JPH0728411Y2 - ケース用掛けばね部材 - Google Patents
ケース用掛けばね部材Info
- Publication number
- JPH0728411Y2 JPH0728411Y2 JP5260493U JP5260493U JPH0728411Y2 JP H0728411 Y2 JPH0728411 Y2 JP H0728411Y2 JP 5260493 U JP5260493 U JP 5260493U JP 5260493 U JP5260493 U JP 5260493U JP H0728411 Y2 JPH0728411 Y2 JP H0728411Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- spring member
- spring
- latch spring
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、めがね、宝石などを入
れるケース用の掛けばね部材、すなわちケース本体とケ
ース蓋体を開閉自在に連結している蝶番の中央部分間に
掛け止めて、ケース蓋体を常時閉じるように付勢し、あ
るいはケース蓋体を常時開くように付勢する掛けばね部
材に関するものである。
れるケース用の掛けばね部材、すなわちケース本体とケ
ース蓋体を開閉自在に連結している蝶番の中央部分間に
掛け止めて、ケース蓋体を常時閉じるように付勢し、あ
るいはケース蓋体を常時開くように付勢する掛けばね部
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ばね部材には、第3図に示
すようにハガネにプレス工程を施して幅狭く成形したば
ね1に焼入工程とメッキ工程とを経て製作されたばね部
材が使用されている。
すようにハガネにプレス工程を施して幅狭く成形したば
ね1に焼入工程とメッキ工程とを経て製作されたばね部
材が使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のケース用掛
けばね部材では、ばねの力が強く、プレス作業がしやす
く、価格が安いという利点はあるが、焼入工程、メッキ
工程などの手間を要し、それらの工程間において、ばね
1を運送する手間もかかるという問題点があり、またば
ね1が実際にケース用掛けばね部材として使用されてい
る過程で、折れやすいという問題点もあった。本考案
は、そのような問題点を解決しうるケース用掛けばね部
材を提供することを目的とするものである。
けばね部材では、ばねの力が強く、プレス作業がしやす
く、価格が安いという利点はあるが、焼入工程、メッキ
工程などの手間を要し、それらの工程間において、ばね
1を運送する手間もかかるという問題点があり、またば
ね1が実際にケース用掛けばね部材として使用されてい
る過程で、折れやすいという問題点もあった。本考案
は、そのような問題点を解決しうるケース用掛けばね部
材を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、ケース本体とケース蓋体を開閉自在に
連結する蝶番の中央部分間に掛け止めるばね部材におい
て、両端の掛止部が幅狭く、蝶番の軸着部を被う頂上部
が幅広くなるようにステンレス材で成形することを特徴
とするものである。
めに、本考案は、ケース本体とケース蓋体を開閉自在に
連結する蝶番の中央部分間に掛け止めるばね部材におい
て、両端の掛止部が幅狭く、蝶番の軸着部を被う頂上部
が幅広くなるようにステンレス材で成形することを特徴
とするものである。
【0005】
【実施例】以下図面第1図及び第2図にもとづいて本考
案の実施例を説明すると、2はケース本体、3はケース
蓋体、4はケース本体2とケース蓋体3を開閉自在に連
結している蝶番で、その両側縁の中間部分には、ばね掛
部5、5を設けてある。6はケース用掛けばね部材で、
蝶番4の中間部分に設けたばね掛部5、5に掛け止める
両端掛止部7、7は幅狭く、蝶番4の軸着部11の上を
被う頂上部分8に至るにしたがって幅9が広くなるよう
にステンレス材を用いてプレス成形してなり、この掛け
ばね部材6のうち頂上部分8には、凹部10を設け、両
端掛止部7、7を、ばね掛止部5、5に掛け止めて、頂
上部分8においてばね力が強まるようにしてある。
案の実施例を説明すると、2はケース本体、3はケース
蓋体、4はケース本体2とケース蓋体3を開閉自在に連
結している蝶番で、その両側縁の中間部分には、ばね掛
部5、5を設けてある。6はケース用掛けばね部材で、
蝶番4の中間部分に設けたばね掛部5、5に掛け止める
両端掛止部7、7は幅狭く、蝶番4の軸着部11の上を
被う頂上部分8に至るにしたがって幅9が広くなるよう
にステンレス材を用いてプレス成形してなり、この掛け
ばね部材6のうち頂上部分8には、凹部10を設け、両
端掛止部7、7を、ばね掛止部5、5に掛け止めて、頂
上部分8においてばね力が強まるようにしてある。
【0006】上記のケース用掛けばね部材6は、ケース
蓋体3に、それがケース本体2を閉じる方向の力を加え
ると、ケース蓋体3がケース本体2を急激に閉じる弾力
を生じ、ケース蓋体3を常時閉蓋状態に付勢する。ま
た、閉蓋状態にあるケース蓋体3に、それがばね2の弾
力に抗して開く方向の力を加えると、ケース蓋体3をそ
れがケース本体2に対して直角に開蓋する弾力が生じ、
ケース蓋体3を開蓋状態に支持する。
蓋体3に、それがケース本体2を閉じる方向の力を加え
ると、ケース蓋体3がケース本体2を急激に閉じる弾力
を生じ、ケース蓋体3を常時閉蓋状態に付勢する。ま
た、閉蓋状態にあるケース蓋体3に、それがばね2の弾
力に抗して開く方向の力を加えると、ケース蓋体3をそ
れがケース本体2に対して直角に開蓋する弾力が生じ、
ケース蓋体3を開蓋状態に支持する。
【0007】本考案は、叙上のように構成したから、ケ
ース用掛けばね部材の強度が増大し、実際に使用されて
いる過程で折れるようなことはなく、さびが生じない。
またハガネを使用する場合に比し材料費が高くなるけれ
ども、焼入工程、メッキ工程が不要であるため、既述従
来のケース用掛けばね部材の製品価格と大差ない価格の
ケース用掛けばね部材を提供することができる利点を有
する。
ース用掛けばね部材の強度が増大し、実際に使用されて
いる過程で折れるようなことはなく、さびが生じない。
またハガネを使用する場合に比し材料費が高くなるけれ
ども、焼入工程、メッキ工程が不要であるため、既述従
来のケース用掛けばね部材の製品価格と大差ない価格の
ケース用掛けばね部材を提供することができる利点を有
する。
【図1】図1は本考案に係るケース用掛けばね部材を使
用した眼鏡ケースの斜視図である。
用した眼鏡ケースの斜視図である。
【図2】図2は上記ケース用掛けばね部材の使用状態の
断面図である。
断面図である。
【図3】図3は従来のケース用掛けばね部材を使用した
眼鏡ケースの斜視図である。
眼鏡ケースの斜視図である。
2…ケース本体、3…ケース蓋体、4…蝶番、6…ケー
ス用掛けばね部材。
ス用掛けばね部材。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース本体とケース蓋体を開閉自在に連
結する蝶番の中央部分間に掛け止めるばね部材におい
て、両端の掛止部が幅狭く、蝶番の軸着部を被う頂上部
が幅広くなるようにステンレス材で成形することを特徴
とするケース用掛けばね部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260493U JPH0728411Y2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ケース用掛けばね部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260493U JPH0728411Y2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ケース用掛けばね部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0718022U JPH0718022U (ja) | 1995-03-31 |
JPH0728411Y2 true JPH0728411Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=12919399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5260493U Expired - Lifetime JPH0728411Y2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ケース用掛けばね部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728411Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5260493U patent/JPH0728411Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0718022U (ja) | 1995-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |