JPH07285671A - 自動肉片盛付装置の盛付法 - Google Patents

自動肉片盛付装置の盛付法

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JPH07285671A
JPH07285671A JP10472694A JP10472694A JPH07285671A JP H07285671 A JPH07285671 A JP H07285671A JP 10472694 A JP10472694 A JP 10472694A JP 10472694 A JP10472694 A JP 10472694A JP H07285671 A JPH07285671 A JP H07285671A
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tray
meat
dish
pieces
length
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JP10472694A
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English (en)
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Tatsuro Akabane
達朗 赤羽根
Yoshiaki Jinme
良明 甚目
Takao Ose
孝夫 大瀬
Yoshimasa Hayama
芳雅 羽山
Nobuyuki Endo
信之 遠藤
Mutsumi Takeda
睦 竹田
Tatsuo Innami
龍夫 印南
Yukio Aoki
之男 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Koki Haramachi Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Haramachi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライスされた肉片を指定された盛付個数や
トレイの大きさに対応した盛付パターンでトレイ上に盛
付し、盛付体裁を向上する。 【構成】 トレイT上に盛付られる肉片5aの複数の盛
付パターンを肉片5aの盛付ピッチを単位長さで記憶す
るROM92と、使用されるトレイTの長さ方向及び幅
方向の長さを指定する指定手段76、77、83、84
等とを備え、指定されたトレイTの大きさに対応した盛
付パターンを前記ROM92中から選択し、該選択した
盛付パターンの盛付ピッチをトレイTの大きさに対応し
た値に変換し、該変換した値に従ってトレイTを各盛付
位置に移動させて盛付るようにしたことを特徴とする盛
付法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばミートスライサ
等のスライス手段によりスライスされた肉片をトレイ上
に自動的に盛付けする自動肉片盛付装置の盛付法に関す
るもので、トレイの大きさに対応した盛付パターンで盛
付られるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】スライス部によってスライスされた肉片
をトレイ上に盛付るものに特公昭51−17180号公
報、特開昭54−148692号公報、実公昭56−4
6594号公報等に開示された装置がある。特公昭51
−17180号公報はスライスされた肉片を幅方向にの
み移動されるトレイ上にその長さ方向に沿って盛付るも
ので、特開昭54−148692号公報は長さ方向及び
幅方向に沿って往復移動するトレイ上にスライスされた
肉片を展開させ幅方向に沿って盛付るもので、また実公
昭56−46594号公報はトレイ供給部のトレイがな
くなった時にスライス動作を停止させるようにしたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した何れの従来装
置においても、スライスされた肉片を展開してトレイの
長さ方向または幅方向に沿ってただ単に並べるだけであ
って、指定された盛付個数または指定された盛付重量や
トレイの大きさ等に対応して盛付体裁を考慮した盛付パ
ターンを決定して盛付るものではない。従って、盛付け
たトレイ内の肉片を並べ直すために、手を介する必要が
あるため非衛生的で、作業能率を悪くさせていた。
【0004】本発明の目的は、スライスされた肉片を指
定盛付個数及びトレイの大きさに対応した所定盛付パタ
ーンでトレイ上に盛付体裁を考慮して、一切、手を介さ
ずに自動的に盛付るようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明盛付法は、前記トレイ上に盛付られる肉片の複
数の盛付パターンを肉片の盛付ピッチを単位長さで記憶
する記憶手段と、使用されるトレイの長さ方向及び幅方
向の長さを指定する指定手段とを備え、指定されたトレ
イの大きさに対応した盛付パターンを前記記憶手段中か
ら選択し、該選択した盛付パターンの盛付ピッチをトレ
イの大きさに対応した値に変換し、該変換した値に従っ
てトレイを各盛付位置に移動させて盛付るようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記のようにされた盛付法によれば、スライス
された肉片がトレイ上にトレイの大きさ等に対応した所
定の盛付パターンで自動的に盛付られるようになる。
【0007】
【実施例】以下、実施例図面を参照して本発明を説明す
るが、本発明盛付法を説明する前に自動肉片盛付装置に
ついて説明する。自動肉片盛付装置は、図1に示す如
く、スライス部10、肉片搬送部20、盛付部30、ト
レイ排出部50及びトレイ供給部60等から構成され
る。
【0008】スライス部10は、周知の如く、肉塊5を
収納した肉箱6を丸刃3に向かって往復移動させて肉塊
5を任意の厚さにスライスするものである。丸刃3は機
台1に固定された丸刃ベース2に可回転に支持され、図
示しない丸刃駆動モータにより回転される。肉箱6は機
台1上面に設けられたレール4に沿って図示しない肉箱
駆動モータ及びクランク7を介して往復移動され、肉箱
6内の肉塊5はスライス後の肉箱6の後退時に送り部材
8によって当て板9に向かって送られる。該当て板9は
丸刃3近傍の機台1上に肉塊5の送り方向に沿っての移
動が可能な如く装着されている。すなわち当て板9は丸
刃3の刃先に対し刃表3a側に進退可能に設けられ、ス
ライスされる肉片5aの厚さを決定するものである。前
記クランク7の軸には例えば永久磁石が埋設された例え
ば扇形状の2個の検出片7a、7cが設けられ、該検出
片7a、7cは夫々例えばリードスイッチからなる位置
センサ7b、7dによって検出される。2個の検出片7
a、7cは夫々スライス開始直前及びスライス終了直後
に位置センサ7b、7dによって検出される位置に設け
られる。丸刃3の刃表3a側に軸を鉛直方向に対して傾
斜されて設けられた2個の受取ローラ11は、後述する
アーム13に支持されたローラ駆動モータ14により図
1のE方向に回転させられ、刃表3a側から排出された
肉片5aを下方に落下させるようにしている。なお12
は機台1に設けられ、前記丸刃駆動モータ、肉箱駆動モ
ータ及びローラ駆動モータ14等の運転を開始させる際
にオン操作される運転スイッチであって、後述する如
く、肉箱6内の肉塊5がなくなった時点で丸刃3等の駆
動は停止するが、この停止時にオフ操作されるものでも
ある。
【0009】肉片搬送部20は、スライス部10によっ
てスライスされて落下した肉片5aを受け、該肉片5a
を盛付部30に送るもので、その詳細を図4、図5に示
す如く、落下する肉片5aを受けて盛付部30に送る搬
送ベルト25、搬送ベルト25を走行させる駆動ローラ
24及び従動ローラ26、駆動ローラ24の一端に装着
されたスプロケット23をチェーン22を介して駆動す
る搬送モータ21、搬送ベルト25の上方に搬送ベルト
25の走行方向に沿って延び、肉片5aが搬送ベルト2
5上に確実に落下するように案内する一対の肉片ガイド
27、搬送ベルト25の内側に設けられ、搬送ベルト2
5によって搬送される肉片5aの通過を検出する肉片セ
ンサ28、これらスプロケット23、駆動ローラ24、
搬送ベルト25、従動ローラ26、肉片センサ28等を
支持する枠体29等によって構成されている。前記搬送
モータ21、肉片ガイド27等は後述する支柱46に装
着支持されている。肉片センサ28は、例えば肉片5a
が含む水分を検出することによって肉片5aの通過を検
出する静電容量形センサによって構成され、肉片5aを
検出している間例えば論理値1の検出信号を発生するも
のである。従って、論理値1の検出信号が所定時間継続
しなくなれば、肉片5aが所定形状の大きさより小さく
なり、肉塊5が残り少なくなって小さくなり始めたこと
が分かる。
【0010】盛付部30は、肉片搬送部20から搬送さ
れてきた肉片5aをトレイT上にトレイTの大きさ等に
対応したパターンで盛付するためのもので、ぺデスタル
31、該ぺデスタル31の上面に図1の紙面と垂直の方
向(以下Y方向という)に移動可能に設けられた盛付台
32、Y方向と直角の方向(以下X方向という)に沿っ
て走行するチェーン33、該チェーン33に所定間隔を
おいてY方向に延びて設けられ、トレイTをX方向に沿
って押し進めるバー34、固定テーブル35、計量テー
ブル36、計量器37、トレイTが盛付台32すなわち
計量テーブル36上の初期位置に到達したことを検出す
る例えば透過光学式トレイセンサ38等から構成され
る。盛付台32の底にはラック39が設けられ、該ラッ
ク39が可逆モータ40の軸端に装着されたピニオン4
1に噛み合うことにより、盛付台32はぺデスタル31
内に設けられたレール42に沿って可逆モータ40によ
ってY方向に往復移動される。前記チェーン33はモー
タ43によって駆動される駆動スプロケット44及び従
動スプロケット45を介して循環移動させられる。ぺデ
スタル31には鉛直方向に延びた前記支柱46が設けら
れ、該支柱46には上記した如く前記アーム13、肉片
ガイド27等が装着されている。前記モータ40、43
は制御が容易なステップモータが望ましい。またこれら
モータ40、43は前記位置センサ7bがスライス開始
検出信号を発生したタイミングで起動され、トレイTを
次の盛付位置に搬送する。なお47は前記支柱46の上
端に装着された前記アーム13の上面に取付けられたパ
トライトであって、正常運転時及び異常運転時に異なる
色、例えば夫々緑色及び黄色で点灯して運転状況を表示
警報するものである。
【0011】トレイ排出部50は、盛付部30によって
肉片5aが盛付されたトレイTを排出するためのもの
で、図1において右下方に傾斜する如く設けられた複数
のローラからなるローラコンベア51、該ローラコンベ
ア51の最右端においてトレイTを停止させるストッパ
52、ローラコンベア51上にトレイTが有るか否かを
検出する例えば透過光学式トレイ有無センサ53、トレ
イT上に盛付された肉片5aの重量または個数が所定範
囲外の異常時に発生される異常信号によって駆動されて
振り分けバー55を介してローラコンベア51上のトレ
イTを所定角度回転させる回転式ソレノイド54等によ
って構成される。なお、ローラコンベア51の次段に例
えばベルトコンベア等の付加的搬送手段が設置される
と、前記ストッパ52は不要となるもので、その際には
ストッパ52の上端が最右端のローラ上面より下方に位
置するように設定される。
【0012】トレイ供給部60は、前記トレイTを盛付
部30に供給するためのもので、ブロワ61によって負
圧とされ、トレイ保持部66に格納保持されている最下
位トレイTを吸着して下方に落とす吸着ヘッド62、該
吸着ヘッド62を上下動させる上下動モータ63、吸着
ヘッド62によって落下されたトレイTを盛付部30の
固定テーブル35上に搬送落下させるベルトコンベア6
4、該ベルトコンベア64を駆動するベルト駆動モータ
65、トレイ保持部66の最下位トレイTが落下するの
を防止する保持爪67、使用されるトレイTの長さに対
応してトレイ保持部66の幅を調整する調整ノブ68等
から構成されている。
【0013】前記支柱46の上部に取付けられた操作盤
70は、図8に示す如く、種々の盛付パターンを選択す
るためのアイテム選択スイッチ71、トレイT上に盛付
された肉片5aの重さを計量するか否かを選択する計量
選択スイッチ72、前記トレイ供給部60の運転を開始
させる際に操作されるトレイスイッチ73、前記スライ
ス部10の運転を開始させる際に操作される肉スイッチ
74、トレイT上に盛付される肉片5aの重さ及び個数
を指定する際に操作される重さスイッチ75及び個数ス
イッチ78、トレイTの幅及び長さを指定する際に操作
される幅スイッチ76及び長さスイッチ77、これら重
さ、幅、長さ、個数の夫々指定された値を表示する表示
ランプ79、盛付される重さの下限値及び上限値を指定
する際に操作される下限スイッチ80及び上限スイッチ
81、これら下限値及び上限値を表示する複数のランプ
からなるランプ群82、前記重さ、幅、長さ及び個数を
指定する際に操作され、指定する種類に対応した値で増
減させる増加スイッチ83及び減少スイッチ84、増加
スイッチ83と減少スイッチ84で指定した値を確定す
る際に操作される確認スイッチ85、トレイT上に盛付
される肉片5aの縦方向及び横方向すなわち長さ方向及
び幅方向のピッチを調節する際に操作されるピッチ調節
スイッチ86、盛付部30のトレイTの縦方向及び横方
向すなわち長さ方向及び幅方向の盛付位置を調節する際
に操作される位置調節スイッチ87等により構成され
る。前記増加スイッチ83及び減少スイッチ84は前記
幅スイッチ76、長さスイッチ77と共に本発明指定手
段を構成するものである。前記位置調節スイッチ87が
操作されると、トレイT上に盛付される肉片5aの各盛
付位置がトレイTの長さ方向及び幅方向に沿って操作さ
れた量だけシフトするので、盛付体裁を任意に変更させ
ることが可能となる。
【0014】図9は上記した各部のセンサ等の入力部、
各部のモータ等の出力部及びこれら入力部からの信号を
受け、出力部の動作を制御する制御部90を示すもの
で、該制御部90は、例えばCPU91、後述する基本
の盛付パターンを複数個記憶し、本発明記憶手段を構成
するROM92、I/Oポート93、タイマ94、盛付
るべきトレイTに対応してROM92に記憶されている
盛付基本パターンの中から選択された盛付パターンの盛
付位置の座標データ等をトレイTの大きさに対応して換
算した値で記憶するRAM95等からなるマイコンによ
って構成される。
【0015】上記した如く自動肉片盛付装置は、スライ
ス部10によってスライスされ肉片搬送部20によって
落下搬送された肉片5aを、トレイ供給部60から盛付
部30に供給されたトレイTを各盛付位置に移動させ
て、すなわちトレイTの長さ方向及び幅方向に沿ってト
レイTを所定量移動させることによってトレイT上に所
定盛付パターンで盛付し、盛付終了後トレイTをトレイ
排出部50に排出搬送するものである。
【0016】次に、本発明盛付法について以下説明す
る。なお、説明の便宜上、6個の肉片5aを盛付るもの
として説明するが、盛付個数は任意である。図10〜図
12はトレイT上に6個の肉片5aを盛付する盛付基本
パターンを示すもので、図10はトレイTの長さ方向1
列に盛付る例、図11は長さ方向2列に盛付る例、図1
2は長さ方向3列に盛付る例を示し、トレイTの長さ方
向及び幅方向の肉片5aの盛付ピッチを単位長さ1cm
としている。
【0017】前記ROM92には、図13に示す如く、
これら多数の盛付基本パターンの座標データが、盛付個
数、長さ方向盛付列数及び幅方向盛付列数と共に記憶さ
れている。またこれら記憶データをトレイTが長方形に
近いもの及び正方形に近いものの2通りを記憶してい
る。なおFFは各盛付基本データの終了コードを示す。
【0018】図14は長さ18cm、幅3cmのトレイ
Tを示し、幅と長さの比が1:6であるから、この比が
長さ方向盛付列数と幅方向盛付列数の比に一致するもの
または最も近いものが検索されて図10の盛付基本パタ
ーンが選択される。図15は図14のトレイTに盛付ら
れるパターンを示すもので、肉片5aをトレイTの端面
からの距離も含めて総て等ピッチで盛付るとすれば、盛
付ピッチは18/7≒2.6cmとなり、この時の各盛
付位置の座標データすなわち(2.6,0)(5.2,
0)……(15.6,0)が前記RAM95に記憶され
る。図16は前記操作盤70上のピッチ調節スイッチ8
6の縦方向すなわち長さ方向スイッチを1段階右に回
し、盛付ピッチを10%広げた際の盛付パターンを示
し、盛付ピッチが2.8cmと広がり、両側の肉片中心
とトレイTの端面間が2.0cmと狭くなった例を示
す。図17は前記ピッチ調節スイッチ86の縦方向すな
わち長さ方向スイッチを1段階左に回し、盛付ピッチを
10%狭めた際の盛付パターンを示し、盛付ピッチが
2.3cmと狭まり、両側の肉片中心とトレイTの端面
間が3.2cmと広くなった例を示す。図18は長さ1
5cm、幅10cmのトレイTを示し、幅と長さの比が
2:3であるから、この比が長さ方向盛付列数と幅方向
盛付列数の比に一致するものまたは最も近いものが検索
されて図11の盛付基本パターンが選択される。図19
は図18のトレイTに盛付られるパターンを示すもの
で、肉片5aをトレイTの端面からの距離も含めて総て
等ピッチで盛付るとすれば、盛付ピッチは15/4≒
3.7cmとなり、この時の各盛付位置の座標データが
上記同様前記RAM95に記憶される。
【0019】以上のようにして、ROM92に記憶され
ている盛付基本パターンの中からトレイTに対応した盛
付基本パターンが選択され、該基本パターンの盛付位置
座標データをトレイTの大きさに対応した座標データに
変換してRAM95に記憶し、盛付部30における可逆
モータ40、モータ43の駆動パルス数をRAM95内
の座標データに従って制御してトレイTを各盛付位置に
移動させることにより、トレイTの各盛付位置に肉片5
aが盛付られるようになる。
【0020】前記CPU91は以下に示すような制御を
行う。 A. 操作盤70上の幅スイッチ76、長さスイッチ7
7等の操作によって指定されたトレイTの寸法から幅と
長さの比をとり、トレイTが正方形に近いか長方形に近
いかを判断し、ROM92に記憶されている正方形に近
い盛付基本パターンか長方形に近い盛付基本パターンの
何れかを選択する。長さ方向の寸法/幅方向寸法の長さ
≦1.4の時、正方形に近いと判断する。一例として、
ROM92に記憶されている3個から21個までの盛付
パターンを図21に示す。なお、この盛付パターンは、
トレイの右下より盛付けを開始し、番号の順に盛付けを
行う。
【0021】B. 操作盤70の個数スイッチ78等の
操作によって指定された盛付個数と一致する盛付個数を
有し、かつトレイTの寸法比が長さ方向盛付列数と幅方
向盛付列数の比に一致するか最も近い盛付基本パターン
を選択する。
【0022】C. 盛付基本パターンの盛付ピッチをト
レイTの大きさに対応して換算し、各盛付位置の座標デ
ータをRAM95に記憶する。
【0023】D. 操作盤70のピッチ調節スイッチ8
6が操作されたか否かを判断し、操作されていたら、そ
の操作量に従って盛付ピッチを演算し、各盛付位置の座
標データを演算修正してRAM95に記憶する。
【0024】E. 操作盤70の位置調節スイッチ87
が操作されたか否かを判断し、操作されていたら、その
操作量に従ってシフト量を演算し、各盛付位置の座標デ
ータを演算修正してRAM95に記憶する。
【0025】F. 盛付時、RAM95内の座標データ
に従って可逆モータ40及びモータ43の駆動パルス数
を決定すると共に該駆動パルスに従って該モータ40、
43を駆動し、トレイTを各盛付位置に移動させてスラ
イス部10でスライスされた肉片5aをトレイT上に盛
付る。
【0026】G. 盛付個数で指定されず盛付重量で指
定された場合、盛付途中に所定個数盛付された際の計量
器37の計量値から1スライス当たりの肉片5aの重さ
を演算し、指定重量を盛付個数に換算記憶する。また、
所定盛付個数だけ盛付したら盛付作業を一旦中断して計
量値を読み取って指定重量値との差を演算し、軽かった
ら所定個数の肉片5aをスライスして新たに盛付る。な
お、この追加盛付の肉片5aはトレイTの幅方向最終列
の各盛付位置に盛付られる。
【0027】上記実施例によれば、トレイTに対応した
パターンで自動的に盛付されるようになり効率的である
と共に衛生的でもある。また盛付ピッチを単位長さとし
た盛付基本パターンをROM92に記憶するようにした
ので、各トレイTに対応した盛付パターンを記憶する必
要がなく、ROM92が小容量で済み、小型化が図れる
という効果がある。
【0028】上記実施例において、追加盛付する肉片5
aを幅方向最終列に盛付るとしたので、例えば盛付個数
を8個とし幅方向3列に盛付る場合であって、追加盛付
は各盛付位置に1個だけとした場合、図20に示すよう
な盛付パターンを選択し、幅方向最終列に2個盛付るよ
うにすると、新たに最大4個盛付られるようになって追
加盛付個数を多くでき指定された重量により近い値に盛
付ることが可能となるという効果がある。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スライス
された肉片をトレイ上にトレイに対応したパターンで盛
付るようにしたので、盛付体裁を向上できると共に盛付
スピードも向上できる。よって、トレイ上の肉片を並べ
直す必要がないため、手が肉片に触れることは一切な
く、衛生的である。また、記憶手段の小型化が図れる等
の効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動肉片盛付装置の一実施例を示す正
面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】肉片搬送部を示す拡大側面図。
【図5】図4の拡大正面図。
【図6】盛付部を示す拡大正面図。
【図7】トレイ排出部を示す平面図。
【図8】操作盤を示す正面図。
【図9】制御部のブロック図。
【図10】盛付個数が6個の場合の盛付基本パターンの
一実施例を示す平面図。
【図11】盛付個数が6個の場合の盛付基本パターンの
一実施例を示す平面図。
【図12】盛付個数が6個の場合の盛付基本パターンの
一実施例を示す平面図。
【図13】ROMに記憶されているデータの一実施例を
示す説明図。
【図14】トレイの一例を示す平面図。
【図15】図14のトレイに盛付られる一実施例を示す
平面図。
【図16】図14のトレイに盛付られる他の実施例を示
す平面図。
【図17】図14のトレイに盛付られる他の実施例を示
す平面図。
【図18】トレイの他の例を示す平面図。
【図19】図18のトレイに盛付られる一実施例を示す
平面図。
【図20】盛付個数が8個の場合の盛付基本パターンの
一実施例を示す平面図。
【図21】盛付パターンの一例を示す説明図。
【符号の説明】
10はスライス部、20は肉片搬送部、30は盛付部、
50はトレイ排出部、60はトレイ供給部、70は操作
盤、90は制御部、Tはトレイである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽山 芳雅 福島県原町市北長野字南原田70番地 株式 会社日立工機原町内 (72)発明者 遠藤 信之 福島県原町市北長野字南原田70番地 株式 会社日立工機原町内 (72)発明者 竹田 睦 福島県原町市北長野字南原田70番地 株式 会社日立工機原町内 (72)発明者 印南 龍夫 福島県原町市北長野字南原田70番地 株式 会社日立工機原町内 (72)発明者 青木 之男 福島県原町市北長野字南原田70番地 株式 会社日立工機原町内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断される肉塊を収納する肉箱を往復移
    動させ、この往復移動の過程で肉塊を丸刃により所定厚
    さに切断するスライス手段と、該スライス手段によって
    切断された肉片を搬送する肉片搬送手段と、該肉片搬送
    手段によって搬送された肉片をトレイ上の所定盛付位置
    に盛付するためにトレイをその長さ方向及び幅方向に所
    定量移動させる盛付手段と、前記トレイを盛付手段に1
    個ずつ供給するトレイ供給手段とを備えたことを特徴と
    する自動肉片盛付装置において、 前記トレイ上に盛付られる肉片の複数の盛付パターンを
    肉片の盛付ピッチを単位長さで記憶する記憶手段と、使
    用されるトレイの長さ方向及び幅方向の長さを指定する
    指定手段とを備え、指定されたトレイの大きさに対応し
    た盛付パターンを前記記憶手段中から選択し、該選択し
    た盛付パターンの肉片ピッチをトレイの大きさに対応し
    た値に変換し、該変換した値に従って前記盛付手段のト
    レイを各盛付位置に移動させて盛付るようにしたことを
    特徴とする自動肉片盛付装置の盛付法。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段中の盛付パターンを、トレ
    イの長さ方向と幅方向の長さの比に一致するものまたは
    最も近いものを選択するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の自動肉片盛付装置の盛付法。
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