JP3470768B2 - 充放電装置 - Google Patents

充放電装置

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JP3470768B2
JP3470768B2 JP15830294A JP15830294A JP3470768B2 JP 3470768 B2 JP3470768 B2 JP 3470768B2 JP 15830294 A JP15830294 A JP 15830294A JP 15830294 A JP15830294 A JP 15830294A JP 3470768 B2 JP3470768 B2 JP 3470768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次電池を長期間保存
する際に用いて好適な充放電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電池は、充電不可能な1次電池(例えば
乾電池)と、充電可能な2次電池(例えば蓄電池)と
の、2種類に分類することができる。1次電池は、電池
の有する電池容量を使用しきると再利用ができないが、
2次電池は充電可能なので、充電することによって、劣
化するまで、複数回、使用することができる。
【0003】従来、2次電池は、携帯用のVTRの電源
またはコンピュータバックアップ電源等に使用されてお
り、使用後には、その充電状態をほとんど考慮せず、V
TR等に装備したまま放置するか、VTR等から取り外
して、そのまま保存していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2次電
池を、満充電状態、または完全に放電しきった状態で長
期間保存しておくと、内部で化学反応が進み、2次電池
が短期間で劣化してしまう課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、2次電池を保存している際に、劣化を抑制
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の充放電
装置は、2次電池を充放電する充放電手段と、2次電池
の電池容量を検出し、電池容量が保存に適した保存容量
になるように、充放電手段の動作を制御する制御手段
と、2次電池の電池容量を、満充電状態にする充電モー
ドと、保存容量にする保存モードとを切り換える切り換
え手段とを備え、制御手段は、保存モードのとき、2次
電池の電池容量が保存容量になるように制御し、充電モ
ードのとき、満充電状態になるように制御することを特
徴とする。
【0007】切り換え手段は、手動切り換えスイッチで
あるようにすることができる。
【0008】2次電池の電池容量が、保存容量に達した
ことを告知する告知手段をさらに備えるようにすること
ができる。
【0009】制御手段は、2次電池の使用状態を検出
し、2次電池が予め設定した所定の時間、未使用状態に
あるとき、2次電池の電池容量を保存容量にするように
充放電手段を制御するようにすることができる。
【0010】2次電池の電池容量が保存容量に達したと
き、充放電手段の動作を停止させる停止手段をさらに備
え、停止手段により2次電池の自己放電を防止するよう
にすることができる。
【0011】請求項6に記載の充放電装置は、2次電池
を充放電する充放電手段と、2次電池の電池容量を検出
し、電池容量が保存に適した保存容量になるように、充
放電手段の動作を制御する制御手段と、2次電池が、メ
モリ効果を有しない第1の種類の2次電池であるのか、
メモリ効果を有する第2の種類の2次電池であるのかを
判定する判定手段とを備え、制御手段は、判定手段の判
定結果に応じて所定の保存容量になるまで、2次電池の
充放電を制御することを特徴とする。
【0012】第1の種類の2次電池は、リチウムイオン
系または鉛系の2次電池であり、第2の種類の2次電池
は、ニッカド系またはニッケル水素系の2次電池である
ようにすることができる。
【0013】2次電池の電池容量が保存容量に達したこ
とを告知する告知手段をさらに備えるようにすることが
できる。
【0014】制御手段は、2次電池の使用状態を検出
し、2次電池が予め設定した所定の時間、未使用状態に
あるとき、2次電池の電池容量を保存容量にするように
充放電手段を制御するようにすることができる。
【0015】2次電池の電池容量が、保存容量に達した
とき、充放電手段の動作を停止させる停止手段をさらに
備え、停止手段により2次電池の自己放電を防止するよ
うにすることができる。
【0016】
【作用】請求項1に記載の充放電装置においては、2次
電池の電池容量が検出され、2次電池の電池容量を、満
充電状態にする充電モードと、保存容量にする保存モー
ドとが切り換えられ、保存モードのとき、2次電池の電
池容量が保存容量になるように充放電手段の動作が制御
され、充電モードのとき、満充電状態になるように充放
電手段の動作が制御されるので、2次電池の長期保存に
際して、2次電池の劣化を抑制することができる。請求
項6に記載の充放電装置においては、2次電池の電池容
量が検出され、2次電池が、メモリ効果を有しない第1
の種類の2次電池であるのか、メモリ効果を有する第2
の種類の2次電池であるのかが判定され、その判定結果
に応じて所定の保存容量になるまで、2次電池の充放電
が制御されるので、2次電池の長期保存に際して、2次
電池の劣化を抑制することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の充放電装置の実施例を図面を
参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の充放電装置の一実施例の
構成を示す図である。充放電装置11の電池装着部14
は、2次電池1を装着させることができるようになされ
ており、図には2次電池1が装着された状態が示されて
いる。プラグ15は、電力供給源であるACアウトレッ
ト(図示せず)に差し込まれることによって、充放電装
置11に電力を供給するようになされている。
【0019】充電/保存切換スイッチ12は、充放電装
置11が、電池装着部14に装着されている2次電池1
を充電する充電モードと、2次電池1を保存に適した所
定の電池容量(以後、保存容量)(後述する)にする保
存モードとを選択するときに操作されるようになされて
いる。
【0020】また、充放電装置11は、プラグ15がA
Cアウトレットに差し込まれ、さらに2次電池1が電池
装着部14に装着されると、上述した充電/保存切換ス
イッチ12によって選択されているモードに応じた動作
を始めるようになされており、2次電池1が電池装着部
14から取り外されると、その動作を終了するようにな
されている。
【0021】LED13は、充電/保存切換スイッチ1
2が保存モードに切り換えられている場合は、2次電池
1が保存容量に達したとき点灯し、充電/保存切換スイ
ッチ12が充電モードに切り換えられている場合は、2
次電池1が満充電に達したときに点灯するようになされ
ている。
【0022】2次電池1の代表的なものとして、リチウ
ムイオン系または鉛系に代表される、メモリ効果を有し
ない第1の種類の2次電池1Lと、ニッカド系またはニ
ッケル水素系に代表される、メモリ効果を有する第2の
種類の2次電池1Nとの2種類がある。メモリ効果を有
する2次電池に対して、不適切な充電状態から充電を開
始すると、正しい充電を行うことができない。そこで、
この2種類の2次電池は、電池毎に、異なる動作で充
電、または保存容量にする必要がある。
【0023】図2は、上述した2次電池1L,1N及び
電池装着部14の構成例を示す図である。図2(a)
は、第1の種類の2次電池1Lの底面の構成例を示して
おり、電池種類判別端子1xが、図中、右上に構成され
ている。図2(b)は、第2の種類の2次電池1Nの構
成例を示しており、電池種類判別端子1yが、図中、上
部中央の位置に構成されている。また、図2(a),
(b)に示すように、第1の種類の2次電池1Lと第2
の種類の2次電池1Nの両方において、正端子1wは、
図中、左下に構成されており、負端子1zは、図中、右
下に構成されている。
【0024】図2(c)は、電池装着部14の構成例を
示している。例えば、図2(a)に示す第1の種類の2
次電池1Lが図2(c)に示す電池装着部14に装着さ
れると、電池装着部14の電池種類判別端子14Xが、
2次電池1Lの電池種類判別端子1xと接触する。これ
により、電池種類判別回路30は、電池装着部14に装
着された2次電池が、第1の種類の2次電池1Lである
ことを検出することができる。
【0025】また、図2(b)に示す第2の種類の2次
電池1Nが電池装着部14に装着されると、電池装着部
14の電池種類判別端子14Yが、2次電池1Nの電池
種類判別端子1yと接触する。これにより、電池種類判
別回路30は、電池装着部14に装着された2次電池
が、第2の種類の2次電池1Nであることを検出するこ
とができる。
【0026】図3は、図1の充放電装置11の内部に設
けられている充放電回路40の構成例を示す図である。
定電流回路41と定電圧回路42は直列に接続されてお
り、2次電池1を充電するようになされている。
【0027】電圧検出回路43は、2次電池1の充電電
圧または放電電圧(充電容量)を検出し、制御回路44
に出力するようになされており、制御回路44は、電圧
検出回路43からの出力に応じて、FET45、タイマ
回路47及び表示回路48を制御するようになされてい
る。
【0028】寄生ダイオード45Aを備えるFET45
は抵抗46と直列に接続されており、制御回路44から
の制御信号に対応して制御され、2次電池1の放電電流
を通すようになされている。
【0029】次に、図1乃至図3に示す実施例の動作に
ついて、図4乃至図7を参照して説明する。
【0030】図4は、図1に示す充放電装置11の動作
を説明するフローチャートである。プラグ15がACア
ウトレットに差し込まれると、充放電装置11に電力が
供給される。ステップS1において、2次電池1が電池
装着部14に装着されるまで待機し、装着されていると
判定されるとステップ2に進む。2次電池1が装着され
ていないと、この充放電装置11は動作を開始しない。
【0031】ステップS2において、電池装着部14に
装着されている2次電池1が、第1の種類の(リチウム
イオン系または鉛系の)2次電池1Lであるのか、また
は第2の種類の(ニッカド系またはニッケル水素系の)
2次電池1Nであるのかが、電池種類判別回路30によ
って判別される。第1の種類の2次電池1Lが電池装着
部14に装着されると、図2における電池装着部14の
電池種類判別端子14Xが2次電池1Lの電池種類判別
端子1xと接触する。このことから、電池種類判別回路
30は、電池装着部14に装着された2次電池が第1の
種類の2次電池1Lであることを検出し、その検出信号
を制御回路44に出力し、ステップS3に進む。
【0032】一方、ステップS2において、電池装着部
14に第2の種類の2次電池1Nが装着されていると、
図2における電池装着部14の電池種類判別端子14Y
が2次電池1Nの電池種類判別端子1yと接触する。こ
のことから、電池種類判別回路30は、電池装着部14
に装着された2次電池が、第2の種類の2次電池1Nで
あることを検出し、その検出信号を制御回路44に出力
し、ステップS6に進む。
【0033】ステップS3及びステップS6において
は、充放電装置11の充電/保存切換スイッチ12が、
充電モードに切り換えられているか否かを判別し、充電
モードに切り換えられている場合、ステップS3からは
ステップS4に進み、ステップS6からはステップS7
に進み、それぞれ電池種類に適応する充電動作が行われ
る。
【0034】一方、ステップS3及びステップS6にお
いて、充放電装置11の充電/保存切換スイッチ12
が、保存モードに切り換えられていると判定された場
合、ステップS3からはステップS5に進み、ステップ
S6からはステップS8に進み、それぞれ電池種類に適
応する、2次電池1の保存動作が行われる。
【0035】ステップS4及びステップS7において充
電動作が、ステップS5及びステップS8において保存
動作が、それぞれ終了すると、充放電装置11の全動作
が終了する。
【0036】図5は、図4に示すフローチャートのステ
ップS5における、第1の種類の(リチウムイオン系ま
たは鉛系の)2次電池1Lの保存動作を説明するフロー
チャートである。
【0037】ステップS11において、電圧検出回路4
3は2次電池1Lの充電電圧を検出し、制御回路44に
出力する。制御回路44は、この2次電池1Lの充電電
圧から、2次電池1Lが保存容量を有しているか否かを
判定する。
【0038】上述した2次電池の保存容量とは、2次電
池の劣化が最も進み難い状態の電池容量のことである。
第1の種類の(リチウムイオン系または鉛系の)2次電
池1Lは、満充電時における電池容量の30乃至50%
の電池容量で保存すれば、最も劣化しにくくなる。従っ
て、2次電池1Lの保存容量は、満充電時における電池
容量の30乃至50%の電池容量とする。
【0039】図6は、第1の種類の(リチウムイオン系
または鉛系の)2次電池1Lの、充電時または放電時の
電池特性を示す図である。図6(a)は、充電時の電池
特性を示しており、上述した保存容量(満充電時におけ
る電池容量の30乃至50%の電池容量)に相当する充
電電圧の範囲は、電圧V1 乃至V2 の間(斜線部)であ
る。また、図6(b)は、放電時の電池特性を示してお
り、保存容量に相当する放電電圧の範囲は、電圧V3
至V4 の間(斜線部)である。
【0040】従って、ステップS11において、制御回
路44は、電圧検出回路43が検出した充電電圧が図6
(a)に示す電圧V1 乃至V2 の間にあるか否かを判定
する。充電電圧が、V1 乃至V2 間にない場合は、ステ
ップS12に進む。一方、充電電圧が、V1 乃至V2
にある場合は、ステップS17に進む。
【0041】ステップS12においては、2次電池1L
の電池容量が、保存容量を超えているか、もしくは保存
容量に達してないかが判定される。制御回路44が、2
次電池1Lの充電電圧が、図6(a)に示す電圧V1
満たないと判定すると、ステップS13に進み、定電流
回路41及び定電圧回路42によって2次電池1Lを充
電させる。そして、ステップS14において、制御回路
44が、電圧検出回路43の検出した2次電池1Lの充
電電圧が図6(a)に示す電圧V1 乃至V2 の間に達し
た(保存容量になった)ことを検出するまで充電を行
い、保存容量に達したことを検出すると、ステップS1
7に進む。
【0042】一方、ステップS12において、制御回路
44が、2次電池1Lの充電電圧が、図6(a)に示す
電圧V2 を超えていると判定すると、ステップS15に
進み、制御回路44は、FET45のゲートに高レベル
の制御電圧を加え、FET45をONさせる。これによ
り、2次電池1L、FET45、抵抗46の経路で放電
電流が流れる。そして、ステップS16において、制御
回路44が、電圧検出回路43の検出した2次電池1L
の放電電圧が図6(b)に示す電圧V3 乃至V4 間に達
したことを検出するまで放電を継続させ、保存容量に達
したことが検出されると、ステップS17に進む。
【0043】ステップS17においては、制御回路44
は、表示回路48を制御し、LED13を点灯させ、使
用者に2次電池1Lが保存容量に達したことを告知させ
る。そして、ステップS18において、使用者が2次電
池1を取り外したか否かを判定し、取り外した場合、保
存動作を終了する。一方、使用者が2次電池1を取り外
さない場合、ステップS11に戻り、保存動作を繰り返
し実行する。
【0044】図7は、図4に示すフローチャートのステ
ップS8における、第2の種類の(ニッカド系またはニ
ッケル水素系の)2次電池1Nの保存動作を説明するフ
ローチャートである。
【0045】第2の種類の2次電池1Nは、満充電時の
電池容量の10%程度の電池容量で保存すると、最も劣
化しにくくなる。従って、第2の種類の2次電池1Nの
保存容量は、満充電時の電池容量の10%程度の電池容
量とする。
【0046】また、第2の種類の2次電池1Nは、メモ
リ効果を有するため、所定の電圧(メモリ効果が起こら
ない電圧)以上で充電が開始されると、正確に満充電電
圧まで充電を行うことができない。そこで、第2の種類
の2次電池1Nを保存容量とするには、この2次電池1
Nを一度、所定の電圧以下に放電してから、保存容量と
なるような所定の時間(1Cで充電する場合は約6分
間)だけ充電を行う。
【0047】したがって、ステップS21において、電
圧検出回路43は2次電池1Nの電圧を検出し、制御回
路44に出力する。制御回路44は、2次電池1Nの電
池容量が基準電圧以下か否かを判定し、基準電圧以下で
ない場合は、ステップS22に進み、電池容量が基準電
圧以下になるまで、FET45をONさせ、放電回路を
動作させる。電池容量が基準電圧に達したとき、ステッ
プS23に進む。
【0048】ステップS23においては、制御回路44
はFET45をOFFし、放電動作を停止させる。そし
て、定電流回路41及び定電圧回路42に、2次電池1
Nを充電させ、同時にタイマ回路47にタイマスタート
の指令を出力し、タイマ回路47において、タイマがス
タートする。
【0049】次に、ステップS24において、タイマ回
路47が、上述した2次電池1Nが保存容量となるまで
の所定の時間(1Cの充電で約6分)を計時するまで待
機する。所定の時間が経過すると、ステップS25にお
いて、タイマ回路47がストップする。そして、ステッ
プS26において、表示回路48が制御され、LED1
3が点灯される。そして、ステップS27において、2
次電池1Nが取り外されたと判定されると、電池の保存
動作が終了される。一方、2次電池1Nが取り外されな
いと、ステップS21に戻り、電池の保存動作が行われ
る。
【0050】なお、図4におけるステップS4及びステ
ップS7の充電動作も、2次電池1(6Lまたは6N)
の種類毎に、異なる動作によって行われる。
【0051】すなわち、いずれの場合も、定電流回路4
1と定電圧回路42により、満充電になるまで、2次電
池1が充電されるが、満充電状態になったことは、ニッ
カド系またはニッケル水素系の電池の場合、電圧検出回
路43により、電池容量が若干低下したことで検出さ
れ、リチウムイオン系または鉛系の電池の場合、電流検
出回路49により、充電電流が所定値以下に達したこと
で検出される。
【0052】以上述べてきた実施例においては、第1の
種類の2次電池1Lと第2の種類の2次電池1Nとの判
別において、2次電池1(1L,1N)に、電池種類判
別端子を設け、電池装着部14の電池種類判別端子を介
して、電池種類判別回路11が、2次電池1の種類を判
別するようにしたが、2次電池1(1L,1N)の種類
毎の電池特性から、2次電池1(1L,1N)の種類を
判別することもできる。
【0053】図8は、図1に示した充放電装置11に、
電池種類判別スイッチ50をさらに設けた実施例の構成
を示す図である。電池装着部14に、電池の種類(第1
の種類または第2の種類)が不明の2次電池1が装着さ
れている(電池装着部14及び2次電池1には、図2に
示す電池種類判別端子は構成されていない)とき、電池
種類判別スイッチ50が押されると、充放電装置11は
2次電池1の電池の種類の判別動作を始める。
【0054】図9は、電池種類判別スイッチ50が押さ
れたときに動作する、2次電池1の種類を判別するため
の回路の構成を示す図である。この実施例においては、
電池種類判別回路30のかわりに、判定回路62が設け
られており、判定回路62が電圧検出回路43の出力を
受け、電池装着部14に装着されている2次電池1の種
類を判定するようになされている。さらに電圧検出回路
43及び判定回路62の出力が制御回路44に供給され
ている。制御回路44は電圧検出回路43の出力を検知
し、スイッチ61のON/OFFを切り換えるようにな
されている。
【0055】図10は、図9に示した実施例の動作を説
明するフローチャートである。電池種類判別スイッチ5
0が押されると、ステップS31において、定電流回路
41及び定電圧回路42によって、電池装着部14に装
着されている2次電池1の充電が行われる。そして、ス
テップS32において、充電電圧(2次電池1の電池電
圧ではない)が、予め設定した基準値(第1の種類の2
次電池1Lの満充電電圧VL )に達したと判定されるま
で、充電を継続する。
【0056】充電電圧が、電圧VL に達したとき、ステ
ップS33に進み、制御回路44は、所定のタイミング
でスイッチ61をOFFし、充電動作を停止させる。そ
してステップS34において、2次電池1の端子電圧を
電圧検出回路43に検出させる。次にステップS35に
おいて、ステップS34で検出した端子電圧から2次電
池1の種類を判定する。
【0057】図11は、検出した端子電圧から2次電池
1の種類を判定する原理を示している。すなわち、図1
1に示すように、充電動作を停止すると、2次電池1の
端子電圧は放電を開始するため、充電時における電圧よ
り若干低下した後、所定の電圧で安定するのであるが、
低下した後の安定電圧は、第1の種類の(リチウムイオ
ン系または鉛系の)2次電池1Lの場合(V1)より、
第2の種類の(ニッカド系またはニッケル水素系の)2
次電池1Nの場合(V2)の方が小さい。すなわち、充
電を停止すると、第2の種類の2次電池1Nの方がより
小さな端子電圧に低下する。すなわち、次式が満足され
る。 V1>V2
【0058】判定回路62は、電圧V1とV2の間の所
定の基準値を有しており、この基準値とV1またはV2
を比較する。そして、例えばV1が基準値より大きいと
判断されたとき、電池装着部14に装着されている電池
は、第1の種類の(リチウムイオン系または鉛系の)2
次電池1Lであると判定される。
【0059】これに対し、電圧V2が基準値より小さい
とき、電池装着部14に装着されている電池は、第2の
種類の(ニッカド系またはニッケル水素系の)2次電池
1Nであると判定される。
【0060】制御回路44は、判定された電池の種類
を、この電池が電池装着部14から取り外されるまで記
憶し、この電池の種類に応じた動作を行う。
【0061】上述してきた実施例においては、2次電池
1の保存動作は、充電/保存切換スイッチ12が保存モ
ードに切り換えられているとき、行われるようにした
が、保存動作を自動的に開始させることも可能である。
図12は、この場合の実施例を表している。この実施例
は、図3の実施例の制御回路44に、タイマ回路70を
接続した構成とされている。また、図13は、図12に
示す実施例により、2次電池1の保存動作を手動によら
ず、自動的に開始する際の動作を説明するフローチャー
トである。
【0062】充電/保存切換スイッチ12が充電モード
に切り換えられており、電池装着部14に装着されてい
る2次電池1の充電が行われているとき、2次電池1の
充電の完了が検出されると、ステップS41において、
制御回路44はタイマ回路70に、タイマをスタートさ
せる。そして、ステップS42において、タイマ作動時
に2次電池1が電池装着部14から取り外されたか否か
が判定され、取り外されると、ステップS46におい
て、充放電装置11の全ての動作が終了し、タイマ回路
70もその動作を停止する。一方、ステップS42にお
いて、2次電池1が電池装着部14に装着されたままで
ある判定されると、ステップS43に進み、予め設定さ
れている所定の時間が経過するまでタイマは作動してい
る。
【0063】所定時間が経過すると、ステップS44に
おいて、タイマ回路70はタイマをストップさせ、制御
回路44に、所定の時間経過の指令を出力する。制御回
路44は、タイマ回路70からの出力を受けると、ステ
ップS45において、電池装着部14に装着されたまま
の2次電池1の保存動作(図5または図7に示す)を開
始させる。このようにすることによって、2次電池1を
満充電状態で保存すること(2次電池が劣化してしまう
こと)を抑制することができる。
【0064】図14は、図12に示した実施例に負荷回
路80及び電流検出回路81をさらに接続した実施例の
構成を示す図である。負荷回路80は、2次電池1の放
電電流によって動作する回路であり、電流検出回路81
は、負荷回路80に流れる電流を検出し、制御回路44
に出力するようになされている。また、図15は、図1
4に示す実施例により2次電池1の保存動作を手動によ
らずに開始させる際の動作を説明するフローチャートで
ある。
【0065】次にその動作について説明する。ステップ
S51において、制御回路44は、2次電池1が負荷回
路80によって使用されていないことを、電流検出回路
81の出力から検出すると、ステップS52において、
タイマ回路70にタイマをスタートさせ、ステップS5
3に進む。ステップS53においては、制御回路44
が、電流検出回路81の出力から、タイマ作動時に2次
電池1が負荷回路80によって再び使用されていること
を検出すると、ステップS57に進み、タイマがリセッ
トされ、ステップS51に戻る。
【0066】一方、ステップS53及びS54におい
て、タイマ作動時に、負荷回路80によって、2次電池
1が使用されずに所定時間が経過すると、ステップS5
5進み、タイマ回路70は、タイマをストップさせ、所
定時間が経過したことを制御回路44に出力する。制御
回路44は、この出力を受けると、ステップS56にお
いて、2次電池1の保存動作(図5または図7に示す)
を開始させる。このようにすることによって、2次電池
1が未使用のとき、保存容量でない状態で保存されるこ
とを防止することができる。
【0067】上述した実施例においては、電池の保存動
作の終了は、2次電池1を電池装着部14から取り外す
ことで行われているが、2次電池1の電池容量が保存容
量に達したとき、2次電池1を電池装着部14から取り
外すという動作を経ずに、この保存動作を終了するよう
にすることも可能である。図16は、この場合の実施例
を表しており、充放電回路への電力の供給を切り換える
スイッチング回路及び充放電回路への電力の供給が終了
したとき、2次電池の自己放電を防止する回路が設けら
れている。
【0068】充放電回路140の構成は図3において示
した充放電回路40と同様であるが、2次電池1に直列
に寄生ダイオード124Aを有するFET124が接続
されている。制御回路130は、充放電回路140(制
御回路44(図3))からの出力を受け、発光ダイオー
ド100a及びフォトトランジスタ100bによって構
成されているフォトカプラ100をON/OFFさせ
る。ICにより構成される駆動回路98は、フォトカプ
ラ100に接続されており、フォトカプラ100がON
のときFET99をスイッチング動作させるようになさ
れている。
【0069】FET99がONされているとき、手動ス
イッチ91がONされると、電流が、スイッチ91、ダ
イオード94、抵抗95さらにコイル97の順に流れる
ようになされている。コンデンサ96は、整流電流を平
滑するようになされている。コイル97に電流が流れる
と、コア110を介して、2次コイル101に電圧が誘
起され、そこに誘導電流が流れるようになされている。
さらにコイル104にも電流が流れ、コンデンサ103
には、電荷がたまる。コイル104に電流が流れること
で、スイッチ92はONされるようになされている。
【0070】スイッチ92がONされると、スイッチ9
2は交流電源からの電流を流し、ダイオード93a,9
3b,93c,93dによって構成されるダイオードブ
リッジ93は、この電流を整流し、コイル97へと流す
ようになされている。この電流は、手動スイッチ91を
OFFにしたとしても、FET99が駆動回路98によ
りスイッチングされている限り常に流れる。
【0071】なお、スイッチ91及び92は、トライア
ックで代用することも可能である。
【0072】コイル97にスイッチング電流が流れるこ
とによって、コイル120に誘導電流が発生し、ダイオ
ード121と、コンデンサ122により整流、平滑され
る。そして、この電力が抵抗126とダイオード123
を介して、FET124及び充放電回路140に供給さ
れる。
【0073】次に、図16に示す実施例の動作について
説明する。2次電池1の電池容量が保存容量でないと
き、制御回路130は、充放電回路140からの出力を
受け、フォトカプラ100の発光ダイオード100aに
光を発生させる。フォトトランジスタ100bがこの光
を受光し、駆動回路98に検出信号が供給される。これ
により、駆動回路98はFET99をスイッチングさせ
る。
【0074】このとき、手動スイッチ91がONされる
と、交流電源から、手動スイッチ91、ダイオード94
さらに抵抗95を介して、コイル97に電流が流れる。
コイル97に電流が流れると、コイル101さらにコイ
ル104に電流が流れ、スイッチ92がONされる。
【0075】スイッチ92がONされると、交流電源か
らの交流電流は、スイッチ92を介して、ダイオードブ
リッジ93に入力され、整流される。この整流電流は、
コイル97とFET99を流れる。FET99は、駆動
回路98によりスイッチング4されるため、手動スイッ
チ91をOFFしても、コイル101,104には常に
電流が流れる。その結果、コイル120に電流が流れ、
充放電回路140に電力が供給される。また、抵抗12
6を介して、高レベルの信号が印加され、FET124
はONする。従って、2次電池1の充放電が可能とな
る。
【0076】充放電回路140により、2次電池1の保
存動作が行われている場合、この2次電池1の電池容量
が保存容量に達したとき、制御回路130に、保存動作
終了の指令が出力される。
【0077】制御回路130は、充放電回路140から
保存動作終了の出力を受けると、フォトカプラ100の
発光ダイオード100aに光の発生を停止させる。する
と駆動回路98は、FET99のスイッチング動作を中
止し、FET99を完全にOFFさせる。これにより、
コイル97、従って、コイル101,104,120に
電流が流れなくなり、充放電回路140への電力の供給
が停止する。
【0078】さらに、FET124のゲートへの高レベ
ルの信号の印加も停止し、FET124はそのゲート
に、抵抗125を介して、低レベルの電圧が印可され、
OFFされる。FET124がOFFされると、2次電
池1の放電方向に、電流を流すことができないので、2
次電池1の自己放電を防止することができる。但し、充
電は、寄生ダイオード124Aを介して行うことができ
る。
【0079】同様のことは、制御回路44を、例えば図
17に示すように構成することによっても実現すること
ができる。この実施例においては、2次電池1の電池容
量が保存容量に達したとき、電圧検出回路43は、np
nトランジスタ153をOFFさせる。すると、FET
45もOFFされ、2次電池1の放電電流が流れなくな
る。従って、充放電回路40に電力が供給されない場合
において、2次電池1の自己放電を防止することができ
る。
【0080】また、2個以上のセルによって構成されて
いる2次電池を、セル毎にバランス良く、保存容量にす
ることも可能である。図18は、この場合の実施例を表
している。この実施例においては、2個のセル1a,1
bにより構成される2次電池1を充放電する際に、セル
毎にバランス良く充放電するためのスイッチング回路が
設けられている。スイッチ160a乃至160dによっ
て構成されるスイッチング回路160は、セル1aまた
は1bを充放電する際に、充放電回路40からの出力を
受けた制御回路161によって、切り換えられるように
なされている。
【0081】例えば、セル1aを、保存容量とする場合
は、スイッチ160a及び160bをONし、スイッチ
160c及び160dをOFFする。一方、セル1b
を、保存容量にする場合は、スイッチ160c及び16
0dをONし、スイッチ160a及びスイッチ160b
をOFFする。
【0082】このようなスイッチング回路160を備え
ることで、2個のセル1a及び1bを、ともに等しい保
存容量にすることができる。
【0083】なお、以上の実施例においては、LED1
3により所定の状態に達したことを使用者に知らしめる
ようにしたが、スピーカ等により、音で告知することも
できる。
【0084】
【発明の効果】以上のように、本発明の充放電装置によ
れば、2次電池の電池容量を、2次電池が劣化しない保
存容量にするので、2次電池を、長期間保存する場合に
おいて、2次電池の劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充放電装置の一実施例の構成を示す図
である。
【図2】図1に示す、2次電池1(1L,1N)及び電
池装着部14の構成例を示す図である。
【図3】図1の充放電装置11の内部に設けられている
充放電回路40の構成例を示す図である。
【図4】図1の充放電装置11の動作を説明するフロー
チャートである。
【図5】図4のステップS5の保存動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】第1の種類の(リチウムイオン系及び鉛系の)
2次電池の充電時及び放電時の電池特性を示す図であ
る。
【図7】図4のステップS8の保存動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】図1の充放電装置11に電池種類判別スイッチ
50を設けた実施例の構成を示す図である。
【図9】図9の電池装着部14に装着された2次電池1
の電池種類を判別するための回路の構成例を示す図であ
る。
【図10】図9の実施例の動作を説明するフローチャー
トである。
【図11】図9の電圧検出回路43が検出した電池の端
子電圧から2次電池1の種類を判定する原理を示す図で
ある。
【図12】図3の充放電回路40にタイマ回路70をさ
らに設けた場合の構成例を示す図である。
【図13】図12に示す実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【図14】図12に示した実施例に2次電池1の放電電
流を使用する負荷回路をさらに設けた場合の構成例を示
す図である。
【図15】図15に示す実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【図16】充放電回路及び充放電回路への電力の供給を
制御するスイッチング回路の構成例を示す図である。
【図17】制御回路44の構成例を示す図である。
【図18】2個のセルをバランス良く保存容量にするた
めのスイッチング回路の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 2次電池 1L 第1の種類の(リチウムイオン系または鉛系の)
2次電池 1N 第2の種類の(ニッカド系またはニッケル水素系
の)2次電池 1x,1y 電池種類判別端子 1w 正端子 1z 負端子 11 充放電装置 12 充電/保存切換スイッチ 13 LED 14 電池装着部 15 プラグ 30 電池種類判別回路 40 充放電回路 41 定電流回路 42 定電圧回路 43 電圧検出回路 44 制御回路 45 FET 45A 寄生ダイオード 46 抵抗 47 タイマ回路 48 表示回路 49 電圧検出回路 50 電池種類判別スイッチ 61 スイッチ 62 判定回路 70 タイマ回路 80 負荷回路 81 電流検出回路 91 手動スイッチ 92 スイッチ 93 ダイオードブリッジ 93a乃至93d ダイオード 94 ダイオード 95 抵抗 96 コンデンサ 97 コイル 98 駆動回路 99 FET 100 フォトカプラ 100a 発光ダイオード 100b フォトトランジスタ 101 コイル 102 ダイオード 103 コンデンサ 104 コイル 110 コア 120 コイル 121 ダイオード 122 コンデンサ 123 ダイオード 124 FET 124A 寄生ダイオード 125,126 抵抗 130 制御回路 140 充放電回路 151,152 抵抗 153 npnトランジスタ 160 スイッチング回路 160a乃至160d スイッチ 161 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−130397(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/04 H01M 10/44

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次電池を充放電する充放電手段と、 前記2次電池の電池容量を検出し、前記電池容量が保存
    に適した保存容量になるように、前記充放電手段の動作
    を制御する制御手段と、 前記2次電池の電池容量を、満充電状態にする充電モー
    ドと、前記保存容量にする保存モードとを切り換える切
    り換え手段とを備え、 前記制御手段は、前記保存モードのとき、前記2次電池
    の電池容量が前記保存容量になるように制御し、前記充
    電モードのとき、満充電状態になるように制御する こと
    を特徴とする充放電装置。
  2. 【請求項2】 前記切り換え手段は、手動切り換えスイ
    ッチであることを特徴とする請求項に記載の充放電装
    置。
  3. 【請求項3】 前記2次電池の電池容量が、前記保存容
    量に達したことを告知する告知手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項に記載の充放電装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記2次電池の使用状
    態を検出し、前記2次電池が予め設定した所定の時間、
    未使用状態にあるとき、前記2次電池の電池容量を前記
    保存容量にするように前記充放電手段を制御することを
    特徴とする請求項に記載の充放電装置。
  5. 【請求項5】 前記2次電池の電池容量が前記保存容量
    に達したとき、前記充放電手段の動作を停止させる停止
    手段をさらに備え、 前記停止手段により前記2次電池の自己放電を防止する
    ことを特徴とする請求項に記載の充放電装置。
  6. 【請求項6】 2次電池を充放電する充放電手段と、 前記2次電池の電池容量を検出し、前記電池容量が保存
    に適した保存容量になるように、前記充放電手段の動作
    を制御する制御手段と、 前記2次電池が、メモリ効果を有しない第1の種類の2
    次電池であるのか、メモリ効果を有する第2の種類の2
    次電池であるのかを判定する判定手段とを備え、前記制御手段は、前記判定手段の判定結果に応じて所定
    の保存容量になるまで、前記2次電池の充放電を制御す
    ことを特徴とする充放電装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の種類の2次電池は、リチウム
    イオン系または鉛系の2次電池であり、前記第2の種類
    の2次電池は、ニッカド系またはニッケル水素系の2次
    電池であることを特徴とする請求項に記載の充放電装
    置。
  8. 【請求項8】 前記2次電池の電池容量が前記保存容量
    に達したことを告知する告知手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項に記載の充放電装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記2次電池の使用状
    態を検出し、前記2次電池が予め設定した所定の時間、
    未使用状態にあるとき、前記2次電池の電池容量を前記
    保存容量にするように前記充放電手段を制御することを
    特徴とする請求項に記載の充放電装置。
  10. 【請求項10】 前記2次電池の電池容量が、前記保存
    容量に達したとき、前記充放電手段の動作を停止させる
    停止手段をさらに備え、 前記停止手段により前記2次電池の自己放電を防止する
    ことを特徴とする請求項に記載の充放電装置。
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