JPH07284232A - 充電システム - Google Patents
充電システムInfo
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- JPH07284232A JPH07284232A JP6093839A JP9383994A JPH07284232A JP H07284232 A JPH07284232 A JP H07284232A JP 6093839 A JP6093839 A JP 6093839A JP 9383994 A JP9383994 A JP 9383994A JP H07284232 A JPH07284232 A JP H07284232A
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- JP
- Japan
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- charging
- secondary battery
- battery
- discharging
- battery pack
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッテリーの劣化を緩和し、かつ充電時間を
短縮する。 【構成】 充電可能な2次電池を具備するバッテリーパ
ックと、該バッテリーパックに接続されて前記2次電池
を放電および充電する充電器とからなる充電システムに
おいて、バッテリーパックに、充電の回数を記憶する記
憶手段を設け、充電器にはバッテリーパックの記憶手段
に記憶された充電回数を読み出す手段6,7,8を設
け、その読み出された充電回数が所定の回数であるとき
だけ前記2次電池の放電を行なった後、それ以外では放
電を行なうことなく直ちに充電を行なう充放電制御手段
21,31を設けている。
短縮する。 【構成】 充電可能な2次電池を具備するバッテリーパ
ックと、該バッテリーパックに接続されて前記2次電池
を放電および充電する充電器とからなる充電システムに
おいて、バッテリーパックに、充電の回数を記憶する記
憶手段を設け、充電器にはバッテリーパックの記憶手段
に記憶された充電回数を読み出す手段6,7,8を設
け、その読み出された充電回数が所定の回数であるとき
だけ前記2次電池の放電を行なった後、それ以外では放
電を行なうことなく直ちに充電を行なう充放電制御手段
21,31を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポータブル電子機器に
用いられる充電可能な2次電池を内蔵するバッテリーパ
ックと、該バッテリーパックの2次電池を充電する充電
器とからなる充電システムに関するものである。
用いられる充電可能な2次電池を内蔵するバッテリーパ
ックと、該バッテリーパックの2次電池を充電する充電
器とからなる充電システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に用いられている充電器には放電の
機能がないものが一般的である。しかしながら、負荷の
重い機器に使用したバッテリーや低温の環境下で使用さ
れたバッテリーの中には、その使用の諸条件によってい
わゆるメモリー効果を起こし、充分な放電容量を得られ
なくなったものが生じる。放電機能を持たない従来の充
電器では、このようになメモリー効果を起こしたバッテ
リーについては、その放電容量を回復できないという欠
点があった。
機能がないものが一般的である。しかしながら、負荷の
重い機器に使用したバッテリーや低温の環境下で使用さ
れたバッテリーの中には、その使用の諸条件によってい
わゆるメモリー効果を起こし、充分な放電容量を得られ
なくなったものが生じる。放電機能を持たない従来の充
電器では、このようになメモリー効果を起こしたバッテ
リーについては、その放電容量を回復できないという欠
点があった。
【0003】そこで、このような欠点を解消するため、
いわゆる放電機能付きの充電器が提案されている。図1
0および図11は、従来、用いられている放電機能付き
の充電器の構成の一例を示す。この充電器は所定周期の
パルス状の電流で充電を行なうとともに充電の終期を各
周期ごとの電流供給時のバッテリーの最大端子電圧と電
流遮断時の最小電圧値との差が所定値を超えたことによ
り検知する、いわゆる−△V方式のものである。図12
は、この充電器と組み合わせて用いられる従来のバッテ
リーパックの構成を示す。
いわゆる放電機能付きの充電器が提案されている。図1
0および図11は、従来、用いられている放電機能付き
の充電器の構成の一例を示す。この充電器は所定周期の
パルス状の電流で充電を行なうとともに充電の終期を各
周期ごとの電流供給時のバッテリーの最大端子電圧と電
流遮断時の最小電圧値との差が所定値を超えたことによ
り検知する、いわゆる−△V方式のものである。図12
は、この充電器と組み合わせて用いられる従来のバッテ
リーパックの構成を示す。
【0004】図10において、100はポータブル電子
機器用の充電器の本体、101は家庭用のACコンセン
トに差し込むためのACプラグ、102は充電中および
充電の終了を表示するところのLED、103は放電の
状態を表示するところのLED、104はDC端子(プ
ラグ)である。
機器用の充電器の本体、101は家庭用のACコンセン
トに差し込むためのACプラグ、102は充電中および
充電の終了を表示するところのLED、103は放電の
状態を表示するところのLED、104はDC端子(プ
ラグ)である。
【0005】図11において、105はACプラグ10
1を差し込まれた交流電源から2次電圧を取り出すトラ
ンス、106はトランス105から取り出された交流の
2次電圧を直流電圧にするための整流用のダイオードブ
リッジ、107はダイオードブリッジ106によって整
流された電流を一定の電流となるように出力の負荷に応
じて電流の制御を行なうための定電流回路であって、図
12で示すバッテリーパックの電圧である4Vから8V
の範囲において800mAの電流を流すものである。1
08は充電のオン/オフを行なうためのトランジスタで
あり、109は図12で示すバッテリーパックからの逆
流を防止するためのダイオードである。110はトラン
ジスタ108をドライブするためのトランジスタであ
る。120は三端子型の定電圧出力のレギュータであ
り、充電器本体の制御系の電源であるVcc=5Vを供
給する。111は充電の制御および表示を制御するマイ
クロプロセッサであるところのワンチップマイコンで、
ROM、RAM、タイマー、割り込みコントローラ、A
DコンバータおよびIOポート等の機能を内蔵してい
る。112はLED102のドライブを行なうトランジ
スタ、113はLED103のドライブを行なうトラン
ジスタ、114はハードウエアリセットを作り出すため
のリセットICで電圧Vccが4.5Vを越えるとワン
チップマイコン111のリセットを解除する。115は
−△Vを検出するためにバッテリーの電圧レベルをワン
チップマイコン111の中の図示しないADコンバータ
の入力レベルへ変換するためのアンプ、116は図12
のバッテリーパックの放電を行なうところの放電回路、
117は放電と充電を切り替えるためのトランジスタ、
119はトランジスタ117をドライブするためのトラ
ンジスタである。
1を差し込まれた交流電源から2次電圧を取り出すトラ
ンス、106はトランス105から取り出された交流の
2次電圧を直流電圧にするための整流用のダイオードブ
リッジ、107はダイオードブリッジ106によって整
流された電流を一定の電流となるように出力の負荷に応
じて電流の制御を行なうための定電流回路であって、図
12で示すバッテリーパックの電圧である4Vから8V
の範囲において800mAの電流を流すものである。1
08は充電のオン/オフを行なうためのトランジスタで
あり、109は図12で示すバッテリーパックからの逆
流を防止するためのダイオードである。110はトラン
ジスタ108をドライブするためのトランジスタであ
る。120は三端子型の定電圧出力のレギュータであ
り、充電器本体の制御系の電源であるVcc=5Vを供
給する。111は充電の制御および表示を制御するマイ
クロプロセッサであるところのワンチップマイコンで、
ROM、RAM、タイマー、割り込みコントローラ、A
DコンバータおよびIOポート等の機能を内蔵してい
る。112はLED102のドライブを行なうトランジ
スタ、113はLED103のドライブを行なうトラン
ジスタ、114はハードウエアリセットを作り出すため
のリセットICで電圧Vccが4.5Vを越えるとワン
チップマイコン111のリセットを解除する。115は
−△Vを検出するためにバッテリーの電圧レベルをワン
チップマイコン111の中の図示しないADコンバータ
の入力レベルへ変換するためのアンプ、116は図12
のバッテリーパックの放電を行なうところの放電回路、
117は放電と充電を切り替えるためのトランジスタ、
119はトランジスタ117をドライブするためのトラ
ンジスタである。
【0006】図12は定格電圧6V、定格電流700m
Ahのバッテリーパックを示すものであって、150は
バッテリーパック、151は充電可能な2次電池、15
2は充電器または図示しないポータブル電子機器に接続
されるところの充放電端子、153は温度または電流に
よって作動する自動復帰型のプレーカである。
Ahのバッテリーパックを示すものであって、150は
バッテリーパック、151は充電可能な2次電池、15
2は充電器または図示しないポータブル電子機器に接続
されるところの充放電端子、153は温度または電流に
よって作動する自動復帰型のプレーカである。
【0007】上記図10〜12に示す構成において、A
CコンセントにACプラグ101が差し込まれるとトラ
ンス105に交流電源が供給される。トランス105は
交流電圧を降圧してダイオードブリッジ106へ供給す
る。ダイオードブリッジ106は供給された交流電圧を
全波整流して直流電圧に変換して、定電流回路107お
よびレギュレータ120へ供給する。レギュレータ12
0の出力電圧Vccは所定の時定数で立ち上がる。電圧
Vccが上昇しリセットIC114の動作電圧である
4.5Vを越えるとワンチップマイコン111は、リセ
ットIC114によってハードウエアリセットが解除さ
れて動作状態になる。
CコンセントにACプラグ101が差し込まれるとトラ
ンス105に交流電源が供給される。トランス105は
交流電圧を降圧してダイオードブリッジ106へ供給す
る。ダイオードブリッジ106は供給された交流電圧を
全波整流して直流電圧に変換して、定電流回路107お
よびレギュレータ120へ供給する。レギュレータ12
0の出力電圧Vccは所定の時定数で立ち上がる。電圧
Vccが上昇しリセットIC114の動作電圧である
4.5Vを越えるとワンチップマイコン111は、リセ
ットIC114によってハードウエアリセットが解除さ
れて動作状態になる。
【0008】ワンチップマイコン111は図12のバッ
テリーパック150が接続されているか否を検出するた
めにドライブ用であるトランジスタ110をオンにす
る。トランジスタ110のオンによってトランジスタ1
08はオンし、定電流回路107からの電流をダイオー
ド109を通してDC端子104へ供給する。DC端子
104の端子電圧は図12のバッテリーパック150が
接続されている場合はバッテリーの電圧であるが、接続
されていない場合は開放電圧である16Vを出力してい
る。DC端子104に図12のバッテリーパック150
が接続されていない場合、アンプ115によってレベル
変換された開放電圧はワンチップマイコン111の図示
しないADコンバータへ入力され、ワンチップマイコン
111はバッテリーの接続待ち状態になる。つぎにDC
プラグ104へ図12のバッテリーパック150が接続
されると、充電電流が流れ定電流回路107によって電
流が制限されるため、DC端子104の端子電圧は下が
り開放電圧より低いバッテリーの電圧が出力される。端
子電圧が4V以上の場合、ワンチップマイコン111は
放電を行なうためにトランジスタ108をオフして充電
電流を一旦止めて、放電のためのトランジスタ117を
オンにすると同時にトランジスタ113をオンにし、L
ED103を点灯して放電中であることを表示する。放
電は放電回路116で行なわれバッテリーの1時間あた
りの定格電流である700mAにおいて端子電圧が4V
以下になるまで続けられる。端子電圧の4Vの検出はワ
ンチップマイコン111の図示しないADコンバータに
よって行なわれる。端子電圧が4V以下になったことを
確認すると、ワンチップマイコン111は充電を行なう
ためにトランジスタ117をオフして放電を止めて、ト
ランジスタ113をオフにし、放電の表示であるLED
103を消灯し、充電のためのトランジスタ108をオ
ンにすると同時にトランジスタ112をオンにし、LE
D102を点灯して充電中であることを表示する。
テリーパック150が接続されているか否を検出するた
めにドライブ用であるトランジスタ110をオンにす
る。トランジスタ110のオンによってトランジスタ1
08はオンし、定電流回路107からの電流をダイオー
ド109を通してDC端子104へ供給する。DC端子
104の端子電圧は図12のバッテリーパック150が
接続されている場合はバッテリーの電圧であるが、接続
されていない場合は開放電圧である16Vを出力してい
る。DC端子104に図12のバッテリーパック150
が接続されていない場合、アンプ115によってレベル
変換された開放電圧はワンチップマイコン111の図示
しないADコンバータへ入力され、ワンチップマイコン
111はバッテリーの接続待ち状態になる。つぎにDC
プラグ104へ図12のバッテリーパック150が接続
されると、充電電流が流れ定電流回路107によって電
流が制限されるため、DC端子104の端子電圧は下が
り開放電圧より低いバッテリーの電圧が出力される。端
子電圧が4V以上の場合、ワンチップマイコン111は
放電を行なうためにトランジスタ108をオフして充電
電流を一旦止めて、放電のためのトランジスタ117を
オンにすると同時にトランジスタ113をオンにし、L
ED103を点灯して放電中であることを表示する。放
電は放電回路116で行なわれバッテリーの1時間あた
りの定格電流である700mAにおいて端子電圧が4V
以下になるまで続けられる。端子電圧の4Vの検出はワ
ンチップマイコン111の図示しないADコンバータに
よって行なわれる。端子電圧が4V以下になったことを
確認すると、ワンチップマイコン111は充電を行なう
ためにトランジスタ117をオフして放電を止めて、ト
ランジスタ113をオフにし、放電の表示であるLED
103を消灯し、充電のためのトランジスタ108をオ
ンにすると同時にトランジスタ112をオンにし、LE
D102を点灯して充電中であることを表示する。
【0009】ワンチップマイコン111は一定の間隔で
ADコンバータからの入力をサンプリングして、−△V
の検出を行なう。
ADコンバータからの入力をサンプリングして、−△V
の検出を行なう。
【0010】−△Vの検出はADコンバータからの入力
をサンプリングした値の最大値を記憶して、記憶してい
る値からつぎのサンプリングの値を差し引いた値が10
0mV以上となったことにより判断する。満充電である
−△Vが検出されるとワンチップマイコン111はトラ
ンジスタ108をオフし、充電を終了させると同時にト
ランジスタ112をオフしてLED102を消灯して使
用者に充電の終了を表示する。
をサンプリングした値の最大値を記憶して、記憶してい
る値からつぎのサンプリングの値を差し引いた値が10
0mV以上となったことにより判断する。満充電である
−△Vが検出されるとワンチップマイコン111はトラ
ンジスタ108をオフし、充電を終了させると同時にト
ランジスタ112をオフしてLED102を消灯して使
用者に充電の終了を表示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放電機
能を有する従来の充電器では、充電時に必ず放電を行な
ってから充電を行なうためバッテリーの劣化を早めた
り、毎回放電から行なうため充電時間がかかってしまう
欠点があった。
能を有する従来の充電器では、充電時に必ず放電を行な
ってから充電を行なうためバッテリーの劣化を早めた
り、毎回放電から行なうため充電時間がかかってしまう
欠点があった。
【0012】本発明の目的は、上述の従来例における欠
点に鑑み、放電機能を有する充電器とバッテリーパック
からなる充電システムにおいて、バッテリーパック内の
2次電池の劣化を緩和するとともに、充電時間を短縮す
ることにある。
点に鑑み、放電機能を有する充電器とバッテリーパック
からなる充電システムにおいて、バッテリーパック内の
2次電池の劣化を緩和するとともに、充電時間を短縮す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の従来例における欠
点を解決するため本発明では、充電可能な2次電池を具
備するバッテリーパックと、該バッテリーパックに接続
されて前記2次電池を放電および充電する充電器とから
なる充電システムにおいて、前記バッテリーパックに、
充電の回数を記憶する記憶手段を設けるとともに、前記
充電器には該バッテリーパックの記憶手段に記憶された
充電回数を読み出す手段を設け、その読み出された充電
回数が所定の回数であるときだけ前記2次電池の放電を
行ない、それ以外では放電を行なうことなく直ちに充電
を行なう充放電制御手段を設けている。
点を解決するため本発明では、充電可能な2次電池を具
備するバッテリーパックと、該バッテリーパックに接続
されて前記2次電池を放電および充電する充電器とから
なる充電システムにおいて、前記バッテリーパックに、
充電の回数を記憶する記憶手段を設けるとともに、前記
充電器には該バッテリーパックの記憶手段に記憶された
充電回数を読み出す手段を設け、その読み出された充電
回数が所定の回数であるときだけ前記2次電池の放電を
行ない、それ以外では放電を行なうことなく直ちに充電
を行なう充放電制御手段を設けている。
【0014】本発明の好ましい実施例において、前記バ
ッテリーパックは、前記2次電池の種類を示す手段を有
し、前記充電器は、前記2次電池の種類に応じて前記放
電を行なうべき充電回数(周期)を切り換える手段を有
する。また、バッテリーパックの記憶手段は、充電器か
らの信号によって前記充電回数を記憶するよう構成され
ている。
ッテリーパックは、前記2次電池の種類を示す手段を有
し、前記充電器は、前記2次電池の種類に応じて前記放
電を行なうべき充電回数(周期)を切り換える手段を有
する。また、バッテリーパックの記憶手段は、充電器か
らの信号によって前記充電回数を記憶するよう構成され
ている。
【0015】
【作用】本発明によれば、充電が可能な2次電池を有す
るバッテリーパックに、充電の回数を記憶する手段を設
け、かつ従来の放電機能が付いた充電器に、前記バッテ
リーパックの記憶している充電の回数を読み出し、所定
の回数になると、放電した後に充電を行なう手段を設け
ているため、バッテリーの劣化を緩め、また充電時間を
従来の放電機能が付いた充電器に比べ短縮することが可
能になる。また、バッテリーの種類に応じて放電のサイ
クルを可変する手段を設けることにより、使用するバッ
テリーの最も適正なサイクルでの放電が可能になりメモ
リー効果を有効に防止できる。
るバッテリーパックに、充電の回数を記憶する手段を設
け、かつ従来の放電機能が付いた充電器に、前記バッテ
リーパックの記憶している充電の回数を読み出し、所定
の回数になると、放電した後に充電を行なう手段を設け
ているため、バッテリーの劣化を緩め、また充電時間を
従来の放電機能が付いた充電器に比べ短縮することが可
能になる。また、バッテリーの種類に応じて放電のサイ
クルを可変する手段を設けることにより、使用するバッ
テリーの最も適正なサイクルでの放電が可能になりメモ
リー効果を有効に防止できる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る充電器の外観
を示す。この充電器は、最も一般的に用いられている−
△V方式の充電器の構成に本発明を適用したものであ
る。同図において、1はポータブル電子機器用の充電器
の本体、2は充電中および充電の終了を表示するところ
のLED、3は放電の状態を表示するところのLED、
4はDC端子(DCプラグ)、5は家庭用のACコンセ
ントに差し込むACプラグ、6はシリアルイン端子、7
はシリアルアウト端子、8はクロック端子である。9は
バッテリーパック50に設けられた凹部の検出を行なう
スイッチであって、凹が無いときはオン(ニッカド電
池)、凹があるときはオフ(ニッケル水素電池)となり
バッテリーの種類を判定するためのものである。
を示す。この充電器は、最も一般的に用いられている−
△V方式の充電器の構成に本発明を適用したものであ
る。同図において、1はポータブル電子機器用の充電器
の本体、2は充電中および充電の終了を表示するところ
のLED、3は放電の状態を表示するところのLED、
4はDC端子(DCプラグ)、5は家庭用のACコンセ
ントに差し込むACプラグ、6はシリアルイン端子、7
はシリアルアウト端子、8はクロック端子である。9は
バッテリーパック50に設けられた凹部の検出を行なう
スイッチであって、凹が無いときはオン(ニッカド電
池)、凹があるときはオフ(ニッケル水素電池)となり
バッテリーの種類を判定するためのものである。
【0017】図2において、15はACプラグ5の差し
込まれた交流電源から2次電圧を取り出すトランス、1
6はトランス15から取り出された交流の2次電圧を直
流電圧にするための整流用のダイオードブリッジ、17
はダイオードブリッジ16によって整流された電流を一
定の電流となるように出力の負荷に応じて電流の制御を
行なうための定電流回路であって、図3で示すバッテリ
ーバックの電圧である4Vから8Vの範囲において80
0mAの電流を流すものである。18は充電のオン/オ
フを行なうためのトランジスタであり、19は図3で示
すバッテリーパックからの逆流を防止するためのダイオ
ードである。20はトランジスタ18をドライブするた
めのトランジスタである。30は三端子型の定電圧出力
のレギュータであり、充電器本体の制御系の電源である
Vcc=5Vを供給する。21は充電の制御および表示
を制御するマイクロプロセッサであるところのワンチッ
プマイコンで、ROM、RAM、タイマー、割り込みコ
ントローラ、ADコンバータおよびIOポート等の機能
を内蔵している。22はLED2のドライブを行なうト
ランジスタ、23はLED13のドライブを行なうトラ
ンジスタ、24はハードウエアリセットを作り出すため
のリセットICで電圧Vccが4.5Vを越えるとリセ
ットを解除する。25は−△Vを検出するためにバッテ
リーの電圧レベルをワンチップマイコン21の中の図示
しないADコンバータの入力レベルへ変換するためのア
ンプ、26は図3のバッテリーパックの放電を行なうと
ころの放電回路、27は放電と充電を切り替えるための
トランジスタ、29はトランジスタ27をドライブする
ためのトランジスタである。31は10ビットのディッ
プスイッチであり各々のスイッチが抵抗でVccにプル
アップされており、ワンチップマイコン21のIOポー
トへ各々のオン/オフわかるように接続されている。
込まれた交流電源から2次電圧を取り出すトランス、1
6はトランス15から取り出された交流の2次電圧を直
流電圧にするための整流用のダイオードブリッジ、17
はダイオードブリッジ16によって整流された電流を一
定の電流となるように出力の負荷に応じて電流の制御を
行なうための定電流回路であって、図3で示すバッテリ
ーバックの電圧である4Vから8Vの範囲において80
0mAの電流を流すものである。18は充電のオン/オ
フを行なうためのトランジスタであり、19は図3で示
すバッテリーパックからの逆流を防止するためのダイオ
ードである。20はトランジスタ18をドライブするた
めのトランジスタである。30は三端子型の定電圧出力
のレギュータであり、充電器本体の制御系の電源である
Vcc=5Vを供給する。21は充電の制御および表示
を制御するマイクロプロセッサであるところのワンチッ
プマイコンで、ROM、RAM、タイマー、割り込みコ
ントローラ、ADコンバータおよびIOポート等の機能
を内蔵している。22はLED2のドライブを行なうト
ランジスタ、23はLED13のドライブを行なうトラ
ンジスタ、24はハードウエアリセットを作り出すため
のリセットICで電圧Vccが4.5Vを越えるとリセ
ットを解除する。25は−△Vを検出するためにバッテ
リーの電圧レベルをワンチップマイコン21の中の図示
しないADコンバータの入力レベルへ変換するためのア
ンプ、26は図3のバッテリーパックの放電を行なうと
ころの放電回路、27は放電と充電を切り替えるための
トランジスタ、29はトランジスタ27をドライブする
ためのトランジスタである。31は10ビットのディッ
プスイッチであり各々のスイッチが抵抗でVccにプル
アップされており、ワンチップマイコン21のIOポー
トへ各々のオン/オフわかるように接続されている。
【0018】図3は定格電圧6V、定格電流700mA
hのバッテリーパックを示すものであって、50はバッ
テリーパック、51は充電可能な2次電池、52は図1
の充電器または図示しないポータブル電子機器に接続さ
れるところの充放電端子、53は温度または電流によっ
て作動する自動復帰型のブレーカ、54は電気的に書き
込みおよび消去が可能なシリアルイン、シリアルアウト
のEEPROM、55は図1のシリアルイン端子6に接
続されるEEPROM54のシリアルインプット端子、
56は図1のシリアルアウト端子7に接続されるEEP
ROM54のシリアルアウトプット端子、57は図1の
クロック端子8に接続されるEEPROM54のクロッ
クインプット端子であって図2のワンチップマイコン2
1内の図示しないシリアルI/Fに接続されている。
hのバッテリーパックを示すものであって、50はバッ
テリーパック、51は充電可能な2次電池、52は図1
の充電器または図示しないポータブル電子機器に接続さ
れるところの充放電端子、53は温度または電流によっ
て作動する自動復帰型のブレーカ、54は電気的に書き
込みおよび消去が可能なシリアルイン、シリアルアウト
のEEPROM、55は図1のシリアルイン端子6に接
続されるEEPROM54のシリアルインプット端子、
56は図1のシリアルアウト端子7に接続されるEEP
ROM54のシリアルアウトプット端子、57は図1の
クロック端子8に接続されるEEPROM54のクロッ
クインプット端子であって図2のワンチップマイコン2
1内の図示しないシリアルI/Fに接続されている。
【0019】図4および5は図3のバッテリーパック5
0の外観を示す。図4は図3の2次電池51としてニッ
ケル水素電池を用いたニッケル水素電池パックの外観を
示し、凹部58が刻まれている。図5はニッカド電池を
用いたニッカド電池パックの外観を示し凹部は無い。
0の外観を示す。図4は図3の2次電池51としてニッ
ケル水素電池を用いたニッケル水素電池パックの外観を
示し、凹部58が刻まれている。図5はニッカド電池を
用いたニッカド電池パックの外観を示し凹部は無い。
【0020】上記図1〜5の構成において、ACコンセ
ントにACプラグ5が差し込まれるとトランス15に交
流電源が供給される。トランス15は交流電圧を降圧し
てダイオードブリッジ16へ供給する。ダイオードブリ
ッジ16は供給された交流電圧を全波整流して直流電圧
に変換して、定電流回路17およびレギュレータ30へ
供給する。レギュレータ30の出力電圧Vccは0Vか
ら所定の時定数にしたがって定格電源電圧である5Vま
で上昇する。レギュレータ30の出力電圧Vccがリセ
ットIC24の動作電圧である4.5Vを越えると、リ
セットIC24はワンチップマイコン21のハードウエ
アリセットを解除し、ワンチップマイコン21が動作状
態になる。
ントにACプラグ5が差し込まれるとトランス15に交
流電源が供給される。トランス15は交流電圧を降圧し
てダイオードブリッジ16へ供給する。ダイオードブリ
ッジ16は供給された交流電圧を全波整流して直流電圧
に変換して、定電流回路17およびレギュレータ30へ
供給する。レギュレータ30の出力電圧Vccは0Vか
ら所定の時定数にしたがって定格電源電圧である5Vま
で上昇する。レギュレータ30の出力電圧Vccがリセ
ットIC24の動作電圧である4.5Vを越えると、リ
セットIC24はワンチップマイコン21のハードウエ
アリセットを解除し、ワンチップマイコン21が動作状
態になる。
【0021】ワンチップマイコン21は図3のバッテリ
ーパック50が接続されているか否を検出するためにド
ライブ用であるトランジスタ20をオンにする。トラン
ジスタ20のオンによってトランジスタ18はオンしダ
イオード19を通してDC端子4へ電流を供給する。D
C端子4の端子電圧は図3のバッテリーパック50が接
続されている場合はバッテリーの電圧であり、接続され
ていない場合は開放電圧である16Vを出力している。
DC端子4に図12のバッテリーパック50が接続され
ていない場合、アンプ25によってレベル変換された開
放電圧はワンチップマイコン21の図示しないADコン
バータへ入力され、ワンチップマイコン21バッテリー
の接続待ち状態になる。次にDC端子4へ図3のバッテ
リーパック50が接続されると、充電電流が流れ定電流
回路4によって電流が制限されるため、端子電圧は下が
り開放電圧より低いバッテリーの電圧が出力される。ワ
ンチップマイコン21は充電の回数を読み出すためにシ
リアルイン端子6とクロック端子8に充電回数のデータ
を読み込むためのコマンドを出力する。このコマンド出
力によってEEPROM54はクロック端子8の信号に
同期してシリアルアウト端子7に充電の回数のデータを
出力する。スイッチ9はバッテリーの種類の判別を行な
っており、バッテリーの種類に応じて放電のサイクルを
決定する。何回の充電ごとに放電を行なうかはディップ
スイッチ30によってあらかじめ設定されており、スイ
ッチ9がオンすなわちニッカド電池の場合1ビットを充
電回数20回に対応させるとディップスイッチ31は1
0ビットであるので最大200回までの設定が可能であ
り、スイッチ9がオフすわなちニッケル水素電池の場合
1ビットを30回に対応させると10ビットで最大30
0回までの設定が可能であり、すべてのビットがオフの
ときは充電処理を毎回放電から行なうように設定され
る。ワンチップマイコン21はEEPROM54から読
み出した充電回数のデータをディップスイッチ31によ
ってあらかじめ設定された放電サイクルのデータで割っ
た結果余りが0となったとき、または放電サイクルのデ
ータが0のとき放電を行なう。放電を行なうことが判断
されると端子電圧が4V以上の場合、ワンチップマイコ
ン21は放電を行なうためにトランジスタ18をオフし
て充電電流を一旦止め、放電のためのトランジスタ27
をオンにすると同時にトランジスタ23をオンにし、L
ED3を点灯して放電中であることを表示する。放電は
放電回路26で行なわれバッテリーの1時間あたりの定
格電流である700mAにおいて端子電圧が4V以下に
なるまで続けられる。端子電圧の4Vの検出はワンチッ
プマイコン21の図示しないADコンバータによって行
なわれる。端子電圧が4V以下になったことを確認する
と、ワンチップマイコン21は充電を行なうためにトラ
ンジスタ27をオフにして放電を止め、トランジスタ2
3をオフにして放電の表示であるLED3を消灯し、充
電のためのトランジスタ18をオンにすると同時に、ト
ランジスタ22をオンにし、LED2を点灯して充電中
であることを表示する。
ーパック50が接続されているか否を検出するためにド
ライブ用であるトランジスタ20をオンにする。トラン
ジスタ20のオンによってトランジスタ18はオンしダ
イオード19を通してDC端子4へ電流を供給する。D
C端子4の端子電圧は図3のバッテリーパック50が接
続されている場合はバッテリーの電圧であり、接続され
ていない場合は開放電圧である16Vを出力している。
DC端子4に図12のバッテリーパック50が接続され
ていない場合、アンプ25によってレベル変換された開
放電圧はワンチップマイコン21の図示しないADコン
バータへ入力され、ワンチップマイコン21バッテリー
の接続待ち状態になる。次にDC端子4へ図3のバッテ
リーパック50が接続されると、充電電流が流れ定電流
回路4によって電流が制限されるため、端子電圧は下が
り開放電圧より低いバッテリーの電圧が出力される。ワ
ンチップマイコン21は充電の回数を読み出すためにシ
リアルイン端子6とクロック端子8に充電回数のデータ
を読み込むためのコマンドを出力する。このコマンド出
力によってEEPROM54はクロック端子8の信号に
同期してシリアルアウト端子7に充電の回数のデータを
出力する。スイッチ9はバッテリーの種類の判別を行な
っており、バッテリーの種類に応じて放電のサイクルを
決定する。何回の充電ごとに放電を行なうかはディップ
スイッチ30によってあらかじめ設定されており、スイ
ッチ9がオンすなわちニッカド電池の場合1ビットを充
電回数20回に対応させるとディップスイッチ31は1
0ビットであるので最大200回までの設定が可能であ
り、スイッチ9がオフすわなちニッケル水素電池の場合
1ビットを30回に対応させると10ビットで最大30
0回までの設定が可能であり、すべてのビットがオフの
ときは充電処理を毎回放電から行なうように設定され
る。ワンチップマイコン21はEEPROM54から読
み出した充電回数のデータをディップスイッチ31によ
ってあらかじめ設定された放電サイクルのデータで割っ
た結果余りが0となったとき、または放電サイクルのデ
ータが0のとき放電を行なう。放電を行なうことが判断
されると端子電圧が4V以上の場合、ワンチップマイコ
ン21は放電を行なうためにトランジスタ18をオフし
て充電電流を一旦止め、放電のためのトランジスタ27
をオンにすると同時にトランジスタ23をオンにし、L
ED3を点灯して放電中であることを表示する。放電は
放電回路26で行なわれバッテリーの1時間あたりの定
格電流である700mAにおいて端子電圧が4V以下に
なるまで続けられる。端子電圧の4Vの検出はワンチッ
プマイコン21の図示しないADコンバータによって行
なわれる。端子電圧が4V以下になったことを確認する
と、ワンチップマイコン21は充電を行なうためにトラ
ンジスタ27をオフにして放電を止め、トランジスタ2
3をオフにして放電の表示であるLED3を消灯し、充
電のためのトランジスタ18をオンにすると同時に、ト
ランジスタ22をオンにし、LED2を点灯して充電中
であることを表示する。
【0022】ワンチップマイコン21は一定の間隔でA
Dコンバータからの入力をサンプリングして、−△Vの
検出を行なう。−△Vの検出はADコンバータからの入
力をサンプリングした値の最大値を記憶して、記憶して
いる値からつぎのサンプリングの値を差し引いた値が1
00mV以上となったことにより判断する。満充電であ
る−△Vが検出されるとワンチップマイコン21はトラ
ンジスタ18をオフし、充電を終了させると同時にトラ
ンジスタ22をオフしてLED2を消灯して使用者に充
電の終了を表示する。
Dコンバータからの入力をサンプリングして、−△Vの
検出を行なう。−△Vの検出はADコンバータからの入
力をサンプリングした値の最大値を記憶して、記憶して
いる値からつぎのサンプリングの値を差し引いた値が1
00mV以上となったことにより判断する。満充電であ
る−△Vが検出されるとワンチップマイコン21はトラ
ンジスタ18をオフし、充電を終了させると同時にトラ
ンジスタ22をオフしてLED2を消灯して使用者に充
電の終了を表示する。
【0023】図6および図7にワンチップマイコン21
の動作をフローチャートで示す。
の動作をフローチャートで示す。
【0024】S1においてはソフトウエアイニシャルで
ある処理に必要なカウンタやフラグのクリア、LED2
およびLED3のオフ等のポートやその他デバイスの初
期化を行なう。S2においてDC端子4へ充電電流を供
給するためにトランジスタ18をオンにし、S3におい
てDC端子4へのバッテリーの接続待ちとなりバッテリ
ーが接続されると、S4でEEPROM54からの充電
回数のデータを読み込む。S5において放電サイクルの
データを読み出し、S6ではスイッチ9のオン/オフに
従い、充電回数のデータをニッカド電池かニッケル水素
電池か判定された放電サイクルのデータで割った結果余
りがない場合、放電のサイクルであると判断して放電の
ためS7へ進む。S7では一旦充電電流をオフし、S8
において放電のためにトランジスタ27をオンにし放電
を行なう。S9において放電中であるLED3を点灯
し、S10では放電終了の検出のため端子電圧が4V以
下になったかをワンチップマイコン21の図示しないA
Dコンバータによって行なう。放電が終了したことを判
断すると、S11においてトランジスタ27をオフし、
S12において放電終了の表示のためLED3を消灯す
る。S13において充電電流を再び流すためにトランジ
スタ18をオンにし、S14でLED2を点灯して充電
中であることを表示する。
ある処理に必要なカウンタやフラグのクリア、LED2
およびLED3のオフ等のポートやその他デバイスの初
期化を行なう。S2においてDC端子4へ充電電流を供
給するためにトランジスタ18をオンにし、S3におい
てDC端子4へのバッテリーの接続待ちとなりバッテリ
ーが接続されると、S4でEEPROM54からの充電
回数のデータを読み込む。S5において放電サイクルの
データを読み出し、S6ではスイッチ9のオン/オフに
従い、充電回数のデータをニッカド電池かニッケル水素
電池か判定された放電サイクルのデータで割った結果余
りがない場合、放電のサイクルであると判断して放電の
ためS7へ進む。S7では一旦充電電流をオフし、S8
において放電のためにトランジスタ27をオンにし放電
を行なう。S9において放電中であるLED3を点灯
し、S10では放電終了の検出のため端子電圧が4V以
下になったかをワンチップマイコン21の図示しないA
Dコンバータによって行なう。放電が終了したことを判
断すると、S11においてトランジスタ27をオフし、
S12において放電終了の表示のためLED3を消灯す
る。S13において充電電流を再び流すためにトランジ
スタ18をオンにし、S14でLED2を点灯して充電
中であることを表示する。
【0025】S15において−△Vの検出のためにAD
コンバータからの入力をサンプリングし、S16で値の
最大値を記憶する。S17で記憶している値とサンプリ
ングの値を比較し100mV以下のときはS18でサン
プリング間隔である1秒程度ウエイトし、再びS15の
ADコンバータからの入力を行なう。S17で記憶して
いる値とサンプリングの値を比較し100mV以上とな
ったことにより充電を終了と判断し、S19においてD
C端子4へ充電電流の供給を停止するためにトランジス
タ18をオフにする。
コンバータからの入力をサンプリングし、S16で値の
最大値を記憶する。S17で記憶している値とサンプリ
ングの値を比較し100mV以下のときはS18でサン
プリング間隔である1秒程度ウエイトし、再びS15の
ADコンバータからの入力を行なう。S17で記憶して
いる値とサンプリングの値を比較し100mV以上とな
ったことにより充電を終了と判断し、S19においてD
C端子4へ充電電流の供給を停止するためにトランジス
タ18をオフにする。
【0026】S20に進み充電中であること示すLED
3を消灯し、S21でEEPROM50へ充電回数をイ
ンクリメントしたデータを書き込み、S22でバッテリ
ーが外されるまで待ち、バッテリーが外されるとS1の
イニシャル処理へ戻る。
3を消灯し、S21でEEPROM50へ充電回数をイ
ンクリメントしたデータを書き込み、S22でバッテリ
ーが外されるまで待ち、バッテリーが外されるとS1の
イニシャル処理へ戻る。
【0027】
【他の実施例】次に、本発明の第2の実施例としてタイ
マー方式の充電器に本発明を適用した例を示す。ハード
ウエア構成は図1、図2および図3に示す第1の実施例
と同じである。
マー方式の充電器に本発明を適用した例を示す。ハード
ウエア構成は図1、図2および図3に示す第1の実施例
と同じである。
【0028】同図において、充電の制御はワンチップマ
イコン20の中の図示しない内部タイマーによって行な
われ8時間で充電が停止するように制御される。定電流
回路14は充電のための電流が150mAとなるように
構成される。
イコン20の中の図示しない内部タイマーによって行な
われ8時間で充電が停止するように制御される。定電流
回路14は充電のための電流が150mAとなるように
構成される。
【0029】図8および図9は、この第2の実施例にお
けるワンチップマイコン20の動作を示すフローチャー
トである。
けるワンチップマイコン20の動作を示すフローチャー
トである。
【0030】図8および9を参照して、S101におい
てはソフトウエアイニシャルである処理に必要なカウン
タやフラグのクリア、LED2およびLED3のオフ等
のポートやその他デバイスの初期化を行なう。S102
においてDC端子4へ充電電流を供給するためにトラン
ジスタ18をオンにし、S103においてDC端子4へ
のバッテリーの接続待ちとなりバッテリーが接続される
と、S104でEEPROM54からの充電回数のデー
タを読み込む。S105において放電サイクルのデータ
を読み出し、S106ではスイッチ9のオン/オフに従
い、充電回数のデータをニッカド電池かニッケル水素電
池か判定された放電サイクルのデータで割った結果余り
がない場合、放電のサイクルであると判断して放電のた
めS107へ進む。S107では一旦充電電流をオフ
し、S108において放電のためにトランジスタ27を
オンにし放電を行なう。S109において放電中である
LED3を点灯し、S110では放電終了の検出のため
端子電圧が4V以下になったかをワンチップマイコン2
1の図示しないADコンバータによって行なう。放電が
終了したことを判断すると、S111におてトランジス
タ27をオフし、S112において放電終了の表示のた
めLED3を消灯する。S113において充電電流を再
び流すためにトランジスタ18をオンにし、S114で
LED2を点灯して充電中であることを表示する。
てはソフトウエアイニシャルである処理に必要なカウン
タやフラグのクリア、LED2およびLED3のオフ等
のポートやその他デバイスの初期化を行なう。S102
においてDC端子4へ充電電流を供給するためにトラン
ジスタ18をオンにし、S103においてDC端子4へ
のバッテリーの接続待ちとなりバッテリーが接続される
と、S104でEEPROM54からの充電回数のデー
タを読み込む。S105において放電サイクルのデータ
を読み出し、S106ではスイッチ9のオン/オフに従
い、充電回数のデータをニッカド電池かニッケル水素電
池か判定された放電サイクルのデータで割った結果余り
がない場合、放電のサイクルであると判断して放電のた
めS107へ進む。S107では一旦充電電流をオフ
し、S108において放電のためにトランジスタ27を
オンにし放電を行なう。S109において放電中である
LED3を点灯し、S110では放電終了の検出のため
端子電圧が4V以下になったかをワンチップマイコン2
1の図示しないADコンバータによって行なう。放電が
終了したことを判断すると、S111におてトランジス
タ27をオフし、S112において放電終了の表示のた
めLED3を消灯する。S113において充電電流を再
び流すためにトランジスタ18をオンにし、S114で
LED2を点灯して充電中であることを表示する。
【0031】S115においてワンチップマイコン21
の図示しない内部タイマーをスタートさせ、S116で
内部タイマーのオーバーフローをカウントして8時間の
計時を行なう。8時間経過し満充電になると、S117
においてDC端子4へ充電電流の供給を停止するために
トランジスタ18をオフにする。
の図示しない内部タイマーをスタートさせ、S116で
内部タイマーのオーバーフローをカウントして8時間の
計時を行なう。8時間経過し満充電になると、S117
においてDC端子4へ充電電流の供給を停止するために
トランジスタ18をオフにする。
【0032】S118に進み充電中であることを示すL
ED3を消灯し、S119でEEPROM50へ充電回
数をインクリメントしたデータを書き込み、S120で
バッテリーが外されるまで待ち、バッテリーが外される
とS101のイニシャル処理へ戻る。
ED3を消灯し、S119でEEPROM50へ充電回
数をインクリメントしたデータを書き込み、S120で
バッテリーが外されるまで待ち、バッテリーが外される
とS101のイニシャル処理へ戻る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
充電が可能な2次電池を備えたバッテリーパックに充電
の回数を記憶する手段を設け、従来の放電機能が付いた
充電器に対し、前記バッテリーパックの記憶している充
電の回数を読み出し、バッテリーの種類に応じた所定の
回数以外では直ちに充電を行ない、所定の回数になる
と、放電した後に充電を行なう手段を設けることによ
り、バッテリーの劣化を緩めることができ、また充電時
間を従来の放電機能が付いた充電器に比べ短縮すること
ができる。
充電が可能な2次電池を備えたバッテリーパックに充電
の回数を記憶する手段を設け、従来の放電機能が付いた
充電器に対し、前記バッテリーパックの記憶している充
電の回数を読み出し、バッテリーの種類に応じた所定の
回数以外では直ちに充電を行ない、所定の回数になる
と、放電した後に充電を行なう手段を設けることによ
り、バッテリーの劣化を緩めることができ、また充電時
間を従来の放電機能が付いた充電器に比べ短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る充電器の外観を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 図1の充電器のブロック図である。
【図3】 図1の充電器と組み合わせて用いられるバッ
テリーパックの回路図である。
テリーパックの回路図である。
【図4】 図3の2次電池としてニッケル水素電池を用
いたバッテリーパックの外観を示す斜視図である。
いたバッテリーパックの外観を示す斜視図である。
【図5】 図3の2次電池としてニッカド電池を用いた
バッテリーパックの外観を示す斜視図である。
バッテリーパックの外観を示す斜視図である。
【図6】 図2の充電器におけるワンチップマイコンの
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図7】 図2の充電器におけるワンチップマイコンの
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図8】 第2の実施例に係るワンチップマイコンの動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図9】 第2の実施例に係るワンチップマイコンの動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図10】 従来の充電器の外観を示す斜視図である。
【図11】 図10の充電器のブロック図である。
【図12】 従来のバッテリーパック回路図である。
1:充電器、2:LED、3:LED、4:DC端子、
5:ACプラグ、6:シリアルイン端子、7:シリアル
アウト端子、8:クロック端子、9:スイッチ、15:
トランス、16:ダイオードブリッジ、17:定電流回
路、18:トランジスタ、19:ダイオード、19:ト
ランジスタ、20:レギュレータ、21:ワンチップマ
イコン、22:トランジスタ、23:トランジスタ、2
4:リセットIC、25:アンプ、26:放電回路、2
7:トランジスタ、29:トランジスタ、30:レギュ
レータ、31:ディップスイッチ、50:バッテリーパ
ック、51:充電可能な2次電池、52:充放電端子、
53:自動復帰型のブレーカ、54:EEPROM、5
5:シリアルインプット端子、56:シリアルアウトプ
ット端子、57:クロックインプット端子、100:充
電器、101:ACプラグ、102:LED、103:
LED、104:DC端子、105:トランス、10
6:ダイオードブリッジ、107:定電流回路、10
8:トランジスタ、109:ダイオード、110:トラ
ンジスタ、111:ワンチップマイコン、112:トラ
ンジスタ、113:トランジスタ、114:リセットI
C、115:アンプ、116:放電回路、117:トラ
ンジスタ、119:トランジスタ、120:レギュレー
タ。
5:ACプラグ、6:シリアルイン端子、7:シリアル
アウト端子、8:クロック端子、9:スイッチ、15:
トランス、16:ダイオードブリッジ、17:定電流回
路、18:トランジスタ、19:ダイオード、19:ト
ランジスタ、20:レギュレータ、21:ワンチップマ
イコン、22:トランジスタ、23:トランジスタ、2
4:リセットIC、25:アンプ、26:放電回路、2
7:トランジスタ、29:トランジスタ、30:レギュ
レータ、31:ディップスイッチ、50:バッテリーパ
ック、51:充電可能な2次電池、52:充放電端子、
53:自動復帰型のブレーカ、54:EEPROM、5
5:シリアルインプット端子、56:シリアルアウトプ
ット端子、57:クロックインプット端子、100:充
電器、101:ACプラグ、102:LED、103:
LED、104:DC端子、105:トランス、10
6:ダイオードブリッジ、107:定電流回路、10
8:トランジスタ、109:ダイオード、110:トラ
ンジスタ、111:ワンチップマイコン、112:トラ
ンジスタ、113:トランジスタ、114:リセットI
C、115:アンプ、116:放電回路、117:トラ
ンジスタ、119:トランジスタ、120:レギュレー
タ。
Claims (6)
- 【請求項1】 充電可能な2次電池を具備するバッテリ
ーパックと、該バッテリーパックに接続されて前記2次
電池を充電する充電器とからなる充電システムにおい
て、 前記バッテリーパックが、充電の回数を記憶する記憶手
段を具備し、 前記充電器が、該充電器に接続されたバッテリーパック
の2次電池を充電する充電回路と、該2次電池を放電す
る放電回路と、該バッテリーパックの記憶手段に記憶さ
れた充電回数を読み出す読出手段と、該充電回数が所定
の回数であるときは前記放電回路に放電を開始させ前記
2次電池が所定の放電条件となったことを検出して該放
電を停止させた後に、そして前記充電回数が前記所定の
回数以外であるときは直ちに、前記充電回路による充電
を開始させ、さらに該2次電池が所定の充電条件となっ
たことを検出したとき該充電を停止させる充放電制御回
路とを具備することを特徴とする充電システム。 - 【請求項2】 前記バッテリーパックが、前記2次電池
の種類を示す手段をさらに有し、前記充放電制御手段
が、前記2次電池の種類に応じて前記所定の回数を切り
換える手段を有する請求項1記載の充電システム。 - 【請求項3】 前記充電電流発生回路が、交流を直流に
変換する整流器と、該整流器の出力電流を一定にする定
電流回路とからなる請求項1記載の充電システム。 - 【請求項4】 前記記憶手段が、前記充電器からの信号
によって前記2次電池の充電回数を記憶する請求項1記
載の充電システム。 - 【請求項5】 前記所定の放電条件は、前記2次電池の
端子電圧が所定電圧値以下となるか、または前記2次電
池の放電電流が所定電流値以下となることにより検出さ
れる請求項1記載の充電システム。 - 【請求項6】 前記所定の充電条件は、前記2次電池の
端子電圧の変化分が所定電圧値以上となるか、または前
記2次電池の充電電流が所定電流値以下となることによ
り検出される請求項1記載の充電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6093839A JPH07284232A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 充電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6093839A JPH07284232A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 充電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284232A true JPH07284232A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=14093568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6093839A Pending JPH07284232A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 充電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07284232A (ja) |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP6093839A patent/JPH07284232A/ja active Pending
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