JPH07285374A - 自動車用リアランプ及び自動車用リアランプセット - Google Patents

自動車用リアランプ及び自動車用リアランプセット

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JPH07285374A
JPH07285374A JP9582694A JP9582694A JPH07285374A JP H07285374 A JPH07285374 A JP H07285374A JP 9582694 A JP9582694 A JP 9582694A JP 9582694 A JP9582694 A JP 9582694A JP H07285374 A JPH07285374 A JP H07285374A
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automobile
rear lamp
light emitting
casing
lamp
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JP9582694A
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Kazuo Taira
和男 平
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ERETSUKU KK
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ERETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造工程が簡単で、視認性が高い自動車用リア
ランプを提供する。 【構成】プリズムレンズ9が装着されたケーシング3内
の発光体収容空間3sにベース5を収容し、該ベース5
にダイオード保持部5aを、LED7の脚間隔P1に対
応させてケーシング3の長手方向に沿って設け、ダイオ
ード保持部5aの両側にLED挿着溝50をそれぞれ設
け、ここに電気伝導体として接点バネ6を嵌入装着して
おく。ダイオード保持部5aに支持させて、接点バネ6
と電気的に接続した形になるようにLED7を、複数並
べて実装していくと、簡単に高密度実装出来、輝度が高
い単位ランプ2になる。これを、ジョイント部25やジ
ョイント治具26を介して複数接続して、リアランプ1
等の自動車用リアランプセットにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の制動や方向転
換を後方に向けて表示する為の自動車用リアランプ及び
自動車用リアランプセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のブレーキやウインカの作
動に連動して、制動や方向転換を後方に向けて表示する
ためのリアランプが知られている。こうしたリアランプ
としては、プリント基板を用いて、これに発光ダイオー
ド(LED)のチップが複数並ぶ形になるよう実装する
ことにより、製造されたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした発
光ダイオードをプリント基板へ実装するには、まず、基
板に孔を穿設し、ここに発光ダイオードの脚部を挿し込
んで、はんだ付けする形で行わなければならず、また複
数の発光ダイオードが並ぶように配置位置を合わせなけ
ればならず、なかなか手間のかかるものである。従っ
て、発光ダイオードの密度を高密度にしようとすると、
非常に精密な製造工程が必要になり、生産性が低くなる
ので、あまり高密度にすることが出来なかった。する
と、発光ダイオードは1つ1つの輝度が低いので、密度
の粗い発光ダイオードによるリアランプでは発光させて
も暗い。この結果、従来のこの種のリアランプは、視認
性が悪い、という欠点があった。そこで本発明は、上記
事情に鑑み、発光ダイオードの高密度実装が簡単に出来
るようにして、視認性を高めた、自動車用リアランプ及
び自動車用リアランプセットを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のうち請求
項1記載の発明は、一方の面(2a)側にレンズ(9)
が装着された細長形状のケーシング(3)を有し、前記
ケーシング(3)の内部に発光体収容空間(3s)を、
該ケーシング(3)の長手方向に沿って形成し、前記発
光体収容空間(3s)にベース(5)を収容して設け、
前記ベース(5)に、装着すべき発光ダイオード(7)
の脚間隔(P1)に対応した厚みを有するダイオード保
持部(5a)を、前記ケーシング(3)の長手方向(矢
印A、B方向)に沿って設け、前記ダイオード保持部
(5a)の両側に2条以上の電気伝導体装着部(50)
を、該ダイオード保持部(5a)に沿って伸延する形で
設け、前記電気伝導体装着部(5a)に電気伝導体
(6)を、該電気伝導体装着部(50)に沿って帯状に
伸延する形で設け、前記発光体収容空間(3s)に発光
ダイオード(7)を、前記ダイオード保持部(5a)を
介して支持される形で、該発光ダイオード(7)の脚部
(7a)が前記電気伝導体(6)と電気的に接続するよ
う複数並べて挿着し、前記電気伝導体(6)にランプ駆
動回路(19)を接続して、自動車用リアランプ(2)
が構成される。また、請求項2記載の発明は、請求項1
記載の自動車用リアランプ(2)において、前記電気伝
導体装着部(50)は前記ベース(5)の前記レンズ
(9)に近い面から穿設形成された溝であり、前記電気
伝導体(6)は前記発光ダイオード(7)の脚部(7
a)と当接係合自在な形で該溝中に設けられたバネ性金
属からなるようにして、構成される。また、請求項3記
載の発明は、請求項1記載の自動車用リアランプ(2)
において、前記ケーシング(3)に取付け治具装着部
(3a)を形成し、前記取付け治具装着部(3a)に取
付け治具(39)を装着して、構成される。また、請求
項4記載の発明は、請求項1記載の自動車用リアランプ
(2)を、長さ調整手段(26)を介して前記ケーシン
グ(3)の長手方向(矢印A、B方向)に沿った長さを
調整自在な形で複数並べて設けて、自動車用リアランプ
セット(1)が構成される。また、請求項5記載の発明
は、請求項1記載の自動車用リアランプ(2)を、角度
調整機構(25)を介して互いに対する角度(θ1)、
(θ2)が調整自在な形で複数並べて設けて、自動車用
リアランプセット(1)が構成される。なお、( )内
の番号等は、図面における対応する要素を示す、便宜的
なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘
束されるものではない。以下の作用の欄についても同様
である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明のうち請求項1記
載の発明は、発光体収容空間(3s)に複数の発光ダイ
オード(7)が、その各々の脚部(7a)が電気伝導体
(6)と電気的に接続し、ダイオード保持部(5a)に
支持された形で、ケーシング(3)の長手方向に沿って
並ぶように作用する。また、本発明のうち請求項2記載
の発明において、発光ダイオード(7)は、その脚部
(7a)が電気伝導体(6)が保有しているバネ性によ
って溝中に支持されたことによって、発光部(7b)が
レンズ(9)側を向き、また該脚部(7a)が該電気伝
導体(6)と電気的に接続した形で、複数並ぶように作
用する。また、本発明のうち請求項3記載の発明におい
て、自動車用リアランプ(2)の使用時には、取付け治
具(39)を用いてケーシング(3)を自動車に固定す
るように作用する。また、本発明のうち請求項4記載の
発明は、前記自動車用リアランプ(2)の特性を保有し
た自動車用リアランプセット(1)が、装着される自動
車の車幅に合った長さに調整されるように作用する。ま
た、本発明のうち請求項5記載の発明において、自動車
用リアランプセット(1)は、前記自動車用リアランプ
(2)の互いに対する角度(θ1)、(θ2)が、装着
される自動車の車体形状に対応した形になるよう調整さ
れるように作用する。
【0006】
【実施例】図1は本発明による自動車用リアランプの一
実施例を自動車用リアランプセットとして組み立てた状
態を示す外観斜視図、図2は図1に示す自動車用リアラ
ンプセットのジョイント部部分を示す平面図、図3は図
2に示すジョイント部部分の正面図、図4は図1に示す
自動車用リアランプの取付け治具装着部分を示す斜視
図、図5は図2に示す取付け治具を示す側面図、図6は
図1に示す自動車用リアランプのコントロール部部分を
示す正面透視図、図7は図1に示す自動車用リアランプ
の断面図、図8は図1に示す自動車用リアランプに用い
られる発光ダイオードの配列状態を示す図、図9は図8
の平面図、図10は図1に示す自動車用リアランプセッ
トに用いられるジョイント治具の一例を示す図、図11
は図10の正面図、図12は図1に示す自動車用リアラ
ンプセットの制御系統を示す図である。
【0007】自動車用リアランプセットであるリアラン
プ1は、図1に示すように、3ヶの単位ランプ2、2、
2即ち、該リアランプ1の長手方向中央部分に位置する
形のストップランプ21、及び該ストップランプ21の
左右に位置する左フラッシャー22と、右フラッシャー
23を有しており、該ストップランプ21、左フラッシ
ャー22、右フラッシャー23とそれぞれを呼称する各
単位ランプ2は、本発明による自動車用リアランプを構
成している。各単位ランプ2は発光ダイオード7即ちL
ED7の発光によって点灯するものであり、これ等3ヶ
の単位ランプ2、2、2は、各単位ランプ2の一方の面
側の点灯面2aをそれぞれ図1手前側に向けて、隣接す
る単位ランプ2、2間に設けられたジョイント部25に
よって、互いに対する水平方向の角度θ1、θ2を調整
自在な形で、相互に接続されている。即ち、ジョイント
部25は、図2又は図3に示すように、角度調整機構を
構成する形になっており、各単位ランプ2は、2ヶの単
位ランプ2、2相互間の嵌合接続箇所であるピンポイン
ト25a(2ヶの単位ランプ2、2のケーシング3、3
の突起部3bに形成された凸部31と窪み部3cに形成
された凹部32が嵌合した部分)を中心にして、互いに
対して図2矢印C、D方向に回動し、これにより、2ヶ
の単位ランプ2、2がなす水平方向の角度θ1、θ2が
可変調整自在であるように構成されている。
【0008】各単位ランプ2は、図1又は図7に示すよ
うに、その断面が略長円形をなし、図1矢印A、B方向
(図7紙面と交差方向)に略沿って伸延する細長形状に
形成された樹脂製のケーシング3を有しており、ケーシ
ング3の図7右側に示す一方の面側には、エポキシ樹脂
等からなるプリズムレンズ9が、前記点灯面2aを形成
する形で嵌合装着されている。また、ケーシング3の上
面部及び下面部には、図7に示すように、溝3a、3a
が、取付け治具装着部として、実施例においては、該ケ
ーシング3の略全長に亙って伸延する形で対称的に形成
されており、溝3a、3aの任意の所定位置には、図4
に示すように(図7一点鎖線で示すように)、取付け治
具39が、リアランプ1を自動車に固定装着するために
取付けられている。なお、実施例においては、2ヶの取
付け治具39、39が、図1に示すように、リアランプ
1を構成している単位ランプ2の1つであるストップラ
ンプ21に、該ストップランプ21の左右両端部近傍に
それぞれ嵌着された形で取り付けられており、各取付け
治具39は、図5に示すように、矢印E方向に押し開き
自在で、且つ常時矢印F方向に付勢された形で、球状に
形成された係着部39a、39aを溝3a、3aに嵌着
させて、リアランプ1に取り付けられている。また、取
付け治具39には吸盤40が取り付けられており、該吸
盤40によって取付け治具39が自動車(図示せず)の
リアウインド等に固定される形で、自動車用リアランプ
1を自動車に装着出来るようになっている。
【0009】各単位ランプ2のケーシング3内には、発
光体収容空間3sが、該ケーシング3sの長手方向(矢
印A、B方向)に沿って略全長に亙って形成されてお
り、発光体収容空間3sには、図7に示すように、ポリ
プロピレン、ゴム等の電気絶縁体弾性材料からなり、ケ
ーシング3の伸延方向(即ち図1矢印A、B方向に示す
図7紙面と交差方向)に沿って伸延する形のベース5が
収容されている。ベース5の中央部の前記プリズムレン
ズ9側には、前記LED7の脚部7a、7aの間隔即ち
脚間隔P1に対応した厚みを有するダイオード保持部5
aが、ケーシング3の長手方向である矢印A、B方向に
沿って帯状をなす形で設けられており、ダイオード保持
部5aの両側には、一対のLED挿着溝50、50が、
2条の電気伝導体装着部として、図7右側に示す前記点
灯面2a側に向けて開口し、図7紙面と交差方向(図1
矢印A、B方向)に伸延する形で、即ちベース5のプリ
ズムレンズ9に近い面側から穿設形成された形で設けら
れている。
【0010】各LED挿着溝50には、銅板等の電気伝
導体からなり、LED7の脚部7aと当接係合自在であ
るように、断面U字状に形成されたバネ性金属からなる
接点バネ6が、それぞれ該LED装着溝50に沿って
(図7紙面と交差方向に伸延する形で)、帯状に嵌着収
納されており、そして、単位ランプ2の発光体収容空間
3sには、発光ダイオード即ちLED7が、LED装着
溝50を形成しているダイオード保持部5aに支持され
て、且つ、該LED挿着溝50において接点バネ6に脚
部7aを挿着させて該接点バネ6と電気的に接続された
形で、図1に示すように左右方向に複数並んで設けられ
ている。各LED7の図7右部には、内部に発光ダイオ
ードチップが封入された発光部7bが、前記単位ランプ
2の点灯面2a側に向いた形で設けられており、そし
て、複数のLED7には、図6に示すように、該複数の
LED7の各発光部7bを発光させるためのランプ駆動
回路であるコントローラ19が、導線10を介して接続
されている。
【0011】ところで、3ヶの単位ランプ2、2、2の
うち、ストップランプ21は、自動車のブレーキの作動
に連動して全てのLED7の発光部7bが同時に発光し
得るようになっており、一方、左フラッシャー22と右
フラッシャー23は、自動車のウインカの作動に連動し
て左から右へ、或いは右から左へとインターバルに発光
し得るようになっている。このため、各単位ランプ2の
LED装着溝50とここに嵌着収納された接点バネ6の
うち、ストップランプ21に設けられたものは、該スト
ップランプ21のケーシング3の略全長分の長さに連続
して設けられており、一方、左フラッシャー22と右フ
ラッシャー23に設けられたLED装着溝50と接点バ
ネ6は、図8又は図9に示すように、7ヶのLED7を
支持し得る長さをなすように分割形成されたものが、矢
印A、B方向に略沿って複数並んだ形で設けられてい
る。
【0012】従って、各単位ランプ2に設けられたLE
D7は、図9に示すように、7ヶで1ヶの発光ユニット
70を形成する形になっており、単位ランプ2は、各発
光ユニット70毎に7ヶのLED7の各発光部7bが一
斉に発光し得るように作動制御自在になっている。な
お、発光ユニット70の各LED7は、導線10を介し
て、一方の電気伝導体である接点バネ6に所定の電圧V
1を印加し、他方の接点バネ6に所定の電圧V2を印加
したときに、該接点バネ6、6に接続された脚部7a、
7aを介して順方向の電圧電流が生じる形で、それぞれ
の発光部7bが発光し得るようになっている公知のもの
である。
【0013】また、リアランプ1には、図12に示すよ
うに、点滅制御機構11が設けられており、点滅制御機
構11は、主制御部12を有している。主制御部12に
は、入力部13、第1点滅制御部15、第2点滅制御部
16、第2点滅制御部17等が接続しており、入力部1
3には、自動車のブレーキ及びウインカの操作部が接続
されている。そして、第1点滅制御部15には前記左フ
ラッシャー22の各発光ユニット70が、また、第2点
滅制御部16には前記右フラッシャー23の各発光ユニ
ット70が、さらに、第3点滅制御部17には前記スト
ップランプ21の各発光ユニット70がそれぞれ接続さ
れている。
【0014】リアランプ1は、以上のような構成を有し
ているので、該リアランプ1を製造する際には、各単位
ランプ2毎に所定数量のLED7を、ベース5のLED
挿着溝50に嵌着収納された接点バネ6に脚部7aを挿
し込んでいく形で実装する。すると、1ヶ1ヶのLED
7は、脚部7a、7aの脚間隔P1に対応した厚さに形
成されたダイオード支持部5aによって支持された形に
なり、これにより、複数のLED7が、それぞれの発光
部7bの位置をダイオード支持部5aの伸延方向(即ち
ケーシング3の長手方向である矢印A、B方向)に沿っ
て整列させた形で並ぶように、発光体収容空間3sに配
列される。このようにLED7を実装すると、各脚部7
aは直ちに接点バネ6に挿着支持された形になり、また
これと同時に、該脚部7aを介して接点バネ6と各LE
D7の脚部7aが電気的に接続する。また、ダイオード
保持部5aは、ケーシング3の長手方向である矢印A、
B方向に沿った形で伸延するように形成されているの
で、複数のLED7の各々を、正確な位置において確実
に支持することが出来る。よって、LED7を、簡単且
つ高密度に矢印A、B方向に沿って必要な数量だけ並べ
ることが出来る。この結果、各単位ランプ2は、簡単な
製造工程にして、発光部7bが高密度に並んだ形にな
り、十分な輝度が確保される。
【0015】こうしてLED7を所定数量実装した単位
ランプ2のケーシング3にプリズムレンズ9を、LED
7の発光部7bと対向する形になるよう適宜嵌合装着す
ると、該プリズムレンズ9が単位ランプ2の点灯面2a
を形成する形になる。そこで、3ヶの単位ランプ2、
2、2、即ちストップランプ21、左フラッシャー2
2、右フラッシャー23を、ジョイント部25を介して
相互に接続する。これには、各単位ランプ2の配置位置
に応じて、それぞれのケーシング3の両端の突起部3b
と窪み部3cに図3に示すように凸部31と凹部32を
形成しておき、該突起部3bを窪み部3cに挿し込む形
で、凸部31と凹部32を嵌め合わせる。すると、簡単
に2ヶのケーシング3、3が接続される。また、こうし
て嵌合された凸部31と凹部32により、各単位ランプ
2、2相互間のジョイント部25にはピンポイント25
aが形成された形になり、これによって、ストップラン
プ21、左フラッシャー22、右フラッシャー23は互
いに対して図2に示すように矢印C、D方向に回動自在
な形(水平方向の互いに対する角度θ1、θ2を調整自
在な形)で接続一体化される。
【0016】また、3ヶ接続した単位ランプ2、2、2
のケーシング3、3、3の矢印A、B方向全幅が、リア
ランプ1を装着すべき自動車の車体後部形状より短い場
合には、図10乃至図11に示すようなジョイント治具
26を、長さ調整手段として用いて、リアランプ1の全
幅、即ち矢印A、B方向長さを調整する。即ち、ジョイ
ント治具26は、単位ランプ2のケーシング3と断面方
向の外観形状が一致した形で矢印A、B方向に長さL1
をなすように形成された本体部分としてケーシング27
を有しており、ジョイントケーシング27の長手方向両
端部には、ケーシング3の凸部31、凹部32と嵌着自
在な凸部271、凹部272が形成されて、突起部3
b、窪み部3cに挿し込み自在な、突起部27bと窪み
部27cが設けられている。このため、上述したように
接続された単位ランプ2、2のケーシング3、3を一旦
切離し、該ケーシング3、3の各突起部3b、窪み部3
cにジョイントケーシング27の窪み部27cと突起部
27bをそれぞれ挿し込む形で、簡単にケーシング3、
3間にジョイント治具26を挟み込むことが出来る。す
ると、ジョイント治具26を挟み込むことによって、該
ジョイント治具26のジョイントケーシング27はケー
シング3の延長部分となり、これによりリアランプ1
を、該ジョイントケーシング27の長さL1分だけ矢印
A、B方向に長くすることが出来る。このため、長さ調
整が簡単である。また、ジョイント治具26のジョイン
トケーシング27の両端の突起部27bと窪み部27c
には、凸部271と凹部272がそれぞれ形成されてい
るので、ケーシング3、3を接続したときと同様に、凸
部271と凹部32、及び凹部272と凸部31の嵌合
によって、それぞれピンポイント25aが形成された形
になり、これによって、単位ランプ2、2は、互いに対
して水平方向に回動自在な形(水平方向の互いに対する
角度Q1、Q2を調整自在な形)に維持される。そこで
前記車体の後部形状に沿った角度になるように、3ヶの
単位ランプ2、2、2の互いに対する角度Q1、Q2を
調整する。すると、リアランプ1は、これを装着する自
動車の車体後部形状にジャストフィットした形に調整す
ることが簡単に出来る。従って、同一形状のリアランプ
1を様々な車種の車体に装着することが出来る。なお、
当該リアランプ1の長さ及び角度調整は、リアランプ1
の製造業者のみならず、販売業者、或いは自動車の持ち
主の誰が行っても、簡単に出来る。
【0017】こうして、3ヶの単位ランプ2、2、2即
ちストップランプ21、左フラッシャー22、右フラッ
シャー23を相互に接続し、リアランプ1の矢印A、B
方向長さ(全幅)を適宜な長さに調整したところで、ス
トップランプ21のケーシング3の上下に形成された溝
3a、3aに2ヶの取付け治具39、39を、図7一点
鎖線で示すように嵌着する。この際、各取付け治具39
は、その係着部39a、39aを図5矢印E方向にそれ
ぞれ押し開いておいて、溝3a、3aに嵌め込めば、該
取付け治具39自体が保有している係着部39a、39
aの矢印F方向への付勢力をもって、ケーシング3に容
易に嵌着することが出来る。また、溝3aは、ケーシン
グ3の矢印A、B方向に示す長手方向略全長に亙って形
成されているので、取付け治具39をケーシング3の任
意の位置に取り付けることが出来る。すると、リアラン
プ1には取付け治具39により、吸盤40が、図4に示
すように、前記点灯面2a側に向いた形で、自動車への
装着に最適な位置に準備される。そこで、該吸盤40を
自動車のリアウインド室内側等の後部車体部に装着すれ
ば、先に述べたように、該自動車の車体後部形状に合わ
せて形成されたリアランプ1は、ここから脱落する危険
性なく、確実に車体に装着される。なお、取付け治具3
9は、必要に応じて、何ヶでもケーシング3に簡単に装
着することが出来るので、リアランプ1を常に適切に自
動車に取付けることが出来る。
【0018】そこで、リアランプ1の各単位ランプ2毎
に、7ヶのLED7による発光ユニット70を、導線1
0、コントローラ19、点滅制御機構11等を介して自
動車のブレーキ、ウインカ及び電気供給源等にそれぞれ
接続する形で、該リアランプ1と自動車とを電気的に接
続する。こうしておいて、自動車を運転駆動し、まず、
ブレーキを作動させると、図12に示すように、ブレー
キ信号SSが、点滅制御機構11の入力部13に入力さ
れる。すると、主制御部12は、該入力部13に入力し
たブレーキ信号SSに基づいて、第3点滅制御部17
に、ストップランプ点灯指令C1を発信する。これを受
けた第3点滅制御部17は、該第3点滅制御部17に接
続されたストップランプ21の各発光ユニット70を、
全部一度に点灯させるように制御作動する。即ち、第3
点滅制御部17は、LED装着溝50、50に嵌着収納
された接点バネ6、6のうち、一方に電圧V1を、他方
に、該一方の電圧V1とは異なる値の電圧V2を印加す
る。すると、ストップランプ21においては、LED挿
着溝50及びこれに嵌着収納された接点バネ6が、ケー
シング3の長手方向に沿って連続した形に形成されてい
るので、一対の接点バネ6、6に脚部7a、7aを挿着
支持されている全てのLED7の発光部7b内には順方
向の電圧電流が生じ、これによって、発光ダイオードの
チップが一度に発光する形になる。こうしてLED7の
発光部7bが発光した光は、プリズムレンズ9により、
放射状に拡散される形で、ストップランプ21の点灯面
2aが鮮明に点灯する。この際、ストップランプ21に
はLED7が、高密度をなす形で十分な数量設けられて
いるので、高い輝度で点灯する。このため、後続車は高
い視認性をもって、ストップランプ21を目視し、該ス
トップランプ21点灯車の制動動作を確実に認識するこ
とが出来る。
【0019】また、自動車の運転者が、左又は右のウイ
ンカを作動させると、図12に示すように、左折信号S
L又は右折信号SRのいずれかが、点滅制御機構11の
入力部13に入力される。すると、主制御部12は、該
入力部13に入力した左折信号SL又は右折信号SRに
基づいて、第1点滅制御部15又は第2点滅制御部16
に、左フラッシャー点灯指令C2又は右フラッシャー点
灯指令C3を、それぞれ発信する。これを受けた第1点
滅制御部15又は第2点滅制御部16は、該第1点滅制
御部15又は第2点滅制御部16の各々に接続された左
フラッシャー22又は右フラッシャー23の各発光ユニ
ット70を、インターバルに点灯させるように制御作動
する。即ち、第1点滅制御部15又は第2点滅制御部1
6は、先に述べたように、各接点バネ6、6の一方に電
圧V1を、他方に電圧V2を印加して、各LED7内に
電圧電流を生じさせることによって各発光部7bを発光
させるが、この際、左フラッシャー22では、第1点滅
制御部15が、まず、図12最右側に示す発光ユニット
70aの各LED7を所定時間だけ発光させて後、該発
光した発光ユニット70aの接点バネ6、6の電圧V
1、V2を落とす。すると、接点バネ6、6間の電圧電
流が消失する形で、最右側の発光ユニット70aは発光
停止するので、これと同時に、右から2番目の発光ユニ
ット70bの各LED7を所定時間発光させる。そし
て、2番目の発光ユニット70bを、最右側の発光ユニ
ット70aと同様に、発光停止させると同時に、3番目
の発光ユニット70cの発光を開始させる。こうして順
次、間歇的に発光ユニット70を右から左に所定時間づ
つ発光させていくと、左フラッシャー22では、左右方
向(矢印A、B方向)に沿って並ぶ所定数量の発光ユニ
ット70による光が、右から左に流れていく形になる。
また、この際、1ヶ1ヶの発光ユニット70は、7ヶの
LED7が高密度に実装された形で間歇的に発光するた
め、当該発光時の輝度が高く、この結果、左フラッシャ
ー22は、鮮明に光が右から左に流れる。よって、後続
車の視認性が高い。なお、こうして左フラッシャー22
がインターバルに発光するのと同様に、右フラッシャー
23も、右折信号SRに基づいて右フラッシャー点灯指
令C3を受けた第2点滅制御部16により、光が左から
右に流れる形になるよう、鮮明に発光することが出来
る。従って、リアランプ1は、ブレーキ信号SSや左折
信号SL、右折信号SRに基づいて、常に的確且つ鮮明
に、即ち高い視認性をもって、自動車の制動動作や右左
折動作を後方側に向けて表示することが出来る。この結
果、該リアランプ1が装着された自動車及び後続車の衝
突が回避され、走行時の安全性が増す。
【0020】なお、上述した実施例においては、各単位
ランプ2において、接点バネ6を電気伝導体として、L
ED装着溝50による溝状の電気伝導体装着部に装着し
た例を述べたが、電気伝導体並びにこれが装着される電
気伝導体装着部の形態は、これに限定されるものではな
い。従って、電気伝導体は、接点バネ6のように折り曲
げ形成されたバネ性金属である必要はなく、単に帯状に
なっていても構わない。また、電気伝導体装着部は、ダ
イオード保持部5aの両側にこれに沿って伸延する形で
設けられていれば良いので、必ずしも直線状を呈してい
る必要はない。また、実施例においては、左フラッシャ
ー22、右フラッシャー23として用いられた単位ラン
プ2は、7ヶのLED7で形成される発光ユニット70
が、所定時間づつインターバルに発光するように作動制
御されるように構成されている例を述べたが、LED7
の配列数量(即ち密度)や発光の仕方は任意である。さ
らに、自動車用リアランプセットであるリアランプ1に
設けられる長さ調整手段や角度調整機構は、ジョイント
治具26、ジョイント部25に限定されるものではな
い。また、自動車用リアランプである単位ランプ2は、
必ずしもリアランプ1として用いられる必要はなく、ス
トップランプ21、左フラッシャー22、右フラッシャ
ー23として単品で用いられても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によれば、点灯面2a等の一方の面側に
プリズムレンズ9等のレンズが装着された細長形状のケ
ーシング3を有し、前記ケーシング3の内部に発光体収
容空間3sを、該ケーシング3の長手方向に沿って形成
し、前記発光体収容空間3sにベース5を収容して設
け、前記ベース5に、装着すべきLED7等の発光ダイ
オードの脚間隔P1に対応した厚みを有するダイオード
保持部5aを、前記ケーシング3の長手方向(矢印A、
B方向)に沿って設け、前記ダイオード保持部5aの両
側に2条以上のLED挿着溝50等の電気伝導体装着部
を、該ダイオード保持部5aに沿って伸延する形で設
け、前記電気伝導体装着部5aに接点バネ6等の電気伝
導体を、該電気伝導体装着部に沿って帯状に伸延する形
で設け、前記発光体収容空間3sに発光ダイオードを、
前記ダイオード保持部5aを介して支持される形で、該
発光ダイオードの脚部7aが前記電気伝導体と電気的に
接続するよう複数並べて挿着し、前記電気伝導体にコン
トローラ等のランプ駆動回路を接続して、単位ランプ2
等の自動車用リアランプを構成したので、発光体収容空
間に複数の発光ダイオードが、その各々の脚部7aが電
気伝導体と電気的に接続し、ダイオード保持部5aに支
持された形で、ケーシング3の長手方向に沿って並ぶこ
とが出来る。この際、ダイオード保持部5aは、ケーシ
ング3の長手方向に沿ったいずれの位置においても発光
ダイオードを支持することが出来る。また、電気伝導体
は、このようにケーシング3の長手方向に沿ったダイオ
ード保持部5aに沿って伸延するよう設けられた電気伝
導体装着部に沿って、帯状に伸延するものであるところ
から、この結果として、該電気伝導体は発光ダイオード
と、ケーシング3の長手方向に沿ったいずれの位置にお
いても電気的に接続出来る。従って、上述のようにダイ
オード保持部5aに支持され、脚部7aが電気伝導体と
電気的に接続するように並べられる複数の発光ダイオー
ドは、密なピッチで極めて簡単に配置することが出来
る。即ち、発光体収容空間3sに発光ダイオードを高密
度に配置させることが出来る。また、本発明では、ダイ
オード保持部5aを、ベース5に装着すべき発光ダイオ
ードの脚間隔P1に対応した厚みをなすように形成して
おくことによって、電気伝導体装着部の位置、即ち、電
気伝導体の位置を該発光ダイオードの脚部5aの位置に
予め対応配置させておくことが出来る。従って、自動車
用リアランプの製造時には、電気伝導体装着部に電気伝
導体を装着した状態のベース5に、発光ダイオードの脚
部7aを単に嵌め込むだけで、該発光ダイオードを、電
気伝導体と電気的に接続出来る。また、これと同時に発
光ダイオードがダイオード保持部5aにより所定の配置
位置に位置決め保持された形になって、実装が完了され
る。従って、基板に孔開けしたり、発光ダイオードの位
置決めを行ったり、はんだ付けしたりする手間がないの
で、製造工程が簡潔である。従って、上述したように発
光ダイオードの高密度実装を行うことが簡単に出来る。
そして、このように高密度実装を行った発光ダイオード
による自動車用リアランプは、ランプ駆動回路を介して
発光ダイオードを発光させたときに、輝度が高い。この
結果として、自動車用リアランプは、自動車の制動動作
や方向転換動作を表わすランプとして、高い視認性を発
揮することが出来る。
【0022】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、前記単位ランプ2等の自動車用リアランプにおい
て、前記電気伝導体装着部は前記ベース5の前記レンズ
に近い面から穿設形成された溝であり、前記電気伝導体
は前記発光ダイオードの脚部7aと当接係合自在な形で
該溝中に設けられたバネ性金属からなるようにして、構
成したので、発光ダイオードは、その脚部7aが電気伝
導体が保有しているバネ性によって溝中に支持されたこ
とによって、発光部7bがレンズ側を向き、また該脚部
が該電気伝導体と電気的に接続した形で、複数並ぶこと
が出来る。即ち、バネ性金属からなる電気伝導体は、発
光ダイオードの脚部7aを、バネ力をもって掴みなが
ら、該脚部7aと電気的に確実に接続することが出来
る。従って、複数の発光ダイオードは、一層正確に位置
決めされた形で前記発光体収容空間に並んで配置し、こ
れと同時に、一層確実に電気伝導体と電気的に接続する
ことが出来る。よって、発光ダイオードの実装をさらに
的確に行うことが可能となる。また、電気伝導体装着部
は単なる溝であり、該溝中にバネ性金属を設置するのも
簡単であるため、自動車用リアランプの製造工程が一層
簡単になる。
【0023】また、本発明のうち請求項3記載の発明
は、前記単位ランプ2等の自動車用リアランプにおい
て、前記ケーシング3に溝3a等の取付け治具装着部を
形成し、前記取付け治具装着部に取付け治具39を装着
して、構成したので、自動車用リアランプの使用時に
は、取付け治具を用いてケーシング3を自動車に固定す
ることが出来る。従って、取付け治具39によって、自
動車用リアランプを誰でも簡単且つ確実に自動車に装着
することが出来、これに複雑な治具や工具の類を必要と
しない。
【0024】また、本発明のうち請求項4記載の発明
は、前記単位ランプ2等の自動車用リアランプを、ジョ
イント治具26等の長さ調整手段を介して前記ケーシン
グ3の長手方向(矢印A、B方向)に沿った長さを調整
自在な形で複数並べて設けて、リアランプ1等の自動車
用リアランプセットを構成したので、先に述べたような
自動車用リアランプの特性を保有した自動車用リアラン
プセットが、装着される自動車の車幅に合った長さに調
整されることが出来る。従って、自動車用リアランプセ
ットは、簡単な製造工程にして発光ダイオードの高密度
実装が図られて、十分な輝度を保有した形になっている
のは勿論のこと、自動車の車幅に対応した長さをもっ
て、該自動車にジャストフィットした形で装着されるこ
とが出来る。この結果、該自動車用リアランプセット
は、使用時に、自動車の車幅に対応した形で点灯するこ
とが出来るので、非常に高い視認性を発揮することが出
来る。さらに、自動車の車幅は、車種によってまちまち
であるが、1種類の自動車用リアランプセットを、その
長さを調整しながら、異なる車幅をなす様々な自動車に
適用することが可能となる。また、複数の自動車用リア
ランプを、ストップランプ21、左フラッシャー22、
右フラッシャー23等として、表示するもの毎に使い分
けた形にしながら、これ等を1ヶの自動車用リアランプ
セットとして一纏めに取り扱うことが出来るので、その
取扱即ち自動車への装着、結線等が簡単でありながら、
自動車における複数種類の動作(制動動作や方向転換動
作)を、明確に表示することが出来る。
【0025】また、本発明のうち請求項5記載の発明
は、前記単位ランプ2等の自動車用リアランプを、ジョ
イント部25等の角度調整機構を介して互いに対する角
度θ1、θ2が調整自在な形で複数並べて設けて、リア
ランプ1等の自動車用リアランプセットを構成したの
で、該自動車用リアランプセットは、前記自動車用リア
ランプの互いに対する角度θ1、θ2を、装着される自
動車の車体形状に対応した形になるよう調整されること
が出来る。すると、自動車の車体後部形状は、車種によ
ってまちまちであるが、自動車用リアランプセットは、
角度調整機構を介して自動車用リアランプの互いに対す
る角度θ1、θ2を調整するだけで、様々な形状の車体
後部形状に対応させた形にすることが出来る。従って、
自動車用リアランプセットを、車体後部形状に正確に沿
わせた形で自動車に装着することが出来る。この結果、
自動車から脱落することがなく、良好に使用することが
出来る。また、これにより、自動車用リアランプセット
は車室内に配置させる形で用いることが多いが、この際
に、複数の単位ランプ2を自動車のリアウインドに沿っ
た形で角度調整機構により屈曲させることにより、該発
光ダイオードの発光部7bを、リアウインドに近接した
位置に配置させることが出来る。こうすると、後続車
は、自動車用リアランプセットの発光を一層明確に視認
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用リアランプの一実施例を
自動車用リアランプセットとして組み立てた状態を示す
外観斜視図である。
【図2】図1に示す自動車用リアランプセットのジョイ
ント部部分を示す平面図である。
【図3】図2に示すジョイント部部分の正面図である。
【図4】図1に示す自動車用リアランプの取付け治具装
着部分を示す斜視図である。
【図5】図2に示す取付け治具を示す側面図である。
【図6】図1に示す自動車用リアランプのコントロール
部部分を示す正面透視図である。
【図7】図1に示す自動車用リアランプの断面図であ
る。
【図8】図1に示す自動車用リアランプに用いられる発
光ダイオードの配列状態を示す図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】図1に示す自動車用リアランプセットに用い
られるジョイント治具の一例を示す図である。
【図11】図10の正面図である。
【図12】図1に示す自動車用リアランプセットの制御
系統を示す図である。
【符号の説明】
1……自動車用リアランプセット(リアランプ) 2……自動車用リアランプ(単位ランプ) 2a……一方の面(点灯面) 3……ケーシング 3s……発光体収容空間 3a……取付け治具装着部(溝) 5……ベース 5a……ダイオード保持部 50……電気伝導体装着部(LED挿着溝) 6……電気伝導体(接点バネ) 7……発光ダイオード(LED) 7a……脚部 9……レンズ(プリズムレンズ) 19……ランプ駆動回路(コントローラ) 25……角度調整機構(ジョイント部) 26……長さ調整手段(ジョイント治具) 39……取付け治具
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 33/00 N

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の面側にレンズが装着された細長形状
    のケーシングを有し、 前記ケーシングの内部に発光体収容空間を、該ケーシン
    グの長手方向に沿って形成し、 前記発光体収容空間にベースを収容して設け、 前記ベースに、装着すべき発光ダイオードの脚間隔に対
    応した厚みを有するダイオード保持部を、前記ケーシン
    グの長手方向に沿って設け、 前記ダイオード保持部の両側に2条以上の電気伝導体装
    着部を、該ダイオード保持部に沿って伸延する形で設
    け、 前記電気伝導体装着部に電気伝導体を、該電気伝導体装
    着部に沿って帯状に伸延する形で設け、 前記発光体収容空間に発光ダイオードを、前記ダイオー
    ド保持部を介して支持される形で、該発光ダイオードの
    脚部が前記電気伝導体と電気的に接続するよう複数並べ
    て挿着し、 前記電気伝導体にランプ駆動回路を接続して構成した、
    自動車用リアランプ。
  2. 【請求項2】前記電気伝導体装着部は前記ベースの前記
    レンズに近い面から穿設形成された溝であり、 前記電気伝導体は前記発光ダイオードの脚部と当接係合
    自在な形で該溝中に設けられたバネ性金属からなる、請
    求項1記載の自動車用リアランプ。
  3. 【請求項3】前記ケーシングに取付け治具装着部を形成
    し、 前記取付け治具装着部に取付け治具を装着して構成し
    た、請求項1記載の自動車用リアランプ。
  4. 【請求項4】請求項1記載の自動車用リアランプを、長
    さ調整手段を介して前記ケーシングの長手方向に沿った
    長さを調整自在な形で複数並べて設けて構成した、自動
    車用リアランプセット。
  5. 【請求項5】請求項1記載の自動車用リアランプを、角
    度調整機構を介して互いに対する角度が調整自在な形で
    複数並べて設けて構成した、自動車用リアランプセッ
    ト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005126888A (ja) * 2003-10-20 2005-05-19 Truetzschler Gmbh & Co Kg 紡績室内機械、特にカードや練条機等の紡績準備機械における可視信号表示のための装置
JP2010206204A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Lg Innotek Co Ltd 発光モジュール及びこれを備えるライトユニット
US20200238577A1 (en) * 2017-10-11 2020-07-30 Mondofix Inc. Articulating crack curing lamp and method

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