JPH07286239A - レーザ溶接性に優れたフェライト系ステンレス鋼 - Google Patents

レーザ溶接性に優れたフェライト系ステンレス鋼

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JPH07286239A
JPH07286239A JP6104483A JP10448394A JPH07286239A JP H07286239 A JPH07286239 A JP H07286239A JP 6104483 A JP6104483 A JP 6104483A JP 10448394 A JP10448394 A JP 10448394A JP H07286239 A JPH07286239 A JP H07286239A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接部靭性に優れ、レーザ溶接に適したフェ
ライト系ステンレス鋼を得る。 【構成】 C:0.03%以下,N:0.025%以下
及びO:0.02%以下に規制したCr:11〜35%
を含むフェライト系ステンレス鋼であって、レーザ溶接
部の酸素濃度及び窒素濃度がそれぞれ250ppm以下
及び350ppm以下で、析出する炭化物及び窒化物が
平均粒径3μm以下で合計析出密度1×105 個/mm
2 以下となるように、C含有量[%C],N含有量[%
N]及びO含有量[%O]の間に次式の関係を維持させ
る。 [%C]+3[%N]+[%O]<(124.4−[%
Cr]/1750

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接部靭性に優れたフ
ェライト系ステンレス鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】SUS430を始めとするフェライト系
ステンレス鋼は、オーステナイト系ステンレス鋼に比較
して安価であることから、広範な分野において建材,構
造材,各種部品等として使用されている。フェライト系
ステンレス鋼板を使用して構造物を組立てる場合、鋼板
を他の構造部材に溶接することが多い。また、ステンレ
ス鋼板から製造された溶接管を建材,構造材,各種部品
等として使用することもある。フェライト系ステンレス
鋼板の溶接には、従来からTIG溶接が採用されてい
る。しかし、TIG溶接では溶接速度に限界があるた
め、レーザ溶接に置き換えることが検討されている。本
出願人も、特開昭56−168988号公報でフェライ
ト系ステンレス鋼のレーザ溶接を紹介した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レーザ溶接は、ビーム
径の小さな熱エネルギーで母材を加熱することから、T
IG溶接に比較して格段に早い溶接速度を示す。しか
し、ビーム径の小さな熱エネルギーは、母材の極めて狭
い領域を極めて高い温度まで加熱するため、従来のTI
G溶接とは異なった熱履歴を溶接部が受ける。レーザビ
ームで加熱された母材は、Feの沸点に近い2900℃
程度まで最高温度が到達する場合がある。このような高
温に加熱された溶融金属は、雰囲気から盛んにガスを吸
収する。その結果、得られた溶接部は、酸化物,窒化物
等を多量に介在させた脆い組織になり易い。雰囲気から
のガス吸収は、溶接雰囲気をガスシールドすることによ
り、ある程度まで抑制できる。
【0004】雰囲気制御によっても依然として酸化物,
窒化物等の非金属介在物の生成が避けられず、母材に比
較して溶接部の靭性が劣る。このような溶接部をもつス
テンレス鋼板に曲げ加工,バルジ加工等の高度の加工を
施すと、溶接部に亀裂,破断が発生し、溶接製品として
使用することができない。本発明は、このような問題を
解消すべく案出されたものであり、特定された相関関係
の下で母材のC,N及びO含有量を規制することによ
り、レーザ溶接部に析出する酸化物,窒化物等の非金属
介在物の生成を抑制し、溶接部の靭性を向上させること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のフェライト系ス
テンレス鋼は、その目的を達成するため、C:0.03
重量%以下,N:0.025重量%以下及びO:0.0
2重量%以下に規制したCr:11〜35重量%を含む
フェライト系ステンレス鋼であって、レーザ溶接部の酸
素濃度及び窒素濃度がそれぞれ250ppm以下及び3
50ppm以下で、析出する炭化物及び窒化物が平均粒
径3μm以下で合計析出密度1×105個/mm2 以下
となるように、C含有量[%C],N含有量[%N]及
びO含有量[%O]の間に次式(1)の関係を維持させ
ている。 [%C]+3[%N]+[%O]<(124.4−[%Cr])/1750 ・・・・(1) このフェライト系ステンレス鋼は、更にTi及び/又は
Nbを合計量で1.0重量%以下、Mo:0.1〜3重
量%を含むことができる。また、Si含有量及びMn含
有量は、それぞれ2.0重量%以下及び1.0重量%以
下に規制することが好ましい。
【0006】
【作用】一般的にいって、窒化物,酸化物等の非金属介
在物が少ないほど、溶接部の靭性が向上する。しかし、
極めて高温の溶融金属が生成するレーザ溶接にあって
は、溶融金属が雰囲気から盛んにO,N等のガス成分を
吸収するため、従来のTIG溶接における窒化物,酸化
物等に関する考察が当てはまらない。そのため、OやN
等を極低下させたフェライト系ステンレス鋼を母材とし
て使用すると共に、酸素濃度及び窒素濃度が低い溶接雰
囲気を使用することが考えられる。しかし、このような
対策では、素材コスト及び溶接コストの上昇を招き、実
用的な解決策ではない。この点、本発明者等は、レーザ
溶接部の酸素濃度及び窒素濃度を規制し、且つ析出した
酸化物や窒化物の分布を制御するとき、靭性に優れた溶
接部が得られることを多数の実験から見い出した。この
知見に基づき、N及びOを極低下することなく、式
(1)の条件を満足させるとき、フェライト系ステンレ
ス鋼のレーザ溶接性が改善されることを解明した。
【0007】以下、本発明で規定した成分の含有量,関
係式等について説明する。 C:0.03重量%以下 フェライト系ステンレス鋼においては、粒内に固溶して
素地の加工性を低下させるばかりでなく、炭化物,窒化
物等の生成することによって靭性も損なわれる。そのた
め、C含有量は、低いほど好ましく、上限を0.03重
量%に設定した。また、N及びOと共同して溶接部の加
工性を低下させることから、式(1)が満足されるよう
にC含有量を設定する必要がある。 N:0.025重量%以下 窒化物,炭窒化物等の生成により、溶接部の加工性及び
靭性を低下させる主たる原因となる。したがって、N含
有量は、特に低下させる必要があることから、上限を
0.025重量%に設定した。また、C及びOと共同し
て溶接部の加工性や靭性を低下させることから、式
(1)が満足されるようにN含有量を設定する。
【0008】O:0.02重量%以下 割れの起点となる酸化物系の介在物を生成し、溶接部の
靭性を低下させる。そのため、O含有量は、低いほど好
ましく、上限を0.02重量%に設定した。また、C及
びOと共同して溶接部の加工性を低下させることから、
式(1)が満足されるようにO含有量を設定する。 Si:2.0重量%以下 脱酸剤として有効な元素であり、耐高温酸化性を改善す
る作用も呈する。更に、溶鋼中の飽和窒素量を減少させ
る働きがあり、溶接部の加工性及び靭性改善に有効であ
る。しかし、過度にSiを添加すると素材の加工性が損
なわれることから、Si含有量の上限を2.0重量%に
設定した。 Mn:1.0重量%以下 脱酸剤として有効な元素であり、素地を強化する作用も
呈する。しかし、過度にMnを添加すると耐食性を低下
させる原因となるので、Mn含有量の上限を1.0重量
%に設定した。
【0009】Cr:11〜35重量% フェライト系ステンレス鋼の主要元素であり、耐食性を
確保する上から11重量%以上のCr含有量が必要であ
る。しかし、過剰にCrを添加すると素材の脆化を招
き、製造が極めて困難になる。そのため、Cr含有量
は、上限を35重量%に定めた。 Ti及び/又はNb:合計量で1.0重量%以下 必要に応じて添加される合金元素であり、C,N及びO
を固定化して無害化すると共に、高温強度の向上にも有
効である。しかし、C及びNとの関係で過度に添加する
と、靭性の低下を招くと共に、非金属介在物の発生に起
因する表面疵を生じさせる。そのため、Ti及びNbの
含有量は、合計量で1.0重量%以下にする必要があ
る。
【0010】Mo:0.1〜3重量% 必要に応じて添加される合金元素であり、耐食性の向上
に有効である。しかしながら、過度にMoを添加すると
素材の加工性や靭性が低下するため、Mo含有量の上限
を3重量%に設定した。本発明のフェライト系ステンレ
ス鋼は、更に所定の性質を付与するため種々の合金元素
を添加することができる。このような合金元素として
は、耐酸化性向上ためのAl:3重量%以下,耐食性及
び加工性を向上させるためのCu:1重量%以下,C及
びNを固定するためのV及び/又はZr:0.5重量%
以下,耐粒界腐食性を改善するためのB:0.1重量%
以下,靭性及び耐酸化性向上のための希土類元素やY:
0.5重量%以下等がある。
【0011】関係式(1):関係式(1)は、本発明者
等の多数の実験結果から求められたものであるが、溶接
部の加工性や靭性低下に対してC及びOよりもNの影響
が大きいことを見い出し、3倍の係数でNをC及びOと
の関連で整理することにより、加工性及び靭性低下が効
果的に防止できる。具体的には、従来から一般的に用い
られているC+Nで整理した場合、図1に示すようにお
おむねC+Nの限界値が得られるものの、限界値付近で
は逆転がかなり生じる。これに対し、C+3N+Oで整
理するとき、図2に示すように明確な限界値が得られ
る。この関係式(1)を維持することにより、レーザ溶
接部の酸素濃度及び窒素濃度がそれぞれ250ppm以
下及び350ppm以下で、析出する炭化物及び窒化物
が平均粒径3μm以下で合計析出密度1×105 個/m
2 となる。
【0012】また、図3に示すように、酸素濃度が25
0ppmを超えると、酸化物系介在物が大量に発生し、
靭性の低下を引き起こす。そこで、溶接部の酸素濃度を
250ppm以下とすることが必要である。他方、窒素
濃度が350ppmを超えると析出物の粒径が大きくな
り密度の高くなるため、溶接部の窒素濃度を350pp
m以下にする必要がある。析出物は、板状の形状をもっ
ているが、その径が大きくなると破壊の起点となり、靭
性を低下させる。この点、図4に示すように、析出物の
平均粒径が3μm以下では、発生しても破壊の起点とし
ての作用が小さい。析出物の密度が大きくなると、破壊
の起点が連続した状態になるので靭性が低下する。隣接
する介在物が相互的に作用して靭性の大きな低下をもた
らさないためには、図5から明らかなように1×105
個/mm2 以下の析出密度が好ましい。その結果、得ら
れた溶接部は、高度の加工を施しても加工割れを生じな
い優れた靭性を示す。以上のように成分調整されたフェ
ライト系ステンレス鋼は、通常の条件下でレーザ溶接す
ることができるが、板厚方向に関し全厚にわたる溶接部
が得られる条件下で可能な限り少ない入熱で溶接するこ
とが好ましい。たとえば、溶接入熱の増加によりビード
幅を大きくすると、溶接トーチの狙い精度を低くしても
溶接可能であり、施工面から有利となる。しかし、溶接
金属の冷却速度が小さいために結晶粒の粗大化を招き、
靭性の低下を引き起こす。
【0013】
【実施例】
実施例1:13%Crを主成分とする低炭素フェライト
系ステンレス鋼について、C,N及びOレベルが種々異
なる板厚1mmの鋼板を用意した。この鋼板をレーザ出
力5kW及び溶接速度3m/分で溶接した後、溶接部の
曲げ試験により加工性を調査した。調査結果を示す表1
にみられるように、C,N及びN含有量が本発明で規定
した関係式(1)を満足する材料では、溶接部の酸素濃
度及び窒素濃度が低く、非金属介在物の量が極めて少な
いことから、密着曲げ試験においても割れを発生するこ
とがなかった。これに対し、関係式(1)を満足しない
材料では、介在物が多量になり、粒径も約5μmと大き
くなっていた。この材料では、曲げ試験によって割れが
発生した。
【0014】
【表1】
【0015】実施例2:18%Cr−0.5%Cu−
0.5%Nbを主成分とする低炭素フェライト系ステン
レス鋼について、C,N及びOレベルが異なる板厚2m
mの鋼板を用意した。この鋼板をレーザー出力5kW及
び溶接速度2m/分で溶接した後、溶接部の2t曲げ試
験で加工性を調査した。調査結果を示す表2にみられる
ように、C,N及びOが本発明で規定した関係式(1)
を満足する鋼板では、溶接部の酸素濃度及び窒素濃度が
低く、有害な非金属介在物は観察されなかった。また、
2t曲げ試験後も溶接部に割れが発生せず、良好な加工
性を示すことが判った。他方、関係式(1)を満足しな
い鋼板では、粒径が約4〜7μmと大きな介在物が多量
に分散した溶接部が形成された。この溶接部には、曲げ
試験後に割れが発生した。
【0016】
【表2】
【0017】実施例3:30%Cr−2%Moを主成分
とする低炭素フェライト系ステンレス鋼について、C,
N及びOレベルが異なる板厚0.8mmの鋼板を用意し
た。この鋼板をレーザー出力5kW及び溶接速度4m/
分で溶接した後、溶接部の密着曲げ試験で加工性を調査
した。調査結果を示す表3にみられるように、C,N及
びOが本発明で規定した関係式(1)を満足する鋼板で
は、溶接部の酸素濃度及び窒素濃度が低く、有害な非金
属介在物は観察されなかった。また、密着曲げ試験後も
溶接部に割れが発生せず、良好な加工性を示すことが判
った。他方、関係式(1)を満足しない鋼板では、粒径
が約4μmと大きな介在物が多量に分散した溶接部が形
成された。この溶接部には、曲げ試験後に割れが発生し
た。
【0018】
【表3】
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のフェラ
イト系ステンレス鋼は、C含有量,N含有量及びO含有
量の上限をそれぞれ規制すると共に、相互の間にバラン
スをとることにより、レーザ溶接部に含まれるN及びO
が靭性低下に与える影響を抑制している。その結果、高
度の加工を施しても加工割れを発生することがない優れ
た溶接部靭性をもつフェライト系ステンレス鋼となり、
広範な分野で建材,構造材,部品等として使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 溶接部の割れ発生状況をC+N量で整理した
グラフ
【図2】 溶接部の割れ発生状況をC+3N+O量で整
理したグラフ
【図3】 溶接部の酸素濃度及び窒素濃度が割れ発生に
与える影響
【図4】 介在物の径と曲げ角度との関係
【図5】 介在物の密度と曲げ角度との関係

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.03重量%以下,N:0.02
    5重量%以下及びO:0.02重量%以下に規制したC
    r:11〜35重量%を含むフェライト系ステンレス鋼
    であって、レーザ溶接部の酸素濃度及び窒素濃度がそれ
    ぞれ250ppm以下及び350ppm以下で、析出す
    る炭化物及び窒化物が平均粒径3μm以下で合計析出密
    度1×105 個/mm2 以下となるように、C含有量
    [%C],N含有量[%N]及びO含有量[%O]の間
    に次式の関係を維持させたレーザ溶接性に優れたフェラ
    イト系ステンレス鋼。 [%C]+3[%N]+[%O]<(124.4−[%Cr])/1750
  2. 【請求項2】 Si含有量及びMn含有量をそれぞれ
    2.0重量%以下及び1.0重量%以下に規制した請求
    項1記載のフェライト系ステンレス鋼。
  3. 【請求項3】 Ti及び/又はNbを合計量で1.0重
    量%以下含む請求項1又は2記載のフェライト系ステン
    レス鋼。
  4. 【請求項4】 Mo:0.1〜3重量%を含む請求項1
    〜3の何れかに記載のフェライト系ステンレス鋼。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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