雪発生装置および雪発生方法を提
供することができる。
うな所でアトラクションのために有効なヒラヒラ雪を、
降らせることの出来る雪発生装置および雪発生方法を提
供することができる。
【図１】（ａ）はこの発明の一実施例のヒラヒラ雪発生
装置の斜視図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ矢視図である。
装置の斜視図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ矢視図である。
【図２】従来例１のシャボン玉発生装置を示す外観斜視
図である。
図である。
【図３】従来例２のシャボン玉発生装置を示す外観斜視
図である。
図である。
【図４】従来例３の垂直断面図である。
【図５】従来例３の水平断面図である。
１ 雪発生チャンバー ２ ２流体スプレーノズル ３ 液化ガス吹込ノズル ４ ヒラヒラ雪 ５ ブラックライト照射器 ６ 旋回流
Claims (4)
- 【請求項１】 雪を発生させかつ発生した雪を大気中に
放散させるための開口部を一端部に有する花瓶状雪発生
チャンバーと、この雪発生チャンバー内に雪の素となる
水分を圧縮空気とともに２流体スプレーノズルで吹き込
む２流体吹込手段と、同じく雪発生チャンバー内に液化
ガスを吹き込み前記２流体吹込手段により吹き込まれた
噴霧状の水分を凍らせて雪とし、かつ発生した雪を雪発
生チャンバー内の前記開口部から大気中に放散させる液
化ガス吹込手段とを有してなるヒラヒラ雪発生装置。 - 【請求項２】 前記２流体吹込手段により吹き込まれる
水分にあらかじめ蛍光塗料を供給する蛍光塗料供給手段
と、前記雪発生チャンバーから大気中に放散された雪に
ブラックライトを照射するブラックライト照射手段とを
備えたことを特徴とする請求項１に記載のヒラヒラ雪発
生装置。 - 【請求項３】 雪を発生させかつ発生した雪を大気中に
放散させるための開口部を一端部に有する花瓶状雪発生
チャンバー内に雪の素となる水分を圧縮空気とともに２
流体スプレーノズルで吹き込む２流体吹込工程と、前記
２流体吹込工程において雪発生チャンバー内に吹き込ま
れた噴霧状の水分に液化ガスを吹き付けて凍らせて雪と
し、かつ発生した雪を雪発生チャンバー内の前記開口部
から大気中に放散させる液化ガス吹付工程とを有してな
るヒラヒラ雪発生方法。 - 【請求項４】 前記２流体吹込工程により吹き込まれる
水分にあらかじめ蛍光塗料を供給する蛍光塗料供給工程
と、前記雪発生チャンバーから大気中に放散された雪に
ブラックライトを照射するブラックライト照射工程とを
加えたことを特徴とする請求項３に記載のヒラヒラ雪発
生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32591094A JPH08178492A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | ヒラヒラ雪発生装置およびヒラヒラ雪発生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32591094A JPH08178492A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | ヒラヒラ雪発生装置およびヒラヒラ雪発生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178492A true JPH08178492A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18181961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32591094A Withdrawn JPH08178492A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | ヒラヒラ雪発生装置およびヒラヒラ雪発生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178492A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011029115A3 (de) * | 2009-09-11 | 2011-12-29 | Technische Universität Wien | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von schnee |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP32591094A patent/JPH08178492A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011029115A3 (de) * | 2009-09-11 | 2011-12-29 | Technische Universität Wien | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von schnee |
| AT508647B1 (de) * | 2009-09-11 | 2015-03-15 | Tech Universität Wien | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von künstlichem schnee |
| US9429348B2 (en) | 2009-09-11 | 2016-08-30 | Technische Universität Wien | Method and device for producing snow |
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