JPH0728964B2 - ミシンにおけるシームパッカリングの自動的解消装置 - Google Patents

ミシンにおけるシームパッカリングの自動的解消装置

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JPH0728964B2
JPH0728964B2 JP2131552A JP13155290A JPH0728964B2 JP H0728964 B2 JPH0728964 B2 JP H0728964B2 JP 2131552 A JP2131552 A JP 2131552A JP 13155290 A JP13155290 A JP 13155290A JP H0728964 B2 JPH0728964 B2 JP H0728964B2
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tooth
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文男 松本
忠徳 井上
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は生地をミシンによって縫製するに当たり、縫い
目の近辺に発生する縫いじわ(以下シームパッカリング
という。)の発生を自動的に解消する装置に関するもの
である。
(従来の技術) このシームパッカリングは特に婦人用ブラウス、紳士用
カッターシャツ等をオーバーロックミシン又は安全縫い
ミシンによって縫製する場合等に現れる縫い傷で、著し
く商品価値を低下させるものであった。
従来、このシームパッカリングを防止するために、主送
り歯、副送り歯および差動送り歯を有するオーバーロッ
クミシン又は安全縫いミシンにおいては、次のような対
策が講じられている。
主送り歯、副送り歯の運動量より差動送り歯の運動量を
少なくした伸ばし縫いや、二重環針糸とルーパ糸の糸供
給量の比率を調整することで、二重環針糸のテンション
を弱くし、シームパッカリングを減少させる等の技術が
知られている。
また、実開昭59−151579号、実開昭48−95844号の各公
報も開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の主送り歯、副送り歯の運動量より差動送り歯の運
動量を少なくした伸ばし縫いや、二重環針糸とルーパ糸
の糸供給量の比率を調整することで、二重環針糸のテン
ションを弱くし、シームパッカリングを減少させる等の
技術は次のような問題点があった。
特に、縫合部分が縦生地部分の場合、編生地の品質
特性として、横生地部の単糸より縦生地部の単糸の方が
多く、例えば、これが原因でシームパッカリングが発生
することがあり、縫製品の風合を著しく損なう。
前記した伸ばし縫いの場合、特に問題のある布帛生
地等の縦生地部分のとき、全体の伸びが少なく、単に生
地を伸ばして縫製しても大きな効果は得られない。
従来の技術の主送り歯、副送り歯、差動送り歯の形
状では、生地が主送り歯と副送り歯によって生地進行方
向へ移送されたとき、差動送り歯にかかる生地を充分に
保持できず、生地の送り量に差が生じ、伸ばし縫いに無
駄が生じる。
を解消するために、布押えの押圧を増大すると、
生地に送り歯による送り傷が生じたり、生地ズレや縫製
中に生地が左右に逃げ、縫製作業が不安定になる。
シームパッカリングを防止するために、生地伸ばし
量の比率を大きくすれば、より効果のあることは周知で
ある。しかし、オーバーロックミシンも安全縫いミシン
も機構上、針落ち部を中心として前後に完全な一対の送
り歯を介在させることが困難である。従って、主送り
歯、副送り歯、差動送り歯と生地押えとで生地を移送さ
せる場合、針落ち部の右側、特に針落ち部を中心とする
副送り歯の反対側の、針落ち手前には送り歯が存在しな
い。そのため、この針落ち手前では、生地は副送り歯の
前後量(送り量)だけ移動しようとし、他方、主送り
歯、差動送り歯で保持されている部分の生地は所定の伸
ばし縫いの状態で移動しようとする。つまり、主送り
歯、、差動送り歯の伸ばし縫いの送り量と副送り歯の送
り量に差が生じ、生地は徐々に進行方向の右方に寄せら
れる。
従来の技術では通常針板のメス落ち部の左側には、
生地端がメスによって切断されるとき、生地が手前へ逃
げることを防止する目的で、滑り止めの溝が施されてい
る。そのため、シーワパッカリング防止装置を施した主
送り歯、副送り歯、差動送り歯を用いてもシームパッカ
リング防止の効果が充分には生じない。
また、実開昭59−151579号公報は、針よりも布送り方向
後方に主送り歯と、布送り方向前方の縫目線上に中送り
歯と、この中送り歯の両側に一対の側送り歯を設けてな
る副送り歯とを備えたミシンの送り装置に関するもので
ある。そして、中送り歯の歯形状を布送り方向とは逆方
向の傾斜を有する逆歯状に形成したもので、本発明のよ
うに、各送り歯の歯をはすば(斜歯)とし、右上から左
下或いは左上から右下方向へ傾斜したものではない。従
って布送り方向前後に関しては、布を伸ばす作用があ
り、パッカリングを防止できるが、布を左右に伸ばす作
用はなく、左右方向にパッカリングを防止する効果はな
く、本発明は前記した実開昭59−151579号公報よりさら
に進歩した発明である。
さらに、実開昭48−95844号公報は、押え棒の下部に、
周面を粗面にし、両端が先細り状のローラー体を布帛走
行方向に沿って回転し得るようにした縫製ミシンの布押
え具に関するものである。そして、このローラー体には
周面にローレット加工等による斜格子形の多数溝を施し
たもので、溝をローラー体に垂直に斜め方向に形成し、
同一のローラ体に方向を変えて格子溝を存するもので、
方向性を有しないものである。これに比べて、本発明に
おいては、針板の主送り歯、副送り歯、差動送り歯側に
生地進行方向と同方向または逆方向に開口する溝を針板
内に傾斜状に設け、そして、生地進行方向には直角に設
ける。従って、実開昭48−95844号公報のように、傾斜
せず、本発明は生地進行方向に方向性を有し、平面状に
生地を押え、そのままの状態を保持する作用効果を存す
る。しかし、実開昭48−95844号公報にはこのような作
用効果はなく、全く異なる。
本発明は、上記〜の種々の問題点を解決したミシン
におけるシームパッカリングの自動的解消装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明は主送り歯、副送り
歯および差動送り歯を備え、この差動送り歯の鋸歯状歯
形を主送り歯、副送り歯の鋸歯状歯形と逆方向としたミ
シンにおいて、この主送り歯の歯をはすば(斜歯)とせ
しめる。
そして、副送り歯の歯を主送り歯の歯と反対方向のはす
ばとせしめ、差動送り歯の歯を主送り歯の歯と同方向の
はすばとせしめる。
また、針板の差動送り歯側に生地進行方向と逆方向に開
口する溝を針板内に傾斜状に設け、同針板の主送り歯、
副送り歯側に生地進行方向と同方向に開口する溝を針板
内に傾斜状に設けた。
(作用) 主送り歯10の歯をはすば(斜歯)とせしめ、副送り歯11
の歯を主送り歯10の歯と反対方向のはすばとせしめるか
ら、主送り歯10と副送り歯11を相互の歯を生地進行方向
に対して左、右上がりとすると、生地は左右に伸ばされ
る。
そして、差動送り歯9の歯を主送り歯10の歯と同方向の
はすば(斜歯)とせしめたから、副送り歯11の歯と逆方
向となり、生地が生地進行方向に対して右方に寄せられ
ることを防止し得る。
また、周知のように、この作動送り歯9の歯形を主送り
歯10、副送り歯11との歯形と逆方向としたから、生地が
生地進行方向に伸ばされた状態となる。
さらに、針板14の差動送り歯9側に生地進行方向Cと逆
方向に開口する溝16を設け、針板14の主送り歯10、副送
り歯11側に生地進行方向と同方向に開口する溝16aを設
けたから、前記した伸ばされた状態を安定に保持でき
る。
即ち、前記問題点を解決するために、生地を左右に伸ば
す作用をもつように主送り歯、副送り歯に第5図、第7
図に示すように、それぞれ左上から右下方向、右下から
左下方向に傾斜する角度を持たせ、はすばとしたもので
ある。また、差動送り歯にも生地が生地進行方向に対し
て右方に寄せられることを防止する作用を持つように、
第3図に示すように、主送り歯10と同様に左上から右下
方向に角度を持たせ、はすばとしたものである。そし
て、主送り歯10、副送り歯11、差動送り歯9によって伸
ばされた生地18をそのままの状態で保持できるように針
板14に溝16,16aを設けたものである。
本発明によれば、伸ばし縫いをした場合、生地押え17と
主送り歯10、差動送り歯9、生地18において、例えば、
主送り歯10と差動送り歯9との生地送り運動量を1:0.7
とする。すると、生地押え17と主送り歯10、差動送り歯
9間に挟持された生地18は、主送り歯10で1だけ生地走
行方向へ送られるが、差動送り歯9にかかる部分の生地
は0.7のみ生地走行方向に送られ、その差の0.3だけが伸
ばし量となる。
しかし、従来技術においては、主送り歯6、副送り歯7
の歯形状と差動送り歯3の歯形状とが同一であるから、
生地18が主送り歯6で生地進行方向へ引っ張られたと
き、差動送り歯3にかかる生地18を保持する力が充分に
働らかない。
それで、差動送り歯3にかかる生地18に滑りが発生す
る。この現象を回避するため、生地押え17にかかる押圧
力を増大すると、生地18に送り歯3,6,7による送り傷の
発生や、布ズレ及び縫製中に生地18が左右に逃げ、縫製
作業が不安定となる。
そこで、本発明では、周知のように、差動送り歯9の歯
形状を従来技術のものと逆方向に変更し、生地押え17に
かかる押圧力を増大することなく、確実に差動送り歯9
によって生地18を保持し、生地の移動差を回避してい
る。
また、現状では、オーバーロックミシン及び安全縫いミ
シンの針落ち部12を中心として前後に完全な対となった
送り歯を取り付けることが困難である。それで、伸ばし
量を増大した場合、生地18は主送り歯6と差動送り歯3
の送り歯部6′,6″,3′,3″と生地押え17で保持されて
いる部分では、所定の伸ばし縫いの状態で移動しようと
する。針落ち部12の右側、即ち副送り歯7で生地18を移
送する方は、前記したように針落ち部12手前に送り歯が
ないので、副送り歯7の前後量(送り量)だけ移動しよ
うとする。つまり、主送り歯6、差動送り歯3の伸ばし
縫いによる生地18の移動量と副送り歯7による移動量に
差が生じ、生地18は徐々に進行方向の右方に寄せられ
る。
そこで本発明では、前記のように、差動送り歯9の歯形
状を主送り歯10及び副送り歯11と逆方向として滑りを防
止し、生地が右方へ寄せられることを回避するため、差
動送り歯9の歯を主送り歯10の歯と同方向のはすばとと
して傾斜させた。
また、シームパッカリングを防止するには、生地18を前
後方向に伸ばすことは、従来より周知である。しかし、
本発明は生地18を前後方向に伸ばすと同時に、縫い目形
成位置つまり針落ち部12近くで、生地を左右に伸ばしな
がら縫製する方がシームパッカリング防止により効果が
あることに着目したものである。そこで、主送り歯10及
び副送り歯11の歯をそれぞれ逆方向のはすばとせしめ
た。
また、オーバーロックミシン或いは安全縫いミシンの針
板14の、メス落ち部13の左側部には、生地端を整える目
的でメスにより生地端が切断されるとき、生地18が作業
者側へ逃げることを防止する目的で、第12図に示すよう
に、差動送り歯部に幾分生地進行方向に開いた滑り止め
用の溝15が設けられている。
そして、主送り歯6、副送り歯7、差動送り歯3によっ
て伸ばされた生地18は各下送り歯6,7,3の降下に伴っ
て、生地押え17と針板14とで保持されている。しかし、
前記した溝15の形状では、伸ばされた生地18が生地その
ものの収縮力や生地進行方向後方の主送り歯6側に引っ
張られることにより、生地押え17と針板14との間で生地
18に若干の滑りが生じ、この滑りを防止することが不可
能であった。従って、伸ばし縫いの効果が顕著に現れ
ず、シームパッカリングを防止することは困難であっ
た。
本発明では、主送り歯10、副送り歯11、差動送り歯9に
よって伸ばし縫いされた生地8をその状態で保持できる
よう、第9図に示すように、針板14の主送り歯部、副送
り歯部に新たに生地進行方向と直角に、同方向に開いた
溝16aを設ける。また、従来の差動送り歯部の溝15に変
えて生地進行方向と直角に、生地進行方向と逆方向に開
いた溝16とした滑り止めを施した。
(実施例) 以下に本発明に係るミシンにおけるシームパッカリング
の自動的解消装置の一実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は従来のオーバーロックミシン或いは安全縫いミ
シンの差動送り歯と主送り歯の形状を示すもので、第2
図及び第3図は本発明に係るミシンの差動送り歯の歯形
状を示すものである。
第4図及び第5図は本発明に係るミシンの主送り歯の歯
形状を示すもので、第6図及び第7図は本発明に係るミ
シンの主送り歯の歯形状を示すものである。第8図は本
発明に係るミシンの針板の形状を示すもので、第9図は
本発明に係るミシンの針板を各送り歯に装着した状態を
示すもので、第10図は第8図B−B線断面図である。
第11図は従来のオーバーロックミシン或いは安全縫いミ
シンの主送り歯、差動送り歯、副送り歯の取付け状態を
示すもので、第12図は従来の針板に形成した溝形状と生
地押えの状態を示したものである。
第13図は本発明に係るミシンの差動送り歯の形状を示す
もので、生地進行方向と逆の歯形状を形成したものであ
る。
第14図は従来のオーバーロックミシン或いは安全縫いミ
シンの針板を各送り歯に装着した状態を示すもので、第
15図は従来のオーバーロックミシン或いは安全縫いミシ
ンの針板を示し、第16図は第15図のA−A線要部断面図
である。
第11図に示す符号1は従来のオーバーロックミシン或い
は安全縫いミシンの差動送り歯取付け台で、この差動送
り歯取付け台1の先端にねじ2で差動送り歯3が取り付
けられている。そして、符号4はこの差動送り歯取付け
台1の側方に設けた主送り歯取付け台で、主送り歯取付
け台4の先端にねじ5で主送り歯6が取付けられ、主送
り歯6の側端にねじ8で副送り歯7が取り付けられてい
る。
この第11図の差動送り歯3、主送り歯6及び副送り歯7
の歯形状は従来技術における形状であり、これらの送り
歯3,6,7を第2図〜第7図に示す差動送り歯9、主送り
歯10、副送り歯11にねじ2,5,8で取付け換えする。
この第2図〜第7図に示す差動送り歯9、主送り歯10、
副送り歯11を差動送り歯取付け台1と主送り歯取付け台
4を前記したように取付けることで、以下のようにシー
ムパッカリングの防止と生地ズレ、生地滑りの防止がで
きる。
主送り歯10の歯を左上から右下方向に傾斜するはすば
(斜歯)とせしめ、副送り歯11の歯を右上から左下方向
に傾斜するはすばとせしめ、主送り歯10の歯の傾きと反
対方向に傾斜せしめるから、生地は左右に伸ばされる。
そして、差動送り歯9の歯を主送り歯10の歯と同方向の
はすばとせしめたから、副送り歯11の歯と逆方向とな
り、生地が生地進行方向に対して徐々に右方に寄せられ
ることを防止し得る。
また、周知のように、この作動送り歯9の歯形を主送り
歯10、副送り歯11との歯形と逆方向としたから、生地が
生地進行方向に伸ばされた状態となる。
さらに、針板14の差動送り歯9側に生地進行方向Cと逆
方向に開口する溝16を設け、針板14の主送り歯10、副送
り歯11側に生地進行方向に同方向に開口する溝16aを設
けたから、前記した伸ばされた状態を安定に保持でき
る。
(発明の効果) この発明によれば、主送り歯と副送り歯及び差動送り歯
を備えたミシンにおいて、主送り歯の歯を左上から右下
方向へ傾斜するはすば(斜歯)とし、副送り歯の歯を右
上から左下方向に傾斜するはすばとし、生地を左右に伸
ばすようにした。
また、差動送り歯の歯は主送り歯の歯と同様に左上から
右下方向へ傾斜するはすばとして生地が生地進行方向に
対して右方に寄せられることを防止したから、縫い目の
近辺に発生する縫いじわ、つまりシームパッカリングを
なくすことができる。
さらに、主送り歯と副送り歯及び差動送り歯で伸ばされ
た生地をそのままの状態で保持できるように針板に溝を
設けたことにより、生地を前後、左右に伸ばしたままの
状態で縫製することが出来る。従って、縫製品の風合を
高度に保ち、高品質の商品を提供でき、また、縫製中生
地伸ばし作業等に熟練度を必要とする作業が回避でき、
作業能率を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は従来技術と本発明実施の一例を示すもので、
第1図は従来のオーバーロックミシン或いは安全縫いミ
シンの差動送り歯と主送り歯の形状を示すもので、生地
進行方向に歯の形状が施こされている状態を示す側面図
である。第2図は本発明に係るミシンの差動送り歯の歯
形状を示す側面図であり、第3図は第2図の平面図、第
4図は本発明に係るミシンの主送り歯の歯形状を示す側
面図であり、第5図は第4図の平面図、第6図は本発明
に係るミシンの副送り歯の歯形状を示す平面図であり、
第7図は第6図の側面図である。第8図は本発明に係る
ミシンの針板の形状を示す平面図、第9図は本発明に係
るミシンの針板を各送り歯に挿着した状態を示す平面図
である。第10図は第8図のB−B線断面図で、本発明の
針板溝形状と生地押え状態を示すものである。第11図は
従来のオーバロックミシン或いは安全縫いミシンの主送
り歯、差動送り歯、副送り歯の取付け状態を示す要部の
斜視図、第12図は従来のオーバロックミシン或いは安全
縫いミシンの針板の溝形状と生地押えの状態を示す側面
図である。第13図は本発明に係るミシンの差動送り歯の
形状を示すもので、生地進行方向とは逆に歯の形状が施
こされている状態を示す側面図である。第14図は従来の
オーバロックシミン或いは安全縫いミシンの針板と各送
り歯との関係を示す平面図、第15図は従来のオーバロッ
クミシン或いは安全縫いミシンの針板の形状を示す平面
図であり、第16図は第15図のA−A線要部断面図であ
る。 1…差動送り歯取付台、2…ねじ、3…差動送り歯、
3′…差動送り歯左側送り歯部、3″…差動送り歯右側
送り歯部、4…主送り歯取付台、5…ねじ、6…主送り
歯、6′…主送り歯左側送り歯部、6″…主送り歯右側
送り歯部、7…副送り歯、8…ねじ、9…差動送り歯、
10…主送り歯、11…副送り歯、12…針落ち部、13…メス
落ち部、14…針板、15…溝、16,16a…溝、17…生地押
え、18…生地。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主送り歯、副送り歯および差動送り歯を備
    え、この差動送り歯の鋸歯状歯形を主送り歯、副送り歯
    の鋸歯状歯形と逆方向としたミシンにおいて、この主送
    り歯の歯をはすばとせしめ、副送り歯の歯を主送り歯の
    歯と反対方向のはすばとせしめ、差動送り歯の歯を主送
    り歯の歯と同方向のはすばとせしめたことを特徴とする
    ミシンにおけるシームパッカリングの自動的解消装置。
  2. 【請求項2】針板の差動送り歯側に生地進行と逆方向に
    開口する溝を針板内に傾斜状に設け、同針板の主送り
    歯、副送り歯側に生地進行と同方向に開口する溝を針板
    内に傾斜状に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のミシンにおけるシームパッカリングの自動的
    解消装置。
JP2131552A 1990-05-22 1990-05-22 ミシンにおけるシームパッカリングの自動的解消装置 Expired - Lifetime JPH0728964B2 (ja)

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