JPH04222423A - 二次電池充電器 - Google Patents
二次電池充電器Info
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- JPH04222423A JPH04222423A JP40606190A JP40606190A JPH04222423A JP H04222423 A JPH04222423 A JP H04222423A JP 40606190 A JP40606190 A JP 40606190A JP 40606190 A JP40606190 A JP 40606190A JP H04222423 A JPH04222423 A JP H04222423A
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- 229910003307 Ni-Cd Inorganic materials 0.000 abstract description 31
- 230000003446 memory effect Effects 0.000 abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 229910018106 Ni—C Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Ni−Cd電池等の二
次電池の充電を行う充電器に関する。
次電池の充電を行う充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】繰り返し充電が可能な二次電池は、カメ
ラ一体型VTR等のポータブル機器の普及に伴って益々
需要が増して来ている。そして、特にNi−Cd電池は
、電圧が低いという欠点はあるものの、過充電や過放電
に強く寿命が長いという利点を有し、しかも、大電流を
供給することができるので、モータ等を備え消費電力の
大きくなった近年のポータブル機器に利用される機会が
多くなっている。
ラ一体型VTR等のポータブル機器の普及に伴って益々
需要が増して来ている。そして、特にNi−Cd電池は
、電圧が低いという欠点はあるものの、過充電や過放電
に強く寿命が長いという利点を有し、しかも、大電流を
供給することができるので、モータ等を備え消費電力の
大きくなった近年のポータブル機器に利用される機会が
多くなっている。
【0003】Ni−Cd電池は、機器に内蔵され、若し
くは機器に装着する充電器により、又は、機器から取り
出して専用の充電器により充電されるようになっている
。この充電器は、例えば商用電源を降圧して整流するこ
とによりDC電源を得て、これをNi−Cd電池に供給
することにより充電を行う。また、最近では、この充電
時間を短縮する急速充電等の種々の充電方法が提案され
、より便利に利用できるようになっている。
くは機器に装着する充電器により、又は、機器から取り
出して専用の充電器により充電されるようになっている
。この充電器は、例えば商用電源を降圧して整流するこ
とによりDC電源を得て、これをNi−Cd電池に供給
することにより充電を行う。また、最近では、この充電
時間を短縮する急速充電等の種々の充電方法が提案され
、より便利に利用できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の充電
器は、いずれも単にNi−Cd電池の充電を行うだけで
あるため、自動的に又は操作によって充電可能な状態に
なると、電池が十分に放電していなくても直ちに充電が
開始されていた。しかしながら、Ni−Cd電池には、
メモリー効果と呼ばれる特性がある。これは、Ni−C
d電池が十分に放電していない状態で充電を繰り返すと
、電池内に徐々に不活性状態の領域が発生し、これに伴
って充電容量が小さくなる現象である。即ち、Ni−C
d電池にこのメモリー効果が発生すると、まだ十分に充
電が行われていなくても電池の電圧が所定値まで上昇し
充電が完了してしまうために、使用を再開した場合に満
充電の場合よりも短い時間で放電が終了することになる
。
器は、いずれも単にNi−Cd電池の充電を行うだけで
あるため、自動的に又は操作によって充電可能な状態に
なると、電池が十分に放電していなくても直ちに充電が
開始されていた。しかしながら、Ni−Cd電池には、
メモリー効果と呼ばれる特性がある。これは、Ni−C
d電池が十分に放電していない状態で充電を繰り返すと
、電池内に徐々に不活性状態の領域が発生し、これに伴
って充電容量が小さくなる現象である。即ち、Ni−C
d電池にこのメモリー効果が発生すると、まだ十分に充
電が行われていなくても電池の電圧が所定値まで上昇し
充電が完了してしまうために、使用を再開した場合に満
充電の場合よりも短い時間で放電が終了することになる
。
【0005】このため、従来の充電器は、Ni−Cd電
池の容量を有効に利用することができず、機器の充電完
了状態からの稼働可能時間を短縮するという問題が発生
していた。
池の容量を有効に利用することができず、機器の充電完
了状態からの稼働可能時間を短縮するという問題が発生
していた。
【0006】なお、上記問題は、Ni−Cd電池に限ら
ず、他の二次電池であっても、これと同様の特性を有す
るものについては共通する。
ず、他の二次電池であっても、これと同様の特性を有す
るものについては共通する。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、充電を開始す
る前に一旦二次電池の放電を行うことにより、この電池
を確実に満充電の状態にするとができる二次電池充電器
を提供することを目的としている。
る前に一旦二次電池の放電を行うことにより、この電池
を確実に満充電の状態にするとができる二次電池充電器
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の二次電池充電器
は、電源からの電流を二次電池に供給して充電を行う充
電回路、二次電池からの電流を流し放電を行う放電回路
、及び該充電回路と放電回路とを切り換えて二次電池に
接続する切換回路を備えており、そのことにより上記目
的が達成される。
は、電源からの電流を二次電池に供給して充電を行う充
電回路、二次電池からの電流を流し放電を行う放電回路
、及び該充電回路と放電回路とを切り換えて二次電池に
接続する切換回路を備えており、そのことにより上記目
的が達成される。
【0009】上記構成に加えて、二次電池の端子電圧を
検出する手段、及び該検出された電圧に応じて前記切換
回路を制御する制御手段を更に備えることもできる。
検出する手段、及び該検出された電圧に応じて前記切換
回路を制御する制御手段を更に備えることもできる。
【0010】
【作用】上記構成の充電器は、まず切換回路を放電回路
側に接続して、二次電池からの電流を流し放電を行う。 そして、この放電が完了すると、切換回路を充電回路側
に切り換えて、電源からの電流を二次電池に供給し充電
を行う。
側に接続して、二次電池からの電流を流し放電を行う。 そして、この放電が完了すると、切換回路を充電回路側
に切り換えて、電源からの電流を二次電池に供給し充電
を行う。
【0011】従って、本発明の二次電池充電器によれば
、二次電池は十分に放電されてから充電が行われるので
、メモリー効果が発生せず確実に満充電の状態にするこ
とができるようになる。
、二次電池は十分に放電されてから充電が行われるので
、メモリー効果が発生せず確実に満充電の状態にするこ
とができるようになる。
【0012】なお、本発明の充電器は、充電の前に一旦
放電を行うので、どうしても従来の充電器に比べて充電
完了までに長い時間を要する。従って、上記放電回路は
、二次電池から過電流とならない程度に大きな電流を取
り出し、できるだけ速やかに放電を完了できるようにす
べきである。ただし、至急充電しなければならないよう
な場合には、切換回路を最初から充電回路側に接続すれ
ば、従来の充電器と同様の動作を行わせることができる
。また、二次電池が既に十分放電済みであった場合は、
切換回路を直ちに充電回路側に接続してすぐに充電を開
始する。
放電を行うので、どうしても従来の充電器に比べて充電
完了までに長い時間を要する。従って、上記放電回路は
、二次電池から過電流とならない程度に大きな電流を取
り出し、できるだけ速やかに放電を完了できるようにす
べきである。ただし、至急充電しなければならないよう
な場合には、切換回路を最初から充電回路側に接続すれ
ば、従来の充電器と同様の動作を行わせることができる
。また、二次電池が既に十分放電済みであった場合は、
切換回路を直ちに充電回路側に接続してすぐに充電を開
始する。
【0013】上記切換回路による放電回路から充電回路
への切り換えは、例えば充電を行う二次電池の電圧を測
定し、これが放電完了を示す閾値よりも低くなったこと
を検出することにより自動的に行うようにすることもで
きる。この場合、前述のように充電を急ぐ必要がある場
合のために、切換回路を強制的に充電回路側に接続させ
る制御手段を設けておくことが望ましい。
への切り換えは、例えば充電を行う二次電池の電圧を測
定し、これが放電完了を示す閾値よりも低くなったこと
を検出することにより自動的に行うようにすることもで
きる。この場合、前述のように充電を急ぐ必要がある場
合のために、切換回路を強制的に充電回路側に接続させ
る制御手段を設けておくことが望ましい。
【0014】上記充電回路は、急速充電を行うものや過
充電の防止回路を設けたもの等、従来の充電器と同様の
回路を用いることができる。
充電の防止回路を設けたもの等、従来の充電器と同様の
回路を用いることができる。
【0015】
【実施例】本発明を実施例について以下に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例を示すものであっ
て、Ni−Cd電池の充電器の回路図である。
て、Ni−Cd電池の充電器の回路図である。
【0017】本実施例の充電器は、充電回路1と、放電
回路2、と切換スイッチ3とを有している。充電回路1
は、一次側に印加された商用電源からのAC100Vを
降圧するトランスTと、このトランスTの二次側に生じ
た誘導電流を全波整流するダイオードD1、D2と、こ
れらのダイオードD1、D2によって整流された電流を
制限するための充電抵抗R1とからなる回路であり、ト
ランスTの二次側巻線における中央タップが接地されて
いる。放電回路2は、一端が接地された放電抵抗R2の
回路である。切換スイッチ3は、上記充電抵抗R1を通
じて充電回路1に接続される端子と、放電回路2におけ
る放電抵抗R2の他端に接続される端子とを切り換えて
共通端子に接続することができる回路である。なお、こ
の切換スイッチ3は、手動操作又はその他の任意の手段
で切り換えを行うことができる。
回路2、と切換スイッチ3とを有している。充電回路1
は、一次側に印加された商用電源からのAC100Vを
降圧するトランスTと、このトランスTの二次側に生じ
た誘導電流を全波整流するダイオードD1、D2と、こ
れらのダイオードD1、D2によって整流された電流を
制限するための充電抵抗R1とからなる回路であり、ト
ランスTの二次側巻線における中央タップが接地されて
いる。放電回路2は、一端が接地された放電抵抗R2の
回路である。切換スイッチ3は、上記充電抵抗R1を通
じて充電回路1に接続される端子と、放電回路2におけ
る放電抵抗R2の他端に接続される端子とを切り換えて
共通端子に接続することができる回路である。なお、こ
の切換スイッチ3は、手動操作又はその他の任意の手段
で切り換えを行うことができる。
【0018】また、この充電器には、Ni−Cd電池4
を支持し回路に接続するためのホルダ5a、5bが設け
られている。そして、切換スイッチ3の共通端子がこの
Ni−Cd電池4の正極側のホルダ5aに接続されてい
る。なお、Ni−Cd電池4の負極側のホルダ5bは接
地されている。
を支持し回路に接続するためのホルダ5a、5bが設け
られている。そして、切換スイッチ3の共通端子がこの
Ni−Cd電池4の正極側のホルダ5aに接続されてい
る。なお、Ni−Cd電池4の負極側のホルダ5bは接
地されている。
【0019】充電器のホルダ5a、5bにNi−Cd電
池4を装着し、切換スイッチ3を放電回路2側に接続す
ると、このNi−Cd電池4から放電抵抗R2を介して
電流が流れ出し放電が行われる。ただし、この放電電流
は放電抵抗R2によって過剰とならないように制限され
る。そして、Ni−Cd電池4が放電を完了すると、切
換スイッチ3を充電回路1側に切り換える。すると、ダ
イオードD1、D2によって全波整流された電流が充電
抵抗R1を介してNi−Cd電池4に流れ込み充電が行
われる。
池4を装着し、切換スイッチ3を放電回路2側に接続す
ると、このNi−Cd電池4から放電抵抗R2を介して
電流が流れ出し放電が行われる。ただし、この放電電流
は放電抵抗R2によって過剰とならないように制限され
る。そして、Ni−Cd電池4が放電を完了すると、切
換スイッチ3を充電回路1側に切り換える。すると、ダ
イオードD1、D2によって全波整流された電流が充電
抵抗R1を介してNi−Cd電池4に流れ込み充電が行
われる。
【0020】この結果、本実施例の充電器によれば、装
着されたNi−Cd電池4は、一旦完全に放電されてか
ら充電が開始されるので、メモリー効果を生じるような
ことがなくなり、確実に満充電の状態となることができ
る。なお、急ぎ充電を行う必要がある場合には、最初か
ら切換スイッチ3を充電回路1側に接続しておけば、従
来からの充電器と同様に直ちに充電が開始される。ただ
し、この場合は、Ni−Cd電池4が完全に放電される
ことなく充電が行われるので、メモリー効果を生じるお
それがある。
着されたNi−Cd電池4は、一旦完全に放電されてか
ら充電が開始されるので、メモリー効果を生じるような
ことがなくなり、確実に満充電の状態となることができ
る。なお、急ぎ充電を行う必要がある場合には、最初か
ら切換スイッチ3を充電回路1側に接続しておけば、従
来からの充電器と同様に直ちに充電が開始される。ただ
し、この場合は、Ni−Cd電池4が完全に放電される
ことなく充電が行われるので、メモリー効果を生じるお
それがある。
【0021】本発明の他の実施例を図2及び図3に基づ
いて説明する。なお、図1に示した実施例と同様の機能
を有する構成要素には同じ符号を付して説明を省略する
。
いて説明する。なお、図1に示した実施例と同様の機能
を有する構成要素には同じ符号を付して説明を省略する
。
【0022】この実施例の充電器は、急速充電を行う充
電回路1を有すると共に、切換スイッチ3の切り換えを
マイクロコンピュータ6の制御によって自動的に行うこ
とができるようになっている。即ち、充電回路1は、ト
ランスT及びダイオードD1、D2によって降圧整流し
た充電電流を直接供給する急速充電回路1aと、補充電
抵抗R3を介して供給するフローティング充電回路1b
とを備えている。また、切換スイッチ3は、充電回路1
におけるそれぞれ急速充電回路1a及びフローティング
充電回路1bのスイッチングを行うトランジスタQ1、
Q2と、放電回路2のスイッチングを行うトランジスタ
Q3とによって構成されている。なお、これらのトラン
ジスタQ1、Q2は、充電回路1における急速充電回路
1aとフローティング充電回路1bとの切り換えを行う
スイッチも兼ねている。
電回路1を有すると共に、切換スイッチ3の切り換えを
マイクロコンピュータ6の制御によって自動的に行うこ
とができるようになっている。即ち、充電回路1は、ト
ランスT及びダイオードD1、D2によって降圧整流し
た充電電流を直接供給する急速充電回路1aと、補充電
抵抗R3を介して供給するフローティング充電回路1b
とを備えている。また、切換スイッチ3は、充電回路1
におけるそれぞれ急速充電回路1a及びフローティング
充電回路1bのスイッチングを行うトランジスタQ1、
Q2と、放電回路2のスイッチングを行うトランジスタ
Q3とによって構成されている。なお、これらのトラン
ジスタQ1、Q2は、充電回路1における急速充電回路
1aとフローティング充電回路1bとの切り換えを行う
スイッチも兼ねている。
【0023】Ni−Cd電池4を支持する負極側のホル
ダ5bには、Ni−Cd電池4の装着時に接地されるス
イッチ5cが設けられ、マイクロコンピュータ6がこの
スイッチ5cを通じてNi−Cd電池4の装着を検出で
きるようになっている。また、装着されたNi−Cd電
池4の電圧が正極側のホルダ5aに接続された電圧判定
回路7によって放電完了電圧と比較され、この判定結果
はマイクロコンピュータ6に入力される。なお、放電完
了電圧は、Ni−Cd電池4が十分に放電したことを示
す電圧の閾値であり、予め電圧判定回路7内に設定され
ている。そして、このマイクロコンピュータ6は、Ni
−Cd電池4の装着時に電圧判定回路7の判定結果等に
応じて切換スイッチ3の各トランジスタQ1〜Q3を制
御する。
ダ5bには、Ni−Cd電池4の装着時に接地されるス
イッチ5cが設けられ、マイクロコンピュータ6がこの
スイッチ5cを通じてNi−Cd電池4の装着を検出で
きるようになっている。また、装着されたNi−Cd電
池4の電圧が正極側のホルダ5aに接続された電圧判定
回路7によって放電完了電圧と比較され、この判定結果
はマイクロコンピュータ6に入力される。なお、放電完
了電圧は、Ni−Cd電池4が十分に放電したことを示
す電圧の閾値であり、予め電圧判定回路7内に設定され
ている。そして、このマイクロコンピュータ6は、Ni
−Cd電池4の装着時に電圧判定回路7の判定結果等に
応じて切換スイッチ3の各トランジスタQ1〜Q3を制
御する。
【0024】マイクロコンピュータ6には、放電回路2
による放電を強制的に中止させるために、切換スイッチ
3における各トランジスタQ1〜Q3を制御する放電中
止スイッチ8が接続されている。また、このマイクロコ
ンピュータ6には、急速充電中であること及び急速充電
が完了したことをそれぞれ表示するための発光ダイオー
ドLED1、LED2が接続されている。なお、マイク
ロコンピュータ6は、充電回路1におけるトランスTの
二次側からダイオードD3及び電解コンデンサCを介し
て整流平滑されたDC電源が供給されるようになってい
る。
による放電を強制的に中止させるために、切換スイッチ
3における各トランジスタQ1〜Q3を制御する放電中
止スイッチ8が接続されている。また、このマイクロコ
ンピュータ6には、急速充電中であること及び急速充電
が完了したことをそれぞれ表示するための発光ダイオー
ドLED1、LED2が接続されている。なお、マイク
ロコンピュータ6は、充電回路1におけるトランスTの
二次側からダイオードD3及び電解コンデンサCを介し
て整流平滑されたDC電源が供給されるようになってい
る。
【0025】上記構成の充電器の動作を図3のフローチ
ャートに基づいて説明する。
ャートに基づいて説明する。
【0026】マイクロコンピュータ6は、ホルダ5a、
5bにNi−Cd電池4が装着されたことをスイッチ5
cを通じて検出することにより制御を開始する。制御が
開始されると、まずステップS1において、切換スイッ
チ3のトランジスタQ1、Q2を遮断すると共にトラン
ジスタQ3 を導通させてNi−Cd電池4を放電回路
2に接続する。すると、Ni−Cd電池4は、放電抵抗
R2を介して放電を開始する。そして、放電中止スイッ
チ8の操作を検査すると共に(ステップS2)、電圧判
定回路7の判定結果を検査して(ステップS3)、Ni
−Cd電池4の放電が完了し電圧が放電完了電圧より低
下するまでこのステップS2、S3の処理を繰り返す。
5bにNi−Cd電池4が装着されたことをスイッチ5
cを通じて検出することにより制御を開始する。制御が
開始されると、まずステップS1において、切換スイッ
チ3のトランジスタQ1、Q2を遮断すると共にトラン
ジスタQ3 を導通させてNi−Cd電池4を放電回路
2に接続する。すると、Ni−Cd電池4は、放電抵抗
R2を介して放電を開始する。そして、放電中止スイッ
チ8の操作を検査すると共に(ステップS2)、電圧判
定回路7の判定結果を検査して(ステップS3)、Ni
−Cd電池4の放電が完了し電圧が放電完了電圧より低
下するまでこのステップS2、S3の処理を繰り返す。
【0027】なお、放電中止スイッチ8は、前述のよう
に放電を強制的に中止するためのスイッチであり、至急
充電を行う必要があるような場合に、ユーザーがこの放
電中止スイッチ8を押すと、Ni−Cd電池4の電圧が
まだ放電完了電圧まで達していなくても、ステップS2
、S3の繰り返し処理を中止して直ちに以降の処理に移
ることになる。ただし、前述のように、この場合もNi
−Cd電池4にメモリー効果を生じるおそれがある。 また、装着されたNi−Cd電池4の電圧が当初から放
電完了電圧より低い場合には、上記放電は行われずに直
ちに以降の処理に移ることになる。
に放電を強制的に中止するためのスイッチであり、至急
充電を行う必要があるような場合に、ユーザーがこの放
電中止スイッチ8を押すと、Ni−Cd電池4の電圧が
まだ放電完了電圧まで達していなくても、ステップS2
、S3の繰り返し処理を中止して直ちに以降の処理に移
ることになる。ただし、前述のように、この場合もNi
−Cd電池4にメモリー効果を生じるおそれがある。 また、装着されたNi−Cd電池4の電圧が当初から放
電完了電圧より低い場合には、上記放電は行われずに直
ちに以降の処理に移ることになる。
【0028】上記ステップS2、S3の繰り返し処理に
おいて、放電中止スイッチ8が押され、又は、電圧判定
回路7が放電完了電圧よりも低電圧になったと判定する
と、トランジスタQ2、Q3を遮断すると共にトランジ
スタQ1を導通させてNi−Cd電池4を充電回路1の
急速充電回路1aに接続し(ステップS4)、発光ダイ
オードLED1を点灯させた(ステップS5)後、急速
充電のための所定時間が経過するのを待つ(ステップS
6)。すると、Ni−Cd電池4は、抵抗を介すること
なく充電電流が供給され、急速に充電が行われる。発光
ダイオードLED1がこの急速充電中であることを表示
する。ここで、急速充電のための所定時間は、予め設定
された時間であり、マイクロコンピュータ6内のタイマ
によって計時するようになっている。
おいて、放電中止スイッチ8が押され、又は、電圧判定
回路7が放電完了電圧よりも低電圧になったと判定する
と、トランジスタQ2、Q3を遮断すると共にトランジ
スタQ1を導通させてNi−Cd電池4を充電回路1の
急速充電回路1aに接続し(ステップS4)、発光ダイ
オードLED1を点灯させた(ステップS5)後、急速
充電のための所定時間が経過するのを待つ(ステップS
6)。すると、Ni−Cd電池4は、抵抗を介すること
なく充電電流が供給され、急速に充電が行われる。発光
ダイオードLED1がこの急速充電中であることを表示
する。ここで、急速充電のための所定時間は、予め設定
された時間であり、マイクロコンピュータ6内のタイマ
によって計時するようになっている。
【0029】このようにしてNi−Cd電池4に急速充
電が開始されてから所定時間が経過すると、トランジス
タQ1、Q3を遮断すると共にトランジスタQ2を導通
させてNi−Cd電池4を充電回路1のフローティング
充電回路1bに接続し(ステップS7)、発光ダイオー
ドLED1を消灯すると共に(ステップS8)発光ダイ
オードLED2を点灯する(ステップS9)。すると、
Ni−Cd電池4には、補充電抵抗R3を介して比較的
小さな電流が流れ込んでフローティング充電が行われる
ようになり、急速充電が完了したことを発光ダイオード
LED2によって表示して処理が終了する。なお、発光
ダイオードLED1を省略し、急速充電中はこの発光ダ
イオードLED2を点滅させて表示するように構成する
こともできる。
電が開始されてから所定時間が経過すると、トランジス
タQ1、Q3を遮断すると共にトランジスタQ2を導通
させてNi−Cd電池4を充電回路1のフローティング
充電回路1bに接続し(ステップS7)、発光ダイオー
ドLED1を消灯すると共に(ステップS8)発光ダイ
オードLED2を点灯する(ステップS9)。すると、
Ni−Cd電池4には、補充電抵抗R3を介して比較的
小さな電流が流れ込んでフローティング充電が行われる
ようになり、急速充電が完了したことを発光ダイオード
LED2によって表示して処理が終了する。なお、発光
ダイオードLED1を省略し、急速充電中はこの発光ダ
イオードLED2を点滅させて表示するように構成する
こともできる。
【0030】この結果、本実施例においても、Ni−C
d電池4は、一旦完全に放電されてから充電が開始され
るので、メモリー効果を発生するようなことがなくなり
、確実に満充電の状態となる。また、このNi−Cd電
池4は、充電回路1における急速充電回路1aによって
急速充電が行われるので、充電抵抗R1を介して充電電
流を供給する図1の実施例の場合よりも短時間に充電を
行うことができるようになる。
d電池4は、一旦完全に放電されてから充電が開始され
るので、メモリー効果を発生するようなことがなくなり
、確実に満充電の状態となる。また、このNi−Cd電
池4は、充電回路1における急速充電回路1aによって
急速充電が行われるので、充電抵抗R1を介して充電電
流を供給する図1の実施例の場合よりも短時間に充電を
行うことができるようになる。
【0031】なお、上記図1及び図2の実施例における
充電回路1のトランスTとダイオードD1、D2の回路
は、スイッチング電源に置き換えることもできる。
充電回路1のトランスTとダイオードD1、D2の回路
は、スイッチング電源に置き換えることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の充電器によれば、充電を開始する前に一旦二次電池の
放電を行うことにより、メモリー効果の発生を防止して
この電池を確実に満充電の状態とすることができるので
、機器の稼働時間が短縮するのを防止することができる
ようになる。
の充電器によれば、充電を開始する前に一旦二次電池の
放電を行うことにより、メモリー効果の発生を防止して
この電池を確実に満充電の状態とすることができるので
、機器の稼働時間が短縮するのを防止することができる
ようになる。
【図1】本発明の一実施例を示すものであって、Ni−
Cd電池の充電器の回路図である。
Cd電池の充電器の回路図である。
【図2】本発明の他の実施例を示すものであって、Ni
−Cd電池の充電器の回路図である。
−Cd電池の充電器の回路図である。
【図3】図2における充電器のマイクロコンピュータの
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
1 充電回路
2 放電回路
3 切換スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】電源からの電流を二次電池に供給して充電
を行う充電回路、二次電池からの電流を流し放電を行う
放電回路、及び該充電回路と放電回路とを切り換えて二
次電池に接続する切換回路を備えている二次電池充電器
。 - 【請求項2】二次電池の端子電圧を検出する手段、及び
該検出された電圧に応じて前記切換回路を制御する制御
手段を更に備えている請求項1に記載の二次電池充電器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40606190A JPH04222423A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 二次電池充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40606190A JPH04222423A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 二次電池充電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04222423A true JPH04222423A (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=18515686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40606190A Withdrawn JPH04222423A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 二次電池充電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04222423A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06165400A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-10 | Sofutetsuku Kogyo:Kk | 電池用充電器 |
JPH07322518A (ja) * | 1994-05-17 | 1995-12-08 | Sofutetsuku Kogyo:Kk | 電池の自動充電器 |
JP2012095465A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 系統電力安定化システム、系統電力安定化方法、及び充放電器 |
JP2016127783A (ja) * | 2015-01-08 | 2016-07-11 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP40606190A patent/JPH04222423A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06165400A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-10 | Sofutetsuku Kogyo:Kk | 電池用充電器 |
JPH07322518A (ja) * | 1994-05-17 | 1995-12-08 | Sofutetsuku Kogyo:Kk | 電池の自動充電器 |
JP2012095465A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 系統電力安定化システム、系統電力安定化方法、及び充放電器 |
JP2016127783A (ja) * | 2015-01-08 | 2016-07-11 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |