JPH07291354A - 梱包装置 - Google Patents
梱包装置Info
- Publication number
- JPH07291354A JPH07291354A JP6082055A JP8205594A JPH07291354A JP H07291354 A JPH07291354 A JP H07291354A JP 6082055 A JP6082055 A JP 6082055A JP 8205594 A JP8205594 A JP 8205594A JP H07291354 A JPH07291354 A JP H07291354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- top plate
- bottom plate
- packing device
- cushioning material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Buffer Packaging (AREA)
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 支柱が天板等を突き破るのを防止し、保護板
が同天板等に膨らみを発生させるのを防止し、コスト的
に有利な梱包装置を提供する。 【構成】 緩衝材２を配設した底板１に製品５を載置
し、緩衝材７を配設し同製品５の上面に設ける天板６
と、この天板６と前記底板１間の四隅に立設する支柱８
と、同天板６と前記底板間の前後に立設する保護板９と
からなる梱包装置において、前記保護板９の四隅に前記
支柱８の上下端を直接受ける受部10を三角形状で一体的
に形成する。
が同天板等に膨らみを発生させるのを防止し、コスト的
に有利な梱包装置を提供する。 【構成】 緩衝材２を配設した底板１に製品５を載置
し、緩衝材７を配設し同製品５の上面に設ける天板６
と、この天板６と前記底板１間の四隅に立設する支柱８
と、同天板６と前記底板間の前後に立設する保護板９と
からなる梱包装置において、前記保護板９の四隅に前記
支柱８の上下端を直接受ける受部10を三角形状で一体的
に形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は梱包装置に係わり、より
詳細には底板と天板間に支柱と保護板を設けてなる梱包
装置に関する。
詳細には底板と天板間に支柱と保護板を設けてなる梱包
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機の室外機等の梱包装置は、例
えば図３，図４に示すように、前記室外機15をダンボー
ル製で箱状に形成された底板11に配設した発泡スチロー
ル製の緩衝材12上に載置し、同底板11と同緩衝材12を配
設し同室外機15の上面に設ける天板16間の四隅に強化ダ
ンボール製の支柱18を立設し、同底板11と同天板16間の
前後にダンボール製の保護板19を立設し、同底板11と天
板16とをバンド掛け（図示せず）して梱包している。し
かしながら、前記のような梱包装置においては、前記ダ
ンボール製の底板11及び天板16の四隅で前記強化ダンボ
ール製の支柱18の上下両端を受ける構成であるため、例
えば流通過程等の荷扱い時にパレットの板が前記天板14
等の略中央を加圧し荷重が集中してしまう場合があっ
た。このような場合、前記支柱18が変形することなく、
この支柱18の上下両端を直接受けていた前記底板11及び
天板16の四隅を突き破ってしまうという問題があった。
そのため、前記底板11及び天板16等には強化ダンボール
を使用するなどして対応していたが、この強化ダンボー
ルは材料単価が高価であり、箱状に形成するための加工
費も高価となるためコスト的に不利であった。また、経
時変化等により前記天板16等の略中央が潰れるのに対
し、前記保護板19の梱包高さがほぼ変化しないことか
ら、この保護板19が当接する前記天板16に膨らみを発生
させるという問題があった。
えば図３，図４に示すように、前記室外機15をダンボー
ル製で箱状に形成された底板11に配設した発泡スチロー
ル製の緩衝材12上に載置し、同底板11と同緩衝材12を配
設し同室外機15の上面に設ける天板16間の四隅に強化ダ
ンボール製の支柱18を立設し、同底板11と同天板16間の
前後にダンボール製の保護板19を立設し、同底板11と天
板16とをバンド掛け（図示せず）して梱包している。し
かしながら、前記のような梱包装置においては、前記ダ
ンボール製の底板11及び天板16の四隅で前記強化ダンボ
ール製の支柱18の上下両端を受ける構成であるため、例
えば流通過程等の荷扱い時にパレットの板が前記天板14
等の略中央を加圧し荷重が集中してしまう場合があっ
た。このような場合、前記支柱18が変形することなく、
この支柱18の上下両端を直接受けていた前記底板11及び
天板16の四隅を突き破ってしまうという問題があった。
そのため、前記底板11及び天板16等には強化ダンボール
を使用するなどして対応していたが、この強化ダンボー
ルは材料単価が高価であり、箱状に形成するための加工
費も高価となるためコスト的に不利であった。また、経
時変化等により前記天板16等の略中央が潰れるのに対
し、前記保護板19の梱包高さがほぼ変化しないことか
ら、この保護板19が当接する前記天板16に膨らみを発生
させるという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点に鑑みなされたもので、支柱が底板，天板を突き破
ることがなく、また同天板に膨らみを発生させることが
なく、更にコスト的にも有利な梱包装置を提供するもの
である。
題点に鑑みなされたもので、支柱が底板，天板を突き破
ることがなく、また同天板に膨らみを発生させることが
なく、更にコスト的にも有利な梱包装置を提供するもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、緩衝材を配設した底板上に製品を載置し、同
製品上に緩衝材を配設した天板を被せ、この天板と前記
底板間の四隅に支柱を設け、同天板と前記底板間の前後
に保護板を設けてなる梱包装置において、前記保護板に
前記支柱の上下端を受ける受部を一体的に形成したこと
を特徴とする。また、前記支柱の断面形状を、略Ｌ字状
としたことを特徴とする。また、前記受部を、ほぼ三角
形状に形成したことを特徴とする。更に、前記受部と前
記保護板の上下両端との間に、段差を設けたことを特徴
とする。
するため、緩衝材を配設した底板上に製品を載置し、同
製品上に緩衝材を配設した天板を被せ、この天板と前記
底板間の四隅に支柱を設け、同天板と前記底板間の前後
に保護板を設けてなる梱包装置において、前記保護板に
前記支柱の上下端を受ける受部を一体的に形成したこと
を特徴とする。また、前記支柱の断面形状を、略Ｌ字状
としたことを特徴とする。また、前記受部を、ほぼ三角
形状に形成したことを特徴とする。更に、前記受部と前
記保護板の上下両端との間に、段差を設けたことを特徴
とする。
【０００５】
【作用】以上のように構成したので、本発明における梱
包装置においては、底板や天板及び保護板等に強化ダン
ボールを使用することなしに、この底板や天板を支柱が
突き破ることのない、また同天板に膨らみを発生させる
ことのない梱包装置となる。
包装置においては、底板や天板及び保護板等に強化ダン
ボールを使用することなしに、この底板や天板を支柱が
突き破ることのない、また同天板に膨らみを発生させる
ことのない梱包装置となる。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による一実施例
を詳細に説明する。図１は梱包装置の分解斜視図、図２
は梱包装置の断面図である。図１，図２において、１は
ダンボール製で箱状に形成された底板，２はこの底板１
に配設された発泡スチロール製の緩衝材で、四隅に後述
する支柱及び受部が嵌合する切欠部３と、後述する製品
の脚部が嵌合する切欠溝４とを形成している。５は比較
的質量の大きい製品で、例えば空気調和機の室外機であ
り、前記切欠溝４に嵌合する脚部5aを設けている。６は
緩衝材７を配設し同室外機５の上面を覆う天板である。
８は強化ダンボール製で略Ｌ字状に形成され、前記天板
６と前記底板１間に立設し、前記切欠部３に嵌合する支
柱である。９はダンボール製の保護板で、四隅にほぼ三
角形状の受部10を一体的に形成して内側に折り曲げ、前
記切欠部３に嵌合させ、この受部10で前記支柱８の上下
両端を直接受ける構成となっている。11は前記受部10と
前記保護板９の上下両端とに設けた段差である。以上の
構成で、前記室内機５をダンボール製の箱状に形成され
た底板１に配設した発泡スチロール製の緩衝材３上に載
置して前記脚部5aを前記切欠溝４に嵌合し、同底板１と
同緩衝材３を配設し同室外機５の上面に設ける天板６間
の四隅に強化ダンボールからなる支柱８を立設し、同底
板１と同天板６間の前記室内機５の前後にダンボール製
の保護板９を立設して前記受部10を前記切欠部３に嵌合
し、同受部10で前記支柱８の上下両端を受け、同底板１
と天板６とをバンド掛け（図示せず）して梱包する。
を詳細に説明する。図１は梱包装置の分解斜視図、図２
は梱包装置の断面図である。図１，図２において、１は
ダンボール製で箱状に形成された底板，２はこの底板１
に配設された発泡スチロール製の緩衝材で、四隅に後述
する支柱及び受部が嵌合する切欠部３と、後述する製品
の脚部が嵌合する切欠溝４とを形成している。５は比較
的質量の大きい製品で、例えば空気調和機の室外機であ
り、前記切欠溝４に嵌合する脚部5aを設けている。６は
緩衝材７を配設し同室外機５の上面を覆う天板である。
８は強化ダンボール製で略Ｌ字状に形成され、前記天板
６と前記底板１間に立設し、前記切欠部３に嵌合する支
柱である。９はダンボール製の保護板で、四隅にほぼ三
角形状の受部10を一体的に形成して内側に折り曲げ、前
記切欠部３に嵌合させ、この受部10で前記支柱８の上下
両端を直接受ける構成となっている。11は前記受部10と
前記保護板９の上下両端とに設けた段差である。以上の
構成で、前記室内機５をダンボール製の箱状に形成され
た底板１に配設した発泡スチロール製の緩衝材３上に載
置して前記脚部5aを前記切欠溝４に嵌合し、同底板１と
同緩衝材３を配設し同室外機５の上面に設ける天板６間
の四隅に強化ダンボールからなる支柱８を立設し、同底
板１と同天板６間の前記室内機５の前後にダンボール製
の保護板９を立設して前記受部10を前記切欠部３に嵌合
し、同受部10で前記支柱８の上下両端を受け、同底板１
と天板６とをバンド掛け（図示せず）して梱包する。
【０００７】これにより、前記支柱６の上下両端を前記
受部10と前記底板１及び天板６との二重構造で受ける構
成となり、例えば流通過程等の荷扱い時にパレットの板
が前記天板６の略中央を加圧し荷重が集中した場合であ
っても、同支柱８がこの天板６を突き破ることがなくな
る。また、前記支柱８の断面形状を略Ｌ字状とし、前記
受部10を三角形状としたことで、前記室内機５の各コー
ナとこの支柱８とがほぼ接触しない構成となって、例え
ば円柱状や角柱状の支柱を用いるのに比して前記底板１
及び天板６とを小型化できる構成となる。更に、前記受
部10と前記保護板９の上下両側とに段差11を設けたこと
で、経時変化等により前記天板６等の略中央が潰れるの
に対し、前記保護板９の梱包高さが変化しなくても、こ
の保護板９が当接する前記天板６に膨らみが発生すると
いうことがなくなる。
受部10と前記底板１及び天板６との二重構造で受ける構
成となり、例えば流通過程等の荷扱い時にパレットの板
が前記天板６の略中央を加圧し荷重が集中した場合であ
っても、同支柱８がこの天板６を突き破ることがなくな
る。また、前記支柱８の断面形状を略Ｌ字状とし、前記
受部10を三角形状としたことで、前記室内機５の各コー
ナとこの支柱８とがほぼ接触しない構成となって、例え
ば円柱状や角柱状の支柱を用いるのに比して前記底板１
及び天板６とを小型化できる構成となる。更に、前記受
部10と前記保護板９の上下両側とに段差11を設けたこと
で、経時変化等により前記天板６等の略中央が潰れるの
に対し、前記保護板９の梱包高さが変化しなくても、こ
の保護板９が当接する前記天板６に膨らみが発生すると
いうことがなくなる。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による梱包
装置の構造であるならば、支柱が底板及び天板を突き破
ることを防止し、保護板が同天板等に膨らみを発生させ
るという問題を防止し、補強のため強化ダンボールから
なる同底板及び天板等を使用するのに比してコストを低
減することができる。
装置の構造であるならば、支柱が底板及び天板を突き破
ることを防止し、保護板が同天板等に膨らみを発生させ
るという問題を防止し、補強のため強化ダンボールから
なる同底板及び天板等を使用するのに比してコストを低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による梱包装置の分解斜視図である。
【図２】本発明による梱包装置の断面図である。
【図３】従来例による梱包装置の分解斜視図である。
【図４】従来例による梱包装置の断面図である。
１ 底板 ２ 緩衝材 ３ 切欠部 ４ 切欠溝 ５ 空気調和機の室外機（製品） 5a 脚部 ６ 天板 ７ 緩衝材 ８ 支柱 ９ 保護板 10 受部 11 段差
Claims (4)
- 【請求項１】 緩衝材を配設した底板上に製品を載置
し、同製品上に緩衝材を配設した天板を被せ、この天板
と前記底板間の四隅に支柱を設け、同天板と前記底板間
の前後に保護板を設けてなる梱包装置において、前記保
護板に前記支柱の上下端を受ける受部を一体的に形成し
たことを特徴とする梱包装置。 - 【請求項２】 前記支柱の断面形状を、略Ｌ字状とした
ことを特徴とする請求項１記載の梱包装置。 - 【請求項３】 前記受部を、ほぼ三角形状に形成したこ
とを特徴とする請求項１記載の梱包装置。 - 【請求項４】 前記受部と前記保護板の上下両端との間
に、段差を設けたことを特徴とする請求項１記載の梱包
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6082055A JPH07291354A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6082055A JPH07291354A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 梱包装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07291354A true JPH07291354A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13763837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6082055A Pending JPH07291354A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 梱包装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07291354A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006168763A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Rinnai Corp | 包装材 |
| CN109305475A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-05 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调器室外机包装件及包装结构 |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP6082055A patent/JPH07291354A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006168763A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Rinnai Corp | 包装材 |
| CN109305475A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-05 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调器室外机包装件及包装结构 |
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