JPH07285389A - 車載用音響機器の盗難防止装置 - Google Patents

車載用音響機器の盗難防止装置

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JPH07285389A
JPH07285389A JP10494494A JP10494494A JPH07285389A JP H07285389 A JPH07285389 A JP H07285389A JP 10494494 A JP10494494 A JP 10494494A JP 10494494 A JP10494494 A JP 10494494A JP H07285389 A JPH07285389 A JP H07285389A
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JP
Japan
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base member
rotating
vehicle
rotating shaft
rotating member
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Pending
Application number
JP10494494A
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English (en)
Inventor
Nozomi Matsumoto
望 松本
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】店頭表示するときに取外し可能な操作パネルの
盗難を防止する盗難防止装置をワンタッチで操作できる
ようにする。 【構成】回動軸16はばね12、回動部材8の穴、ベー
ス部材7の穴およびロックプレート17の穴を挿通して
ナット10が締付けられる。回動部材8は回動軸16と
は軸方向摺動自在、軸回り方向には係止状態となる。回
動軸16はベース部材7に軸方向摺動自在また軸回り方
向に回動自在に支持される。ロックプレート17はナッ
ト10に締付けられ回動軸16と一体となりベース部材
7と係止状態および係止解除状態となる。回動部材8に
嵌着されて回動軸16の頭部を覆う蓋18にはキー13
の凸部を通す穴が設けられている。ベース部材7に締着
された係止プレート14は音響機器本体を店頭ディスプ
レイパネルにロックするロックレバーに係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車載用音響機器に係わ
り、特に、車載用音響機器を店頭に展示しているとき
に、取り外し可能な操作パネルの盗難を防止する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用音響機器の盗難を防止する
ために、ドライバーが車を離れるときに操作パネルの部
分のみを取外すことができるようにしたものがあった。
そのような車載用音響機器の例を図5に示す。車載用音
響機器本体1の前方左右にはロックレバー4,4が上下
方向摺動自在に取付けらればね4bにより上方に付勢さ
れている。また、パネルロックレバー3は車載用音響機
器本体1に回動自在に支持され図示しないばねにより上
から見て時計方向に付勢されている。
【0003】車載用音響機器本体1にはその前方を覆う
ようにパネルエスカッション1aが取付けられる。この
ような車載用音響機器本体1を車または店頭ディスプレ
イパネルに設けられたスリーブ5内に押込むと、ロック
レバー4,4が一旦押し下げられた後、スリーブ5の穴
5a,5a内に突入して車載用音響機器本体1をスリー
ブ5にロックする。車載用音響機器本体1をスリーブ5
から外すときは、取外し金具6,6をパネルエスカッシ
ョン1aの左右のスリット1c,1cから差し込みロッ
クレバー4,4に立設した軸4aを押し下げロックレバ
ー4,4のロックを解除する。
【0004】パネルエスカッション1aには操作パネル
2を取付ける突起1b,1bが設けられており、操作パ
ネル2の左側に設けられた凹部(図示していない)を突
起1b,1bに掛けて押込むと、パネルロックレバー3
は一旦反時計方向に回動した後操作パネル2に設けられ
た凹部(図示していない)を係止して操作パネル2をロ
ックする。操作パネル2を外すときは、リリースつまみ
2aを押してパネルロックレバー3を反時計方向に回動
させて操作パネル2のロックを解除する。
【0005】この車載用音響機器本体1を店頭に展示す
るときは、店頭ディスプレイパネルに車載用音響機器本
体1を嵌め込むが、操作パネル2の盗難を防止するため
に図6に示すような盗難防止装置を店頭ディスプレイパ
ネルに取付けていた。
【0006】図における7はベース部材でねじ11によ
り店頭ディスプレイパネルに締着される。軸9は回動部
材8の穴、ばね12およびベース部材7の穴を挿通して
ベース部材7に嵌着されたナット10に捩込まれる。軸
9の頭部に設けられた凹部にキー13の凸部が係合す
る。
【0007】図7に車載用音響機器と図6に示す盗難防
止装置が店頭ディスプレイパネルに取付けられた状態を
示す。回動部材8は操作パネル2のリリースつまみ2a
を覆って操作パネル2の盗難が防止される。このとき、
軸9はナット10に深くねじ込まれており、回動部材8
をばね12の弾力に抗して押込み回動部材8の凹部8a
をベース部材7の凸部7aと係合させており回動部材8
は回動しないようになっている。
【0008】店員が操作パネル2が取外し可能であるこ
とを実演して見せるときは、キー13により軸9を回転
させてナット10との螺合を緩めると、軸9が前方に出
てきて回動部材8はばね12の弾力により押し出され凹
部8aと凸部7aの係合が外れ回動部材8は回動できる
ようになる。その状態で回動部材8を回動させてリリー
スつまみ2aを手で押せるようにして操作パネル2を取
り外す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の盗難防
止装置は、回動部材8のロックおよびロック解除すると
きに軸9を何回も回さなければならず、時間がかかり作
業が面倒であるという問題があった。また、ベース部材
7を店頭ディスプレイパネルにねじで締付けなければな
らず店頭ディスプレイパネルに疵を付けるという問題が
あった。
【0010】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、ワンタッチで回
動部材を回動させて操作パネルを取外し可能の状態とす
ることができる車載用音響機器の盗難防止装置を提供す
ることにある。
【0011】また、この発明の他の目的は店頭ディスプ
レイパネルに疵を付けることなく、店頭ディスプレイパ
ネルに取付けられた車載用音響機器に装着することが可
能な盗難防止装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の車載用音響機
器の盗難防止装置は、ベース部材と回動部材を回動軸で
連結し、前記回動軸を回動部材に対して軸方向摺動自在
かつ回動方向係止状態としてばねで回動部材方向に付勢
し、前記回動軸に取付けられたロックプレートを回動軸
の軸方向の動きにより前記ベース部材と係止状態および
係止解除状態となるようにし、前記回動軸を覆うように
回動部材に取付けられた蓋にキーの凸部を通す穴を設
け、前記ベース部材をそれに取付けた係止プレートによ
り車載用音響機器をスリーブにロックさせるロックレバ
ーに係止させて車載用音響機器の前面に取付け、前記ロ
ックプレートがベース部材と係止状態のときは前記回動
部材が車載用音響機器の操作パネルのリリースつまみを
覆うようにし、キーにより回動軸を押込みロックプレー
トとベース部材との係合を解除し回動軸と回動部材を回
動させることにより回動部材を前記リリースつまみの前
から退避させるように構成したものである。
【0013】
【作用】この発明の車載用音響機器の盗難防止装置によ
れば、キーの凸部を回動部材に取付けた蓋の穴に差込み
回動軸をばねの弾力に抗して後退させ、回動軸と一体の
ロックプレートとベース部材との係合を解除することに
より回動部材は回動軸と一体に回動するようになる。
【0014】その状態で回動部材を回動させて操作パネ
ルのリリースつまみの上から退避させれば操作パネルは
取外し可能となり、また、逆方向に回動部材を回動させ
ことにより操作パネルが取り外せない状態とすることが
できる。このように盗難防止装置の操作が簡単に行え
る。
【0015】また、この発明の車載用音響機器の盗難防
止装置を店頭ディスプレイパネルに取付けられた車載用
音響機器に装着するには、ベース部材に取付けられてい
る係止プレートをパネルエスカッションのスリットから
差込み車載用音響機器をスリーブにロックさせるロック
レバーに係止させればよく店頭ディスプレイパネルに疵
を付けることがない。
【0016】
【実施例】この発明の実施例である車載用音響機器の盗
難防止装置を図面に基づいて説明する。図1(a)はこ
の発明の実施例である車載用音響機器の盗難防止装置を
示す分解斜視図であり、図2は同盗難防止装置の組立て
状態を示す断面図である。
【0017】図に示すように、回動軸16はばね12、
回動部材8の穴、ベース部材7の穴およびロックプレー
ト17の穴を挿通してナット10が締付けられる。回動
部材8はその6角穴と回動軸16の6角の頭部が係合
し、回動軸16とは軸方向摺動自在、軸回り方向には係
止状態となる。
【0018】回動軸16はベース部材7に軸方向摺動自
在また軸回り方向に回動自在に支持される。ロックプレ
ート17はナット10に締付けられ回動軸16と一体と
なり回動軸16がばね12の弾力で回動部材8方向に移
動しているときは、その突起が図1(b)に示すベース
部材7の凹部7bに嵌まり込み回動軸16の回動を規制
する。回動部材8に嵌着されて回動軸16の頭部を覆う
蓋18にはキー13の凸部を通す穴が設けられている。
また、ベース部材7には係止プレート14がねじ15,
15で締着される。
【0019】このように組立てられた盗難防止装置は図
5に示す車載用音響機器が店頭ディスプレイ装置に組み
込まれた状態で車載用音響機器の前面に装着される。す
なわち、盗難防止装置の係止プレート14がパネルエス
カッション1aの右側のスリットから差込まれロックレ
バー4の軸4aに係止される。その状態では右側のロッ
クレバー4は押し下げられており、スリーブ5の穴5a
から外れるが、左側のロックレバー4はスリーブ5の穴
5aと係止しており、車載用音響機器本体1は店頭ディ
スプレイのスリーブ5にロックされている。
【0020】盗難防止装置が店頭ディスプレイ装置に組
み込まれた車載用音響機器の前面に装着され、リリース
つまみ2aの前方を覆っている状態を図3に示す。この
状態では操作パネル2を取り外すことはできない。この
ときのリリースつまみ2aと回動部材8の位置関係を図
4(a)に示す。
【0021】キー13の突起を蓋18の穴に差込み回動
軸16を後退させてロックプレート17とベース部材7
との係合を解除すると、回動部材8は回動軸16と共に
回動できるようになる。そして回動部材を図4(b)に
示すように回動させると、リリースつまみ2aを手で押
すことができるようになり、操作パネル2を外すことを
実演することができる。
【0022】図4(b)に示す状態では回動部材8は反
時計方向に回動できるが図4(a)に示す位置まで回動
されると、ばね12の弾力により回動軸16が前方に押
されロックプレート17とベース部材7とが係合し回動
軸の回動が規制されるようになる。なお、回動軸の回動
はベースプレートに設けた突起により90°の範囲に制
限される。
【0023】盗難防止装置を取り外すときは、パネルエ
スカッションの左側のスリットに取外し金具を差込み音
響機器本体と店頭ディスプレイパネルのスリーブとのロ
ックを外し音響機器本体を店頭ディスプレイパネルから
外した後、盗難防止装置を係止しているロックレバーを
下に押込んで盗難防止装置を音響機器本体から取り外
す。
【0024】
【発明の効果】この発明の車載用音響機器の盗難防止装
置によれば、キーの凸部を回動部材に取付けた蓋の穴に
差込み回動軸をばねの弾力に抗して後退させ、回動軸と
一体のロックプレートとベース部材との係合を解除する
ことにより回動部材は回動軸と一体に回動するようにな
る。
【0025】その状態で回動部材を回動させて操作パネ
ルのリリースつまみの上から退避させれば操作パネルは
取外し可能となり、また、逆方向に回動部材を回動させ
ことにより操作パネルが取り外せない状態とすることが
できる。このように盗難防止装置の操作が簡単に行え
る。
【0026】また、この発明の車載用音響機器の盗難防
止装置を店頭ディスプレイパネルに取付けられた車載用
音響機器に装着するには、ベース部材に取付けられてい
る係止プレートをパネルエスカッションのスリットから
差込み車載用音響機器をスリーブにロックさせるロック
レバーに係止させればよく店頭ディスプレイパネルに疵
を付けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の実施例である車載用音
響機器の盗難防止装置を示す分解斜視図、図1(b)は
同盗難防止装置のベース部材7を裏から見た斜視図であ
る。
【図2】同盗難防止装置を示す断面図である。
【図3】同盗難防止装置の取付け状態を一部部品を透視
して示す平面図である。
【図4】同車載用音響機器の作用を示す正面図である。
【図5】操作パネルが取外し可能な車載用音響機器の取
付け状態を示す分解斜視図である。
【図6】従来の車載用音響機器の盗難防止装置の例を示
す分解斜視図である。
【図7】同車載用音響機器の作用を示す正面図である。
【符号の説明】
1 車載用音響機器本体、1a パネルエスカッショ
ン、1b 突起、1c スリット 2 操作パネル、2a リリースつまみ 3 パネルロックレバー 4 ロックレバー、4a 軸、4b ばね 5 スリーブ、5a 穴 6 取外し金具 7 ベース部材 8 回動部材 9 軸 10 ナット 11 ねじ 12 ばね 13 キー 14 係止プレート 15 ねじ 16 回動軸 17 ロックプレート 18 蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材と回動部材を回動軸で連結
    し、前記回動軸を回動部材に対して軸方向摺動自在かつ
    回動方向係止状態としてばねで回動部材方向に付勢し、
    前記回動軸に取付けられたロックプレートを回動軸の軸
    方向の動きにより前記ベース部材と係止状態および係止
    解除状態となるようにし、前記回動軸を覆うように回動
    部材に取付けられた蓋にキーの凸部を通す穴を設け、前
    記ベース部材をそれに取付けた係止プレートにより車載
    用音響機器をスリーブにロックさせるロックレバーに係
    止させて車載用音響機器の前面に取付け、前記ロックプ
    レートがベース部材と係止状態のときは前記回動部材が
    車載用音響機器の操作パネルのリリースつまみを覆うよ
    うにし、キーにより回動軸を押込みロックプレートとベ
    ース部材との係合を解除し回動軸と回動部材を回動させ
    ることにより回動部材を前記リリースつまみの前から退
    避させるように構成した車載用音響機器の盗難防止装
    置。
JP10494494A 1994-04-19 1994-04-19 車載用音響機器の盗難防止装置 Pending JPH07285389A (ja)

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JPH07285389A true JPH07285389A (ja) 1995-10-31

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JP10494494A Pending JPH07285389A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 車載用音響機器の盗難防止装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100820472B1 (ko) * 2006-12-07 2008-04-10 현대자동차주식회사 차량용 텔레매틱스 단말기 도난 방지 장치
JP2009295249A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Sharp Corp ドライブ装置の搭載機構及び表示装置
JP2011079488A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Alpine Electronics Inc 車載機器の取付構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100820472B1 (ko) * 2006-12-07 2008-04-10 현대자동차주식회사 차량용 텔레매틱스 단말기 도난 방지 장치
JP2009295249A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Sharp Corp ドライブ装置の搭載機構及び表示装置
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