JPH0728449A - データ変換装置 - Google Patents

データ変換装置

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JPH0728449A
JPH0728449A JP5167692A JP16769293A JPH0728449A JP H0728449 A JPH0728449 A JP H0728449A JP 5167692 A JP5167692 A JP 5167692A JP 16769293 A JP16769293 A JP 16769293A JP H0728449 A JPH0728449 A JP H0728449A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ変換装置において、印字品質を低下さ
せることなく、高速で文字・記号等のアウトラインデー
タからドットデータを発生させる。 【構成】 入力装置30によって入力された走査方向指
定データに従って、CPU12がプログラムROM16
のプログラムに基づいて、第1走査線によるラスタース
キャン方式でアウトラインデータを第1ドットデータに
変換するのか、第1走査線とは異なる方向の第2走査線
によるラスタースキャン方式でアウトラインデータを第
2ドットデータに変換するのか、第1ドットデータと第
2ドットデータの論理和を取ることで、第3ドットデー
タに変換するのかを選択し、それに従って、各対の座標
間の全ての画素に対応するドットデータを、キャラクタ
の存在を表す存在データに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字・図形等の輪郭を
表わすアウトラインデータをドットデータに変換するデ
ータ変換装置に係り、特に、文字・図形等の連続線を確
保するデータ変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ変換装置において
は、文字・図形等のキャラクタを表わすデータをコンピ
ュータを用いて処理し、ディスプレイ表示などの形で出
力する場合、最小処理単位である画素毎にドットデータ
を作成することが行われている。この際、処理されるキ
ャラクタ全部について予めドットデータを作成して、そ
れをメモリに記憶させると、極めて容量が大きいメモリ
が必要となる。このため、特公昭53−41017号公
報に記載されているように、キャラクタをその輪郭で表
わし、メモリ容量をあまり必要としないアウトラインデ
ータでメモリに記憶させ、表示装置に出力する前にデー
タ変換装置によりアウトラインデータをドットデータに
変換することが望ましい。
【0003】そのため、本出願人は特開平2−1165
65号公報において、画素を規定する画素スクリーン上
に文字・記号などのキャラクタの輪郭線を重ね合わせた
と想定し、画素スクリーンのX軸に平行で画素中心点を
通る複数の画素規定線(走査線)と文字記号などのキャ
ラクタの輪郭線との交点を求め、その交点の座標に基づ
いてキャラクタに対応する全ての画素のドットデータを
キャラクタ構成線の存在を表わす存在データに設定する
データ変換装置を提案した。
【0004】このデータ変換装置の場合、交点は輪郭線
と走査線との実際の交点ではなく、輪郭線の内側におい
て実際の交点に最も近い画素中心点が交点と見なされ、
キャラクタを構成するキャラクタ構成線1本毎に2個ず
つ求められるようにされており、それら交点の間には必
ずキャラクタ構成線が存在することになる。従って、2
個の交点間に位置する全ての画素のドットデータを、キ
ャラクタ構成線が存在するか否かをいちいち判定するこ
となく一挙に存在データに設定することができ、迅速に
且つ容易にアウトラインデータをドットデータに変換す
ることができる。また、このデータ変換装置によれば、
図形のアウトラインデータもドットデータに変換するこ
とができる。図形はキャラクタ構成線と同様に幅を有
し、2本の輪郭線により画定される。従って、それら輪
郭線の各々について交点を求めれば、それら交点の間に
は必ず図形が存在するため、それらの交点間に位置する
全ての画素を存在データに設定すればよいのである。
【0005】しかしながら、輪郭線と走査線とが交差し
ない場合、例えば輪郭線間の間隔が狭く、キャラクタ構
成線や図形が隣接する2本の画素規定線間に位置する場
合には、交点の座標が求められず、存在データが設定さ
れないため、文字・図形等を画定する輪郭線が連続して
いるにも関わらず、表示された文字・図形等に不連続部
が生じるという問題があった。
【0006】これを解決すべく、本出願人は特開平2−
254491号公報において、第1走査線(前記画素規
定線)の他に、その第1走査線と交差する第2走査線を
用いて文字・図形などのキャラクタの輪郭線との交点が
求められ、その2つの走査線によって求められた交点の
座標に基づいてキャラクタに対応する全ての画素のドッ
トデータをキャラクタ構成線の存在を表わす存在データ
に設定するデータ変換装置を提案した。
【0007】尚、ラスタースキャン方式によるアウトラ
インデータからドットデータへの変換処理については、
既に実用化されている公知の技術と同じものであり、そ
の説明は省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平2−254491号公報記載のデータ変換装置は、
第1走査線と第2走査線とを用いてドットデータを設定
するので、前記特開平2−116565号公報記載のデ
ータ変換装置のように、1つの走査線のみでドットデー
タを設定する場合に比べて、アウトラインデータからド
ットデータへの変換処理時間が約2倍必要となり、全て
の文字についてこれを行うと多大な時間を要するという
問題があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、高速で、且つ連続すべき文字・
図形等に不連続部が生ずることがないようにアウトライ
ンデータをドットデータに変換し得るデータ変換装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のデータ変換装置は、文字・図形等のキャラク
タの輪郭を表すアウトラインデータを入力する入力手段
と、アウトラインデータを規定する座標面上に想定され
るキャラクタの輪郭線と、互いに平行複数の第1走査線
との交点の座標を求め、その交点の座標を各第1走査線
毎に座標値の大きさの順に並べた場合に互いに隣接する
2個ずつの座標を各々対にし、各対の座標間の全ての画
素に対応するドットデータを、一挙にキャラクタの存在
を表す存在データに設定する第1ドットデータ設定手段
と、前記アウトラインデータを規定する座標面上に想定
されるキャラクタの輪郭線と、互いに平行且つ第1走査
線と交差する複数の第2走査線との交点の座標を求め、
その交点の座標を各第2走査線毎に座標値の大きさの順
に並べた場合に互いに隣接する2個ずつの座標を各々対
にし、各対の座標間の全ての画素に対応するドットデー
タを、一挙にキャラクタの存在を表す存在データに設定
する第2ドットデータ設定手段と、前記第1ドットデー
タ設定手段により設定された第1ドットデータと、前記
第2ドットデータ設定手段により設定された第2ドット
データとを合わせてキャラクタを表すドットデータとす
る第3ドットデータ設定手段とを備えたデータ変換装置
であって、アウトラインデータからドットデータへの変
換を行う手段として前記3つのドットデータ設定手段の
中から1つのドットデータ設定手段を選択するための変
換選択情報を入力する選択情報入力手段と、その選択情
報入力手段による変換選択情報に従って、1つのドット
データ設定手段を選択する選択手段と、その選択手段に
より選択されたドットデータ設定手段によりアウトライ
ンデータからドットデータへの変換を行う制御手段とを
備えている。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明のデータ変換装置
は、先ず選択情報入力手段によって入力された変換選択
情報に従って、選択手段が、第1ドットデータ設定手段
を用いるか、第2ドットデータ設定手段を用いるか、第
3ドットデータ設定手段を用いるかを選択し、制御手段
が、そのドットデータ設定手段によりキャラクタの存在
を表す存在データに設定する。
【0012】例えば、第1ドットデータ設定手段が選択
されると、アウトラインデータを規定する座標面上に想
定されるキャラクタの輪郭線と、互いに平行第1走査線
との交点の座標を求め、その交点の座標を各第1走査線
毎に座標値の大きさの順に並べた場合に互いに隣接する
2個ずつの座標を各々対にし、各対の座標間の全ての画
素に対応するドットデータを、一挙にキャラクタの存在
を表す存在データに設定する。
【0013】また、第2ドットデータ設定手段が選択さ
れると、アウトラインデータを規定する座標面上に想定
されるキャラクタの輪郭線と、互いに平行且つ前記第1
走査線と交差する複数の第2走査線との交点の座標を求
め、その交点の座標を各第2走査線毎に座標値の大きさ
の順に並べた場合に互いに隣接する2個ずつの座標を各
々対にし、各対の座標間の全ての画素に対応するドット
データを、一挙にキャラクタの存在を表す存在データに
設定する。
【0014】更に、第1ドットデータ設定手段または第
2ドットデータ設定手段のどちらかによって存在データ
を設定した場合に不連続部が生ずるときには、選択情報
入力手段によって第3ドットデータ設定手段を指定すれ
ばよく、第1ドットデータ設定手段もしくは第2ドット
データ設定手段で不連続部が生じないときには、第1ド
ットデータ設定手段もしくは第2ドットデータ設定手段
の何れかを用いるように指定すればよい。
【0015】これにより、文字毎に走査方向を選択でき
るので、必要のない場合には走査方向を片方にすること
ができ、結果として文字・図形等のアウトラインデータ
からドットデータを高速に得ることが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を、文字
・記号などを印字するレーザプリンタにおいてアウトラ
インデータをドットデータに変換する装置として、図面
を参照して説明する。
【0017】図1はレーザプリンタの制御回路のうち、
データ変換に関する部分を主として示す図である。この
制御回路の主体をなすマイクロコンピュータ部10は、
CPU12、キャラクタROM14、プログラムROM
16、テキストメモリ18、ワーキングメモリ20、第
1交点座標メモリ22、第2交点座標メモリ23、第1
ドットデータメモリ24、第2ドットデータメモリ2
5、印字ドットデータメモリ26などを備えている。こ
れらCPU12等はバス28により接続されており、バ
ス28は入力装置30及び印字部32が接続されてい
る。入力装置30は必要なデータをマイクロコンピュー
タ部10に入力するものであり、印字部32はマイクロ
コンピュータ部10からの指令に基づいてレーザプリン
ト方式により印字を行う部分である。尚、本レーザプリ
ンタの解像度は300ドット/インチとする。
【0018】CPU12には、図2に概念的に示すよう
にデータ読み出し部36、キャラクタの輪郭線と後述す
る画素スクリーン上のx方向規定線x及び(または)y
方向規定線yとの交点の座標を求める交点座標算出部3
8、ドットデータの設定を行うデータ設定部40等が設
けられている。
【0019】テキストメモリ18は、入力装置30から
入力されるコードデータから成る印字データを記憶する
ものであり、ワーキングメモリ20は、プログラム実行
時に必要なデータを記憶するものである。また、第1交
点座標メモリ22には、走査方向指定データがx軸方向
のみの走査を示すものであるケース(以下、ケースAと
称す)の場合、またはx軸,y軸の両方向の走査を示す
ものであるケース(以下、ケースCと称す)の場合に、
交点座標算出部38により求められた交点を含む画素の
x軸方向の指定番号が記憶され、更に、第2交点座標メ
モリ23には、走査方向指定データがy軸方向のみの走
査を示すものであるケース(以下、ケースBと称す)の
場合、またはケースCの場合に、交点座標算出部38に
より求められた交点を含む画素のy軸方向の指定番号が
記憶される。
【0020】そして、第1ドットデータメモリ24に
は、ケースAまたはケースCの場合に第1交点座標メモ
リ22に記憶された指定番号に基づいて設定されるドッ
トデータが記憶され、第2ドットデータメモリ25に
は、ケースBまたはケースCの場合に第2交点座標メモ
リ23に記憶された座標値に基づいて設定されるドット
データが記憶される。
【0021】更に、印字ドットデータメモリ26には、
前記走査方向指定データに従って、第1ドットデータメ
モリ24に記憶されたドットデータか、第2ドットデー
タメモリ25に記憶されたドットデータか、第1及び第
2ドットデータメモリ24,25に各々記憶されたドッ
トデータが合成されたドットデータかの何れかが記憶さ
れる。
【0022】キャラクタROM14には、アルファベッ
トその他の文字や記号などのキャラクタのアウトライン
データが記憶されている。キャラクタの輪郭線を決定す
る座標面は、図5に示すように、縦(y軸)、横(x
軸)がそれぞれ1000×1000の大きさとされてお
り、アルファベットの大文字はy軸の座標値の200か
ら1000までの間で描かれ、小文字は0から200の
間も使って描かれる。x軸方向に関しては座標面の中央
と文字の中心とが一致させられる。このような座標面に
おいてキャラクタの輪郭がデザインされるとき、円弧状
ライン44を例に取って示すように、キャラクタを構成
するキャラクタ構成線は幅を有し、輪郭線46によって
囲まれる。
【0023】アウトラインデータはキャラクタの輪郭を
形成する複数の線素毎に作成され、その線素の種類及び
両端の点毎の座標などを含んでいる。これら各点の座標
は、輪郭線46上に定められた一定の方向(図5の矢印
方向)に沿って順番に記憶され、各線素の両端の2点の
うち、先に記憶される点が始点であり、後に記憶される
点が終点である。アウトラインデータは、線素が直線の
場合には直線データ及び始点,終点の各座標を含み、ま
た、曲線の場合には曲線データ、曲線の関数式及び始
点,終点,補助点の各座標を含み、更に、円弧の場合に
は円弧データ及び始点,終点,円の中心の各座標を含む
ものとされる。また、キャラクタROM14には各キャ
ラクタ毎に線素の数Nが記憶されている。
【0024】本レーザプリンタにおけるアウトラインデ
ータのドットデータへの変換は、図6に示す画素スクリ
ーン50を使用し、キャラクタの輪郭を画素スクリーン
50に重ね合わせたと想定して行われる。画素スクリー
ン50はアウトラインデータをドットデータに変換する
ための計算上のものであるが、ここでは理解を容易にす
るために実在するものとして図示することとする。
【0025】また、ここにおいて画素とは、レーザによ
り印字が行われる際の最小印字単位であり、画素スクリ
ーン50は、一平面内において互いに直行し、x軸方向
とy軸方向とのそれぞれ平行であって、等間隔に設けら
れた複数の画素区間線p(図6にて各実線間の破線で図
示)により画素を規定しており、本実施例において画素
は正方形とされている。また、画素中心点を通り、x軸
方向とy軸方向とにそれぞれ平行x方向規定線xとy方
向規定線y(図6にて点線で図示)とが設定されてい
る。そして、画素区間線pには画素スクリーン50にお
ける位置を示す座標値が付され、x方向規定線x,y方
向規定線yの位置はそれぞれx座標値,y座標値で表わ
すことができる。更に、印字を行うか否かのドットデー
タは画素毎に形成されるが、本レーザプリンタではキャ
ラクタの輪郭内に画素中心線が含まれる画素にドットが
形成されるようになっており、その画素のドットデータ
が“1”とされる。尚、画素は矩形その他の形状とする
ことも可能である。
【0026】画素スクリーン50は印字用紙の印字面に
対応して想定されるものであるが、図6には、理解を容
易にするために1キャラクタ分の一部を取り出して示し
てある。従って、画素スクリーン50全体において画素
区間線pに実際に付される座標値は、図6において画素
区間線pに付されている値に適宜の整数をそれぞれ加え
た値となるが、ここでは1キャラクタ分についてのみ考
えることとする。
【0027】また、本レーザプリンタは、キャラクタを
4.8ポイント,10ポイント,12ポイント,20ポ
イント,24ポイント,30ポイント等の任意のサイズ
で印字することができ、印字サイズに合わせて前記10
00×1000の座標面で作られた輪郭の座標値が換算
される。1画素の1辺の長さを“1”で表わす座標面を
画素スクリーン50上に想定して座標値の換算が行われ
るのであり、ポイントのキャラクタがC×C画素で表わ
されるとすれば、1000×1000の座標面上におけ
る輪郭を決定する各点の座標値にC/1000を掛けれ
ば画素スクリーン50上に想定した座標面上の座標値が
得られるのである。ここでは、1個のキャラクタが20
×20画素で表わされる4.8ポイントで印字を行う場
合について説明をする。
【0028】図6の画素スクリーン50の画素区間線p
に付された数字はこの場合の座標値である。また、画素
区間線pに付された座標値と並んで付されている値は、
各画素の画素スクリーン50全体における位置を指定す
る番号であり、1画素分を“1”として付されており、
x軸方向の位置を指定する番号とy軸方向の位置を指定
する番号の組合せにより、画素の画素スクリーン50上
における位置を指定することができる。例えば、x座標
値がそれぞれ3、4の画素区間線p及びy座標値がそれ
ぞれ2,3の画素区間線pによって画定される画素は
(3,2)で指定することができる。尚、キャラクタの
輪郭を画素スクリーン50に重ね合わせる際には、印字
位置データに基づいて各キャラクタの基準点の画素スク
リーン50上における座標値の決定も行われ、得られた
基準点の座標値と上記換算された座標値とを用いて重ね
合わせが行われる。
【0029】更に、プログラムROM16には、印字に
必要な種々のプログラムと共に、図3及び図4にフロー
チャートで示すアウトラインデータ変換用のプログラム
が記憶されている。
【0030】以下、図6に示す円弧状ライン44を例に
取り、アウトラインデータのドットデータへの変換につ
いて説明する。
【0031】尚、データ変換の前に、使用者が入力装置
30によりどのドットデータ設定手段を使用するのか、
つまり走査方向を指定しておき、そのキャラクタの走査
方向指定データをワーキングメモリ20に記憶させてお
く。
【0032】この変換は、キャラクタの輪郭とx方向規
定線xとの交点の座標と、その輪郭とy方向規定線との
交点の座標との両方もしくは片方を1本のキャラクタ構
成線毎に2個ずつ求め、それら2個の交点間(その交点
を含む)のドットデータを一挙に“1”に設定すること
により行われる。尚、印字については本発明を理解する
上で不可欠ではないため詳細な説明は省略するが、本レ
ーザプリンタにおいては印字が1頁毎に行われる。テキ
ストメモリ18に記憶された文書データのうち1頁分の
データが読み出され、そのデータを構成するキャラクタ
のアウトラインデータがドットデータに変換されて印字
が行われるのである。
【0033】先ず、ステップS1(以下、S1と略記
し、他のステップについても同じ)において処理される
キャラクタのアウトラインデータ、線素の数N及び印字
サイズが読み出された後、S2においてワーキングメモ
リ20に記憶されているキャラクタの走査方向指定デー
タを読み出し、この走査方向指定データがケースB、つ
まりy軸方向のみの走査を示すものであるかどうかを判
別し、もしケースAまたはケースC、つまりx軸方向の
みの走査またはx軸,y軸の両方向の走査を示すもので
あるの場合は(S2・No)、S3においてキャラクタ
の輪郭線数とx方向規定線xとの交点の座標値が求めら
れる。x方向規定線xの位置は画素スクリーン50のy
座標の値で表わすことができ、それらy座標値に対する
交点のx座標値を求めるのである。以下、アウトライン
とx方向規定線xとの交点のx座標の算出規則を図7か
ら図12に基づいて代表的に説明する。
【0034】図7に示すように、線素がx方向規定線
x,y方向規定線yの何れとも交差する直線の場合に
は、その線素の始点から終点に至るまでの複数のx方向
規定線xと×印で示される位置において交差することと
なるが、それら交点のx座標値としては、x方向規定線
xと線素との実際の交点のx座標ではなく、その線素が
画定するキャラクタ構成線側(図7にて斜線が施されて
いる部分)に当たって実際の交点に最も近い位置に画素
中心点(図7にて●印が付されている点)を有する画素
の左側の端のx座標が採用される。ここにおいてキャラ
クタ構成線側とは輪郭線の内側のことであり、輪郭線の
各線素を指定するデータがキャラクタ構成線を反時計方
向に回る順序で記憶されている場合には、各線素の始点
側から終点側を見た場合に左側となる領域であり、時計
方向に回る順序で記憶されている場合は右側となる領域
である。x方向規定線xと線素との実際の交点が画素中
心点と一致する場合には、その画素中心点を有する画素
の左側の端のx座標がx方向規定線xと線素との交点と
される。
【0035】また、図8に示すように線素がx方向規定
線xと平行な場合、及び図9に示すように線素のx方向
規定線xに対する傾斜角度が小さく、且つ、短くて、隣
接する2本のx方向規定線xの間に位置する場合には、
交点はないものとして処理される。尚、この場合は当然
走査方向指定データがケースBの場合である必要があ
る。
【0036】図10に示すように、x方向規定線x上に
位置する線素の両端にそれぞれ傾斜線素がつながってい
る場合には、x方向規定線x上の線素については交点が
ないものとされ、2本の傾斜線素の端の点については、
x方向規定線x上に位置する線素の始点と終点が一致す
る傾斜線素についてのみ交点の座標が求められ、他方の
傾斜線素の始点については交点はないものとされる。
【0037】図11に示すように、2本の傾斜線素が交
差し、それら線素の交点近傍においては1本のx方向規
定線x上に位置する画素の中心が1個しかないというよ
うにキャラクタ構成線が部分的に細い場合には、2本の
傾斜線素の各々について同じ画素の左端のx座標が交点
のx座標とされる。尚、2本の傾斜線素の端がちょうど
x方向規定線x上において一致する場合、その端がちょ
うど画素中心点と一致する場合には、同一の画素の左端
のx座標が2個の交点のx座標として求められる。ま
た、2本の傾斜線素の端がx方向規定線x上の画素中心
点以外の位置において一致する場合には、各傾斜線素に
ついて求められる交点にx座標は、隣接する2個の画素
の左端のx座標として各々求められる。
【0038】図12に示すように、2本の輪郭線素がy
方向規定線yに平行であって間隔が狭く、それらの間に
画素中心点が含まれない場合には、輪郭線素よりキャラ
クタ構成線側にあって実際の交点に最も近い画素中心点
を有する画素の左端のx座標が交点のx座標とされる。
尚、これら2本の輪郭線素の間に画素中心点が含まれて
いる場合には、その画素中心点を有する画素の左端のx
座標が2個交点のx座標として求められる。
【0039】再び、図6の円弧状ライン44の説明に戻
すと、まず、y座標が小さい方の円弧状の線素について
交点のx座標が算出される。交点はy座標が小さいx方
向規定線xから順に求められる。この図6において円は
1画素内に形成されるドットを示している。算出された
交点のx座標(その交点を含む画素の左端のx座標であ
り、その画素のx軸方向の指定番号と一致する)は、S
4において第一交点座標メモリ22に記憶される。交点
のx座標は、図13に示すように、x方向規定線xを指
定するy軸方向の指定番号に対応して記憶され、x方向
規定線x毎の記憶領域について先頭には交点の数が記憶
される。
【0040】円弧状線素について交点のx座標が算出さ
れたならば、S5において全部の線素について交点のx
座標が算出されたか否かの判定が行われるが、この場
合、判定結果はNoであり、前記S3に戻る。
【0041】次に、直線状の短い線素について交点のx
座標の算出が行われるが、交点はなく、次いでy座標値
が大きい方の円弧状線素、別の直線状の線素について各
々交点のx座標が算出され、第一交点座標メモリ22に
記憶される。円弧状ライン44を構成する全部の線素に
ついて交点のx座標が算出されるまで前記S3〜S5の
処理が繰り返し実行され、S5の判定結果がYesにな
れば、S6にて第一交点座標メモリ22にx方向規定線
x毎に記憶されたx座標が小さい順に並べ変えられ、小
さいものから順に2個ずつがペアになるようにされる。
【0042】このようにして、1本のキャラクタ構成線
についてx方向規定線x毎に2個ずつ交点座標が求めら
れるため、x座標を小さい順に並び変えて2個ずつのペ
アにすれば、それらペアにされた番号の間には必ずキャ
ラクタ構成線が存在することとなり、それら番号間の画
素に対応するドットデータを一挙に“1”に設定するこ
とができるのであるが、交点のx座標はS3において線
素毎に求められ、S4ではx座標が算出された順にx座
標が第一交点座標メモリ22に記憶されるために、x座
標の値が大きい方の線素について小さい方の線素により
先に求められることがあり、大きさの順に記憶されてい
るとは限らないので、この並べ変えが行われるのであ
る。尚、本実施例においては交点を画素中心点とする画
素についてもドットデータが“1”に設定される。
【0043】上記のようにx座標の並べ変えが行われた
後、S7においてドットデータの設定が行われる。この
設定処理は、1バイト単位でまとめて行われる。マイク
ロコンピュータ部10は1バイトのデータを並列に処理
し得るものであり、1画素のドットデータは1ドットで
表わされるため、8個の画素のドットデータが一挙に設
定されることになる。この設定処理は前記特開平2−1
16565号公報に記載のデータ変換装置におけるもの
と同じであり、ペアを成す2個のx座標を1バイトの区
切りとなるビットの座標(互いに隣接するバイト間の区
切りとなるビットの座標)に基づいて1バイト毎に区切
られ、同じバイトに属し、キャラクタが存在する画素に
対応するドットデータがまとめて“1”に設定される。
【0044】ここで、y軸方向の位置が“2”であるx
方向規定線xについて求められたx座標を例に取り、S
7におけるドットデータの設定処理について図15を参
照して説明する。
【0045】まず、2つのx座標ペア(7,8),(1
6,17)のうち、(7,8)についてドットデータが
“1”に設定される。このx座標ペア(7,8)のうち
小さい方のx座標より大きく、バイトの区切りとなるド
ットの座標(7)と大きい方の画素指定番号“7”とが
比較される。この場合、区切りの座標と同じであるた
め、このx座標ペアによって表わされるキャラクタ構成
線は1バイト中に含まれることになり、x座標(7)に
対応するドットデータが“1”に設定される。x座標
(8)は、その次の1バイトに含まれ、それに対応する
ドットデータが“1”に設定される。
【0046】また、x座標ペア(16,17)について
も同様にしてドットデータが“1”に設定される。図1
5において斜線付きの円は“1”に設定されたドットデ
ータを表わす。x座標ペアのうち、大きい方のx座標が
1バイトの区切りとなる座標値より大きい場合には、そ
の区切りとなるx座標と小さい方のx座標との間の画素
が1バイトに含まれることになり、それらがまとめて
“1”に設定された後、区切りとなるx座標と大きい方
のx座標との間に“8”を1単位とするグループが幾つ
あるかが算出され、1バイトずつまとめてドットデータ
が“1”に設定される。
【0047】上記のように設定されたドットデータは第
一ドットデータメモリ24に格納される。第一ドットデ
ータメモリ24は、キャラクタが最も大きいサイズで印
字されるときの1キャラクタ分のドットデータを格納し
得るものとされており、印字サイズが小さい場合にはそ
の一部にドットデータが格納される。
【0048】S7におけるドットデータの設定後、S8
にて第一ドットデータメモリ24に格納されたドットデ
ータは印字ドットデータメモリ26に格納される。印字
ドットデータメモリ26は1ページ分のドットデータを
格納し得るメモリであり、キャラクタの印字位置に基づ
いて決まる所定の位置に格納される。
【0049】一方、ケースBの場合、つまり走査方向指
定データがy軸方向のみの走査を示すものである場合に
は、前記S2の判定結果がYesとなり、前記S3〜S
8はスキップされて、輪郭線素とx方向規定線xとの交
点は求められない。
【0050】ず、輪郭線素とy軸方向規定線yとの交点
の算出のみに基づいてドットデータが設定される。
【0051】そして、S9において走査方向指定データ
がケースA、つまりx軸方向のみの走査を示すものであ
るか否かの判定が行われる。そして、ケースBまたはケ
ースC、つまりy軸方向のみの走査またはx軸,y軸の
両方向の走査を示すものである場合には(S9・N
o)、図4に示すS10が実行され、輪郭線素とy方向
規定線yとの交点の座標が算出される。y方向規定線y
の位置はx座標で表され、交点のy座標が算出されるの
である。この交点の算出規則は、輪郭線素とx方向規定
線xとの交点算出規則と同じであり、画素中心点を有す
る画素の下側の端のy座標が交点のy座標とされる。算
出された交点のy座標はS11において第二交点座標メ
モリ25に格納される。図14に示すようにy方向規定
線y毎に格納されるのである。
【0052】以下、S10〜S14が前記S3〜S7と
同様に実行され、設定されたドットデータが第二ドット
データメモリ25に格納される。この第二ドットデータ
メモリ25も第一ドットデータメモリ24と同様に印字
サイズが最も大きい1キャラクタ分のドットデータを格
納し得るものとされており、このドットデータ設定処理
後、S15において第二ドットデータメモリ25に格納
されたドットデータが印字ドットデータメモリ26に格
納される。
【0053】この際、第二ドットデータメモリ25のド
ットデータを格納する前に印字ドットデータメモリ26
にドットデータが格納されているとき、すなわち、ケー
スC、つまり走査方向指定データがx軸,y軸の両方向
の走査を示すものである場合で前記S3〜S8により算
出されたドットデータが格納されているときには、2つ
のドットデータの何れかが“1”であれば“1”とな
り、両方が“0”である場合にのみ“0”となる。つま
り、印字ドットデータメモリ26のドットデータは、第
一、第二ドットデータメモリ24、25のドットデータ
の論理和となるのである。
【0054】また、印字ドットデータメモリ26にデー
タが格納されていない場合、すなわち、ケースB、つま
り走査方向指定データがy軸方向のみの走査を示すもの
である場合には、そのまま第二ドットデータメモリ25
に格納されたドットデータが格納される。
【0055】図6において格子付きの円は円弧状ライン
44の輪郭線素とx方向規定線xとの交点の座標の算出
に基づいて形成されるドット(本実施例においては、円
弧状ライン44の輪郭線素とy方向規定線yとの交点の
座標の算出に基づいて形成されるドットでもある)であ
り、斜線付きの円は輪郭線素とy方向規定線yとの交点
の座標の算出に基づいて形成されるドットである。この
図から明らかなように、輪郭線素とx方向規定線xとの
交点の算出のみに基づいてドットデータを設定すれば、
斜線付きの円で表わすドットが形成されず、円弧状ライ
ン44は輪郭線が連続しているにもかかわらずドットが
連続しない不連続部を有する状態で印字されることとな
るが、交点の算出がy方向規定線yについても行われ、
それにより設定されるドットデータに基づいて印字が行
われることにより、円弧状ライン44を不連続部を生ず
ることなく見映良く印字することができる。
【0056】尚、円弧状ライン44を画素スクリーン上
で90度回転させた状態を想定すれば、y方向規定線y
との交点の算出のみに基づいてドットデータを設定すれ
ば不連続部が生ずるが、x方向規定線xとの交点の算出
に基づいてドットデータが設定されることにより不連続
部を生ずることなく印字される。
【0057】一方、ケースBでないつまりケースAの場
合にはS9の判定結果がYesとなり、前記S10〜S
15はスキップされて、輪郭線素とy方向規定線yとの
交点は求められない。すなわち、ケースAの場合には前
記S3〜S8により輪郭線素とx方向規定線xと交点の
算出のみに基づいてドットデータが設定される。
【0058】従って、前記走査方向指定データがx軸,
y軸の両方向を示していない場合には、キャラクタ構成
線が隣接する2本のx方向規定線xまたはy方向規定線
yの間に位置するほど細かくなることはなく、x方向規
定線x、y方向規定線yの一方のみについて交点の座標
を算出し、ドットデータを想定しても不連続部が生ずる
恐れはないからであり、印字ドットデータメモリ26の
所定の位置、即ちキャラクタの印字位置に対応する位置
に格納される。また、この場合は両方向のx軸,y軸で
ドットデータを想定する場合に比べて約半分の時間でド
ットデータを設定することができる。
【0059】このように本データ変換装置は、文字毎に
走査方向を選択できるので、必要のない場合には走査方
向を片方にすることができ、高速に文字・図形等のドッ
トデータを得ることができる。
【0060】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、x方向規定線x、y方向規定線yが各々第
1、第2走査線として機能し、入力装置30が選択情報
入力手段であり、入力装置30により指定された走査方
向指定データが変換選択情報である。そして、プログラ
ムROM16のS2を記憶する部分及びCPU12のS
2を実行する部分(交点算出部38)、プログラムRO
M16のS9を記憶する部分及びCPU12のS9を実
行する部分が選択手段を構成し、第一交点座標メモリ2
2、プログラムROM16のS3を記憶する部分及びC
PU12のS3を実行する部分が第一交点座標記憶手段
を構成し、プログラムROM16のS8を記憶する部分
及びCPU12のS7を実行する部分(データ設定部4
0)が第1ドットデータ設定手段を構成している。
【0061】また、プログラムROM16のS10を記
憶する部分及びCPU12のS14を実行する部分(デ
ータ設定部40)が第2ドットデータ設定手段を構成
し、プログラムROM16のS15を記憶する部分及び
CPU12のS15を実行する部分(データ設定部4
0)が第3ドットデータ設定手段を構成している。
【0062】尚、輪郭線素とx方向規定線x、y方向規
定線yとの交点の算出に基づいてそれぞれ設定されるド
ットデータは、直接印字ドットデータメモリ26に直接
印字ドットデータメモリ26に格納してもよい。
【0063】また、前記実施例においては、キャラクタ
の存在を表わすドットデータが1であるので、x方向規
定線xによるドットデータとy方向規定線yによるドッ
トデータを合成するために論理和が取られたが、キャラ
クタの存在を表わすドットデータが0である場合は、2
つのドットデータを合成する際、論理積を取ることにな
る。
【0064】また、上記実施例においてアウトラインデ
ータは輪郭線素毎に作られていたが、座標のみで表わす
など、他の手段により構成してもよい。座標のみで表わ
す場合、複数の直線により構成されるキャラクタについ
ては、その輪郭線の線素毎の座標データ郡によってアウ
トラインデータを構成し、曲線を含むキャラクタについ
ては、その曲線を画定するのに必要な複数の点の座標デ
ータ郡を含むようにアウトラインデータを構成する。
【0065】更に、図形を印字するレーザプリンタやレ
ーザプリンタ以外のプリンタに本発明を通用し得ること
は勿論、プリンタ以外にも文字、図形などのアウトライ
ンデータをドットデータに変換する必要のある装置に一
般的に本発明を通用することができる。
【0066】その他、当業者考の知識に基づいて種々の
変形、改良を施した形で本発明を実施することができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のデータ変換装置は、高速で、且つ連続すべき文字
・図形等に不連続部が生ずることがないようにアウトラ
インデータをドットデータに変換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例であるデータ変換装
置を備えたレーザプリンタの制御回路を示すブロック図
である。
【図2】図2は、CPUを概念的に示す図である。
【図3】図3は、プログラムROMに記憶されたデータ
変換用プログラムの一部を示すフローチャートである。
【図4】図4は、プログラムROMに記憶されたデータ
変換用プログラムの一部を示すフローチャートである。
【図5】図5は、データ変換装置により変換される円弧
状ラインの輪郭を示す図である。
【図6】図6は、円弧状ラインを画素スクリーンに重ね
て示す図である。
【図7】図7は、キャラクタの輪郭線を構成する線素と
x方向規定線xとの交点の座標の求め方を説明する図で
ある。
【図8】図8は、キャラクタの輪郭線を構成する線素と
x方向規定線xとの交点の座標の求め方を説明する図で
ある。
【図9】図9は、キャラクタの輪郭線を構成する線素と
x方向規定線xとの交点の座標の求め方を説明する図で
ある。
【図10】図10は、キャラクタの輪郭線を構成する線
素とx方向規定線xとの交点の座標の求め方を説明する
図である。
【図11】図11は、キャラクタの輪郭線を構成する線
素とx方向規定線xとの交点の座標の求め方を説明する
図である。
【図12】図12は、キャラクタの輪郭線を構成する線
素とx方向規定線xとの交点の座標の求め方を説明する
図である。
【図13】図13は、円弧状ラインの輪郭とx方向規定
線xとの交点のx座標をx方向規定線x毎に示す図であ
る。
【図14】図14は、円弧状ラインの輪郭とy方向規定
線yとの交点のy座標をy方向規定線y毎に示す図であ
る。
【図15】図15は、交点のx座標に基づいて行われる
ドットデータの設定を説明する図である。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュータ部 12 CPU 16 プログラムROM 22 第一交点座標メモリ 38 交点算出部 40 データ設定部 44 円弧状ライン 46 輪郭線 50 画素スクリーン x x方向規定線 y y方向規定線 p 画素区画線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 11/20 G09G 5/40 8121−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字・図形等のキャラクタの輪郭を表す
    アウトラインデータを入力する入力手段と、 前記アウトラインデータを規定する座標面上に想定され
    る前記キャラクタの輪郭線と、互いに平行複数の第1走
    査線との交点の座標を求め、その交点の座標を各第1走
    査線毎に座標値の大きさの順に並べた場合に互いに隣接
    する2個ずつの座標を各々対にし、各対の座標間の全て
    の画素に対応するドットデータを、一挙に前記キャラク
    タの存在を表す存在データに設定する第1ドットデータ
    設定手段と、 前記アウトラインデータを規定する座標面上に想定され
    る前記キャラクタの輪郭線と、互いに平行且つ前記第1
    走査線と交差する複数の第2走査線との交点の座標を求
    め、その交点の座標を各第2走査線毎に座標値の大きさ
    の順に並べた場合に互いに隣接する2個ずつの座標を各
    々対にし、各対の座標間の全ての画素に対応するドット
    データを、一挙に前記キャラクタの存在を表す存在デー
    タに設定する第2ドットデータ設定手段と、 前記第1ドットデータ設定手段により設定された第1ド
    ットデータと、前記第2ドットデータ設定手段により設
    定された第2ドットデータとを合わせて前記キャラクタ
    を表すドットデータとする第3ドットデータ設定手段と
    を備えた文字記号変換装置において、 前記アウトラインデータからドットデータへの変換を行
    う手段として前記3つのドットデータ設定手段の中から
    1つのドットデータ設定手段を選択するための変換選択
    情報を入力する選択情報入力手段と、 その選択情報入力手段による変換選択情報に従って、1
    つのドットデータ設定手段を選択する選択手段と、 その選択手段により選択されたドットデータ設定手段に
    よりアウトラインデータからドットデータへの変換を行
    う制御手段とを備えたことを特徴とするデータ変換装
    置。
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