JPH10143295A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JPH10143295A
JPH10143295A JP8300312A JP30031296A JPH10143295A JP H10143295 A JPH10143295 A JP H10143295A JP 8300312 A JP8300312 A JP 8300312A JP 30031296 A JP30031296 A JP 30031296A JP H10143295 A JPH10143295 A JP H10143295A
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JP
Japan
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secondary battery
charging
remaining amount
electronic device
charge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8300312A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Suzui
勤 鈴井
Reiji Okada
玲二 岡田
Tadashi Okumura
▲匡▼史 奥村
Hidekiyo Ozawa
秀清 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、充電可能な二次電池を持つ電子装置
に関し、ユーザの希望する充電形態を可能にすることを
目的とする。 【解決手段】規定の充電契機が発生し、そのときに、二
次電池の残量が規定値以下であるときには二次電池の充
電を行い、規定値以上であるときには二次電池の充電を
行わない構成を採るときにあって、無条件に二次電池を
充電可能にする構成を採ったり、二次電池の残量に関係
なく二次電池を充電可能にする構成を採ったり、その規
定値を設定可能にする構成を採る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電可能な二次電
池を持つ電子装置に関し、特に、ユーザの希望する充電
形態を可能にする電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノートパソコンのような携帯型電子装置
では、装置用の電源として電池を搭載しているが、運用
コストの低減を図るために、この電池として、Nicadや
NiMHやLi+等のような充電可能な二次電池を搭載して
いる。
【0003】このような電子装置では、通常は二次電池
を使って動作し、外部電源が近くにあるときには、AC
アダプタを使って外部電源より電力の供給を受けて動作
することになる。
【0004】外部電源より電力の供給を受けて動作する
ときには、ユーザは、二次電池の残量を意識することな
く装置を使用できるが、二次電池を使って動作するとき
には、処理中のデータの消滅を防止するために、常に二
次電池の残量を意識する必要がある。二次電池が消耗す
る前に、処理中のデータをフロッピィディスク等に退避
させていく必要があるからである。
【0005】このようなことを背景にして、最近の電子
装置では、ユーザに対して二次電池の残量を表示する機
能を備えるようになってきた。ところで、この二次電池
の充電については、ユーザに充電開始のトリガ操作を要
求することなく、装置側で自動的に実行する構成を採っ
ている。具体的に説明すると、ACアダプタによる運用
時に、二次電池が装置に装着されるときや、二次電池に
よる運用時に、ACアダプタが装着されることでACア
ダプタによる運用に切り替わるときに、自動的に二次電
池の充電に入る構成を採っている。
【0006】しかしながら、ACアダプタの装着や、二
次電池の装着を契機として、無条件に二次電池の充電に
入る構成を採っていると、二次電池が満充電状態のとき
にも充電を行うことになるので、二次電池に対して繰り
返し過充電を行うことになって、二次電池を劣化させて
しまうという問題点がある。
【0007】そこで、最近の電子装置では、二次電池の
残量を監視する構成を採って、上記のような充電開始の
契機が発生しても、二次電池の残量が規定値以上を示す
ときには、充電を行わないようにする構成を採ってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、二次電池の残量が規定値
以上を示すときには、二次電池の充電を行うことができ
ないことから、ユーザは、満充電にして出かけたいと思
っても、それを実現できないという問題点があった。
【0009】ドライブに出かけるときに、タンクにかな
りな量のガソリンが残っていても、満タンにしてから出
かけたいと思うように、外出先で電子装置を使用すると
きなどに、二次電池を満充電にして出かけたいと思うの
は無理からぬことである。
【0010】しかるに、従来技術に従っていたのでは、
このようなユーザの要求に対応できないという問題点が
あった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであ
って、ユーザの希望する充電形態を可能にする新たな電
子装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1及び図2に本発明の
原理構成を図示する。図中、1は本発明を具備する電子
装置であって、充電可能な二次電池10と、ACアダプ
タから供給される電力を使って二次電池10を充電する
充電器11と、充電器11を起動することで二次電池1
0の充電を制御する充電制御手段12と、二次電池10
の残量を検出する残量検出手段13と、ディスプレイ手
段14とを備えるものである。
【0012】図1に原理構成を図示する本発明の電子装
置1では、発行手段15と、設定手段16と、表示手段
17と、通知手段18とを備える。この発行手段15
は、スイッチやソフトウェアにより構成されて、充電の
開始を発行する。設定手段16は、スイッチやソフトウ
ェアにより構成されて、充電モードの変更を設定する。
表示手段17は、設定手段16により充電モードが変更
されているときに、ディスプレイ手段14にその旨を表
示する。通知手段18は、設定手段16により充電モー
ドが変更されているときに、ソフトウェアにその旨を通
知する。
【0013】このように構成される図1に原理構成を図
示する本発明の電子装置1では、充電制御手段12は、
例えばACアダプタが装着されるときを契機として、そ
のときに、残量検出手段13により検出される二次電池
10の残量が規定値以下を示すときには、充電器11を
起動することで二次電池10の充電を実行する。
【0014】この充電構成を採るときにあって、発行手
段15が充電の開始を発行すると、充電制御手段12
は、充電契機の発生に関係なく、充電器11を起動する
ことで二次電池10の充電を実行する。
【0015】また、この充電構成を採るときにあって、
設定手段16が充電モードの変更を設定しているときに
は、充電制御手段12は、充電の契機が発生するとき
に、二次電池10の残量に関係なく、充電器11を起動
することで二次電池10の充電を実行する。
【0016】このようにして、図1に原理構成を図示す
る本発明の電子装置1によれば、ユーザは、二次電池1
0を充電したいときには、いつでも充電できるようにな
るし、充電の契機が発生するときに、二次電池10の残
量に関係なく二次電池10を充電できるようになる。
【0017】一方、図2に原理構成を図示する本発明の
電子装置1では、設定手段20と、表示手段21と、通
知手段22とを備える。この設定手段20は、充電実行
の条件となる二次電池10の残量を設定する。表示手段
21は、設定手段20の設定する二次電池10の残量を
ディスプレイ手段14に表示する。通知手段22は、設
定手段20の設定する二次電池10の残量をソフトウェ
アに通知する。
【0018】このように構成される図2に原理構成を図
示する本発明の電子装置1では、充電制御手段12は、
例えばACアダプタが装着されるときを契機として、そ
のときに、残量検出手段13により検出される二次電池
10の残量が規定値以下を示すときには、充電器11を
起動することで二次電池10の充電を実行する。
【0019】この充電構成を採るときにあって、設定手
段20が、充電実行の条件となる二次電池10の残量を
設定すると、充電制御手段12は、充電契機の発生のと
きに、二次電池10の残量がその設定される残量以下を
示すのか否かを評価することで充電実行に入るのか否か
を決定する。
【0020】このようにして、図2に原理構成を図示す
る本発明の電子装置1によれば、ユーザは、充電の契機
が発生するときに、自分の設定する残量に従って、二次
電池10を充電するのか否かを決定できるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図3に、本発明の電子装置1の一実
施例を図示する。
【0022】図中、30は充電可能な二次電池、31は
DC−INであって、ACアダプタからの電力を受け取
るもの、32は充電器であって、ACアダプタから供給
される電力を使って二次電池30を充電する電力を生成
するもの、33はDC−DCコンバータであって、DC
−IN30の入力する電力や、二次電池30の供給する
電力から装置の駆動電圧を生成するものである。
【0023】34はマイクロプロセッサ、35はシステ
ム機構であって、マイクロプロセッサ34の上で走行す
るプログラムに従って、電子装置1の本来のデータ処理
を実行するもの、36は電池制御機構であって、マイク
ロプロセッサ34の上で走行するプログラムに従って、
二次電池30の制御処理を実行するものである。システ
ム機構35と電池制御機構36との間は、インタフェー
ス信号により接続されており、システム機構35は、電
池制御機構36に対して二次電池30の充電命令等を発
行し、電池制御機構36は、システム機構35に対して
二次電池30の状態等を通知する。
【0024】37はインディケータであって、二次電池
30の状態やシステムの情報を表示するもの、38はセ
ンス抵抗であって、二次電池30の充放電電流を電圧に
変換するもの、39は電圧/電流測定回路であって、二
次電池30の電圧を測定したり、センス抵抗38の発生
電圧から二次電池30の充放電電流を測定してマイクロ
プロセッサ34に通知するものである。
【0025】40はコンパレータであって、DC−IN
31の受け取る入力電圧を基準電圧と比較し、入力電圧
が基準電圧よりも大きいときにハイレベルを出力するこ
とで、マイクロプロセッサ34に対してACアダプタの
装着を通知し、入力電圧が基準電圧よりも小さいときに
ローレベルを出力することで、マイクロプロセッサ34
に対してACアダプタの非装着を通知するものである。
【0026】41は逆流阻止用ダイオードであって、二
次電池30の電力が外部に流出するのを防止するもの、
42は保護ダイオードであって、ACアダプタから供給
される電圧が二次電池30に印加されるのを防止する
の、43は印加電圧にプルアップされる電池検出用抵抗
であって、二次電池30が装着されないときに、印加電
圧をマイクロプロセッサ34に入力し、二次電池30が
装着されるときに、グランドに接続されてグランドレベ
ルをマイクロプロセッサ34に入力することで、マイク
ロプロセッサ34に対して二次電池30の装着・非装着
を通知するものである。
【0027】44は充電制御用スイッチであって、印加
電圧にプルアップされる抵抗とグランドとの間に設けら
れ、プッシュスイッチ(押したときにだけONするタイ
プのスイッチ)や、モードスイッチ(一度ONすると、
OFFしない限りONしたままとなるタイプのスイッ
チ)で構成されて、OFFするときに、印加電圧をマイ
クロプロセッサ34に入力し、ONするときに、グラン
ドレベルをマイクロプロセッサ34に入力するものであ
る。
【0028】図4に、電池制御機構36の一実施例を図
示する。この図に示すように、電池制御機構36は、二
次電池30の残量を検出する残量検出プログラム360
と、二次電池30の充電を制御する充電制御プログラム
361と、残量検出プログラム360の検出する残量を
格納する残量格納域362とを備える。
【0029】この残量検出プログラム360は、従来技
術でも用いられているものであって、二次電池30がN
icadやNiMH のような残量に応じて電圧の変化しないも
のについては、充電された電流や放電された電流を積算
することで残量を検出する。この場合、満充電は、二次
電池30の電圧や温度変化率や温度等が規定値に到達す
るのか否かで判断されることになる。一方、Li+のよう
な残量に応じて電圧の変化するものについては、二次電
池30の開放電圧を測定することで残量を検出する。こ
の場合、満充電は、充電電流が規定以下になったのか否
かで判断されることになる。
【0030】一方、充電制御プログラム361は、本発
明を実現するために新たに設けられるものである。図5
及び図6に、この充電制御プログラム361の実行する
処理フローの一実施例を図示する。ここで、図5は、充
電制御用スイッチ44がプッシュスイッチで構成される
ときに実行する処理フローであり、図6は、充電制御用
スイッチ44がモードスイッチで構成されるときに実行
する処理フローである。
【0031】次に、これらの処理フローに従って本発明
について詳細に説明する。充電制御用スイッチ44がプ
ッシュスイッチで構成される場合にあって、マイクロプ
ロセッサ34に割り込みが入ると、充電制御プログラム
361は、図5の処理フローに示すように、先ず最初
に、ステップ1で、充電制御用スイッチ44がONする
ことで発生する割り込みであるのか否かを判断して、充
電制御用スイッチ44がONすることで発生する割り込
みであることを判断すると、ステップ6に進んで、直ち
に充電器32を起動することで二次電池30を満充電し
て処理を終了する。
【0032】一方、ステップ1で、充電制御用スイッチ
44がONすることで発生する割り込みでないことを判
断すると、ステップ2に進んで、コンパレータ40がハ
イレベルを出力することで発生する割り込み(ACアダ
プタが装着される場合に発生する割り込み)であるのか
否かを判断して、その割り込みであることを判断する
と、ステップ4に進んで、残量格納域362に格納され
る二次電池30の残量を読み取り、続くステップ5で、
その残量が90%以上を示しているのか否かを判断し
て、90%以下を示しているときには、ステップ6に進
んで、充電器32を起動することで二次電池30を満充
電して処理を終了する。そして、ステップ5で、二次電
池30の残量が90%以上を示していることを判断する
ときには、何も処理を行わずにそのまま処理を終了す
る。
【0033】一方、ステップ2で、コンパレータ40が
ハイレベルを出力することで発生する割り込みでないこ
とを判断すると、ステップ3に進んで、電池検出用抵抗
43がローレベルを出力する割り込み(二次電池30が
装着される場合に発生する割り込み)であるのか否かを
判断して、その割り込みであることを判断すると、ステ
ップ4に進んで、残量格納域362に格納される二次電
池30の残量を読み取り、続くステップ5で、その残量
が90%以上を示しているのか否かを判断して、90%
以下を示しているときには、ステップ6に進んで、充電
器32を起動することで二次電池30を満充電して処理
を終了する。そして、ステップ5で、二次電池30の残
量が90%以上を示していることを判断するときには、
何も処理を行わずにそのまま処理を終了する。
【0034】一方、ステップ3で、電池検出用抵抗43
がローレベルを出力する割り込みでないことを判断する
ときには、二次電池30の充電に関係のない割り込みで
あるので、何も処理を行わずにそのまま処理を終了す
る。
【0035】このようにして、充電制御プログラム36
1は、ACアダプタが装着されるときと、二次電池30
が装着されるときを充電の契機として、二次電池30を
充電する構成を採るときにあって、その充電回数により
二次電池30の寿命が決められてしまうことを考慮し
て、二次電池30の残量が90%以上あるときには、充
電に入らないようにする構成を基本としつつ、プッシュ
スイッチで構成される充電制御用スイッチ44がONす
るときには、無条件に、二次電池30を充電する構成を
採るのである。
【0036】この構成に従って、ユーザは、二次電池3
0を充電したいときには、いつでも充電できるような
る。また、充電制御用スイッチ44がモードスイッチで
構成される場合にあって、マイクロプロセッサ34に割
り込みが入ると、充電制御プログラム361は、図6の
処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、
コンパレータ40がハイレベルを出力することで発生す
る割り込み(ACアダプタが装着される場合に発生する
割り込み)であるのか否かを判断して、その割り込みで
ないことを判断するときには、ステップ2に進んで、電
池検出用抵抗43がローレベルを出力することで発生す
る割り込み(二次電池30が装着される場合に発生する
割り込み)であるのか否かを判断する。
【0037】ステップ1で、コンパレータ40がハイレ
ベルを出力することで発生する割り込みでないと判断
し、更に、ステップ2で、電池検出用抵抗43がローレ
ベルを出力する割り込みでないことを判断するときに
は、二次電池30の充電に関係のない割り込みであるの
で、何も処理を行わずにそのまま処理を終了する。
【0038】一方、ステップ1で、コンパレータ40が
ハイレベルを出力することで発生する割り込みであると
判断するときと、ステップ2で、電池検出用抵抗43が
ローレベルを出力することで発生する割り込みであるこ
とを判断するときには、ステップ3に進んで、モードス
イッチで構成される充電制御用スイッチ44がON動作
しているのか否かを判断して、ON動作していることを
判断しているときには、ステップ7に進んで、充電器3
2を起動することで二次電池30を満充電して処理を終
了する。すなわち、二次電池30の残量に関係なく、二
次電池30を満充電する。
【0039】一方、ステップ4で、充電制御用スイッチ
44がOFF動作していることを判断するときには、ス
テップ5に進んで、残量格納域362に格納される二次
電池30の残量を読み取り、続くステップ6で、その残
量が90%以下を示しているのか否かを判断して、90
%以下を示しているときには、ステップ7に進んで、充
電器32を起動することで二次電池30を満充電して処
理を終了する。そして、ステップ6で、二次電池30の
残量が90%以上を示していることを判断するときに
は、何も処理を行わずにそのまま処理を終了する。
【0040】このようにして、充電制御プログラム36
1は、ACアダプタが装着されるときと、二次電池30
が装着されるときを充電の契機として、二次電池30を
充電する構成を採るときにあって、その充電回数により
二次電池30の寿命が決められてしまうことを考慮し
て、二次電池30の残量が90%以上あるときには、充
電に入らないようにする構成を基本としつつ、モードス
イッチで構成される充電制御用スイッチ44がONする
ときには、二次電池30の残量に関係なく、二次電池3
0を充電する構成を採るのである。
【0041】この構成に従って、ユーザは、ACアダプ
タが装着されたり、二次電池30が装着される充電の契
機が発生するときに、二次電池30の残量に関係なく二
次電池30を充電できるようになる。
【0042】図7に、本発明の電子装置1の他の実施例
を図示する。この実施例と図3の実施例との違いは、こ
の実施例では、充電制御用スイッチ44を備えていない
ことである。
【0043】図8に、この実施例に従う場合の電池制御
機構36の一実施例を図示する。この図に示すように、
この実施例に従う場合、電池制御機構36は、残量検出
プログラム360/充電制御プログラム361/残量格
納域362の他に、二次電池30の充電可否の決定に用
いられる充電実行残量を設定する充電実行残量設定プロ
グラム363と、充電実行残量設定プログラム363の
設定する充電実行残量を格納する充電実行残量格納域3
64とを備える。
【0044】図9に、充電実行残量設定プログラム36
3の実行する処理フローの一実施例、図11に、この実
施例に従うときに充電制御プログラム361の実行する
処理フローの一実施例を図示する。
【0045】次に、これらの処理フローに従って本発明
について詳細に説明する。ユーザから充電実行残量の設
定要求があると、充電実行残量設定プログラム363
は、図9の処理フローに示すように、先ず最初に、ステ
ップ1で、ユーザと対話することで充電実行残量を決定
する。例えば、80%というような充電実行残量を決定
するのである。
【0046】続いて、ステップ2で、その設定した充電
実行残量を充電実行残量格納域364に格納し、続くス
テップ3で、その設定した充電実行残量をインディケー
タ37に表示して処理を終了する。
【0047】例えば、インディケータ37が、図10に
示すように、10個の表示エレメント370を使って二
次電池30の残量を表示するときにあって、それらの表
示エレメント370に対応付けて備えられる表示エレメ
ント371を使って、設定した充電実行残量の数値を表
示するのである。
【0048】一方、充電制御プログラム361は、マイ
クロプロセッサ34に割り込みが入ると、図11の処理
フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、コン
パレータ40がハイレベルを出力することで発生する割
り込み(ACアダプタが装着される場合に発生する割り
込み)であるのか否かを判断して、その割り込みでない
ことを判断するときには、ステップ2に進んで、電池検
出用抵抗43がローレベルを出力することで発生する割
り込み(二次電池30が装着される場合に発生する割り
込み)であるのか否かを判断する。
【0049】ステップ1で、コンパレータ40がハイレ
ベルを出力することで発生する割り込みでないと判断
し、更に、ステップ2で、電池検出用抵抗43がローレ
ベルを出力することで発生する割り込みでないことを判
断するときには、二次電池30の充電に関係のない割り
込みであるので、何も処理を行わずにそのまま処理を終
了する。
【0050】一方、ステップ1で、コンパレータ40が
ハイレベルを出力することで発生する割り込みであると
判断するときと、ステップ2で、電池検出用抵抗43が
ローレベルを出力することで発生する割り込みであるこ
とを判断するときには、ステップ3に進んで、残量格納
域362に格納される二次電池30の残量を読み取り、
続くステップ4で、充電実行残量格納域364に格納さ
れる充電実行残量を読み取る。
【0051】そして、続くステップ5で、ステップ3で
読み取った二次電池30の残量が、ステップ4で読み取
った充電実行残量よりも小さいのか否かを判断して、小
さいことを判断するときには、ステップ6に進んで、充
電器32を起動することで二次電池30を満充電して処
理を終了し、大きいことを判断するときには、何も処理
を行わずにそのまま処理を終了する。
【0052】このようにして、充電制御プログラム36
1は、ACアダプタが装着されるときと、二次電池30
が装着されるときを充電の契機として、二次電池30を
充電する構成を採るときにあって、その充電回数により
二次電池30の寿命が決められてしまうことを考慮し
て、二次電池30の残量が設定される充電実行残量より
も大きいときには充電に入らないようにし、小さいとき
には充電に入るようにする構成を採るのである。
【0053】この構成に従って、ユーザは、ACアダプ
タが装着されたり、二次電池30が装着される充電の契
機が発生するときに、自分の設定する充電実行残量を判
断基準として、二次電池30の充電に入るのか否かを決
定できるようになる。
【0054】図3の実施例では、充電制御用スイッチ4
4を使って充電指示を発行したり、充電制御用スイッチ
44を使って充電モードの変更指示を発行する構成を開
示したが、システム機構35のソフトウェアが、充電指
示を発行したり、充電モードの変更指示を発行(この場
合、メモリに変更指示を保持することになる)する構成
を採ることも可能である。
【0055】また、図3の実施例では、充電モードの変
更指示を発行する構成を採る場合に、その旨を表示する
構成について開示しなかったが、インディケータ37に
その旨を表示したり、ソフトウェアにその旨を通知する
構成を採ることも可能である。
【0056】また、図7の実施例では、設定される充電
実行残量をインディケータ37に表示する構成を開示し
たが、システム機構35のソフトウェアに対して、その
充電実行残量を通知する構成を採ることも可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子装置
では、規定の充電契機が発生し、そのときに、二次電池
の残量が規定値以下であるときには二次電池の充電を行
い、規定値以上であるときには二次電池の充電を行わな
い構成を採るときにあって、無条件に二次電池を充電可
能にする構成を採る。
【0058】この構成に従って、ユーザは、二次電池を
充電したいときには、いつでも充電できるようなる。そ
して、本発明の電子装置では、規定の充電契機が発生
し、そのときに、二次電池の残量が規定値以下であると
きには二次電池の充電を行い、規定値以上であるときに
は二次電池の充電を行わない構成を採るときにあって、
二次電池の残量に関係なく二次電池を充電可能にする構
成を採る。
【0059】この構成に従って、ユーザは、充電の契機
が発生するときに、二次電池の残量に関係なく二次電池
を充電できるようになる。そして、本発明の電子装置で
は、規定の充電契機が発生し、そのときに、二次電池の
残量が規定値以下であるときには二次電池の充電を行
い、規定値以上であるときには二次電池の充電を行わな
い構成を採るときにあって、その規定値を設定可能にす
る構成を採る。
【0060】この構成に従って、ユーザは、充電の契機
が発生するときに、自分の設定する二次電池の残量設定
値を判断基準にして、二次電池の充電に入るのか否かを
決定できるようなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施例である。
【図4】電池制御機構の一実施例である。
【図5】充電制御プログラムの実行する処理フローの一
実施例である。
【図6】充電制御プログラムの実行する処理フローの一
実施例である。
【図7】本発明の他の実施例である。
【図8】電池制御機構の一実施例である。
【図9】充電実行残量設定プログラムの実行する処理フ
ローの一実施例である。
【図10】充電実行残量の表示例である。
【図11】充電制御プログラムの実行する処理フローの
一実施例である。
【符号の説明】
1 電子装置 10 二次電池 11 充電器 12 充電制御手段 13 残量検出手段 14 ディスプレイ手段 15 発行手段 16 設定手段 17 表示手段 18 通知手段 20 設定手段 21 表示手段 22 通知手段
フロントページの続き (72)発明者 奥村 ▲匡▼史 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 小澤 秀清 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電可能な二次電池と、ACアダプタか
    ら供給される電力を使って該二次電池を充電する充電器
    と、規定状態の発生を契機として、該発生時に該二次電
    池の残量が規定値以下を示すときに、該充電器を起動す
    ることで該二次電池の充電を制御する充電制御手段とを
    備える電子装置において、 充電の開始を発行する発行手段を備え、 上記充電制御手段は、上記発行手段が充電開始を発行す
    るときには、充電契機の発生に関係なく上記充電器を起
    動することを、 特徴とする電子装置。
  2. 【請求項2】 充電可能な二次電池と、ACアダプタか
    ら供給される電力を使って該二次電池を充電する充電器
    と、規定状態の発生を契機として、該発生時に該二次電
    池の残量が規定値以下を示すときに、該充電器を起動す
    ることで該二次電池の充電を制御する充電制御手段とを
    備える電子装置において、 充電モードの変更を設定する設定手段を備え、 上記充電制御手段は、上記設定手段が充電モードの変更
    を設定しているときには、充電契機の発生のときに、二
    次電池の残量を充電実行の条件にしないようにすること
    を、 特徴とする電子装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子装置において、 設定手段により充電モードが変更されているときに、デ
    ィスプレイにその旨を表示する表示手段を備えること
    を、 特徴とする電子装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の電子装置において、 設定手段により充電モードが変更されているときに、ソ
    フトウェアにその旨を通知する通知手段を備えること
    を、 特徴とする電子装置。
  5. 【請求項5】 充電可能な二次電池と、ACアダプタか
    ら供給される電力を使って該二次電池を充電する充電器
    と、規定状態の発生を契機として、該発生時に該二次電
    池の残量が規定値以下を示すときに、該充電器を起動す
    ることで該二次電池の充電を制御する充電制御手段とを
    備える電子装置において、 充電実行の条件となる二次電池の残量を設定する設定手
    段を備え、 上記充電制御手段は、上記設定手段が二次電池の残量を
    設定しているときには、充電契機の発生のときに、二次
    電池の残量がその設定される残量以下を示すのか否かを
    評価することで充電実行に入るのか否かを決定すること
    を、 特徴とする電子装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電子装置において、 設定手段の設定する二次電池の残量をディスプレイに表
    示する表示手段を備えることを、 特徴とする電子装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の電子装置において、 設定手段の設定する二次電池の残量をソフトウェアに通
    知する通知手段を備えることを、 特徴とする電子装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008284277A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 電気かみそりセット
JP2010119277A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Kenwood Corp 充電装置、方法及びプログラム
US7772807B2 (en) 2006-08-08 2010-08-10 Compal Electronics, Inc. Method for charging portable electronic device
JP2017112829A (ja) * 2011-04-28 2017-06-22 ゾール サーキュレイション インコーポレイテッドZOLL Circulation,Inc. バッテリー挿入を自動検知するためのシステムおよび方法

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