JPH07291374A - ムースディスペンサ - Google Patents

ムースディスペンサ

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Publication number
JPH07291374A
JPH07291374A JP6104602A JP10460294A JPH07291374A JP H07291374 A JPH07291374 A JP H07291374A JP 6104602 A JP6104602 A JP 6104602A JP 10460294 A JP10460294 A JP 10460294A JP H07291374 A JPH07291374 A JP H07291374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
water soap
bellows
supply means
soap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6104602A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Horimoto
幹夫 堀本
Yoshio Osawa
芳夫 大澤
Hiroshi Takada
寛 高田
Minoru Yoshida
穣 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Eagle Industry Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Eagle Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd, Eagle Industry Co Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP6104602A priority Critical patent/JPH07291374A/ja
Publication of JPH07291374A publication Critical patent/JPH07291374A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K5/00Holders or dispensers for soap, toothpaste, or the like
    • A47K5/06Dispensers for soap
    • A47K5/12Dispensers for soap for liquid or pasty soap
    • A47K2005/1218Table mounted; Dispensers integrated with the mixing tap

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ムースディスペンサ10は、水石鹸をエアー
により泡立てて泡状石鹸を吐出する装置であり、洗面用
シンク等の水周りに近接してコンパクトな構成で常設す
ることができると共に、使い勝手をよくする。 【構成】 キャップ96を押圧操作すると、複数のリン
ク片93bで回動可能に連結されたシャフト93を介し
て、エアー供給用ベローズ70及び水石鹸供給用ベロー
ズ80が圧縮される。水石鹸供給用ベローズ80から圧
送される水石鹸は、泡ノズル150へ達し、ここで、エ
アー供給用ベローズ70から圧送されるエアーで泡立て
られ、泡ノズル150から泡状石鹸を吐出する。また、
キャップ96の側部には、操作方法を簡単に認識できる
飾ベローズ99が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面等に使用する泡状
石鹸を吐出するムースディスペンサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、石鹸水をエアーで泡立てて泡
状石鹸を吐出させるムースディスペンサは、ケース内に
水石鹸を収納し、手動式のポンプでケース室内のエアー
で水石鹸を泡立てて泡ノズルから吐出するものである。
このムースディスペンサは、ボトル状のハンディタイプ
で構成されており、通常は、洗面台の付近の化粧ケース
内に収納し、洗面時に取り出して使用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうしたハン
ディタイプのムースディスペンサでは、ホテルや公衆ト
イレ等の不特定人が使用する場所に設置した場合には、
盗難のおそれがあり、常設することが難しい。しかも、
ムースディスペンサは、洗面用シンク等に近接してコン
パクトな構成で設置して、洗面動作の支障にならないよ
うに構成する必要がある。そのうえ、この公共施設等に
設置する場合には、多数人が使用するのであるから、そ
の使用方法が簡単に分かる必要があり、使い勝手のよい
ものとする必要がある。
【0004】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、水石鹸をエアーにより泡立てて泡状石鹸
を吐出する装置であり、洗面用シンク等の水周りに近接
してコンパクトな構成で常設することができると共に、
使い勝手のよいムースディスペンサを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1の発明は、ケース内に収容された水
石鹸をエアーで泡立てて吐出するムースディスペンサに
おいて、上記ケース内に収納され、外気を取り込むエア
ー圧送室を有し該エアー圧送室内のエアーを圧送するエ
アー供給手段と、上記ケース内に収納され、該ケース内
の水石鹸を吸入する水石鹸室を有し該水石鹸室内の水石
鹸を圧送する水石鹸供給手段と、上記ケースの外部から
の操作力により上記エアー供給手段及び水石鹸供給手段
を圧縮してエアー及び水石鹸を圧送する圧縮手段と、上
記水石鹸供給手段から圧送される水石鹸をエアー供給手
段から圧送されるエアーで泡立てて泡状石鹸を吐出する
泡ノズルと、水周り器具またはそれに近接して設置され
た取付板と、上記取付板に上記ケースを固定する固定具
と、を備え、上記圧縮手段は、上記エアー供給手段及び
水石鹸供給手段を圧縮してエアー及び水石鹸を供給させ
る連結部材と、該連結部材の端部に固定され上記操作部
材を押圧移動させる操作面を有する操作部と、該操作部
に装着されかつ該操作部の操作方向と同同方向へ圧縮可
能な蛇腹部を有する飾ベローズと、を備えたことを特徴
とする。
【0006】請求項2の発明は、ケース内に収容された
水石鹸をエアーで泡立てて吐出するムースディスペンサ
において、上記ケース内に収納され、外気を取り込むエ
アー圧送室を有し該エアー圧送室内のエアーを圧送する
エアー供給手段と、上記ケース内に収納され、該ケース
内の水石鹸を吸入する水石鹸室を有し該水石鹸室内の水
石鹸を圧送する水石鹸供給手段と、上記ケースの外部か
らの操作力により上記エアー供給手段及び水石鹸供給手
段を圧縮してエアー及び水石鹸を圧送する圧縮手段と、
上記水石鹸供給手段から圧送される水石鹸をエアー供給
手段から圧送されるエアーで泡立てて泡状石鹸を吐出す
る泡ノズルと、水周り器具またはそれに近接して設置さ
れた取付板と、上記取付板に上記ケースを固定する固定
具と、を備え、上記圧縮手段は、上記ケースに装着さ
れ、水平面から所定角度傾斜した操作面を有する操作部
と、該操作部に一端部で連結されると共に該一端部から
折曲または湾曲した経路で垂直方向へ配設され、他端で
上記エアー供給手段及び水石鹸供給手段に連結され、該
操作部の押圧操作により該エアー供給手段及び水石鹸供
給手段を圧縮してエアー及び水石鹸を圧送する連結部材
と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、連結部材として、複数
のリンク片を回動可能に連結して構成されているもので
ある。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、圧縮手段を構成する
操作部の操作面を押圧することにより、連結部材を介し
てエアー供給手段及び水石鹸供給手段が圧縮され、水石
鹸供給手段から供給される水石鹸がエアー供給手段から
供給されるエアーで泡立てられて、泡ノズルから泡状石
鹸を吐出する。
【0009】また、操作部には、その操作方向と同方向
へ圧縮可能な蛇腹部を有する飾ベローズが装着されてお
り、飾ベローズを認識することにより、蛇腹部を圧縮す
る方向へ操作すれば、泡状石鹸を得ることができること
が容易に分かる。
【0010】また、ムースディスペンサのケースは、水
周り器具またはそれに近接して設置された取付板に固定
具を介して固定され、水周り器具の付近に常設されてい
るから使用性に優れている。
【0011】また、請求項2の発明では、圧縮手段を構
成する操作部の操作面は、水平面から所定角度傾斜して
形成されており、つまり、洗面用シンク側や使用者の操
作の容易な面に向けることができ、使用性に優れてい
る。さらに、操作面は、水平面に対して傾いているが、
操作部に連結された連結部材は、折曲または湾曲した経
路で垂直方向へ配設され、他端でエアー供給手段及び水
石鹸供給手段に連結されている。したがって、操作部の
操作面を押圧すると、エアー供給手段及び水石鹸供給手
段を垂直方向へ圧縮して、該エアー供給手段及び水石鹸
供給手段からエアーまたは水石鹸を泡ノズルへ圧送す
る。よって、エアー供給手段及び水石鹸供給手段は、傾
いて設置されることなく、所定量を安定して供給する。
【0012】請求項3の発明では、請求項2の連結部材
として、複数のリンク片を回動可能に連結して構成する
ことにより好適に実現している。
【0013】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0014】図1はムースディスペンサ10を側方から
見た断面図、図2は正面から見た断面図である。なお、
図1及び図2はその構成を分かり易くするために適宜そ
の要部を破断した断面をとっている。ムースディスペン
サ10は、洗面用シンク(図示省略)を取り付けた洗面
台Bに設置される装置であり、水石鹸をエアーで泡立て
て吐出するものである。
【0015】上記ムースディスペンサ10は、水石鹸を
収容すると共に下記の各種機構を内蔵するケース20
と、ケース20内に設けられかつ外気を吸引すると共に
そのエアーを圧送するエアー室70Sを有するエアー供
給用ベローズ70と、ケース20内の水石鹸を吸引する
と共にその水石鹸を圧送する水石鹸室80Sを有する水
石鹸供給用ベローズ80と、ケース20の外部からの操
作力によりエアー供給用ベローズ70及び水石鹸供給用
ベローズ80を圧縮する操作部材90aを有する圧縮機
構90と、エアー供給用ベローズ70のエアー室70S
に外気を導入するための外気導入通路110と、上記エ
アー供給用ベローズ70から圧送されたエアーを通すた
めのエアー流出通路120と、水石鹸供給用ベローズ8
0の水石鹸室80Sに水石鹸を導入するための水石鹸導
入通路130と、水石鹸供給用ベローズ80から圧送さ
れる水石鹸を通すための図2に示す水石鹸流出通路14
0と、水石鹸流出通路140から圧送される水石鹸をエ
アー流出通路120から圧送されるエアーで泡立てて泡
状石鹸を吐出するノズル口150Nを有する泡ノズル1
50と、を備えている。
【0016】次に、ムースディスペンサ10の動作につ
いて説明する。いま、ケース20内のケース室20S内
に水石鹸が収容されていると共に、エアー供給用ベロー
ズ70のエアー室70Sにエアーが満たされ、水石鹸供
給用ベローズ80の水石鹸室80Sに水石鹸が充填され
た状態にあるとする。この状態から、圧縮機構90の操
作部材90aを外力により矢印方向へ操作してエアー供
給用ベローズ70及び水石鹸供給用ベローズ80を圧縮
すると、エアー供給用ベローズ70の圧縮によりエアー
室70S内のエアーがエアー流出通路120を介して吹
き出されると共に、水石鹸供給用ベローズ80の圧縮に
より水石鹸室80S内の水石鹸が水石鹸流出通路140
を通じて流出する。そして、水石鹸流出通路140から
流出した水石鹸が泡ノズル150にてエアー流出通路1
20から流出したエアーで泡立てられ、泡状石鹸となっ
て泡ノズル150のノズル口150Nから吐出する。こ
の泡状石鹸で洗面等を行なうことができる。
【0017】そして、圧縮機構90の操作部材90aに
対する外力を除くと、エアー供給用ベローズ70及び水
石鹸供給用ベローズ80は、その復原力により元の状態
に戻ろうとする。このとき、ケース20内の水石鹸が水
石鹸導入通路130を介して水石鹸室80Sに導入され
ると共に、外気が外気導入通路110を介してエアー室
70S内に導入される。すなわち、水石鹸供給用ベロー
ズ80内に水石鹸が充填されると共に、エアー供給用ベ
ローズ70内にエアーが満たされて、元の状態に戻る。
【0018】次に、ムースディスペンサ10の各部の構
成について詳細に説明する。図1及び図2に示すよう
に、ムースディスペンサ10は、ケース20を備えてい
る。ケース20は、ケース本体21と、ケース本体21
上に固定されたアダプタ30と、アダプタ30の上部に
固定されたノズルフランジ40と、ケース本体21の底
開口21aを閉じる底蓋50とを備えている。
【0019】図3及び図4は図1のムースディスペンサ
10の上部及び下部のそれぞれの拡大図を示す。図3に
示すように、上記ケース本体21は、筒状体であり、ケ
ース本体21の底面には、底開口21aが形成され、そ
の底開口21aの周囲が底フランジ部21bになってい
る。底フランジ部21bに、底蓋50の蓋フランジ部5
0aが合わされてネジ止めされることにより、底蓋50
によって底開口21aが封止されている。これにより、
ケース本体21内が水石鹸を収納可能なケース室20S
になっている。
【0020】図4及び図5に示すように、ケース本体2
1の上部には、アダプタ30が固定されている。アダプ
タ30は、アダプタ室30Sを有する筒本体31と、筒
本体31の下部に一体的な下部フランジ部32(図3)
を備えている。筒本体31の上部外周には、上部外周ネ
ジ部31aが形成され、筒本体31の下部外周には、ケ
ース本体21に固定するための下部外周ネジ部31bが
形成されている。
【0021】図3に示すアダプタ30の筒本体31は、
ケース本体21の上開口21cに貫挿され、ケース本体
21の上側内面21dに下部フランジ部32が密着し、
下部外周ネジ部31bに下側ナット33が螺着されるこ
とにより、ケース本体21の上部にアダプタ30が固定
されている。アダプタ30の上部には、図4に示すノズ
ルフランジ40が取り付けられている。ノズルフランジ
40は、アダプタ30に対して所定角度(約20゜)傾
斜して取り付けられており、筒本体41内にノズルフラ
ンジ室40Sを備えている。
【0022】次に、上記ケース本体21内に収納された
水石鹸及びエアーを供給するための機構について説明す
る。図3に示す上記底蓋50の上部には、ベローズ下側
支持台60が形成されており、このベローズ下側支持台
60の上部に第1ベローズ支持部60aが形成されてい
る。この第1ベローズ支持部60aには、エアー供給用
ベローズ70が支持されている。
【0023】エアー供給用ベローズ70は、外気を吸引
して泡状石鹸を形成するためのエアーを圧送するもので
あり、蛇腹部71と、蛇腹部71の下部に一体的に形成
されたベローズ下部72と、蛇腹部71の上部に一体的
に形成したベローズ上部73とを備えている。ベローズ
上部73には、上部中央取付突起73aが形成されてい
る。
【0024】ベローズ上部73は、シャフト93を固定
したベローズ上支持部材92の下端部で支持されてい
る。すなわち、ベローズ上支持部材92の下端部には、
開口に環状突起92aを有する中央取付凹所92bを備
えている。
【0025】こうしたベローズ上支持部材92の中央取
付凹所92bに、ベローズ上部73の上部中央取付突起
73aが嵌合することによりベローズ上部73は、ベロ
ーズ上支持部材92に取り付けられている。
【0026】水石鹸供給用ベローズ80は、エアー供給
用ベローズ70内に設けられ、ケース室20S内の水石
鹸を吸引して水石鹸を圧送するものであり、蛇腹部81
と、蛇腹部81の下部に形成されたベローズ下部82
と、蛇腹部81の上部に形成されたベローズ上部83と
を備えている。ベローズ下部82の中央部には、下部開
口82bを有する下側取付部82aが形成され、この下
側取付部82aがベローズ下側支持台60の第2ベロー
ズ支持部60bにより嵌合支持されている。
【0027】一方、ベローズ上部83には、上部取付中
央突起83aが形成されている。こうしたベローズ上部
83及び上記エアー供給用ベローズ70の上内面部の形
状により、上部取付中央突起83aが上部中央凹所73
bに嵌合することにより、水石鹸供給用ベローズ80の
上部は、エアー供給用ベローズ70に支持されているこ
とになる。
【0028】次に、エアー供給用ベローズ70及び水石
鹸供給用ベローズ80を圧縮するための圧縮機構90の
操作部材90aについて説明する。図4に示す圧縮機構
90の操作部材90aは、シャフト93と、そのシャフ
ト93の上端に固定されたキャップ96とを備えてい
る。
【0029】シャフト93は、複数のリンク回動部93
aを有するリンク片93bを連結して構成され、その下
端部でベローズ上支持部材92(図3)のシャフト嵌合
孔92dに嵌合固定されている。また、シャフト93
は、アダプタ30に形成されたシャフト支持部34のシ
ャフト貫挿孔34aに貫挿支持され、さらに、ノズルフ
ランジ40内に形成されたフランジ支持部42のシャフ
ト貫挿孔42aに貫挿支持され、キャップ96の下端に
シャフト取付ネジ93dによりネジ止め固定されてい
る。
【0030】ここで、アダプタ30のシャフト貫挿孔3
4aは、垂直方向に形成されているが、ノズルフランジ
40が所定角度傾斜し、フランジ支持部42のシャフト
貫挿孔42aも同じ角度で傾斜しているので、シャフト
93は、その上部のリンク片93bがリンク回動部93
aを中心に折曲した経路で配設されている。
【0031】キャップ96は、ノズルフランジ40の上
部に装着されかつシャフト93をネジ止め固定したキャ
ップ本体97と、キャップ本体97の上部に装着された
押圧操作面としての上面部98aを有するキャップカバ
ー98とを備えている。また、キャップ本体97の側部
は、押圧操作方向と同じ方向に圧縮可能な蛇腹部99a
を有する飾ベローズ99となっている。また、上記上面
部98aは、洗面用シンクに立った使用者に向けて形成
され、かつノズルフランジ40の傾きに対応して水平面
から所定角度傾斜した面となっている。
【0032】したがって、キャップカバー98の上面部
98aを押すと、キャップカバー98、キャップ本体9
7、シャフト93及びベローズ上支持部材92は、一体
となって下方へ移動することによりエアー供給用ベロー
ズ70及び水石鹸供給用ベローズ80を圧縮し、圧縮状
態からその押圧力を除くとエアー供給用ベローズ70及
び水石鹸供給用ベローズ80の復元力により上方へ移動
するよう構成されている。このとき、シャフト93は、
移動するにしたがってリンク片93bのリンク回動部9
3aで僅かに角度を変えながら折曲するようになってい
る。
【0033】なお、キャップ本体97には、水石鹸をケ
ース室20Sに充填するための水石鹸補給通路97bが
形成されており、キャップカバー98を外すことによ
り、水石鹸を補充可能になっている。
【0034】次に、エアー供給用ベローズ70及び水石
鹸供給用ベローズ80へ流入または流出されるエアー及
び水石鹸の各通路について説明する。
【0035】まず、外気導入通路110及びエアー流出
通路120について説明する。図3に示すエアー供給用
ベローズ70の下部を支持するベローズ下側支持台60
及び底蓋50には、外気導入通路110が形成されてい
る。この外気導入通路110は、底蓋50の下面に外気
導入口110bを有し、エアー供給用ベローズ70の下
部開口72bに連通している。また、外気導入通路11
0には、外気導入用チェック弁111が設けられてお
り、この外気導入用チェック弁111は、外気の導入方
向に開弁し、逆方向へ閉弁するものである。
【0036】また、ベローズ下側支持台60には、エア
ー供給用ベローズ70の下部開口72bに連通している
エアー流出通路120aが形成されている。エアー流出
通路120aの流出口には、エアー通路配管120bが
接続されている。エアー通路配管120bは、エアー流
出用チェック弁121を介してアダプタ30の下部フラ
ンジ部32のエアー流出通路120cに接続されてい
る。エアー流出通路120cの流出口は、図4に示すノ
ズルフランジ40のフランジ通路形成部材43のエアー
流出通路120dを介して泡ノズル150に接続されて
いる。なお、上記エアー流出用チェック弁121は、エ
アー供給用ベローズ70から泡ノズル150方向へのエ
アーの圧力で開弁し、逆方向へ閉弁するものである。
【0037】次に、水石鹸導入通路130及び水石鹸流
出通路140について説明する。ベローズ下側支持台6
0には、水石鹸導入通路130aが形成されている。水
石鹸導入通路130aには、水石鹸導入用チェック弁1
31が接続されている。水石鹸導入用チェック弁131
は、ケース室20S内の水石鹸を吸引する方向へ開弁
し、逆方向への水石鹸の圧力で閉弁するものである。
【0038】また、ベローズ下側支持台60には、下部
開口82bに連通している図2に示す水石鹸流出通路1
40aが形成されている。水石鹸流出通路140aの流
出口には、水石鹸通路配管140bが接続されている。
水石鹸通路配管140bは、水石鹸流出用チェック弁1
41を介してアダプタ30の下部フランジ部32の水石
鹸流出通路140cに接続されている。水石鹸流出通路
140cの流出口は、ノズルフランジ40のフランジ通
路形成部材43の水石鹸流出通路140dを介して泡ノ
ズル150に接続されている。なお、上記水石鹸流出用
チェック弁141は、水石鹸供給用ベローズ80から泡
ノズル150への水石鹸の圧力で開弁し、逆方向の圧力
で閉弁するものである。
【0039】次に、泡ノズル150について説明する。
泡ノズル150は、図6に示すように、ノズルフランジ
40の側部に形成されたノズルホルダ部44に取り付け
られている。ノズルホルダ部44は、ノズルホルダ凹所
44aを有し、このノズルホルダ凹所44aに泡ノズル
150の端部が嵌合され、泡ノズル取付ネジ152によ
り固定されている。泡ノズル150は、ノズル混合室1
53a、このノズル混合室153aに連通しているノズ
ル通路150aとを備えており、上記ノズル混合室15
3aに水石鹸流出通路140及びエアー流出通路120
の各流出開口が接続されている。
【0040】ノズル混合室153aは、第1導入通路部
153b、第1導入通路部153bより流路面積の大き
い第1拡張室153c、接続通路部153d、第2拡張
室153eを接続すると共に、第1導入通路部153b
と第1拡張室153cとの間に第1メッシュ153f、
第2拡張室153eの流出開口に第2メッシュ153g
が設けられている。
【0041】この構成を有するノズル混合室153aの
第1導入通路部153bに水石鹸及びエアーが圧送され
ると、水石鹸がエアーで第1段階として泡立てられ、第
1メッシュ153fを通って、第1拡張室153cに導
入される。このとき、第1導入通路部153bから第1
拡張室153cへ入ると、その容積が増大することによ
り、水石鹸がいっそう泡立てられ、さらに接続通路部1
53d及び第2拡張室153e、さらに第2メッシュ1
53gを通ることにより、水石鹸がほぼ理想的にエアー
で泡立てられた泡状石鹸になる。
【0042】次に、ムースディスペンサ10の泡状石鹸
の吐出動作について説明する。ケース本体21内のケー
ス室20S内に水石鹸が充填されており、エアー供給用
ベローズ70及び水石鹸供給用ベローズ80が図示する
伸び状態にあるとする。このとき、エアー供給用ベロー
ズ70のエアー室70S内に、外気導入通路110及び
外気導入用チェック弁111を介してエアーが満たさ
れ、一方、水石鹸供給用ベローズ80の水石鹸室80S
内に水石鹸が充填された状態にあるとする。
【0043】この状態にて、キャップ96の上面部98
aを押圧操作すると、飾ベローズ99を圧縮しつつキャ
ップ96と一体となってシャフト93が下方へ移動す
る。シャフト93は、シャフト貫挿孔42aを貫通し、
さらにシャフト貫挿孔34aを貫挿しており、これらで
位置決めされているので、シャフト貫挿孔42aとシャ
フト貫挿孔34aに位置するリンク片93bは、リンク
回動部93aで角度を変更しつつ移動する。
【0044】こうしたシャフト93の下方への移動によ
り、ベローズ上支持部材92が下方へ移動して、エアー
供給用ベローズ70を圧縮する。エアー供給用ベローズ
70の圧縮により、エアー供給用ベローズ70内に取り
付けられた水石鹸供給用ベローズ80も同時に圧縮され
る。これにより、エアー供給用ベローズ70のエアー室
70S内のエアーがエアー流出通路120を介して、つ
まり、エアー流出通路120a、エアー通路配管120
b、エアー流出用チェック弁121、エアー流出通路1
20c、エアー流出通路120dを介して、泡ノズル1
50に送られる。このとき、外気導入通路110には、
外気導入用チェック弁111が設けられているから、エ
アー供給用ベローズ70のエアーは外部に抜けない。
【0045】これと同時に、水石鹸供給用ベローズ80
の圧縮により水石鹸室80S内に充填されていた水石鹸
が水石鹸流出通路140を介して、つまり、水石鹸流出
通路140a、水石鹸通路配管140b、水石鹸流出通
路140c、水石鹸流出通路140dを介して泡ノズル
150に達する。そして、泡ノズル150では、水石鹸
流出通路140からの水石鹸がエアー流出通路120の
エアーで泡立てられて泡状石鹸となり、泡ノズル150
のノズル口150Nから吐出される。ノズル口150N
から吐出された泡状石鹸は、手の洗浄等に使用される。
【0046】そして、キャップ96の押し下げ力を解放
すると、エアー供給用ベローズ70及び水石鹸供給用ベ
ローズ80の復原力により、エアー供給用ベローズ70
及び水石鹸供給用ベローズ80が元の状態に戻ろうとす
る。このとき、エアー供給用ベローズ70は、その復原
力により外気導入通路110及び外気導入用チェック弁
111を介して、エアー室70S内にエアーを吸引す
る。これと同時に、水石鹸供給用ベローズ80は、その
復原力により水石鹸導入用チェック弁131を介して、
水石鹸室80Sに水石鹸を吸引充填する。これにより、
エアー供給用ベローズ70内にエアーが満たされると共
に、水石鹸供給用ベローズ80内に水石鹸が充填され
て、泡状石鹸の吐出のための待機状態になる。
【0047】次に、ムースディスペンサ10を洗面台B
に設置する作業について図4及び図5により説明する。
ムースディスペンサ10を洗面台Bに取り付けるには、
ノズルフランジ40、キャップカバー98をケース本体
21から分離した状態にする。
【0048】その後、ケース本体21に固定したアダプ
タ30の上部の上部外周ネジ部31aに下側ナット38
aをねじ込む。そして、アダプタ30の上部を洗面台B
の洗面台取付穴Baに下方から差し込み、上側ナット3
8bで洗面台Bを挟持するように上部外周ネジ部31a
に締結する。これにより、アダプタ30及びケース本体
21が洗面台Bに宙づり状態で固定される。
【0049】続いて、ノズルフランジ40に固定された
エアー流出通路120d及び水石鹸流出通路140dの
下端接続部を、アダプタ30のエアー流出通路120c
び水石鹸流出通路140cの上部接続凹所に差し込むこ
とにより接続すると共に、シャフト93の上端をキャッ
プ本体97のシャフト嵌合孔92dに嵌合する。
【0050】次に、ノズルフランジ40のノズルフラン
ジ室40Sの上方からノズル取付用ネジ45でアダプタ
30の取付ネジ部31cに締結する。これにより、ノズ
ルフランジ40がアダプタ30に固定される。そして、
シャフト取付ネジ93dを締結することによりキャップ
本体97をシャフト93に固定する。そして、キャップ
カバー98をキャップ本体97の上部に装着する。これ
により、洗面台Bの上方からノズルフランジ40及び泡
ノズル150が突出した状態に取り付けられる。
【0051】上記実施例に係るムースディスペンサ10
によれば、以下に説明する効果を有する。
【0052】(1) 上記ムースディスペンサ10によ
れば、キャップ96を押せば、シャフト93及びベロー
ズ上支持部材92を介してエアー供給用ベローズ70及
び水石鹸供給用ベローズ80が圧縮されて、水石鹸がエ
アーで泡立てられて、泡ノズル150から泡状石鹸を吐
出するから、泡状石鹸により洗面を行なうことができ
る。
【0053】(2) また、ムースディスペンサ10
は、洗面台Bの洗面用シンクに近接して固定設置されて
いるから、使用性に優れると共に、公共の場所に設置し
ても盗難等のおそれもない。また、ノズルフランジ40
は、洗面用シンク側に向けかつ洗面台Bに対して所定角
度傾いて取り付けられているので、いっそう洗面用シン
クに近接して泡ノズル150を配置することができる。
さらに、操作面として上面部98aは、洗面用シンクで
手などを洗う使用者に向けられているので、その使用性
がいっそう優れている。
【0054】(3) エアー及び水石鹸を供給する手段
は、エアー供給用ベローズ70及び水石鹸供給用ベロー
ズ80という構成で実現しているので、モータ等の電気
的構成も不要で簡単な構成である上に、水周りに絶縁性
を考慮した面倒な電気配線もする必要がない。しかも、
エアー及び水石鹸供給手段は、ベローズで構成されてい
るから、複数のリンク片93bをリンク回動部93aで
連結したシャフト93であっても、弱い力でベローズを
圧縮することができる。
【0055】(4) 1回の操作で泡状石鹸を作るため
の水石鹸の量は、水石鹸室80S内に充填される量で一
定であり、しかもエアーの量もエアー室70S内の容積
で一定であり、こうした一定量の水石鹸及びエアーによ
り泡状石鹸が作られるから、最適に泡立てられた泡状石
鹸が得られ、使用性に優れている。
【0056】(5) 水石鹸供給用ベローズ80は、エ
アー供給用ベローズ70より小径に形成され、エアー供
給用ベローズ70内に配置されているから、エアー供給
用ベローズ70及び水石鹸供給用ベローズ80をケース
20内にコンパクトに収めることができ、ケース20内
のケース室20Sの容量を大きくすることができる。し
たがって、ケース室20S内に収容することができる水
石鹸の量が大きくなり、水石鹸の充填回数が減りメンテ
ィナンスが簡単になる。
【0057】(6) 圧縮機構90のキャップ96に
は、飾ベローズ99が設けられており、飾ベローズ99
を圧縮するように操作すればよいことが認識することが
できるから、操作方法が簡単に分かり、操作に手間取る
ことなく、公共施設等の多数人が使用する場所への設置
に適している。しかも、操作方法が簡単に分かるから、
誤った操作による故障を生じにくい。
【0058】(7) 押圧操作部としてのキャップ96
と、泡状石鹸を受ける泡ノズル150とを別の箇所に配
置しているから、キャップ96の上面部98aに泡状石
鹸が付着することがなく、清掃も容易である。
【0059】(8) この取付状態にて、水石鹸を収容
したケース本体21は洗面台Bの下に位置し、洗面台B
上に、泡ノズル150を装着したノズルフランジ40や
押圧操作部としてのキャップ96等が突出しているだけ
であり、洗面台B上に大きな機構等が設置されないか
ら、洗面作業の支障にならず、意匠性にも優れている。
【0060】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0061】(1) エアー供給手段及び水石鹸供給手
段は、ベローズで形成するほか、ピストン及び該ピスト
ンに付勢力を加えるコイルスプリングから構成してもよ
い。
【0062】(2) 上記実施例では、圧縮機構90を
構成するシャフト93は、リンク片93bを連結したリ
ンク機構で構成されているが、こうしたリンク機構に限
らず、所定角度傾斜でき、かつ操作力を伝達することが
できる部材であれば、可撓性の硬質ワイヤ等の各種の部
材を適用することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るムースディスペンサによれば、操作部の飾ベロー
ズを見れば、飾ベローズを圧縮するように操作すればよ
いことが認識することができるから、操作方法が簡単に
分かり、操作に手間取ることなく、公共施設等の多数人
が使用する場所への設置に適している。しかも、操作方
法が簡単に分かるから、誤った操作による故障を生じに
くい。
【0064】また、ムースディスペンサのケースは、水
周り器具またはそれに近接して設置された取付板に固定
具を介して固定され、水周り器具の付近に常設されてい
るから使用性に優れている。
【0065】請求項2の発明によれば、圧縮手段を構成
する操作部の操作面を水平面から所定角度傾斜して設け
ることにより、該操作面を洗面用シンク側や使用者の操
作の容易な面に向け、しかも泡ノズルも洗面用シンクに
近づけることができるから、使用性に優れている。
【0066】さらに、操作面は、水平面に対して傾いて
いるが、操作部に連結された連結部材は、折曲または湾
曲した経路で垂直方向へ配設され、他端でエアー供給手
段及び水石鹸供給手段に連結されているので、操作部の
操作面を押圧すると、エアー供給手段及び水石鹸供給手
段を垂直方向へ圧縮して、該エアー供給手段及び水石鹸
供給手段からエアーまたは水石鹸を泡ノズルへ圧送す
る。よって、エアー供給手段及び水石鹸供給手段は、傾
いて設置されることなく、所定量を安定して供給するこ
とができる。
【0067】請求項3の発明によれば、請求項2の連結
部材として、複数のリンク片を回動可能に連結して構成
することにより好適に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るムースディスペンサの
側面から見た断面図。
【図2】同実施例に係るムースディスペンサの正面から
見た断面図。
【図3】図1のムースディスペンサの下部を拡大した断
面図。
【図4】図1のムースディスペンサの上部を拡大した断
面図。
【図5】ムースディスペンサの上部の構成を説明する説
明図。
【図6】同実施例の泡ノズル及びその周辺を示す断面
図。
【符号の説明】
10…ムースディスペンサ 20…ケース 20S…ケース室 21…ケース本体 21a…底開口 21b…底フランジ部 21c…上開口 21d…上側内面 30…アダプタ 30S…アダプタ室 31…筒本体 31a…上部外周ネジ部 31b…下部外周ネジ部 31c…取付ネジ部 32…下部フランジ部 33…下側ナット 34…シャフト支持部 34a…シャフト貫挿孔 38a…下側ナット 38b…上側ナット 40…ノズルフランジ 40S…ノズルフランジ室 41…筒本体 42…フランジ支持部 42a…シャフト貫挿孔 43…フランジ通路形成部材 44…ノズルホルダ部 44a…ノズルホルダ凹所 45…ノズル取付用ネジ 50…底蓋 50a…蓋フランジ部 60…ベローズ下側支持台 60a…第1ベローズ支持部 60b…第2ベローズ支持部 70…エアー供給用ベローズ 70S…エアー室 71…蛇腹部 72…ベローズ下部 72b…下部開口 73…ベローズ上部 73a…上部中央取付突起 73b…上部中央凹所 80…水石鹸供給用ベローズ 80S…水石鹸室 81…蛇腹部 82…ベローズ下部 82a…下側取付部 82b…下部開口 83…ベローズ上部 83a…上部取付中央突起 90…圧縮機構 90a…操作部材 92…ベローズ上支持部材 92a…環状突起 92b…中央取付凹所 92d…シャフト嵌合孔 93…シャフト 93a…リンク回動部 93b…リンク片 93d…シャフト取付ネジ 96…キャップ 97…キャップ本体 97b…水石鹸補給通路 98…キャップカバー 98a…上面部 99…飾ベローズ 99a…蛇腹部 110…外気導入通路 110b…外気導入口 111…外気導入用チェック弁 120…エアー流出通路 120a…エアー流出通路 120b…エアー通路配管 120c…エアー流出通路 120d…エアー流出通路 121…エアー流出用チェック弁 130…水石鹸導入通路 130a…水石鹸導入通路 131…水石鹸導入用チェック弁 140…水石鹸流出通路 140a…水石鹸流出通路 140b…水石鹸通路配管 140c…水石鹸流出通路 140d…水石鹸流出通路 141…水石鹸流出用チェック弁 150…泡ノズル 150N…ノズル口 150a…ノズル通路 152…泡ノズル取付ネジ 153a…ノズル混合室 153b…第1導入通路部 153c…第1拡張室 153d…接続通路部 153e…第2拡張室 153f…第1メッシュ 153g…第2メッシュ B…洗面台 Ba…洗面台取付穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 芳夫 東京都港区芝大門1丁目12番15号 イーグ ル工業株式会社内 (72)発明者 高田 寛 東京都港区芝大門1丁目12番15号 イーグ ル工業株式会社内 (72)発明者 吉田 穣 東京都港区芝大門1丁目12番15号 イーグ ル工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に収容された水石鹸をエアーで
    泡立てて吐出するムースディスペンサにおいて、 上記ケース内に収納され、外気を取り込むエアー圧送室
    を有し該エアー圧送室内のエアーを圧送するエアー供給
    手段と、 上記ケース内に収納され、該ケース内の水石鹸を吸入す
    る水石鹸室を有し該水石鹸室内の水石鹸を圧送する水石
    鹸供給手段と、 上記ケースの外部からの操作力により上記エアー供給手
    段及び水石鹸供給手段を圧縮してエアー及び水石鹸を圧
    送する圧縮手段と、 上記水石鹸供給手段から圧送される水石鹸をエアー供給
    手段から圧送されるエアーで泡立てて泡状石鹸を吐出す
    る泡ノズルと、 水周り器具またはそれに近接して設置された取付板と、 上記取付板に上記ケースを固定する固定具と、 を備え、 上記圧縮手段は、上記エアー供給手段及び水石鹸供給手
    段を圧縮してエアー及び水石鹸を供給させる連結部材
    と、該連結部材の端部に固定され上記操作部材を押圧移
    動させる操作面を有する操作部と、該操作部に装着され
    かつ該操作部の操作方向と同同方向へ圧縮可能な蛇腹部
    を有する飾ベローズと、 を備えたことを特徴とするムースディスペンサ。
  2. 【請求項2】 ケース内に収容された水石鹸をエアーで
    泡立てて吐出するムースディスペンサにおいて、 上記ケース内に収納され、外気を取り込むエアー圧送室
    を有し該エアー圧送室内のエアーを圧送するエアー供給
    手段と、 上記ケース内に収納され、該ケース内の水石鹸を吸入す
    る水石鹸室を有し該水石鹸室内の水石鹸を圧送する水石
    鹸供給手段と、 上記ケースの外部からの操作力により上記エアー供給手
    段及び水石鹸供給手段を圧縮してエアー及び水石鹸を圧
    送する圧縮手段と、 上記水石鹸供給手段から圧送される水石鹸をエアー供給
    手段から圧送されるエアーで泡立てて泡状石鹸を吐出す
    る泡ノズルと、 水周り器具またはそれに近接して設置された取付板と、 上記取付板に上記ケースを固定する固定具と、 を備え、 上記圧縮手段は、 上記ケースに装着され、水平面から所定角度傾斜した操
    作面を有する操作部と、 該操作部に一端部で連結されると共に該一端部から折曲
    または湾曲した経路で垂直方向へ配設され、他端で上記
    エアー供給手段及び水石鹸供給手段に連結され、該操作
    部の押圧操作により該エアー供給手段及び水石鹸供給手
    段を圧縮してエアー及び水石鹸を圧送する連結部材と、 を備えたことを特徴とするムースディスペンサ。
  3. 【請求項3】 連結部材は、複数のリンク片を回動可能
    に連結して構成されている請求項2に記載のムースディ
    スペンサ。
JP6104602A 1994-04-19 1994-04-19 ムースディスペンサ Pending JPH07291374A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114504259A (zh) * 2020-11-16 2022-05-17 广东一芙化妆品有限公司 防回流泡沫吐出容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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