JPH07290902A - 樹脂ホイール及びその製造方法 - Google Patents
樹脂ホイール及びその製造方法Info
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0005—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor using fibre reinforcements
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Abstract
補強繊維を配向させ、引張強度、曲げ強度を必要な方向
に強化することのできる樹脂ホイール及びその簡便な製
造方法を提供する。 【構成】 繊維補強合成樹脂を用いて射出成形又は射出
圧縮成形した樹脂ホイール10の表面に、成形時の樹脂
の流動方向に沿った凹部12を形成する。合成樹脂とし
ては、好ましくは熱可塑性樹脂にガラス、カーボン等の
補強繊維を5〜70体積%混合したものを用いて、好ま
しくは抽出圧500〜1500kg/cm 2 で成形を行
う。
Description
製造方法に関し、詳しくは、引張強度、曲げ強度を所望
の方向に強化しうる樹脂ホイール及びその製造方法に関
する。
ールは、一般にスチール又はアルミニウム、マグネシウ
ム等を母材とする軽合金で製造されている。
形により製造されているが、成形寸法のバラツキが多
く、また、重量が重いため、自動車部品の軽量化の面で
好ましくない。一方、軽合金製ホイールは成形寸法も安
定しており、重量の点でもスチール製ホイールの1/3
と軽量化がなされているが、材料コストが非常に高く、
スチール製の3〜5倍であるという欠点があった。
品の軽量化が重要視され、特に、ホイールの如きバネ下
部材は燃費の改善、機動性向上の観点から、より一層の
向上が望まれていた。
寸法の安定性が良好で、且つ、低コストなホイールとし
て樹脂製ホイールが提案されており、熱硬化性樹脂や、
熱可塑性樹脂に強化繊維(補強繊維)を混合した繊維補
強樹脂を主材料として成形され、例えば、熱硬化性樹脂
を圧縮成形したものや、熱可塑性樹脂を射出成形したも
の等が検討されている。
性樹脂を圧縮成形したホイールは、強度や寸法安定性は
良好であるが、生産性が悪く、また、圧縮成形によるた
め複雑な形状を有するものを製造することは困難であっ
た。また、成形時には樹脂の流動がなく、繊維の配向が
ランダムであった。一方、熱可塑性樹脂を射出成形した
ものは、生産性が高く、複雑な形状に対応できるもの
の、強度は熱硬化性樹脂に比較して1/3〜1/5と低
く、樹脂中に含まれる補強繊維の大部分が樹脂の流動方
向に係わらずランダムに配向するため、必要とする方向
に強度を向上させることが困難であった。
所望の方向に引張強度、曲げ強度を向上させることので
きる樹脂ホイール及びその簡便な製造方法が望まれてい
た。
合成樹脂を用いて射出成形又は射出圧縮成形した樹脂ホ
イールの少なくとも1面に、成形時の樹脂の流動方向に
沿った凹部及び/又は凸部を形成することにより上記問
題点を解決する樹脂ホイールが得られることを見出し、
本発明を完成した。
形又は射出圧縮成形した樹脂ホイールの製造方法におい
て、成形用金型の少なくとも1面に樹脂注入時の樹脂の
流動方向に沿った凹部及び/又は凸部を形成し、該成形
用金型に、繊維補強合成樹脂を射出圧500〜1500
kg/cm2 で注入し、注入した繊維補強合成樹脂の冷
却硬化後、成形用金型を除去することによって、軽量で
強度が高い樹脂ホイールを簡便に製造しうることを見出
した。
モデル図の如く流れる。即ち、樹脂の流動先端からわき
出した補強繊維18を含む溶融樹脂は上下に分かれ、わ
き出し樹脂の表面上を金型20壁面に向かって移動して
いく。壁面に近づくにつれ剪断力は大きくなり、繊維1
8は樹脂の流動方向に配向し、金型20に接すると直ち
に冷却され、硬化する。この部分はスキン層14と呼ば
れ、極めて繊維配向の強い領域となる。一方、樹脂の流
れの中央部には剪断力が殆ど働かないため、繊維はラン
ダムのまま硬化する。これをコア層16と呼ぶ。樹脂ホ
イール成形時にも、上記と同じ現象がおこり、繊維配向
の強いスキン層14と、繊維がランダム配向のコア層1
6とが形成される。樹脂ホイールの少なくとも1面に成
形時の樹脂の流動方向に沿った凹部及び/又は凸部を形
成することにより、成形用金型中に射出される樹脂と金
型との接触面積が増加し、該金型の界面において剪断力
が強く、樹脂の硬化が迅速に行われる部分が増すため、
凹部12を形成したもの(図5(a)参照)は、樹脂の
流動方向に補強繊維が配向したスキン層14が凹部を形
成していないもの(図5(b)参照)に比較して厚くな
り、樹脂の流動方向に強度が向上された樹脂ホイールを
得ることができる。
出圧縮成形した樹脂ホイールの製造方法において、成形
用金型の少なくとも1面に樹脂注入時の樹脂の流動方向
に沿った凹部及び/又は凸部を形成することにより、成
形用金型と樹脂との接触面積が増加し、さらに、繊維補
強合成樹脂の射出圧を500〜1500kg/cm2と
することにより、通常の樹脂に比較して流動性の低い繊
維補強合成樹脂を良好に成形用金型中に注入することが
でき、これらにより、簡単に、補強繊維の配向を制御し
て、所望の方向に強度が強化された樹脂ホイールを簡単
なプロセスで製造することができる。
説明する。
1(a)に示す如き1ピースホイールであっても、図1
(b)に示す如き2ピースホイールであってもよい。こ
れらは、ディスク部の中央から繊維補強樹脂を注入する
ことにより成形されたものであり、ディスク部表面の中
央から周囲へ放射状の凹部12が施されている。1ピー
スホイールにおいてはウェルドラインの発生を防止する
ために通常飾り孔を開けない形状のものを用いるため、
中心から周囲へ向かう放射状の凹部12を施すことは装
飾性の観点からも好ましい。2ピースホイールにおいて
は、ディスク部、リム部等の各部分を一体化するため、
1ピースホイールに比較してボルト重量が増加するもの
の、凹部12を施すことによって、凹部12を施さない
ものに比較してホイール重量の軽量化を計ることができ
る。
1ピースホイールの例を示す断面図である。図中、形成
された凹部12が破線で示されるている。また、図2
(b)には、図2(a)のA−A線における端面図が、
図2(c)には、B−B線における端面図がそれぞれ示
されている。図2に示された樹脂ホイールにおいては、
凹部12は、リム部、ディスク部ともにホイールの裏面
側に形成されており、外観に影響しないようになってい
る。図3は、本発明の凹凸が形成された1ピースホイー
ルの別の例を示す断面図であり、破線で示される凹部1
2はリム部ではタイヤと接する側に、ディスク部では外
側に形成されており、これら凹部12の形成位置によ
り、強度の向上のみならず、ディスク部を好ましいデザ
インとすることもできる。
置は、強度の向上の必要に応じて任意に選択することが
できる。例えば、円周方向の強度が向上が必要な場合、
ディスク部に放射状の溝を形成することによって、所望
の強度向上が達成されるが、凹部及び/又は凸部が形成
される面は、ディスク部の表面(外側)であっても、裏
面(内側)であっても、また、全体の強度を損なわない
配置であれば、両面に形成されてもよい。また、必要に
応じて、ディスク部のみ、リム部のみ、その双方に形成
されてもよい。
凸部は先端から後端まで同じ深さで合ってもよいが、図
2及び図3の凹部12の例に示されるように先端と後端
とがなめらかにつながって形成されることが、ウェルド
を防止する観点から好ましい。また、凹部に横方向の応
力集中が起こることを防止するため、凹部横断面におい
て、底部断面は曲線をなすことが好ましい。すなわち、
凹部はその横断面、図6(a)及び縦断面、図6(b)
に示す具体例のように、滑らかな舟形状の溝をなすこと
が成形品の品質上好ましい。
形成されるスキン層14の厚み以上、即ち、通常の条件
で形成されるスキン層14の厚みである約2mm以上で
あり、ホイール肉厚の1/2〜2/3以下であることが
横方向の強度バランスの観点から好ましい。また、ホイ
ール表面における凸部幅は4〜30mm程度が好まし
く、4mm以下であると、繊維の破断が起こる虞があ
り、また、10mm以上であると繊維の配向効果が少な
くなり、いずれも好ましくない。凹部幅は強度低下の観
点からは特に制限はなく、軽量化及び意匠的観点から任
意に選択することができるが、前記凸部幅と同様の観点
から、2〜30mm程度が好ましい。また、凹部厚さ/
凸部厚さの比率は、0.5〜2.0程度であることが好
ましい。
程度であるが、ホイール全体の強度を考慮すれば、凹凸
を形成する部分はホイール肉厚が5mm以上あることが
好ましい。
樹脂としては、各種ポリアミド樹脂、具体的には、ナイ
ロン6、ナイロン6・6、ナイロン4・6、ナイロン6
・10、ナイロン10、ナイロン11、ナイロン12、
芳香族ポリアミド等、また、ポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、
アセタール樹脂(POM)、ポリカーボネート(P
C)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプ
ロピレン(PP)、ポリエーテルスルホン(PES)、
ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)、ポリフェニレンオキサイド(PPO)、
ポリアミドイミド(PAI)、ポリイミド(PI)、ポ
リエステル、各種液晶ポリマー等を用いることができ
る。これらのうち、各種ポリアミド樹脂、PBT、PP
S、POM、PC、PES、PI、PAI、PEEK、
ポリエステル、各種液晶ポリマー等が好ましい。これら
の熱可塑性樹脂は1種を単独で用いても、2種以上の混
合物として用いてもよい。
耐摩耗性、流動性、熱膨張性、難燃性、耐薬品性等を改
良する目的で、各種の充填剤、老化防止剤、架橋剤、オ
イル、可塑剤、オリゴマー、エラストマー等の必要量を
混合して用いてもよい。
補強繊維としては、ガラス、カーボン、グラファイト、
アラミド、ポリエチレン、セラミック(SiC、Al2
O3等)、金属(ボロン、ステンレス等)等の繊維が挙
げられる。このうち、特にカーボンとガラスが有効であ
る。補強繊維の直径は0.1〜100μm、特に0.5
〜50μmとするのが好ましく、ホイール強度の点から
更に5〜20μmであることが好ましい。0.1μm未
満では充分な補強効果が得られず、100μmを超える
と射出成形又は射出圧縮成形が困難となり、成形性が悪
化するため、いずれも好ましくない。
対して5〜70体積%とするのが好ましい。配合量が5
体積%未満では充分な補強効果が得られず、70体積%
を超えるとマトリックス樹脂が不足して成形性が悪化す
るため好ましくない。配合量は、特に10〜60体積%
とするのが好ましい。
しては、連続繊維と熱可塑性樹脂を用い、これを引抜き
成形法で成形した直径2.5〜3mmの棒状体を、例え
ば、10mm長に切断した粒状体が挙げられる。この場
合前記の如く含有される補強繊維の長さは切断長さによ
って任意に調整できる。また、引抜き成形で成形される
ため、長繊維にもかかわらず繊維間への樹脂含浸量は充
分である。さらに、かくして得られた長繊維補強樹脂
は、通常の短繊維補強樹脂に比較して機械物性は著しく
向上するが、成形性、加工性が損なわれることは殆どな
く、短繊維補強樹脂と同程度の成形性、加工性を得るこ
とができる。なお、該長繊維補強樹脂の加工性等をさら
に改良するため、短繊維補強樹脂を混合して使用するこ
とは極めて有効である。この場合、短繊維補強樹脂の混
合率は樹脂全体の70重量%以下、さらに、60重量%
以下であることが好ましい。ここで、短繊維とは、一般
に繊維の長さが約0.2〜0.5mm程度のものを指
し、長繊維とは繊維の長さが約2〜10mm程度のもの
を指す。
強合成樹脂としては、繊維の配向効果の観点から長繊維
含有率の高いものが好ましく、補強繊維中、長繊維の比
率が50〜100重量%程度であることが好ましい。
持ったデバイスをホイール中に埋め込んで一体成形する
ことができるという利点を有する。例えば、タイヤのパ
ンク警報装置等の異常警報装置をホイール中に埋め込ん
で一体成形することにより、ホイールとタイヤとで一体
としての安全な自動車足回り部品が提供される。また、
ホイールのリム部にリブを立てる等のフェールセーフ機
構をホイールと一体成形することも容易である。
補強熱可塑性樹脂を射出成形法又は射出圧縮成形法によ
り成形することにより、容易に製造される。
要とする場合には、成形後に、例えば、切削加工等の後
加工によって飾り穴を設けることができる。このような
プロセスを経ることにより、ウェルドによる強度低下を
防止することが可能となる。
ざまな装飾を施すことができる。装飾の具体例として
は、例えば、原料樹脂に着色料又は着色樹脂を混合する
ことにより着色すること、金型キャビティー内へ本発明
の効果を損なわない範囲で、若しくは本発明の構成であ
る凹凸を生かして彫刻や凹凸模様を施すこと、成形時に
インモールド法で装飾を施すこと、成型後に、例えば、
スクリーン印刷、オフセット印刷、パッド印刷、含浸印
刷、ホットスタンプ、氷圧転写、真空プレス、転写、真
空プレスラミネート等によって、意匠を印刷又は転写す
ること、成型品に、例えば、電気メッキ、真空蒸着、ス
パッタリング、イオンメッキ等で金属被膜を施すこと、
その他、セラミック溶射、金属溶射等を行うことが挙げ
られる。
法について説明する。本発明の樹脂ホイールが、射出成
形法又は射出圧縮成形法により成形することにより、容
易に製造されることは前述の通りであるが、本発明の樹
脂ホイールに用いられる如き繊維補強樹脂は、補強繊維
を含んでいるため通常の樹脂に比較して成形が困難であ
る。このため、本発明の樹脂ホイールを製造する際、繊
維が配向した層を厚くして、所望の方向に強度を向上さ
せるために以下の方法で製造することが好ましい。
って金型を少し開いておくか、若しくは、弱い型締力で
金型を閉じておき、そこへ材料を射出した後型締力を増
加させて圧縮成形する方法を指す。特に、本発明で述べ
る射出圧縮成形法としては、溶融した樹脂を射出シリン
ダー又は押出機でプレス間に設置された上下の金型内に
注入し、樹脂の供給が終了する前又は終了した後に金型
が型締めされる成形方法が好適に用いられる。
は、まず、成形用金型の少なくとも1面に樹脂注入時の
樹脂の流動方向に沿った凹部及び/又は凸部を形成す
る。これは、例えば、繊維を配向させる方向を長辺とす
る細長い長方形の凹部を、好ましくは凹部の各端部がな
めらかに接合面と連続するように形成することにより達
成される。凹部は強度を向上させたい部分に1本又は複
数本ならべて形成される。該凹部は必ずしも連続して形
成されなくてもよい。凹部及び/又は凸部の大きさは、
前述の樹脂ホイールにおける凹部凸部のサイズと同様で
ある。射出圧縮成形法を用いる場合は、金型は前もって
少し開いておくか、弱い型締力で閉じておく。
を射出圧500〜1500kg/cm2 で注入する。金
型の射出口は、所望の繊維の配向が得られるように、施
された凹凸の形状及び凹凸部における樹脂の流動方向を
考慮して決定する。射出圧は500〜1500kg/c
m2 であることが必要であり、この範囲外であると樹脂
の流動性と硬化速度のバランスが悪化し、好ましい繊維
の配向層即ちスキン層を形成し難い。射出圧縮成形法を
用いる場合は、ここで金型を閉じるか、型締力を増加さ
せることが好ましい。
硬化した後、成形用金型を除去して樹脂ホイールを得る
ものである。得られた樹脂ホイールは前述の如く装飾を
施すため予め着色した樹脂を用いたり、成形後に後加工
に付すこともできる。
樹脂平板を作成し、強度を測定した。
ガラス長繊維(直径20μm:長さ2〜10mm)を3
0体積%配合したものを用い、厚さ9mmの平板に深さ
5mm、幅2mmの凹部を5mm間隔で形成した金型の
凹部の片端側から樹脂を射出圧1200kg/cm2 で
注入し、硬化させて凹凸を形成した平板を作成し、本発
明品とした。また、同様にして、厚さ9mmの凹凸が形
成されていない平板を作成し比較品とした。
び曲げ強度を測定した。強度の測定は、凹凸部に沿った
方向に、JIS K7054及びK7055記載のA法
に準じて行った。結果を下記表1に示す。
した平板は、凹部が形成されたため比較品よりも注入さ
れた樹脂量が少ないにも係わらず、引張強度、曲げ強度
とも比較品よりも強化されていた。
ので、引張強度及び曲げ強度を所望の方向に強化しうる
という優れた効果を示した。また、本発明の製造方法に
よれば、前記所望の方向に強度を強化した樹脂ホイール
が簡単に製造できた。
斜視図、(b)は本発明の2ピース樹脂ホイールを示す
斜視図である。
ースホイールの例を示す断面図であり、(b)は(a)
のA−A線における端面図、(c)は(a)のB−B線
における端面図である。
ールの例を示す断面図である。
デル図である。
の樹脂中の補強繊維の配向状態を示す断面図であり、
(b)は凹部を形成していない樹脂ホイールの補強繊維
の配向状態を示す断面図である。
部の例を示す、凹部に直交方向の断面図であり、(b)
は凹部に沿った方向の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維補強合成樹脂を用いて射出成形又は
射出圧縮成形した樹脂ホイールの少なくとも1面に、成
形時の樹脂の流動方向に沿った凹部及び/又は凸部を形
成したことを特徴とする樹脂ホイール。 - 【請求項2】 繊維補強合成樹脂を射出成形又は射出圧
縮成形した樹脂ホイールの製造方法において、 成形用金型の少なくとも1面に樹脂注入時の樹脂の流動
方向に沿った凹部及び/又は凸部を形成し、 該成形用金型に、繊維補強合成樹脂を射出圧500〜1
500kg/cm2 で注入し、 注入した繊維補強合成樹脂の冷却後、成形用金型を除去
する、 樹脂ホイールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6089997A JPH07290902A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 樹脂ホイール及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6089997A JPH07290902A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 樹脂ホイール及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07290902A true JPH07290902A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13986248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6089997A Pending JPH07290902A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 樹脂ホイール及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07290902A (ja) |
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- 1994-04-27 JP JP6089997A patent/JPH07290902A/ja active Pending
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