JPH0729347Y2 - 電磁切換弁 - Google Patents

電磁切換弁

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JPH0729347Y2
JPH0729347Y2 JP1987167077U JP16707787U JPH0729347Y2 JP H0729347 Y2 JPH0729347 Y2 JP H0729347Y2 JP 1987167077 U JP1987167077 U JP 1987167077U JP 16707787 U JP16707787 U JP 16707787U JP H0729347 Y2 JPH0729347 Y2 JP H0729347Y2
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JP
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solenoids
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solenoid
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JP1987167077U
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JPH0171283U (ja
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利郎 天野
通勝 斎藤
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Sumitomo Precision Products Co Ltd
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Sumitomo Precision Products Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、2個のソレノイドでソレノイド間の弁を作動
させてポートを切換開閉することにより流体の流通方向
を切換えるダブルソレノイド型の電磁切換弁に関し、特
に2個のソレノイドのCOM線同士を結ぶ回路をプリント
基板に印刷形成して外部接続線結線用のCOM端子を1つ
で共有することにより部品点数の削減および結線作業の
軽減を図った電磁切換弁に関する。
〔従来の技術〕
従来のダブルソレノイド型電磁切換弁においては、第4
図に示すように、電源との外部接続線2を結ぶ外部端子
として、ソレノイド用端子(以下、SOL端子と呼ぶ)3
と、COM端子4とが各2個ずつ備えられている。外部接
続線2は、外部端子4個全てが結ばれるよう、通常は2
芯のケーブル2本か又は4芯のケーブル1本が使用され
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、このような電磁切換弁は、4個の外部端子そ
れぞれに対して外部接続線の結線を行っていたため、結
線作業が大変煩わしいという問題があった。例えば、大
型船舶には100個以上の電磁切換弁が必要となり、配線
作業の煩わしさは甚だしいものであった。
そこで、本考案は、電源回路に通じる外部接続線の結線
作業を軽減し、併せて部品点数を削減してコストの低下
を実現し得る電磁切換弁を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、本考案の電磁切換弁は、
第1図および第2図に示すように、ソレノイドa,bと外
部接続線2…との間の回路を形成するプリント基板5
に、両側ソレノイドa,bのCOM線14,14を結ぶ結線回路16
(第3図参照)を印刷し、外部接続線結線用のCOM端子
4を1つで共有したことを特徴としている。
〔作用〕
従来、4つの外部端子(2つのSOL端子3,3と2つのCOM
端子4,4)に外部接続線の結線を行う必要があったが、
本考案によれば外部接続線結線用の共通のCOM端子4と
各SOL端子3,3の計3個に接続線2を結線すれば良く、作
業を従来の4分の3に軽減することができ、その効果
は、取付弁数が多い大型の船舶、装置等で特に大きいも
のとなる。
また、外部接続線結線用のCOM端子4を共有すれば、従
来使用していた残る1個のCOM端子が不要物となるた
め、これを装置組立て時から取付けないで除去しておけ
ば良く、内部配線についてもプリント基板上で予めCOM
端子が接続されているので、装置の部品点数が少なく、
組立時の配線も容易であるので、製造コストの大巾低減
を実現することができる。
〔実施例〕
以下に、本考案の電磁切換弁を第1図および第2図に基
づいて更に詳しく説明する。
スプール12を内蔵する本体1は鋳物からなり、軸方向に
沿い中心孔6およびその両側に径を広くした鉄心用ネジ
7,7が連設されている。中心孔6の両端には本体1の外
面から穿設されたAポート8,Bポート9の各弁口が形成
されており、中心孔6の中央には油圧ポンプ(図示せ
ず)に通じるCポート10の弁口が形成されている。中心
孔6内には、Aポート8,Bポート9を開閉するスプール1
2を備えた軸体11が形成されており、各鉄心用ネジ7内
には、固定鉄心17が軸体11の両端のばね受18との間でば
ね19を弾縮しつつ押し込まれ固定されている。
固定鉄心17は、スプール12がAポート8,Bポート9を閉
塞する中立位置を保持する状態に調整されている。固定
鉄心17には、その中心をプランジャー21が摺動自在に貫
通して軸体11と当接する構造としている。可動鉄心20は
外接するアーマチュアチューブ22内を摺動するととも
に、アーマチュアチューブ22を包む合成樹脂製のケーシ
ング23内に収められた環状コイル24および前記固定鉄心
17とでソレノイドa,bを構成している。
アーマチュアチューブ22は内端を固定鉄心17に固定させ
るとともに、外端をストッパー25に嵌着させている。ケ
ーシング23は、ストッパー25に螺合したナット26を締め
付けることにより本体1の両端面に圧着固定されてい
る。
本体1の上面には、端子箱30がピン40で取付けられ、内
部でソレノイドa,bの接続線13,14と電源からの外部接続
線2…を接続している。即ち、端子箱30内には、第3図
にもみるように、プリント基板5が固定され、ソレノイ
ドa,bの接続線13,14および外部接続線2…を結線させた
SOL端子3,3、COM端子4の各端子板3a,3b,4aと接続して
いる。
プリント基板5は、ソレノイドaが一方の接続線13をSO
La端子板3a、他方の接続線14をCOM端子板4aに接続する
よう回路15,16が形成され、ソレノイドbが一方の接続
線13をSOLb端子板3b、他方の接続線14をCOM端子板4aに
接続するよう回路15,16が形成されている。回路16は、
両ソレノイドa,bのCOM接続線14,14同士を結ぶようプリ
ント基板5に印刷形式されており、COM端子板4aを通じ
てCOM端子4を1つで共有している。
なお、プリント基板5には、各ソレノイドa,bの導通状
態を表示するパイロットランプ32,32のリード線33,33が
接続されている。パイロットランプ32,32は、端子台31
と一体形成された筒体34内に収められ、端子箱30の蓋体
35に設けられた窓36を表示面にしている。端子台31に
は、前記各端子板3a,3b,4aが係止され、結線用端子ねじ
37、圧線板38とともにSOL端子3a,3b、COM端子4aを構成
している。
端子箱30の両端側面には、電源に通る接続線の取出口3
9,39が形成されている。
蓋体35は、端子箱30の4個所にねじ41で固定されてい
る。さらに、ランプ窓36を備えたネームプレート42が蓋
体35上に小ねじで2個所固定されるようになっている。
図中、43はそのねじを示す。
弁の動作について簡単に説明すると、左側のソレノイド
aに電圧を印加することにより、可動鉄心20が固定鉄心
17側に引付けられて、プランジャー21の押圧力でスプー
ル12が右側のばね19を圧縮しつつ右方向に移動する。こ
の時、Bポート9の弁口がタンクポート44と連通しAポ
ート8の弁口がCポートと通じた状態となり、Cポート
10から流入したオイルがAポート8から流出する。
逆に、右側のソレノイドbに電圧を印加すると、スプー
ル12が左方向に移動して、Aポート8がタンクポート44
と連通しBポート9がCポートと通じて、オイルの流路
が切換りBポート9から流出する。
〔考案の効果〕
本考案の電磁切換弁は、ダブルソレノイド型でありなが
ら、外部接続線結線用の外部端子が3個しかないので、
これらに結線作業をすれば良く、作業を従来の4分の3
に軽減することができるとともに、COM端子の減少によ
り部品点数が削減され、更にプリント基板上でCOM端子
の接続が印刷により行われているので、組立時の配線が
容易であり、部品コスト、組立コストの両面から製造コ
ストの大巾低下を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図のA−A断面図(一部側面図)、第3図は本考案のプ
リント基板裏面を示すモデル図、第4図は従来の電磁切
換弁の回路構成図である。 2:外部接続線、3:SOL端子、4:COM端子、5:プリント基
板、8:Aポート、9:Bポート、10:Cポート、12:スプー
ル、13,14:ソレノイドとプリント基板との間の接続線、
16:COM接続線の共有回路、44:タンクポート、a,b:ソレ
ノイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−141478(JP,A) 特開 昭57−76377(JP,A) 実開 昭58−109673(JP,U) 実開 昭60−156271(JP,U) 実開 昭59−77677(JP,U) 実開 昭57−68970(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体を挟む両側に位置する2個のソレノイ
    ドで本体内の弁の切換開閉を行うダブルソレノイド型電
    磁切換弁において、両側ソレノイドと外部接続線との間
    の回路を形成するプリント基板に、両側ソレノイドのCO
    M線の結線回路を印刷し、外部接続線結線用のCOM端子を
    両側ソレノイドについて1つで共有し、外部接続線結線
    用の外部端子を共通COM、各ソレノイド用の計3個とし
    たことを特徴とする電磁切換弁。
JP1987167077U 1987-10-30 1987-10-30 電磁切換弁 Expired - Lifetime JPH0729347Y2 (ja)

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JP1987167077U JPH0729347Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 電磁切換弁

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JP1987167077U JPH0729347Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 電磁切換弁

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Publication Number Publication Date
JPH0171283U JPH0171283U (ja) 1989-05-12
JPH0729347Y2 true JPH0729347Y2 (ja) 1995-07-05

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