JPH07284907A - 繊維強化複合線の製造方法および製造装置 - Google Patents
繊維強化複合線の製造方法および製造装置Info
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- JPH07284907A JPH07284907A JP8025094A JP8025094A JPH07284907A JP H07284907 A JPH07284907 A JP H07284907A JP 8025094 A JP8025094 A JP 8025094A JP 8025094 A JP8025094 A JP 8025094A JP H07284907 A JPH07284907 A JP H07284907A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複合材としての強度・弾性を十分満足する繊
維強化複合線の製造方法、および耐久性・信頼性に優れ
た繊維強化複合線の製造装置を提供する。 【構成】 セラミック繊維束2を金属溶湯6内に通過さ
せて巻取るに際して、溶湯6浸入前のセラミック繊維束
2を弛ませ、その繊維束2にブロワー14から吹き出さ
れた風を乱流発生用の衝突部材17を介して吹き付け、
その乱流によりセラミック繊維束2が十分開繊した状態
で金属溶湯6内に浸入するようにしたものである。
維強化複合線の製造方法、および耐久性・信頼性に優れ
た繊維強化複合線の製造装置を提供する。 【構成】 セラミック繊維束2を金属溶湯6内に通過さ
せて巻取るに際して、溶湯6浸入前のセラミック繊維束
2を弛ませ、その繊維束2にブロワー14から吹き出さ
れた風を乱流発生用の衝突部材17を介して吹き付け、
その乱流によりセラミック繊維束2が十分開繊した状態
で金属溶湯6内に浸入するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 Sic等のセラミック繊
維束をAl等の溶融金属で強化した繊維強化複合線の製造
方法および製造装置に関する。
維束をAl等の溶融金属で強化した繊維強化複合線の製造
方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】Sic等のセラミック繊維束とAl等の金属
とを複合した繊維強化複合線の製造方法としては、以下
に示す方法が知られている。
とを複合した繊維強化複合線の製造方法としては、以下
に示す方法が知られている。
【0003】.プラズマジェット、メタリコン、真空
蒸着のように、金属細粒または金属蒸気を繊維束に吹付
けて繊維表面に金属を付着させ、複合材とする方法。
蒸着のように、金属細粒または金属蒸気を繊維束に吹付
けて繊維表面に金属を付着させ、複合材とする方法。
【0004】.溶融金属中に繊維束を含浸させると共
に溶融金属液に超音波振動を加え、溶融金属を繊維束内
部にまで浸透させ、複合材とする方法。
に溶融金属液に超音波振動を加え、溶融金属を繊維束内
部にまで浸透させ、複合材とする方法。
【0005】これら方法により得られた繊維強化複合線
は、送電線等を製造する際のFRM(繊維強化金属)用
プリフォームワイヤとして用いられる。
は、送電線等を製造する際のFRM(繊維強化金属)用
プリフォームワイヤとして用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
て製造されたプリフォームワイヤには次のような問題が
ある。
て製造されたプリフォームワイヤには次のような問題が
ある。
【0007】の方法にあっては、繊維束に金属細粒ま
たは金属蒸気を直進的に吹付けるため、繊維束の内部ま
でには十分金属が浸透せず、満足できる強度や弾性のも
のが得られない。
たは金属蒸気を直進的に吹付けるため、繊維束の内部ま
でには十分金属が浸透せず、満足できる強度や弾性のも
のが得られない。
【0008】の方法にあっては、溶融金属液の超音波
振動により繊維束が開繊されて内部の空気が排出される
ため繊維束内部にまで金属がよく浸透するものの、繊維
束を十分開繊させるためには繊維束の張力を弱めて繊維
束を溶融金属液に泳がせる状態とする必要があり、この
ため繊維が雑然とした状態で固定されてしまい、複合材
としての適正な強度・弾性が得られない。
振動により繊維束が開繊されて内部の空気が排出される
ため繊維束内部にまで金属がよく浸透するものの、繊維
束を十分開繊させるためには繊維束の張力を弱めて繊維
束を溶融金属液に泳がせる状態とする必要があり、この
ため繊維が雑然とした状態で固定されてしまい、複合材
としての適正な強度・弾性が得られない。
【0009】また、この方法を実施する装置には、超音
波振動を発生させる圧電素子に振動を伝達するセラミッ
ク板を接着し、そのセラミック板を溶融金属液に浸漬し
たものが用いられるが、接着されたセラミック板が長時
間高温で使用されることにより圧電素子から剥がれてし
まう。すなわち、かかる装置は耐久性・信頼性の点で問
題がある。
波振動を発生させる圧電素子に振動を伝達するセラミッ
ク板を接着し、そのセラミック板を溶融金属液に浸漬し
たものが用いられるが、接着されたセラミック板が長時
間高温で使用されることにより圧電素子から剥がれてし
まう。すなわち、かかる装置は耐久性・信頼性の点で問
題がある。
【0010】以上の課題を解決すべく創案された本発明
の目的は、複合材としての強度・弾性を十分満足する繊
維強化複合線の製造方法、および耐久性・信頼性に優れ
た繊維強化複合線の製造装置を提供することにある。
の目的は、複合材としての強度・弾性を十分満足する繊
維強化複合線の製造方法、および耐久性・信頼性に優れ
た繊維強化複合線の製造装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく第
1の発明は、セラミック繊維束を金属溶湯内に通過させ
て巻取るに際して、溶湯浸入前のセラミック繊維束を弛
ませ、その繊維束にブロワーから風を吹きつけ、セラミ
ック繊維束が開繊した状態で金属溶湯内に浸入するよう
にした繊維強化複合線の製造方法である。
1の発明は、セラミック繊維束を金属溶湯内に通過させ
て巻取るに際して、溶湯浸入前のセラミック繊維束を弛
ませ、その繊維束にブロワーから風を吹きつけ、セラミ
ック繊維束が開繊した状態で金属溶湯内に浸入するよう
にした繊維強化複合線の製造方法である。
【0012】第2の発明は、セラミック繊維束を金属溶
湯内に通過させて巻取るに際して、溶湯浸入前のセラミ
ック繊維束を弛ませ、その繊維束にブロワーから吹き出
された風を乱流発生用の衝突部材を介して吹き付け、そ
の乱流によりセラミック繊維束が十分開繊した状態で金
属溶湯内に浸入するようにした繊維強化複合線の製造方
法である。
湯内に通過させて巻取るに際して、溶湯浸入前のセラミ
ック繊維束を弛ませ、その繊維束にブロワーから吹き出
された風を乱流発生用の衝突部材を介して吹き付け、そ
の乱流によりセラミック繊維束が十分開繊した状態で金
属溶湯内に浸入するようにした繊維強化複合線の製造方
法である。
【0013】第3の発明は、セラミック繊維束を金属溶
湯内に通過させて巻取るに際して、溶湯浸入前のセラミ
ック繊維束を弛ませた状態でブロワーにより風を吹き付
けて繊維束を金属溶湯内で開繊させ、その開繊を溶湯内
に設けられたダイスで一体化させながら引き上げるよう
にした繊維強化複合線の製造方法である。
湯内に通過させて巻取るに際して、溶湯浸入前のセラミ
ック繊維束を弛ませた状態でブロワーにより風を吹き付
けて繊維束を金属溶湯内で開繊させ、その開繊を溶湯内
に設けられたダイスで一体化させながら引き上げるよう
にした繊維強化複合線の製造方法である。
【0014】第4の発明は、セラミック繊維束を金属溶
湯内に通過させながら巻取って繊維強化複合線を製造す
る装置において、セラミック繊維束を案内すると共に溶
湯浸入前に弛ませた状態とする弛緩手段と、その弛んだ
溶湯浸入前のセラミック繊維束に風を吹き付けて開繊さ
せるブロワーとを備えたことを特徴とする繊維強化複合
線の製造装置である。
湯内に通過させながら巻取って繊維強化複合線を製造す
る装置において、セラミック繊維束を案内すると共に溶
湯浸入前に弛ませた状態とする弛緩手段と、その弛んだ
溶湯浸入前のセラミック繊維束に風を吹き付けて開繊さ
せるブロワーとを備えたことを特徴とする繊維強化複合
線の製造装置である。
【0015】
【作用】第1の発明によれば、溶湯浸入前のセラミック
繊維束を弛ませ、その繊維束にブロワーから風を吹きつ
けているので、その風によりセラミック繊維束が振動し
て開繊した状態で金属溶湯内に浸入する。よって、セラ
ミック繊維束の内部にまで金属が十分浸透する。
繊維束を弛ませ、その繊維束にブロワーから風を吹きつ
けているので、その風によりセラミック繊維束が振動し
て開繊した状態で金属溶湯内に浸入する。よって、セラ
ミック繊維束の内部にまで金属が十分浸透する。
【0016】第2の発明によれば、ブロワーから吹き出
された風を乱流発生用の衝突部材を介してセラミック繊
維束に吹き付けているので、セラミック繊維束には衝突
部材によって乱された乱流が流れ当たることになる。こ
の乱流によって、セラミック繊維束はその束が乱され、
十分開繊した状態で金属溶湯内に浸入する。
された風を乱流発生用の衝突部材を介してセラミック繊
維束に吹き付けているので、セラミック繊維束には衝突
部材によって乱された乱流が流れ当たることになる。こ
の乱流によって、セラミック繊維束はその束が乱され、
十分開繊した状態で金属溶湯内に浸入する。
【0017】第3の発明によれば、開繊したセラミック
繊維束を溶湯内に設けられたダイスで絞って一体化させ
ながら引き上げているので、開繊したセラミック繊維束
は、溶湯内にて空気等を巻込むことなく一体化されると
共に、ダイスを通過する際の巻取張力により整列した状
態で固定される。
繊維束を溶湯内に設けられたダイスで絞って一体化させ
ながら引き上げているので、開繊したセラミック繊維束
は、溶湯内にて空気等を巻込むことなく一体化されると
共に、ダイスを通過する際の巻取張力により整列した状
態で固定される。
【0018】第4の発明によれば、セラミック繊維束を
溶湯に案内すると共に溶湯浸入前に弛ませた状態とする
弛緩手段、及びその弛んだ溶湯浸入前のセラミック繊維
束に風を吹き付けるブロワーは、ともに溶湯浸入前のセ
ラミック繊維束に作用するものなので、全く溶湯の熱の
影響を受けない。よって、装置の耐久性・信頼性が向上
する。
溶湯に案内すると共に溶湯浸入前に弛ませた状態とする
弛緩手段、及びその弛んだ溶湯浸入前のセラミック繊維
束に風を吹き付けるブロワーは、ともに溶湯浸入前のセ
ラミック繊維束に作用するものなので、全く溶湯の熱の
影響を受けない。よって、装置の耐久性・信頼性が向上
する。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
する。
【0020】図1に繊維強化複合線の製造装置の概要を
示す。図示するように、送出ボビン1に巻付けられたセ
ラミック繊維束2が、ピンチロール3に挟まれて繰り出
され、ガイドプーリ4aで偏向されてノズル5を通って
金属溶湯6内に浸入し、溶湯6内のガイドプーリ4bで
再び偏向され溶湯6内のダイス7で絞られた後、巻取ボ
ビン8に巻き代えられるようになっている。
示す。図示するように、送出ボビン1に巻付けられたセ
ラミック繊維束2が、ピンチロール3に挟まれて繰り出
され、ガイドプーリ4aで偏向されてノズル5を通って
金属溶湯6内に浸入し、溶湯6内のガイドプーリ4bで
再び偏向され溶湯6内のダイス7で絞られた後、巻取ボ
ビン8に巻き代えられるようになっている。
【0021】上記送出ボビン1は所定の抵抗をもって自
由回転し、ピンチロール3はセラミック繊維束2を一定
速度で繰り出すように回転し、巻取ボビン8は製造され
た繊維強化複合線9を一定の速度(ピンチロール3の送
り速度と同じ速度)で巻取るように回転する。この構成
によれば、ピンチロール3とダイス7との間のセラミッ
ク繊維束2に予め所定の弛みを与えておけば、ピンチロ
ール3での保持とダイス7で線引きする際の絞り抵抗に
より、その弛みは以後巻取を継続しても保たれることに
なる。なお、送出ボビン1とピンチロール3との間、お
よびダイス7と巻取ボビン8との間には、それぞれ所定
の巻取張力が加わることになる。
由回転し、ピンチロール3はセラミック繊維束2を一定
速度で繰り出すように回転し、巻取ボビン8は製造され
た繊維強化複合線9を一定の速度(ピンチロール3の送
り速度と同じ速度)で巻取るように回転する。この構成
によれば、ピンチロール3とダイス7との間のセラミッ
ク繊維束2に予め所定の弛みを与えておけば、ピンチロ
ール3での保持とダイス7で線引きする際の絞り抵抗に
より、その弛みは以後巻取を継続しても保たれることに
なる。なお、送出ボビン1とピンチロール3との間、お
よびダイス7と巻取ボビン8との間には、それぞれ所定
の巻取張力が加わることになる。
【0022】上記セラミック繊維束2には、Sic(炭化珪
素) 繊維束が用いられている。 Sic繊維束2は、繊維束
2を構成する1ヤーンに線径11μmの線が 800フィラメ
ント存在するものが用いられている。他方、金属溶湯6
には Al(アルミ) 溶湯が用いられている。Al溶湯6はル
ツボ10内に収容されている。ルツボ10には、直接溶
融したAl溶湯を注ぎ込んでもよく、または固体Alを投入
して下方から加熱するようにしてもよい。また、ピンチ
ロール3は、その摩擦力を大きくするために、上側ロー
ラ3aをゴム製にすると共に下側ローラ3bをステンレ
ス等の金属製にすることが好ましい。
素) 繊維束が用いられている。 Sic繊維束2は、繊維束
2を構成する1ヤーンに線径11μmの線が 800フィラメ
ント存在するものが用いられている。他方、金属溶湯6
には Al(アルミ) 溶湯が用いられている。Al溶湯6はル
ツボ10内に収容されている。ルツボ10には、直接溶
融したAl溶湯を注ぎ込んでもよく、または固体Alを投入
して下方から加熱するようにしてもよい。また、ピンチ
ロール3は、その摩擦力を大きくするために、上側ロー
ラ3aをゴム製にすると共に下側ローラ3bをステンレ
ス等の金属製にすることが好ましい。
【0023】ノズル5は、耐熱金属(Cr鋼、 Ni-Cr鋼な
ど)により円筒状に形成された本体11と、その本体1
1の頂部に嵌め込まれた透明な耐熱ガラスからなる蓋材
12とからなっている。ノズル本体11の直径は、内部
で開繊される Sic繊維束2が内壁に接しない程度の直径
となっている。かかるノズル5は、その本体11の下部
がAl溶湯6内に浸漬するように上方から吊り下げられる
か、ルツボ10の側壁に支持される。
ど)により円筒状に形成された本体11と、その本体1
1の頂部に嵌め込まれた透明な耐熱ガラスからなる蓋材
12とからなっている。ノズル本体11の直径は、内部
で開繊される Sic繊維束2が内壁に接しない程度の直径
となっている。かかるノズル5は、その本体11の下部
がAl溶湯6内に浸漬するように上方から吊り下げられる
か、ルツボ10の側壁に支持される。
【0024】上記蓋材12には、 Sic繊維束2が通過す
る孔13が穿たれている。蓋材12に透明な耐熱ガラス
を用いたのは、内部で開繊される Sic繊維束2の様子を
観察するためである。
る孔13が穿たれている。蓋材12に透明な耐熱ガラス
を用いたのは、内部で開繊される Sic繊維束2の様子を
観察するためである。
【0025】ノズル本体5の側部には、溶湯6浸入直前
の Sic繊維束2に風を吹き付けて開繊させるブロワー1
4が設けられている。ブロワー14は、ノズル本体11
に取り付けられた吹出部15と、吹出部15に接続され
た配管16と、配管16に接続されたポンプ(図示せ
ず)とからなっている。かかるブロワー14から吹き出
される風には、Al溶湯6の表面の酸化を防止するため
に、N2 ガスなどの還元ガスが用いられる。
の Sic繊維束2に風を吹き付けて開繊させるブロワー1
4が設けられている。ブロワー14は、ノズル本体11
に取り付けられた吹出部15と、吹出部15に接続され
た配管16と、配管16に接続されたポンプ(図示せ
ず)とからなっている。かかるブロワー14から吹き出
される風には、Al溶湯6の表面の酸化を防止するため
に、N2 ガスなどの還元ガスが用いられる。
【0026】ブロワー吹出部15の前方には、吹き出さ
れた風が流れ当たり、その後流側に乱流を発生させる衝
突部材17が設けられている。衝突部材17は、ノズル
本体11内に水平に掛け渡された円柱体18からなって
いる。この構成によれば、ブロワー吹出部15から吹き
出された風が円柱体18に流れ当たると、風は円柱体1
8によってその流れが乱されて後流側にカルマン渦が生
じ、 Sic繊維束2には乱流が供給されることになる。こ
の乱流により、 Sic繊維束2に振動が生じ、開繊するこ
とになる。
れた風が流れ当たり、その後流側に乱流を発生させる衝
突部材17が設けられている。衝突部材17は、ノズル
本体11内に水平に掛け渡された円柱体18からなって
いる。この構成によれば、ブロワー吹出部15から吹き
出された風が円柱体18に流れ当たると、風は円柱体1
8によってその流れが乱されて後流側にカルマン渦が生
じ、 Sic繊維束2には乱流が供給されることになる。こ
の乱流により、 Sic繊維束2に振動が生じ、開繊するこ
とになる。
【0027】なお、衝突部材17は、上記円柱体18に
限らず、たとえば図2に示すように円柱体18を二本ま
たはそれ以上配置してもよく、また円柱体18を鉛直方
向に配置してもよく、また三角柱四角柱などを用いても
よい。つまり、後流側に乱流が生じるものならよい。
限らず、たとえば図2に示すように円柱体18を二本ま
たはそれ以上配置してもよく、また円柱体18を鉛直方
向に配置してもよく、また三角柱四角柱などを用いても
よい。つまり、後流側に乱流が生じるものならよい。
【0028】また、ブロワー14から風が供給されるノ
ズル本体11は、その上部が蓋材12で覆われていると
共に下部がAl溶湯6で密閉されているため、内部に吹き
込まれた風は全て Sic繊維束2に供給される。よって、
僅かな風量でも効率よく Sic繊維束2を開繊させること
ができる。ノズル本体11内に供給された風は、最終的
には蓋材12に穿たれた孔13から排気される。
ズル本体11は、その上部が蓋材12で覆われていると
共に下部がAl溶湯6で密閉されているため、内部に吹き
込まれた風は全て Sic繊維束2に供給される。よって、
僅かな風量でも効率よく Sic繊維束2を開繊させること
ができる。ノズル本体11内に供給された風は、最終的
には蓋材12に穿たれた孔13から排気される。
【0029】ルツボ10のAl溶湯6内に設けられるガイ
ドプーリ4bは、耐熱金属(Cr鋼、Ni-Cr鋼など)で形
成されている。
ドプーリ4bは、耐熱金属(Cr鋼、Ni-Cr鋼など)で形
成されている。
【0030】ダイス7は、ルツボ10のAl溶湯6の液面
に配置された円筒体19の下端部に取り付けられてお
り、その通過孔20に Sic繊維束2を線引きして所定の
直径・形状に絞るものである。円筒体19は、上方から
吊り下げられるかルツボの側壁に支持されており、その
下部がAl溶湯6に浸漬されている。
に配置された円筒体19の下端部に取り付けられてお
り、その通過孔20に Sic繊維束2を線引きして所定の
直径・形状に絞るものである。円筒体19は、上方から
吊り下げられるかルツボの側壁に支持されており、その
下部がAl溶湯6に浸漬されている。
【0031】ダイス7の通過孔20は、ドーナッツ状に
滑らかに形成されており、線引きされる Sic繊維束2を
スムーズに無理なく絞る。この通過孔20の直径を変更
することにより、所望の繊維体積率のSic/Al繊維強化複
合線9を製造することができる。ここで繊維体積率と
は、 Sic繊維体積/(Al 体積+ Sic繊維体積) をいう。
また、通過孔20の形状を変更することにより、任意の
断面形状の製品を製造できる。
滑らかに形成されており、線引きされる Sic繊維束2を
スムーズに無理なく絞る。この通過孔20の直径を変更
することにより、所望の繊維体積率のSic/Al繊維強化複
合線9を製造することができる。ここで繊維体積率と
は、 Sic繊維体積/(Al 体積+ Sic繊維体積) をいう。
また、通過孔20の形状を変更することにより、任意の
断面形状の製品を製造できる。
【0032】かかるダイス7での線引きの際には絞り抵
抗が生じる。よって、ダイス7を通過したSic/Al繊維強
化複合線9は、巻取ボビン8によって所定の張力で巻き
取られる。逆に、このダイス7と前述のピンチロール3
との間の Sic繊維束2には、予め与えられた弛みが保持
されることになる。
抗が生じる。よって、ダイス7を通過したSic/Al繊維強
化複合線9は、巻取ボビン8によって所定の張力で巻き
取られる。逆に、このダイス7と前述のピンチロール3
との間の Sic繊維束2には、予め与えられた弛みが保持
されることになる。
【0033】以上の構成からなる繊維強化複合線の製造
装置を用いて、Sic/Al繊維強化複合線の製造方法を説明
する。
装置を用いて、Sic/Al繊維強化複合線の製造方法を説明
する。
【0034】まず、ルツボ10内にAl溶湯6を満たす。
そして、ピンチロール3とダイス7との間の Sic繊維束
2に所定の弛みを与えた状態で、ピンチロール3と巻取
ボビン8とを回転駆動させる。
そして、ピンチロール3とダイス7との間の Sic繊維束
2に所定の弛みを与えた状態で、ピンチロール3と巻取
ボビン8とを回転駆動させる。
【0035】すると、 Sic繊維束2は、ピンチロール3
で保持されると共にダイス7で線引きする際の絞り抵抗
が作用し、しかもピンチロール3の送り速度と巻取ボビ
ン8の巻取速度とが同一であるため、ピンチロール3と
ダイス7との間の弛みが一定に保たれたまま巻取られ
る。すなわち、上記ピンチロール3、ガイドプーリ4
a,4bおよびダイス7が、 Sic繊維束2を案内すると
共に溶湯6浸入前に弛ませた状態とする特許請求の範囲
の請求項4中の弛緩手段に相当することになる。
で保持されると共にダイス7で線引きする際の絞り抵抗
が作用し、しかもピンチロール3の送り速度と巻取ボビ
ン8の巻取速度とが同一であるため、ピンチロール3と
ダイス7との間の弛みが一定に保たれたまま巻取られ
る。すなわち、上記ピンチロール3、ガイドプーリ4
a,4bおよびダイス7が、 Sic繊維束2を案内すると
共に溶湯6浸入前に弛ませた状態とする特許請求の範囲
の請求項4中の弛緩手段に相当することになる。
【0036】これにより、ピンチロール3から送り出さ
れた Sic繊維束2は、弛んだ状態でノズル5に導かれ
る。ここで弛んだ Sic繊維束2には、ブロワー14から
の風(N2 ガス等の還元ガス)が衝突部材17によって
乱されて吹付けられる。この乱流によりセラミック繊維
束2が振動し、十分開繊した状態で金属溶湯6内に浸入
する。よって、セラミック繊維束2の内部にまで金属が
十分浸透する。この結果、 Sic繊維束2は、溶湯6内に
てヤーンの1本1本にまでAlが十分浸透し、繊維とAlと
の界面状態が良好となる。また、風にはN2 ガス等の還
元ガスを用いているので、Al溶湯6が酸化することはな
い。
れた Sic繊維束2は、弛んだ状態でノズル5に導かれ
る。ここで弛んだ Sic繊維束2には、ブロワー14から
の風(N2 ガス等の還元ガス)が衝突部材17によって
乱されて吹付けられる。この乱流によりセラミック繊維
束2が振動し、十分開繊した状態で金属溶湯6内に浸入
する。よって、セラミック繊維束2の内部にまで金属が
十分浸透する。この結果、 Sic繊維束2は、溶湯6内に
てヤーンの1本1本にまでAlが十分浸透し、繊維とAlと
の界面状態が良好となる。また、風にはN2 ガス等の還
元ガスを用いているので、Al溶湯6が酸化することはな
い。
【0037】また、開繊された溶湯6内の Sic繊維束2
は、ダイス7により溶湯6内で線引きされ一体化される
ので、一体化の際に空気や塵埃等を巻き込むことがな
く、各繊維が整然とかつ健全に整列される。また、ダイ
ス7を通過する際に巻取張力が加わるため整列した状態
で固定される。また、ダイス7の形状・寸法等を変更す
ることにより、得られるSic/Al繊維強化複合線9の繊維
体積率・形状・サイズ等を容易に変更できる。
は、ダイス7により溶湯6内で線引きされ一体化される
ので、一体化の際に空気や塵埃等を巻き込むことがな
く、各繊維が整然とかつ健全に整列される。また、ダイ
ス7を通過する際に巻取張力が加わるため整列した状態
で固定される。また、ダイス7の形状・寸法等を変更す
ることにより、得られるSic/Al繊維強化複合線9の繊維
体積率・形状・サイズ等を容易に変更できる。
【0038】以上の製造方法により得られたSic/Al繊維
強化複合線9は、 Sic繊維とAlとの界面が良好になると
共に各繊維が整然と整列するので、図3、図4に示すよ
うにその引張強度および弾性係数が、複合則による計算
値と略一致する。すなわち、複合材としての強度・弾性
を十分満足する。よって、得られた繊維強化複合線は、
送電線等を製造する際のFRM用プリフォームワイヤと
して好適なものとなる。
強化複合線9は、 Sic繊維とAlとの界面が良好になると
共に各繊維が整然と整列するので、図3、図4に示すよ
うにその引張強度および弾性係数が、複合則による計算
値と略一致する。すなわち、複合材としての強度・弾性
を十分満足する。よって、得られた繊維強化複合線は、
送電線等を製造する際のFRM用プリフォームワイヤと
して好適なものとなる。
【0039】また、上記製造装置は、 Sic繊維束2を溶
湯6に案内すると共に溶湯6浸入前に弛ませた状態とす
るピンチローラ3及びその弛んだ溶湯6浸入前の Sic繊
維束2に風を吹き付けるブロワー14が、ともに溶湯6
浸入前のセラミック繊維束2に作用するものなので、全
く溶湯6の熱の悪影響を受けない。また、溶湯6内のSi
c繊維束2を案内するガイドプーリ4b、および Sic繊
維束2に弛みを与えるダイス7は溶湯6に浸漬されるも
のの、これらに直接振動が加えられることがないので、
故障が抑制される。よって、従来の問題となっていた加
振用の圧電素子が溶湯熱の影響で損傷することが解消さ
れ、装置の耐久性・信頼性が向上することになる。
湯6に案内すると共に溶湯6浸入前に弛ませた状態とす
るピンチローラ3及びその弛んだ溶湯6浸入前の Sic繊
維束2に風を吹き付けるブロワー14が、ともに溶湯6
浸入前のセラミック繊維束2に作用するものなので、全
く溶湯6の熱の悪影響を受けない。また、溶湯6内のSi
c繊維束2を案内するガイドプーリ4b、および Sic繊
維束2に弛みを与えるダイス7は溶湯6に浸漬されるも
のの、これらに直接振動が加えられることがないので、
故障が抑制される。よって、従来の問題となっていた加
振用の圧電素子が溶湯熱の影響で損傷することが解消さ
れ、装置の耐久性・信頼性が向上することになる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば次のような優れた効果を
発揮できる。
発揮できる。
【0041】(1) 第1の発明によれば、セラミック繊維
束の内部にまで溶融金属を十分浸透できるので、複合材
としての強度・弾性を十分満足できる繊維強化複合線を
製造できる。
束の内部にまで溶融金属を十分浸透できるので、複合材
としての強度・弾性を十分満足できる繊維強化複合線を
製造できる。
【0042】(2) 第2の発明によれば、開繊したセラミ
ック繊維束に乱流を吹き付けるようにしたので、開繊が
さらに良好となり、繊維間に隙間なく金属が浸透した繊
維強化複合線を製造できる。
ック繊維束に乱流を吹き付けるようにしたので、開繊が
さらに良好となり、繊維間に隙間なく金属が浸透した繊
維強化複合線を製造できる。
【0043】(3) 第3の発明によれば、開繊したセラミ
ック繊維束をダイスを通過させて金属溶湯内で一体化し
ているので、空気等を巻込むことなく繊維が健全に整列
した状態で固定できる。
ック繊維束をダイスを通過させて金属溶湯内で一体化し
ているので、空気等を巻込むことなく繊維が健全に整列
した状態で固定できる。
【0044】(4) 第4の発明によれば、セラミック繊維
束を開繊させる弛緩手段およびブロワーは溶湯の熱の影
響を全く受けないので、装置の耐久性・信頼性が向上す
る。
束を開繊させる弛緩手段およびブロワーは溶湯の熱の影
響を全く受けないので、装置の耐久性・信頼性が向上す
る。
【図1】本発明の一実施例を示す繊維強化複合線の製造
方法および製造装置を表す概略図である。
方法および製造装置を表す概略図である。
【図2】変形実施例を示す図である。
【図3】製造された繊維強化複合線の引張強度を表す図
である。
である。
【図4】製造された繊維強化複合線の弾性係数を表す図
である。
である。
1 送出ボビン 2 セラミック繊維束 3 弛緩手段としてのピンチロール 5 ノズル 6 金属溶湯 7 ダイス 8 巻取ボビン 14 ブロワー 17 衝突部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 宏治 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 黒田 洋光 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 高橋 福男 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 セラミック繊維束を金属溶湯内に通過さ
せて巻取るに際して、溶湯浸入前のセラミック繊維束を
弛ませ、その繊維束にブロワーから風を吹きつけ、セラ
ミック繊維束が開繊した状態で金属溶湯内に浸入するよ
うにした繊維強化複合線の製造方法。 - 【請求項2】 セラミック繊維束を金属溶湯内に通過さ
せて巻取るに際して、溶湯浸入前のセラミック繊維束を
弛ませ、その繊維束にブロワーから吹き出された風を乱
流発生用の衝突部材を介して吹き付け、その乱流により
セラミック繊維束が十分開繊した状態で金属溶湯内に浸
入するようにした繊維強化複合線の製造方法。 - 【請求項3】 セラミック繊維束を金属溶湯内に通過さ
せて巻取るに際して、溶湯浸入前のセラミック繊維束を
弛ませた状態でブロワーにより風を吹き付けて繊維束を
金属溶湯内で開繊させ、その開繊を溶湯内に設けられた
ダイスで一体化させながら引き上げるようにした繊維強
化複合線の製造方法。 - 【請求項4】 セラミック繊維束を金属溶湯内に通過さ
せながら巻取って繊維強化複合線を製造する装置におい
て、セラミック繊維束を案内すると共に溶湯浸入前に弛
ませた状態とする弛緩手段と、その弛んだ溶湯浸入前の
セラミック繊維束に風を吹き付けて開繊させるブロワー
とを備えたことを特徴とする繊維強化複合線の製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8025094A JPH07284907A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 繊維強化複合線の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8025094A JPH07284907A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 繊維強化複合線の製造方法および製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284907A true JPH07284907A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13713081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8025094A Pending JPH07284907A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 繊維強化複合線の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07284907A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004504484A (ja) * | 2000-07-14 | 2004-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 金属マトリックス複合材を製造する方法 |
JP2004504485A (ja) * | 2000-07-14 | 2004-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 金属マトリックス複合ワイヤ、ケーブル、および方法 |
JP2004504482A (ja) * | 2000-07-14 | 2004-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 金属マトリックス複合ワイヤ、ケーブル、および方法 |
JP2004504483A (ja) * | 2000-07-14 | 2004-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | アルミニウムマトリックス複合ワイヤー、ケーブルおよび方法 |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP8025094A patent/JPH07284907A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004504484A (ja) * | 2000-07-14 | 2004-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 金属マトリックス複合材を製造する方法 |
JP2004504485A (ja) * | 2000-07-14 | 2004-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 金属マトリックス複合ワイヤ、ケーブル、および方法 |
JP2004504482A (ja) * | 2000-07-14 | 2004-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 金属マトリックス複合ワイヤ、ケーブル、および方法 |
JP2004504483A (ja) * | 2000-07-14 | 2004-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | アルミニウムマトリックス複合ワイヤー、ケーブルおよび方法 |
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