JPH07285636A - ベルトコンベアのテークアップ装置 - Google Patents

ベルトコンベアのテークアップ装置

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JPH07285636A
JPH07285636A JP7623994A JP7623994A JPH07285636A JP H07285636 A JPH07285636 A JP H07285636A JP 7623994 A JP7623994 A JP 7623994A JP 7623994 A JP7623994 A JP 7623994A JP H07285636 A JPH07285636 A JP H07285636A
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JP
Japan
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belt
screw shaft
take
pulley
belt conveyor
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Pending
Application number
JP7623994A
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English (en)
Inventor
Hideyo Sakaguchi
秀世 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動しろ分だけ広く設置面積を要したり、ベ
ルトコンベアに後続する設備や施設を移動させたりする
ことのないテークアップ装置を提供する。 【構成】 テークアップ装置12は、その一部が固定部
材9に螺合されて上下方向に移動自在に支持されたスク
リュウ軸8と、ベルト3のリターン側部分3aを下方に
屈曲させる一対のスナッププーリ13,14と、スライ
ド枠7により上下方向にスライド自在に案内されてスク
リュウ軸8の端部に係合された軸受け部材6と、軸受け
部材6によりその軸心部15aが支持されて、ベルト3
のリターン側部分3aを下方に引張る調整用プーリ15
とを備える。ベルト3が弛んだ場合には、スクリュウ軸
8を回動させて調整用プーリ15を下方に移動させる。
すなわち、ベルト3を搬送方向に沿って支持する従動側
プーリ2は移動させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベルトコンベアのベルト
の延びを調整して張力を適正に保持するベルトコンベア
のテークアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】沈砂池などの各種搬送作業を要する箇所
において、従来よりベルトコンベアが用いられている。
このベルトコンベアは、図2に示すように、駆動装置
(図示せず)により回転駆動される駆動側プーリ1と、
回転自在に支持された従動側プーリ2との間に、無端状
のベルト3が掛け渡されて構成されている。
【0003】この種のベルトコンベア4にはベルトの延
びを調整して張力を適正に保持するテークアップ装置5
が設けられている。つまり、従動側プーリ2の軸部2a
を回転自在に支持する軸受け部材6が、所定位置に固定
されているスライド枠7により搬送方向である横方向に
スライド自在に案内され、この軸受け部材6がスクリュ
ウ軸8の一端部に取り付けられている。スクリュウ軸8
はスライド枠7の端部に設けられた固定部材9に螺合さ
れ、スクリュウ軸8の他端部に取り付けられたハンドル
10などでスクリュウ軸8を回転させることにより、従
動側プーリ2が横方向に移動される。そして、従動側プ
ーリ2をa方向に移動させることにより、弛んでいたベ
ルト3を延ばして適正な張力に保持することができるよ
うになっている。
【0004】ここで、従動側プーリ2の横方向への移動
範囲は、ベルトコンベア4の全長の数%とされ、数10
mのベルトコンベア4の場合には数10cmの移動しろ
xを必要としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のベルトコンベア4のテークアップ装置では、
従動側プーリ2の移動しろx分だけ、ベルトコンベア4
の設置面積を予め広く確保しなければならず、沈砂池な
どに配設する場合には、この移動しろx分だけ沈砂池を
広く確保しなければならない。また、従動側プーリ2を
移動させる構造であるため、従動側プーリ2に後続する
設備や施設を設けている場合にはその設備や施設も移動
させなければならず、余分な手間や経費がかかってい
た。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、移動
しろ分だけ広く設置面積を要したり、ベルトコンベアに
後続する設備や施設を移動させたりすることのないベル
トコンベアのテークアップ装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の第1の手段は、ベルトの搬送方向に対してほ
ぼ直交する方向に沿ってベルトのリターン側寄りに配置
されたスクリュウ軸と、ベルトのリターン側部分をリタ
ーン側からより離れる前記直交方向に屈曲させる一対の
スナッププーリと、ガイド部材により前記直交方向にス
ライド自在に案内されて前記スクリュウ軸の端部に係合
された軸受け部材と、この軸受け部材によりその軸心部
が支持されて、前記スクリュウ軸が回動されてリターン
側から離れる前記直交方向に移動されることにより、前
記スナッププーリにより屈曲されたベルトのリターン側
部分を前記直交方向に引張る調整用プーリとを備えたも
のである。
【0008】また、本発明の第2の手段は、上記第1の
手段において、スクリュウ軸を調整用プーリからベルト
の搬送部側に向けて配置したものである。
【0009】
【作用】上記第1の手段において、ベルトが弛んだ状態
となった場合には、スクリュウ軸を回動させて調整用プ
ーリをリターン側からより離れる直交方向に移動させる
ことにより、ベルトのリターン側部分が前記直交方向に
引張られてベルトを緊張状態にすることができる。した
がって、ベルトを搬送方向に支持する従動側プーリなど
を移動させないため、従来のように、移動しろ分だけ広
く設置面積を要したり、ベルトコンベアに後続する設備
や施設を移動させたりすることがなくなる。
【0010】また、上記第2の手段により、スクリュウ
軸がベルトコンベア内部側に向けられて配置されるた
め、ベルトコンベアの高さ(ベルトの搬送方向に対して
直交する方向)を最小限に抑えることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。なお、従来と同機能のものには同符号を付してそ
の説明は省略する。
【0012】図1に示すように、このベルトコンベア1
1の従動側プーリ2は所定位置に固定されて従動回転さ
れる。そして、ベルトコンベア11のリターン側寄り部
分にテークアップ装置12が設けられている。
【0013】テークアップ装置12は、その一部が固定
部材9に螺合されて上下方向に移動自在に支持されたス
クリュウ軸8と、ベルト3のリターン側部分3aのスク
リュウ軸8近傍箇所を下方に屈曲させる一対のスナップ
プーリ13,14と、ガイド部材としてのスライド枠7
により上下方向にスライド自在に案内されてスクリュウ
軸8の端部に係合された軸受け部材6と、この軸受け部
材6によりその軸心部15aが支持されて、ベルト3の
リターン側部分3aを下方に引張る調整用プーリ15と
を備えている。
【0014】なお、16はベルトコンベア11を支持す
る支持固定枠体で、この支持固定枠体16に固定部材9
やスライド枠7が固定されているとともにスナッププー
リ13,14が回転自在に支持されている。また、一般
にテークアップ装置12は調整用プーリ15の幅方向両
端部に一対設けられるが、調整用プーリ15の幅方向中
央部に1つだけ設けることも可能である。
【0015】上記構成において、長期の使用などにより
ベルト3が弛んだ状態となった場合には、ハンドル10
などでスクリュウ軸8を回動させて調整用プーリ15を
下方に移動させることにより、ベルト3のリターン側部
分3aが下方に引張られてベルト3を緊張状態にするこ
とができる。
【0016】このように、ベルト3を搬送方向に沿って
支持する従動側プーリ2を移動させないため、従来のよ
うに、移動しろ分だけ広く設置面積を要したり、ベルト
コンベアに後続する設備や施設を移動させたりすること
はない。したがって、設置面積を従来より減少させるこ
とができるとともに、後続する設備や施設の移動などに
よる余分な手間や経費がかかることもない。
【0017】ところで、このテークアップ装置12に類
似する構成として、スクリュウ軸8を設けることなく、
調整用プーリ15を下方に付勢する重錘を下方に吊すこ
とが考えられる。しかしながら、このような構成によれ
ば、調整用プーリ15の下方に重錘を配置する空間が必
要となって、ベルトコンベアとして上下方向高さが大き
くなってしまう。
【0018】これに対して、本発明は、図1に示すよう
に、スクリュウ軸8を上下方向に向け、かつ調整用プー
リ15の上方側に配置したので、ベルトコンベア11と
しての上下方向高さも最小限に抑えることができる。
【0019】なお、上記実施例においては、固定部材9
にスクリュウ軸8を螺合させて、調整用プーリ15とと
もにスクリュウ軸8も昇降する構造を図示したが、スク
リュウ軸を所定位置で回転自在に支持させ、このスクリ
ュウ軸に、調整用プーリの軸心部を支持する軸受け部材
を螺合させて、スクリュウ軸自体は昇降せず、調整用プ
ーリおよびその軸受け部材を昇降させるように構成して
もよい。
【0020】また、上記実施例においては、搬送方向が
ほぼ水平方向であるベルトコンベア11の場合を述べた
が、搬送方向が傾斜しているものなどにも適用できるこ
とは申すまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ベルトの
搬送方向に直交する方向にスクリュウ軸を配置し、この
スクリュウ軸の回動により調整用プーリをリターン側か
ら離れる方向に移動させるように構成することにより、
従来のように、移動しろ分だけ広く設置面積を要した
り、ベルトコンベアに後続する設備や施設を移動させた
りすることがなくなり、設置面積を従来より減少させる
ことができるとともに、後続する設備や施設の移動など
による余分な手間や経費がかかることもない。
【0022】また、さらに、スクリュウ軸をベルトコン
ベア内部側に向けて配置することにより、ベルトコンベ
アの高さ(ベルトの搬送方向に対して直交する方向)を
最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるベルトコンベアの構成
を示す図である。
【図2】従来のベルトコンベアの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 駆動側プーリ 2 従動側プーリ 3 ベルト 6 軸受け部材 7 スライド枠(ガイド部材) 8 スクリュウ軸 9 固定部材 11 ベルトコンベア 12 テークアップ装置 13,14 スナッププーリ 15 調整用プーリ 15 軸心部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベアのベルトの延びを調整し
    て張力を適正に保持するベルトコンベアのテークアップ
    装置であって、ベルトの搬送方向に対してほぼ直交する
    方向に沿ってベルトのリターン側寄りに配置されたスク
    リュウ軸と、ベルトのリターン側部分をリターン側から
    より離れる前記直交方向に屈曲させる一対のスナッププ
    ーリと、ガイド部材により前記直交方向にスライド自在
    に案内されて前記スクリュウ軸の端部に係合された軸受
    け部材と、この軸受け部材によりその軸心部が支持され
    て、前記スクリュウ軸が回動されてリターン側から離れ
    る前記直交方向に移動されることにより、前記スナップ
    プーリにより屈曲されたベルトのリターン側部分を前記
    直交方向に引張る調整用プーリとを備えたことを特徴と
    するベルトコンベアのテークアップ装置。
  2. 【請求項2】 スクリュウ軸を調整用プーリからベルト
    の搬送部側に向けて配置した請求項1記載のベルトコン
    ベアのテークアップ装置。
JP7623994A 1994-04-15 1994-04-15 ベルトコンベアのテークアップ装置 Pending JPH07285636A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102826347A (zh) * 2012-09-19 2012-12-19 昆山特力伯传动科技有限公司 输送带的张紧机构
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