JPH07293709A - 弁装置 - Google Patents
弁装置Info
- Publication number
- JPH07293709A JPH07293709A JP10439494A JP10439494A JPH07293709A JP H07293709 A JPH07293709 A JP H07293709A JP 10439494 A JP10439494 A JP 10439494A JP 10439494 A JP10439494 A JP 10439494A JP H07293709 A JPH07293709 A JP H07293709A
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- valve
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Abstract
る侵食による弁本体の交換時期を長くし、長寿命化を図
る。 【構成】 下方に流体入口11を、側方に流体出口12
を有する弁本体10を備えている。弁本体の下方には、
一端にシートリング16を挾持するフランジ17aを有
しかつ他端に入口配管接続部材17bを備えた下蓋17
が設けられる。弁本体の上方には、ガイドリング18を
挾持するフランジ19aを有する上蓋19が配設され
る。弁本体におけるシートリング、下蓋のフランジ、ガ
イドリングおよび上蓋のフランジとの嵌合部を等しく形
成する。
Description
グル形調節弁に採用して好適な弁装置に関する。
節弁としては、たとえば図3に示したような構造による
ものが知られている。これを簡単に説明すると、図中符
号1は三方向に開口する弁本体で、上方開口部からエア
モータ等の駆動部に連結されて進退動作されるステム2
が貫通して垂下されている。そして、このステム2の先
端に設けられたバルブプラグ3は、下方開口部に嵌め込
み設けられたシートリング4の軸線方向に形成された流
通孔4aを開閉することにより、流体の流量を調節する
ように構成されている。
在に保持するガイドリング、6はステム2を保持するグ
ランドパッキンで、また7は弁本体1から側方に開口す
る流体出口部である。さらに、図中8は弁本体1の下方
にねじ止め固定される下蓋で、シートリング4を弁本体
1との間で挾持するようになっている。この下蓋8には
軸線方向に流通孔8aが穿設され、開口端に流体入口部
9が形成されている。
体の流れが滑らかで、弁本体はエロージョンの受け難い
特性があるため、フラッシュする流体や浮遊物を含む流
体等の制御に適している。
たようなアングル形調節弁においても長期にわたる使用
に伴って、弁本体内がエロージョン等による侵食によっ
て損傷することは避けられず、このような侵食が生じた
ときには弁本体を交換することが必要である。特に、こ
のような問題は高圧用として使用される調節弁において
著しい。このような高圧用調節弁における弁本体は、鍛
造によって形成されることが多く、これを頻繁に交換す
ることはコスト高となる。
体において、流体による侵食を減少させ、その寿命を延
ばす対策が、構造面、材質面から多数考えられている。
しかし、流体条件、調節弁の形式等、千差万別であるの
ため、全てに対して満足できるような決定的な対策案は
なかなか得にくいものである。
した結果、従来の調節弁の弁本体1にあっては、流体に
よる侵食を受ける部位は、流体条件の大きな変更のない
限り、ある特定の部位(図3におけるA部およびB部)
に集中し発生する点に着目した。
分が健全な状態を維持していても、特定部位A,Bの侵
食のためにこの弁本体1全体が使用不可能となり、その
交換を行なわなければならないもので、このような点に
配慮し、弁本体1の長寿命化を図ることが望まれてい
る。
ものであり、弁本体の使用によって侵食が特定部位に部
分的に生じたとしても、弁本体の他の部分との嵌合、接
合部を組み換えることによって、弁本体の使用期間を延
長させ、弁本体の寿命を二倍に延ばすことができるよう
にした弁装置を得ることを目的としている。
ために本発明に係る弁装置は、下方に流体入口を、側方
に流体出口を有する弁本体の下方に、一端にシートリン
グを挾持するフランジを有しかつ他端に入口配管接続部
材を備えた下蓋を設けるとともに、この弁本体の上方
に、ガイドリングを挾持するフランジを有する上蓋を配
設するように構成し、この弁本体におけるシートリン
グ、下蓋のフランジ、ガイドリングおよび上蓋のフラン
ジとの嵌合部を等しく形成したものである。
流体による侵食の発生が発見された場合は、弁本体を一
旦分解してこれを反転させ、かつこの反転した弁本体に
対し、上蓋、下蓋、ガイドリング、シートリングを、そ
のままの姿勢および位置で組み付けれるとよい。これに
より、弁本体内での流体による侵食を受ける部位は組み
換え前と異なる部位となり、その結果として弁本体の長
寿命化を図ることができる。
ものであり、これらの図において、符号10は本発明を
特徴づける弁本体で、この弁本体10は三方向に開口を
有している。ここで、この弁本体10の下方には流体入
口11が、側方には流体出口12が形成されるととも
に、上方にはバルブプラグ13を有するステム14が貫
通して臨む開口部15が形成される。
バルブプラグ13によって開閉される流通孔16aを有
するシートリングで、このシートリング16は、弁本体
10の下方にボルト・ナットにより取付け固定されるフ
ランジ17aを有する下蓋17により挾み込まれて保持
固定されている。なお、図中17bは下蓋17の下端に
形成された入口配管接続部材となるフランジ部である。
記バルブプラグ13を摺動自在に保持するガイドリング
で、このガイドリング18は、弁本体10の上方にボル
ト・ナットにより取付け固定されるフランジ19aを有
する上蓋19により挾み込まれて保持固定されている。
成による弁装置において、弁本体10におけるシートリ
ング16、下蓋17のフランジ17a、ガイドリング1
8および上蓋19のフランジ19aとの嵌合部を等しく
形成したところに特徴を有している。
いて、流体が図中矢印方向に流れると、図1においてA
部とB部との特定個所に流体の侵食が生じることが確認
されている。
定部位A,B部に流体による侵食の発生が発見された場
合、弁本体10を一旦分解してこれを図中X軸を中心と
して反転させ、この反転させた弁本体10に対し、上蓋
19、下蓋17、ガイドリング18、シートリング16
を、そのままの姿勢および位置で組み付けて、弁装置の
再組立てを行なうとよいものである。これにより、弁本
体10内での流体による侵食を受ける部位(図2におい
てC部およびD部)は組み換え前と異なる部位となり、
その結果として弁本体10の長寿命化を図ることができ
る。
弁において上蓋19のガイドリング18を含めた接合部
と下蓋17のシートリング16を含めた接合部の取り合
い形状を同一にしている。これにより、流体により弁本
体10内に侵食等が特定部位A,B部に生じた場合に、
構成部品の組立状態をその二個所で組み換えることによ
って、弁本体10内での流体の流れ方向が反対となり、
侵食を受ける部分が最初の部位とは異なるものであり、
その結果として弁本体10の使用期間を約二倍に延長す
ることができる。
軸に対し対称であり、しかもシートリング16、ガイド
リング17をも共通化して、調節弁を構成できるため、
部品の製作管理および調節弁メンテナンスに対する管理
が簡素化でき、コストダウンを図ることもできる。
定されず、弁装置各部の形状、構造等を適宜変形、変更
し得ることは言うまでもない。
によれば、下方に流体入口を、側方に流体出口を有する
弁本体の下方に、一端にシートリングを挾持するフラン
ジを有しかつ他端に入口配管接続部材を備えた下蓋を設
けるとともに、この弁本体の上方に、ガイドリングを挾
持するフランジを有する上蓋を配設するように構成し、
この弁本体におけるシートリング、下蓋のフランジ、ガ
イドリングおよび上蓋のフランジとの嵌合部を等しく形
成したので、簡単な構造であるにもかかわらず、弁本体
の特定部位に流体による侵食が発生した場合、これを分
解して反転させ、これに上、下の部材をそのままの姿勢
および位置で組み付けることにより、弁本体内での流体
による侵食を受ける部位を組み換え前と異なる部位と
し、弁本体の長寿命化を図ることができる。
蓋、下蓋との接合部の形状を同一寸法とし、これにより
弁本体を、これを反転させた状態で上、下の部材をその
ままの姿勢および位置で組付け可能な形状で形成するこ
とにより、流体により弁本体内に侵食等が生じた場合
に、弁本体を反転させ、上、下の構成部品の組立状態を
組み換えることによって、侵食部が二個所に分散され、
その結果として弁本体の使用期間を延長することができ
る。
口の軸線方向であるX軸に対して対称で、しかもシート
リング、ガイドリングを共通化し、調節弁を構成できる
ため、部品の製作管理および調節弁メンテナンスに対す
る管理が簡素化でき、コストダウンを図ることもでき
る。
弁の一実施例を示す要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
する概略断面図である。
口、13‥‥バルブプラグ、14‥‥ステム、15‥‥
開口部、16‥‥シートリング、16a‥‥流通孔、1
7‥‥下蓋、17a‥‥フランジ、18‥‥ガイドリン
グ、19‥‥上蓋、19a‥‥フランジ。
Claims (1)
- 【請求項1】 下方に流体入口を、側方に流体出口を有
する弁本体を備え、かつプラグの開閉動作により流量を
調節する弁装置において、 前記弁本体の下方には、一端にシートリングを挾持する
フランジを有しかつ他端に入口配管接続部材を備えた下
蓋が設けられるとともに、 前記弁本体の上方には、ガイドリングを挾持するフラン
ジを有する上蓋が配設されるように構成され、 前記弁本体における前記シートリング、下蓋のフラン
ジ、前記ガイドリングおよび上蓋のフランジとの嵌合部
を等しく形成したことを特徴とする弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10439494A JP2956005B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10439494A JP2956005B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293709A true JPH07293709A (ja) | 1995-11-10 |
JP2956005B2 JP2956005B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=14379525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10439494A Expired - Fee Related JP2956005B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2956005B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010117880A2 (en) * | 2009-04-10 | 2010-10-14 | Flowserve Management Company | Control valves and methods of flowing a material through a control valve |
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WO2012046101A1 (pt) * | 2010-10-05 | 2012-04-12 | Bray International, Inc. | Válvula angular para dreno com fechamento externo acionado manualmente |
CN103398177A (zh) * | 2013-07-01 | 2013-11-20 | 台州中恒机械有限公司 | 一种耐热阀门 |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP10439494A patent/JP2956005B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2481172A (en) * | 2009-04-10 | 2011-12-14 | Flowserve Man Co | Control valves and methods of flowing a material through a control valve |
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US8534323B2 (en) | 2009-04-10 | 2013-09-17 | Flowserve Corporation | Control valves and methods of flowing a material through a control valve |
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US9279515B2 (en) | 2009-10-13 | 2016-03-08 | Oseney Limited | Exhaust valve |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2956005B2 (ja) | 1999-10-04 |
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