JPH0729118B2 - 製油所の廃棄物の油回収方法及び装置 - Google Patents

製油所の廃棄物の油回収方法及び装置

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JPH0729118B2
JPH0729118B2 JP1303429A JP30342989A JPH0729118B2 JP H0729118 B2 JPH0729118 B2 JP H0729118B2 JP 1303429 A JP1303429 A JP 1303429A JP 30342989 A JP30342989 A JP 30342989A JP H0729118 B2 JPH0729118 B2 JP H0729118B2
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coke
oil
waste
coker
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リノ・エル・ゴディノ
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B55/00Coking mineral oils, bitumen, tar, and the like or mixtures thereof with solid carbonaceous material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G9/00Thermal non-catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
    • C10G9/005Coking (in order to produce liquid products mainly)

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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、廃棄物からの油の回収に関し、より詳しく
は、製油所の油性廃棄物からの油の回収に関する。
〈従来の技術〉 重質炭化水素部と不活性固形物とを有する油性の廃棄物
は、製油所中の種々の源、例えば処理用ため池、含油水
系、タンク清掃、その他から導出された水性流において
運ばれる。この材料からの油の回収は、水性流中の水分
のため特に困難となる。
水性の産業廃棄物、下水、塩水ないしはかん水その他の
水性物質を、一部これらの水性材料から水分を蒸発させ
ることによって清浄にして処分するためのいろいろの方
法が知られている。チャールズ・グリーンフィールド等
の米国特許第4007094号によって例示されている上記方
法のうちの1つの方法によれば、水性廃棄物は、流動化
油と混合され、混合物中の水分は、多重効用蒸発装置に
おいて蒸発され、流動化油は回収されて再循環され、固
体の廃棄物は遠心分離器によって回収される。遠心分離
によって得た固形の廃棄物は、なおも少量の油を含有し
ている。固形物からのこの残留油の回収が必要な場合、
固形の廃棄物を収容している室に水蒸気を導いて固形の
廃棄物中に残留する油を除去する脱油機が必要とされ
る。この種の脱油機は、圧縮脱油機として、チャールズ
・グリーンフィールド等の米国特許第4289578号に開示
されている。この流動化油多重効用蒸発工程は、有効で
はあるが、なお処分することの必要な乾燥した固形廃棄
物を生じさせる。また、この方法には装置上の大きな投
資を必要とするため、コストが高くなる。
多くの製油所は、遅延コークス化工程によってコークス
を生成するための既設の設備を備えている。本出願の被
譲渡人に譲渡された同時係属中の米国特許第185617号
(出願日、1980年4月25日)には、遅延コースク化工程
への給送によって、多重の水分と固形物とを含有する製
油所のスラッジを処分することが提案されている。この
米国特許願に開示された工程によれば、湿性スラッジ
は、水分を除くために、遅延コークス化工程のブローダ
ウンドラムに給送される。
〈発明の概要〉 本発明によれば、流動化油を付加することを含む多重効
用蒸発工程が、製油所の水性油状廃棄物を処理するため
に用いられる。更に、この蒸発工程は遅延コークス化工
程と組合される。その結果、製油所の廃棄物は、以前流
動化油多重効用蒸発工程に関連していた、流動化油を除
去するための全ての装置が不要となると共に、この工程
によって生成される本来の油及び乾燥廃棄物を処理する
必要も除かれるため、流動化油多重効用蒸発工程の利点
も享受する。
本発明によれば、製油所の廃棄物の水性流は、多重効用
蒸発工程において、水性の産業廃棄物、下水、塩水ない
しはかん水等を処理する従来の方法と同じように流動化
油と混合され、水分は蒸発される。しかし、流動化油と
固形廃棄物との脱水混合物を流動化油多重効用蒸発工程
において、付加的装置に給送する必要はなくなる。即
ち、流動化油と本来の油とを回収するための遠心分離器
や脱油機を設ける必要はない。その代わりに、流動化油
多重効用蒸発工程の蒸発器区画から生じる油性廃棄物と
流動化油との脱水混合物は、遅延コークス化工程に仕込
まれる。この混合物は、コーカー炉の入口、1個もしく
は複数のコークスドラムの入口、又は1個もしくは複数
のコークスドラムの頂部において、遅延コークス化工程
に投入することができる。遅延コークス化工程におい
て、油性スラッジの重質炭化水素部は、コークス化反応
を受けて軽質材料とコースクに変えられ、廃棄物中の不
活性の固形物は、コースク中に捕捉されてその灰分に寄
与し、比較的軽質の流動化油は蒸発し、蒸発工程に再循
環される前に回収のためにコーカー分留器に向って上方
に流れる。本発明の方法及び装置によれば、処理を必要
とする乾燥廃棄物又は本来の油は生成しない。また、遅
延コークス化工程には、低温の過剰な廃熱を有し、この
廃熱は、工程中の蒸発区画において蒸発熱を供与するた
めに利用される。多くの応用例において、処理されるべ
き流動化油と油状廃棄物との混合物の量は、全遅延コー
カー給送流のわずかな部分であるため、コーカーの作用
及びコーカー生成物の品質にはほとんど影響しない。
〈実施例〉 図面からわかるように、比較的希薄な油状の製油所廃棄
物の水性流は、入口管12を経て、本発明による廃棄物脱
水−遅延コークス化装置10に給送される。廃棄物はスク
リーン14を経て給送され、次に破砕機15を経て、流動化
槽16に給送され、ここで配管18を経て流動化油が供給さ
れ、廃棄物と混合される。生成した水性の油状廃棄物と
流動化油との混合物は、ポンプ20によって流動化槽16か
ら給送され、ポンプ20は配管22を経て多重効果蒸発器区
画24に混合部を給送する。
該蒸発器区画24は、各々が蒸発槽と、熱交換器と、ポン
プと、ポンプに附属する弁及び配管とを備えた複数の段
階を備えている。図示した例では、蒸発器区画24は、蒸
発槽1,2,3,4を含む第1,第2,第3及び第4の段階を備え
ている。配管22は、後述する絞り弁、ポンプ及び熱交換
器を経て第1段階の蒸発槽1に、流動化油及び油状廃棄
物の攪拌された混合物を指向ける。蒸発槽1において
は、水は、大気圧以下の圧力[典型的には、約5.1〜25.
4cm・Hg(2〜10インチ・Hg)]において混合物から沸
騰によって除かれる。この低圧のため、混合物中の水の
沸点、即ち、水を蒸発させるのに必要な熱の量が減少す
る。第1段においての混合物の典型的な処理温度は、約
26.67℃(80°F)ないし、約54.44℃(130°F)であ
る。流入する水性油状廃棄物と流動化油との混合物の部
分脱水の結果として生成した水蒸気は、流動化油の蒸気
と共に、蒸発槽1から配管28を経て、凝縮/真空装置30
によって除かれる。凝縮/真空装置30は、配管32,34を
経て、水/油分離器及び/又はコアレッサー36に蒸気を
給送する。水/油分離器36は、本質的には槽とすること
ができる。この槽では流動化油は水と混合しないので水
から分離する機会を有する。水は、水/油分離器36の或
る1つのレベルから引出されて排出され、流動化油を、
それと異なったレベルから引出される。この流動化油
を、流動化槽16に再循環させることができる。
蒸発器区画24の各段階の圧力は、臨界的ではないが、段
階ごとに増大し、最終段階においての圧力は大気圧に近
くなるか、又はそれより高くなる。圧力及び温度は、所
望の蒸発速度を与えるように制御される。後続の段階に
おいての処理温度は、一例としては、第2段階について
は、例えば約54.44℃(130°F)から76.67℃(約170°
F)、第3段階については約65.56℃(150°F)から9
3.33℃(約200°F)、第4段階については約87.78℃
(190°F)から110.00℃(約230°F)とすることがで
きる。図示した例では、4段階が設けられているが、こ
れ以下又はこれ以上の段階数を備えるようにしてもよ
い。
廃棄物と流動化油との混合物は、ポンプ38a,38b,38cに
よって、蒸発器区画24の後続する段階まで押し上げられ
る。混合物は、混合物給送配管22,42,44中で、それぞれ
ポンプ38a,38b,38cのすぐ上流側に取付けられた絞り弁4
0a,40b,40cによって、蒸発槽1〜3の油だめ内で一定の
レベルに保たける。絞り弁40a,40b,40cは、蒸発槽1〜
3の油だめ中にそれぞれ取付けられたレベルセンサーに
よって制御される。或る槽、例えば槽2の油だめ中の混
合物のレベルが降下すると、レベルセンサーは上流側の
絞り弁、即ち絞り弁40bをより多く開弁させ、槽2の油
だめへの混合物の流量を増大させる。油だめ中の混合物
のレベルが所定のレベルを超えて上昇し始めると、絞り
弁40bはより多く閉弁されるので、槽2の油だめへの流
量は減少する。絞り弁40bによって、配管42からの混合
物の一部は偏向して配管46aを通り、熱交換器48aにおい
て加熱された後、第1段階の蒸発槽1に入り、そこで水
と流動化油との一部が蒸発する。熱交換器48aにおい
て、この水性廃棄物と流動化油との混合物は水蒸気及び
流動化油蒸気によって加熱される。これらの水蒸気及び
流動化油蒸気は、配管50bを通って第2段階の槽2を離
れた後に、熱交換器48を通過する。水蒸気と流動化油蒸
気とは、その熱を放出した後、油状の凝縮液となって、
配管34及び水/油分離器36に至る配管52bを経て、熱交
換器48aを離去する。
同様の熱交換器48b,48c,48d及び配管46b,46c,46dは、そ
れぞれ第2〜4段階に関連しており、第3段階及び第4
段階の槽3,4から配管50c,50dを経て流れる水蒸気及び流
動化油蒸気は、熱交換器48b,48cにそれぞれ流入する廃
棄物と流動化油との混合物に蒸発のための熱を供給す
る。このように、廃棄物と流動化油との混合物は、蒸発
器区画24を通って或る1つの方向に流れ、混合物からの
水の蒸発のための熱を与える高温の流体は、向流式に、
反対方向に蒸発器区画24を通って流れる。油状の凝縮液
は、配管34に至る配管52c,52dを経て、熱交換器48b,48c
を離れる。各段の後に、廃棄物と流動化油との混合物中
の残存する水の量は減少するが、流動化油の量が増加す
るので廃棄物が装置を焼きつけたり、詰まらせたりする
のを防止する。蒸発槽1〜3の油だめ中の廃棄物と流動
化油との混合物から、追加の流動化油が得られる。この
混合物は、配管54a〜54cを経て油だめから取出され、次
段階へと給送される混合物に添加される。廃棄物と流動
化油との混合物中の水の量は、蒸発槽4において水がほ
とんど残留しなくなるまで、各々の蒸発槽1〜4の油だ
めにおいて、漸進的に減少し、この蒸発槽4における廃
棄物と流動化油との脱水された混合物は、ポンプ56によ
って配管54aを経て引出され、配管58を経て、遅延コー
クス化区画60に給送される。廃棄物の種類によっては、
希釈した油状廃棄物の給送物と高温の再循環流動化油と
を良好に懸濁できるよう、廃棄物と流動化油との脱水混
合物の一部を流動化槽に配管61を経て再循環させること
が時には必要となる。この再循環流の使用は、「アッド
バック」と呼ばれ、チャールズ・グリーンフィールド等
の米国特許第4276115号の固形濃縮廃棄物を脱水させる
方法に開示されている。
遅延コークス化区画60は、製油所からの通常のコーカー
の給送流を、配管62を経てコーカー分留器64に受ける。
コーカーの給送流の一部は分留器64において蒸発する
が、重質の残油部分は、配管66を経て分留器64の底部か
ら他の重質炭化水素と共に引出され、ポンプ68によって
配管69を経て、コーカー炉70に給送される。重質炭化水
素はここで、コークスドラム72においてコークスを形成
するに足りる温度、典型的には482.22℃(900°F)か
ら537.78℃(1000°F)の温度に加熱される。加熱され
たこの原料は配管74を経てコークスドラム72に送られ
る。図には只1つのコークスドラム72が図示されている
が、2個のコークスドラムを使用することは知られてお
り、第3のコークスドラムの使用が提案されている。遅
延コークス化工程において使用可能なドラムであればコ
ークスドラムをいくつでも本発明による回収工程に関連
して使用してよい。コークスドラム72においては、重質
の残油中に残留する軽質の炭化水素材料は、蒸発し、コ
ークスドラム72から上方に、配管76によって取出され、
コーカー分留器64に給送される。残留するより重質の部
分はコークスを形成する。
コーカー分留器64では種々の生成物流が取出される。そ
れらは配管78を通る軽質のコーカーガス油流及び配管80
を通る重質のコーカーガス油流を含む。軽質のコーカー
ガス油流は、典型的には176.67℃(350°F)ないし23
2.22℃(約450°F)の範囲の初留温度を、また重質の
コーカーガス油流は、典型的には343.33℃(650°F)
ないし371.11℃(700°F)の範囲の初留温度をそれぞ
れ有している。本発明による回収方法によれば、配管80
中の重質のコーカーガス油流の一部は、重質油冷却器83
に配管82を経て分流され、流動化槽16に給送される。流
動化槽16は回収装置の蒸発器区画24のための流動化油を
有する。そうでなければその熱が無駄となったであろう
過剰な熱のポンプアラウンド流と呼ぶことのできる別の
高温の材料流は、コーカー分留器64から引出され、ポン
プ84によって配管86を経て熱交換器48dに給送され、こ
の熱交換器において、蒸発器区画24中で、廃棄物と流動
化油との混合物から水を蒸発させるための初期加熱を供
給する。冷却されたポンプアラウンド流は、配管88を経
てコーカー分留器64に返流される。
廃棄物と流動化油との脱水混合物を遅延コークス化区画
60に差向ける配管58は、遅延コークス化区画60中の異っ
た個所に至る3本の弁付き分岐配管90,92,94に連結され
ている。分岐配管90は、油状廃棄物と流動化油との混合
物をコークドラム72の頂部に差向ける。分岐配管92は、
コーカー炉70の上流側において通常のコーカー給送流を
収容している配管69に混合物を差向けるので、混合物
は、通常のコーカー給送流と共に加熱される。分岐配管
94は、コーカー炉70の下流側において、又コークドラム
72のすぐ上流側において通常のコークス化給送流を収容
している配管74に混合物を差向ける。制御弁96,98,100
は、分岐配管90,92,94のどれか1つ又はその組合せを経
る油状廃棄物と流動化油との混合物の流れを制御する。
油状廃棄物の重質炭化水素部は、コークスドラム72にお
いて、コースク化反応を受けて、コークスと軽質材料と
に変化し、軽質材料は、コークスドラムから上方に取出
される。油状廃棄物中の不活性の固形物は、コークス中
に捕捉され、その灰分に寄与する。比較的軽質の流動化
油は、気化し、他の軽質材料と共に上方に流れ配管76を
経て、コークス化分留器64に至る。
本発明をその特定の実施例について以上に説明したが、
本発明は前述した実施例以外にもいろいろと変形して実
施できるので、前述した特定の構成は、単なる例に過ぎ
ず、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
図は本発明による一体型廃棄物脱水−遅延コークス化装
置を示す概略配列図である。 24……蒸発器区画、60……遅延コークス化区画、64……
コーカー分留器、72……コークスドラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−99398(JP,A) 米国特許4666585(US,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多量の水分と重質炭化水素部と不活性固形
    分とを有する油状廃棄物から油を回収する方法であっ
    て、 流動化油と前記廃棄物とを混合して混合物を形成し、 該混合物から水分を蒸発させて該混合物を脱水し、 脱水された該混合物を、通常のコークス原料を含有する
    コークスドラム内に差向けることと、脱水された該混合
    物を該コークスドラム中において、コークス化条件に付
    すこととを含む遅延コークス化工程に、脱水された該混
    合物を供給する各工程を含み、 それによって前記重質炭化水素部を、コークスと軽質炭
    化水素物質とに変え、前記不活性固形物をコークス中に
    捕捉し、前記流動化油は気化することを特徴とする回収
    方法。
  2. 【請求項2】多量の水分と重質炭化水素部と不活性固形
    分とを有する油状廃棄物を処理する処理装置であって、 該廃棄物を流動化油と混合し混合物を形成する混合手段
    と、 該混合物から水分を蒸発させて、廃棄物と流動化油との
    脱水された混合物を残留させる蒸発手段と、 底部に入口を備えたコークスドラムと、入口を備えたコ
    ーカー加熱器と、コーカー分留器と、前記コーカー加熱
    器を経て前記コークスドラムに通常のコーカー原料を供
    給する供給手段と、前記コークスドラムから前記コーカ
    ー分留器に軽質物質を送給する送給手段とを有する、遅
    延コークス化法によってコークスを生成させるコークス
    生成手段と、 前記廃棄物と流動化油との脱水された混合物を、前記蒸
    発手段から前記コークス生成手段に給送する給送手段と を有することにより、脱水された混合物の重質炭化水素
    部がコークスと軽質炭化水素物質とに変えられ、不活性
    固形物がコークス中に捕捉され、流動化油は気化するよ
    うにすることを特徴とする処理装置。
JP1303429A 1988-11-23 1989-11-24 製油所の廃棄物の油回収方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0729118B2 (ja)

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US275259 1988-11-23

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JPH02245299A JPH02245299A (ja) 1990-10-01
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JP (1) JPH0729118B2 (ja)
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