JPH07290375A - 鋸刃の収納携帯ケース - Google Patents
鋸刃の収納携帯ケースInfo
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- JPH07290375A JPH07290375A JP6084730A JP8473094A JPH07290375A JP H07290375 A JPH07290375 A JP H07290375A JP 6084730 A JP6084730 A JP 6084730A JP 8473094 A JP8473094 A JP 8473094A JP H07290375 A JPH07290375 A JP H07290375A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw blade
- support rod
- saw blades
- storage recess
- saw
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25H—WORKSHOP EQUIPMENT, e.g. FOR MARKING-OUT WORK; STORAGE MEANS FOR WORKSHOPS
- B25H3/00—Storage means or arrangements for workshops facilitating access to, or handling of, work tools or instruments
- B25H3/006—Storage means specially adapted for one specific hand apparatus, e.g. an electric drill
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数枚の鋸刃を積畳保持することにより、簡易
かつ安全に収納保持し、併せて携帯運搬にも便利な鋸刃
の収納携帯ケースを提供する。 【構成】 本体(1,)の正面側に開口する収納凹部
(3)を、鋸刃(4)の輪郭形状に適合しかつより大き
い開口形状及び底面形状をもって形成し、この収納凹部
の底面(3b)に、鋸刃の取付口(4ハ)を貫通させる
支持ロッド(5)を、該取付口に対応する位置に略垂直
に立設配置する。かつ、該支持ロッドに、鋸刃の輪郭形
状より小さい輪郭形状をなし所定の厚さをもった板状の
スペイサー(7)を、必要枚数だけ着脱自在に環装し、
該支持ロッドに、軸に沿って進退自在に嵌合された締結
部材(6)を取付ける。また、前記収納凹部の底面に配
置される支持ロッドを複数本とし、その少なくとも1本
の支持ロッドを、底面に沿って移動可能に取付けるよう
にしても良い。
かつ安全に収納保持し、併せて携帯運搬にも便利な鋸刃
の収納携帯ケースを提供する。 【構成】 本体(1,)の正面側に開口する収納凹部
(3)を、鋸刃(4)の輪郭形状に適合しかつより大き
い開口形状及び底面形状をもって形成し、この収納凹部
の底面(3b)に、鋸刃の取付口(4ハ)を貫通させる
支持ロッド(5)を、該取付口に対応する位置に略垂直
に立設配置する。かつ、該支持ロッドに、鋸刃の輪郭形
状より小さい輪郭形状をなし所定の厚さをもった板状の
スペイサー(7)を、必要枚数だけ着脱自在に環装し、
該支持ロッドに、軸に沿って進退自在に嵌合された締結
部材(6)を取付ける。また、前記収納凹部の底面に配
置される支持ロッドを複数本とし、その少なくとも1本
の支持ロッドを、底面に沿って移動可能に取付けるよう
にしても良い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、電動鋸器具などの替
え刃を収納し、かつ携帯するための鋸刃の収納携帯ケー
スに関する。
え刃を収納し、かつ携帯するための鋸刃の収納携帯ケー
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかかる電動工具の丸鋸刃、平鋸
刃などの替え刃は、購入時に梱包されていたケースや箱
を用い、これをそのまま収納箱として保持携帯に供して
いた。または、煩わしさから、使用後に取り外した鋸刃
をそのまま工具箱内に放置しておいたり、又は紙等で梱
包して工具箱内などに、他の工具と共に収納して置くこ
とも行われていた。
刃などの替え刃は、購入時に梱包されていたケースや箱
を用い、これをそのまま収納箱として保持携帯に供して
いた。または、煩わしさから、使用後に取り外した鋸刃
をそのまま工具箱内に放置しておいたり、又は紙等で梱
包して工具箱内などに、他の工具と共に収納して置くこ
とも行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、購入時の箱等
は、販売時までの保全のためであり、使用時の収納携帯
に便利なようには形成されていない。そのため、耐久性
がなく箱が壊れたりして、刃先が露出して破損したり、
変形したりする恐れがあった。また、人体に触れてた場
合は、怪我をさせる危険もあった。
は、販売時までの保全のためであり、使用時の収納携帯
に便利なようには形成されていない。そのため、耐久性
がなく箱が壊れたりして、刃先が露出して破損したり、
変形したりする恐れがあった。また、人体に触れてた場
合は、怪我をさせる危険もあった。
【0004】また、複数枚を重ねて包装するなどした場
合は、鋸刃の刃先が身の部分の肉厚よりも広がっている
ため、互いに擦れて傷を付けたり、刃こぼれを起こした
りする恐れもあった。そこで、本願発明はかかる課題に
着目してなされたもので、その目的は、複数枚の鋸刃を
積畳保持することにより、簡易かつ安全に収納保持し、
併せて携帯運搬にも便利な鋸刃の収納携帯ケースを提供
するのもである。
合は、鋸刃の刃先が身の部分の肉厚よりも広がっている
ため、互いに擦れて傷を付けたり、刃こぼれを起こした
りする恐れもあった。そこで、本願発明はかかる課題に
着目してなされたもので、その目的は、複数枚の鋸刃を
積畳保持することにより、簡易かつ安全に収納保持し、
併せて携帯運搬にも便利な鋸刃の収納携帯ケースを提供
するのもである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本願発明の鋸刃の収納携帯ケースは、次にように構成
されている。所定の材料で形成される本体の上部に、該
本体を垂下保持するための把持部が形成され、該本体に
は、その正面側に開口する収納凹部が、鋸刃の輪郭形状
に適合しかつより大きい開口形状及び底面形状をもって
形成されて、この収納凹部の底面には、鋸刃の取付口を
貫通させる支持ロッドが、該取付口に対応する位置に略
垂直に立設配置されており、該支持ロッドには、鋸刃の
輪郭形状より小さい輪郭形状をなし所定の厚さをもった
板状のスペイサーが、必要枚数だけ着脱自在に環装され
ている共に、該支持ロッドには、軸に沿って進退自在に
嵌合された締結部材が、取付けられて成る。
に本願発明の鋸刃の収納携帯ケースは、次にように構成
されている。所定の材料で形成される本体の上部に、該
本体を垂下保持するための把持部が形成され、該本体に
は、その正面側に開口する収納凹部が、鋸刃の輪郭形状
に適合しかつより大きい開口形状及び底面形状をもって
形成されて、この収納凹部の底面には、鋸刃の取付口を
貫通させる支持ロッドが、該取付口に対応する位置に略
垂直に立設配置されており、該支持ロッドには、鋸刃の
輪郭形状より小さい輪郭形状をなし所定の厚さをもった
板状のスペイサーが、必要枚数だけ着脱自在に環装され
ている共に、該支持ロッドには、軸に沿って進退自在に
嵌合された締結部材が、取付けられて成る。
【0006】また、前記収納凹部の底面に配置される支
持ロッドを複数本とし、その少なくとも1本の支持ロッ
ドを、底面に沿って移動可能に取付けるようにしても良
い。さらに、前記支持ロッドと締結部材との締結手段
を、ボルトとナットとの螺合手段として、進退自在に嵌
合するようにしても良い。
持ロッドを複数本とし、その少なくとも1本の支持ロッ
ドを、底面に沿って移動可能に取付けるようにしても良
い。さらに、前記支持ロッドと締結部材との締結手段
を、ボルトとナットとの螺合手段として、進退自在に嵌
合するようにしても良い。
【0007】
【実施例1】次に、本願発明にかかるの鋸刃の収納携帯
ケースの具体的実施例の2例を、図面に基づき詳細に説
明する。図1は本実施例1の構成部品を分解して示す分
解斜視図である。図2(A)はその縦断面図であって、
(B)は(A)の一部Wを拡大して示した縦断面図であ
る。
ケースの具体的実施例の2例を、図面に基づき詳細に説
明する。図1は本実施例1の構成部品を分解して示す分
解斜視図である。図2(A)はその縦断面図であって、
(B)は(A)の一部Wを拡大して示した縦断面図であ
る。
【0008】本体1は、金属、合成樹脂、等の軽量かつ
耐衝撃材からなる所定材料を用いて、略上部半円で下部
矩形の偏平状に形成されている。該本体1の上部には、
該偏平状の本体1の広い面が垂直になるようにして、垂
下保持するための把持部2が一体的に形成されている。
該本体1の広い面側を正面側とし、この正面側に開口さ
せて収納凹部3が、形成されている。この収納凹部3の
形状構成は、開口縁3eの輪郭形状(「開口形状」)、
及び底面部3bの形状(「底面形状」)、が収納予定の
鋸刃4の輪郭形状(本実施例では略円形。)に適合する
と共に、この輪郭形状より適宜大きい形状に形成されて
いる。また、収納凹部3の深さは、複数枚の鋸刃4と共
に、後述する複数枚のスペイサー7が完全に収まるよう
に適宜設定される。さらに、収納凹部3の内側壁3s
は、底面部3bから開口縁3eに向かって一定の傾斜が
付けられ、開口形状が一定の広がりをもつように形成さ
れている。すなわち、本実施例の収納予定の鋸刃4は丸
鋸であるため、収納凹部3は略円柱状の窪み形に形成さ
れている。
耐衝撃材からなる所定材料を用いて、略上部半円で下部
矩形の偏平状に形成されている。該本体1の上部には、
該偏平状の本体1の広い面が垂直になるようにして、垂
下保持するための把持部2が一体的に形成されている。
該本体1の広い面側を正面側とし、この正面側に開口さ
せて収納凹部3が、形成されている。この収納凹部3の
形状構成は、開口縁3eの輪郭形状(「開口形状」)、
及び底面部3bの形状(「底面形状」)、が収納予定の
鋸刃4の輪郭形状(本実施例では略円形。)に適合する
と共に、この輪郭形状より適宜大きい形状に形成されて
いる。また、収納凹部3の深さは、複数枚の鋸刃4と共
に、後述する複数枚のスペイサー7が完全に収まるよう
に適宜設定される。さらに、収納凹部3の内側壁3s
は、底面部3bから開口縁3eに向かって一定の傾斜が
付けられ、開口形状が一定の広がりをもつように形成さ
れている。すなわち、本実施例の収納予定の鋸刃4は丸
鋸であるため、収納凹部3は略円柱状の窪み形に形成さ
れている。
【0009】なおここで、上記のように構成される本実
施例1の本体1の構成は、正面側体1aと裏面側体1b
とをそれぞれ別個にプレス成形し、これを張り合わせて
製造するようにしている。これにより本体1内に空洞1
sを形成し、軽量化と強度確保とを実現している。次
に、底面部3bの略中央には、鋸刃4の鋸装置(図示省
略。)への取付口4hを、貫通させる丸棒状の支持ロッ
ド5が取付け固定されている。該支持ロッド5の外周に
は、螺旋ネジ溝5sが全長に渡って刻設されており、こ
れに締結部材である締結ナット6が着脱自在に螺合され
ている。
施例1の本体1の構成は、正面側体1aと裏面側体1b
とをそれぞれ別個にプレス成形し、これを張り合わせて
製造するようにしている。これにより本体1内に空洞1
sを形成し、軽量化と強度確保とを実現している。次
に、底面部3bの略中央には、鋸刃4の鋸装置(図示省
略。)への取付口4hを、貫通させる丸棒状の支持ロッ
ド5が取付け固定されている。該支持ロッド5の外周に
は、螺旋ネジ溝5sが全長に渡って刻設されており、こ
れに締結部材である締結ナット6が着脱自在に螺合され
ている。
【0010】また、該支持ロッド5には、鋸刃4の輪郭
形状より小さい輪郭形状、別言すると鋸刃4の刃先4e
の部分を除いた身4aの部分の形状に略一致する、円盤
状のスペイサー7が、複数枚環装されている。該スペイ
サー7は、中央部に貫通孔7oが形成され、その貫通孔
7oの付近面と外周縁の付近面とに、それぞれ正面側に
凸出した環状凸部7a、7bが形成されている。この環
状凸部7a、7bの凸部高さは、該スペイサー7を2枚
の鋸刃4、4で挟持した場合に、互いに刃先4e、4e
が接触しない適度の間隙ができる高さに設定されてい
る。
形状より小さい輪郭形状、別言すると鋸刃4の刃先4e
の部分を除いた身4aの部分の形状に略一致する、円盤
状のスペイサー7が、複数枚環装されている。該スペイ
サー7は、中央部に貫通孔7oが形成され、その貫通孔
7oの付近面と外周縁の付近面とに、それぞれ正面側に
凸出した環状凸部7a、7bが形成されている。この環
状凸部7a、7bの凸部高さは、該スペイサー7を2枚
の鋸刃4、4で挟持した場合に、互いに刃先4e、4e
が接触しない適度の間隙ができる高さに設定されてい
る。
【0011】さらに、収納凹部3の底面部3bには、前
記支持ロッド5の取付部付近を、略円形状の凸部面3a
とすることにより、底面部3bの外周付近に凹部面3c
が形成されている。
記支持ロッド5の取付部付近を、略円形状の凸部面3a
とすることにより、底面部3bの外周付近に凹部面3c
が形成されている。
【0012】
【実施例1の作用】上記のように構成することにより、
本実施例1の鋸刃の収納ケースは、次にように使用され
る。締結ナット6、及びスペイサー7を取り外した収納
凹部3に、取付口4hを支持ロッド5に貫通させるよう
にして、鋸刃4を収納する。次に、貫通孔7oに支持ロ
ッド7を貫通させて、スペイサー7をその鋸刃4に重ね
るように当接させる。このようにして順次収納凹部3内
に、複数枚の鋸刃4、4、4、・・・を、交互にスペイ
サー7を介在させながら積畳させていく。最後に締結ナ
ット6を、支持ロッド5の先端部から嵌合させ、かつ螺
合させて締結固定する。これにより、複数枚の鋸刃4が
収納凹部3内に保持固定され、本体1上部の把持部2を
支持するこにより、適宜携帯移動される。
本実施例1の鋸刃の収納ケースは、次にように使用され
る。締結ナット6、及びスペイサー7を取り外した収納
凹部3に、取付口4hを支持ロッド5に貫通させるよう
にして、鋸刃4を収納する。次に、貫通孔7oに支持ロ
ッド7を貫通させて、スペイサー7をその鋸刃4に重ね
るように当接させる。このようにして順次収納凹部3内
に、複数枚の鋸刃4、4、4、・・・を、交互にスペイ
サー7を介在させながら積畳させていく。最後に締結ナ
ット6を、支持ロッド5の先端部から嵌合させ、かつ螺
合させて締結固定する。これにより、複数枚の鋸刃4が
収納凹部3内に保持固定され、本体1上部の把持部2を
支持するこにより、適宜携帯移動される。
【0013】鋸刃4を取り外す場合は、前記と逆の手順
で締結ナット6を外して、必要な枚数だけ取り出せばよ
い。また、底面部3bに凹部面3cが形成されているた
め、最初の1枚目の鋸刃4の刃先4eが、底面部3bと
触れることなく保持することができる。かつ取り出す時
は、刃先4eが底面部3bから浮いた状態になっている
ため、引っ掛け易くなり、容易に取り出すことができ
る。
で締結ナット6を外して、必要な枚数だけ取り出せばよ
い。また、底面部3bに凹部面3cが形成されているた
め、最初の1枚目の鋸刃4の刃先4eが、底面部3bと
触れることなく保持することができる。かつ取り出す時
は、刃先4eが底面部3bから浮いた状態になっている
ため、引っ掛け易くなり、容易に取り出すことができ
る。
【0014】
【実施例2】次に、本願発明にかかる上記実施例1の他
の実施例(「実施例2」)について、図3に基づいてそ
の詳細を説明する。実施例1は丸鋸刃4の収納を目的と
するものであるのに対して、実施例2は略長尺矩形状の
いわゆる平鋸刃14の収納を目的としたものである。
の実施例(「実施例2」)について、図3に基づいてそ
の詳細を説明する。実施例1は丸鋸刃4の収納を目的と
するものであるのに対して、実施例2は略長尺矩形状の
いわゆる平鋸刃14の収納を目的としたものである。
【0015】なお、実施例2の本体10、把持部11の
基本的な構成は、実施例1のそれ(1、2)と同様であ
るため詳細は省略する。すなわち、実施例2と実施例1
との大きな相違は、収納凹部12の形状と、支持ロッド
13の取付け方法と個数の相違である。収納凹部12の
形成方法は、実施例1の場合(3)と同様に、本体10
の正面側に開口して形成されるが、その開口縁12eの
形状と底面部12bの形状は、収納予定の平鋸刃14の
輪郭形状に適合させた略矩形状に形成されている。
基本的な構成は、実施例1のそれ(1、2)と同様であ
るため詳細は省略する。すなわち、実施例2と実施例1
との大きな相違は、収納凹部12の形状と、支持ロッド
13の取付け方法と個数の相違である。収納凹部12の
形成方法は、実施例1の場合(3)と同様に、本体10
の正面側に開口して形成されるが、その開口縁12eの
形状と底面部12bの形状は、収納予定の平鋸刃14の
輪郭形状に適合させた略矩形状に形成されている。
【0016】また、底面部12bには、平鋸刃14の2
個の取付口14h、14oに対応した位置に、2個の丸
棒状の支持ロッド13a、13bが配置されている。こ
の一方の支持ロッド13aは、実施例1と同様に取付け
固定されており、他方の支持ロッド13bは、その取付
け幹部が底面部12bに沿って移動可能に構成されてい
る。すなわち、底面部12bに横方向(支持ロッド13
aと対向する方向。)に延びる貫通した案内長孔15を
開設し、該案内長孔15に裏面側から支持ロッド13b
を挿通して、底面部12b側に略垂直に露出するように
させている。そして、この支持ロッド13bは、フラン
ジ部13fが案内長孔15の裏面側縁部に当接し、案内
長孔15に沿って摺動移動することにより、後述する締
結ナット16と相俟って適宜の位置で保持固定を行う。
個の取付口14h、14oに対応した位置に、2個の丸
棒状の支持ロッド13a、13bが配置されている。こ
の一方の支持ロッド13aは、実施例1と同様に取付け
固定されており、他方の支持ロッド13bは、その取付
け幹部が底面部12bに沿って移動可能に構成されてい
る。すなわち、底面部12bに横方向(支持ロッド13
aと対向する方向。)に延びる貫通した案内長孔15を
開設し、該案内長孔15に裏面側から支持ロッド13b
を挿通して、底面部12b側に略垂直に露出するように
させている。そして、この支持ロッド13bは、フラン
ジ部13fが案内長孔15の裏面側縁部に当接し、案内
長孔15に沿って摺動移動することにより、後述する締
結ナット16と相俟って適宜の位置で保持固定を行う。
【0017】上記2つの支持ロッド13a、13bは、
実施例1と同様に、その外周には、螺旋ネジ溝13sが
全長に渡って刻設されており、締結部材である締結ナッ
ト16a、16bがそれぞれ着脱自在に螺合されてい
る。また、スペイサー17は、平鋸刃14の刃先14e
の除いた門型の略コ字状に形成されており、側面には輪
郭に沿って峰状の凸部17aが形成されている。
実施例1と同様に、その外周には、螺旋ネジ溝13sが
全長に渡って刻設されており、締結部材である締結ナッ
ト16a、16bがそれぞれ着脱自在に螺合されてい
る。また、スペイサー17は、平鋸刃14の刃先14e
の除いた門型の略コ字状に形成されており、側面には輪
郭に沿って峰状の凸部17aが形成されている。
【0018】さらに、実施例1と同様、収納凹部12の
底面部12bには、前記2つの支持ロッド13a、13
bの取付部付近を連続する略長円形状の凸部面12aと
することにより、底面部12bの外周付近に凹部面12
cが形成されている。なお、本実施例2では、支持ロッ
ド13を2個としているが、これに限定するものではな
く、目的の平鋸刃14の取付口14h、14oの個数に
対応して適宜設定されるものである。
底面部12bには、前記2つの支持ロッド13a、13
bの取付部付近を連続する略長円形状の凸部面12aと
することにより、底面部12bの外周付近に凹部面12
cが形成されている。なお、本実施例2では、支持ロッ
ド13を2個としているが、これに限定するものではな
く、目的の平鋸刃14の取付口14h、14oの個数に
対応して適宜設定されるものである。
【0019】
【実施例2の作用】上記のように構成した実施例2は、
先ず支持ロッド13bを本体10の裏面側から案内長孔
15を貫通させて保持する。次に、平鋸刃14の一方の
取付口14hを、固定された支持ロッド13aに貫通さ
せる共に、移動させて位置決めした支持ロッド13bに
他方の取付口14oを貫通させて、鋸刃14を取付け
る。以後は、前記実施例1と同様、スペイサー17を介
在させながら順次所望の枚数の鋸刃14を取付け、最後
に締結ナット16で締付保持することになる。
先ず支持ロッド13bを本体10の裏面側から案内長孔
15を貫通させて保持する。次に、平鋸刃14の一方の
取付口14hを、固定された支持ロッド13aに貫通さ
せる共に、移動させて位置決めした支持ロッド13bに
他方の取付口14oを貫通させて、鋸刃14を取付け
る。以後は、前記実施例1と同様、スペイサー17を介
在させながら順次所望の枚数の鋸刃14を取付け、最後
に締結ナット16で締付保持することになる。
【0020】
【効果】本願発明は上記のように鋸刃を、収納凹部に支
持ロッドを介して取付けるようにしているため、鋸刃の
刃先が露出するこなく、安全に収納保持することができ
る。また、スペイサーを介して複数枚の鋸刃を積畳して
保持するようにしているため、簡易に多数の鋸刃を収納
保持することができると共に、互いの刃先が触れること
がなく、運搬中等の振動による刃先の接触を回避でき、
刃こぼれ等の損傷を防止することができる。
持ロッドを介して取付けるようにしているため、鋸刃の
刃先が露出するこなく、安全に収納保持することができ
る。また、スペイサーを介して複数枚の鋸刃を積畳して
保持するようにしているため、簡易に多数の鋸刃を収納
保持することができると共に、互いの刃先が触れること
がなく、運搬中等の振動による刃先の接触を回避でき、
刃こぼれ等の損傷を防止することができる。
【0021】さらに、締結ナットが支持ロッドに螺合な
どの構成により進退自在に嵌合しているため、1枚はも
とより支持ロッドの長さ及び収納凹部の深さが許す限
り、複数枚の鋸刃を収納保持することができる。そし
て、把持部を取付けることにより、携帯運搬が容易かつ
安全に行うことができ、非常に便利なものである。
どの構成により進退自在に嵌合しているため、1枚はも
とより支持ロッドの長さ及び収納凹部の深さが許す限
り、複数枚の鋸刃を収納保持することができる。そし
て、把持部を取付けることにより、携帯運搬が容易かつ
安全に行うことができ、非常に便利なものである。
【図1】本実施例1の構成部品を分解して示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】(A)は本実施例1の縦断面図であり、(B)
は(A)の一部Wを拡大して示した縦断面図である。
は(A)の一部Wを拡大して示した縦断面図である。
【図3】本実施例2の構成部品を分解して示す分解斜視
図である。
図である。
1、10・・・本体 2、11・・・把持部
3、12・・・収納凹部 3a、12a・・・
凸部面 3c、12c・・・凹部面 3b、1
2b・・・底面部 3e、12e・・・開口縁
4・・・鋸刃 4h、14h、14o・・・取付口 5、13・
・・支持ロッド6、16・・・締結ナット 7、
17・・・スペイサー 15・・・案内長孔
3、12・・・収納凹部 3a、12a・・・
凸部面 3c、12c・・・凹部面 3b、1
2b・・・底面部 3e、12e・・・開口縁
4・・・鋸刃 4h、14h、14o・・・取付口 5、13・
・・支持ロッド6、16・・・締結ナット 7、
17・・・スペイサー 15・・・案内長孔
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の材料で形成される本体(1、1
0)の上部に、該本体(1、10)を垂下保持するため
の把持部(2、11)が形成され、 該本体(1、10)には、その正面側に開口する収納凹
部(3、12)が、鋸刃(4、14)の輪郭形状に適合
しかつより大きい開口形状及び底面形状をもって形成さ
れて、 この収納凹部(3、12)の底面(3b、12b)に
は、鋸刃(4、14)の取付口(4h、14h、14
o)を貫通させる支持ロッド(5、13)が、該取付口
(4h、等)に対応する位置に略垂直に立設配置されて
おり、 該支持ロッド(5、13)には、鋸刃(4、14)の輪
郭形状より小さい輪郭形状をなし所定の厚さをもった板
状のスペイサー(7、17)が、必要枚数だけ着脱自在
に環装されている共に、 該支持ロッド(5、13)には、軸に沿って進退自在に
嵌合された締結部材(6、16)が、取付けられて成る
ことを特徴とする鋸刃の収納携帯ケース。 - 【請求項2】 前記収納凹部(12)の底面(12b)
に配置される支持ロッド(13a、13b)を複数本と
し、その内少なくとも1本の支持ロッド(13b)を、
底面に沿って移動可能に取付けられていることを特徴と
する請求項1記載の鋸刃の収納携帯ケース。 - 【請求項3】 前記支持ロッド(5、13)と締結部材
(6、16)とが、螺合手段により進退自在に嵌合する
ようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の鋸刃
の収納携帯ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6084730A JPH07290375A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 鋸刃の収納携帯ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6084730A JPH07290375A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 鋸刃の収納携帯ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07290375A true JPH07290375A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13838815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6084730A Pending JPH07290375A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 鋸刃の収納携帯ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07290375A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006297791A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Jefcom Kk | 丸鋸刃収納ケース |
JP2017221989A (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 株式会社ディスコ | ブレードケース |
JP2019042909A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-22 | 株式会社ディスコ | 切削ブレード供給装置および切削ブレードケース |
WO2020063754A1 (zh) * | 2018-09-29 | 2020-04-02 | 南京德朔实业有限公司 | 工具盒 |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP6084730A patent/JPH07290375A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4534151B2 (ja) * | 2005-04-21 | 2010-09-01 | ジェフコム株式会社 | 丸鋸刃収納ケース |
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