JPH0729356Y2 - 土木用エアーホース接続具 - Google Patents

土木用エアーホース接続具

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JPH0729356Y2
JPH0729356Y2 JP5706492U JP5706492U JPH0729356Y2 JP H0729356 Y2 JPH0729356 Y2 JP H0729356Y2 JP 5706492 U JP5706492 U JP 5706492U JP 5706492 U JP5706492 U JP 5706492U JP H0729356 Y2 JPH0729356 Y2 JP H0729356Y2
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JP
Japan
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hose
nipple
civil engineering
hose connector
protector
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勉 島崎
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Toyox Co Ltd
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Toyox Co Ltd
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、土木用エアー工具、機
器(砕岩機、エアーブレーカー等)に接続する土木用エ
アーホース接続具、更に詳しくは砕岩機、エアーブレー
カー等を着脱可能に接続するホース接続具に対してホー
スを接続する際に周設されるホースプロテクターの取着
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、振動が激しい砕岩機には、エア
ーコンプレッサーに一端を接続したホース遊端が接続さ
れ、エアーコンプレッサーからの圧搾空気を利用して砕
岩する。 この様な砕岩機では、ホース用接続具先端で
作業中のホースが断続的に折曲して擦られ、ついには破
れてエアー漏れを起こす為、従来ではホースプロテクタ
ーでホース端部を含む広い範囲を保護している。図5は
その従来技術に示しており、ホース用接続具2のニップ
ル部12に外嵌するホース4端部をかしめナット3でかし
め止めし、円周方向適宜間隔をおいてナット体36をイン
サートしたホースプロテクター6の端部に円周方向に沿
う半割状L型金具7を一対当てがい、ナット体36に螺合
するビス8の螺軸部18を半割状L型金具7を挿通してか
しめナット3の外面に係止してホースプロテクター6を
取着している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記する先行
技術では、多数本のビス8を個別に螺着させる必要上、
接続作業が面倒化するばかりか、ホース用接続具2(詳
細にはかしめナット3)と一体化されるため砕岩作業中
の振動でビス8が緩んでホースプロテクター6が外れて
しまうことがあり、非常に危険であった。
【0004】本考案は、上記従来事情に鑑みてなされた
もので、その目的とする処は、ホースプロテクターを、
振動を受けても外れることがなく且つ簡単な作業で取着
できる土木用エアーホース接続具を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、ニップル部の基端域に相対する
ホースプロテクター部分にニップル部を挟んで2対の係
止孔を開孔し、略割りピン形状に形成した固定用ピンの
その遊端を、上記一対の係止孔からその弾性を利用して
差し込んで他一対の係止孔に挿入係止してなり、該固定
用ピンは、遊端と基端との間にニップル部を両脇から弾
性的に抱持するニップル抱持部を折曲形成していること
を要旨とする。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば、固定用ピンのニップ
ル抱持部が、ニップル部に対する回転を阻害せず且つ同
ニップル部に対して簡単には引き抜けない抱持力でもっ
てかしめナットの土木用エアー工具、機器側の端面に係
合し、その係合力でホースプロテクターを取着する。
【0007】
【考案の効果】本考案は以上のように、差し込む固定用
ピンが、ニップル部に対する引き抜き方向には抱持関係
で外れずにかしめナットの土木用エアー工具、機器側の
端面に係合し且ニップル部に対する弾性的な抱持で回転
可能にもなることから、振動によるビスの緩み等が全く
なく安定的に取着でき、安全面で信頼性があり、しかも
そのホースプロテクターの取着作業もピン差し込による
頗る簡単な動作で行える構造簡単な土木用エアーホース
接続具を提供する。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図4は本実施例土木用エアーホース接続
具を示している。図面において符号Aは土木用エアーホ
ース接続具(砕岩機用)を示し、1は砕岩機、2はホー
ス用接続具、3はかしめナット、4はホース、5はホー
スプロテクターを各々示している。
【0009】ホース用接続具2は、一端をエアーコンプ
レッサー(図示せず)に接続したホース4の他端をその
弾性を利用して外嵌するニップル部12と、そのニップル
部12の他端に回転可能に係止され内螺子22aを螺設した
ウイングナット22とで構成され、ウイングナット22の内
螺子22aに砕岩機1の接続端外周面の雄螺子11を螺合す
ることで、エアーコンプレッサー(図示せず)の圧搾空
気がホース4を介して砕岩機1に供給されるようになっ
ている。
【0010】かしめナット3は、上記のようにニップル
部12の端部に外嵌されたホース4をそのニップル部12に
強固に固着する働きを有し、円管を固着対象とするホー
ス4の端部部分に遊嵌した状態で、専用の工具(図示せ
ず)で締着してホース4の端部をニップル部12のかしめ
止めしている。
【0011】ホースプロテクター5は、所望の合成樹脂
材料でもって一体成形してなり、上記かしめナット3部
分を包囲し前記かしめナット3のエアーコンプレッサー
(図示せず)側端部に接近する内周面に抜け防止用段部
15bを一段高く段設した主筒部15とその主筒部15からエ
アーコンプレッサー(図示せず)側へ一体に連設され伸
縮可能とするコイル状部25とそのコイル状部25に連設し
た短筒部35とを備えている。
【0012】また、ホースプロテクター5はその主筒部
15において、前記かしめナット3によるかしめ域から外
れる域のニップル部12の基端域を挟んで相対する箇所に
同ニップル部12の外形よりも狭い間隔をもって上下2対
の係止孔15a、15aを開孔してなり、一対の係止孔15
a、15aから挿入される固定用ピン6でニップル部12を
抱持することで、ホース用接続具2に取着されるように
なっている。
【0013】固定用ピン6は、図示するように一対の挟
持用片16、16の一端間を連設した略割りピン形状に形成
され、基端と遊端との間の中途部にニップル部12を抱持
するニップル抱持部26を折曲形成している。
【0014】上記ニップル抱持部26は、ニップル部12の
外周面に沿う湾曲状に形成され、上側の一対の係止孔15
a、15aから差し込まれる固定用ピン6の遊端がニップ
ル部12で拡開変形しながら他一対の係止孔15a、15aに
挿入係止された時にニップル部12の外周面に弾性的に係
合するようになっている。
【0015】このニップル抱持部26の抱持力は、人為的
な力を加えれば容易にニップル部12に対してホースプロ
テクター5を回転させることができ、反面ニップル部12
に対する引き抜き方向に対しては簡単には引き抜けない
程度の力でニップル部12に係合する程度とし、割りピン
と同様に基端にドライバー等の工具を差し込めば強制的
に引き抜けるようにする。
【0016】この実施例の特長は、固定用ピン6が砕岩
機1側のかしめナット3端に係合もしくは接近している
ばかりでなく、抜け防止用段部15bがエアーコンプレッ
サー(図示せず)側のかしめナット3端に係合もしくは
接近することから、ホースプロテクター5の前後方向
(砕岩機、ホース方向)のズレや抜けをより確実に防止
することができる。ホース4の急激な折曲をホースプロ
テクター5のコイル状部25で防止してその変形を緩湾曲
状に矯正できるから、ホースの耐久性を向上できること
等である。
【0017】図3は変形例を示している。詳細には、固
定用ピン6に引き抜き方向に力が作用した場合に限って
ニップル抱持部26がニップル部12に係合するようにした
例である。この変形例では、通常は固定用ピン6の遊端
が差し込み側ではない逆側の一対の係止孔15a、15aに
弾性的に係止してニップル抱持部26がニップル部12に対
して間隔をおいて相対する為、ニップル部12とホースプ
ロテクター5とを抵抗力が全く働かない回転可能な関係
に構成することができる。このように構成すると砕岩機
1の振動が伝わりにくく、ホースプロテクター5の取着
がより安定化する特長がある。
【0018】図4は、更に他の変形例を示している。詳
細には、固定用ピン6をかしめナット3のかしめ域から
外れるニップル部12に周設した鍔部12aに対して係合も
しくは接近させた場合の変形例である。作用的には図
1、図2で示す抜け止め防止構造と差異はない。
【0019】尚、図示しないが、ホースプロテクター5
を、前記主筒部とその主筒部に一体に連設した軟質樹脂
材からなる可撓変形部とで形成したり、同主筒部とその
主筒部に一体に連設され薄肉部を適宜間隔をおいて周設
した容易変形部とで形成しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例土木用エアーホース接続具の正面断面
図で一部切欠し、且つ中間省略して示す。
【図2】図1の(2)−(2)拡大断面図。
【図3】図1の(2)−(2)線拡大断面図で、ホース
プロテクター部分の取着部分の他の変形例を示す。
【図4】ホースプロテクターの抜け止め構造部分の変形
例を示す正面断面図で一部切欠して示す。
【図5】従来例の正面断面図で一部切欠して示す。
【符号の説明】
1 :砕岩機 2 :ホース用接
続具 12 :ニップル部 4 :ホース 6 :ホースプロテクター 6 :固定用ピン 15 a、15a :一対の係止孔 26 :ニップル
抱持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土木用エアー工具、機器を接続するホー
    ス用接続具のニップル部に自らの弾性を利用してホース
    端部を外嵌すると共に、該ホース端部をかしめナットで
    かしめ止めし、且つかしめナットを含むホース端部上に
    ホースプロテクターを周設した土木用エアーホース接続
    具において、上記ニップル部の基端域に相対するホース
    プロテクター部分にニップル部を挟んで2対の係止孔を
    開孔し、略割りピン形状に形成した固定用ピンのその遊
    端を、上記一対の係止孔からその弾性を利用して差し込
    んで他一対の係止孔に挿入係止してなり、該固定用ピン
    は、遊端と基端との間にニップル部を両脇から弾性的に
    抱持するニップル抱持部を折曲形成していることを特徴
    とする土木用エアーホース接続具。
JP5706492U 1992-08-13 1992-08-13 土木用エアーホース接続具 Expired - Fee Related JPH0729356Y2 (ja)

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JPH0618788U JPH0618788U (ja) 1994-03-11
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