JPH0728822Y2 - 茎稈結束装置 - Google Patents

茎稈結束装置

Info

Publication number
JPH0728822Y2
JPH0728822Y2 JP14720589U JP14720589U JPH0728822Y2 JP H0728822 Y2 JPH0728822 Y2 JP H0728822Y2 JP 14720589 U JP14720589 U JP 14720589U JP 14720589 U JP14720589 U JP 14720589U JP H0728822 Y2 JPH0728822 Y2 JP H0728822Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
guide
cord
building
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14720589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0385831U (ja
Inventor
治男 馬場
理 松尾
孝一 北風
光夫 日比
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP14720589U priority Critical patent/JPH0728822Y2/ja
Publication of JPH0385831U publication Critical patent/JPH0385831U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0728822Y2 publication Critical patent/JPH0728822Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、結節ビルと紐ホルダの表側に配置した紐ガイ
ドプレートに前後に長い紐通し孔を形成し、この紐通し
孔のニードルに突入部位の後方箇所において、この紐通
し孔を横切るように紐ガイドを紐通し孔の一側脇に取付
け、集束茎稈に巻回された紐ホルダ側の紐部分とニード
ル側の紐部分とを前記紐ガイドの前縁に係止して、両紐
部分を紐ガイドプレートの裏面側において結節ビルの作
用域内に案内するよう構成した茎稈結束装置に関する。
〔従来の技術〕
上記茎稈結束装置において、従来では、本出願人が先に
出願(実願昭63-119001号)した構造のものがある。つ
まり、板材をU字形に屈曲成形して前記紐ガイドを構成
するとともに、この紐ガイドを前記紐通し孔の一側縁に
跨がる状態で取付け固定し、この紐ガイドの内方に紐案
内用バネ杆を配設する構造である。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構造は、合理的な配置によって紐案内用バネ杆
に異物が堆積して円滑な結束作動を阻害する等の弊害が
生じないようにしたものである。
ところが、上記従来構造においては、前記紐ガイドの前
縁と紐通し孔の一側縁との交差部分において、紐ガイド
の板材の厚みに相当する段差が生じることになり、この
段差に、案内される紐が引掛かってしまうことがあっ
た。そうすると、結節ビルによる結節作動時に紐の巻回
係止ミスが生じ、結果として結束作動ミスとなるおそれ
があった。
そこで、上記欠点を解消する方法として、第7図に示す
改良構造が考えられた。つまり、紐ガイドプレート(1
9)における紐ガイド(21)の前縁(23)に臨む隆起案
内部(25)を紐ガイド(21)の前縁端部(23a)よりも
突出させる構造である。
ところが、上記改良構造においては、部材の加工精度又
は紐ガイド(21)の組付け精度のバラツキによって、紐
ガイド(21)の前縁端部(23a)と隆起案内部(25)と
の間に隙間が生じるおそれがあり、紐が引掛かって結束
ミスが起こる危険性は依然として残るものであった。
本考案は、合理的改良によって、紐が紐ガイドの前縁端
部に引掛かった場合であっても、結束ミスを防止できる
ようにする事を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、冒頭に記載した茎稈結束装置にお
いて、前記紐ガイドの前縁と紐通し孔の一側縁との交差
点を、結節ビルの回転軸心方向から見て、結節ビルの先
端回動軌跡内に位置させてある点にある。
〔作用〕
結束作動において、紐ホルダ側の紐部分とニードル側紐
部分のうちいずれか又はその両方が、前記交差点部分に
引掛かった場合であっても、当該引掛かり箇所が結節ビ
ルの先端回動軌跡内に位置するので、前記両紐部分は洩
れなく結節ビルの回動に伴って巻回されることになり、
確実な結節作動が行えるのである。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、紐ホルダ側の紐部分とニード
ル側の紐部分とを係止して結節作動させるための紐ガイ
ドの端部に誤って紐が引掛かった場合であっても、結節
作動が阻害されることがなく、結束ミスの発生を防止で
きることになった。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図に本考案に係る茎稈結束装置(1)を装備した刈
取結束機を示している。この刈取結束機は、機体前部
に、機体の走行に伴って、植立茎稈を立姿勢に引起す引
起し装置(2)を備えるとともに、引起された茎稈の株
元を切断するバリカン型刈取装置(3)を備え、刈取ら
れた茎稈を案内板(4)により横側方に移送し、前記結
束装置(1)により所定量づつ結束して機外に放出する
よう構成してある。
次に前記結束装置(1)の構造について説明する。第5
図に示すように、案内板(4)により横送りされた茎稈
を集束して結束するための結束空間(S)の機体後部側
に、茎稈を結束空間(S)内に掻込むパッカ(5)、紐
案内用ニードル(6)、茎稈を受止めて集束し、設定集
束圧まで集束されたことを検知すると揺動感知して、図
示しない1回転クラッチ機構を起動させる感知ドア
(7)等を配設するとともに、結束空間(S)の機体前
部側に紐の結節作動を司る結節機構(8)及び結束茎稈
を機体横側外方に放出する放出アーム(9)等を配設し
て構成してある。
前記結節機構(8)は、第4図に示すように、紐の端部
を保持する紐ホルダ(10)と紐の結節を行う結節ビル
(11)とをブラケット(12)に回動自在に取付けて備
え、紐ホルダ(10)及び結節ビル(11)を、前記一回転
クラッチ機構の起動に伴って縦軸芯(P)周りで一回転
駆動され、かつ、一部分にのみ駆動ギア部を形成したタ
イミングギア(13)によって回転駆動するよう構成し、
茎稈が所定量集束される毎に間欠的に結節作動を行うよ
う構成してある。
前記結節ビル(11)は、回動支軸(14)に固定した固定
爪(11a)と固定爪(11a)に揺動自在に枢支した可動爪
(11b)とから成り、可動爪(11b)はそれと一体に揺動
するローラ(15)がブラケット(12)に形成したカム面
(16)に乗り上がり案内され、かつ、バネ(17)付勢し
たビル押え部材(18)によりカム面(16)に押圧付勢さ
れる状態で、回動に伴い開閉揺動して結節作動を実行す
るよう構成してある。そして、前記ローラ(15)のビル
押え部材(18)に対する接当作用箇所は、ビル押え部材
(18)の押圧面(18a)に対して面接触する状態となる
ようテーパ状に成形して耐摩耗性の向上を図っている。
そして、結節ビル(11)と紐ホルダ(10)の表側、つま
り結束空間(S)に臨む側に紐ガイドプレート(19)を
配設し、この紐ガイドプレート(19)には、第1図及び
第2図にも示すように茎稈通過方向に沿って前後に長い
紐通し孔(20)を形成するとともに、この紐通し孔(2
0)のニードル(6)突入部位の後方箇所において、こ
の紐通し孔(20)を横切るように紐ガイド(21)を紐通
し孔(20)の一側脇に取付けてある。
前記紐ガイド(21)は、第2図に示すように、集束茎稈
(K)に巻回された紐ホルダ(10)側の紐部分(22a)
とニードル(6)側の紐部分(22b)とを、その前縁(2
3)に係止して、両紐部分(22a),(22b)を紐ガイド
プレート(19)の裏面側において結節ビル(11)の作用
域内に案内するよう構成してある。又、この紐ガイド
(21)は、第3図に示すように、板金材をU字形に屈曲
成形して成り、紐通し孔(20)の一側縁に跨がる状態で
ボルト固定するとともに、その内方側に結節ビル(11)
の先端部での挾持作用時に紐を案内係止するバネ杆(2
4)を内装してある。
そして、第1図に示すように、前記紐ガイド(21)の前
縁(23)と紐通し孔(20)の一側縁との交差点(X)
を、結節ビル(11)の回転軸心方向から見て、結節ビル
(11)へ先端回動軌跡内に位置させてある。詳述する
と、紐ガイドプレート(19)の紐ガイド(21)の前縁端
部(23a)に臨む隆起案内部(25)を結節ビル(11)の
軸芯方向視での先端の回動軌跡(Q)内まで延設し、か
つ、その隆起案内部(25)を紐ガイド(21)の前縁端部
(23a)よりも突出させてある。
このように構成すると、前記両紐部分(22a),(22b)
が前記交差点(X)で誤って引掛かった場合であって
も、両紐部分(22a),(22b)は結節ビル(11)による
作用位置を通過することになり、結節作動ミスが生じる
おそれが少なくなる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案に係る茎稈結束装置の実施
例を示し、第1図は要部の正面図、第2図は結節作動状
態を示す正面図、第3図は紐ガイドの分解斜視図、第4
図は結節機構の平面図、第5図は結束装置の平面図、第
6図は刈取結束機の全体側面図である。そして、第7図
は比較例を示す要部正面図である。 (10)……紐ボルダ、(11)……結節ビル、(19)……
紐ガイドプレート、(20)……紐通し孔、(21)……紐
ガイド、(22a),(22b)……紐部分、(23)……前
縁、(K)……茎稈、(X)……交差点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 日比 光夫 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 実公 平1−15312(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】結節ビル(11)と紐ホルダ(10)の表側に
    配置した紐ガイドプレート(19)に前後に長い紐通し孔
    (20)を形成し、この紐通し孔(20)のニードルに突入
    部位の後方箇所において、この紐通し孔(20)を横切る
    ように紐ガイド(21)を紐通し孔(20)の一側脇に取付
    け、集束茎稈(K)に巻回された紐ホルダ側の紐部分
    (22a)とニードル側の紐部分(22b)とを前記紐ガイド
    (21)の前縁(23)に係止して、両紐部分(22a),(2
    2b)を紐ガイドプレート(19)の裏面側において結節ビ
    ル(11)の作用域内に案内するよう構成した茎稈結束装
    置において、前記紐ガイド(21)の前縁(23)と紐通し
    孔(20)の一側縁との交差点(X)を、結節ビル(11)
    の回転軸心方向から見て、結節ビル(11)の先端回動軌
    跡内に位置させてあることを特徴とする茎稈結束装置。
JP14720589U 1989-12-20 1989-12-20 茎稈結束装置 Expired - Lifetime JPH0728822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14720589U JPH0728822Y2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 茎稈結束装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14720589U JPH0728822Y2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 茎稈結束装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0385831U JPH0385831U (ja) 1991-08-30
JPH0728822Y2 true JPH0728822Y2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=31693734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14720589U Expired - Lifetime JPH0728822Y2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 茎稈結束装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0728822Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0385831U (ja) 1991-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2113165B1 (en) Web wrap device
JPH069567B2 (ja) C形−スカルプクリップ用のクリップ留め機
JPH0728822Y2 (ja) 茎稈結束装置
US7832437B2 (en) Tree felling head
CA1207354A (en) Knotter with an improved geneva mechanism
JP2005224197A (ja) 園芸用結束機
JP4081657B2 (ja) 園芸用結束機のテープガイド装置
US591614A (en) John f
JPH056746Y2 (ja)
JPH0112573Y2 (ja)
JPH0534515Y2 (ja)
JPS6144574Y2 (ja)
JPS6133875Y2 (ja)
JPS6224428Y2 (ja)
JPS5923459Y2 (ja) 排ワラ結束装置付コンバイン
JPS6210615B2 (ja)
JP3450130B2 (ja) 断水操作可能なパイプカッター
JPH056752Y2 (ja)
JPH0115312Y2 (ja)
JPS5913793Y2 (ja) 切断装置を備えた結束装置
JPH11103640A (ja) ノッタの結節装置
JPH0236344Y2 (ja)
JPH056751Y2 (ja)
JPH0729807Y2 (ja) 刈取収穫機
JPH0112583Y2 (ja)