JPH0729211Y2 - シリンダヘッドの冷却装置 - Google Patents
シリンダヘッドの冷却装置Info
- Publication number
- JPH0729211Y2 JPH0729211Y2 JP1989063706U JP6370689U JPH0729211Y2 JP H0729211 Y2 JPH0729211 Y2 JP H0729211Y2 JP 1989063706 U JP1989063706 U JP 1989063706U JP 6370689 U JP6370689 U JP 6370689U JP H0729211 Y2 JPH0729211 Y2 JP H0729211Y2
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- JP
- Japan
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- recess
- cylinder head
- lid
- lubricating oil
- cooling device
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、４サイクルエンジンに適用されるシリンダヘ
ッドの冷却装置に関するもので、詳しくは、シリンダヘ
ッドにおける燃焼室の上方に位置する部位に凹部を設
け、該凹部の開口を蓋体によって閉塞するとともに、前
記凹部の内部に臨む態様でその一側方にパイプを配設
し、該パイプの噴射孔を介して前記凹部と前記蓋体とで
構成される空間に潤滑油を供給するようにしたシリンダ
ヘッドの冷却装置に関する。
ッドの冷却装置に関するもので、詳しくは、シリンダヘ
ッドにおける燃焼室の上方に位置する部位に凹部を設
け、該凹部の開口を蓋体によって閉塞するとともに、前
記凹部の内部に臨む態様でその一側方にパイプを配設
し、該パイプの噴射孔を介して前記凹部と前記蓋体とで
構成される空間に潤滑油を供給するようにしたシリンダ
ヘッドの冷却装置に関する。
一般に、エンジンのシリンダヘッドを冷却する方式に
は、外気を媒体とする空冷方式や冷却水を冷却媒体とす
る水冷方式のほかに、エンジンの潤滑油を冷却媒体とす
る油冷方式がある。
は、外気を媒体とする空冷方式や冷却水を冷却媒体とす
る水冷方式のほかに、エンジンの潤滑油を冷却媒体とす
る油冷方式がある。
この種の油冷方式を適用するエンジンでは、シリンダヘ
ッドにおける燃焼室の上方に位置する部位に凹部が形成
されているとともに、該凹部にオイル供給通路が連通さ
れており、このオイル供給通路を介してオイルパンに貯
留された潤滑油を上記凹部に供給するようにしている。
凹部に供給された潤滑油は、該凹部内で一時滞留するこ
とによって燃焼室で発生する熱を吸収し、すなわちシリ
ンダヘッドの冷却を図り、その後、カムチェーン室等の
オイル排出通路を介して上記オイルパンに冷却されるこ
とになる。
ッドにおける燃焼室の上方に位置する部位に凹部が形成
されているとともに、該凹部にオイル供給通路が連通さ
れており、このオイル供給通路を介してオイルパンに貯
留された潤滑油を上記凹部に供給するようにしている。
凹部に供給された潤滑油は、該凹部内で一時滞留するこ
とによって燃焼室で発生する熱を吸収し、すなわちシリ
ンダヘッドの冷却を図り、その後、カムチェーン室等の
オイル排出通路を介して上記オイルパンに冷却されるこ
とになる。
ところで、上記のような冷却装置では、通常、上記凹部
の開口を蓋体で閉塞し、該凹部に供給された潤滑油がシ
リンダヘッドの上面へ飛散することに起因する動弁機構
のメカニカルロスやブローバイガスの排出とともに消費
される潤滑油の増大を防止するようにしている。
の開口を蓋体で閉塞し、該凹部に供給された潤滑油がシ
リンダヘッドの上面へ飛散することに起因する動弁機構
のメカニカルロスやブローバイガスの排出とともに消費
される潤滑油の増大を防止するようにしている。
しかしながら、従前の冷却装置では、上記凹部にボスを
立設し、該ボスにボルト等の締結部材を螺合締結するこ
とによって上述した蓋体をシリンダブロックの上面に取
り付けるようにしているため、組付工数および取扱部品
点数が増大することに起因して組付作業の煩雑化、並び
に製造コストの増大が招来されることになる。
立設し、該ボスにボルト等の締結部材を螺合締結するこ
とによって上述した蓋体をシリンダブロックの上面に取
り付けるようにしているため、組付工数および取扱部品
点数が増大することに起因して組付作業の煩雑化、並び
に製造コストの増大が招来されることになる。
また、この種の冷却装置にあっては、上記凹部に供給さ
れた潤滑油が該凹部内で一時滞留している間に高温状態
となるため、たとえば新たに凹部に供給された潤滑油が
この高温状態にある潤滑油に接触することによって昇温
され、冷却効率の低下を招来する虞れもある。
れた潤滑油が該凹部内で一時滞留している間に高温状態
となるため、たとえば新たに凹部に供給された潤滑油が
この高温状態にある潤滑油に接触することによって昇温
され、冷却効率の低下を招来する虞れもある。
本考案の目的は、組付作業の煩雑化、並びに製造コスト
の増大を招来することなく動弁機構のメカニカルロスお
よび潤滑油の消費量増大を防止し、しかも凹部内に滞留
した潤滑油の昇温に起因する冷却効率の低下を可及的に
防止することのできるシリンダヘッドの冷却装置を提供
することにある。
の増大を招来することなく動弁機構のメカニカルロスお
よび潤滑油の消費量増大を防止し、しかも凹部内に滞留
した潤滑油の昇温に起因する冷却効率の低下を可及的に
防止することのできるシリンダヘッドの冷却装置を提供
することにある。
本考案は、シリンダヘッドにおける燃焼室の上方に位置
する部位に凹部を設け、該凹部の開口を蓋体によって閉
塞するとともに、前記凹部の内部に臨む態様でその一側
方にパイプを配設し、該パイプの噴射孔を介して前記凹
部と前記蓋体とで構成される空間に潤滑油を供給するよ
うにしたシリンダヘッドの冷却装置において、前記シリ
ンダヘッドの上面におけるバルブスプリングシートの配
置位置に対応する部位に形成された凹所と、前記蓋体の
一側部から前記凹部に向けて突出する態様で曲折形成さ
れ、その先端部に形成された嵌合孔に前記パイプが貫挿
される曲折部と、前記蓋体の他側部から前記凹所に向か
う態様で外方に延在され、該凹所においてその先端部が
前記シリンダヘッドと前記バルブスプリングシートとの
間に挟持される舌部とを備えている。
する部位に凹部を設け、該凹部の開口を蓋体によって閉
塞するとともに、前記凹部の内部に臨む態様でその一側
方にパイプを配設し、該パイプの噴射孔を介して前記凹
部と前記蓋体とで構成される空間に潤滑油を供給するよ
うにしたシリンダヘッドの冷却装置において、前記シリ
ンダヘッドの上面におけるバルブスプリングシートの配
置位置に対応する部位に形成された凹所と、前記蓋体の
一側部から前記凹部に向けて突出する態様で曲折形成さ
れ、その先端部に形成された嵌合孔に前記パイプが貫挿
される曲折部と、前記蓋体の他側部から前記凹所に向か
う態様で外方に延在され、該凹所においてその先端部が
前記シリンダヘッドと前記バルブスプリングシートとの
間に挟持される舌部とを備えている。
上記構成によれば、ボルト等の締結部材を用いることな
く、舌部および曲折部を介して蓋体がシリンダヘッドに
保持される。しかも、凹部内に供給された潤滑油を、曲
折部を介して蓋体に接触させ、該蓋体から放熱させるこ
とができる。
く、舌部および曲折部を介して蓋体がシリンダヘッドに
保持される。しかも、凹部内に供給された潤滑油を、曲
折部を介して蓋体に接触させ、該蓋体から放熱させるこ
とができる。
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳細に説明
する。
する。
第２図乃至第４図は、本考案に係る冷却装置を適用した
エンジンのシリンダヘッド部を概念的に示したものであ
る。ここで例示するシリンダヘッド１は、Ｓ・Ｏ・Ｈ・
Ｃ（シングル・オーバー・ヘッド・カム軸）式４バルブ
単気筒エンジンのもので、その中央部上面に凹部２を有
している。
エンジンのシリンダヘッド部を概念的に示したものであ
る。ここで例示するシリンダヘッド１は、Ｓ・Ｏ・Ｈ・
Ｃ（シングル・オーバー・ヘッド・カム軸）式４バルブ
単気筒エンジンのもので、その中央部上面に凹部２を有
している。
凹部２は、シリンダヘッド１における燃焼室３の上方に
位置する部位に形成されており、インレットバルブガイ
ド4,4の列とエキゾーストバルブガイド5,5の列との間お
よび一対のカム軸受6,7間に開口している。
位置する部位に形成されており、インレットバルブガイ
ド4,4の列とエキゾーストバルブガイド5,5の列との間お
よび一対のカム軸受6,7間に開口している。
また、このシリンダヘッド１は、第３図に示すように、
上記凹部２におけるインレットバルブガイド4,4の列の
近傍に供給通路８を備えている。供給通路８は、シリン
ダヘッド１の側壁から形成された孔1a内にパイプ９を嵌
着させることによって構成されており、該パイプ９の周
面に穿設された潤滑孔9a,9bを介して上記一対のカム軸
受6,7の油溝6a,7aに連絡され、かつ複数の噴射孔9c,9d,
9eを介して上記凹部２に連絡されている。なお、図には
示していないが、この供給通路８の外端部は、オイルク
ーラおよびオイルポンプを介してエンジンのオイルパン
に連絡されている。
上記凹部２におけるインレットバルブガイド4,4の列の
近傍に供給通路８を備えている。供給通路８は、シリン
ダヘッド１の側壁から形成された孔1a内にパイプ９を嵌
着させることによって構成されており、該パイプ９の周
面に穿設された潤滑孔9a,9bを介して上記一対のカム軸
受6,7の油溝6a,7aに連絡され、かつ複数の噴射孔9c,9d,
9eを介して上記凹部２に連絡されている。なお、図には
示していないが、この供給通路８の外端部は、オイルク
ーラおよびオイルポンプを介してエンジンのオイルパン
に連絡されている。
また、上記シリンダヘッド１は、上記凹部２に蓋体10を
備えている。この蓋体10は、一枚の板状部材を適宜成形
することによって構成されたもので、第１図に示すよう
に、上記凹部２の開口とほぼ同一の大きさに形成された
本体10aと、この本体10aの一端から該本体10aの延在方
向に向けて突設された舌部10bと、上記本体10aの他端部
両端から該本体10aの面外方向に向けて突設され、中央
部にそれぞれ嵌合孔10c,10cが形成された一対の曲折部1
0d,10dとを有している。この蓋体10は、上述した舌部10
bをシリンダヘッド１の上面に形成された凹所1bの底面
と、エキゾーストバルブガイド５に嵌着されるバルブス
プリングシート11の下面との間に挟持させ、さらに上述
した曲折部10d,10dの嵌合孔10c,10cに上記供給通路８を
構成するパイプ９を貫挿させることにより、ボルト等の
締結手段を何等用いることなく上記シリンダヘッド１の
上面における凹部２の開口に覆着されている。
備えている。この蓋体10は、一枚の板状部材を適宜成形
することによって構成されたもので、第１図に示すよう
に、上記凹部２の開口とほぼ同一の大きさに形成された
本体10aと、この本体10aの一端から該本体10aの延在方
向に向けて突設された舌部10bと、上記本体10aの他端部
両端から該本体10aの面外方向に向けて突設され、中央
部にそれぞれ嵌合孔10c,10cが形成された一対の曲折部1
0d,10dとを有している。この蓋体10は、上述した舌部10
bをシリンダヘッド１の上面に形成された凹所1bの底面
と、エキゾーストバルブガイド５に嵌着されるバルブス
プリングシート11の下面との間に挟持させ、さらに上述
した曲折部10d,10dの嵌合孔10c,10cに上記供給通路８を
構成するパイプ９を貫挿させることにより、ボルト等の
締結手段を何等用いることなく上記シリンダヘッド１の
上面における凹部２の開口に覆着されている。
なお、第３図中の符号12は、上記凹部２と図示せぬオイ
ルパンとの間を連絡する排出通路である。また、第４図
中の符号13は、図示せぬオイルパンに連通するカムチェ
ーン室、符号14は、燃焼室３に連通する点火栓取付孔で
ある。
ルパンとの間を連絡する排出通路である。また、第４図
中の符号13は、図示せぬオイルパンに連通するカムチェ
ーン室、符号14は、燃焼室３に連通する点火栓取付孔で
ある。
上記のように構成された冷却装置では、エンジンが始動
されると、図示していないオイルポンプが駆動され、上
述した図示せぬオイルパン内に貯留された潤滑油がオイ
ルクーラを介してシリンダヘッド１の供給通路８へ圧送
される。
されると、図示していないオイルポンプが駆動され、上
述した図示せぬオイルパン内に貯留された潤滑油がオイ
ルクーラを介してシリンダヘッド１の供給通路８へ圧送
される。
圧送された潤滑油は、供給通路８内で順次分岐され、一
方は、潤滑孔9a,9bを介してカム軸受6,7の油溝6a,7a
へ、他方は、噴射孔9c,9d,9eを介して凹部２へそれぞれ
噴射供給される。
方は、潤滑孔9a,9bを介してカム軸受6,7の油溝6a,7a
へ、他方は、噴射孔9c,9d,9eを介して凹部２へそれぞれ
噴射供給される。
潤滑孔9a,9bを介してカム軸受6,7の油溝6a,7aへ供給さ
れた潤滑油は、これらカム軸受6,7とカム軸15との間の
潤滑を図った後、そこから漏洩してシリンダヘッド１の
上面を案内され、カムチェーン室13を介して上述した図
示せぬオイルパンに返却される。
れた潤滑油は、これらカム軸受6,7とカム軸15との間の
潤滑を図った後、そこから漏洩してシリンダヘッド１の
上面を案内され、カムチェーン室13を介して上述した図
示せぬオイルパンに返却される。
一方、噴射孔9c,9d,9eを介して凹部２へ供給された潤滑
油は、該凹部２内で一時滞留し、燃焼室３上方の熱を吸
収した後に排出通路12を介して凹部２から排出され、上
述した図示せぬオイルパンに返却される。
油は、該凹部２内で一時滞留し、燃焼室３上方の熱を吸
収した後に排出通路12を介して凹部２から排出され、上
述した図示せぬオイルパンに返却される。
この間、上記冷却装置によれば、凹部２の開口が蓋体10
によって閉塞されているため、該凹部２に噴射供給され
た潤滑油がシリンダヘッド１の上面に飛散することはな
く、したがって、動弁機構のメカニカルロスやブローバ
イガスの排出とともに消費される潤滑油の増大を防止す
ることができる。
によって閉塞されているため、該凹部２に噴射供給され
た潤滑油がシリンダヘッド１の上面に飛散することはな
く、したがって、動弁機構のメカニカルロスやブローバ
イガスの排出とともに消費される潤滑油の増大を防止す
ることができる。
しかも、上記冷却装置では、上記凹部２内に一時滞留す
る間に高温状態になる潤滑油を、この凹部２内に突出す
る曲折部10d,10dを介して蓋体10に接触させ、該蓋体10
の本体10aを介して順次放熱させることができる。
る間に高温状態になる潤滑油を、この凹部２内に突出す
る曲折部10d,10dを介して蓋体10に接触させ、該蓋体10
の本体10aを介して順次放熱させることができる。
したがって、たとえば供給通路８から凹部２に新たに噴
射供給された潤滑油が該凹部２内に滞留する潤滑油に接
触した場合にも、その温度上昇が可及的に抑えられる
等、シリンダヘッド１の冷却効率の低下が防止されるこ
とになる。
射供給された潤滑油が該凹部２内に滞留する潤滑油に接
触した場合にも、その温度上昇が可及的に抑えられる
等、シリンダヘッド１の冷却効率の低下が防止されるこ
とになる。
なお、上記実施例では、Ｓ・Ｏ・Ｈ・Ｃ式４バルブ単気
筒エンジンのシリンダヘッドに適用される冷却装置を例
示したが、４サイクルエンジンであればその他の形式の
エンジンにも適用できることはいうまでもない。また、
上記実施例では、蓋体の舌部をシリンダヘッドの上面と
エキゾーストバルブガイドに嵌着されるバルブスプリン
グシートとの間に挟持させるようにしているが、本考案
では、インレットバルブガイドに嵌着されるバルブスプ
リングシートとの間に蓋体の舌部を挟持させるようにし
てもよい。但し、この場合には、凹部におけるエキゾー
ストバルブガイドの列の近傍に供給通路となるパイプを
嵌着させる必要がある。
筒エンジンのシリンダヘッドに適用される冷却装置を例
示したが、４サイクルエンジンであればその他の形式の
エンジンにも適用できることはいうまでもない。また、
上記実施例では、蓋体の舌部をシリンダヘッドの上面と
エキゾーストバルブガイドに嵌着されるバルブスプリン
グシートとの間に挟持させるようにしているが、本考案
では、インレットバルブガイドに嵌着されるバルブスプ
リングシートとの間に蓋体の舌部を挟持させるようにし
てもよい。但し、この場合には、凹部におけるエキゾー
ストバルブガイドの列の近傍に供給通路となるパイプを
嵌着させる必要がある。
以上説明したように、本考案によれば、ボルト等の締結
部材を用いることなく、舌部および曲折部を介して蓋体
がシリンダヘッドに保持されるため、組付作業の煩雑
化、並びに製造コストの増大を招来することなく動弁機
構のメカニカルロスおよび潤滑油の消費量増大を防止す
ることができる。
部材を用いることなく、舌部および曲折部を介して蓋体
がシリンダヘッドに保持されるため、組付作業の煩雑
化、並びに製造コストの増大を招来することなく動弁機
構のメカニカルロスおよび潤滑油の消費量増大を防止す
ることができる。
しかも、本考案では、凹部内に供給された潤滑油を、曲
折部を介して蓋体に接触させ、該蓋体から放熱させるこ
とができるため、凹部に新たに供給された潤滑油の昇温
を抑え、凹部内に滞留した潤滑油の昇温に起因する冷却
効率の低下を可及的に防止することが可能となる。
折部を介して蓋体に接触させ、該蓋体から放熱させるこ
とができるため、凹部に新たに供給された潤滑油の昇温
を抑え、凹部内に滞留した潤滑油の昇温に起因する冷却
効率の低下を可及的に防止することが可能となる。
第１図は、本考案に係るシリンダヘッドの冷却装置の要
部を概念的に示した分解斜視図、第２図は、本考案に係
る冷却装置を適用したシリンダヘッド部を概念的に示し
た断面側面図、第３図は、本考案に係る冷却装置を適用
したシリンダヘッド部を概念的に示した断面正面図、第
４図は、本考案に係る冷却装置を適用したシリンダヘッ
ドを概念的に示した上面図である。 １……シリンダヘッド、1b……凹所、２……凹部、３…
…燃焼室、９……パイプ、9c,9d,9e……噴射孔、10……
蓋体、10b……舌部、10c……嵌合孔、10d……曲折部、1
1……バルブスプリングシート。
部を概念的に示した分解斜視図、第２図は、本考案に係
る冷却装置を適用したシリンダヘッド部を概念的に示し
た断面側面図、第３図は、本考案に係る冷却装置を適用
したシリンダヘッド部を概念的に示した断面正面図、第
４図は、本考案に係る冷却装置を適用したシリンダヘッ
ドを概念的に示した上面図である。 １……シリンダヘッド、1b……凹所、２……凹部、３…
…燃焼室、９……パイプ、9c,9d,9e……噴射孔、10……
蓋体、10b……舌部、10c……嵌合孔、10d……曲折部、1
1……バルブスプリングシート。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｆ 1/40 Ｂ 7710−3Ｇ
Claims (1)
- 【請求項１】シリンダヘッドにおける燃焼室の上方に位
置する部位に凹部を設け、該凹部の開口を蓋体によって
閉塞するとともに、前記凹部の内部に臨む態様でその一
側方にパイプを配設し、該パイプの噴射孔を介して前記
凹部と前記蓋体とで構成される空間に潤滑油を供給する
ようにしたシリンダヘッドの冷却装置において、 前記シリンダヘッドの上面におけるバルブスプリングシ
ートの配置位置に対応する部位に形成された凹所と、 前記蓋体の一側部から前記凹部に向けて突出する態様で
曲折形成され、その先端部に形成された嵌合孔に前記パ
イプが貫挿される曲折部と、 前記蓋体の他側部から前記凹所に向かう態様で外方に延
在され、該凹所においてその先端部が前記シリンダヘッ
ドと前記バルブスプリングシートとの間に挟持される舌
部と を備えたことを特徴とするシリンダヘッドの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989063706U JPH0729211Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | シリンダヘッドの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989063706U JPH0729211Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | シリンダヘッドの冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH035924U JPH035924U (ja) | 1991-01-21 |
| JPH0729211Y2 true JPH0729211Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31593992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989063706U Expired - Lifetime JPH0729211Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | シリンダヘッドの冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729211Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6134312A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-18 | Suzuki Motor Co Ltd | ４サイクルエンジンのシリンダヘツド冷却方法 |
| JPH07116935B2 (ja) * | 1986-07-31 | 1995-12-18 | スズキ株式会社 | シリンダヘツドの冷却装置 |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP1989063706U patent/JPH0729211Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH035924U (ja) | 1991-01-21 |
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