JPH07284233A - 充電方法及び充電装置 - Google Patents

充電方法及び充電装置

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JPH07284233A
JPH07284233A JP6089242A JP8924294A JPH07284233A JP H07284233 A JPH07284233 A JP H07284233A JP 6089242 A JP6089242 A JP 6089242A JP 8924294 A JP8924294 A JP 8924294A JP H07284233 A JPH07284233 A JP H07284233A
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JP
Japan
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charging
time
rechargeable battery
count value
ctm
Prior art date
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Pending
Application number
JP6089242A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kabasawa
憲一 樺沢
Shii Kiyan Rau
シー キャン ラウ
Tatsuku Chiyon Ruii
タック チョン ルィー
Shigeo Ogawa
重穂 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07284233A publication Critical patent/JPH07284233A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/007Regulation of charging or discharging current or voltage
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/02Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from ac mains by converters
    • H02J7/04Regulation of charging current or voltage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S320/00Electricity: battery or capacitor charging or discharging
    • Y10S320/12Precharging analysis, e.g. determining presence of battery

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でしかも過充電なく充電を実行で
きる充電方法及び充電装置を提供する。 【構成】 負荷回路部が充電池を電源として動作してい
る期間を検出してその時間を計測しておき (F102〜F11
9) 、充電池に対する充電動作の開始が可能とされた
ら、計測した時間に基づいて充電時間(CTM)を設定
し、その充電時間だけ充電池に対して充電動作を実行す
るようにする (F104〜F112) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばニッカド電池やリ
チウムイオン電池などの充電池に対する充電方法及び充
電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特に小型携帯用のCDプレーヤなどの電
子機器等においては動作電源として充電池が用いられる
ことが多い。ところで、充電池に対する充電装置の充電
動作としては、従来、次のようなものが存在していた。
まず、充電池がセットされたら充電を開始するとともに
充電中に内部タイマーにより時間を計測していき、一定
時間を経過したら充電を終了させるものがある。つま
り、いかなる場合もセットされた充電池に対して一定時
間の充電動作を行なうものである。
【0003】また、充電動作中に充電池の電圧を検出し
て充電終了タイミングを得るものもある。即ち、一般に
ΔV検出として知られているが、充電池の電圧は充電に
よりピークとなった後に多少電圧が低下して(ΔV)安
定するため、この電圧変化を検出して充電動作を停止さ
せるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの充
電方式では次のような問題がある。まず、常に一定時間
の充電を行なう方式の場合は、セットされた充電池が殆
ど放電されていない状態でも一定時間の充電が行なわれ
てしまうことなども考えられ、充電池が過充電状態にな
りやすいという問題がある。そして充電池が過充電状態
となることにより充電池のサイクル寿命が低下するとい
うことも発生する。この方式において過充電を防ごうと
するには、充電動作を低電流で長時間かけて行なう、い
わゆるトリクル充電動作とすることが考えられるが、も
ちろん充電時間の長時間化が生じ、緊急の使用などに対
応できないなどの影響がでる。
【0005】また、ΔV検出により充電停止タイミング
を得る方式の場合は、過充電は防止されるが、充電池の
電圧検出及び検出電圧値に応じた制御回路等が必要にな
り、ハードウエア構成の複雑化、コストアップ、装置の
大型化が促進されてしまい、特に小型携帯用の機器など
において採用する場合には大きな問題となる。さらに、
より正確に過充電を防止し適正な充電動作を実現しよう
とすると、電圧検出だけでなく、温度検出や電流検出も
必要となり、より回路構成の複雑化が生じてしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、簡単な構成でしかも過充電
なく充電を実行できる充電方法及び充電装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】即ち充電方法として、負荷回路部が充電池
を電源として動作している期間を検出してその時間を計
測しておき、充電池に対する充電動作の開始が可能とさ
れたら、計測した時間に基づいて充電時間を設定し、そ
の充電時間だけ充電池に対して充電動作を実行するよう
にする。
【0008】またこの方法において、充電池に対する充
電動作の開始が可能とされた際に、計測した時間に基づ
いて充電時間を設定するとともに、その充電時間が所定
時間以下であるか否かを判別し、所定時間以下であった
ら充電動作は実行しないようにする。
【0009】このような充電方法を実現する充電装置と
しては、負荷回路部が充電池を電源として動作している
か否かを検出する検出手段と、負荷回路部が充電池を電
源として動作している時間を計測するタイマ手段と、タ
イマ手段の計測値に基づいて充電時間を設定し、充電池
に対する充電動作の実行制御する制御手段とを設けて構
成する。
【0010】また、制御手段は、充電動作の開始が可能
とされた際において、タイマ手段の計測値に基づいて設
定された充電時間が所定時間以下であるときは充電動作
を実行しないように構成されているようにする。
【0011】
【作用】充電池を電源として負荷回路部が動作している
期間、即ち放電期間を計測していれば、或る程度充電池
の放電量を推測することができ、それに応じて適正な充
電時間を算出することができる。つまり、負荷回路部の
動作における放電電流を一定とみなし、また、充電時の
充電池に対する充電電流も一定であるとみなしてしまう
ことにより、放電期間の計測値から適正な充電時間を次
のように算出できる。
【0012】 Id[mA]・・・・負荷回路部動作時の平均的な放電電流 Ic[mA]・・・・充電時の平均的な充電電流 Td[時間]・・・・負荷回路部の動作時間(放電時間) Tc[時間]・・・・充電時間 とすると、 Tc×Ic=k×Td×Id ・・・・・・・・(式1) が成り立つ。ここで、kは充電池の充電効率やId,I
cのバラツキを吸収する余裕を得るための係数である。
kが大きすぎると充電時間Tcが長くなりすぎて過充電
の恐れが生じ、またkが小さすぎると充電不足が生じ易
いものであり、このkは充電池の能力や負荷回路部の設
計に応じて適正値が選択されるものである。
【0013】上記(式1)を充電時間Tcについて変形
すると、 Tc=(k×Id)/Ic×Td ・・・・・・・・(式2) となり、即ち、負荷回路部の動作時間Tdを計測してお
けば、充電時間Tcを求めることができる。
【0014】また、充電池の容量をA[mA×時間]と
し、そのn[%]を充電量の最大と考えれば、 Tc≦A×(n/100 )×(1/Ic)=TcMAX ・・・・・・・・(式3) となる関係が成り立ち、つまりTcMAX として最大の充
電時間を設定して充電時間を制限し、過充電を防ぐこと
もできる。
【0015】また、以上のように充電時間を設定して充
電を行なうときに、その充電時間が所定時間以下であ
り、つまり充電池が殆ど放電されていないような状態で
あったら、充電を行なわないようにすることで、いわゆ
る浅い放充電が繰り返されるという充電池にとって好ま
しくない充放電動作は回避できる。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図3により本発明の実施例を説
明する。この実施例はCDプレーヤに搭載される充電装
置として説明する。図1は充電装置のブロック図であ
り、1はACアダプターが接続される外部電源ジャック
である。家庭用交流電源に接続されたACアダプターが
外部電源ジャック1に接続されることにより、直流電源
電圧がダイオード2を介してCDプレーヤ部4に供給さ
れ、つまり家庭用交流電源を用いてCDプレーヤ部4に
おいてCDの再生動作等を行なうことができる。また、
3は充電池を示し、外部電源ジャック1からの直流電流
によって充電が実行されるようになされている。
【0017】5はレギュレータ、6はマイクロコンピュ
ータによって形成されるシステムコントローラであり、
システムコントローラ6に対しては外部電源ジャック1
又は充電池3を電源として、レギュレータ5を介して動
作電源電圧VDDが供給される。
【0018】スイッチ7は外部電源ジャック1に対する
ACアダプタの接続状態に連動制御されるもので、外部
電源ジャック1にACアダプタが接続されているときは
オフ状態、外部電源ジャック1にACアダプタが接続さ
れていなければオン状態とされる。即ち、外部電源ジャ
ック1にACアダプタが接続されているときは充電池3
からCDプレーヤ部4に対して電源電圧が供給されない
ようにし、またACアダプタが接続されていないとき
は、充電池3がCDプレーヤ部4やシステムコントロー
ラ6の動作電源となるようにするものである。
【0019】抵抗8,トランジスタ9は充電池3に対す
る充電動作を実行させる回路部であり、外部電源ジャッ
ク1にACアダプタが接続され、スイッチ7がオフとな
っているときに、トランジスタ9が充電制御回路10か
らの制御電流によって導通されると、外部電源ジャック
1を電源として充電池3,抵抗8,トランジスタ9を流
れる充電電流によって充電池3が充電される。この充電
動作は、外部電源ジャック1にACアダプタが接続され
て、家庭用交流電源からACアダプタによって直流とさ
れた電源電圧が供給されており、かつCDプレーヤ部4
が動作していないとき(停止中)に行なわれることにな
る。
【0020】11は充電池3が装填されているか否かに
より接点が接離する充電池検出スイッチ、12はCDプ
レーヤ部4における再生動作を指示する操作キーであ
る。また、13は充電池3の充電量がエンプティ(空)
であるか否かを検出する電圧検出部である。この電圧検
出部13は、充電池3の電圧が所定電位以下であればエ
ンプティ状態と判別すればよいもので、例えばコンパレ
ータで構成できる。
【0021】システムコントローラ6はポートPa入力
として外部電源ジャック1の出力が供給されており、こ
のポートPa入力により外部電源ジャック1にACアダ
プタが接続されているか否かを検出できる。またポート
Pb入力として充電池検出スイッチ11の状態を検出
し、充電池3が装填されているか否かを検出できるよう
になされている。
【0022】またシステムコントローラ6はポートPc
出力として充電制御信号を充電制御回路10に出力す
る。充電制御回路10は充電制御信号に基づいてトラン
ジスタ9に制御電流を印加して充電動作を実行させるこ
とになる。
【0023】またポートPd入力によりCD再生操作を
検出し、CDプレーヤ部4に対して再生動作の実行制御
を行なう。CDプレーヤ部4の制御及び各種状態検出等
はポートPe入出力(コントロールバス)により行な
う。なお、4aは液晶表示部を示し、CDプレーヤ部4
の動作状態などをユーザーに提示するものである。ま
た、充電実行中はその旨の表示も行なう。さらにポート
Pf入力により電圧検出部13の出力を検出し、充電池
3がエンプティ状態であるか否かを知ることができる。
【0024】システムコントローラ6は内部にチャージ
タイマ6aが設けられ、このチャージタイマ6aは、外
部電源ジャック1にACアダプタが接続されておらず、
従って充電池3を電源としてCDプレーヤ部4の動作が
実行されている時にカウント動作を行なって、動作時間
(即ち放電時間)を計測するとともに、外部電源ジャッ
ク1にACアダプタが接続され、かつCDプレーヤ部4
の動作が実行されておらず、充電を実行する際にカウン
トされて、充電時間を設定するものである。
【0025】チャージタイマ6aによるCDプレーヤ部
4の動作期間の計測に基づいて実行される充電動作を図
2で説明する。この充電動作は上述した(式1)〜(式
3)に考え方に基づいて行なわれるもので、この実施例
の場合は、k×(Id/Ic)=2、TcMAX =3時間
としている。
【0026】また、チャージタイマ6aは初期値として
『70000h』(『h』は16進数値であることを示
すために付加している)がセットされ、『00000
h』までの90000h段階のカウントがなされる。そ
して、『70000h』は充電池3がエンプティ状態に
あるときのカウント値に相当し、また『00000h』
は充電池3がフル充電状態にあるときのカウント値に相
当する。そして、図2のフローチャートのタスク周期は
18.3msecとされ、従って『70000h』から『000
00h』までの90000h回のカウント動作に要する
時間は90000h×18.3msec=180分であり、つま
り、充電池3の能力や充電電流量に応じて、エンプティ
状態からフル充電までの充電時間が3時間と設定されて
いるものである。
【0027】システムコントローラ6による充電制御処
理としては、まずポートPb状態により充電池3が装着
されているか否かを検出する(F101)。充電池3が装填さ
れていない場合はチャージタイマ6aのカウント値CT
Mとして70000hをセットし、また充電動作を実行
せずに処理を終える (F101→F117→F118→F119→リター
ン) 。なお、この処理により、充電池3を装填した場合
や、他の充電池3に入れ換えられたような場合は、カウ
ント値CTMは初期値として70000hが設定されて
いることになる。
【0028】充電池3が装着されていたら、次にCDプ
レーヤ部4において再生等の動作が実行されているか否
かを判別する(F102)。再生等の動作が実行されていなけ
れば、次にステップF103に進んでポートPaの状態か
ら、外部電源ジャック1にACアダプターが接続されて
外部電源が供給されているか否かを判別する。外部電源
供給がなされていない場合は充電動作は不能であるた
め、処理を終える (F103→F118→F119→リターン) 。
【0029】ステップF103で外部電源供給がなされてい
ると判別されたら、チャージタイマ6aのカウント値C
TMが00000hであり、即ち充電池3がフル充電状
態にあるか否かを判別する(F104)。カウント値CTM≠
00000hであれば、現在充電動作を実行中であるか
否かを判別する(F105)。そして、実行中でなければ充電
動作を開始させることになるが、ここでカウント値CT
MについてCTM≧F8000hか否か、即ちカウント
値CTMがF8000h〜FFFFFhのいづれかであ
るか否かを判別する(F106)。
【0030】そして、カウント値CTMがF8000h
より小さく、即ち70000h〜F7FFFhのいづれ
かであったら、充電動作を開始することになり(F107)、
ポートPcからの充電制御回路10に対する充電制御信
号で充電池3に対する充電動作を実行させる。また、充
電フラグFCHG をオンとし、また液晶表示部4aの動作
をオンとする(F108,F109) 。充電フラグFCHG は例えば
液晶表示部4aにおいて充電動作状態の表示を行なうこ
とを設定するフラグであり、充電フラグFCHG がオンと
されている期間は、液晶表示部4aに例えば『CHAR
GE ON』という表示がなされる。
【0031】このように充電が開始された後はステップ
F105からF110に進むことになり、カウント値CTMをイ
ンクリメントする。例えばCTM=70000hである
ときに充電が開始されたら、この図2の処理が実行され
るタスク周期18.3msec毎に、カウント値CTMは700
01h→70002h→70003h・・・・・ とインクリ
メントされていく。
【0032】そして、このような充電動作が続けられて
いくと、ある時点でカウント値CTM=00000hと
なる。すると、処理はステップF104からF111に進み、ポ
ートPcの出力で充電制御回路10を制御し、充電動作
が終了されるようにする。例えば充電池3がエンプティ
状態であってカウント値CTM=70000hであると
きに充電が開始されたら、3時間後にカウント値CTM
=00000hとなり、つまり充電池3はフル充電とな
る。また充電を終了させたら、充電フラグFCHG をオフ
として、液晶表示部4aにおける『CHARGE O
N』という表示を消す。なお、充電終了を示す『CHA
RGE OFF』等の表示を行なうようにしてもよい。
【0033】ステップF102でCDプレーヤ部4が動作中
であると判断された時は、処理はステップF113に進み、
まずポートPaの状態から外部電源ジャック1から外部
電源供給がなされているか否かを判別する。そして外部
電源供給がなされている場合は、即ち充電池3は電源と
して使われておらず、放電を行なっていないためチャー
ジタイマ6aに関する処理は行なわない (F113→F118→
F119→リターン) 。
【0034】ところがステップF113で外部電源供給がな
されていない場合とは、充電池3が電源として用いられ
ており、充電池3の放電が行なわれている場合である。
そこで、ポートPfの状態により充電池3がエンプティ
状態か否かを検出し、エンプティ状態であればステップ
F117に進んでカウント値CTM=70000hにセット
する。
【0035】充電池3がエンプティ状態でなく、放電が
続けられていれば、ステップF115でカウント値CTMか
ら2カウント、デクリメントする。例えばカウント値C
TM=75506hであればCTM=75504hとす
る。ただし、デクリメントの結果、カウント値CTM=
6FFFEhのように70000hより小さくなってし
まった場合は、ステップF117でカウント値CTM=70
000hにリセットする。そして、これらのようにカウ
ント値CTMのデクリメント又はリセットを行なった
ら、充電を行なわずに、また充電フラグFCHG をオフと
した状態で、処理を終える (F118→F119→リターン) 。
【0036】このように充電池3を電源としてCDプレ
ーヤ部4が動作している間はチャージタイマ6aのカウ
ント値CTMがデクリメントされていくため、CDプレ
ーヤ部4の動作が停止された時点では、カウント値CT
Mはその動作時間に応じた値となっている。
【0037】そして、CDプレーヤ部4の動作が終了さ
れると、処理はステップF103→F104→F105→F106→F107
と進み、充電が開始されることになるが、その充電動作
はその充電開始時点のカウント値CTMからカウント値
CTMが00000hとなるまでの期間となる。つま
り、充電前においてはステップF115で2カウントづつの
デクリメントがなされ、また充電開始後はステップF110
で1カウントづつのインクリメントがなされるため、C
Dプレーヤ部4の動作時間の2倍の時間が充電時間とさ
れることになる。
【0038】このように、放電時間に基づいて充電時間
が設定されることによりその充電時間は充電池3に対し
て最も適正な充電時間となり、例えばΔV検出のように
充電池3の精密な電圧検出や温度検出、電流検出を行な
わなくても簡単な構成で過充電のない充電装置を実現で
きる。なお、この実施例では放電時間の2倍の時間を充
電時間としているが、放電時間に対して充電時間をどの
ように設定するかは各部の回路構成やそれに伴う放電電
流量、充電電流量、充電池3の能力等により、設定され
るべきものであり、充電時間は放電時間の2倍の時間に
限定されるものではない。
【0039】さらに、充電可能状態にしておけば自動的
にフル充電までの充電が実行されるため、ユーザーは充
電時間を気にする必要もなく、また当然充電オン/オフ
等の操作も不要である。
【0040】また、充電開始の際においては、ステップ
F106においてカウント値CTMがF8000h以上であ
るか否かを検出し、F8000h以上であったら充電動
作を開始しないようにしている (F106→F118→F119→リ
ターン) 。カウント値CTMがF8000hであるとい
うのは0〜180分の充電期間のうちの170分に相当
するものであり、つまりあまり放電されていない状態で
ある(充電が10分で終了する場合)。即ち、カウント
値CTMがF8000h以上である場合に充電を行なう
ようにすると、いわゆる浅い放充電が繰り返されること
につながり、充電池3にとって好ましくないため、これ
を実行しないようにし、充電池3の寿命低減を防止して
いる。
【0041】以上のように充電制御が行なわれることに
より、実現される充電動作例を図3で説明する。図3の
縦軸には時間経過を示し、横軸にはチャージタイマ6a
のカウント値(及びそれに相当する充電実行時間)を示
している。
【0042】いま外部電源ジャック1にACアダプタが
接続された状態で充電池3が装填され、しかもCDプレ
ーヤ部4が停止中であるとすると、充電池3に対してチ
ャージタイマ6aのカウント値CTMが70000h〜
00000hになるまでの3時間のあいだ()充電が
実行される(充電期間のカウント値CTMのインクリメ
ント状態を破線で示す)。
【0043】そしてその3時間経過時において外部電源
ジャック1からACアダプタがはずされ、充電池3を電
源として、30分間CDプレーヤ部4で再生動作がなさ
れたとすると、この期間放電がなされるわけであるが
()、この間カウント値CTMはデクリメントされて
いくことになる(放電期間のカウント値CTMのデクリ
メント状態を実線で示す)。そしてその後再生動作が終
了され外部電源ジャック1にACアダプタが接続される
と、破線のようにカウント値CTMのインクリメントが
されている1時間のあいだ()、充電が行なわれる。
【0044】さらに続いてのように1時間使用されて
放電がなされた後は、その放電終了時のカウント値CT
Mから、CTM=00000hになるまで充電が続けら
れることになるが()、このときCTM=00000
hになる前に再びCDプレーヤ部4が再生動作を行なっ
て放電がなされたとすると、カウント値CTMはその時
の値からデクリメントされていく()。そして、CD
プレーヤ部4の動作終了後に行なわれる充電動作は、
のように動作終了時点のカウント値からCTM=000
00hになるまで充電が実行されることになる。なお、
その後充電池3が入れ換えられたとすると、カウント値
CTMは70000hにリセットされる()。
【0045】また、の放電時においてさらにCDプレ
ーヤ部4の動作が継続されていくと一点鎖線で示すよう
にカウント値CTMは70000hに達するが、その後
は上記図2のステップF116,F117 の処理によりカウント
値CTMは70000hに保たれるため、充電時におい
て3時間以上の充電が行なわれることはない。即ち充電
時間の上限は3時間に設定され、これによっても過充電
は良好に防止される。
【0046】なお、この実施例においては電圧検出部1
3を設け、図2のフローチャートではステップF114で充
電池3のエンプティ状態を検出してカウント値CTMを
70000hにリセットするようにしているが、これは
必ずしも必要ではなく、従って電圧検出部13は設けら
れなくてもよい。
【0047】もしくは、電圧検出部13を設けた場合
は、カウント値CTMのリセットタイミングを得る充電
池検出スイッチ11は必ずしも設ける必要はなく、充電
池3のエンプティ状態検出によってのみカウント値CT
Mがリセットされるようにしてもよい。
【0048】また、これらを設けなくとも、CDプレー
ヤ部4の動作異常などで充電池3のエンプティ状態を検
出できるのであれば、これをリセットタイミングとして
もよく、さらに、レギュレータ5が電源電圧VCCの出力
維持に耐えられなくなってシステムコントローラ6がリ
セットされてしまうまで充電池3を放電させ、システム
コントローラ6のリセットに応じてカウント値CTMが
リセットされるようにしてもよい。
【0049】さらに、充電池3の電圧値をデジタル化し
てシステムコントローラ6が精密に検出できるようにす
れば、これを併用してより適切な充電動作処理を行なう
こともできる。
【0050】また、実施例ではCDプレーヤ部4が停止
中であるときのみ充電が実行されるようにしたが、外部
電源の供給能力に余裕があるのであれば、外部電源を接
続してCDプレーヤ部4で再生動作を行なっている際で
あっても、充電を行なうこともできる。
【0051】この場合、CDプレーヤ部4の停止中の充
電電流をIc1 ,充電時間をTc1とし、またCDプレ
ーヤ部4の再生動作中の充電電流をIc2 ,充電時間を
Tc 2 として、上記(式1)を、 Tc1 ×Ic1 +Tc2 ×Ic2 =k×Td×Id と変形して考えればよい。つまり、外部電源の供給能力
に応じて充電電流をIc2 を設定し、充電制御回路10
で充電電流を切り換えるようにすればよい。
【0052】また、充電池3の特性や充電制御回路10
の特性により、充電電流が変化し、1つの充電電流値I
cのみでは充電時間として大きな誤差を生じるような場
合は、充電電流Ic3 ,充電時間Tc3 とする場合と充
電電流Ic4 ,充電時間をTc4 とする場合というよう
に2種類以上にわけて考え、上記(式1)を、 Tc3 ×Ic3 +Tc4 ×Ic4 =k×Td×Id と変形して考えればよい。
【0053】この場合、例えばチャージタイマ6aの値
に基づいて、図3のような0〜3時間の充電動作中につ
いて0〜2時間の充電動作中は充電電流はIc3 、2〜
3時間の充電動作中は充電電流はIc4 というようにわ
けて考えれば、実際の電流値により近い値に基づいて充
電時間を設定できることになる。
【0054】また、放電電流Idについても、CDプレ
ーヤ部4の動作状態に応じて細かく設定することも考え
られる。例えばアクセス時(ミュートオン時)の放電電
流をId1 、音楽再生時(ミュートオフ時)の放電電流
をId2 とし、上記(式1)を、 Tc×Ic=k1 ×Td1 ×Id1 +k2 ×Td2 ×I
2 として考えれば、より正確な放電量を算出することがで
きる。
【0055】なお、実施例ではCDプレーヤに搭載した
充電装置として本発明を説明してきたが、もちろん本発
明はこれに限定されず、各種の電子機器における充電方
法又は各種の電子機器に搭載される充電装置として実現
できるものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、負荷回路
部が充電池を電源として動作している期間を検出してそ
の時間を計測しておき、充電池に対する充電動作の開始
が可能とされたら、計測した時間に基づいて充電時間を
設定し、その充電時間だけ充電池に対して充電動作を実
行するようにしたため、充電池の端子電圧や充放電電
流、温度等を検出しなくても過充電のない適正時間の充
電が実行できることになり、即ち非常に簡単な回路構成
で、適切な時間の充電を行なうことができるという効果
があり、低コスト化、小型化にも好適である。また、充
電池に対する充電動が開始可能な際に、その充電動作は
短時間となるような場合は充電を実行しないようにする
ことで、充電池にとって適切でない充電動作が防止され
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】実施例の充電制御処理のフローチャートであ
る。
【図3】実施例の充電動作の説明図である。
【符号の説明】
1 外部電源ジャック 3 充電池 4 CDプレーヤ部 4a 液晶表示部 5 レギュレータ 6 システムコントローラ 6a チャージタイマ 7 スイッチ 8 抵抗 9 トランジスタ 10 充電制御回路 11 充電池検出スイッチ 13 電圧検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルィー タック チョン マレーシア連邦 ペナン,13600プライ, プライ インダストリアル エステート, フリー トレード ゾーン(番地なし) ソニー エレクトロニックス マレーシア エスデイーエヌ.ビーエイチディー内 (72)発明者 小川 重穂 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134横浜 TEC ソニーLSIデザイン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷回路部が充電池を電源として動作し
    ている期間を検出してその時間を計測しておき、前記充
    電池に対する充電動作の開始が可能とされたら、計測し
    た時間に基づいて充電時間を設定し、その充電時間だけ
    前記充電池に対して充電動作を実行するようにしたこと
    を特徴とする充電方法。
  2. 【請求項2】 前記充電池に対する充電動作の開始が可
    能とされた際に、計測した時間に基づいて充電時間を設
    定するとともに、その充電時間が所定時間以下であるか
    否かを判別し、所定時間以下であったら充電動作は実行
    しないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の充
    電方法。
  3. 【請求項3】 負荷回路部が充電池を電源として動作し
    ているか否かを検出する検出手段と、 前記負荷回路部が充電池を電源として動作している時間
    を計測するタイマ手段と、 前記タイマ手段の計測値に基づいて充電時間を設定し、
    前記充電池に対する充電動作の実行制御する制御手段
    と、 を備えて構成されることを特徴とする充電装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、充電動作の開始が可能
    とされた際において、前記タイマ手段の計測値に基づい
    て設定された充電時間が所定時間以下であるときは充電
    動作を実行しないように構成されていることを特徴とす
    る請求項3に記載の充電装置。
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