JPH0728518A - 手動補間機能を有する数値制御装置 - Google Patents

手動補間機能を有する数値制御装置

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JPH0728518A
JPH0728518A JP19795893A JP19795893A JPH0728518A JP H0728518 A JPH0728518 A JP H0728518A JP 19795893 A JP19795893 A JP 19795893A JP 19795893 A JP19795893 A JP 19795893A JP H0728518 A JPH0728518 A JP H0728518A
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JP
Japan
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pulse
interpolation
manual
command
axis
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Application number
JP19795893A
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English (en)
Inventor
Shusuke Oba
秀典 大場
Yuusuke Kanae
友助 金苗
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication of JPH0728518A publication Critical patent/JPH0728518A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動補間専用の関数発生器を用いることな
く、合成速度が補間関係に依存しない手動補間を実現で
きる簡略な数値制御装置を提供する。 【構成】 複数のサーボ軸の補間送り可能な数値制御装
置において、手動パルス発生器の出力パルスに比例した
速度信号を、相互に補間関係にある複数の軸の合成運動
の送り速度指令としてパルス分配器に入力する手段と、
直線補間動作の終点座標をパルス分配器に入力する終点
座標発生手段と、パルス分配器に与えられた補間モード
が直線補間の場合には、入力される速度指令と終点の座
標によって直線補間を行い、補間軸へ同期パルスを分配
し、前記補間モードが円弧補間の場合には、入力される
速度指令と、円弧終点座標と円弧半径、もしくは円弧中
心座標によって円弧補間を行い、補間軸へ同期パルスを
分配するパルス分配器と、前記同期パルスを位置指令信
号とする少なくとも2つのサーボ軸とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動補間機能を有する
数値制御装置に関し、特に、複数のサーボ軸を一定の補
間関係を維持しながら、一台の手動パルス発生器のパル
ス信号によって複数のサーボ軸を同時に動作させること
ができる数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手動補間機能は、特開昭63−6
606に開示されているように、手動パルス発生器が出
力するパルス信号は、手動補間専用関数発生器に入力さ
れる。図3のブロック図はその原理を示すもので、X
軸、Y軸の2軸補間の例を示している。1は手動パルス
発生器、2は公知のパルス分配器、3はX軸サーボ回
路、4はY軸サーボ回路、6は手動補間専用関数発生器
である。手動補間専用関数発生器6には、直線補間の場
合の進行方向角度11、円弧補間の場合の円弧の終点座
標13、円弧半径14等が予め与えられている。手動補
間専用関数発生器6は、手動パルス発生器1のパルス指
令18が入力されると、基準軸をX軸とする場合、その
パルスをX軸の速度指令として使用し、X軸の速度指令
に応じてY軸の補間処理を行い、X軸、Y軸それぞれの
速度指令20、21をパルス分配器2に出力する。パル
ス分配器2は、X軸サーボ回路3、Y軸サーボ回路4に
それぞれ、X軸移動指令15、Y軸移動指令16を出力
する。このように、従来技術では、手動補間指令(図3
の信号11、13、14、18)を手動補間専用関数発
生器を介して、一軸ごとの速度指令に変換し、これをパ
ルス分配器に入力し、パルス分配器では、これら各軸の
速度指令を通常の手動運転モード(一軸毎に独立に手動
運転するモード)と同様に処理できるので、パルス分配
器の仕様を手動補間機能に対応して変更する必要がなく
なるという利点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、パルス分配器の他に手動補間機能のための専用関数
発生器を設ける必要があった。数値制御装置のパルス分
配器には、もともと関数発生機能を有しており、従来技
術では、これとは別に手動補間専用関数発生器6を必要
とするため、プログラムを複雑にするという欠点があっ
た。また、手動パルス発生手段のパルス指令18は、基
準軸(例えばX軸)の速度指令に使用されるので、これ
と補間関係にあるY軸の速度指令は補間関係に依存し、
合成速度(例えばX軸とY軸の合成速度)はパルス指令
18に対して不安定となる。そこで、本発明は、手動補
間専用の関数発生器を用いることなく、合成速度が補間
関係に依存しない手動補間を実現できる簡略な数値制御
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、第一の発明による数値制御装置は、複数のサーボ軸
の補間送り可能な数値制御装置において、手動パルス発
生器の出力パルスに比例した速度信号を、相互に補間関
係にある複数の軸の合成運動の送り速度指令としてパル
ス分配器に入力する手段と、直線補間動作の終点座標を
パルス分配器に入力する終点座標発生手段と、パルス分
配器に与えられた補間モードが直線補間の場合には、入
力される速度指令と終点の座標によって直線補間を行
い、補間軸へ同期パルスを分配し、前記補間モードが円
弧補間の場合には、入力される速度指令と、円弧終点座
標と円弧半径、もしくは円弧中心座標によって円弧補間
を行い、補間軸へ同期パルスを分配するパルス分配器
と、前記同期パルスを位置指令信号とする少なくとも2
つのサーボ軸とを有することを特徴とするものである。
また、第二の発明による数値制御装置は、前記送り速度
指令に替えてJOG送り速度指令を用いることを特徴と
するものである。すなわち、本発明では、従来技術の様
な手動補間専用関数発生器を新たに設けずに、手動補間
のために入力される情報を、自動運転と同様な情報に変
換し、パルス分配器に与える。このため、パルス分配器
には、速度指令の他に、直線補間の場合には、終点座標
を予め与え、円弧補間の場合には、円弧の終点座標と円
弧半径、または円弧中心座標を予め与える。また、速度
指令は、手動パルス発生器からのパルス指令を速度指令
に変換し、パルス分配器に随時与える。前述の直線補間
の終点座標は、通過点座標を外部から入力し、進行方向
角度を求めるか、進行方向角度を外部から直接入力する
かによって、その進行方向に進んだ場合に、数値制御装
置の最大移動範囲と交差する座標を終点座標として、予
めパルス分配器に与えておく。このようにして、パルス
分配器には、自動運転に於ける直線補間、及び円弧補間
と同様な形態の情報が与えられるため、手動補間機能の
場合に、自動運転と同様の補間処理をパルス分配器が行
うことによって、手動補間を実行することができる。ま
た、パルス分配器に与える速度指令を、ジョグ送り速度
指令とすることで、ジョグ送りを用いた手動補間機能を
実行することも容易である。
【0005】
【作用】上記手段により、手動補間機能の場合に、パル
ス分配器は、通常の自動運転モードと同様に指令を取り
扱うことができるので、手動補間機能のためにパルス分
配器を変更する必要はなく、手動補間専用関数発生器を
設ける必要もない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、X軸、Y軸の2軸を用いた手動補間機能の
場合を表している。図において、5は送り速度発生手
段、7は終点座標発生手段で、図3と共通するものには
同じ符号を付している。直線補間の場合には、通過点座
標10、または進行方向角度11を、終点座標作成器7
に入力し、その結果得られた終点座標12を予めパルス
分配器2に入力しておく。また、円弧補間の場合には、
円弧の終点座標13、円弧半径14、または円弧中心座
標15等の値を、予めパルス分配器2に入力しておく。
手動パルス発生器1からのパルス指令18は、送り速度
発生手段5を通じて、送り速度指令19に変換され、パ
ルス分配器2に入力される。こうして、パルス分配器2
には、前述通り、直線補間の場合には、終点座標12が
予め与えられ、円弧補間の場合には、円弧終点座標1
3、円弧半径14、または円弧中心座標15が予め与え
られ、加えて前述の送り速度指令19が手動パルス発生
器からのパルス指令18に応じて与えられる。パルス分
配器2は、上記の入力方法から、自動運転と同様に、直
線補間または、円弧補間を行い、X軸制御回路3、及び
Y軸制御回路4にそれぞれX軸同期パルス(移動指令)
16、Y軸同期パルス(移動指令)17を出力する。前
述の終点座標発生手段7は、外部から入力された通過点
座標10、または、進行方向角度11を用いて、その方
向に進んだ場合の数値制御装置のオーバートラベル領域
等の最大移動範囲に交差する座標を求めるものであり、
これらの処理は、手動補間機能にて移動する以前に、一
度、直線の座標計算を行うだけであり、容易に行える。
また、前述の送り速度発生手段5は、パルス指令18を
カウントするカウンタ値の一定サンプリングタイム毎の
変化量から送り速度指令19を作成するものであり、こ
れは通常の手動運転モードで用いられるパルス速度変換
器をそのまま利用できる。図2は、本発明によるジョグ
送りを用いた手動補間機能を表している。これは、図1
の手動パルス発生器1による送り速度指令19をジョグ
送り速度指令22と変更し、その他の処理は、図1の場
合と同様に行うことによって容易に実現可能である。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、手
動補間機能の場合に、パルス発生器に与える座標、速度
等の情報を、通常の自動運転の指令と同様の形態で与え
るため、既存のパルス発生器の仕様を変更することなく
補間処理が行えるので、専用の関数発生器を設ける必要
がなくなる。本発明に必要な終点座標発生手段は簡単な
プログラムからなり、手動補間開始時点に一度演算する
だけでよいので、複雑なプログラムからなり、サンプリ
ング周期毎にプログラム処理が必要な従来技術と比べ
て、そのプログラム処理はシンプルである。また、 本
発明による補間軸の合成運動の速度は補間機能に依存せ
ず、安定した送り操作を実現できる。さらに、パルス分
配器が直線補間、円弧補間以外の補間機能に対応してい
れば、手動補間機能もその補間機能に容易に対応でき、
手動補間機能追加によるソフトウェアの増大を招くこと
もなくなるという効果がある。さらに、移動指令とし
て、手動パルス指令の代わりに、ジョグ送り速度指令を
用いるように変更することも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 手動パルス発生器を使用した場合の本発明の
ブロック図。
【図2】 ジョグ送りを使用した場合の本発明のブロッ
ク図。
【図3】 従来技術のブロック図。
【符号の説明】
1 手動パルス発生器 2 パルス分配器 3 X軸サーボ回路 4 Y軸サーボ回路 5 送り速度発生手段 6 手動補間専用関数発生器 7 終点座標発生手段 10 通過点座標 11 進行方向角度 12 終点座標 13 円弧終点座標 14 円弧半径 15 円弧中心座標 16 X軸移動指令 17 Y軸移動指令 18 パルス指令 19 送り速度指令 20 X軸速度指令 21 Y軸速度指令 22 ジョグ送り速度指令

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサーボ軸の補間送り可能な数値制
    御装置において、 手動パルス発生器の出力パルスに比例した速度信号を、
    相互に補間関係にある複数の軸の合成運動の送り速度指
    令としてパルス分配器に入力する手段と、 直線補間動作の終点座標をパルス分配器に入力する終点
    座標発生手段と、 パルス分配器に与えられた補間モードが直線補間の場合
    には、入力される速度指令と終点の座標によって直線補
    間を行い、補間軸へ同期パルスを分配し、前記補間モー
    ドが円弧補間の場合には、入力される速度指令と、円弧
    終点座標と円弧半径、もしくは円弧中心座標によって円
    弧補間を行い、補間軸へ同期パルスを分配するパルス分
    配器と、 前記同期パルスを位置指令信号とする少なくとも2つの
    サーボ軸とを有することを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 前記送り速度指令に替えてJOG送り速
    度指令を用いることを特徴とする請求項第一項記載の数
    値制御装置。
JP19795893A 1993-07-14 1993-07-14 手動補間機能を有する数値制御装置 Pending JPH0728518A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5778110A (en) * 1995-07-18 1998-07-07 Furuya; Kyoko Two-layered storage bag and two-layered storage bag attached to a diaper

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5778110A (en) * 1995-07-18 1998-07-07 Furuya; Kyoko Two-layered storage bag and two-layered storage bag attached to a diaper

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