JPH0728435B2 - ダイヤルパルス通電回路系 - Google Patents

ダイヤルパルス通電回路系

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JPH0728435B2
JPH0728435B2 JP61293284A JP29328486A JPH0728435B2 JP H0728435 B2 JPH0728435 B2 JP H0728435B2 JP 61293284 A JP61293284 A JP 61293284A JP 29328486 A JP29328486 A JP 29328486A JP H0728435 B2 JPH0728435 B2 JP H0728435B2
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JP
Japan
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resistor
dial pulse
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loop
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JP61293284A
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謙二 酒井
利喜 北口
実行 樋渡
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 対局への給電回路とは直列に、又音声信号回路とは並列
に接続された電子化チョーク回路内の容量性素子を充電
する回路の抵抗を対局へ返されるリバース応答に応答し
てほホトカプラで短絡し、前記容量素子を充分充電させ
る時間だけ経過した時刻後に、リバース応答を受信した
対局が、ループ電流の通断(ダイヤルパルスの送出)を
開始するように構成した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ダイヤルパルスに対し高応答性を有するダイ
ヤルパルス通電回路系に関する。
電話交換システムにおいて、交換局からその加入端末装
置へダイヤルパルス送出等のための直流給電が行なわれ
るほか、局間においても自局(着信局)から対局(発信
局)へ同様の直流給電が行なわれる。これらの直流給電
は通話信号が伝送される回線を介して行なわれる。その
ため、上述直流給電をチョークコイル,回線を介して行
なっている。
しかしながら、チョークコイルの崇高性が回線数が多く
なればなるほど顕著に現れて来る。そこで、その小型化
のために、電子化チョーク回路が用いられるに至ってい
る。この回路はなるほど、小型化の目的は満たし得ては
いるが、チョークコイルほどのチョーク特性、とりわけ
ダイヤルパルスに対する応答性に欠けるためその改善が
要求されている。
〔従来の技術〕
第4図は局間の直流給電のための回路図を示し、この図
において、100は対局102のダイヤルパルス送出回路であ
り、ダイヤルパルス送出回路100からのダイヤルパルス
の送出に際して、ダイヤルパルス送出回路100へ自局104
から次のような直流給電ループが形成される。そのルー
プはアースG、自局内直流ループ抵抗106、電子化チョ
ーク回路108、ループ検出回路110、線路抵抗112、ダイ
ヤルパルス送出回路100、線路抵抗114、電子化チョーク
回路116、そして自局内直流ループ抵抗118を介して−48
ボルトの電源へ通ずる直流給電ループである。
そして、このループが形成された状態において、ダイヤ
ルパルス送出回路100のリレースイッチ1001の開閉(第
5図の(a))により、上述ループにパルス電流が流れ
る、即ちダイヤルパルスが対局102から自局104へ送出さ
れる。そのダイヤルパルスは公知のループ検出回路110
において検出され、そのパルス列SCN(第5図の
(b))はダイヤル番号等の抽出のための走査パルスに
よるパルス幅の検出に供される。なお、回線からの通話
信号は線109,115を介して交換機に取り込まれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そのダイヤルパルスは上述の如く、電子化チョーク回路
108,116を経て流れる。
しかしながら、それら電子化チョーク回路はコンデンサ
6を有するため、該コンデンサ6の充電がNPNトランジ
スタ10を飽和領域へ移行せしめるための予め決められた
値に達して初めて電子化チョーク回路108,116は低イン
ピーダンスを呈するに至る。上述値に到達する時間はコ
ンデンサ6の静電容量Cと抵抗8の抵抗値Rとの積、つ
まり時定数RCによって決まって来る。この時定数のた
め、ループ検出回路110で検出されるダイヤルパルス列
の各パルスの立上がり(パルス列SCNの各ダイヤルパル
スの立上がり)はリレースイッチ1001の閉時刻(第5図
の(a))より前記時定数RCのよって決まる値だけ遅れ
る(第5図の(b))。そのため、ダイヤルパルス列の
各パルスのパルス幅が狭くなる。従って、元のパルスが
狭いほど狭幅化率が高くなり、極端な場合には前述の走
査パルスにより狭幅化率の高いパルスの検出が不能に陥
ることがある。これはダイヤル番号が正しく交換機へ伝
えられなくなることを意味し、事態は重大である。
なお、電子化チョーク回路の抵抗16は第6図に示すよう
にトランジスタ10のVCE,VBEを適宜な値に決めるための
ものであり、抵抗18はトランジスタ10の温度補償用のも
のである。
本発明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作されたもの
で、対局からのダイヤルパルスを歪みなく受信し得るダ
イヤルパルス通電回路系を提供することをその目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本発明の原理ブロック図を示す。この図にお
いて、2,4は電子化チョーク回路のチョーク端子であ
り、6,8はそれぞれ、チョーク端子2,4間に直列接続され
た容量性素子及び抵抗である。16は、直列接続の容量性
素子6の端子間に並列接続された抵抗である。容量性素
子6と抵抗8との接続点電位により駆動されるトランジ
スタ10が端子2,4間に接続されている。このようにして
構成される電子化チョーク回路は、対局へ回線を経て直
流給電する給電回路と直列に接続し、音声通話路とは並
列に接続するようにして設けられている。電子化チョー
ク回路の抵抗8は、ループ電流検出回路によるループ電
流の検出に応答して対局へリバース応答を返すリレード
ライバ24と局直流電源との間に設けられたホトカプラ22
によって短絡される。リバース応答を受信した対局は、
リバース応答受信時刻から前記容量性素子6を充分充電
させる時間だけ経過した時刻後に、ループ電流を通断し
てダイヤルパルスを送出するようにして、本発明は構成
される。
〔作 用〕
交換機の対局回線を経て対局からダイヤルパルスを受信
するに先立って、ループ電流をループ電流検出回路によ
り検出したことに応答してリレードライバ24が動作され
る。このリレードライバ24に通電される直流電流がホト
カプラ22に流れる。ホトカプラ22のホトトランジスタの
動作によって抵抗8が短絡される。
リバース応答を示す逆転されたループ電流を充分通電さ
せるためには、容量性素子6が逆転後に充分充電されな
ければならない。この充電のための充電時定数は、前述
のようにして抵抗8が短絡されるから、極めて小さくな
っている。
このようにして、電子化チョーク回路の容量性素子6が
高速度で充分充電されてトランジスタ10が遮断領域から
飽和領域へ高速に遷移した時刻に、リバース応答を受信
した対局によるループ電流の通断、つまりダイヤルパル
スの送出が開始されるから、上述のようなダイヤルパル
スの立ち上りに遅れを生ぜしめる(歪みを与える)こと
なく、ダイヤルパルスを受信することができる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示し、これは上述第4図の
電子化チョーク回路の代わりに用いられるものである。
この図において、局直流電源Vccから抵抗20、ホトカプ
ラ22、そしてリレードライバ24へ通ずるホトカプラ通電
系を除いて、第4図回路と同じであるので、これら同一
構成要素には同一参照番号を付してその説明を省略す
る。そして、ホトカプラ22のホトトランジスタ222のコ
レクタ及びエミッタが抵抗8の端子間に接続されて抵抗
8の短絡を生ぜしめ得るようになっている。リレードラ
イバ24は対局に対しリバース応答を返すリレードライバ
である。
このように構成される本発明回路の動作を第2図、第3
図及び第4図を参照しつつ説明する。
対局からのダイヤルパルスの送出に際して、対局との間
に回線113を介してループが形成されてそのループに電
流が流れると(第3図(a)の部分参照)、ループ検
出回路110からの信号に応答する自局(受信局)の制御
部(図示せず)は対局に対しリバース応答を返すリバー
スリレードライバ24に対しリバース応答パルス(ダイヤ
ルパルス受信準備完了信号)RB(第3図(b))を与え
て対局に対しリバース応答を返す。低レベルにあるリバ
ース信号によりリバースリレードライバ24の出力は“0"
となり、リバース応答の返送前からホトカプラ22に通電
させているが、リバース応答パルスによりドライバ24の
出力は“1"となりそのパルスのパルス幅の間前記通電は
一時解除される。しかし、コンデンサには直流が既に印
加され続けているから電子化チョーク回路の働きには影
響は現れない。
上述リバース応答に対局が応答した後に、対局のリレー
スイッチ1001の開閉が生ぜしめられて第3図の(a)の
B部分に示すようなダイヤルパルスが送出される。この
時刻にはホトカプラ22に通電されて抵抗8が短絡されて
おり、コンデンサ6への充電は極めて速く行なわれる。
従って、トランジスタ10は素早く遮断領域から飽和領域
へ切り換わる。つまり、各ダイヤルパルスの前緑の立上
がりは急峻となり、ダイヤルパルスを正確に受信し得る
ことになる。
このようにしてのダイヤルパルスの受信後の通話中にお
いては、信号RBは高レベルに転じているので、リレード
ライバ24の出力は“1"となってホトカプラ22はオフにな
っている。従って、電子化チョーク回路は従来同様に直
流分に対しては低インピーダンスを呈し、交流分に対し
ては高インピーダンスを呈する。
なお、トランジスタ10をPNP型としてもよい。それに伴
なう各素子の変更を要する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、対局との回線に形
成されるループ回路を介して送られて来るダイヤルパル
スの歪なしの受信を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す図、 第3図はタイムチャート、 第4図は従来電子化チョーク回路の使用例を示す図、 第5図は第4図回路の応答性図解図、 第6図は第4図回路の抵抗16の役割を説明するための図
である。 第1図及び第2図において、 6は容量性素子(コンデンサ)、 8,16,18,20は抵抗、 10はトランジスタ、 22はホトカプラ、 24はリレードライバ Vccは局直流電源である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋渡 実行 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−133013(JP,A) 特開 昭60−182898(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対局と局直流電源との間に形成されるルー
    プ回路に設けられるダイヤルパルス通電回路系であっ
    て、 給電回路に直列接続され、音声通話路に並列接続される
    チョーク端子(2,4)間に直列接続された容量性素子
    (6)及び抵抗(8)と、前記容量性素子(6)の端子
    間に並列接続された抵抗(16)と、チョーク端子(2,
    4)間に介在され、前記容量性素子(6)及び前記抵抗
    (16)と前記抵抗(8)との接続点の電位により駆動さ
    れるトランジスタ(10)とを含むダイヤルパルス通電回
    路系において、 ループ検出回路によるループ電流の検出に応答して対局
    ヘリバース応答を返すリレードライバ(24)と局直流電
    源との間に接続され、前記抵抗(8)を短絡するホトカ
    プラ(22)を設け、 該ホトカプラ(22)は、リバース応答送出時に前記リレ
    ードライバ(24)に流れる駆動電流に応答して前記抵抗
    (8)を短絡し、 リバース応答を受信した対局は、リバース応答受信時刻
    から前記容量性素子(6)を充分充電させる時間だけ経
    過した時刻後に、ループ電流を通断してダイヤルパルス
    を送出することを特徴とするダイヤルパルス通電回路
    系。
JP61293284A 1986-12-09 1986-12-09 ダイヤルパルス通電回路系 Expired - Lifetime JPH0728435B2 (ja)

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JPS63146594A JPS63146594A (ja) 1988-06-18
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JPH02100593A (ja) * 1988-10-07 1990-04-12 Fujitsu Denso Ltd ダイヤルパルス受信回路
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